JPH07287376A - 液補充部構造 - Google Patents

液補充部構造

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JPH07287376A
JPH07287376A JP7611194A JP7611194A JPH07287376A JP H07287376 A JPH07287376 A JP H07287376A JP 7611194 A JP7611194 A JP 7611194A JP 7611194 A JP7611194 A JP 7611194A JP H07287376 A JPH07287376 A JP H07287376A
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JP
Japan
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liquid
replenishing
tank
pipe
developing
Prior art date
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Pending
Application number
JP7611194A
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English (en)
Inventor
Tomoyuki Takigami
知之 滝上
Kenji Takada
健治 高田
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 感光材料を処理液(例えば、現像液、定着
液、水洗水等)で処理する自動現像機等の液槽に用いら
れる液補充部構造に関し、液槽の開口面積を小さくでき
る液補充部構造を提供する。 【構成】 現像槽10内のオーバーフローライン14の
位置には、浮き蓋16が設けられており、浮き蓋16に
は液補充口18が形成されている。液補充口18の外周
部20には、液補充管22の下端部22Aが気密に嵌合
されている。従って、補充用の現像液は、液補充管22
から液補充口18を通って現像槽10内に補充される。
このため、従来構造のように液槽内の浮き蓋に液補充用
の切欠を設ける必要がない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、感光材料を処理液(例
えば、現像液、定着液、水洗水等)で処理する自動現像
機等の液槽に用いられる液補充部構造に関する。
【0002】
【従来の技術】自動現像機では、写真感光材料を現像
液、定着液等で処理するようになっている。現像液、定
着液等は処理液槽に溜められており、各処理液槽には、
写真感光材料の処理に伴い減少する処理液を補充する目
的の他、処理に伴う処理液の劣化や大気との接触による
処理液の劣化を補う目的等の補充のために、処理液を処
理液槽内に補充するための液補充部構造が備えられてい
る。
【0003】図5に示される如く、従来の液補充部構造
では、液槽70の上部に液補充管72が配設されてい
る。また、液槽70内に大気と処理液との接触を減すた
めに配設された浮き蓋74には、液補充管72の液補充
口72Aと対向する部位に、液槽70内の液面へ処理液
(補充液)を供給するための液補充用の切欠76が形成
されており、液補充口72Aから流れ出た処理液78
は、切欠76を経て液槽70内に流入するようになって
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の液補充部構造では、浮き蓋74に液補充用の
切欠76を設ける必要があり、この切欠76により液槽
70の開口面積が大きくなって、大気と接する処理液7
8の液面の露出量が増大するため、処理液78が酸化さ
れ易く、しかも処理液の蒸発量も多くなるいという不具
合がある。すなわち、酸化による劣化を補うために処理
液(補充液)の供給量を多くしなければならず、ランニ
ングコストが高くなる。
【0005】本発明は上記事実を考慮し、液槽の開口面
積を小さくできる液補充部構造を提供することが目的で
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の液補充
部構造は、液槽内に前記液槽内の液表面を覆うように配
設された浮き蓋と、この浮き蓋を貫通して補充液を液表
面へ案内する液補充口と、この液補充口の液表面と反対
側に気密に連通する液補充管と、を有することを特徴と
している。
【0007】請求項2に記載の液補充部構造は、請求項
1に記載の液補充部構造において、前記液補充口と前記
液補充管のいずれかに、補充液が液表面から離れる方向
へ流れるのを防止する逆流防止手段を設けたことを特徴
としている。
【0008】請求項3に記載の液補充部構造は、請求項
2に記載の液補充部構造において、前記逆流防止手段が
逆止弁であることを特徴としている。
【0009】請求項4に記載の液補充部構造は、請求項
2に記載の液補充部構造において、前記逆流防止手段が
逆流防止室であることを特徴としている。
【0010】
【作用】請求項1に記載の液補充部構造では、補充液
が、液補充管からこれと気密に連通する浮き蓋の液補充
