JP3277942B2 - 記録媒体の再生装置および記録媒体の記録再生装置 - Google Patents

記録媒体の再生装置および記録媒体の記録再生装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば光ディスクや
磁気ディスクなどの記録媒体の再生装置および記録再生
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ディスク記録媒体にデジタル信号を記録
する方法としてNRZ記録、NRZI記録が広く用いら
れている。NRZ記録は、デジタル信号の“0”を
“L”レベル、“1”を“H”レベルに対応させ、NR
ZI記録は、デジタル信号の“0”を“H”レベル→
“H”レベルまたは“L”レベル→“L”レベルという
非反転、“1”をビットセルの中央での反転に対応させ
ている。このNRZ記録やNRZI記録を行う場合に、
その前にEFMや8−10変調などの変調を行う場合も
あるし、直接記録の場合もある。
【0003】このようにデジタル信号が記録されたディ
スク記録媒体を再生する場合には、前記“H”レベルと
“L”レベルとを検出することができればデジタル信号
の検出をすることができる。すなわち、“H”レベルと
“L”レベルとの中間のレベルとしてスレッショールド
レベルを設定したNRZ2値検出方式により信号検出す
ることができる。
【0004】しかし、最近は高密度記録化が進み、ディ
スク記録媒体における記録信号の符号間干渉の問題がク
ローズアップされている。すなわち、図6Aに示すよう
なデジタル信号の再生波形は、なまった波形となるが、
記録密度が低い場合には、符号間干渉はほとんど生じ
ず、図6Bに示すような波形となり、所定のスレッショ
ールドレベルthによる2値検出により信号検出を容易
に行うことができる。しかしながら、記録密度が高くな
ると、図6Aの“H”レベルと“H”レベルで挟まれる
領域が近づくため、符号間干渉が生じ、“H”レベルと
“H”レベルとの間の“L”レベルのデータが“H”レ
ベルに近づいてしまい、NRZ2値検出では、検出誤り
を生じやすくなる。
【0005】以上のような高記録密度化に伴う符号間干
渉の関係を再生RF信号(高周波信号)についてのアイ
パターンでみると、図8に示すようになる。すなわち、
再生RF信号のアイパターンは、記録密度が高くなるに
従って図8A→図8B→図8Cのように変化し、記録密
度が高くなると符号間干渉が増加することが分かる。
【0006】そこで、従来、符号間干渉を生じやすいよ
うな高密度記録のディスクの再生に当たっては、信号検
出方式として、パーシャルレスポンス(以下PRと略称
する)による信号検出方式が提案されている。この検出
方式は、符号間干渉を積極的に利用した手法で、例え
ば、デジタル2値信号を2つのスレッショールドレベル
を用いて3値検出して信号検出する方法などがある。
【0007】そして、従来、再生時の信号検出方式とし
て、PR3値検出方式を使用する場合には、記録時にお
いて、いわゆる変調(NRZIを含む)の際に、PR3
値検出をすることが容易になるようなプリエンコードを
行う場合が多い。このプリエンコードの方法としては、
いくつか報告されているが、PR(1,1)では、以下
の演算式を満たすように形成される。
【0008】すなわち、出力をC(k=0,1,2,
…)、入力をdとしたとき、 C=d+dk−1 を満足するようにされる。これを実現するプリエンコー
ド回路は、図9に示すように、加算回路51と、この加
算回路51の出力を1サンプル分(1ビット)だけ遅延
する遅延回路52とで構成できる。つまり、このプリエ
ンコードは、符号間干渉を生じやすいように、記録デー
タが“1”のときには、その後はできるだけ“1”が続
くようにエンコードするものである。このPR(1,
1)のプリエンコードは、NRZデータをNRZIデー
タに変換することに等しくなる。
【0009】従来、再生時の信号検出方式として、NR
Z2値検出方式と、パーシャルレスポンス3値検出方式
のいずれを用いるかは、記録密度に依存しており、シス
テム毎に決定されていた。
【0010】すなわち、図7は、上記2種の信号検出方
式の線記録密度に対する検出の位相マージン(位相マー
ジンは図8におけるアイパターンにおいて、Wi/Wo
に相当する値で、信号検出クロックの検出窓マージンで
あり、この位相マージンは再生時のデータ誤り率が所定
値以下となるための検出窓の位相の許容範囲を示す)の
関係の一例を示すもので、実線aはNRZ2値検出の場
合の特性曲線、破線bはPR3値検出の場合の特性曲線
である。
【0011】この図7においては、横軸の線記録密度は
最小ピットDminの線方向のピット長dで示してい
る。この図7から明らかなように、最小ピット長dが大
