JPH0728333A - 磁性粉体搬送装置及びそれを用いた画像形成装置 - Google Patents

磁性粉体搬送装置及びそれを用いた画像形成装置

Info

Publication number
JPH0728333A
JPH0728333A JP5193062A JP19306293A JPH0728333A JP H0728333 A JPH0728333 A JP H0728333A JP 5193062 A JP5193062 A JP 5193062A JP 19306293 A JP19306293 A JP 19306293A JP H0728333 A JPH0728333 A JP H0728333A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnet
sleeve
magnet roll
roll
cylindrical
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5193062A
Other languages
English (en)
Inventor
Keitaro Yamashita
恵太郎 山下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Proterial Ltd
Original Assignee
Hitachi Metals Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Metals Ltd filed Critical Hitachi Metals Ltd
Priority to JP5193062A priority Critical patent/JPH0728333A/ja
Publication of JPH0728333A publication Critical patent/JPH0728333A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Magnetic Brush Developing In Electrophotography (AREA)
  • Dry Development In Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 安価なマグネットロールを使用した磁性粉体
搬送装置及びそれを用いた画像形成装置を提供する。 【構成】 スリーブ1と円柱状のマグネット2とで構成
されたマグネットロール100と、マグネットロール1
00の端部を支持する側壁200と、スリーブ1の両端
外周面を支持する軸受部5と、マグネットロール100
の少なくとも一端に設けられ、スリーブ1とマグネット
2とを相対回転させる駆動部材6とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁性現像剤を搬送する
ために使用される磁性粉体搬送装置及びそれを用いた画
像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電子写真装置や静電記録装置など
においては、磁性現像剤(磁性キャリアとトナーからな
る二成分系現像剤、一成分系磁性トナー等)の搬送手
段、例えば、現像ロールやクリーニングロールとして、
非磁性スリーブの内部に、複数個の磁極を有する永久磁
石部材を配置し、両者を相対的に回転させるように構成
したマグネットロールが多用されている。このマグネッ
トロールは、図5に示すような構造のものが多い。図5
において、50は、表面に軸方向に延びる複数個の磁極
を有するマグネット51をシャフト52の周囲に固着し
たマグネット部材である。マグネット51は、例えば、
焼結フェライト磁石で成形してもよいし、あるいは強磁
性粉末と樹脂との混合物を射出成形あるいは押出成形等
の手法により一体成形することにより作成され、直径は
15〜60mm、長さは200〜350mmとする場合
が多い。このマグネット部材50は、円筒状のスリーブ
53の内部に設けられている。フランジ54の内部に
は、軸受55が嵌装されており、この軸受55によりシ
ャフト52が支持される。このような構成を有すること
により、スリーブ53とマグネット部材50とが相対的
に回転できるようになっている。関連する従来技術とし
ては、例えば、特開昭62−292918号、実開昭5
7−148155号などがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、ス
リーブ53とマグネット部材50とを相対的に回転させ
るために、スリーブ53の両端に、スリーブ駆動用のフ
ランジ54と、スリーブ同心保持用のフランジ54’と
がそれぞれ装着されている。また、このフランジ54,
54’の内部には、軸受55がそれぞれ嵌装されてお
り、この軸受55によりシャフト52が支持される。こ
のように、スリーブ53とマグネット部材50とを相対
的に回転させるためには、フランジ54,54’や軸受
55、シャフト52などが必要となりマグネットロール
の製作コストが高くなってしまっていた。
【0004】そこで、本発明は、前記従来技術の問題点
に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、安
価なマグネットロールを使用した磁性粉体搬送装置及び
それを用いた画像形成装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の磁性粉体搬送装置では、非磁性体からなる
円筒状のスリーブと、このスリーブの内部に設けられた
円柱状のマグネットとで構成されたマグネットロール
と、マグネットロールの端部を支持する側壁と、スリー
ブの両端外周面を支持する軸受部と、マグネットロール
の少なくとも一端に設けられ、スリーブとマグネットと
を相対回転させる駆動部材とを有する。さらに、前記マ
グネットロールの一端には、軸部を有しかつ自己潤滑性
材料で形成されたキャップ部材が設置され、このキャッ
プ部材によりスリーブの端部内周面を支持すると共に、
この軸部が前記側壁に嵌合することができる。また、本
発明の画像形成装置では、非磁性体からなる円筒状のス
リーブと、このスリーブの内部に設けられた円柱状のマ
グネットとで構成されたマグネットロールと、マグネッ
トロールの端部を支持する側壁と、スリーブの両端外周
面を支持する軸受部と、マグネットロールの少なくとも
一端に設けられ、スリーブとマグネットとを相対回転さ
せる駆動部材と、マグネットロールに対向して配置され
た像坦持体と、この像坦持体の両端部に、像坦持体とス
リーブとの間に所定のギャップが保持されるように配置
されたガイドコロとを有することができる。
【0006】
【作用】本発明の磁性粉体搬送装置では、マグネットロ
ールを安価に製作するために、まず、マグネット部材を
円柱状磁石(ストレート形状)で形成した。つまり、従
来のように、マグネットをシャフトの周囲に固着するこ
とによりマグネット部材を構成するのではなく、円柱状
磁石だけを使ってマグネット部材を構成したのである。
