JPH07311971A - 高密度光情報再生装置 - Google Patents
高密度光情報再生装置Info
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- JPH07311971A JPH07311971A JP6103083A JP10308394A JPH07311971A JP H07311971 A JPH07311971 A JP H07311971A JP 6103083 A JP6103083 A JP 6103083A JP 10308394 A JP10308394 A JP 10308394A JP H07311971 A JPH07311971 A JP H07311971A
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- Japan
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- light
- optical
- light beam
- wavelength
- disc
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 短波長光源からの光ビームにより、短波長デ
ィスクと長波長ディスクとの互換性を保つとともに、少
なくとも長波長ディスクに記録された異なる記録密度の
情報を再生する。 【構成】 短波長用光ディスクと長波長用ディスクを信
号処理回路5で識別し、光学デバイス4の光路上にCL
12を挿脱することで、短波長用光ディスクの場合は、
短波長光ビームによる円形状の光スポットを照射して記
録再生を行い、長波長用光ディスクの場合は、ラジアル
方向に長軸を有し、タンジェンシャル方向となる短軸と
なる楕円形状の光スポットを照射し、各ディスクに記録
再生を行う。
ィスクと長波長ディスクとの互換性を保つとともに、少
なくとも長波長ディスクに記録された異なる記録密度の
情報を再生する。 【構成】 短波長用光ディスクと長波長用ディスクを信
号処理回路5で識別し、光学デバイス4の光路上にCL
12を挿脱することで、短波長用光ディスクの場合は、
短波長光ビームによる円形状の光スポットを照射して記
録再生を行い、長波長用光ディスクの場合は、ラジアル
方向に長軸を有し、タンジェンシャル方向となる短軸と
なる楕円形状の光スポットを照射し、各ディスクに記録
再生を行う。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、短波長光ビームを光記
録媒体に照射し光スポットを形成して、短波長光ビーム
の戻り光を抽出する高密度光情報再生装置に関する。
録媒体に照射し光スポットを形成して、短波長光ビーム
の戻り光を抽出する高密度光情報再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、近赤外光(例えば波長830
nm付近)レーザのような長波長のレーザを照射する半導
体レーザにより情報を記録・再生する光ディスクが広く
普及しているが、このような従来の光ディスクに対する
記録の高密度化が様々検討されており、例えば、従来よ
りある角速度一定(CAV)方式の光ディスクに対し
て、例えばスパイラル状のトラックを複数のゾーンに分
割し内周側ゾーンの記録と外周側ゾーンの記録とで角速
度を変化させて(内周側ゾーンの角速度に比べ外周側ゾ
ーンの角速度の方が遅い、外周側の線速度を内周側の線
速度に近づけて)記録・再生するMCAV方式の光ディ
スク記録再生装置が開発されている。
nm付近)レーザのような長波長のレーザを照射する半導
体レーザにより情報を記録・再生する光ディスクが広く
普及しているが、このような従来の光ディスクに対する
記録の高密度化が様々検討されており、例えば、従来よ
りある角速度一定(CAV)方式の光ディスクに対し
て、例えばスパイラル状のトラックを複数のゾーンに分
割し内周側ゾーンの記録と外周側ゾーンの記録とで角速
度を変化させて(内周側ゾーンの角速度に比べ外周側ゾ
ーンの角速度の方が遅い、外周側の線速度を内周側の線
速度に近づけて)記録・再生するMCAV方式の光ディ
スク記録再生装置が開発されている。
【0003】このMCAV方式の光ディスクは、CAV
方式の光ディスクに比べて、スパイラル状の各トラック
における最内周ゾーンでの1セクタ当たりの角度θに対
して、例えば最外周ゾーンの1セクタ当たりの角度はθ
/2となり、外周側ゾーンほどセクタ数が増加しCAV
方式の光ディスクに比べ、記録密度を増大させた光ディ
スクである。
方式の光ディスクに比べて、スパイラル状の各トラック
における最内周ゾーンでの1セクタ当たりの角度θに対
して、例えば最外周ゾーンの1セクタ当たりの角度はθ
/2となり、外周側ゾーンほどセクタ数が増加しCAV
方式の光ディスクに比べ、記録密度を増大させた光ディ
スクである。
【0004】また、光ディスク上に絞り込まれる光スポ
ットの径Dは、光源からの光ビームの波長をλ、対物レ
ンズに関する開口数をNAとすると D=λ/NA …(1) なる関係があることが知られている。
ットの径Dは、光源からの光ビームの波長をλ、対物レ
ンズに関する開口数をNAとすると D=λ/NA …(1) なる関係があることが知られている。
【0005】さらに、このMCAV方式の光ディスクの
記録をさらに高密度化させるために、短波長レーザを使
用することでスポット径を小さくするものが提案されて
おり、例えば波長830nmよりも短い波長780nmの光
ビームを照射することで、光スポット径を小さくするこ
とで記録密度を約2倍に高めた2倍密MCAV方式の光
ディスク記録再生装置も開発されている。
記録をさらに高密度化させるために、短波長レーザを使
用することでスポット径を小さくするものが提案されて
おり、例えば波長830nmよりも短い波長780nmの光
ビームを照射することで、光スポット径を小さくするこ
とで記録密度を約2倍に高めた2倍密MCAV方式の光
ディスク記録再生装置も開発されている。
【0006】つまり、従来の長波長光源に対して、光源
の波長が短いほど光ディスクの記録密度は高くなるの
で、最近では、半導体レーザや固体レーザの第2高調波
や、バンド幅の広いII−IV族の半導体結晶を用いた
700nm以下の赤、黄、緑、青、紫、紫外、等の短波長
レーザを光源に適用して、光ディスクの記録密度を数倍
以上にまで向上させようとする試みがなされている。
の波長が短いほど光ディスクの記録密度は高くなるの
で、最近では、半導体レーザや固体レーザの第2高調波
や、バンド幅の広いII−IV族の半導体結晶を用いた
700nm以下の赤、黄、緑、青、紫、紫外、等の短波長
レーザを光源に適用して、光ディスクの記録密度を数倍
以上にまで向上させようとする試みがなされている。
【0007】例えば、光源の波長が半分になると絞り込
まれた光スポットのサイズは半分となり、その面積は1
/4となるので、光ディスクの記録密度が4倍になる。
この短波長の光源を用いることで、従来のトラックピッ
チよりの短いピッチで形成されたトラックを有する高密
度光ディスクに情報を記録することで高密度記録の実現
が検討されている。
まれた光スポットのサイズは半分となり、その面積は1
/4となるので、光ディスクの記録密度が4倍になる。
この短波長の光源を用いることで、従来のトラックピッ
チよりの短いピッチで形成されたトラックを有する高密
度光ディスクに情報を記録することで高密度記録の実現
が検討されている。
【0008】その一方で、この短波長光ビームにより従
来の長波長光ビーム用の光ディスクに記録された情報の
再生に互換性を持たせる技術が、例えば特開平5−24
2520号公報に提案されている。
来の長波長光ビーム用の光ディスクに記録された情報の
再生に互換性を持たせる技術が、例えば特開平5−24