きく、記録密度が低い時には、符号間干渉が少なく、N
RZ2値検出方式がPR3値検出方式に比べて位相マー
ジンが大きくなり、信号検出方式として優位である。し
かしながら、図7の例の場合においては、最小ピット長
dが約0.6μm以下の高記録密度になると、符号間干
渉のためPR3値検出方式の方が位相マージンが高くな
り、信号検出方式として優位になることが分かる。
【0012】従来、この図7の特性を参照して、システ
ム毎に、フォーマットで決められる記録密度により、再
生時にNRZ2値検出を行うか、PR3値検出を行うか
が決定されていた。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】ところで、光ディスク
システムの伝達特性を表す指標の一つであるOTF(Op
tical Transfer Function )は、空間周波数に対して図
10に示すようなフィルタ特性を有する。図10から明
らかなように、この周波数フィルタのカットオフ周波数
fcは、 fc=2NA/λ となる。ただし、NAはレンズの開口数、λは光学ヘッ
ドのレーザ光源のレーザ波長である。
【0014】したがって、光ディスクシステムの高記録
密度化に当たっては、レーザ波長λの短波長化、及びレ
ンズの開口数NAが重要な要素となる。また、ディスク
自体の素材も記録密度の向上には重要な位置を占める。
【0015】そこで、高記録密度の実現のため、ディス
ク記録媒体の素材の改良や、再生装置のデバイスの改良
例えば光ディスクの場合であれば光源のレーザの波長λ
の短波長化、レンズの開口数NAの向上、また、磁気デ
ィスクであればヘッドギャップの狭ギャップ化などの努
力がなされている。このような記録媒体の改良や記録再
生装置デバイスの改良がなされると、記録信号に符号間
干渉が生じる線記録密度に変化が生じる。このため、前
記図7における2種の信号検出方法の特性曲線のクロス
点に変化が生じることになる。
【0016】PR3値検出方式は、前述したように符号
間干渉を利用したものであって、符号間干渉がないと反
対に不利になる特徴を有している。上述のような装置デ
バイスの改良やディスクの改良による符号間干渉が生じ
る線記録密度変化は、この振りに当たり、改良される
デバイスで従来通りのディスクを再生したとき、信号検
出誤りが生じるなど不都合を生じるおそれがある。ま
た、光ディスクの光反射率の改善などの記録媒体の改良
によっても同様の問題が生じるおそれがある。
【0017】以上のように、記録媒体の改良やデバイス
の改良により、前記2種の信号検出方式間の優位性の分
岐点に変化が生じ、従来はPR3値検出方式が優位であ
った高記録密度のディスクの再生であっても、NRZ2
値検出する方が優位になるという事態も生じる。
【0018】そこで、それまでPR3値検出方式で再生
を行っていたディスクの再生もNRZ2値検出方式で再
生することが考えられる。ところが、従来、PR3値検
出方式により再生を行おうとするディスクの場合、上述
したように、記録はプリエンコードを行っている。しか
しながら、このプリエンコードは、再生時にPR3値検
出を行って始めてその効果を発揮するもので、このプリ
エンコードを行って記録したデータを、NRZ2値検出
で再生する場合には、符号間干渉を積極的に利用しよう
としたためのエラーの伝播が問題になる。
【0019】以上のことから、従来は、記録媒体の改良
や再生装置の改良を、ディスクシステムの再生時の信号
検出精度の向上に関し、有効に反映させることができな
かった。
【0020】さらに、1枚のディスクであっても、その
回転駆動方式が角速度一定(CAV)のディスク記録再
生においては、図7にも示すように、ディスクの半径方
向の位置により記録密度が異なることになり、ディスク
の内周側と外周側では優位である信号検出方法は異な
る。しかし、従来は、いづれか1つの信号検出方式のみ
を用いているため、ディスクの内周側の記録密度を、採
用する信号検出方式によって生じる信号誤りの発生率を
所定以下にできるような記録密度に設定しており、ディ
スク全体としての記録容量が限定されてしまう欠点があ
った。また、所定値以下の誤り率を確保するためにディ
スク記録媒体の品質管理を厳しくすることが必要であ
り、さらに再生回路も高品質のものが要求され、装置の
コストアップを招いていた。
【0021】そこで、出願人は、特願平2−32076
4号として、CAV方式でのディスク再生において、外
周側と内周側とで信号検出方式をNRZ2値検出方式と
PR3値検出方式を切り換える再生方法を提案した。
【0022】しかし、この信号検出方式の切り換え再生
方法において、NRZ2値検出方式とPR3値検出方式
との切り換え点は、前述のことから分かるように、装置
デバイスの改良、記録媒体の改良により変化する。そこ
