JPH0750026A - 光ディスク装置 - Google Patents

光ディスク装置

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JPH0750026A
JPH0750026A JP6102608A JP10260894A JPH0750026A JP H0750026 A JPH0750026 A JP H0750026A JP 6102608 A JP6102608 A JP 6102608A JP 10260894 A JP10260894 A JP 10260894A JP H0750026 A JPH0750026 A JP H0750026A
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track
tilt
tracks
signal
disk device
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JP6102608A
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Tetsuo Hosomi
哲雄 細美
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 光ヘッドから検出される信号を用いて、情報
担体と光ヘッドの傾きを制御する装置を提供する。 【構成】 トラック上に隣接トラックで異なる間欠的一
定周期パターン4を設けたディスク5より光ヘッド筐体
12を通して読み出される信号から一定周期パターンの
信号を弁別し、隣接トラックの一定周期パターン成分の
比較を行う周波数弁別手段9と、周波数弁別手段の出力
に基づいた信号により傾き駆動手段11を駆動し、隣接
トラックとのクロストーク量を略等しくなるように制御
することにより光ヘッドとディスク間の傾きを補正する
ことにより、再生信号の品質を改善することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ビデオディスク、コ
ンパクトディスク、記録再生光ディスク等の光ディスク
に関し、光ディスクに記録再生又は再生を行う時の情報
信号特性の改善をはかることのできる光ディスクを利用
する装置を提供するものである。
【0002】
【従来の技術】光ディスクの発展に伴い、近年、記録再
生可能な光ディスクが商品化され始めた。この記録再生
可能な光ディスクは、従来の再生専用の光ディスクに比
べディスクにかかる負担が大きくなる。即ち、再生専用
の光ディスクではディスクの偏心が±80〜100μm
まで許容され、ディスク面振れが±1mm程度まで許容
されるのに対して、記録再生用ディスクではおよそ半分
程度の許容値しか許されない。
【0003】一方、光ディスクの記録再生を行う光ヘッ
ドには波長780〜830nmの半導体レーザが用いら
れ、対物レンズにはN.A.(Numerical A
perture)が0.45〜0.55のものが通常用
いられる。
【0004】実際、光ディスクの保護膜厚さ誤差がある
と球面収差が発生して、この収差の許容値から、光ディ
スクの厚さ誤差の許容値が求まりおよそ30〜50μm
程度となる。
【0005】光ヘッドの対物レンズとディスクのなす角
θ、対物レンズのN.A.、波長λ、光ディスクの保護膜
の厚さをtとすると傾きにより発生する波面収差Wは、
収差が微少の場合
【0006】
【数1】
【0007】と表わされる。nは保護膜の屈折率であ
る。この時現れる波面収差は、ほとんどがコマ収差であ
り、この波面収差の許容値W≦0.2λとt=1.2m
m、n=1.5、N.A.=0.5、を代入すると、光
ヘッドとディスクのなす角度の許容値θが求まりその値
はおよそ4〜5mradとなっていることがわかる。
【0008】つまり、光ディスクの対物レンズの傾きを
4〜5mrad以内にするためにはディスクの面振れは
面振れ成分を二次関数と仮定すれば20cmディスクで
およそ250μm以下であり30cmディスクでは38
0μm以下でなければならない。この値は、ディスクの
製造を考えると非常に困難であり、歩留りの低下をまね
き、製造コストが高くなってしまう。
【0009】従来の再生専用機では、この面振れを補正
するために特別の面振れ検出装置を付けてディスクの面
振れを検出してヘッドに取り付けられたチルト補正用の
駆動装置を働かせて補正を行っていた。
【0010】図3に基づいて従来の方式の動作を説明す
る。ディスク5にチルトθが発生している場合、LED
13より出射する光ビームは、ディスクで反射されてデ
テクターA14とデテクターB15に入射する。この時
デテクターBに入射する光ビームは、ディスクの傾きの
ためデテクターAに入射する光ビームより強くなる。従
ってデテクターAとデテクターBの差動出力を取ること
でディスクの傾きに応じた出力信号を得る事ができる。
得られた出力信号を増幅してディスクから情報信号を得
るための光ヘッドもしくは対物レンズを含むアクチュエ
ータ(図示せず)を駆動してディスクに対して垂直に光
ビームが入射するようにさせることが出来る。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】このような従来方法は
反射面の一様なディスクについては全く問題にならない
が、例えば記録再生ディスク等のように記録部分と未記
録部分とで反射率の異なるディスク等に応用しようとす
ると記録部と未記録部との境界領域において誤動作の発
生する恐れがある。又従来方式では信号検出と駆動がサ
ーボループに形成されていない。
【0012】本発明は、かかる従来の問題を解消して、
誤動作の恐れがなく、安定したチルト補正を行うことの
できる光ディスクを利用した光ディスク装置を提供する
ことを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明では、上述の課題
を解決するために、ディスクに予めトラックを識別する
ための一定のパターンをディスクトラック上にサンプル
状に記録しておき、隣のトラックからのクロストーク信
号のレベルを検出してディスクの傾きを導出し、光ヘッ
ドもしくは対物レンズを含むアクチュエータを駆動して
チルト補正を行うことができるようにしている。
【0014】
【作用】本発明によると、従来方式で問題となっていた
反射率の異なるディスク等に応用しても境界領域での誤
動作発生の問題をなくすることができる。即ち、信号検
出とチルト補正がサーボ動作を行うので再生信号の品質
そのものがサーボループにより保証される。従って、記
録再生等非常に高い精度のいる記録再生用の光ディスク
等に用いると著しい再生信号の特性改善に効果が現れ
る。
【0015】
【実施例】本発明を図面に基づき以下説明する。図2は
本発明の一実施例を表わしたものであり、本発明に基づ
くディスク構造のサンプリング区間を拡大して示したも
のである。トラックA1に隣接するトラックB2及びト
ラックC3には各々異なる周期のパターンが記録されて
いる。この記録パターンはディスク成形時に形成された
プリビット状のものもしくは、ディスクに記録されたビ
ットとする事ができる。
【0016】図1はチルトサーボ機構の実施例の模式図
である。ディスク5上にはチルト検出用の間欠的なパタ
ーン4を含むトラックABCがある。半導体レーザ等の
光源から出射する光ビームは対物レンズによりディスク
上のトラックAの上に集束される(往路の光学系は図示
せず)。ディスク上で反射された光ビームは、デテクタ
ー7に入射する。デテクター7ではトラックA上のパタ
ーンによる信号の他にトラックBとトラックCからのク
ロストークによる信号が再生される。トラックBとトラ
ックCからのクロストークによる信号は、増幅回路8で
増幅され周波数弁別回路9で各々のトラックから再生さ
れる信号レベルに応じた出力に変換される。出力信号
は、駆動回路で増幅されてチルトモータにより光ヘッド
筐体全体12もしくは対物レンズを含んだアクチュエー
タを回動させる。回動の結果、トラックBからのクロス
トーク量とトラックAからのクロストーク量が等しくな
るようにサーボ動作が行われる。
【0017】本発明の実施例として、2つのケースが考
えられる。即ち記録再生を行った際にディスクの反射率
が変化する方式の場合でこのサンプルチルトパターン部
にも情報信号を重ね書きするケースの時、隣接トラック
の一方からの反射光が強くなる事が考えられる。この時
には、あらかじめ隣接トラックには、信号が記録されて
いる事を検出して、周波数弁別を行う際の検出ゲインを
切り換える事で補正する事が可能である。このような一
方の検出ゲインを変えるだけでチルト量を正確に検出す
る事は、従来方式では不可能であった。
【0018】コードデータ等の信号記録再生を行う際に
は、このサンプルチルトパターン部に記録再生を行わな
いようにする事が可能である。以上のように記録再生に
よって反射率の変化するケースには、2つの方式があ
る。
【0019】光磁気記録のように反射率変化を伴わない
場合には、反射率補正は全く不要であるが、従来方式に
比べ信号品質を高く保つ事ができる効果は以上述べたご
とく少しも減るものではない。
【0020】
【発明の効果】このように本発明によると、情報信号と
同等の専用パターンを読み出してその信号品質即ちクロ
ストークレベルの測定によりサーボをかけるために特別
な傾き検出機構を設けることなく再生される情報信号の
品質を高くしておく事が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光ディスクを用いるチルトサーボ機構
のブロック図
【図2】本発明の一実施例の光ディスクの斜視図
【図3】従来例のチルト信号検出機構のブロック図
【符号の説明】
1,2,3 各々異なる周期を有するパターン 4 チルト検出用パターン 7 信号検出用デテクター 9 プロセッサー 10 駆動回路 11 チルト用モータ 12 ヘッド筐体