2520号公報に提案されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のCA
VまたはMCAV方式の光ディスクをさらに高密度化す
る要望があり、このため例えば従来のMCAV方式の光
ディスクに対して短波長の光ビームを照射することが考
えられるが、光ディスク記録再生装置ではトラックガイ
ドと呼ばれるガイド溝を検出しトラッキング制御を行い
ながら記録・再生を行っているので、光スポットの径D
は少なくとも、図9に示すように、ラジアル方向でトラ
ックガイドに照射されていなければならないので、光ス
ポットを小さくしようとしても、おのずと光スポット径
Dは決まってきて、トラックガイドのピッチP以下にす
ることができず、従ってトラック方向、即ちタンジェン
シャル方向の線密度は、ピッチP以下にすることができ
ない。つまり、上記特開平5−242520号公報に示
されるように、従来方式の光ディスクとの互換性をはか
ることは可能であるが、例えば1993年12月に規格
化されたECMA−201規格(波長830nm、開口
数0.53の光学系の最短ピット間隔1.040μm:
波長780nm、開口数0.55の光学系の最短ピット
間隔0.867μm)では、最短マーク長ピットが光ス
ポットより小さく、短波長の光ビームによる従来方式の
光ディスクの高密度化ができないといった問題がある。
VまたはMCAV方式の光ディスクをさらに高密度化す
る要望があり、このため例えば従来のMCAV方式の光
ディスクに対して短波長の光ビームを照射することが考
えられるが、光ディスク記録再生装置ではトラックガイ
ドと呼ばれるガイド溝を検出しトラッキング制御を行い
ながら記録・再生を行っているので、光スポットの径D
は少なくとも、図9に示すように、ラジアル方向でトラ
ックガイドに照射されていなければならないので、光ス
ポットを小さくしようとしても、おのずと光スポット径
Dは決まってきて、トラックガイドのピッチP以下にす
ることができず、従ってトラック方向、即ちタンジェン
シャル方向の線密度は、ピッチP以下にすることができ
ない。つまり、上記特開平5−242520号公報に示
されるように、従来方式の光ディスクとの互換性をはか
ることは可能であるが、例えば1993年12月に規格
化されたECMA−201規格(波長830nm、開口
数0.53の光学系の最短ピット間隔1.040μm:
波長780nm、開口数0.55の光学系の最短ピット
間隔0.867μm)では、最短マーク長ピットが光ス
ポットより小さく、短波長の光ビームによる従来方式の
光ディスクの高密度化ができないといった問題がある。
【0010】また、光ディスク再生装置においては、特
に情報の記録方式がピットのエッジが重要となる長穴記
録方式の場合、長穴記録での高密度化を狙って最短マー
ク長を短くしてゆくと最短マーク長ピットが光スポット
より小さくなり、最短マーク長に対応した再生信号を得
ることができないといった問題もある。
に情報の記録方式がピットのエッジが重要となる長穴記
録方式の場合、長穴記録での高密度化を狙って最短マー
ク長を短くしてゆくと最短マーク長ピットが光スポット
より小さくなり、最短マーク長に対応した再生信号を得
ることができないといった問題もある。
【0011】このように、従来方式の光ディスク再生装
置において、短波長、長波長光ビームによる情報の高密
度化には限界がある。
置において、短波長、長波長光ビームによる情報の高密
度化には限界がある。
【0012】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、短波長光源からの光ビームにより、短波長ディ
スクと長波長ディスクとの互換性を保つとともに、少な
くとも記録密度やトラックピッチの異なる光ディスクに
記録された情報が再生できる高密度光情報再生装置を提
供することを目的としている。
であり、短波長光源からの光ビームにより、短波長ディ
スクと長波長ディスクとの互換性を保つとともに、少な
くとも記録密度やトラックピッチの異なる光ディスクに
記録された情報が再生できる高密度光情報再生装置を提
供することを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明の高密度
光情報再生装置は、短波長光ビームを供給する光源手段
と、前記短波長光ビームを光記録媒体に照射し前記光記
録媒体上に光スポットを形成する光スポット形成手段
と、前記光記録媒体に照射された前記短波長光ビームの
戻り光を抽出する光再生手段とを備え、光スポット形成
手段は、前記光記録媒体のトラックピッチに応じて前記
光記録媒体のラジアル方向に長軸を有する略楕円形状の
光スポットを形成するように、前記短波長光ビームを整
形する光ビーム整形手段を備え、前記光ビーム整形手段
により前記短波長光ビームを整形し、前記光記録媒体の
トラックピッチに応じて、前記光スポット形成手段が前
記光記録媒体のラジアル方向に長軸を有する略楕円形状
の光スポットを形成することで、短波長光源からの光ビ
ームにより、短波長ディスクと長波長ディスクとの互換
性を保つとともに、少なくとも記録密度やトラックピッ
チの異なる光ディスクに記録された情報の再生を可能と
する。
光情報再生装置は、短波長光ビームを供給する光源手段
と、前記短波長光ビームを光記録媒体に照射し前記光記
録媒体上に光スポットを形成する光スポット形成手段
と、前記光記録媒体に照射された前記短波長光ビームの
戻り光を抽出する光再生手段とを備え、光スポット形成
手段は、前記光記録媒体のトラックピッチに応じて前記
光記録媒体のラジアル方向に長軸を有する略楕円形状の
光スポットを形成するように、前記短波長光ビームを整
形する光ビーム整形手段を備え、前記光ビーム整形手段
により前記短波長光ビームを整形し、前記光記録媒体の
トラックピッチに応じて、前記光スポット形成手段が前
記光記録媒体のラジアル方向に長軸を有する略楕円形状
の光スポットを形成することで、短波長光源からの光ビ
ームにより、短波長ディスクと長波長ディスクとの互換
性を保つとともに、少なくとも記録密度やトラックピッ
チの異なる光ディスクに記録された情報の再生を可能と
する。
【0014】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明の実施例に
ついて述べる。
ついて述べる。
【0015】図1ないし図4は本発明の第1実施例に係
わり、図1は光ディスク装置の要部の構成を示す構成
図、図2は図1のシリンドリカルレンズの構成を示す構
成図、図3は図1の光学デバイスによる光ディスク上の
光スポットを説明する説明図、図4は図1の光強度検出
器の構成を示す構成図である。
わり、図1は光ディスク装置の要部の構成を示す構成
図、図2は図1のシリンドリカルレンズの構成を示す構
成図、図3は図1の光学デバイスによる光ディスク上の
光スポットを説明する説明図、図4は図1の光強度検出
器の構成を示す構成図である。
【0016】図1に示すように、本実施例の光情報再生
装置としての光ディスク装置1は、短波長(例えば波長
680nm)レーザを供給する半導体レーザ2(光源手
段)と、半導体レーザ2から供給された短波長レーザ
(以下、レーザという)をカートリッジ3a内に配設さ
れ図示しないスピンドルモータのターンテーブル上に載
置された相変化型の光ディスク3上に記録された情報ピ
ットに照射する光学デバイス4(光スポット形成手段)
と、情報ピットから戻り光を受光し再生信号を得る光検
出器7(光再生手段)と、光学デバイス4から再生信号
に基づき光ディスク3に記録された情報を再生する信号
処理回路5と、光学デバイス4により検出された半導体
レーザ2が供給したレーザの強度に基づき半導体レーザ
2を制御し一定の光量とするAPC(オートパワーコン
トローラ)回路6とを備えて構成される。
装置としての光ディスク装置1は、短波長(例えば波長
