JPH0432690Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0432690Y2 JPH0432690Y2 JP1985183550U JP18355085U JPH0432690Y2 JP H0432690 Y2 JPH0432690 Y2 JP H0432690Y2 JP 1985183550 U JP1985183550 U JP 1985183550U JP 18355085 U JP18355085 U JP 18355085U JP H0432690 Y2 JPH0432690 Y2 JP H0432690Y2
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- sleeve
- support member
- magnetic
- magnet roll
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- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は電子写真や静電記録等において、現像
ローラやクリーニングローラなどに使用されるマ
グネツトロールに関するものである。
ローラやクリーニングローラなどに使用されるマ
グネツトロールに関するものである。
電子写真複写機、フアクシミリ、プリンター等
における画像形成法としては、光導電層や誘電体
層等の担体上に形成した静電気的潜像を磁性現像
剤を使用して磁気ブラシ現像し、得られた現像画
像を直接定着するか若しくは普通紙等の転写シー
ト上に転写後定着する方法が一般に行われてい
る。なお上記磁性現像剤としては、樹脂と磁性粉
とを主成分とする一成分系の磁性トナーおよび鉄
粉等の磁性キヤリアと着色樹脂微粉末である非磁
性トナーとの混合粉体である二成分現像剤、更に
は磁性トナーと非磁性トナーとの混合現像剤等が
使用されている。
における画像形成法としては、光導電層や誘電体
層等の担体上に形成した静電気的潜像を磁性現像
剤を使用して磁気ブラシ現像し、得られた現像画
像を直接定着するか若しくは普通紙等の転写シー
ト上に転写後定着する方法が一般に行われてい
る。なお上記磁性現像剤としては、樹脂と磁性粉
とを主成分とする一成分系の磁性トナーおよび鉄
粉等の磁性キヤリアと着色樹脂微粉末である非磁
性トナーとの混合粉体である二成分現像剤、更に
は磁性トナーと非磁性トナーとの混合現像剤等が
使用されている。
而して上記磁気ブラシ現像においては、現像剤
保持吸着手段としてマグネツトロールが使用され
る。すなわち第１図はその代表的な構造を示すも
のであるが、図において１は永久磁石であり、例
えばハードフエライトからなり、表面に複数個の
磁極を設け、かつ円筒状に形成する。次に２は軸
であり、永久磁石１の中心部に固着し、永久磁石
部材３を構成する。軸２の両端部には各々支持部
材４，５を軸受６を介して回転自在に装着し、更
に支持部材４，５にはスリーブ７を嵌装する。支
持部材４，５およびスリーブ７はアルミニウム合
金若しくはステンレス鋼等の非磁性金属材料によ
つて形成する。８はシール部材であり、支持部材
４と軸２との間に嵌着する。上記のように構成し
たマグネツトロールは、永久磁石部材３とスリー
ブ７との相対回転によつて、スリーブ７上に現像
剤を吸着して磁気ブラシを形成し、所定の現像作
業を行うのである。
保持吸着手段としてマグネツトロールが使用され
る。すなわち第１図はその代表的な構造を示すも
のであるが、図において１は永久磁石であり、例
えばハードフエライトからなり、表面に複数個の
磁極を設け、かつ円筒状に形成する。次に２は軸
であり、永久磁石１の中心部に固着し、永久磁石
部材３を構成する。軸２の両端部には各々支持部
材４，５を軸受６を介して回転自在に装着し、更
に支持部材４，５にはスリーブ７を嵌装する。支
持部材４，５およびスリーブ７はアルミニウム合
金若しくはステンレス鋼等の非磁性金属材料によ
つて形成する。８はシール部材であり、支持部材
４と軸２との間に嵌着する。上記のように構成し
