JPH07285599A - 懸垂式給油装置 - Google Patents

懸垂式給油装置

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JPH07285599A
JPH07285599A JP9592294A JP9592294A JPH07285599A JP H07285599 A JPH07285599 A JP H07285599A JP 9592294 A JP9592294 A JP 9592294A JP 9592294 A JP9592294 A JP 9592294A JP H07285599 A JPH07285599 A JP H07285599A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 懸垂式給油装置において、油種の判定結果を
確実に伝達すること。 【構成】 給油管6により貯油タンクに接続され、ポン
プモータ5により駆動されるポンプ8と、ポンプ8の吐
出口に接続され、流量パルス発信器9を備えた流量計1
0と、給油エリアの上方に設けられたノズル昇降装置2
と、ノズル昇降装置2から吊り下げられ、下端に給油ノ
ズル20を接続されたホース21と、流量計10により
計測されたデータを給油量として表示する給油量表示手
段13とを備えた給油装置において、給油ノズル20に
設けられた油種センサー28と、油種センサー28から
の信号により自動車燃料タンクの油種を判定し、油種が
一致したとき給油を可能にする制御装置11と、給油の
際には必ず見る給油量表示手段13に隣接させて油種判
定の結果をシンボルマークで表示する油種判定結果表示
手段14とを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、地上にポンプを、また
給油エリアの上方にノズル昇降装置を設置し、自動車燃
料タンクの油種を判定して給油を実行する懸垂式給油装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】給油スペースを確保するために、ポンプ
を地上に設置し、また給油エリアの上方にノズル昇降装
置を設け、給油管を介してポンプからの燃料をノズル昇
降装置に収容された給油ノズルに給送するようにした懸
垂式給油装置において、自動車燃料タンクの油種と給油
ノズルにより給油可能な油種との不一致等のミスを防止
するために、自動車燃料タンクに収容されている燃料油
の油種をセンサーにより判定し、両者の油種が一致した
場合に給油を可能ならしめる油種判定機能を備えるよう
にしたものも提案されている。このような、懸垂式給油
装置においては、給油ノズルが給油制御装置から離れた
位置に設置されているため、表示手段が給油現場から離
れた位置に設置されていて、油種の判定結果が判り難い
という問題がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような事
情に鑑みてなされたものであって、その目的とするとこ
ろは油種判定結果を判り易く表示することができる油種
判定機能を備えた新規な懸垂式給油装置を提供すること
である。
【0004】
【課題を解決するための手段】このような問題を解消す
るために本発明においては、給油管により貯油タンクに
接続され、ポンプモータにより駆動されるポンプと、該
ポンプの吐出口に接続され、流量パルス発信器を備えた
流量計と、該流量計に給油管を介して接続され、給油エ
リアの上方に設けられたノズル昇降装置と、該ノズル昇
降装置から吊り下げられ、下端に給油ノズルを接続され
たホースと、前記流量計により計測されたデータを給油
量として表示する給油量表示手段とを備えた給油装置に
おいて、前記給油ノズルに設けられた油種センサーと、
該油種センサーの信号により自動車燃料タンクの油種を
判定し、油種が一致したとき給油を可能にする制御手段
と、前記油種判定の結果をシンボルマークで表示する油
種判定結果表示手段とを備えるようにした。
【0005】
【作用】給油時には必ず見なければならない給油量表示
手段に隣接して油種判定の結果がシンボルマークにより
表示される。
【0006】
【実施例】そこで以下に本発明の詳細を図示した実施例
に基づいて説明する。図1は本発明の一実施例を示すも
のであって、図中符号1は、地上に設置された給油装置
本体であり、また符号2は給油エリアの上方のキャノピ
ー4に設けられたノズル昇降装置で、これらの間を供給
