JPH07285394A - ピラートリムの取付け構造 - Google Patents
ピラートリムの取付け構造Info
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- JPH07285394A JPH07285394A JP6078681A JP7868194A JPH07285394A JP H07285394 A JPH07285394 A JP H07285394A JP 6078681 A JP6078681 A JP 6078681A JP 7868194 A JP7868194 A JP 7868194A JP H07285394 A JPH07285394 A JP H07285394A
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- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R13/00—Elements for body-finishing, identifying, or decorating; Arrangements or adaptations for advertising purposes
- B60R13/02—Internal Trim mouldings ; Internal Ledges; Wall liners for passenger compartments; Roof liners
- B60R13/0206—Arrangements of fasteners and clips specially adapted for attaching inner vehicle liners or mouldings
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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- B60R13/02—Internal Trim mouldings ; Internal Ledges; Wall liners for passenger compartments; Roof liners
- B60R13/0237—Side or rear panels
- B60R13/025—Pillars; Roof rails
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 室内からの外部視界を十分確保できること
と、クリップの保持力を確保する取り付け構造を提供す
ること。 【構成】 ピラーインナパネル2の室内側PRとピラー
トリム10との間に支持部材12が配され、該支持部材
12は、その両端部13・14が前記ピラーインナパネ
ル2の両方の接合フランジ部4・5に接合され且つ該ピ
ラーインナパネル2の約半分の板厚よりなり、前記ピラ
ートリム10の支持部材12側に植設されたクリップ1
5を保持する保持部16が形成されてなること。
と、クリップの保持力を確保する取り付け構造を提供す
ること。 【構成】 ピラーインナパネル2の室内側PRとピラー
トリム10との間に支持部材12が配され、該支持部材
12は、その両端部13・14が前記ピラーインナパネ
ル2の両方の接合フランジ部4・5に接合され且つ該ピ
ラーインナパネル2の約半分の板厚よりなり、前記ピラ
ートリム10の支持部材12側に植設されたクリップ1
5を保持する保持部16が形成されてなること。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車等乗り物のピラ
ートリムの取付け構造に関する。
ートリムの取付け構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の自動車等乗り物のピラートリムの
取付け構造としては、例えば実開平3−25349号公
報に示すように、ピラートリムがピラーインナパネルの
室内側に配されて、その中央部に配されたクリップによ
り前記ピラーインナパネルに保持される。該ピラーイン
ナパネルの少なくとも一方の接合フランジ部に挟着され
るウエルトの室内側側面に前記ピラートリムは沿って配
され、該ピラートリムの端末部が前記ウエルトの側縁部
に当接或いは近接するように取り付けられている。
取付け構造としては、例えば実開平3−25349号公
報に示すように、ピラートリムがピラーインナパネルの
室内側に配されて、その中央部に配されたクリップによ
り前記ピラーインナパネルに保持される。該ピラーイン
ナパネルの少なくとも一方の接合フランジ部に挟着され
