JPH0728653U - ラインプリンター - Google Patents

ラインプリンター

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JPH0728653U
JPH0728653U JP3025093U JP3025093U JPH0728653U JP H0728653 U JPH0728653 U JP H0728653U JP 3025093 U JP3025093 U JP 3025093U JP 3025093 U JP3025093 U JP 3025093U JP H0728653 U JPH0728653 U JP H0728653U
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JP
Japan
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line printer
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Withdrawn
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JP3025093U
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博之 平川
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Murata Machinery Ltd
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Murata Machinery Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ラインプリンターで印字出力できる最大の原
稿幅よりも小さい原稿幅の画データを印字出力させる場
合に、特別な機器を用いて白の画データを作成して付加
するような必要をなくし、ラインプリンターの装置構造
の簡素化、並びに画データの印字出力処理の高速化を図
る。 【構成】 所定ビットの画データを格納させるためのシ
フトレジスタ2と、このシフトレジスタ2に格納された
画データの出力を行うための複数の印字素子N(N1〜
N2048)とを備えたラインプリンターであって、前
記複数の印字素子Nのうち、少なくとも左右何れかの端
部側に位置する所定数の印字素子(N1〜N320)
は、他の印字素子(N321〜N2048)が駆動され
ているときに部分的な駆動停止状態を維持できるように
構成されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ファクシミリ装置等に適用されるラインプリンターに関する。
【0002】
【従来の技術】
例えばファクシミリ装置に適用されるB4幅対応のラインプリンターは、図2 に示すように、B4サイズの記録紙Kの横幅と略同幅に形成された印字ヘッド1 eに、2048個の印字素子Nが一列状態に配列して設けられている。また、こ れらの各印字素子Nに対しては、シフトレジスタ2からラッチ回路等を介して2 048ビットの所望の画データの信号を出力できるように構成されている。 而して、従来のこの種のラインプリンターは、何れも、印字出力動作を行うと きには、2048個の全ての印字素子Nがシフトレジスタ2側から出力される2 048ビットの画データに対応してオン・オフ駆動されるように構成されていた 。
【0003】 一方、このようなラインプリンターの使用に際しては、B4サイズよりも小さ い例えばA4幅の画データを印字出力させたい場合がある。 かかる場合、例えばB4幅対応の2048ビットのシフトレジスタ2に対して 、A4幅の1ライン分のデータに相当する1728ビットの画データを格納させ ただけでは、A4幅の所望の画データのみを適切に印字出力させることはできな い。 即ち、図3(a)に示すように、シフトレジスタ2に例えばB4幅の2048 ビットの画データD1が先に格納された状態において、同図(b)のように、A 4幅の1728ビットの新たな画データD2を格納させても、シフトレジスタ2 内には先のB4幅の画データD1のうち320ビットの画データが残存したまま となる。かかる状態で印字素子Nを駆動させたのでは、1ラインの画データとし て、D1とD2の双方の画データが1ラインの画データとして記録紙Kに印字出 力されてしまい、妥当でない。 また、同様に、その後にA4幅の次ラインの画データをシフトレジスタ2に格 納させたときにおいても、やはり先に格納されていたA4幅の前ラインの画デー タD2の一部(320ビット分)がシフトレジスタ2の右側にシフトされた状態 で残存し、その画データが印字出力されてしまう。
【0004】 そこで、従来では、上記のような難点を解消する方法として、図4に示すよう な手段が採用されていた。 即ち、従来では、A4幅の1728ビットの画データD2の前側又は後側に、 320ビットの白の画データD3を追加することにより、それらの合計の画デー タをB4対応の2048ビットとし、A4幅の有効な画データ以外の領域を、全 て白色にさせるようにしていた。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の手段では、1ライン分の有効な画データD2をシフ トレジスタ2に格納させる都度、その画データに対して、別途作成した白色の画 データD3を付加する必要がある。 従って、かかる画データ処理を行うための専用の機器が余分に必要となり、ラ インプリンターのコストが高価となる難点を生じていた。 また、上記従来では、B4幅よりも小サイズのA4幅の画データを印字出力さ せるにも拘わらず、結局は、B4幅の画データと同一ビット数の画データの印字 出力処理がなされている。従って、かかる画データの処理時間は何ら短縮されず 、印字出力処理に長時間を要するため、かかる点においても改善すべき余地があ った。