で、この切り換え点をどのようにして決定するかが問題
となる。
【0023】この発明の第1の目的は、記録媒体や記録
再生装置デバイス能力や性能を十分に発揮できるように
することである。この発明の第2の目的は、CAV方式
のディスクシステムにおいて、常に最低の記録再生を行
うことができるようにすることである。
【0024】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、この発明による再生装置は、少なくとも再生装置の
再生能力に関する情報と、前記再生能力に関する情報に
関連して最適な再生方式を決定するための情報との関係
に関するテーブルが、信号と共に記録された記録媒体か
ら前記信号を読み出す信号読み出し部と、前記信号読み
出し部により読み出された信号について、所定のスレッ
ショールドレベルとの比較による2値検出によって信号
検出を行う第1の信号処理部と、前記信号読み出し部に
より読み出された信号について、パーシャルレスポンス
により信号検出を行う第2の信号処理部と、前記記録媒
体から読み出された前記テーブルに基づいて、前記第1
の信号処理部からの出力信号と、前記第2の信号処理部
からの出力信号との切り換えを行う切換制御部と、を備
えることを特徴とする。また、この発明による記録再生
装置は、少なくとも記録装置の記録能力に関する情報
と、前記記録能力に関する情報に関連して最適な記録方
式を決定するための情報との関係に関するテーブルが記
録された記録媒体から前記テーブルを読み出すと共に、
記録データを記録するヘッド部と、前記記録データにプ
リエンコード処理を施して前記ヘッド部に供給するプリ
エンコード回路と、前記記録データを前記記録媒体に記
録する際に、前記記録媒体から読み出された前記テーブ
ルに基づいて、前記記録データを前記プリエンコード回
路に供給するか否かの切り換えを行う切換制御部と、を
備えることを特徴とする。
【0025】
【作用】上述の構成のこの発明による記録媒体を用いた
記録または再生においては、記録または再生に先立っ
て、記録媒体からテーブル情報が読み出され、そのテー
ブル情報から最適の記録方式または再生方式が決定され
る。したがって、記録媒体及び装置の性能を十分に考慮
した最適な記録再生を行うことができる。
【0026】
【実施例】以下、この発明の一実施例を、記録媒体が光
磁気ディスクの場合を例にとって図を参照しながら説明
する。先ず、この例の光磁気ディスクが記録再生される
ディスク記録再生システムの全体の構成を図2を参照し
ながら説明する。
【0027】[ディスク記録再生システムの全体の構
成]図2は、光ディスク装置の記録再生系のブロック図
である。同図において、1はデータ書き換え可能な光磁
気ディスクである。2はスピンドルモータで、これは、
サーボ回路5からのサーボ信号を受けて、ディスク1を
例えば一定の角速度(CAV)で回転駆動する。
【0028】ディスク1の一面側には、光学ヘッド3が
設けられている。また、ディスク1の光学ヘッド3と対
向する面とは反対側の面と対向する位置には、磁気ヘッ
ド6が設けられている。光学ヘッド3と磁気ヘッド6と
は、同期してディスク1の半径方向に沿って移動するよ
うに構成されている。
【0029】光学ヘッド3は、レーザ光源及び光ディテ
クタを備え、レーザ光源はレーザ駆動回路4からの駆動
信号により駆動され、光ディテクタはディスク1からの
反射光を受け、再生情報をこれより得る。レーザ駆動回
路4は、また、光学ヘッド3のレーザ光源の出力パワー
を制御し、記録時には再生時より大きなパワーのレーザ
光をレーザ光源から発生させるようにする。
【0030】また、光学ヘッド3には、サーボ回路5か
らのサーボコントロール信号が供給され、これによりフ
ォーカス制御やトラッキング制御がなされる。これらの
サーボ制御のため、予め、ディスク1には、光スポット
コントロール用のプリグルーブ(プリピット)が形成さ
れ、このプリグルーブにトラッキング用のウォブリング
信号に重畳して絶対時間コード(絶対アドレス)が記録
されている。このプリフォーマットにより、記録密度は
決定される。しかし、NRZ2値検出を再生時に使用す
る方が有利か、PR3値検出を再生時に使用する方が有
利かは、さらには、ディスク1のいずれの半径位置で両
検出方式を切り換えるのが最適であるのかは、図7及び
図10から明らかなように装置デバイスや記録媒体の性
能により変わる。
【0031】光学ヘッド3でディスク1から再生された
RF信号(高周波信号)は、ヘッドアンプ11を介して
サーボ回路5に供給される。サーボ回路5は、このRF
信号からフォーカスエラー、トラッキングエラー等を形
成し、これより光学ヘッド3及びスピンドルモータ2に
供給するサーボ制御信号を形成する。
【0032】そして、12は変調/復調回路で、図の例