るウエルトの室内側側面に前記ピラートリムは沿って配
され、該ピラートリムの端末部が前記ウエルトの側縁部
に当接或いは近接するように取り付けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、前記従来
のピラートリムの取付け構造では、前記ピラーインナパ
ネルの両フランジ部間の寸法が、強度を確保する上から
は、所定の寸法より太いことが望ましいが、室内からの
外部視界を確保する上からは、細いほうが好ましいこと
は勿論である。他方、該ピラーインナパネルの室内側に
はピラートリムは保持されているから、該保持手段であ
るクリップを係合させるだけのピラーインナパネルの寸
法を必要とする。つまり、細くするにも、一定の限界が
あることになる。そこで、本発明は、以上のような点に
鑑みてなされたもので、その目的とするところは、室内
からの外部視界を十分確保できることと、クリップの保
持力を確保する取り付け構造を提供するところにある。
のピラートリムの取付け構造では、前記ピラーインナパ
ネルの両フランジ部間の寸法が、強度を確保する上から
は、所定の寸法より太いことが望ましいが、室内からの
外部視界を確保する上からは、細いほうが好ましいこと
は勿論である。他方、該ピラーインナパネルの室内側に
はピラートリムは保持されているから、該保持手段であ
るクリップを係合させるだけのピラーインナパネルの寸
法を必要とする。つまり、細くするにも、一定の限界が
あることになる。そこで、本発明は、以上のような点に
鑑みてなされたもので、その目的とするところは、室内
からの外部視界を十分確保できることと、クリップの保
持力を確保する取り付け構造を提供するところにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1のピラ
ートリムの取付け構造としては、ピラーインナパネルの
室内側に配されると共に該ピラーインナパネルの少なく
とも一方の接合フランジ部に挟着されるウエルトの室内
側側面に沿って側縁部が当接するように取り付けられ、
前記ピラーインナパネルの室内側と前記ピラートリムと
の間に支持部材が配され、該支持部材は、その両端部が
前記ピラーインナパネルの両方の接合フランジ部に接合
され且つ該ピラーインナパネルの約半分の板厚よりな
り、前記ピラートリムの支持部材側に植設されたクリッ
プを保持する保持部が形成されてなることを特徴とす
る。
ートリムの取付け構造としては、ピラーインナパネルの
室内側に配されると共に該ピラーインナパネルの少なく
とも一方の接合フランジ部に挟着されるウエルトの室内
側側面に沿って側縁部が当接するように取り付けられ、
前記ピラーインナパネルの室内側と前記ピラートリムと
の間に支持部材が配され、該支持部材は、その両端部が
前記ピラーインナパネルの両方の接合フランジ部に接合
され且つ該ピラーインナパネルの約半分の板厚よりな
り、前記ピラートリムの支持部材側に植設されたクリッ
プを保持する保持部が形成されてなることを特徴とす
る。
【0005】本発明の請求項2のピラートリムの取付け
構造としては、前記ピラーインナパネルの室内側には、
前記クリップの移動を阻止しないだけの貫通穴が形成さ
れてなることを特徴とする。本発明の請求項3のピラー
トリムの取付け構造としては、前記ピラーインナパネル
の室内側の面と前記支持部材の前記ピラーインナパネル
側の面とは、略同一寸法の間隔をもつことを特徴とす
る。本発明の請求項4のピラートリムの取付け構造とし
ては、前記支持部材は、水平断面略コ字状をなすことを
特徴とする。
構造としては、前記ピラーインナパネルの室内側には、
前記クリップの移動を阻止しないだけの貫通穴が形成さ
れてなることを特徴とする。本発明の請求項3のピラー
トリムの取付け構造としては、前記ピラーインナパネル
の室内側の面と前記支持部材の前記ピラーインナパネル
側の面とは、略同一寸法の間隔をもつことを特徴とす
る。本発明の請求項4のピラートリムの取付け構造とし
ては、前記支持部材は、水平断面略コ字状をなすことを
特徴とする。
【0006】
【作 用】本発明の請求項1のピラートリムの取付け構
造によれば、前記ピラーインナパネルの室内側と前記ピ
ラートリムとの間に配された支持部材の保持部に、前記
ピラートリムの支持部材側に植設されたクリップを保持
するが、該支持部材は、その両端部が前記ピラーインナ
パネルの両方の接合フランジ部に接合されているので保
持部の幅寸法が前記ピラーインナパネルより広くなる。
また、支持部材の板厚が、該ピラーインナパネルの約半
分の板厚であるので、例え乗り物の衝突などでピラート
リムに荷重が加わっても塑性変形により衝撃を十分吸収