【0006】 本考案は上記の点に鑑みて提案されたもので、ラインプリンターで印字出力で きる最大の原稿幅よりも小さい原稿幅の画データを印字出力させる場合に、特別 な機器を用いて白の画データを作成して付加するような必要をなくし、ラインプ リンターの装置構造の簡素化、並びに画データの印字出力処理の高速化を図るこ とを、その目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために提案された本考案に係るラインプリンターは、所定 ビットの画データを格納させるためのシフトレジスタと、このシフトレジスタに 格納された画データの出力を行うための複数の印字素子とを備えたラインプリン ターであって、前記複数の印字素子のうち、少なくとも左右何れかの端部側に位 置する所定数の印字素子は、他の印字素子が駆動されているときに部分的な駆動 停止状態を維持できるように構成されている。
【0008】
【作用】
上記構成を特徴とする本考案に係るラインプリンターにおいては、このライン プリンターで印字出力できる最大の原稿幅よりも小さい原稿幅の所望の画データ を印字出力させるときには、かかる所望の画データの1ライン分をシフトレジス タにそのまま格納させればよい。かかる状態では、シフトレジスタ内に所望の有 効な画データが1ライン分格納されている他、それ以前にシフトレジスタ内に格 納されていた余分な画データがシフトレジスタの左右何れかの端部側にシフトさ れて一部残存した状態となる。 而して、上記シフトレジスタ内の画データを印字出力させる際には、余分な画 データが出力される位置の印字素子の駆動を部分的に停止させると同時に、それ 以外の印字素子を適切に駆動させて所望の画データの印字出力を行うことができ る。 従って、かかる印字出力態様では、余分な画データについては印字素子で印字 出力されることがなく、所望の有効な部分の画データのみが適切に印字出力され ることとなる。 その結果、ラインプリンターで印字出力できる最大の原稿幅よりも小さい原稿 幅の画データを印字出力させる場合であっても白の画データを作成し、この画デ ータを本来の有効な画データに付加するような必要はない。
【0009】
【実施例】 以下、本考案の一実施例について図面を参照して説明する。 図1は、ファクシミリ装置に適用されるサーマルプリンターとしてのラインプ リンターの印字ヘッド1の構成例を示す回路説明図である。 同図に示す回路は、最大幅としてB4幅に対応できるように、一列状態に配列 された計2048個の発熱素子としての印字素子N(N1〜N2048)、及び ファクシミリ装置の各部を制御するCPU(不図示)等からクロックパルスに同 期して転送されてくる画データを格納させるための2048ビットの格納容量の シフトレジスタ2を具備している。
【0010】 ここで、前記印字素子N・・の各々には、NANDゲートが接続され、またそ れらの各NANDゲートには、シフトレジスタ2に接続されたラッチ回路3から の出力信号や、所定のストローブ信号1〜4が入力されるように設定されている 。 但し、前記2048個の印字素子Nのうち、同図の右端側に位置する領域Na の計320個の印字素子N1〜N320に接続されたNANDゲートには、ラッ チ回路3からの出力信号やストローブ信号1以外として、原稿幅切換信号(High /Low)信号)が入力されるように構成されている。
【0011】 即ち、上記の320個の印字素子N1〜N320は、原稿幅切換信号の出力が オフにされて、その信号がHレベルにあるときには、他の領域Nbの印字素子N 321〜N2048と同様に、NANDゲートに対してLレベルのストローブ信 号及びラッチ回路3からのLレベルの信号入力がなされると駆動する。 これに対し、原稿幅切換信号の出力がオンにされて、その信号がHレベルにな ったときには、Lレベルのストローブ信号及びラッチ回路3からの信号入力がN ANDゲートになされても、領域Naに位置する320個の印字素子N1〜N3 20は、駆動動作を行わないように構成されている。 原稿幅切換信号の出力のオン・オフは、例えば印字出力対象となる画データの 原稿幅がB4とA4との何れであるかを判断するCPUの制御により切り換えら れるように構成されている。但し、これに代えて、例えばファクシミリ装置に設 けられた特定のキースイッチを操作者が操作することによって手動で切り換える ように構成してもよい。
【0012】 次に、上記構成のラインプリンターの使用例、作用について説明する。 先ず、このラインプリンターは、印字出力できる最大原稿幅がB4幅であるか ら、B4幅の原稿画像の画データを印字出力するときには、原稿幅切換信号の出 力を停止し、その信号レベルを「H」にしておけばよい。 かかる設定状態では、2048個の全ての印字素子Nを適切に駆動させること ができるから、B4幅の原稿画像の1ライン分の画データ(2048ビット)を シフトレジスタ2へ転送して格納させた後に、Lレベルのストローブ信号1〜4 を順次出力させることにより、前記B4幅の1ライン分の画データを所望の記録 紙へ適切に印字出力させることができる。
【0013】 一方、上記のラインプリンターで、B4幅よりも小サイズのA4幅の原稿画像 の画データを印字出力させるときには、原稿幅切換信号の出力をオンにし、その 信号レベルを「L」にしておけばよい。 かかる設定状態では、領域Naに位置する印字素子N1〜N320は、ストロ ーブ信号1の出力の有無や、印字素子N1〜N320に対するシフトレジスタ2 及びラッチ回路3からの画データ信号の出力の有無には一切関係なく、その駆動 が部分的に停止された状態となる。他の領域Nbの計1728個の印字素子N3 21〜N2048のみが駆動可能である。
【0014】 従って、容量が2048ビットのシフトレジスタ2内に、それよりも少数の1 728ビットのA4幅の原稿画像の1ライン分の画データを転送し格納させた状 態において、そのシフトレジスタ2内の端部側(図1のDa部)に、先に格納さ せた例えばB4幅の原稿画像の画データが320ビット分だけ残存しても、これ らの320ビットの画データは印字出力されない。 シフトレジスタ2内に格納されている画データのうち、上記のDa部以外の新 たな1ライン分の画データ(Db部の1728ビット)のみが印字素子N321 〜N2048によって適切に印字出力されることとなる。 また、その後にA4幅の原稿画像の次ラインの画データをシフトレジスタ2に 転送し格納させれば、やはり先のラインの画データはシフトされて、その一部の 画データが上記のDa部の位置に残存することとなる。従って、シフトレジスタ 2のDb部へ新たに格納された次ラインの1728ビットの画データのみが印字 素子N321〜N2048によって適切に印字出力される。
