JPH07286771A - 冷蔵庫の箱体構造 - Google Patents

冷蔵庫の箱体構造

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JPH07286771A
JPH07286771A JP7896394A JP7896394A JPH07286771A JP H07286771 A JPH07286771 A JP H07286771A JP 7896394 A JP7896394 A JP 7896394A JP 7896394 A JP7896394 A JP 7896394A JP H07286771 A JPH07286771 A JP H07286771A
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JP
Japan
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machine room
refrigerator
box
outer box
outer casing
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Application number
JP7896394A
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English (en)
Inventor
Shoji Nishigaki
章司 西垣
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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Publication of JPH07286771A publication Critical patent/JPH07286771A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 冷蔵庫の箱体の機械室部分の組み立てが容易
に行えるようにすることを目的とする。 【構成】 一対の側縁部2と、側縁部2それぞれの内側
に折り曲げ部3を介して連続一体に側縁部2と同一平面
位置に形成された一対の側面部4と、側縁部2それぞれ
の前端に連続一体に形成された冷蔵庫の箱体の内部空間
と背部の機械室空間とを仕切る本体部6とからなる機械
室構成体1が、冷蔵庫の外箱の下部開口22から本体部
6側を前にして差し入れられ、側縁部2が外箱の両側板
24の後部下縁に取り付けられるとともに、一対の側面
部4が折り曲げ部3で折り曲げられて立ち上げられ、そ
の立ち上げられた両側面部4の前部から上部に至る端縁
に沿うように本体部6が当接配置されて機械室が構成さ
れる冷蔵庫の箱体構造。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、冷蔵庫の箱体構造に関
し、とくに、後下部における機械室の配置構成に関す
る。
【0002】
【従来の技術】冷蔵庫では、冷媒を圧縮するコンプレッ
サ等が後下部に設けられるが、このコンプレッサは冷蔵
庫の外箱と内箱の間に充填される断熱性のウレタン樹脂
内に埋設されることがないように、冷蔵庫の後下部の機
械室内に分離配置されている。
【0003】上記機械室は、外箱の両側面板の下部内面
に金属板よりなる仕切り体が両側縁において当接されて
設けられ、これにより内部空間を前側上部と後側下部と
に仕切られ、その後側下部空間が後方に開放した機械室
を構成する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように金属板の仕切り体を外箱の両側面板に取り付けて
機械室を構成する場合、下記のような問題点があった。
【0005】すなわち、上記仕切り体は外箱内に内箱が
組み込まれた段階において取り付けられるもので、しか
も、外箱の両側板の後縁には背面板の取り付けフランジ
が存在するので、後方の開口部分から水平に仕切り体を
挿入しようとするとその両側が上記フランジにひっかか
ることとなり、したがって、そのフランジ間を拡開する
ようにして仕切り体を挿入しなければならず、非常にそ
の作業に手間がかかった。
【0006】また、上記の仕切り体を組み込んだ後に治
具で全体を押さえる状態において外箱、内箱、仕切り体
により囲まれる空間内に発泡樹脂を充填するが、その際
仕切り体が金属板であると仕切り体と外箱の両側面板と
の当接部がどうしても密接しないので、その部分にパッ
キンを介在させなければならず、この点においても組み
立て作業に手間がかかり、また、コスト高となった。
【0007】本発明は、このような点に着目してなされ
たものであって、冷蔵庫の箱体の機械室部分の組み立て
が容易に行えるようにすることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、冷蔵庫の箱体構造を、一対
の側縁部と、前記側縁部それぞれの内側に折り曲げ部を