することができる。
造によれば、前記ピラーインナパネルの室内側と前記ピ
ラートリムとの間に配された支持部材の保持部に、前記
ピラートリムの支持部材側に植設されたクリップを保持
するが、該支持部材は、その両端部が前記ピラーインナ
パネルの両方の接合フランジ部に接合されているので保
持部の幅寸法が前記ピラーインナパネルより広くなる。
また、支持部材の板厚が、該ピラーインナパネルの約半
分の板厚であるので、例え乗り物の衝突などでピラート
リムに荷重が加わっても塑性変形により衝撃を十分吸収
することができる。
【0007】本発明の請求項2のピラートリムの取付け
構造によれば、前記ピラーインナパネルの室内側に形成
された貫通穴により、例え乗り物の衝突などでピラート
リムに荷重が加わって該ピラートリムが塑性変形して
も、前記クリップの移動を阻止しないので、該ピラート
リムの塑性変形が可能である。本発明の請求項3のピラ
ートリムの取付け構造によれば、前記ピラーインナパネ
ルの室内側の面と前記支持部材の前記ピラーインナパネ
ル側の面とが、略同一寸法の間隔をもつので、室内寸法
を狭くしないことになる。本発明の請求項4のピラート
リムの取付け構造によれば、前記支持部材は、水平断面
略コ字状をなしているので、室内寸法を狭くしないこと
になる。
構造によれば、前記ピラーインナパネルの室内側に形成
された貫通穴により、例え乗り物の衝突などでピラート
リムに荷重が加わって該ピラートリムが塑性変形して
も、前記クリップの移動を阻止しないので、該ピラート
リムの塑性変形が可能である。本発明の請求項3のピラ
ートリムの取付け構造によれば、前記ピラーインナパネ
ルの室内側の面と前記支持部材の前記ピラーインナパネ
ル側の面とが、略同一寸法の間隔をもつので、室内寸法
を狭くしないことになる。本発明の請求項4のピラート
リムの取付け構造によれば、前記支持部材は、水平断面
略コ字状をなしているので、室内寸法を狭くしないこと
になる。
【0008】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面と共に説明す
る。図1を用いて、本発明の一実施例に係るピラートリ
ムの取付け構造を説明する。図中、1はピラーで、板厚
が夫々1.2ミリメートルのピラーインナパネル2とピ
ラーアウタパネル3とよりなり、接合フランジ部4、5
により断面シェル状に形成される。6は該ピラー1の接
合フランジ部5に挟着されるゴム材よりなるウエルト、
7は該ピラー1の接合フランジ部4に近接するサイドド
アウインドパネルである。そして、10はピラートリム
で、ピラーインナパネル2の室内側PRに配されると共
に該ピラーインナパネル2の接合フランジ部5に挟着さ
れるウエルト6の室内側PR側面に沿って側縁部11が
近接するように取り付けられている。
る。図1を用いて、本発明の一実施例に係るピラートリ
ムの取付け構造を説明する。図中、1はピラーで、板厚
が夫々1.2ミリメートルのピラーインナパネル2とピ
ラーアウタパネル3とよりなり、接合フランジ部4、5
により断面シェル状に形成される。6は該ピラー1の接
合フランジ部5に挟着されるゴム材よりなるウエルト、
7は該ピラー1の接合フランジ部4に近接するサイドド
アウインドパネルである。そして、10はピラートリム
で、ピラーインナパネル2の室内側PRに配されると共
に該ピラーインナパネル2の接合フランジ部5に挟着さ
れるウエルト6の室内側PR側面に沿って側縁部11が
近接するように取り付けられている。
【0009】前記ピラーインナパネル2の室内側PRと
前記ピラートリム10との間には、支持部材12が配さ
れる。該支持部材12は、その両端部13、14が前記
ピラーインナパネル2の両方の接合フランジ部4、5に
スポット溶接SWにより接合され且つ該ピラーインナパ
ネル2の約半分の板厚としての0.65〜0.8ミリメ
ートルの鉄板よりなる。前記ピラートリム10の支持部
材12側には、ボス20が該支持部材12に近接するよ
うに設けられて、該ボス20にクリップ15が植設され
てなる。該支持部材12の該ボス20に近接する部位に
は、前記クリップ15を保持する保持部としての貫通穴
16が形成されてなる。
前記ピラートリム10との間には、支持部材12が配さ
れる。該支持部材12は、その両端部13、14が前記
ピラーインナパネル2の両方の接合フランジ部4、5に
スポット溶接SWにより接合され且つ該ピラーインナパ
ネル2の約半分の板厚としての0.65〜0.8ミリメ
ートルの鉄板よりなる。前記ピラートリム10の支持部
材12側には、ボス20が該支持部材12に近接するよ
うに設けられて、該ボス20にクリップ15が植設され