680nm)レーザを供給する半導体レーザ2(光源手
段)と、半導体レーザ2から供給された短波長レーザ
(以下、レーザという)をカートリッジ3a内に配設さ
れ図示しないスピンドルモータのターンテーブル上に載
置された相変化型の光ディスク3上に記録された情報ピ
ットに照射する光学デバイス4(光スポット形成手段)
と、情報ピットから戻り光を受光し再生信号を得る光検
出器7(光再生手段)と、光学デバイス4から再生信号
に基づき光ディスク3に記録された情報を再生する信号
処理回路5と、光学デバイス4により検出された半導体
レーザ2が供給したレーザの強度に基づき半導体レーザ
2を制御し一定の光量とするAPC(オートパワーコン
トローラ)回路6とを備えて構成される。
【0017】尚、レーザは、Nd:YAGやNd:YV
O4の第2高調波による波長530nmの短波長レーザで
も良い。
O4の第2高調波による波長530nmの短波長レーザで
も良い。
【0018】まず、挿入された光ディスク3が長波長用
光ディスクであった場合、カートリッジ3aの識別子に
より判断され、その後、1対のシリンドリカルレンズ
(以下、CLと記す)12が位置決めされ、前記光学デ
バイス4では、コリメータレンズ11により半導体レー
ザ2から直線偏光の光ビームを平行にする。コリメータ
レンズ11により平行となった光ビームは、CL12を
透過することで、紙面垂直方向を短軸とした楕円形状に
光ビームをビーム整形される。そして、CL12により
楕円形状となった光ビームは、誘電体多層膜よりなるP
偏光70%透過30%反射、S偏光100%反射のビー
ムスプリッタ(以下、BSと記す)13により偏光分離
される。
光ディスクであった場合、カートリッジ3aの識別子に
より判断され、その後、1対のシリンドリカルレンズ
(以下、CLと記す)12が位置決めされ、前記光学デ
バイス4では、コリメータレンズ11により半導体レー
ザ2から直線偏光の光ビームを平行にする。コリメータ
レンズ11により平行となった光ビームは、CL12を
透過することで、紙面垂直方向を短軸とした楕円形状に
光ビームをビーム整形される。そして、CL12により
楕円形状となった光ビームは、誘電体多層膜よりなるP
偏光70%透過30%反射、S偏光100%反射のビー
ムスプリッタ(以下、BSと記す)13により偏光分離
される。
【0019】このBS13で一部が反射された反射光
は、3分割された受光領域よりなる光強度検出器14に
導かれる。この光強度検出器14で得られる出力は、A
PC回路6に供給されると共に、CL12の挿入状態を
識別する制御信号として信号処理回路5に送出される。
は、3分割された受光領域よりなる光強度検出器14に
導かれる。この光強度検出器14で得られる出力は、A
PC回路6に供給されると共に、CL12の挿入状態を
識別する制御信号として信号処理回路5に送出される。
【0020】一方、BS13を透過したP偏光成分の楕
円形状の光ビームは、1/4波長板15を透過し対物レ
ンズ16に入射され、光ディスク3上に光スポットとし
て集光される。集光された光スポットは、光ディスク3
で反射され、再び対物レンズ16に入射して平行な光ビ
ームとなり、この光ビームは再び1/4波長板15を透
過しBS13で反射され、単レンズ17によって収束さ
れ、台形状したハーフプリズム(以下、HPと記す)1
9で2分割され、受光領域が2分割された光検出器7で
受光され、再生信号として信号処理回路5に出力され
る。
円形状の光ビームは、1/4波長板15を透過し対物レ
ンズ16に入射され、光ディスク3上に光スポットとし
て集光される。集光された光スポットは、光ディスク3
で反射され、再び対物レンズ16に入射して平行な光ビ
ームとなり、この光ビームは再び1/4波長板15を透
過しBS13で反射され、単レンズ17によって収束さ
れ、台形状したハーフプリズム(以下、HPと記す)1
9で2分割され、受光領域が2分割された光検出器7で
受光され、再生信号として信号処理回路5に出力され
る。
【0021】このHP19で2分割に分離することで、
公知技術であるフォーカスサーボをビームサイズ法で、
トラッキングサーボをプッシュプル法により行うように
なっている。
公知技術であるフォーカスサーボをビームサイズ法で、
トラッキングサーボをプッシュプル法により行うように
なっている。
【0022】前記CL12は、駆動回路18により光学
デバイス4の光路上に挿脱自在に配置されるようになっ
ている。そして、信号処理回路5は、光ディスク3が挿
入された初期動作時に、コントロールトラックのトラッ
クピッチ1.6μmに対して光スポットが小さくトラッ
キングがかからないため、MCAVディスクかCAVデ
ィスクかを識別するときは光ディスク3の最内周のコン
トロールトラックの情報を再生し、また短波長ディスク
か長波長ディスクかを識別するときはカートリッジ3a
に設けられた識別子を検出する識別回路10からの出力
によって、光ディスク3の種類を識別することで、駆動
回路18を制御するようになっている。
デバイス4の光路上に挿脱自在に配置されるようになっ
ている。そして、信号処理回路5は、光ディスク3が挿
入された初期動作時に、コントロールトラックのトラッ
クピッチ1.6μmに対して光スポットが小さくトラッ
キングがかからないため、MCAVディスクかCAVデ
ィスクかを識別するときは光ディスク3の最内周のコン
トロールトラックの情報を再生し、また短波長ディスク
か長波長ディスクかを識別するときはカートリッジ3a
に設けられた識別子を検出する識別回路10からの出力
によって、光ディスク3の種類を識別することで、駆動
回路18を制御するようになっている。
【0023】光ディスク上に絞り込まれる光スポットの
径Dは、光源からの光ビームの波長をλ、対物レンズ1
6に関する開口数をNAとすると、D=λ/NAである
ので、光スポットの径Dは、対物レンズ16に関する開
口数のNA及び光ビームの波長λの設定される。本光情
報再生装置1においては光ビームの波長が一定であるの
で、長波長用の光ディスクのトラックガイドを検出する
ためには光スポットのラジアル方向の径Dを拡大する必
要があり、そのためには対物レンズ16に入射する光ビ
ームの上記ラジアル方向に対応する径を小さくする必要
がある。
径Dは、光源からの光ビームの波長をλ、対物レンズ1
6に関する開口数をNAとすると、D=λ/NAである
ので、光スポットの径Dは、対物レンズ16に関する開
口数のNA及び光ビームの波長λの設定される。本光情
報再生装置1においては光ビームの波長が一定であるの
で、長波長用の光ディスクのトラックガイドを検出する
ためには光スポットのラジアル方向の径Dを拡大する必
要があり、そのためには対物レンズ16に入射する光ビ
ームの上記ラジアル方向に対応する径を小さくする必要
がある。
【0024】CL12は、図2に示すように、凸形状レ
ンズ21と、凹形状レンズ22とからなり、円形状のビ
ームの1方向(トラック上でみたラジアル方向)を縮小
するようになっており、凸形状レンズ21の焦点距離を
f1、凹形状レンズ22の焦点距離をf2とし、凸形状レ
ンズ21の入射光ビーム径をφ1、凹形状レンズ22の
出射光ビーム径をφ2、レンズ間距離をLとすると、 φ1/φ2=f1/f2 かつ L=f1−f2 …(2) であるので、ここで、例えばf1=40mm、f2=28mm
とすると、 φ2=0.7×φ1、L=12mm …(3) となり、円形状のビームの1方向が70%に縮小され楕
円形状のビームとして出射される。このときレンズ間距
離Lは、整形手段のひとつとしてビームエキスパンダが
あるが、これと比較して12mmと短くでき、CL12が
小型に構成できる。つまり、短波長の円形状のビームを
1方向(トラック上でみたラジアル方向)に縮小させる
ことで、図3(a)に示すように短波長用光ディスクの
トラックピッチP1に対して最適な光スポット径D1が、