【0015】 このように、上記実施例では、原稿幅切換信号の出力のオン・オフを行うだけ で、B4幅とA4幅の双方に対応させることができ、A4幅の画データを印字出 力するときには、その画データをシフトレジスタ2に対してそのまま転送し、格 納させるだけでよい。 従って、かかるA4幅の画データの印字出力処理は容易であり、またその処理 時間も短時間となる。
【0016】 尚、上記実施例では、B4幅対応のラインプリンターでA4幅の画データを印 字出力させる場合を一例として説明したが、本考案は決してこれに限定されない 。 従って、本考案に係る印字素子Nの具体的な個数、シフトレジスタ2のビット 数等は限定されない。
【0017】 また、上記実施例では、多数の印字素子Nのうち右側に位置する印字素子N1 〜N320の駆動を停止させ得るように構成しているが、これはシフトレジスタ 2に画データを格納させる際にその右側方向に画データがシフトされることに対 応させたからである。 従って、本考案では、シフトレジスタ2の画データのシフト方向が上記とは逆 に左側方向の場合には、多数の印字素子Nのうち左側に位置する所定数の印字素 子の駆動を停止できるようにすればよい。
【0018】 更に、本考案では、一台のラインプリンターを2種類の原稿幅(例えばB4と A4)の印字出力に対応させるだけはなく、三種類(例えばB4、A4、A5) 、或いはそれ以上の種類の原稿幅の印字出力に対応させるようにしてもよい。 これは、例えば、複数種類の原稿幅切換信号を印字素子NのNANDゲートに 入力できるようにして、特定の1つの原稿幅切換信号が「L」レベルになったと きにはA4幅に対応する印字素子のみが駆動可能となり、またそれとは異なる他 の原稿幅切換信号が「L」レベルになったときにはA5幅に対応する印字素子の みが駆動できるように構成することによって達成することが可能である。
【0019】 更に、本考案では、複数の印字素子のうち、一部の印字素子の駆動を部分的に 停止させる手段としては、上記実施例のように、印字素子のNANDゲートに原 稿幅切換信号を入力させる手段に限定されない。 例えばシフトレジスタ2及びラッチ回路側から各NANDゲートに入力される 信号レベルが常に「L」となるようにし、一部の印字素子の駆動停止状態を維持 できるようにしてもよい。 その他、本考案に係るラインプリンターは、ファクシミリ装置に適用されるも のに限定されないことは言うまでもない。
【0020】
【考案の効果】
以上の説明から理解されるように、本考案に係るラインプリンターによれば、 ラインプリンターで印字出力できる最大の原稿幅よりも小さい原稿幅の画データ を印字出力させる場合に、シフトレジスタに格納されている画データのうち不要 な画データに対応する位置の印字素子の駆動を部分的に停止させて、所望の画デ ータのみを他の印字素子を用いて適切に印字出力することができる。 従って、シフトレジスタに画データを格納させる際に、従来のように特別な機 器を用いて白の画データを作成し、その画データを印字対象となる画データに付 加させるような処理を行う必要がなく、ラインプリンターの装置構造の簡素化、 並びに画データの印字出力処理の高速化を図ることができるという格別な効果が 得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るラインプリンターの印字ヘッド部
分の回路構成の一例を示す説明図。
【図2】従来のラインプリンターの一例を示す説明図。
【図3】(a)、(b)は従来のラインプリンターにお
ける画データ処理の一例を示す説明図。
【図4】従来のラインプリンターにおいて画データの印
字出力を行う場合の一例を示す説明図。
【符号の説明】
1 印字ヘッド 2 シフトレジスタ 3 ラッチ回路 N(N1〜N2048) 印字素子

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定ビットの画データを格納させるための
    シフトレジスタと、このシフトレジスタに格納された画
    データの出力を行うための複数の印字素子とを備えたラ
    インプリンターであって、前記複数の印字素子のうち、
    少なくとも左右何れかの端部側に位置する所定数の印字
    素子は、他の印字素子が駆動されているときに部分的な
    駆動停止状態を維持できるように構成されているライン
    プリンター。
JP3025093U 1993-06-07 1993-06-07 ラインプリンター Withdrawn JPH0728653U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3025093U JPH0728653U (ja) 1993-06-07 1993-06-07 ラインプリンター

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3025093U JPH0728653U (ja) 1993-06-07 1993-06-07 ラインプリンター

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0728653U true JPH0728653U (ja) 1995-05-30

Family

ID=12298471

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3025093U Withdrawn JPH0728653U (ja) 1993-06-07 1993-06-07 ラインプリンター

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19971106