たマグネツトロールは、永久磁石部材３とスリー
ブ７との相対回転によつて、スリーブ７上に現像
剤を吸着して磁気ブラシを形成し、所定の現像作
業を行うのである。
前記のマグネツトロールにおける支持部材４，
５とスリーブ７との固着に際しては、第２図に示
すように支持部材５とスリーブ７との隙間に接着
剤９を介在させて固着するのが一般的である。而
してマグネツトロールの使用状態においては、例
えば二成分現像剤を使用する場合には、カブリ防
止のため感光ドラムとスリーブとの間にバイアス
電圧を印加する必要がある（例えば特開昭51−
6730号公報参照）。しかも通常スリーブは支持部
材を介してバイアス電源と接続するため、前記支
持部材５とスリーブ７とは、電気的に導通状態と
しなければならない。従つて固着する場合の接着
剤は導電性を有するものでなければならないが、
従来の導電性接着剤は接着強度が充分でなく、マ
グネツトロール全体の性能の低下の原因ともなつ
ている。
５とスリーブ７との固着に際しては、第２図に示
すように支持部材５とスリーブ７との隙間に接着
剤９を介在させて固着するのが一般的である。而
してマグネツトロールの使用状態においては、例
えば二成分現像剤を使用する場合には、カブリ防
止のため感光ドラムとスリーブとの間にバイアス
電圧を印加する必要がある（例えば特開昭51−
6730号公報参照）。しかも通常スリーブは支持部
材を介してバイアス電源と接続するため、前記支
持部材５とスリーブ７とは、電気的に導通状態と
しなければならない。従つて固着する場合の接着
剤は導電性を有するものでなければならないが、
従来の導電性接着剤は接着強度が充分でなく、マ
グネツトロール全体の性能の低下の原因ともなつ
ている。
本考案は上記のような従来技術の問題点を解消
し、導電性良好にして固着強度大なるマグネツト
ロールを提供することを目的とするものである。
し、導電性良好にして固着強度大なるマグネツト
ロールを提供することを目的とするものである。
本考案は上記目的達成のために薄肉円筒状に形
成しかつ非磁性材料からなるスリーブの両端に非
磁性材料からなる支持部材を嵌合・接着し、中心
部に軸を有しかつ表面に複数個の磁極を有する永
久磁石を同心かつ相対回転自在に組み合わせたマ
グネツトロールにおいて、支持部材のスリーブと
の嵌合部の一部にスリーブ内径より大寸法の外径
を有する圧入部を設けたものである。
成しかつ非磁性材料からなるスリーブの両端に非
磁性材料からなる支持部材を嵌合・接着し、中心
部に軸を有しかつ表面に複数個の磁極を有する永
久磁石を同心かつ相対回転自在に組み合わせたマ
グネツトロールにおいて、支持部材のスリーブと
の嵌合部の一部にスリーブ内径より大寸法の外径
を有する圧入部を設けたものである。
第３図は本考案の実施例を示す要部縦断面図で
あり、同一部分は第１図および第２図と同一の参
照符号で示す。同図において支持部材５のスリー
ブ７と嵌合する外周面の一部に、スリーブ７の内
径より大なる寸法の圧入部５ａを設ける。すなわ
ち支持部材５とスリーブ７とを一部締まりばめの
状態で固着するのである。このようにすることに
より、支持部材５とスリーブ７には直接に接触す
る部分が存在するため、電気的導通状態が確保さ
れる。而して上記締まりばめにおける締め代は、
マグネツトロールの直径との関係もあるが、0.01
〜0.10mmとするのがよい。締め代が小さすぎると
上記導通状態が確保されず、一方大きすぎるとス
リーブ外径を膨脹させるため不都合である。
あり、同一部分は第１図および第２図と同一の参
照符号で示す。同図において支持部材５のスリー
ブ７と嵌合する外周面の一部に、スリーブ７の内
径より大なる寸法の圧入部５ａを設ける。すなわ
ち支持部材５とスリーブ７とを一部締まりばめの
状態で固着するのである。このようにすることに
より、支持部材５とスリーブ７には直接に接触す
る部分が存在するため、電気的導通状態が確保さ
れる。而して上記締まりばめにおける締め代は、
マグネツトロールの直径との関係もあるが、0.01
〜0.10mmとするのがよい。締め代が小さすぎると