図3(b)に示すように例えば長波長用光ディスクのト
ラックピッチP2に対して最適なラジアル方向に長軸D2
を有する楕円形状の光ビームにビーム整形する。
ンズ21と、凹形状レンズ22とからなり、円形状のビ
ームの1方向(トラック上でみたラジアル方向)を縮小
するようになっており、凸形状レンズ21の焦点距離を
f1、凹形状レンズ22の焦点距離をf2とし、凸形状レ
ンズ21の入射光ビーム径をφ1、凹形状レンズ22の
出射光ビーム径をφ2、レンズ間距離をLとすると、 φ1/φ2=f1/f2 かつ L=f1−f2 …(2) であるので、ここで、例えばf1=40mm、f2=28mm
とすると、 φ2=0.7×φ1、L=12mm …(3) となり、円形状のビームの1方向が70%に縮小され楕
円形状のビームとして出射される。このときレンズ間距
離Lは、整形手段のひとつとしてビームエキスパンダが
あるが、これと比較して12mmと短くでき、CL12が
小型に構成できる。つまり、短波長の円形状のビームを
1方向(トラック上でみたラジアル方向)に縮小させる
ことで、図3(a)に示すように短波長用光ディスクの
トラックピッチP1に対して最適な光スポット径D1が、
図3(b)に示すように例えば長波長用光ディスクのト
ラックピッチP2に対して最適なラジアル方向に長軸D2
を有する楕円形状の光ビームにビーム整形する。
【0025】上述したように、このCL12は駆動回路
18により光学デバイス4の光路上に挿脱自在に配置さ
れるようになっているが、半導体レーザ2の制御と共に
その挿脱状態を検出するために前記光強度検出器14が
設けられている。この光強度検出器14で得られる出力
は、APC回路6に供給されると共に、制御信号として
信号処理回路5に送出される。
18により光学デバイス4の光路上に挿脱自在に配置さ
れるようになっているが、半導体レーザ2の制御と共に
その挿脱状態を検出するために前記光強度検出器14が
設けられている。この光強度検出器14で得られる出力
は、APC回路6に供給されると共に、制御信号として
信号処理回路5に送出される。
【0026】光強度検出器14は、図4に示すように、
3分割された受光領域25a,25b,25cからなる
受光素子25と、受光領域25a,25b,25cから
の光電変換出力を加算する加算器26と、受光領域25
a、25cの合成出力から受光領域25cの出力を減算
する第1減算器27と、第1減算器27の出力を所定値
と比較する第2減算器28とを備えて構成され、加算器
26及び第2減算器28の出力がAPC回路6に出力さ
れることで、APC回路6が半導体レーザ2を制御する
ことで光ビームの光量を一定に制御する。
3分割された受光領域25a,25b,25cからなる
受光素子25と、受光領域25a,25b,25cから
の光電変換出力を加算する加算器26と、受光領域25
a、25cの合成出力から受光領域25cの出力を減算
する第1減算器27と、第1減算器27の出力を所定値
と比較する第2減算器28とを備えて構成され、加算器
26及び第2減算器28の出力がAPC回路6に出力さ
れることで、APC回路6が半導体レーザ2を制御する
ことで光ビームの光量を一定に制御する。
【0027】つまり、短波長用光ディスクの場合はCL
12は駆動回路18により光路上より除去されるので、
短波長の光ビームは円形状のビームとなってBS13に
入射し、P偏光成分30%が反射され、光強度検出器1
4上で円形状の光ビームが照射され、受光素子25で受
光される。また、長波長用光ディスクの場合はCL12
は駆動回路18により光路上に挿入されるので、短波長
の光ビームは楕円形状の光ビームとなってBS13に入
射し、P偏光成分30%が反射され、光強度検出器14
上で楕円形状の光ビームが照射され、受光素子25で受
光される。その結果、加算器26の出力は変化しない
が、受光領域25bでの受光量が楕円形状の光ビームの
方が増加するため、第2減算器28の出力が変化する。
これにより信号処理回路5はCL12の挿脱状態を認識
すると共に、APC回路6が加算器26の出力により一
定光量となるように半導体レーザ2を制御する。
12は駆動回路18により光路上より除去されるので、
短波長の光ビームは円形状のビームとなってBS13に
入射し、P偏光成分30%が反射され、光強度検出器1
4上で円形状の光ビームが照射され、受光素子25で受
光される。また、長波長用光ディスクの場合はCL12
は駆動回路18により光路上に挿入されるので、短波長
の光ビームは楕円形状の光ビームとなってBS13に入
射し、P偏光成分30%が反射され、光強度検出器14
上で楕円形状の光ビームが照射され、受光素子25で受
光される。その結果、加算器26の出力は変化しない
が、受光領域25bでの受光量が楕円形状の光ビームの
方が増加するため、第2減算器28の出力が変化する。
これにより信号処理回路5はCL12の挿脱状態を認識
すると共に、APC回路6が加算器26の出力により一
定光量となるように半導体レーザ2を制御する。
【0028】このように本実施例の光ディスク装置1で
は、信号処理回路5でMCAVディスクかCAVディス
クかを識別するときは光ディスク3の最内周のコントロ
ールトラックの情報を再生し、また短波長ディスクか長
波長ディスクかを識別するときは識別回路10によって
カートリッジ3aに設けられた識別子を検出して識別
し、短波長用の光ディスクの場合は駆動回路18により
CL12を除去し、その除去状態を識別する制御信号を
光強度検出器14より入力する。また、長波長光ディス
クの場合には、駆動回路18によりCL12を光路上に
挿入し、その挿入状態を識別する制御信号を光強度検出
器14より入力する。
は、信号処理回路5でMCAVディスクかCAVディス
クかを識別するときは光ディスク3の最内周のコントロ
ールトラックの情報を再生し、また短波長ディスクか長
波長ディスクかを識別するときは識別回路10によって
カートリッジ3aに設けられた識別子を検出して識別
し、短波長用の光ディスクの場合は駆動回路18により
CL12を除去し、その除去状態を識別する制御信号を
光強度検出器14より入力する。また、長波長光ディス
クの場合には、駆動回路18によりCL12を光路上に
挿入し、その挿入状態を識別する制御信号を光強度検出
器14より入力する。
【0029】従って、本実施例の光ディスク装置1によ
れば、短波長用光ディスクと長波長用ディスクを識別
し、光路上にCL12を挿脱することで、短波長用光デ
ィスクの場合は、図3(a)に示したように短波長光ビ
ームによる径D1の円形状のスポットを用いて記録再生
を行い、長波長用光ディスクの場合は、図3(b)に示
したようにラジアル方向に長軸D2を有し、タンジェン
シャル方向となる短軸が短波長光ビームの光スポット径
D1である楕円形状光スポットにより記録再生を行うこ
とができるので、短波長用光ディスクの場合は短波長光
ビームにより高密度化が実現でき、長波長用光ディスク
の場合もタンジェンシャル方向となる短軸が短波長光ビ
ームの光スポット径D1である楕円形状光スポットを用
いることで、トラックガイドを検出すると共に、タンジ
ェンシャル方向、即ち線密度を高密度化することがで
き、記録密度を向上させることができる。
れば、短波長用光ディスクと長波長用ディスクを識別
し、光路上にCL12を挿脱することで、短波長用光デ
ィスクの場合は、図3(a)に示したように短波長光ビ
ームによる径D1の円形状のスポットを用いて記録再生
を行い、長波長用光ディスクの場合は、図3(b)に示
したようにラジアル方向に長軸D2を有し、タンジェン
シャル方向となる短軸が短波長光ビームの光スポット径
D1である楕円形状光スポットにより記録再生を行うこ
とができるので、短波長用光ディスクの場合は短波長光
ビームにより高密度化が実現でき、長波長用光ディスク
の場合もタンジェンシャル方向となる短軸が短波長光ビ
