JPH028297Y2 - - Google Patents

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JPH028297Y2
JPH028297Y2 JP15301883U JP15301883U JPH028297Y2 JP H028297 Y2 JPH028297 Y2 JP H028297Y2 JP 15301883 U JP15301883 U JP 15301883U JP 15301883 U JP15301883 U JP 15301883U JP H028297 Y2 JPH028297 Y2 JP H028297Y2
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  • Dry Development In Electrophotography (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は現像装置に関し、更に詳しくは現像ス
リーブと感光体等の像保持体面との間隙を一定に
保つための間隙保持部材を有する現像装置に関す
る。
従来より、非磁性中空円筒よりなる現像スリー
ブと、その内部に設けられたマグネツトローラー
を用い、両者の相対的な速度差により現像剤を現
像位置へ搬送する現像装置が知られている。通常
このような現像スリーブ表面と像保持体である感
光体の表面との間隙は一定に精度よく保持する必
要があり、その方法としてスリーブと同軸上にコ
ロを配し、このコロを感光体表面に突き当てて一
定間隙を出すことが行われている。しかしこの方
法では、コロ単体の外径精度のみならず同軸度、
真円度等や、スリーブの同軸度、真円度といつた
各部品の精度が要求され、この精度が満たされな
いと所定のスリーブ−感光体間の間隙精度を保障
できず、従つて生産上コスト高になる欠点があつ
た。
第1図に従来の現像スリーブの断面図を示す。
図のマグネツトローラー2はスリーブ1に対し軸
受3,4を介してスリーブのフランジ5,6と結
合しており、スリーブ1はその一方のフランジ5
の軸端5aが軸受7を介して現像装置の筐体8に
軸支されている。マグネツトローラー2の一端2
aは固定板9に係止され、これによつてマグネツ
トローラーは回転を阻止され、磁極位置が一定と
なるように現像装置筐体8に対し固定されてい
る。
スリーブ1は駆動源からギヤ10を介して駆動
を受けて回転する。11,12は感光ドラム表面
に当接して間隔出しをするための間隙保持部材と
してのスペーサコロである。
この第1図の構成の現像スリーブにおいて、感
光ドラム表面とスリーブ外周面との距離の精度を
出すためには、(i)スペーサコロ11,12の外径
寸法精度、内径寸法精度、内径と外径の同軸度
や、(ii)スリーブ1両端のフランジ部5a及びマグ
ネツトローラーの軸部2aの直径寸法精度、両端
フランジ部に対するスリーブ外周面の同軸度、外
周面の直径寸法精度、スリーブ外周面の真直度を
正確に出す必要がある。実験によれば、スリーブ
軸方向両端部でのドラムとスリーブ間のギヤツプ
差が40〜50μで画像上に濃度ムラが現われた。こ
の精度以下に押えるにはこれを上記各部品の精度
に割り振り、それらをすべて押えなければなら
ず、これは加工能力上非常に難かしく、分止まり
が悪く、コスト高の要因となつている。
この点を解決するため、本出願人は先に特開昭
54−51849号公報に、スペーサコロの代わりに、
樹脂で形成した間隙保持部材をスリーブ両端部に
圧入固定するか又はスリーブ外周面に被覆した例
を提案した。この構成によれば感光ドラムとスリ
ーブとの間隙精度は、(iii)間隙保持部材の厚み精
度、(iv)スリーブの外周面の真直度のみによつて決
まるから、スペーサコロの欠点を防止することが
できる。
本考案は上記のような間隙保持部材を更に改良
した新規な現像装置の提供を目的とする。
本考案は間隙保持部材を絶縁材で形成し、外周
面に段差を設けて、段差の高い面で像保持体に当
接してスリーブと像保持体との間隙を一定に保つ
ようにした現像装置である。
以下本考案の実施例装置について説明する。
第2図は本考案を適用した一成分現像剤を用い
る現像装置の一例を示すもので、1はステンレス
等の非磁性体よりなる筒状の現像スリーブで、図
の矢印の如く反時計方向に回転駆動される。その
中空内部には、マグネツトローラー2が固定され
ている。磁性トナー13はこのマグネツトローラ
ー2によりスリーブ1上に吸着する。スリーブ1
上のトナーは厚み規制部材である磁性ブレード1
4とマグネツトローラー2に設けられた対向磁極
N1との協働作用で両者間の間隙よりも薄い厚さ
に塗布調節される。次いでスリーブ1表面に塗布
されたトナーは、像保持体である感光ドラム15
との対向位置において感光ドラム15上の静電潜
像に付着して現像が行われる。なお図中21は現
像装置のホツパー部を兼ねる筐体、22は蓋であ
る。なお、スリーブ2を感光ドラム15との間に
は特開昭55−18656〜9号公報に記載の交互バイ
アス電圧を印加して現像することが好ましい。し
かし、この現像法に限らず他の一成分現像剤を用
いた現像法又は二成分現像剤を用いた現像法等あ
らゆる現像法に本考案は適用できる。
第3図に本考案を適用した現像スリーブの断面
図を示す。本考案では間隙保持部材としてのスペ
ーサリングを絶縁材料で形成し、感光ドラムと現
像スリーブとの間隔分の厚みを持たせ、これをス
リーブの外周面に被覆したものである。第4図で
16,17はスリーブ1の両端に被せたスペーサ
リングで、このスペーサリング16,17の外周
面には段差16a,16b及び17a,17bが
設けられている。図示の如く、スリーブ1の長手
方向に関し、段差の低い面16a,16bは内側
で、段差の高い面17a,17bは外側になつて