口を通て液槽内に補充される。従って、従来構造のよう
に液槽内の浮き蓋に液補充用の切欠を設ける必要がない
ため、液槽の開口面積を小さくできる。また、液補充管
から外気にほとんど接触することなく補充液は浮き蓋に
覆われた液面へ供給されるので、液の劣化は極めて少な
くなり、蒸発量も少ないので、その結果補充液量も少な
くて済む。
【0011】請求項2に記載の液補充部構造では、請求
項1に記載の液補充部構造において、前記液補充口と前
記液補充管のいずれかに、補充液が液表面から離れる方
向へ流れるのを防止する逆流防止手段を設けたので、液
槽内の液が液補充口及び液補充管を逆流しようとした場
合には、逆流防止手段によって、この逆流を防止するこ
とができる。
【0012】請求項3に記載の液補充部構造では、請求
項1に記載の液補充部構造において、液補充口と液補充
管との一方に逆止弁を設けたので、液槽内の液が液補充
口及び液補充管を逆流しようとした場合には、逆止弁が
閉じることによって、この逆流を防止することができ
る。
【0013】請求項4に記載の液補充部構造では、請求
項1に記載の液補充部構造において、液補充口と液補充
管との一方に逆流防止室を設けたので、液槽内の液が液
補充口及び液補充管を逆流しようとした場合には、逆流
防止室の液面が上昇するのみで、逆流を防止することが
できる。
【0014】なお、浮き蓋としては、液槽内の液の表面
に文字通り浮くものでも良く、あるいは、液槽の所定位
置に固定され液の表面が処理液の補充で常に接するよう
になっているものでも良い。
【0015】
【実施例】図1には、本発明の第1実施例に係る液補充
部構造が適用された自動現像装置の現像槽10が示され
ており、この現像槽10内には現像液12が充填されて
いる。また、現像槽10内のオーバーフローライン14
の位置には、浮き蓋16が設けられている。
【0016】浮き蓋16には、液補充口18が形成され
ており、この液補充口18から現像液12が現像槽10
内に補充されるようになっている。この液補充口18の
外周部20は円筒状に上方へ向けて立設されており、外
周部20には、液補充管22の下端部22Aが気密に嵌
合されている。なお、図示を省略したが、液補充管22
の他端部は、現像液供給タンクに接続されており、必要
に応じてポンプ等を作動させて液補充管22内に現像液
が供給されるようになっている。
【0017】液補充管22の中間部には、逆流防止手段
としての逆止弁24が設けられており、この逆止弁24
は液補充時のみ開くようになっており、現像槽10の疲
労した現像液12が、液補充管22内を逆流しないよう
になっている。なお、逆止弁としては、現像液供給タン
ク内の現像液を汲み上げるポンプの作動に同期して、ポ
ンプ作動時に開放し、ポンプ停止時に閉塞する電磁弁を
使用しても良い。
【0018】以下に、本第1実施例の作用を説明する。
本第1実施例の液補充部構造では、補充用の現像液が図
1に矢印Aで示される如く、液補充管22から、浮き蓋
16に形成され液補充管22に気密に連通された液補充
口18を通って現像槽10内に補充される。従って、従
来構造のように浮き蓋に液補充用の切欠を設ける必要が
ないため、現像槽10の開口面積を小さくできる。
【0019】また、本第1実施例の液補充部構造では、
液補充管22に逆止弁24を設けたので、現像槽10の
疲労した現像液12が、液補充管22内を逆流しようと
した場合には、逆止弁24が閉じており、この逆流を防
止することができる。
【0020】なお、本第1実施例では、逆流防止手段と
して逆止弁24を使用したが、逆止弁24に代えて、図
2に示されるような、逆流防止室26を使用しても良
い。この逆流防止室26は矩形箱状の密閉空間であり、
上壁26Aに液補充管22の上流側に連通した入液口2
8が形成され、底部26Bに液補充管22の下流側に連
通した出液口30が形成されている。また、逆流防止室
26の内径は、液補充管22の内径に比べ大きくなって
おり、逆流防止室26内では、現像液12の液面の上方
に空間32が形成されている。また、上流側液補給管2
2から新鮮な現像液(補充液)が空間32を介して現像
液12の液面へ滴下されるようになっている。
【0021】従って、現像槽内の疲労した現像液が、液
補充管22内を逆流しようとした場合には、逆流防止室
26内の現像液12の液面が上昇するのみで、逆流を防
止することができる。この逆流防止室26の空間を小さ
くすることにより、内部の空気量は微小であり、しかも
現像液の蒸発成分が多く含まれているため現像液の空気
劣化や蒸発量は極めて少量である。
【0022】図3及び図4には、本発明の第2実施例に
係る液補充部構造が適用された自動現像装置の現像槽4
0が示されており、この現像槽40内には現像液42が
充填されている。
【0023】図3に示される如く、現像槽40のオーバ
ーフローライン44の位置には、浮き蓋46が設けられ
ており、浮き蓋46には液補充口48が形成されてい
る。
【0024】図4に示される如く、液補充口48は、逆
流防止手段としての逆流防止室50と継手部52とで構
成されている。逆流防止室50はボックス状の小空間を
形成しており、逆流防止室50の上壁部50Aの略中央
部には、円筒形状の継手部52が形成されている。