介して連続一体に前記側縁部と同一平面位置に形成され
た一対の側面部と、前記側縁部それぞれの前端に連続一
体に形成された冷蔵庫の箱体の内部空間と背部の機械室
空間とを仕切る本体部とからなる機械室構成体が、前記
冷蔵庫の外箱の下部開口から前記本体部を前側にして差
し入れられ、前記側縁部が外箱の両側板の後部下縁に取
り付けられるとともに、前記一対の側面部が前記折り曲
げ部で折り曲げられて立ち上げられ、その立ち上げられ
た前記両側面部の前部から上部に至る端縁に沿うように
前記本体部が当接配置されて機械室が構成されるように
した。
【0009】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記側面部それぞれに、周囲に突出枠部を
備える凝縮パイプの接続開口が形成されるとともに、そ
の突出枠部の一部に凝縮パイプ配置用の切欠部が設けら
れてなり、前記突出枠部面が前記外箱の両側板の内面に
当接される構成とした。
【0010】請求項3記載の発明は、請求項1または2
記載の発明において、前記機械室構成体が、合成樹脂の
成形品よりなる構成とした。
【0011】
【作用】上記請求項1記載の発明の構成によれば、機械
室構成体は外箱の下部開口から差し入れられ内部で組み
立てられて機械室が構成される。
【0012】上記請求項2記載の発明の構成によれば、
請求項1記載の発明において、突出枠部面が外箱の両側
板の内面に当接されることで機械室構成体が安定して設
けられ、また、突出枠部の切欠部において外箱の側板内
面からの凝縮パイプが機械室内に導入できる。
【0013】上記請求項3記載の発明の構成によれば、
請求項1または2記載の発明において、機械室構成体が
合成樹脂であるので、突出枠部面の外箱の両側板の内面
への当接が密接して行われる。
【0014】
【実施例】図1は本発明において用いる機械室構成体を
示す斜視図であり、機械室構成体1は樹脂の成形品より
なり、一対の側縁部2と、側縁部2それぞれの内側に溝
状の折り曲げ部3を介して連続一体に側縁部2と同一平
面位置に形成された一対の側面部4と、側縁部2それぞ
れの前端に溝状態の折り曲げ部5を介して連続一体に形
成された折れ曲がり形状の本体部6とからなる。
【0015】上記側面部4それぞれは台形の凝縮パイプ
の接続開口7を備え、その周縁には突出枠部8が突設さ
れており、その突出枠部8には凝縮パイプ配置用の切欠
部9が設けられている。
【0016】図2は図1のY−Y部分の断面図であり、
側縁部2には凹状12と立ち上がり壁13とが隣接配置
されており、立ち上がり壁13には冷蔵庫の外箱の側板
の下端の係合縁に係合するための係合突部14が3個設
けられ、突出枠部8の上縁には接続開口7の内側に向
き、かつ、先端にいく程薄肉となる薄肉部15が形成さ
れている。図3は図1のX−X部分の断面図、図4は図
1のZ−Z断面図であり、側面部4の本体部6側に位置
する縁部およびそれに後方側に連続する縁部と、本体部
6の下面の側面部4側の縁部近傍とには、上記の薄肉部
15と同構成の薄肉部16、17がそれぞれ下方を向く
ように設けられている。さらに、側面部4それぞれの上
記薄肉部16が存在しない縁部には、立ち上がり壁18
が形成されている。上記それぞれの薄肉部15、16、
17はその部分のみ軟質の樹脂よりなる。本体部6の両
側縁部には上側に突出する立ち上がり壁20が形成さ
れ、さらに、本体部6の側面部4から遠い側の縁部には
側面部4の立ち上がり壁20とは逆側に突出する立ち上
がり壁22が形成されている。
【0017】次に、図5以下の図面を参照して上記機械
室構成体1を用いての機械室の組み立て工程を説明す
る。
【0018】図5に示すように、内箱20を組み込んだ
冷蔵庫の外箱21を機械室構成体1上に載置すること
で、機械室構成体1は外箱21の下部開口22から差し
入れられ、図6に示すように、その際外箱21の両側板
24の下部後方に折り曲げられて構成された係止縁25
が側縁部2の凹条12に嵌合され係止突部14に係止す
る。
【0019】そのようして機械室構成体1が外箱21内
に組み込まれた状態において、外箱21の背面開口27
から手を差し入れて両側面部4を折り曲げ部3で折り曲
げて立ち上げる。この立ち上げる際、突出枠部8の切欠
部9に外箱21の両側板24の内面に配置されている凝
縮パイプ28が嵌入され、その状態において両突出枠部
8面が外箱21の両側板24の内面に当接され、この当
接により両側面部4の立ち上げ位置が規定される。
【0020】このように、両側面部4が切欠部9を有す
る突出枠部8備える構成とされているので、両側面部4
は安定して立設され、また、接続開口7への凝縮パイプ
28の導入接続が容易に行える構成としている。
【0021】また、この立ち上げた際、両立ち上がり壁
18は外箱21の両側板24の後縁に当接され、この当
接により機械室構成体1の前後方向の位置が規定され、
安定する。
【0022】次に、上記のように立ち上げられた両側面
板4の前部から上部に至る端縁に沿うように本体部6が