の場合には信号検出回路を含む。そして、信号検出回路
としては、この例においては、NRZ2値検出回路と、
PR3値検出回路との2種が設けられる。
【0033】13は記録データ及び再生データを処理す
るために、データを一時蓄えるためのRAMである。ま
た、14は、記録データ及び再生データを他の部位とや
り取りするためのインターフェイスで、この例の場合に
は、SCSIインターフェイスの構成とされている。こ
のインターフェイス14は、RAM13のコントローラ
も含んでいる。
【0034】このシステムにおいて、記録は、次のよう
になされる。すなわち、インターフェイス14からの記
録データは、RAM13に一時蓄えられる。そして、シ
ステムコントローラ10からの指示により適宜読み出さ
れて、変調/復調回路12に供給されて変調がなされ、
磁気ヘッド駆動回路15に供給される。磁気ヘッド駆動
回路15は、記録データに応じた変調磁界をディスク1
に印加するように磁気ヘッド6を駆動して記録を行う。
このとき、前述したようなサーボコントロールがなされ
る。
【0035】再生時には、サーボコントロールを行いな
がら光学ヘッド3の光ディテクタから再生RF信号が得
られ、これがヘッドアンプ11を通じて変調/復調回路
12に供給されて復調され、その復調データがRAM1
3に蓄積される。そして、適宜、インターフェイス14
を介して再生データ処理部に転送される。
【0036】[この発明における記録媒体の実施例]光
磁気ディスク1の最内周(あるいは最外周)の位置に
は、予め、コントロールトラックが形成されている。こ
のコントロールトラックには、ディスク素材の情報(デ
ィスク材料や、光反射率)、記録密度情報(ディスク全
体のセクタ割り、1セクタが512バイトか1024バ
イトか等)などの記録媒体に関する情報が記録される
が、この発明においては、このコントロールトラック
に、さらに、記録再生装置の記録能力ないし再生能力に
関する情報と、その再生能力に関する情報と関連して最
適な記録方式ないし再生方式を決定するための情報との
関係に関するテーブルが記録される。
【0037】このテーブルは、この例では次のようにし
て作成されている。すなわち、図7に示した、NRZ2
値検出方式とPR3値検出方式の位相マージンに関する
特性曲線の交点として示される両検出方式の優位性の逆
転の分岐点は、前述したように、主としてレーザ波長λ
と、レンズの開口数NAにより、λ/NAをパラメータ
として変化する。したがって、このパラメータと線記録
密度Dとから、ディスクと装置デバイスとを含むシステ
ムの性能が、信号再生時に符号間干渉を排除できるレベ
ルであるか、符号間干渉を利用した方がよいかを判定す
ることができる。換言すれば、信号再生時に、どちらの
信号検出回路を使用するのが有利かを判定すると共に、
記録時には、その信号検出回路に適合する変調方式(プ
リエンコードを含む)を選定することができる。
【0038】そこで、デバイスの性能を示す前記パラメ
ータλ/NAに、必要に応じて他のパラメータを加味し
たデータ性能値と、その性能値での前記2種の検出方式
の優位性の逆転の分岐点を線記録密度として示した値と
のテーブルを作成し、それをコントロールトラックに記
録しておく。このようにすれば、記録時あるいは再生時
に先立ってこのコントロールトラックのテーブルを参照
して、自己のシステムの性能に対する前記分岐点の線記
録密度を知ることができ、対象となるディスクの線記録
密度の情報(例えばコントロールトラックの情報から得
る)から最適の変調方式及び再生信号検出方式を選定す
ることができることになる。
【0039】ここで説明する例の場合には、さらにこの
考えを進めて、図1に示すように、線記録密度Dと、λ
/NA(λは光学ヘッド3の光源のレーザ波長、NAは
光学ヘッド3のレンズ開口数)とに対して、再生時の信
号検出方式としてNRZ2値検出方式(図1ではNRZ
と表示)とPR3値検出方式(図1ではPRと表示)の
どちらを選択するのがよいかのテーブルTBを作成し、
これをコントロールトラックに記録する。なお、図1に
は示されていないが、両検出方式のどちらでもよいとい
う選択枝(NRZ/PR)があってもよい。これらNR
Z,PR,NRZ/PRという選択枝は、それぞれ2ビ
ットのコードで現すことが可能である。
【0040】なお、図1のテーブルTBにおいては、パ
ラメータλ/NAは、レーザ波長λ=780μm、NA
=0.5のとき、λ/NA=1として正規化して示して
ある。すなわち、λ=680μm、NA=0.6である
場合には、λ/NA=0.73というように決定され
る。
【0041】[この発明による記録媒体を用いた記録再
生方法の例]次に、上述したように、コントロールトラ
ックに図1のテーブルTBが記録された光磁気ディスク