てなる。該支持部材12の該ボス20に近接する部位に
は、前記クリップ15を保持する保持部としての貫通穴
16が形成されてなる。
【0010】前記ピラーインナパネル2の室内側PRに
は、前記クリップ15の移動を阻止しないだけの貫通穴
17が形成されてなる。前記ピラーインナパネル2の室
内側PRの面18と前記支持部材12の前記ピラーイン
ナパネル2側の面19とは、略同一寸法の間隔をもつ。
前記ピラートリム10と支持部材12とは、共に水平断
面で略コ字状をなす形状に大略形成されてなる。符号2
1はウエルト6より立設したリップで、ピラートリム1
0の側縁部11を覆っている。
は、前記クリップ15の移動を阻止しないだけの貫通穴
17が形成されてなる。前記ピラーインナパネル2の室
内側PRの面18と前記支持部材12の前記ピラーイン
ナパネル2側の面19とは、略同一寸法の間隔をもつ。
前記ピラートリム10と支持部材12とは、共に水平断
面で略コ字状をなす形状に大略形成されてなる。符号2
1はウエルト6より立設したリップで、ピラートリム1
0の側縁部11を覆っている。
【0011】本実施例によれば、前記ピラーインナパネ
ル2の室内側PRと前記ピラートリム10との間に配さ
れた支持部材12の保持部としての貫通穴16に、前記
ピラートリム10の支持部材12側に植設されたクリッ
プ15を保持するが、該支持部材12は、その両端部1
3、14が前記ピラーインナパネル2の両方の接合フラ
ンジ部4、5にスポット溶接SWにより接合されている
ので保持部としての貫通穴16の形成された面18の幅
寸法L1が前記ピラーインナパネル2の幅寸法L2より
広くなる。また、支持部材12の板厚が、該ピラーイン
ナパネル2の約半分の板厚であるので、例え乗り物の衝
突などでピラートリム10に荷重が加わっても、塑性変
形により衝撃を十分吸収することができる。
ル2の室内側PRと前記ピラートリム10との間に配さ
れた支持部材12の保持部としての貫通穴16に、前記
ピラートリム10の支持部材12側に植設されたクリッ
プ15を保持するが、該支持部材12は、その両端部1
3、14が前記ピラーインナパネル2の両方の接合フラ
ンジ部4、5にスポット溶接SWにより接合されている
ので保持部としての貫通穴16の形成された面18の幅
寸法L1が前記ピラーインナパネル2の幅寸法L2より
広くなる。また、支持部材12の板厚が、該ピラーイン
ナパネル2の約半分の板厚であるので、例え乗り物の衝
突などでピラートリム10に荷重が加わっても、塑性変
形により衝撃を十分吸収することができる。
【0012】また、前記ピラーインナパネル2の室内側
PRに形成された貫通穴17により、例え乗り物の衝突
などでピラートリム10に荷重が加わって該ピラートリ
ム10が塑性変形しても、前記クリップ15の移動を阻
止しないので、該ピラートリム10が前記ピラーインナ
パネル2に引っかかってしまうことがなく、塑性変形が
可能である。また、前記ピラーインナパネル2の室内側
PRの面18と前記支持部材12の前記ピラーインナパ
ネル2側の面19との間隔L3が、略同一寸法であるの
で、室内寸法を狭くしないことになる。また、前記支持
部材12は、水平断面略コ字状をなしているので、室内
寸法を狭くしないことになる。
PRに形成された貫通穴17により、例え乗り物の衝突
などでピラートリム10に荷重が加わって該ピラートリ
ム10が塑性変形しても、前記クリップ15の移動を阻
止しないので、該ピラートリム10が前記ピラーインナ
パネル2に引っかかってしまうことがなく、塑性変形が
可能である。また、前記ピラーインナパネル2の室内側
PRの面18と前記支持部材12の前記ピラーインナパ
ネル2側の面19との間隔L3が、略同一寸法であるの
で、室内寸法を狭くしないことになる。また、前記支持
部材12は、水平断面略コ字状をなしているので、室内
寸法を狭くしないことになる。
【0013】
【発明の効果】以上のように、本発明の請求項1のピラ
ートリムの取付け構造としては、ピラーインナパネルの
室内側に配されると共に該ピラーインナパネルの少なく
とも一方の接合フランジ部に挟着されるウエルトの室内
側側面に沿って側縁部が当接するように取り付けられ、
前記ピラーインナパネルの室内側と前記ピラートリムと
の間に支持部材が配され、該支持部材は、その両端部が
前記ピラーインナパネルの両方の接合フランジ部に接合
され且つ該ピラーインナパネルの約半分の板厚よりな
り、前記ピラートリムの支持部材側に植設されたクリッ
プを保持する保持部が形成されてなることを特徴とする
から、前記ピラーインナパネルの室内側と前記ピラート
リムとの間に配された支持部材の保持部に、前記ピラー