ームの光スポット径D1である楕円形状光スポットを用
いることで、トラックガイドを検出すると共に、タンジ
ェンシャル方向、即ち線密度を高密度化することがで
き、記録密度を向上させることができる。
【0030】また、この楕円形状の光ビームでは、近赤
外の半導体レーザで記録された情報を何等支障なく再生
でき、広い互換性を有している。
外の半導体レーザで記録された情報を何等支障なく再生
でき、広い互換性を有している。
【0031】次に第2実施例について説明する。図5は
第2実施例に係る光ディスク装置の構成を示す構成図で
ある。第2実施例は第1実施例とほとんど同じであるの
で、異なる構成のみ説明し同一構成には同じ符号をつけ
説明は省略する。
第2実施例に係る光ディスク装置の構成を示す構成図で
ある。第2実施例は第1実施例とほとんど同じであるの
で、異なる構成のみ説明し同一構成には同じ符号をつけ
説明は省略する。
【0032】第2実施例の光ディスク装置は、光磁気デ
ィスクに情報を記録再生する光磁気ディスク装置であっ
て、図5に示すように、光磁気ディスク30に記録用光
ビームを照射すると共に光磁気ディスク30に電磁石3
1により磁界を印加することで、情報を熱磁気的に記録
すると共に、光ビームを光磁気ディスク30に照射しカ
ー効果による戻り光を検出することで情報の記録再生を
行うものである。
ィスクに情報を記録再生する光磁気ディスク装置であっ
て、図5に示すように、光磁気ディスク30に記録用光
ビームを照射すると共に光磁気ディスク30に電磁石3
1により磁界を印加することで、情報を熱磁気的に記録
すると共に、光ビームを光磁気ディスク30に照射しカ
ー効果による戻り光を検出することで情報の記録再生を
行うものである。
【0033】そして第2実施例の光ディスク装置では、
固定光学系32と移動光学系33とからなる分離光学系
を構成しており、固定光学系32は、半導体レーザ2か
らの光ビームをコリメータレンズ11により平行光にし
て、斜めより整形プリズム34に平行光ビームを入射さ
せる。整形プリズム34により半導体レーザ2からの楕
円形状の光ビームを円形な光ビームに整形する。そし
て、整形プリズム34により整形された円形な光ビーム
を挿脱可能なCL12及びBS13を介して移動光学系
33に出射する。移動光学系33では、固定光学系32
からの光ビームをミラー35により光磁気ディスク30
の記録面方向に反射し、対物レンズ16により光磁気デ
ィスク30に照射する。
固定光学系32と移動光学系33とからなる分離光学系
を構成しており、固定光学系32は、半導体レーザ2か
らの光ビームをコリメータレンズ11により平行光にし
て、斜めより整形プリズム34に平行光ビームを入射さ
せる。整形プリズム34により半導体レーザ2からの楕
円形状の光ビームを円形な光ビームに整形する。そし
て、整形プリズム34により整形された円形な光ビーム
を挿脱可能なCL12及びBS13を介して移動光学系
33に出射する。移動光学系33では、固定光学系32
からの光ビームをミラー35により光磁気ディスク30
の記録面方向に反射し、対物レンズ16により光磁気デ
ィスク30に照射する。
【0034】CL12は、モータ36の軸に固定された
アーム37の取付部37aにCLホルダ37bを介して
接着して取り付けられており、駆動回路18によりモー
タ36の回転軸を回転させることで挿脱自在に光路上に
設置されるようになっている。
アーム37の取付部37aにCLホルダ37bを介して
接着して取り付けられており、駆動回路18によりモー
タ36の回転軸を回転させることで挿脱自在に光路上に
設置されるようになっている。
【0035】その他の構成、作用は第1実施例と同じで
ある。
ある。
【0036】このように構成された第2実施例では、第
1実施例の効果に加え、移動部が移動光学系だけである
ので、装置規模が縮小できる。尚、光磁気ディスクに限
らず、第1実施例と同様に相変化型ディスク等にも適用
できることはいうまでもない。
1実施例の効果に加え、移動部が移動光学系だけである
ので、装置規模が縮小できる。尚、光磁気ディスクに限
らず、第1実施例と同様に相変化型ディスク等にも適用
できることはいうまでもない。
【0037】次に、第3実施例についてついて説明す
る。図6及び図7は第3実施例に係わり、図6は光ディ
スク装置の構成を示す構成図、図7は図6の液晶絞りの
構成を示す構成図である。第3実施例は第2実施例とほ
とんど同じであるので、異なる構成のみ説明し同一構成
には同じ符号をつけ説明は省略する。
る。図6及び図7は第3実施例に係わり、図6は光ディ
スク装置の構成を示す構成図、図7は図6の液晶絞りの
構成を示す構成図である。第3実施例は第2実施例とほ
とんど同じであるので、異なる構成のみ説明し同一構成
には同じ符号をつけ説明は省略する。
【0038】第3実施例は、図6に示すように、第2実
施例のCL12の代わりに液晶絞り41を用いて、液晶
駆動回路42により駆動されるように構成した光ディス
ク装置である。
施例のCL12の代わりに液晶絞り41を用いて、液晶
駆動回路42により駆動されるように構成した光ディス
ク装置である。
【0039】液晶絞り41は、図7に示すように、3分
割され上下部に液晶部41a,41bを形成し、基板は
ガラス板または半導体レーザ2の偏光方向だけを対物レ
ンズ16の光軸回りに回転させる1/2波長板にカナダ
バルサムで接合し、中央部は透明に構成されている。液
晶部41a,41bは液晶駆動回路42によって、紙面
内偏光を反射したりあるいは透過したりするようになっ
ている。そして液晶部41a,41bを駆動させて入射
光ビームを反射させると、図3(b)に示したように光
磁気ディスク上に略楕円形の光スポットが形成され、液
晶部41a,41bを休止させ入射光ビームを透過させ
ると、図3(a)に示したように光磁気ディスク上に円
形の光スポットが形成される。形成される光スポットに
ついては、図3で説明したものと同じであるので、説明
は省略する。
割され上下部に液晶部41a,41bを形成し、基板は
ガラス板または半導体レーザ2の偏光方向だけを対物レ
ンズ16の光軸回りに回転させる1/2波長板にカナダ
バルサムで接合し、中央部は透明に構成されている。液
晶部41a,41bは液晶駆動回路42によって、紙面
内偏光を反射したりあるいは透過したりするようになっ
ている。そして液晶部41a,41bを駆動させて入射
光ビームを反射させると、図3(b)に示したように光
磁気ディスク上に略楕円形の光スポットが形成され、液
晶部41a,41bを休止させ入射光ビームを透過させ
ると、図3(a)に示したように光磁気ディスク上に円
形の光スポットが形成される。形成される光スポットに
ついては、図3で説明したものと同じであるので、説明
は省略する。
【0040】液晶部41a,41bの駆動による光磁気
ディスクへ照射する光ビームの光量の低下を防止するた
めに、図4で説明した光強度検出器14により、3分割
された受光領域25a,25b,25cでBS13に入
射した光ビームのうち反射によりP偏光30%、S偏光
100%の光量を検出する。つまり、液晶部41a,4
1bを休止させ入射光ビームを透過させると、受光領域
25a,25b,25cで受光することになり、加算器
26の出力は受光領域25a,25b,25cでの光電
変換出力の和となるが、液晶部41a,41bを駆動さ
せ入射光ビームを一部反射させると、受光領域25bの
みで受光することになり、加算器26の出力は受光領域
25bでの光電変換出力となる。そこで、APC回路6
により半導体レーザからの光ビームの光量を増大させ、
液晶部41a,41bの駆動時の加算器26の出力が液
晶部41a,41bの休止時の加算器26の出力と同じ
になるように制御する。これにより光磁気ディスクへ照
射する光ビームの光量を一定にすることができる。
ディスクへ照射する光ビームの光量の低下を防止するた