を用いた記録再生方法の実施例について説明する。図3
は、この例の記録媒体の記録再生を実施する記録再生部
の要部の構成のブロック図である。
【0042】図3において、記録データは変調回路21
において、例えばEFM等の変調がなされ、その変調デ
ータがスイッチ回路22に供給される。そして、このス
イッチ回路22が端子A側に切り換えられる時には、変
調データがそのまま磁気ヘッド駆動回路15に供給さ
れ、スイッチ回路22が端子B側に切り換えられる時に
は、変調データはプリエンコード回路23によりプリエ
ンコードされた後、磁気ヘッド駆動回路15に供給され
る。プリエンコード回路23としては、例えば前述した
図9の回路を使用することができる。
【0043】また、100はNRZ2値検出回路、20
0はPR3値検出回路である。そして、ヘッドアンプ1
1からの再生RF信号は、再生イコライザ回路41に供
給されると共に、イコライザ係数検出回路42に供給さ
れる。イコライザ係数検出回路42は、各セクタのリフ
ァアレンスエリアに書き込まれているイコライザ係数を
検出し、このイコライザ係数を再生イコライザ回路41
に供給する。再生イコライザ回路41は、このイコライ
ザ係数で再生RF信号に対する再生イコライジングを行
う。この再生イコライザ回路41の出力信号はNRZ2
値検出回路100及びPR3値検出回路200に供給さ
れる。
【0044】そして、これらNRZ2値検出回路100
の出力と、PR3値検出回路200の出力は、スイッチ
回路43により切り換えられる。このスイッチ回路43
の切り換えにより選択された検出回路100または20
0の出力は、ECCデコーダ44に供給され、エラー訂
正デコードなどの処理がなされる。
【0045】NRZ2値検出回路100は、再生RF信
号を所定のスレッショールド値と比較し、その比較出力
を再生信号に同期したクロックで同期をとる構成で実現
することができる。
【0046】PR3値検出回路200は、例えば図4に
示すような構成のものとすることができる。図5はその
動作説明のためのタイミングチャートである。図の場合
には、NRZデータ(図5A)がプリエンコードされて
NRZIデータ(図5B)として記録されており、符号
間干渉のため、その再生RF信号SRFは図5Cのよう
になっている。
【0047】すなわち、符号間干渉の増加により、再生
RF信号SRFは、図5Cに示すように、“1”が連続
するときは、“1”が単独のときのピーク値P1より大
きいピーク値がP2(P2>P1)になる。そして、こ
のようにピーク値がP2になると、次の“0”の信号に
対してボトム値がB2になり、“1”が連続せず、単独
のときのボトム値B1より高いレベルとなってしまう。
【0048】この再生RF信号SRFは、図4に示すよ
うに、回路200の入力端201を通じて比較回路20
2及び203に供給される。そして、信号SRFは、比
較回路202において、ピーク値P2とボトム値B2の
ほぼ中央値とされた第1のスレッショールドレベルth
B(図5C参照)と比較され、また、比較回路203に
おいて、ピーク値P1とボトム値B1のほぼ中央値とさ
れた第2のスレッショールドレベルthC(図5C参
照)と比較される。そして、両比較回路202及び20
3の出力CB(図5D)及びCC(図5E)は、ノアゲ
ート204に供給されて、これより両者の論理和出力N
or(図5F)が得られる。
【0049】このノアゲート204の出力NorはDフ
リップフロップ回路205に供給される。このDフリッ
プフロップ回路205からは、入力端206を通じてこ
のDフリップフロップ回路205に供給されている同期
クロックCLK1(図5G)に同期した出力D4(図5
H)が得られる。このDフリップフロップ回路205の
出力D4は、Dフリップフロップ回路207に供給され
て、クロックCLK1により1クロック分遅延された出
力D5(図5I)とされる。そして、このDフリップフ
ロップ回路207の出力がDフリップフロップ回路20
8に供給される。このDフリップフロップ回路208に
は、クロックCLK1がインバータ209により反転さ
れたクロックCLK2(図5J)が供給されており、こ
のDフリップフロップ回路208からは、このクロック
CLK2に同期した出力D6が得られ、出力端210に
導出される。出力D6は、図5Kから明らかなように、
元のNRZデータの検出出力となっている。
【0050】次に、記録時にプリエンコードを行うか否
かを決定するスイッチ回路22の切換状態及び切り換え
タイミング及び再生時に検出回路100と200とのど
ちらを使用するかを選択するスイッチ回路43の切換状
態及び切り換えタイミングは、ディスク1のコントロー
ルトラックに記録されたテーブルTBの情報に基づい
て、実際の記録または再生に先立って決定される。