【0025】図3に示される如く、逆流防止室50は浮
き蓋46に一体成形されており、開口部50Bが現像槽
40内の現像液42の液面に向かって開かれている。継
手部52は、この逆流防止室50の上方へ向けて立設さ
れており、液補充管54の下端部54Aが気密に嵌合し
ている。図示を省略したが、液補充管54の他端部は、
現像液供給タンクに接続されており、必要に応じて液補
充管54内に現像液が供給されるようになっている。
【0026】従って、補充用の現像液は、液補充管5
4、継手部52及び逆流防止室50を経て現像槽40内
に補充されるようになっている。また、逆流防止室50
の内径は、液補充管54の内径に比べ大きくなってお
り、逆流防止室50内では、現像液12の上方に空間5
6が形成されている。
【0027】このため、現像槽40内の疲労した現像液
42が、逆流しようとした場合には、逆流防止室50内
の現像液42の液面が上昇するのみで、逆流を防止する
ことができるようになっている。
【0028】以下に、本第2実施例の作用を説明する。
本第2実施例の液補充部構造では、補充用の現像液が、
液補充管54から、浮き蓋46に形成され液補充口48
の継手部52及び逆流防止室50を経て現像槽40内に
補充される。また、逆流防止室50は密閉空間を形成し
ている。従って、従来構造のように液槽内の浮き蓋に液
補充用の切欠を設ける必要がないため、液槽の開口面積
を小さくできる。
【0029】また、本第2実施例の液補充部構造では、
液補充口48に逆流防止室50を設けたので、現像槽4
0内の疲労した現像液42が逆流しようとした場合に
は、逆流防止室50内の現像液42の液面が上昇するの
みで、逆流を防止することができる。
【0030】なお、本第2実施例の液補充部構造では、
液補充口48に逆流防止手段としての逆流防止室50を
設けたが、逆流防止室50に代えて第1実施例と同様の
逆止弁を設けても良い。
【0031】また、上記各実施例では、本発明の液補充
部構造を自動現像機の現像槽に適用した例について説明
したが、本発明の液補充部構造は、自動現像機の他の液
槽または自動現像機以外の液槽にも適用可能である。
【0032】
【発明の効果】以上説明した如く請求項1記載の本発明
に係る液補充部構造は、液槽の開口面積を小さくできる
ため液体補充量を少なくでき、その結果ランニングコス
トを低減できるという優れた効果を有する。
【0033】また、請求項2記載の本発明に係る液補充
部構造は、液槽内の液が液補充口及び液補充管を逆流し
ようとした場合には、この逆流を防止することができる
という優れた効果を有する。
【0034】また、請求項3記載の本発明に係る液補充
部構造は、液槽内の液が液補充口及び液補充管を逆流し
ようとした場合には、この逆流を防止することができる
という優れた効果を有する。
【0035】また、請求項4記載の本発明に係る液補充
部構造は、液槽内の液が液補充口及び液補充管を逆流し
ようとした場合には、この逆流を防止することができる
という優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る液補充部構造を示す
側断面図である。
【図2】本発明の第1実施例に係る液補充部構造の変形
例を示す斜視図である。
【図3】本発明の第2実施例に係る液補充部構造を示す
側断面図である。
【図4】本発明の第2実施例に係る液補充部構造を示す
斜視図である。
【図5】従来例に係る液補充部構造を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
10 現像槽 12 現像液 16 浮き蓋 18 液補充口 22 液補充管 24 逆止弁(逆流防止手段) 26 逆流防止室(逆流防止手段) 40 現像槽 42 現像液 46 浮き蓋 48 液補充口 50 逆流防止室(逆流防止手段) 54 液補充管

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液槽内に前記液槽内の液表面を覆うよう
    に配設された浮き蓋と、この浮き蓋を貫通して補充液を
    液表面へ案内する液補充口と、この液補充口の液表面と
    反対側に気密に連通する液補充管と、を有することを特
    徴とする液補充部構造。
  2. 【請求項2】 前記液補充口と前記液補充管のいずれか
    に、補充液が液表面から離れる方向へ流れるのを防止す
    る逆流防止手段を設けたことを特徴とする請求項1記載
    の液補充部構造。
  3. 【請求項3】 前記逆流防止手段が逆止弁であることを
    特徴とする請求項2記載の液補充部構造。
  4. 【請求項4】 前記逆流防止手段が逆流防止室であるこ
    とを特徴とする請求項2記載の液補充部構造。
JP7611194A 1994-04-14 1994-04-14 液補充部構造 Pending JPH07287376A (ja)

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JP7611194A JPH07287376A (ja) 1994-04-14 1994-04-14 液補充部構造

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