管3により接続して図示しない貯油タンクから給油ノズ
ル20に燃料油を送るように構成されている。
【0007】給油装置本体1は、ポンプモータ5により
駆動され、吸引口側がパイプ6を介して図示しない貯油
タンクに接続するポンプ8と、ポンプ8の吐出口に接続
されて油量を測定するとともに、流量をパルス信号に変
換する流量パルス発信器9を備えた流量計10と、制御
装置11を収容して構成されている。
【0008】12は、給油エリアから見易い位置に設け
られた表示器で、これには給油量を表示する給油量表示
手段13と、油種の判定結果をシンボルで表示する油種
判定結果表示手段14が設けられている。
【0009】図2は前述の油種判定結果表示手段を構成
する表示手段の一実施例を示すものであって、油種一致
を示すシンボルマーク「○」と、油種が明らかに不一致
であるかことを示すシンボルマーク「×」と、油種判定
が不可能なことを示すシンボルマーク「?」とを表示で
きるように、これらシンボルの形状に一致するように複
数の発光素子E、E、E‥‥を配置して構成されてい
る。
【0010】ノズル昇降装置2は、そのケース16内に
モータ17に駆動されて給油ホース21を巻き取るホー
スリール18と、ノズル20が給油可能位置まで引き出
された位置、及びホース21がリール18に巻き取られ
て収納された位置を検知するノズル位置検知器22とを
収容して構成されている。ホース21の先端には後述す
る給油ノズル20が接続され、また後述するエアポンプ
30に接続するエアチューブ25がその外周に巻回され
ている。
【0011】30は、ノズル昇降装置1に近接させて設
けられた前述のエアポンプで、エアチューブ25を介し
て給油ノズル20に付設されている油種センサー28に
エアを供給するものである。また、ここには制御装置1
1から出力された警報信号を音声として出力するスピー
カ等の報知器31が設けられている。
【0012】32は、給油ノズル20に近接させてホー
ス21に固定されたスイッチボックスで、図3に示した
ようにノズル昇降スイッチ33、連続給油スイッチ3
4、第1警報解除スイッチ35、及び第2解除スイッチ
36を設けて構成されている。そして特に、第2解除ス
イッチ36は、通常のスイッチ操作で誤って押圧しない
ように、操作し難いように、例えば常時は蓋37で覆
い、蓋37を開いて初めて押圧が可能となるように構成
したり、またノズル20から離れた位置に設けられてい
る。
【0013】これら各スイッチ33、34、35、36
からの信号、及び後述する給油レバー41の引き上げを
検出するマイクロスイッチ72の信号、及び油種センサ
ー28の信号は、ホース21に埋め込まれた図示しない
ケーブルを介してノズル昇降装置2に一旦伝送され、こ
こで別のケーブルにより給油装置本体の制御装置11に
伝送されている。
【0014】図4、図5は、それぞれ上述の給油装置に
使用する給油ノズル20の一実施例を示す断面図であっ
て、図中符号40は、ノズルレバー41により開閉され
る主弁42を収容した胴部で、これの表面には内部にガ
スセンサーを収容したガスセンサー室44からなる油種
センサー28と、給油レバー41に連動する後述する切
換え弁45、及び給油レバー41が引かれた時点を検出
するマイクロスイッチ72が設けられている。
【0015】切換え弁45は、給油レバー41の先端に
バネ46により付勢されたレバー47と、流路49によ
り主弁室50の液圧を受けるダイヤフラム51により移
動するとともに、常時はバネ52により一方に付勢され
る作動杆48を備えている。この作動杆48には弁体5
3が軸方向に移動可能に設けられていて、弁体53が図
中右方側に位置した状態ではエジェクタ60の排気口6
1と大気開放口62との連通を断ってエアチューブ25
からのエアをガスセンサー室44に供給し、また図中左
方に位置する状態では、エジェクタ60の排気口61と
大気開放口62とを連通させて、エジェクタ60で生じ
た陰圧をガスセンサー室44に供給するよう構成されて
いる。
【0016】44は、前述のガスセンサー室で、この実
施例ではベーパの濃度により超音波の伝搬速度が異なる
ことを利用するように構成されている。すなわち油種セ
ンサー室44は、一定の伝幡路長を有する筒状体として
構成され、一方の壁面にガスセンサーとなる超音波トラ
ンスデユーサ43を収容し、また一端にエジェクタ60
の陰圧口64にチューブ65で接続する第1の開口66
を、また他端にチューブ67により筒先部68のベーパ