【0051】すなわち、図3において、30はスイッチ
回路22に供給する切換信号を形成する回路で、この例
では、コントロールトラック読み込み回路31と、例え
ばマイクロコンピュータを備える切換決定回路32とを
備える。
【0052】そして、記録または再生に先立ち、例えば
システム起動時に、ディスクの最内周のコントロールト
ラックのデータの読み込みを行う。回路30のコントロ
ールトラック読み込み回路31は、このとき、ヘッドア
ンプ11よりの再生RF信号から、コントロールトラッ
クデータを得て、それをデコードする。そして、そのデ
コードしたコントロールトラックデータを切換決定回路
32に供給する。
【0053】切換決定回路32は、コントロールトラッ
クのデータからテーブルTBの情報を抽出すると共に、
光磁気ディスク1の線記録密度(CAV駆動のディスク
では内周から外周にゆくにしたがって線記録密度は低く
なっている)を検知する。そして、この線記録密度の情
報と、自己の装置の光学ヘッドのレーザ波長λとレンズ
開口数NA(これらは既知である)とから、テーブルT
Bを参照して、再生時に使用すべき推奨の信号検出方式
を検知し、再生時のスイッチ回路43の切り換え状態や
切り換えタイミングを決定する。また、記録時には、そ
の検知した信号検出方式に応じて、プリエンコードをす
るか否かを決定し、記録時のスイッチ回路22の切り換
え状態や切り換えタイミングを決定する。
【0054】この場合において、再生時にディスク全体
について1種の信号検出方式のみを使用するようにする
場合には、ディスク全体に対してプリエンコードをする
かしないかの決定をするようにする。しかし、CAV駆
動方式のディスク装置の場合には、前述したように、デ
ィスクの半径方向の位置により線記録密度が異なるの
で、ディスクの所定の半径方向の再生位置で信号検出回
路を切り換えた方がよい場合もある。その場合には、プ
リエンコードをする記録トラック領域と、プリエンコー
ドをしない記録トラック領域の切り換え位置(切り換え
タイミング)もその都度決定されるものである。
【0055】そして、記録時には、以上のようにして予
め切換決定回路33で決定され、形成された切換信号に
よりスイッチ回路22が切り換えられる。すなわち、シ
ステムの性能が信号再生時に符号間干渉を排除できるレ
ベルのときには、また、CAV駆動のディスクにおい
て、符号間干渉を排除できるエリアにおいては、スイッ
チ回路22は端子A側に切り換えられ、記録データはプ
リエンコードなしで記録される。また、システムの性能
が信号再生時に符号間干渉を利用した方がよいレベルの
ときには、また、CAV駆動のディスクにおいて、符号
間干渉を利用した方が有利であるエリアにおいては、ス
イッチ回路22は端子B側に切り換えられ、変調回路2
1からの記録データはプリエンコード回路23でプリエ
ンコードされて記録される。
【0056】なお、上述の例は、記録時にプリエンコー
ドを行うか否かを選択決定する例であるが、プリエンコ
ードの前の変調方式自体を複数通り使用できるようにし
ておいて、その変調方式自体を選択決定するようにする
こともできる。
【0057】また、再生に際しては、同様にして、上記
のように実際の再生に先立ち予め切換決定回路33で決
定され、形成された切換信号によりスイッチ回路43が
切り換えられる。すなわち、システムの性能が信号再生
時に符号間干渉を排除できるレベルのときには、また、
CAV駆動のディスクにおいて、符号間干渉を排除でき
るエリアにおいては、スイッチ回路43は端子A側に切
り換えられ、NRZ2値検出回路100が選択されて、
信号検出がなされる。また、システムの性能が信号再生
時に符号間干渉を利用した方がよいレベルのときには、
また、CAV駆動のディスクにおいて、符号間干渉を利
用した方が有利であるエリアにおいては、スイッチ回路
43は端子B側に切り換えられ、PR3値検出回路20
0が選択されて信号検出がなされる。
【0058】したがって、この装置で記録されたディス
クの再生の際には、記録時にプリエンコードされたディ
スクあるいは記録エリアの記録データの再生では、PR
3値検出回路200が選択され、記録時にプリエンコー
ドが行われなかったディスクあるいは記録エリアの記録
データの再生では、NRZ2値検出回路100が選択さ
れる。すなわち、記録時のプリエンコードと、再生時の
信号検出方式とは、信号検出精度が最良になるような組
み合わせで、選択されるものである。
【0059】以上のようにして、ディスクのコントロー
ルトラックに、ディスクの性能及び記録再生装置のデバ
イスの性能に対する最適な記録方式及び再生方式との対
応テーブルを記録しておくことによって、記録または再
生に先立って(例えばシステム起動時に)、このディス
クのコントロールトラックのテーブル情報を読み込み、