このように、マグネット部材の構成を単純化することに
より、マグネット部材の製作コストを低減させた。ま
た、本発明では、フランジや軸受を省略することによ
り、マグネットロールをより安価に製作できるようにし
た。この場合、マグネットロールを現像装置側に支持す
ると共に、スリーブとマグネットとが相対的に回転でき
るようにしてやる必要がある。そこで、本発明では、マ
グネットロールの端部を現像機側の側壁で支持すると共
に、現像機側の軸受部によりスリーブの両端外周面を支
持する。このように構成することにより、マグネットロ
ール自体にフランジや軸受がなくても、スリーブとマグ
ネットとを相対回転させることが可能になる。また、マ
グネットロールの一端には、軸部を有しかつ自己潤滑性
材料で形成されたキャップ部材が設置されている。そし
て、このキャップ部材によりスリーブの端部内周面を支
持すると共に、この軸部が側壁と嵌合する。これによ
り、マグネットロールが現像機側の側壁に固定されると
共に、駆動部材を駆動させた時に、スリーブとマグネッ
トとがスムーズに相対回転する。また、本発明の画像形
成装置では、像坦持体の両端部に、ガイドコロを配置し
た。これにより、像坦持体とスリーブとの間に所定のギ
ャップが保持される。従来では、このガイドコロは、マ
グネットロールのシャフトの両端部(スリーブの両側)
に設けられている場合が多かった。本発明では、マグネ
ットロールにはシャフトは設けられていないので、ガイ
ドコロをマグネットロールではなく像坦持体に設けた。
このように構成することにより、マグネットロール自体
のコストをさらに低減させることが可能になる。
【0007】
【実施例】本発明の実施例を図により説明する。図1
は、画像形成装置の正面断面図であり、図2は、画像形
成装置の側面断面図である。マグネットロール100
は、円筒状のスリーブ1の内部に、表面に複数個の磁極
を有するマグネット2を配置して構成される。マグネッ
ト2は円柱状(ストレート形状)に形成され、その直径
は20mm以下であることが好ましい(より好ましくは
6〜16mm)。このマグネット2は、焼結フェライト
磁石でもフェライト系プラスチック磁石のどちらを使っ
てもよい。ただし、マグネット2の機械的強度という点
では、樹脂磁石よりも焼結フェライト磁石を使用するの
が好ましい。スリーブ1は、アルミニウム合金やステン
レス鋼などの非磁性金属材料で形成されている。なおマ
グネット2の着磁幅は、両端の軸受部の内側の領域(現
像部)に適宜設定される。
【0008】マグネット2の両端部は、側板3にホルダ
ー4および4’を介して支持されており、これによりマ
グネットロール100が現像機側の側壁200に固定さ
れる。ホルダー4’は、マグネット端部に接着又は圧入
などにより固定されており、マグネットの磁極位置決め
と、ホルダー4と同芯状に固定できる機能を有する。ま
た、スリーブ1の両端外周面は、現像装置の軸受部5に
よって支持されている。マグネットロール100の一端
には、駆動部材(ギアなど)6がスリーブの端部の切欠
きに嵌め込まれるなどの手段により固定して設けられて
いる。このような構成で、図示しない駆動部(モータな
ど)から駆動部材6を介してスリーブ1に駆動力を与え
ると、スリーブ1が側壁200に固定されたマグネット
1に対して相対的に回転する。このように、本実施例で
は、現像装置側に設けられている軸受部5を利用して、
スリーブ1とマグネット2とを相対的に回転させる。図
示では、マグネットが固定し、スリーブが回転する方式
について説明したが、類似の手段としてマグネットを回
転する方式も適用可能であることはもちろんである。
【0009】ここで、別の手段としてマグネットロール
100の一端には、図3に示すように、軸部71を有し
かつ自己潤滑性材料(ポリアセタールなど)で形成され
たキャップ部材7が固着されている。そして、このキャ
ップ部材7によりスリーブ1の端部内周面を支持すると
共に、軸部71がホルダー4と嵌合して側板3に支持さ
れる。これにより、マグネットロール100が現像装置
側の側壁200に固定されると共に、駆動部材6を駆動
させた時に、スリーブ1とマグネット2とがスムーズに
相対回転する。また磁性現像剤が軸受部材5に侵入する
のを防ぐため、その外側にオイルシール、フェルトなど
のシール部材12が設けられている。
【0010】また、マグネットロール100に対向して
感光体ドラム300が配置されている。この感光体ドラ
ム300は、図2に示すように、矢印A方向に回転し、
その表面には、帯電及び露光により静電荷像(図示せ
ず)が形成される。感光体ドラム300とマグネットロ
ール100との間には現像領域Cが形成される。
【0011】磁性現像剤8は、現像剤槽9に収容されて
いる。磁性現像剤8としては、一成分系現像剤、二成分
系現像剤のどちらでもよい。現像剤槽9の出口には、ブ
レード部材10がマグネットロール100に近接した状
態で配置されている。そして、マグネットロール100
上の磁性現像剤8は、このブレード部材10によって厚
みが規制されると共に摩擦帯電されて(荷電型トナーの
場合)現像領域Cに搬送される。マグネットロール10
0の磁力により吸着された磁性現像剤8は、スリーブ1
を矢印B方向に回転させることにより、それと同方向に
搬送される。ブレード部材10により厚さが規制されて
所定極性に帯電したトナーを含む磁性現像剤8が現像領
域Cに至ると、そこで形成された磁気ブラシが感光体ド
ラム300の表面を摺擦して静電荷像の現像が行われ
る。
【0012】また、この感光体ドラム300の両端部に
は、図4に示すように、ガイドコロ11を配置すること
ができる。このガイドコロ11により、感光体ドラム3
00とスリーブ1との間に所定のギャップLが保持され
る。このギャップLは、磁性トナーの場合0.01〜1
mm程度である。
【0013】また、マグネット2の端面には、現像用磁
極であることを示す着磁基準部を設けるのが好ましい。
このような着磁基準部を設けることにより、感光体ドラ
ム300と現像用磁極N1とが現像領域Cにおいて対向
するようにマグネットロール100をセットできる。こ
の着磁基準部は、図1のホルダー4’につけてもよいこ
とはもちろんである。
【0014】
【発明の効果】本発明によれば、現像装置側に設けられ
ている軸受部を利用して、スリーブとマグネットとを相
対的に回転させるようにしたので、マグネットロールに
シャフトや軸受、フランジなどを設ける必要がなくな
り、マグネットロールを安価に製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像形成装置の正面断面図である。
【図2】画像形成装置の側面断面図である。
【図3】側壁に固定されたマグネットロールの状態を示
す図である。
【図4】感光体ドラムとマグネットロールとの配置状態
を示す図である。
【図5】従来のマグネットロールの構成を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 スリーブ 2 マグネット 5 軸受 6 駆動部材 7 キャップ部材 11 ガイドコロ 100 マグネットロール 200 側壁 300 感光体ドラム