吸掃気口69に連通する第2の開口70を形成して構成
されている。
【0017】72は、前述のマイクロスイッチで、給油
レバー41が引上げられた時点で信号を出力し、給油レ
バー41が引上げられてレバー47先端の磁石73が対
向したときに、制御装置11からセンサー駆動パルスを
油種センサー28に供給する起動信号を出力するもの
で、これによって発生した超音波エコーの信号は、制御
装置11に出力されて油種判定に使用される。
【0018】図6は、同上給油装置の制御関係を示すも
のであって、制御装置11には流量パルス発信器9から
の流量パルス、位置検出器22からの位置信号、スイッ
チボックス32の各スイッチ33、34、35、36か
らの信号、、油種センサー28のトランスデューサ43
からの信号、及び主弁が開弁された時期を検出するマイ
クロスイッチ72からの信号が入力しており、また制御
装置11からはポンプモータ5、給油量表示手段13、
油種判定結果表示手段14、エアポンプ30、及び報知
器31に駆動信号が出力されている。
【0019】次にこのように構成した装置の動作をガソ
リンを給油する場合に例を採って図7に示したフローチ
ャートに基づいて説明する。昇降スイッチ33をオンす
ると(ステップ イ)、ホースリールモータ17が作動
してホースリール18を正転させる(ステップ ロ)。
ノズル20が給油可能な位置にまで降下して(ステップ
ハ)位置検出器22から信号が出力すると、制御装置
11は、ホースリールモータ17を停止させてホースリ
ール18の回転を停止させ、また給油量表示手段13を
帰零し、さらにエアポンプ30を作動させる(ステップ
ニ)。
【0020】エアポンプ30で発生したエアはエアチュ
ーブ25によりノズル20に供給され、ここに設けられ
ている油種センサー28の油種センサー室44を掃気す
る。この掃気によって油種検出ミスを確実に防止するこ
とができる。
【0021】給油ノズル20を自動車燃料タンクに挿入
して給油レバー41を引くと、主弁42が開弁し、同時
にマイクロスイッチ72がオンとなる(ステップ
ホ)。
【0022】給油レバー41に連動して弁体53が図中
左方に移動してエジェクタ60により陰圧が発生する。
これにより自動車燃料タンク内のベーパが油種センサー
室44に吸引され、ベーパ濃度の測定が開始される。制
御装置11は、自動車燃料タンク内のベーパを含んだ空
気が油種センサー室44に到達する以前の油種センサー
28の出力L0をベーパ濃度ゼロの基準信号として読込
み(ステップ ヘ)、ついで予め設定されているガソリ
ンに起因するベーパ濃度Lg、及び軽油に起因するベー
パ濃度Ldに加算した値L0+Lg、及びL0+Ldを
それぞれガソリン判定レベル、及び軽油判定レベルとし
て設定する。
【0023】このようにして吸引が行なわれ所定時間が
経過した段階で自動車燃料タンク内のベーパが油種セン
サー室44に到達する。ガソリンのベーパは濃度が高い
からため、図8において曲線(a)で示したように油種
センサー28は、直ちに軽油判定の基準レベルL0+L
dを越える信号を出力するとともに(ステップ ト)、
所定時間ΔT1(例えば0.4秒)以内(ステップ
ラ)にはガソリン判定レベルL0+Lgを越える信号を
出力する(ステップ チ)。このため、制御装置11
は、今給油しようとする自動車燃料タンクの燃料がガソ
リンであると判定し、油種判定結果表示手段14に油種
が一致したことを示すシンボルマーク「○」を表示し
(図9(イ))、また報知器31によりその旨を音声に
より報知し(ステップ リ)、さらにポンプモータ5を
オンとして給油を開始する(ステップヌ)。
【0024】給油開始に伴って流量パルスが入力すると
(ステップ ル)、制御装置11は、入力した流量パル
スを積算して給油量として給油量表示手段13に表示す
る(ステップ ヲ)。
【0025】所定量の給油が終了して給油レバー41が
戻され、昇降スイッチ33が押圧されると(ステップ
ワ)、制御装置11はポンプモータ5をオフとし、また
ホースリールモータ17を逆転させ(ステップ カ)、
ついでエアポンプ30を停止させる(ステップ ヨ)。
このようにして給油ノズル20が所定位置にまで上昇す
ると、位置検出手段22から信号が出力するから(ステ
ップ タ)、制御装置11はホースリールモータ17を
停止させる(ステップ レ)。
【0026】一方、給油レバー41が引き上げられてマ
イクロスイッチ72がオンになった時点から(ステップ
ホ)、油種センサー28の出力が軽油の基準レベルL