めに、図4で説明した光強度検出器14により、3分割
された受光領域25a,25b,25cでBS13に入
射した光ビームのうち反射によりP偏光30%、S偏光
100%の光量を検出する。つまり、液晶部41a,4
1bを休止させ入射光ビームを透過させると、受光領域
25a,25b,25cで受光することになり、加算器
26の出力は受光領域25a,25b,25cでの光電
変換出力の和となるが、液晶部41a,41bを駆動さ
せ入射光ビームを一部反射させると、受光領域25bの
みで受光することになり、加算器26の出力は受光領域
25bでの光電変換出力となる。そこで、APC回路6
により半導体レーザからの光ビームの光量を増大させ、
液晶部41a,41bの駆動時の加算器26の出力が液
晶部41a,41bの休止時の加算器26の出力と同じ
になるように制御する。これにより光磁気ディスクへ照
射する光ビームの光量を一定にすることができる。
【0041】その他の構成、作用は第2実施例と同じで
ある。
ある。
【0042】光磁気ディスク上に円形状のビームから略
楕円形状の光ビームへの整形を液晶絞り41により行っ
ているので、第2実施例の効果に加え、モータ等の機構
を必要としないので、簡単かつ小型に固定光学系を構成
することができる。
楕円形状の光ビームへの整形を液晶絞り41により行っ
ているので、第2実施例の効果に加え、モータ等の機構
を必要としないので、簡単かつ小型に固定光学系を構成
することができる。
【0043】次に、第4実施例についてついて説明す
る。図8は第3実施例に係る光ディスク装置の構成を示
す構成図である。第4実施例は第2実施例とほとんど同
じであるので、異なる構成のみ説明し同一構成には同じ
符号をつけ説明は省略する。
る。図8は第3実施例に係る光ディスク装置の構成を示
す構成図である。第4実施例は第2実施例とほとんど同
じであるので、異なる構成のみ説明し同一構成には同じ
符号をつけ説明は省略する。
【0044】第4実施例は、図8(a)に示すように、
第2実施例のCL12の代わりに1/2波長板絞り51
を用いて、駆動回路52により回転駆動されるように構
成した光ディスク装置である。
第2実施例のCL12の代わりに1/2波長板絞り51
を用いて、駆動回路52により回転駆動されるように構
成した光ディスク装置である。
【0045】図8(b)に示すように、1/2波長板絞
り51は、透明板を3分割し両端の分割域に1/2波長
板51a,51bを接着したものであって、この1/2
波長板絞り51は、図示しない回転機構及び駆動回路1
8により光軸中心に回転するようになっている。
り51は、透明板を3分割し両端の分割域に1/2波長
板51a,51bを接着したものであって、この1/2
波長板絞り51は、図示しない回転機構及び駆動回路1
8により光軸中心に回転するようになっている。
【0046】整形プリズム34を出射する直線偏光(P
偏光)の円形状のビームは、1/2波長板絞り51が作
用しない位置にあるときはそのまま透過し、P偏光の円
形状のビームをBS13に入射する。
偏光)の円形状のビームは、1/2波長板絞り51が作
用しない位置にあるときはそのまま透過し、P偏光の円
形状のビームをBS13に入射する。
【0047】一方、1/2波長板絞り51を作用しない
位置から所定の角度回転させると、1/2波長板絞り5
1の1/2波長板51a,51bを透過した光ビームは
S偏光となり、P偏光の光とS偏光の光がBS13に入
射される。
位置から所定の角度回転させると、1/2波長板絞り5
1の1/2波長板51a,51bを透過した光ビームは
S偏光となり、P偏光の光とS偏光の光がBS13に入
射される。
【0048】BS13は、P偏光70%透過30%反
射、S偏光100%反射という特性を有しているので、
1/2波長板絞り51が作用しない場合は、光強度検出
器54ではその30%が受光され、70%のP偏光成分
の光ビームにより光磁気ディスク上に円形スポットを形
成し、1/2波長板絞り51が作用しP偏光の光とS偏
光の光が入力される場合は、P偏光30%、S偏光10
0%が光強度検出器54で受光され、光磁気ディスク上
には略楕円形状の光スポットを形成される。
射、S偏光100%反射という特性を有しているので、
1/2波長板絞り51が作用しない場合は、光強度検出
器54ではその30%が受光され、70%のP偏光成分
の光ビームにより光磁気ディスク上に円形スポットを形
成し、1/2波長板絞り51が作用しP偏光の光とS偏
光の光が入力される場合は、P偏光30%、S偏光10
0%が光強度検出器54で受光され、光磁気ディスク上
には略楕円形状の光スポットを形成される。
【0049】光強度検出器54は、1/2波長板絞り5
1が作用するときの分割線に対して、平行に配置された
3分割に受光領域が分割されており、1/2波長板絞り
51が作用される位置にある場合、の1/2波長板51
a,51bを透過したS偏光成分の光ビームはBS13
で反射し、受光領域54a,54cで受光される。ま
た、1/2波長板絞り51の透明部を透過した光ビーム
はBS13で30%反射し、受光領域54bで受光され
る。この1/2波長板絞り51が作用される場合におい
ては、作用されない場合に比べ、光電変換出力が増大す
る。これは1/2波長板絞り51が作用される場合の方
がS偏光が発生し、そのS偏光がBS13で反射される
からである。
1が作用するときの分割線に対して、平行に配置された
3分割に受光領域が分割されており、1/2波長板絞り
51が作用される位置にある場合、の1/2波長板51
a,51bを透過したS偏光成分の光ビームはBS13
で反射し、受光領域54a,54cで受光される。ま
た、1/2波長板絞り51の透明部を透過した光ビーム
はBS13で30%反射し、受光領域54bで受光され
る。この1/2波長板絞り51が作用される場合におい
ては、作用されない場合に比べ、光電変換出力が増大す
る。これは1/2波長板絞り51が作用される場合の方
がS偏光が発生し、そのS偏光がBS13で反射される
からである。
【0050】APC回路6は、加算器55により受光領
域54a,54b,54cからの光電変換出力を加算す
ることで、半導体レーザ2の光量を制御するようになっ
ているので、受光量が増大すると半導体レーザからの光
ビームの光量を減少させるように作用するので、信号処
理回路5で光磁気ディスクの種類を識別し長波長用光磁
気ディスクの場合は、切り換えスイッチ56により受光
領域54bの光電変換出力のみをAPC回路6に出力す
ることで、半導体レーザからの光ビームの光量を増加さ
せるようになっている。照射する光スポットの偏光方向
をトラックガイドに対して45゜にすることに場合は、
半導体レーザ2を45゜回転させるか、半導体レーザ2
とBS13間に1/2波長板を配置、固定させるように
する。
域54a,54b,54cからの光電変換出力を加算す
ることで、半導体レーザ2の光量を制御するようになっ
ているので、受光量が増大すると半導体レーザからの光
ビームの光量を減少させるように作用するので、信号処
理回路5で光磁気ディスクの種類を識別し長波長用光磁
気ディスクの場合は、切り換えスイッチ56により受光
領域54bの光電変換出力のみをAPC回路6に出力す
ることで、半導体レーザからの光ビームの光量を増加さ
せるようになっている。照射する光スポットの偏光方向
をトラックガイドに対して45゜にすることに場合は、
半導体レーザ2を45゜回転させるか、半導体レーザ2
とBS13間に1/2波長板を配置、固定させるように
する。
【0051】その他の構成、作用及び効果は第2実施例
と同じである。
と同じである。
【0052】尚、上記各実施例においては、一般にトラ
ックピッチの異なる複数の光ディスクに対して、トラッ
クピッチの狭い光ディスクに基づいて半導体レーザの波
長と対物レンズの開口数を最適化する(0.53〜0.