このテーブルに基づいて当該システムで使用する記録方
式及び再生方式を選定することができるので、システム
として最適の信号記録再生を行なうことができる。
【0060】この場合に、システムは、使用する記録媒
体の性能と、記録再生装置のデバイスの性能を勘案し
て、システムとして最高の性能を発揮できる記録再生態
様を決定することになるので、記録媒体や記録再生装置
のデバイスの性能向上にも対応して最適の記録再生を行
うことができる。
【0061】なお、前記の切り換えの決定情報、すなわ
ち、記録時にプリエンコードをするか否かの選択情報
(再生時にはNRZ2値検出方式とPR3値検出方式の
いずれを使用するかの選択情報となる)あるいはディス
ク上のどの範囲でプリエンコードが行われるかの情報
(再生の際には、どの範囲がNRZ2値検出で、どの範
囲がPR3値検出かの情報となる)を、コントロールト
ラックに書き込んでおくようにしてもよい。その場合に
は、その後は、同じ記録再生装置で記録再生を行うので
あれば、このコントロールトラックに記録された前記決
定情報を用いてスイッチ回路22及びスイッチ回路43
の切換信号を形成することができ、上述したようなテー
ブルTBを用いた判定動作は不要となる。なお、記録再
生装置が変われば、再設定が必要となるのは、もちろん
である。このため、コントロールトラックに記録された
前記決定情報が、当該記録再生装置のものであるか否か
を識別するために、前記情報には記録再生装置の識別信
号を合わせて記録しておくとよい。
【0062】[他の例]以上の例では、テーブルTB
は、線記録密度Dとパラメータλ/NAとの各組み合わ
せに対する2種の信号検出方式の対応を示したものであ
るが、CAV駆動のディスクシステムの場合であれば、
各パラメータλ/NAに対して、どのトラックからNR
Z2値検出で、それより内側はPR3値検出であるとい
う選択信号との対応テーブルを、コントロールトラック
に記録するようにしても良い。
【0063】光磁気ディスクの場合、前述もしたよう
に、ディスクには予めアドレスデータ等がプリピットと
いう形でプリフォーマットされている。そこで、このプ
リピットとして記録されているアドレスデータを、記録
に先立ち再生し、その再生信号から記録密度を予め知っ
ておくようにすることもできる。
【0064】また、この発明は、上述したようなCAV
駆動方式のディスクシステムに限らず、CLV(線速度
一定)駆動方式のディスクシステムにも適用可能であ
る。
【0065】また、再生時の信号検出方式は、NRZ2
値検出方式、PR3値検出方式に限らず、他の検出方式
も採用可能であり、3種以上の信号検出回路を再生時に
選択して使用するようにすることもできる。また、記録
時の変調方式も複数種用意し、再生時の信号検出方式で
最適の信号再生ができるように、それらを切り換え選択
するようにしてももちろんよい。
【0066】なお、この発明は、光磁気ディスクのみで
なく、磁気ディスクにも適用可能であり、さらに、記録
媒体としてはディスク記録媒体のみに限らない。
【0067】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、記録媒体と再生装置の能力により規定されるシステ
ム全体としての能力に応じた変調方式及び再生方式を、
記録媒体に記録されたテーブルから決定して選択するこ
とができ、システムとして最適な記録再生をすることが
できる。
【0068】このため、記録媒体やデバイスがグレード
アップしたときにも、それに応じた最適の記録再生がで
きるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明において用いる記録媒体に記録するテ
ーブルの一例を示す図である。
【図2】この発明による記録再生装置の例としてのディ
スク装置の全体の概要を示すブロック図である。
【図3】この発明の実施例のディスク装置の要部のブロ
ック図である。
【図4】PR3値検出回路の一実施例のブロック図であ
る。
【図5】図4のPR3値検出回路の動作説明のためのタ
イミングチャートである。
【図6】記録密度に応じて発生する符号間干渉を説明す
るための図である。
【図7】記録密度に対する2種の信号検出方式の位相マ
ージンの関係を示す特性図である。
【図8】記録密度に応じた再生PR信号のアイパターン
を示す図である。
【図9】PR3値検出方式に有利なようにプリエンコー
ドする回路の一例のブロック図である。
【図10】ディスク装置の再生能力を示す特性図であ
る。
【符号の説明】
1 光磁気ディスク 2 スピンドルモータ 3 光学ヘッド 6 磁気ヘッド 15 磁気ヘッド駆動回路 21 変調回路 22 スイッチ回路 23 プリエンコード回路 30 切換信号の形成回路 31 コントロールトラック読み込み回路 32 切換決定回路 43 スイッチ回路 100 NRZ2値検出回路 200 PR(パーシャルレスポンス)3値検出回路 TB 記録媒体に記録されるテーブル