0+Ldを下回っていて(ステップ ト)、この状態が
所定時間ΔT2、例えば2.5秒継続する場合には(ス
テップ ソ)、制御装置11は、自動車燃料タンクの燃
料が軽油であると判定し、油種判定結果表示手段14に
油種不一致を示すシンボルマーク「×」を表示し(図9
(ロ))、また報知器31により「軽油です」と油種が
相異している旨を報知して注意を促す(ステップ
ツ)。
【0027】自動車燃料タンクを調査した結果、油種セ
ンサー28の検知ミスで、当該自動車の燃料がガソリン
であることが確認された場合にはスイッチボックス32
の蓋37を明け、そして第2解除スイッチ36して警報
を解除する(ステップ ネ)。これにより、制御装置1
1は、ガソリンを給油することを確認する意味で、油種
判定結果表示手段14に油種一致を示すシンボルマーク
「○」を表示するとともに、報知器31からも音声によ
り「ガソリンです」と報知する(ステップ リ)。
【0028】このようにして油種確認が行なわれると、
制御装置11は前述したステップ(ヌ)乃至ステップ
(レ)によりガソリンの給油動作を実行する。
【0029】一方、油種不一致を示すシンボルマーク
「×」が表示され、また報知器31から油種不一致が報
知された時点で(ステップ ツ)、当該自動車燃料タン
クの油種を調査した結果、油種違いであることが確認で
きた場合には、第2解除スイッチ36を押下することな
く(ステップ ネ)、昇降スイッチ33を押圧する(ス
テップ ナ)。
【0030】制御装置11は、ホースリールモータ17
を逆転させてノズル20を引き上げ、また油種不一致を
示すシンボルマーク「×」の表示、及び「軽油です」な
る報知を解除し(ステップ ヤ)、さらにエアポンプ3
0を停止させる(ステップヨ)。そして給油ノズル32
が所定の位置まで引き上げられた時点で(ステップタ)
ホースリールモータ17を停止させて(ステップ レ)
一連の給油動作を終了する。
【0031】一方、軽油を燃料とする自動車であって
も、燃料タンクにアルコールを主剤とする水抜き剤が混
入された自動車の燃料タンクにノズルを挿入すると、軽
油のベーパと水抜き剤のベーパとが油種センサー28に
流入するから、油種センサー28は、軽油のみの場合の
信号(図8において示す曲線(b))よりも大きくて、
基準レベルL0と軽油のベーパ濃度Ldとの和、L0+
Ldよりも高いレベルの信号(図8において曲線(c)
及び(d)とで囲まれたハッチングにより示す領域の信
号)が出力する(ステップ ト)。
【0032】しかしながら、水抜き剤に起因する油種セ
ンサー28の出力は、ガソリンのベーパに起因する出力
よりも低いので、軽油の判定レベルを越たとしても、所
定時間ΔT1が経過しても(ステップ ラ)ガソリンの
判定基準L0+Lgを越えることはない(ステップ
チ)。
【0033】このため、制御装置11は、当該自動車の
燃料タンクの油種がガソリンとも、軽油とも明確に判断
できないため、油種判定結果表示手段14にシンボルマ
ーク「?」を表示するとともに(図9(ハ))、報知器
31により「ガソリンですか」と報知して油種確認を促
す(ステップ ム)。
【0034】これら報知に基づいて当該自動車の燃料タ
ンクの燃料を調査して油種の一致が確認できた場合には
スイッチボックス32の第1解除スイッチ35を押圧す
る(ステップ ノ)。これにより、油種判定結果表示手
段14のシンボルマークが油種一致を表すシンボルマー
ク「○」に切り替わり、また報知器31から「ガソリン
ですか」との報知がなされ(ステップ リ)、以下ステ
ップ(ヌ)乃至ステップ(レ)を経て一連の給油動作が
実行される。
【0035】一方、シンボルマーク「?」が表示されて
いる状態で、自動車燃料タンクの油種を調査した結果、
油種の相異が確認できた場合にはスイッチボックス32
の第1解除釦35を押圧することなく(ステップ
ノ)、昇降スイッチを押圧する(ステップ ク)。
【0036】制御装置11は、ホースリールモータ17
を逆転させてノズル20を引き上げ、また油種不一致を
示すシンボルマーク「×」の表示、及び「ガソリンで
す」なる報知を解除し(ステップ ヤ)、さらにエアポ
ンプ30を停止させる(ステップ ヨ)。そして給油ノ
ズル32が所定の位置まで引き上げられた時点で(ステ
ップ タ)ホースリールモータ17を停止させて(ステ
ップ レ)一連の給油動作を終了する。
【0037】なお、この実施例においては給油量表示手
段と油種判定結果表示手段とをそれぞれ独立して設けて
いるが、ドットマトリックス型表示器などのように文