両折り曲げ部5で後方に折り曲げられて当接配置され、
図7に示すように、外箱21に機械室30が形成された
状態となり、その後に外箱21の背面の機械室30に相
対しない位置に背板33が取り付けられる。
【0023】そして、上記のように機械室30が一体と
された箱体を、図8に示すように、第1の治具41内に
入れ、さらに、箱体の底面部を覆うように第2の治具4
2を、箱体40の背面部を覆うように第3の治具43を
それぞれ固定状態に取り付け、第3の治具43に形成さ
れた樹脂の注入口45から外箱21の背板33の注入口
34を介して発泡樹脂の注入が行われ、箱体内の外箱2
1、内箱20、機械室構成体1によって囲まれる空間内
への発泡樹脂の充填が行われる。
【0024】上記の箱体40がそれぞれの治具41、4
2、43内に納められた状態においては、図6に示すよ
うに、両突出枠部8の薄肉部15は外箱21の両側板2
4の内面に密着し、両側面板4の縁部に形成された薄肉
部16は本体部6の両側の下方に向く面に密着し、さら
に、本体部6の薄肉部17は、図9に示すように、外箱
の底板36の後縁の下面に密着するので、発泡樹脂の充
填に際してそれらの部分の隙間から樹脂が外部に漏れで
ることがないようになっている。機械室構成体1は樹脂
成形品であって、上記の薄肉部15、16、17は軟質
樹脂よりなるので、若干の弾力変形を行うことで高い密
着性を発揮するもので、これにより別個にパッキンを用
いることが省略される。
【0025】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、上記請
求項1記載の発明の構成によれば、機械室構成体は外箱
の下部開口から差し入れられ内部で組み立てられて機械
室が構成されるので、従来のように機械室構成のための
部材を外箱を変形して入れるような問題が解消され、組
み立て作業性が向上される。
【0026】上記請求項2記載の発明の構成によれば、
請求項1記載の発明において、さらに、突出枠部面が外
箱の両側板の内面に当接されることで機械室構成体が安
定して位置決めされ、また、突出枠部の切欠部において
外箱の側板内面からの凝縮パイプが容易に機械室内に導
入できるので、組み立て作業性がさらに向上されるとと
もに、構造も安定したものとなる。
【0027】上記請求項3記載の発明の構成によれば、
請求項1または2記載の発明において、さらに、機械室
構成体が合成樹脂であるので、突出枠部面の外箱の両側
板の内面への当接が密接して行われるようになり、これ
によりパッキン等の使用が省略できて、組み立て性が向
上されるとともに、コストダウンも可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に用いる機械室構成体を示す実施例斜視
【図2】図1におけるY−Y断面図
【図3】図1におけるX−X断面図
【図4】図1におけるZ−Z断面図
【図5】機械室構成体の外箱への組み入れを示す斜視図
【図6】図7のP−P断面図
【図7】機械室が組み立てられた状態を示す斜視図
【図8】外箱の治具への組み入れ構成を示す斜視図
【図9】図7のQ−Q断面図
【符号の説明】
1 機械室構成体 2 側縁部 3 折り曲げ部 4 側面部 6 本体部 21 外箱 22 下部開口 24 側板 30 機械室

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の側縁部と、前記側縁部それぞれの
    内側に折り曲げ部を介して連続一体に前記側縁部と同一
    平面位置に形成された一対の側面部と、前記側縁部それ
    ぞれの前端に連続一体に形成された冷蔵庫の箱体の内部
    空間と背部の機械室空間とを仕切る本体部とからなる機
    械室構成体が、 前記冷蔵庫の外箱の下部開口から前記本体部を前側にし
    て差し入れられ、前記側縁部が外箱の両側板の後部下縁
    に取り付けられるとともに、前記一対の側面部が前記折
    り曲げ部で折り曲げられて立ち上げられ、その立ち上げ
    られた前記両側面部の前部から上部に至る端縁に沿うよ
    うに前記本体部が当接配置されて構成される冷蔵庫の箱
    体構造。
  2. 【請求項2】 前記側面部それぞれに、周囲に突出枠部
    を備える凝縮パイプの接続開口が形成されるとともに、
    その突出枠部の一部に凝縮パイプ配置用の切欠部が設け
    られてなり、前記突出枠部面が前記外箱の両側板の内面
    に当接される請求項1記載の冷蔵庫の箱体構造。
  3. 【請求項3】 前記機械室構成体が、合成樹脂の成形品
    よりなる請求項1または2記載の冷蔵庫の箱体構造。
JP7896394A 1994-04-18 1994-04-18 冷蔵庫の箱体構造 Pending JPH07286771A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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