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 7/013,20/12

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも再生装置の再生能力に関する情
    報と、前記再生能力に関する情報に関連して最適な再生
    方式を決定するための情報との関係に関するテーブル
    が、信号と共に記録された記録媒体から前記信号を読み
    出す信号読み出し部と、 前記信号読み出し部により読み出された信号について、
    所定のスレッショールドレベルとの比較による2値検出
    によって信号検出を行う第1の信号処理部と、 前記信号読み出し部により読み出された信号について、
    パーシャルレスポンスにより信号検出を行う第2の信号
    処理部と、 前記記録媒体から読み出された前記テーブルに基づい
    て、前記第1の信号処理部からの出力信号と、前記第2
    の信号処理部からの出力信号との切り換えを行う切換制
    御部と、 を備えることを特徴とする記録媒体の再生装置。
  2. 【請求項2】前記切換制御部は、前記記録媒体から読み
    出された前記テーブルに基づいて、前記第1の信号処理
    部からの出力信号と、前記第2の信号処理部からの出力
    信号とを切り換えるタイミングを制御することを特徴と
    する請求項1に記載の記録媒体の再生装置。
  3. 【請求項3】前記記録媒体を角速度一定で回転駆動する
    回転駆動部を備え、前記切換制御部は、前記記録媒体の
    回転半径方向の所定の再生位置で、前記第1の信号処理
    部からの出力信号と、前記第2の信号処理部からの出力
    信号との切り換えを行うことを特徴とする請求項1に記
    載の記録媒体の再生装置。
  4. 【請求項4】前記記録媒体は光ディスクであって、 前記テーブルの前記再生装置の再生能力に関する情報と
    して、光学ヘッドのレーザの波長とレンズの開口数とに
    関する情報を含み、前記切換制御部は、前記記録媒体の
    線記録密度の情報と、前記テーブルとに基づいて、前記
    第1の信号処理部からの出力信号と、前記第2の信号処
    理部からの出力信号との切り換えを行うことを特徴とす
    る請求項3に記載の記録媒体の再生装置。
  5. 【請求項5】少なくとも記録装置の記録能力に関する情
    報と、前記記録能力に関する情報に関連して最適な記録
    方式を決定するための情報との関係に関するテーブルが
    記録された記録媒体から前記テーブルを読み出すと共
    に、記録データを記録するヘッド部と、 前記記録データにプリエンコード処理を施して前記ヘッ
    ド部に供給するプリエンコード回路と、 前記記録データを前記記録媒体に記録する際に、前記記
    録媒体から読み出された前記テーブルに基づいて、前記
    記録データを前記プリエンコード回路に供給するか否か
    の切り換えを行う切換制御部と、 を備えることを特徴とする記録媒体の記録再生装置。
  6. 【請求項6】前記切換制御部は、前記記録媒体から読み
    出された前記テーブルに基づいて、前記記録データが前
    記プリエンコード回路を経由して前記ヘッドに供給され
    る状態と、前記プリエンコード回路を経由せずに前記ヘ
    ッドに供給される状態との切り換えタイミングを制御す
    ることを特徴とする請求項5に記載の記録媒体の記録再
    生装置。
  7. 【請求項7】前記記録媒体を角速度一定で回転駆動する
    回転駆動部を備え、前記切換制御部は、前記記録媒体の
    所定の記録トラック領域で、前記記録データが前記プリ
    エンコード回路を経由して前記ヘッドに供給される状態
    と、前記プリエンコード回路を経由せずに前記ヘッドに
    供給される状態との切り換えを行う請求項5に記載の記
    録媒体の記録再生装置。
  8. 【請求項8】前記記録媒体は光ディスクであって、 前記テーブルの前記記録再生装置の記録能力に関する情
    報として、光学ヘッドのレーザの波長とレンズの開口数
    とに関する情報を含み、前記切換制御部は、前記記録媒
    体の線記録密度の情報と、前記テーブルとに基づいて、
    前記記録データを前記プリエンコード回路に供給するか
    否かの切り換えを行うことを特徴とする請求項7に記載
    の記録媒体の記録再生装置。
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