字、及びグラフィックのパターンの表示が可能な表示手
段を用いれば、両者を兼用することができる。
【0038】
【発明の効果】以上、説明したように本発明において
は、給油管により貯油タンクに接続され、ポンプモータ
により駆動されるポンプと、ポンプの吐出口に接続さ
れ、流量パルス発信器を備えた流量計と、流量計に給油
管を介して接続され、給油エリアの上方に設けられたノ
ズル昇降装置と、ノズル昇降装置から吊り下げられ、下
端に給油ノズルを接続されたホースと、流量計により計
測されたデータを給油量として表示する給油量表示手段
とを備えた給油装置において、給油ノズルに設けられた
油種センサーと、該油種センサーの信号により自動車燃
料タンクの油種を判定し、油種が一致したとき給油を可
能にする制御手段と、油種判定の結果をシンボルマーク
で表示する油種判定結果表示手段とを備えたので、給油
時には必ず見なければならない給油量表示手段に隣接さ
せて油種の判定結果をシンボルマークにより表示でき、
判定の結果を確実に伝達することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す装置の構成図である。
【図2】油種判定結果表示手段の一実施例を、表示素子
の配列でもって示す図である。
【図3】スイッチボックスの一実施例を示す図である。
【図4】同上装置に使用する給油ノズルの一実施例を示
す断面図である。
【図5】同上装置に使用する給油ノズルの一実施例を示
す上面図である。
【図6】同上給油装置の構成を示すブロック図である。
【図7】同上装置の動作を示すフローチャートである。
【図8】同上装置における油種判定動作を示す線図であ
る。
【図9】図(イ)乃至(ハ)は、それぞれ油種判定の結
果を示すシンボルマークの一例を示す図である。
【符号の説明】
1 給油装置本体 2 給油ノズル昇降装置 3 給油管 8 ポンプ 10 流量計 11 制御装置 12 表示器 13 給油量表示手段 14 油種判定結果表示手段 20 給油ノズル 28 油種センサー 32 スイッチボックス

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給油管により貯油タンクに接続され、ポ
    ンプモータにより駆動されるポンプと、該ポンプの吐出
    口に接続され、流量パルス発信器を備えた流量計と、該
    流量計に給油管を介して接続され、給油エリアの上方に
    設けられたノズル昇降装置と、該ノズル昇降装置から吊
    り下げられ、下端に給油ノズルを接続されたホースと、
    前記流量計により計測されたデータを給油量として表示
    する給油量表示手段とを備えた給油装置において、 前記給油ノズルに設けられた油種センサーと、該油種セ
    ンサーの信号により自動車燃料タンクの油種を判定し、
    油種が一致したとき給油を可能にする制御手段と、前記
    油種判定の結果をシンボルマークで表示する油種判定結
    果表示手段とを備えてなる懸垂式給油装置。
  2. 【請求項2】 前記給油量表示手段と前記油種判定結果
    表示手段が併設されている請求項1の懸垂式給油装置。
  3. 【請求項3】 前記給油量表示手段と前記油種判定結果
    表示手段が同一の表示手段により構成されている請求項
    1の懸垂式給油装置。
  4. 【請求項4】 前記油種判定の結果を音声により報知す
    る報知手段を備えてなる請求項1乃至3の懸垂式給油装
    置。
  5. 【請求項5】 前記シンボルマークは、油種が一致した
    場合には「○」印を、また油種が不明の場合には「?」
    印を、さらに油種が不一致の場合には「×」印で構成さ
    れる請求項1の懸垂式給油装置。
  6. 【請求項6】 前記油種判定結果表示手段は、同一面上
    に配置された複数の発光手段の内、前記シンボルマーク
    に対応するものを選択的に点灯するように構成されてい
    る請求項1の懸垂式給油装置。
  7. 【請求項7】 前記給油ノズルの近傍には油種の判定が
    不可能であるとの報知を解除する第1スイッチ、及び油
    種が不一致であることの報知を解除する第2スイッチが
    設けられ、かつ前記第2スイッチが第1スイッチに比較
    して操作し難く構成されている請求項1の懸垂式給油装
    置。
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