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同心円状または螺旋状のトラックを有
    し、トラック上に間欠的でかつ両側に隣接するトラック
    には各々互いに異なる一定周期のパターンを設けた情報
    担体上に、光ヘッドより出射される光スポットを前記ト
    ラックに追従させるトラック追従手段と、前記光ヘッド
    と情報担体間の傾きを変化させる傾き駆動手段と、前記
    情報担体からの反射光を受光する光検出器と、前記光検
    出器の出力の中から前記一定周期パターンの信号を弁別
    し、両側に隣接するトラックの一定周期パターン成分の
    比較を行う周波数弁別手段と、前記周波数弁別手段の出
    力に基づいた信号により前記傾き駆動手段を駆動し、両
    側に隣接するトラックの一定周期パターン成分の信号を
    略等しくするように制御することにより光ヘッドと情報
    担体間の傾きを補正することを特徴とする光ディスク装
    置。
  2. 【請求項2】 傾き駆動手段が前記光ヘッドの対物レン
    ズを傾ける駆動手段で有ることを特徴とする請求項1記
    載の光ディスク装置。
  3. 【請求項3】 傾き駆動手段が前記光ヘッド筐体を傾け
    る駆動手段で有ることを特徴とする請求項1記載の光デ
    ィスク装置。
  4. 【請求項4】 光検出器の出力より記録済みトラックで
    あることを検出する記録検出手段を有し、隣接する一方
    のトラックが記録済みである場合、記録済み側の周波数
    弁別手段の比較ゲインを切り換えることを特徴とする請
    求項1記載の光ディスク装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100234255B1 (ko) * 1995-09-30 1999-12-15 윤종용 디스크 경사에 의한 수차를 보정하는 방법과 이를 이용한 기록 재생용 광픽업
KR100493274B1 (ko) * 1998-10-22 2005-08-01 엘지전자 주식회사 틸트 검출 방법 및 장치

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100234255B1 (ko) * 1995-09-30 1999-12-15 윤종용 디스크 경사에 의한 수차를 보정하는 방법과 이를 이용한 기록 재생용 광픽업
KR100493274B1 (ko) * 1998-10-22 2005-08-01 엘지전자 주식회사 틸트 검출 방법 및 장치

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JP2626550B2 (ja) 1997-07-02

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