トリムの支持部材側に植設されたクリップを保持する
が、該支持部材は、その両端部が前記ピラーインナパネ
ルの両方の接合フランジ部に接合されているので保持部
の幅寸法が前記ピラーインナパネルより広くなる。ま
た、支持部材の板厚が、該ピラーインナパネルの約半分
の板厚であるので、例え乗り物の衝突などでピラートリ
ムに荷重が加わっても塑性変形により衝撃を十分吸収す
ることができる、という実益的効果を有する。
ートリムの取付け構造としては、ピラーインナパネルの
室内側に配されると共に該ピラーインナパネルの少なく
とも一方の接合フランジ部に挟着されるウエルトの室内
側側面に沿って側縁部が当接するように取り付けられ、
前記ピラーインナパネルの室内側と前記ピラートリムと
の間に支持部材が配され、該支持部材は、その両端部が
前記ピラーインナパネルの両方の接合フランジ部に接合
され且つ該ピラーインナパネルの約半分の板厚よりな
り、前記ピラートリムの支持部材側に植設されたクリッ
プを保持する保持部が形成されてなることを特徴とする
から、前記ピラーインナパネルの室内側と前記ピラート
リムとの間に配された支持部材の保持部に、前記ピラー
トリムの支持部材側に植設されたクリップを保持する
が、該支持部材は、その両端部が前記ピラーインナパネ
ルの両方の接合フランジ部に接合されているので保持部
の幅寸法が前記ピラーインナパネルより広くなる。ま
た、支持部材の板厚が、該ピラーインナパネルの約半分
の板厚であるので、例え乗り物の衝突などでピラートリ
ムに荷重が加わっても塑性変形により衝撃を十分吸収す
ることができる、という実益的効果を有する。
【0014】本発明の請求項2のピラートリムの取付け
構造としては、前記ピラーインナパネルの室内側には、
前記クリップの移動を阻止しないだけの貫通穴が形成さ
れてなることを特徴とするから、前記ピラーインナパネ
ルの室内側に形成された貫通穴により、例え乗り物の衝
突などでピラートリムに荷重が加わって該ピラートリム
が塑性変形しても、前記クリップの移動を阻止しないの
で、該ピラートリムの塑性変形が可能である、という実
益的効果を有する。
構造としては、前記ピラーインナパネルの室内側には、
前記クリップの移動を阻止しないだけの貫通穴が形成さ
れてなることを特徴とするから、前記ピラーインナパネ
ルの室内側に形成された貫通穴により、例え乗り物の衝
突などでピラートリムに荷重が加わって該ピラートリム
が塑性変形しても、前記クリップの移動を阻止しないの
で、該ピラートリムの塑性変形が可能である、という実
益的効果を有する。
【0015】本発明の請求項3のピラートリムの取付け
構造としては、前記ピラーインナパネルの室内側の面と
前記支持部材の前記ピラーインナパネル側の面とは、略
同一寸法の間隔をもつことを特徴とするから、前記ピラ
ーインナパネルの室内側の面と前記支持部材の前記ピラ
ーインナパネル側の面とが、略同一寸法の間隔をもつの
で、室内寸法を狭くしないことになる、という実益的効
果を有する。
構造としては、前記ピラーインナパネルの室内側の面と
前記支持部材の前記ピラーインナパネル側の面とは、略
同一寸法の間隔をもつことを特徴とするから、前記ピラ
ーインナパネルの室内側の面と前記支持部材の前記ピラ
ーインナパネル側の面とが、略同一寸法の間隔をもつの
で、室内寸法を狭くしないことになる、という実益的効
果を有する。
【0016】本発明の請求項4のピラートリムの取付け
構造としては、前記支持部材は、水平断面コ字状をなす
ことを特徴とするから、前記支持部材は、水平断面略コ
字状をなしているので、室内寸法を狭くしないことにな
る、という実益的効果を有する。
構造としては、前記支持部材は、水平断面コ字状をなす
ことを特徴とするから、前記支持部材は、水平断面略コ
字状をなしているので、室内寸法を狭くしないことにな
る、という実益的効果を有する。
【図1】本発明の一実施例にかかるピラートリムの取付
け構造の縦断面図である。
け構造の縦断面図である。
1 ピラー 2 ピラーインナパネル 4 接合フランジ部 5 接合フランジ部 6 ウエルト 10 ピラートリム 11 ピラートリムの側縁部 12 支持部材 13 支持部材の一端部 14 支持部材の他端部 15 クリップ 16 保持部としての貫通穴 17 クリップの移動を阻止しないだけの貫通穴 18 ピラーインナパネルの室内側の面 19 支持部材の前記ピラーインナパネル側の面 PR ピラーインナパネルの室内側 SW スポット溶接 L1 保持部としての貫通穴の形成された面の幅寸法 L2 ピラーインナパネルの室内側の面の幅寸法
Claims (4)
- 【請求項1】 ピラーインナパネルの室内側に配される