55)ことで、光スポットを必ずしも略楕円整形するこ
となく、トラックピッチの異なる光ディスクが再生可能
となり広い互換性と高密度化が実現できる。
ックピッチの異なる複数の光ディスクに対して、トラッ
クピッチの狭い光ディスクに基づいて半導体レーザの波
長と対物レンズの開口数を最適化する(0.53〜0.
55)ことで、光スポットを必ずしも略楕円整形するこ
となく、トラックピッチの異なる光ディスクが再生可能
となり広い互換性と高密度化が実現できる。
【0053】つまり、例えば、異なるトラックピッチ
(以下、T.Pと記す)を有する光ディスクとして、
T.P=1.6μmのCAVディスク(a)、T.P=
1.34μmのMCAVディスク(b)があり、通常、
CAVディスク(a)では波長は830nmの光ビーム
により、MCAVディスク(b)では波長は780nm
の光ビームによりそれぞれ記録再生を行っているが、M
CAVディスク(b)に対する波長780nmと対物レ
ンズの開口数(0.53〜0.55)によって、略楕円
整形することなくCAVディスク(a)の記録再生は可
能であり、互換性を持たせることができる。
(以下、T.Pと記す)を有する光ディスクとして、
T.P=1.6μmのCAVディスク(a)、T.P=
1.34μmのMCAVディスク(b)があり、通常、
CAVディスク(a)では波長は830nmの光ビーム
により、MCAVディスク(b)では波長は780nm
の光ビームによりそれぞれ記録再生を行っているが、M
CAVディスク(b)に対する波長780nmと対物レ
ンズの開口数(0.53〜0.55)によって、略楕円
整形することなくCAVディスク(a)の記録再生は可
能であり、互換性を持たせることができる。
【0054】また、例えば、T.P=1.15μmのM
CAVディスク(c)(通常光ビーム波長:680n
m)、T.P=0.9μmのCAVディスク(d)(通
常光ビーム波長:530nm)においては、MCAVデ
ィスク(c)に基づく波長680nmと対物レンズの開
口数を設定することで、MCAVディスク(c)だけで
なく、MCAVディスク(b)は略楕円整形することな
く、CAVディスク(a)は略楕円整形することでそれ
ぞれ記録再生が可能であり、広い互換性を持たせること
ができる。
CAVディスク(c)(通常光ビーム波長:680n
m)、T.P=0.9μmのCAVディスク(d)(通
常光ビーム波長:530nm)においては、MCAVデ
ィスク(c)に基づく波長680nmと対物レンズの開
口数を設定することで、MCAVディスク(c)だけで
なく、MCAVディスク(b)は略楕円整形することな
く、CAVディスク(a)は略楕円整形することでそれ
ぞれ記録再生が可能であり、広い互換性を持たせること
ができる。
【0055】同様に、CAVディスク(d)に基づく波
長530nmと対物レンズの開口数(0.53〜0.5
5)を設定することで、CAVディスク(d)だけでな
くMCAVディスク(c)は略楕円整形することなく、
MCAVディスク(b)及びCAVディスク(a)は略
楕円整形することでそれぞれ記録再生が可能であり、広
い互換性を持たせることができる。
長530nmと対物レンズの開口数(0.53〜0.5
5)を設定することで、CAVディスク(d)だけでな
くMCAVディスク(c)は略楕円整形することなく、
MCAVディスク(b)及びCAVディスク(a)は略
楕円整形することでそれぞれ記録再生が可能であり、広
い互換性を持たせることができる。
【0056】上記各実施例においては、光ディスク上に
実際に記録された単穴、長穴記録に対して、リードデー
タが長くなることはなく、2値化の際のスライスレベル
を変化させる複雑な回路も必要なく、単純に構成でき
る。
実際に記録された単穴、長穴記録に対して、リードデー
タが長くなることはなく、2値化の際のスライスレベル
を変化させる複雑な回路も必要なく、単純に構成でき
る。
【0057】また、複数の光検出器により複数トラック
に記録されたピット列を同時に読み取る従来の方式に対
しては従来の光情報再生装置は、高帯域の信号を再生す
ることはできず、即ちランド記録とグループ記録を併用
したり、グループ間に複数の情報ピットを記録する記録
媒体に対しては適用できないが、上記各実施例は、上述
したように、略楕円ビームの光スポットを記録媒体上に
照射し、複数の情報ピットを読み取ることが可能である
ので、転送速度が向上させることができる。さらに、各
情報を再生するために公知のPRML信号処理と組み合
わせることで、符号間干渉が制御され、高密度記録が可
能となる。
に記録されたピット列を同時に読み取る従来の方式に対
しては従来の光情報再生装置は、高帯域の信号を再生す
ることはできず、即ちランド記録とグループ記録を併用
したり、グループ間に複数の情報ピットを記録する記録
媒体に対しては適用できないが、上記各実施例は、上述
したように、略楕円ビームの光スポットを記録媒体上に
照射し、複数の情報ピットを読み取ることが可能である
ので、転送速度が向上させることができる。さらに、各
情報を再生するために公知のPRML信号処理と組み合
わせることで、符号間干渉が制御され、高密度記録が可
能となる。
【0058】[付記] 1)前記短波長光ビームは、円形状のビームであって、
光ビーム整形手段は、前記短波長光ビームの一部を遮断
する遮断手段(図6の液晶絞り41または図8の1/2
波長板絞り51)である請求項1に記載に高密度光情報
再生装置。
光ビーム整形手段は、前記短波長光ビームの一部を遮断
する遮断手段(図6の液晶絞り41または図8の1/2
波長板絞り51)である請求項1に記載に高密度光情報
再生装置。
【0059】2)前記光スポット形成手段が光記録媒体
に照射する前記短波長光ビームの光量を検出し、前記遮
断手段による遮断状態を判断する光量検出手段(図1の
光強度検出器14)と、前記光量検出手段により前記短
波長光ビームの光量検出結果に基づき、前記光源手段を
制御する光源制御手段(図1のAPC回路6)と、を備
えた付記1に記載の高密度光情報再生装置。
に照射する前記短波長光ビームの光量を検出し、前記遮
断手段による遮断状態を判断する光量検出手段(図1の
光強度検出器14)と、前記光量検出手段により前記短
波長光ビームの光量検出結果に基づき、前記光源手段を
制御する光源制御手段(図1のAPC回路6)と、を備
えた付記1に記載の高密度光情報再生装置。
【0060】3)前記光量検出手段は、複数に分割しさ
れた受光領域よりなる受光素子(図4の受光素子25)
を備え、複数の前記受光領域からの出力を演算すること
で、前記遮断手段による遮断状態を判断する付記2に記
載の高密度光情報再生装置。
れた受光領域よりなる受光素子(図4の受光素子25)
を備え、複数の前記受光領域からの出力を演算すること
で、前記遮断手段による遮断状態を判断する付記2に記
載の高密度光情報再生装置。
【0061】4)トラックピッチの異なる複数の光記録
媒体を識別する識別手段(図1の信号処理回路5)と、
光ビームを供給する光源手段(図1の半導体レーザ2)
と、前記短波長光ビームを光記録媒体に照射し前記光記
録媒体上に光スポットを形成する光スポット形成手段
(図1の光学デバイス4)と、前記光記録媒体に照射さ
れた前記短波長光ビームの戻り光を抽出する光再生手段
(図1の光検出器7)とを備え、前記光源手段が供給す
る前記光ビームの波長及び前記光スポット形成手段の開
口数は、前記複数の光記録媒体のうち最もトラックピッ
チの狭い光記録媒体に基づいて設定される高密度光情報
再生装置。
媒体を識別する識別手段(図1の信号処理回路5)と、
光ビームを供給する光源手段(図1の半導体レーザ2)
と、前記短波長光ビームを光記録媒体に照射し前記光記