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 非磁性体からなる円筒状のスリーブと、
    このスリーブの内部に設けられた円柱状のマグネットと
    で構成されたマグネットロールと、マグネットロールの
    端部を支持する側壁と、スリーブの両端外周面を支持す
    る軸受部と、マグネットロールの少なくとも一端に設け
    られ、スリーブとマグネットとを相対回転させる駆動部
    材とを有することを特徴とする磁性粉体搬送装置。
  2. 【請求項2】 前記マグネットロールの一端には、軸部
    を有しかつ自己潤滑性材料で形成されたキャップ部材が
    設置され、このキャップ部材によりスリーブの端部内周
    面を支持すると共に、この軸部が前記側壁と嵌合するこ
    とを特徴とする請求項1の磁性粉体搬送装置。
  3. 【請求項3】 非磁性体からなる円筒状のスリーブと、
    このスリーブの内部に設けられた円柱状のマグネットと
    で構成されたマグネットロールと、マグネットロールの
    端部を支持する側壁と、スリーブの両端外周面を支持す
    る軸受部と、マグネットロールの少なくとも一端に設け
    られ、スリーブとマグネットとを相対回転させる駆動部
    材と、マグネットロールに対向して配置された像坦持体
    と、この像坦持体の両端部に、像坦持体とスリーブとの
    間に所定のギャップが保持されるように配置されたガイ
    ドコロとを有することを特徴とする画像形成装置。
JP5193062A 1993-07-08 1993-07-08 磁性粉体搬送装置及びそれを用いた画像形成装置 Pending JPH0728333A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5193062A JPH0728333A (ja) 1993-07-08 1993-07-08 磁性粉体搬送装置及びそれを用いた画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5193062A JPH0728333A (ja) 1993-07-08 1993-07-08 磁性粉体搬送装置及びそれを用いた画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0728333A true JPH0728333A (ja) 1995-01-31