と共に該ピラーインナパネルの少なくとも一方の接合フ
ランジ部に挟着されるウエルトの室内側側面に沿って側
縁部が当接するように取り付けられるピラートリムの取
付け構造において、 前記ピラーインナパネルの室内側と前記ピラートリムと
の間に支持部材が配され、該支持部材は、その両端部が
前記ピラーインナパネルの両方の接合フランジ部に接合
され且つ該ピラーインナパネルの約半分の板厚よりな
り、前記ピラートリムの支持部材側に植設されたクリッ
プを保持する保持部が形成されてなることを特徴とする
ピラートリムの取付け構造。 - 【請求項2】 前記ピラーインナパネルの室内側には、
前記クリップの移動を阻止しないだけの貫通穴が形成さ
れてなることを特徴とする請求項1記載のピラートリム
の取付け構造。 - 【請求項3】 前記ピラーインナパネルの室内側の面と
前記支持部材の前記ピラーインナパネル側の面とは、略
同一寸法の間隔をもつことを特徴とする請求項1及び請
求項2何れか記載のピラートリムの取付け構造。 - 【請求項4】 前記支持部材は、水平断面略コ字状をな
すことを特徴とする請求項1乃至請求項3何れか記載の
ピラートリムの取付け構造。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07868194A JP3385715B2 (ja) | 1994-04-18 | 1994-04-18 | ピラートリムの取付け構造 |
KR1019950007677A KR950029606A (ko) | 1994-04-18 | 1995-03-30 | 필라트림의 취부구조 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07868194A JP3385715B2 (ja) | 1994-04-18 | 1994-04-18 | ピラートリムの取付け構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07285394A true JPH07285394A (ja) | 1995-10-31 |
JP3385715B2 JP3385715B2 (ja) | 2003-03-10 |
Family
ID=13668621
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP07868194A Expired - Fee Related JP3385715B2 (ja) | 1994-04-18 | 1994-04-18 | ピラートリムの取付け構造 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3385715B2 (ja) |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1996005984A1 (fr) * | 1994-08-25 | 1996-02-29 | Mitsubishi Jidosha Kogyo Kabushiki Kaisha | Structure d'absorption d'energie d'impact pour l'interieur d'un vehicule |
US5800008A (en) * | 1995-11-01 | 1998-09-01 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Vehicle body upper structure of automobile |
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1994
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1995
- 1995-03-30 KR KR1019950007677A patent/KR950029606A/ko not_active Application Discontinuation
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Publication number | Publication date |
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JP3385715B2 (ja) | 2003-03-10 |
KR950029606A (ko) | 1995-11-24 |
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