録媒体上に光スポットを形成する光スポット形成手段
(図1の光学デバイス4)と、前記光記録媒体に照射さ
れた前記短波長光ビームの戻り光を抽出する光再生手段
(図1の光検出器7)とを備え、前記光源手段が供給す
る前記光ビームの波長及び前記光スポット形成手段の開
口数は、前記複数の光記録媒体のうち最もトラックピッ
チの狭い光記録媒体に基づいて設定される高密度光情報
再生装置。
【0062】5)前記光記録媒体は、CAV方式の光デ
ィスクあるいはMCAV方式の光ディスクのいずれか一
方であって、前記光スポット形成手段は、前記光記録媒
体のトラックピッチを検出はするが、CAV方式の光デ
ィスクあるいはMCAV方式の光ディスクかの識別は行
わない請求項1に記載の高密度光情報再生装置。
ィスクあるいはMCAV方式の光ディスクのいずれか一
方であって、前記光スポット形成手段は、前記光記録媒
体のトラックピッチを検出はするが、CAV方式の光デ
ィスクあるいはMCAV方式の光ディスクかの識別は行
わない請求項1に記載の高密度光情報再生装置。
【0063】このように前記光スポット形成手段を構成
することで、CAV方式の光ディスク及びMCAV方式
の光ディスクに対して記録再生が行え、広い互換性を持
たせることが可能となる。
することで、CAV方式の光ディスク及びMCAV方式
の光ディスクに対して記録再生が行え、広い互換性を持
たせることが可能となる。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように本発明の高密度光情
報再生装置によれば、光ビーム整形手段により短波長の
半導体レーザから照射された光ビームを整形し、光記録
媒体のトラックピッチに応じて、光スポット形成手段が
光記録媒体のラジアル方向に長軸を有する略楕円形状の
光スポットを形成することで、短波長光源からの光ビー
ムにより、短波長ディスクと長波長ディスクとの互換性
を保つとともに、少なくとも近赤外の半導体レーザによ
って記録された異なる記録密度の情報が再生できるとい
う効果がある。
報再生装置によれば、光ビーム整形手段により短波長の
半導体レーザから照射された光ビームを整形し、光記録
媒体のトラックピッチに応じて、光スポット形成手段が
光記録媒体のラジアル方向に長軸を有する略楕円形状の
光スポットを形成することで、短波長光源からの光ビー
ムにより、短波長ディスクと長波長ディスクとの互換性
を保つとともに、少なくとも近赤外の半導体レーザによ
って記録された異なる記録密度の情報が再生できるとい
う効果がある。
【図1】本発明の第1実施例に係る光ディスク装置の要
部の構成を示す構成図
部の構成を示す構成図
【図2】図1のシリンドリカルレンズの構成を示す構成
図
図
【図3】図1の光学デバイスによる光ディスク上の光ス
ポットを説明する説明図
ポットを説明する説明図
【図4】図1の光強度検出器の構成を示す構成図
【図5】本発明の第2実施例に係る光ディスク装置の要
部の構成を示す構成図
部の構成を示す構成図
【図6】本発明の第3実施例に係る光ディスク装置の要
部の構成を示す構成図
部の構成を示す構成図
【図7】図6の液晶絞りの構成を示す構成図
【図8】本発明の第4実施例に係る光ディスク装置の要
部の構成を示す構成図
部の構成を示す構成図
【図9】トラックピッチと光スポット径の関係を説明す
る説明図
る説明図
1…光ディスク装置 2…半導体レーザ 3…光ディスク 4…光学デバイス 5…信号処理回路 6…APC回路 7…光検出器 11…コリメータレンズ 12…シリンドリカルレンズ 13…偏光ビームスプリッタ 14…光強度検出器 15…1/4波長板 16…対物レンズ 17…単レンズ 18…駆動回路 19…ハーフプリズム
Claims (1)
- 【請求項1】 短波長光ビームを供給する光源手段と、 前記短波長光ビームを光記録媒体に照射し前記光記録媒
体上に光スポットを形成する光スポット形成手段と、 前記光記録媒体に照射された前記短波長光ビームの戻り
光を抽出する光再生手段とを備え、 前記光スポット形成手段は、 前記光記録媒体のトラックピッチに応じて、前記光記録
媒体のラジアル方向に長軸を有する略楕円形状の光スポ
ットを形成するように、前記短波長光ビームを整形する
光ビーム整形手段を備えたことを特徴とする高密度光情
報再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6103083A JPH07311971A (ja) | 1994-05-17 | 1994-05-17 | 高密度光情報再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6103083A JPH07311971A (ja) | 1994-05-17 | 1994-05-17 | 高密度光情報再生装置 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002320241A Division JP3579413B2 (ja) | 2002-11-01 | 2002-11-01 | 高密度光情報再生装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07311971A true JPH07311971A (ja) | 1995-11-28 |
Family
ID=14344747
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6103083A Pending JPH07311971A (ja) | 1994-05-17 | 1994-05-17 | 高密度光情報再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07311971A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6333907B1 (en) * | 1998-03-17 | 2001-12-25 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Disk processing apparatus for reproducing information from a plurality of optical disks having different recording densities |
JP4736430B2 (ja) * | 2002-08-29 | 2011-07-27 | ソニー株式会社 | 光ヘッド及び光記録媒体駆動装置 |
-
1994
- 1994-05-17 JP JP6103083A patent/JPH07311971A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6333907B1 (en) * | 1998-03-17 | 2001-12-25 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Disk processing apparatus for reproducing information from a plurality of optical disks having different recording densities |
JP4736430B2 (ja) * | 2002-08-29 | 2011-07-27 | ソニー株式会社 | 光ヘッド及び光記録媒体駆動装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20030305 |