いる。なお第3図中18はスリーブ2を現像装置
筐体19に回転可能に軸支するための軸受、20
はトナーの進入を阻止するためのフエルトであ
る。
スペーサリング16,17は第4図に示すよう
に、段差の高い面17a,16aで感光ドラム1
5の表面に当接している。またスペーサリングは
段差の低い面17b,16bでスリーブ1を覆つ
ているため、感光ドラム5の軸方向両端部に導電
性基部15aが露出している場合、現像バイアス
電圧をスリーブに印加しても、感光ドラム15の
導電性基部15aとの間でリークする危険性がな
い。むしろ、感光ドラム15の感光体表面の強度
が弱い場合は、金属性の導電性基部15aを露出
させ、そこにスペーサリングの段差の高い面16
a,17aを当接させてドラムとスリーブの間隙
出しを行えば、感光体表面にスペーサリングを直
接当てて損傷させたり、経時変化により感光体表
面がすり減つてドラムとスリーブとの間隙寸法が
狂つたりするようなこともない。
このような段差付のスペーサリングは、第5図
に示すように射出成型によるプラスチツクのキヤ
ツプ16をスリーブ1に被せることによつて容易
に製作できる。この射出成型のキヤツプは第3図
のようにスリーブに圧入固定してもよいし、第6
図、第7図に断面図として示すように、スリーブ
に遊嵌させてもよい。スペーサリングやスリーブ
が真円度不良により変形していても、スペーサリ
ングの肉厚の精度が出ていれば、第6図、第7図
のようにドラムとスリーブの間隙は保障されるの
で、該間隙は常に一定に保たれる。
このようなスペーサリングは射出成型のキヤツ
プの外熱収縮性のあるチユーブをスリーブ上に被
覆することによつても形成できる。この場合、段
差を設けるために熱収縮チユーブを2枚重ねてス
リーブに被覆する。
本考案によれば、従来のスペーサコロのように
肉厚が厚くならないので、熱膨張係数の高いプラ
スチツクも使用できる。例えば、第1図のスペー
サコロ11では肉厚が3mm程度必要であるが、本
考案のスペーサリングでは感光ドラムとスリーブ
間の間隙約300μでよいので、熱による寸法変化
は1/10となり精度が安定する。
また、本考案によれば、従来のスペーサコロに
比べて要求される精度が数点の部品に限られるた
め加工工程も簡単になり、品質が安定しコストを
下げることができる。
また、本考案によれば、現像スリーブ端部に嵌
合された絶縁性間隙保持部材の内、スリーブと像
保持体との間の間隙を保持する為に像保持体に当
接している段差の高い面の端部に、像保持体の摩
耗、その他の原因で導電性の微粉が付着しても、
スリーブは間隙保持部材の段差の低い面でそれら
導電性微粉に対して電気的に遮蔽されているの
で、スリーブに印加されたバイアス電圧のリーク
が防止でき、良好な画像形成に寄与する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の現像スリーブの断面図、第2図
は本考案を適用した現像装置の断面図、第3図は
本考案による現像スリーブの断面図、第4図はス
ペーサリングの部分拡大図、第5図はスペーサリ
ングの斜視図、第6図及び第7図はスペーサリン
グをスリーブに遊嵌させた際の説明図である。 図において、1は現像スリーブ、2はマグネツ
トローラー、13は磁性トナー、14は磁性ブレ
ード、15は感光ドラム、16,17はスペーサ
リングを表わす。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. バイアス電圧の印加される現像スリーブの長手
    方向両端部に、像保持体とスリーブとの間隙を保
    つための間隙保持部材を嵌合した現像装置におい
    て、該間隙保持部材を絶縁材で形成し、外周面に
    段差を設けて、段差の低い面を長手方向内側とし
    段差の高い面を長手方向外側とするとともに、段
    差の高い面を像保持体に当接させて上記間隙を一
    定に保つことを特徴とする現像装置。
JP15301883U 1983-09-30 1983-09-30 現像装置 Granted JPS6060768U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15301883U JPS6060768U (ja) 1983-09-30 1983-09-30 現像装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15301883U JPS6060768U (ja) 1983-09-30 1983-09-30 現像装置

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Publication Number Publication Date
JPS6060768U JPS6060768U (ja) 1985-04-27
JPH028297Y2 true JPH028297Y2 (ja) 1990-02-27

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JP15301883U Granted JPS6060768U (ja) 1983-09-30 1983-09-30 現像装置

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CN110398892A (zh) * 2019-08-02 2019-11-01 广州欣彩电脑耗材有限公司 一种新型感光鼓的硒鼓

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JPS6060768U (ja) 1985-04-27

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