Family

ID=16301570

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5193062A Pending JPH0728333A (ja) 1993-07-08 1993-07-08 磁性粉体搬送装置及びそれを用いた画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0728333A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013250447A (ja) * 2012-05-31 2013-12-12 Sharp Corp 現像装置および画像形成装置
JP2014132316A (ja) * 2013-01-07 2014-07-17 Konica Minolta Inc 画像形成装置、作像ユニットおよび現像ユニット
JP2016186653A (ja) * 2016-06-29 2016-10-27 シャープ株式会社 現像装置および画像形成装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013250447A (ja) * 2012-05-31 2013-12-12 Sharp Corp 現像装置および画像形成装置
JP2014132316A (ja) * 2013-01-07 2014-07-17 Konica Minolta Inc 画像形成装置、作像ユニットおよび現像ユニット
US9158236B2 (en) 2013-01-07 2015-10-13 Konica Minolta, Inc. Image forming apparatus having reduced manufacturing costs, and image forming unit and developing unit included therein
JP2016186653A (ja) * 2016-06-29 2016-10-27 シャープ株式会社 現像装置および画像形成装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6165277A (ja) マグネツト現像ロール
US5369475A (en) Developing roll positioning apparatus
JPH0728333A (ja) 磁性粉体搬送装置及びそれを用いた画像形成装置
JPS61172173A (ja) 現像装置
JPH028297Y2 (ja)
EP0691588A2 (en) Magnet roller and developing device
JPH0566679A (ja) 現像装置及びプロセスカートリツジ
JPH0644082Y2 (ja) マグネットロ−ル
JP3573404B2 (ja) 現像装置における現像剤担持体
JP2866272B2 (ja) マグネットロール
JPH08236344A (ja) マグネットロール
JPH0720717A (ja) 現像装置
JPS6281009A (ja) マグネツトロ−ル及びこれを用いた現像装置
JP3080322B2 (ja) 現像装置
JPH0753088Y2 (ja) ロール
JPH096136A (ja) 現像装置
JPS587388Y2 (ja) ジキブラシゲンゾウヨウマグネツトロ−ル
JP2874123B2 (ja) マグネットロール
JP2007219186A (ja) 現像ローラ及びこれを用いた現像装置
JP5292872B2 (ja) 磁界発生部材、磁性粒子担持体、現像装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置
JPS6237237Y2 (ja)
JPH10333427A (ja) 現像装置
JPH0337689A (ja) 現像装置
JPH0540399A (ja) 現像装置
JPH0344670A (ja) 現像装置