上記導通状態が確保されず、一方大きすぎるとス
リーブ外径を膨脹させるため不都合である。
第４図〜第７図は夫々本考案の他の実施例を示
す図である。第４図において１０は溝であり、接
着剤９の溜まり部である。第５図における圧入部
５ｂは、支持部材５の付根部にテーパ状に設けた
ものである。第６図および第７図における５ｃ，
５ｄは各々圧入部である。
す図である。第４図において１０は溝であり、接
着剤９の溜まり部である。第５図における圧入部
５ｂは、支持部材５の付根部にテーパ状に設けた
ものである。第６図および第７図における５ｃ，
５ｄは各々圧入部である。
前記実施例においては、圧入部が何れも連続し
た形状のものを示したが、これに限定せず、例え
ば支持部材の外周面に部分的に若しくは不連続に
突出した突起としてもよい。更に上記実施例にお
いては、一方の支持部材とスリーブについてのみ
記述したが、他方の支持部材およびスリーブにつ
いても同様に適用できる。なお本考案のマグネツ
トロールは、現像ロールのみに限定せず、スリー
ブにバイアス電圧を印加する型式のクリーニング
ロールにも適用できることは勿論である。
た形状のものを示したが、これに限定せず、例え
ば支持部材の外周面に部分的に若しくは不連続に
突出した突起としてもよい。更に上記実施例にお
いては、一方の支持部材とスリーブについてのみ
記述したが、他方の支持部材およびスリーブにつ
いても同様に適用できる。なお本考案のマグネツ
トロールは、現像ロールのみに限定せず、スリー
ブにバイアス電圧を印加する型式のクリーニング
ロールにも適用できることは勿論である。
本考案のマグネツトロールは、以上記述のよう
な構成および作用であるから、通常の接着剤の使
用によつても、支持部材とスリーブとの間の電気
的導通状態が確保できると共に、機械的強度もま
た向上させることができるという効果がある。
な構成および作用であるから、通常の接着剤の使
用によつても、支持部材とスリーブとの間の電気
的導通状態が確保できると共に、機械的強度もま
た向上させることができるという効果がある。
第１図は本考案の対象であるマグネツトロール
を示す縦断面図、第２図は第１図の要部縦断面
図、第３図は本考案の実施例を示す要部縦断面
図、第４図〜第７図は夫々本考案の他の実施例を
示す支持部材の正面図である。 ４，５……支持部材、５ａ，５ｂ，５ｃ，５ｄ
……圧入部、７……スリーブ。
を示す縦断面図、第２図は第１図の要部縦断面
図、第３図は本考案の実施例を示す要部縦断面
図、第４図〜第７図は夫々本考案の他の実施例を
示す支持部材の正面図である。 ４，５……支持部材、５ａ，５ｂ，５ｃ，５ｄ
……圧入部、７……スリーブ。
Claims (1)
- 薄肉円筒状に形成しかつ非磁性材料からなるス
リーブの両端に非磁性材料からなる支持部材を嵌
合・接着し、中心部に軸を有しかつ表面に複数個
の磁極を有する永久磁石を同心かつ相対回転自在
に組み合わせたマグネツトロールにおいて、支持
部材のスリーブとの嵌合部の一部にスリーブ内径
より大寸法の外径を有する圧入部を設けたことを
特徴とするマグネツトロール。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985183550U JPH0432690Y2 (ja) | 1985-11-28 | 1985-11-28 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985183550U JPH0432690Y2 (ja) | 1985-11-28 | 1985-11-28 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6291663U JPS6291663U (ja) | 1987-06-11 |
| JPH0432690Y2 true JPH0432690Y2 (ja) | 1992-08-06 |
Family
ID=31130392
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1985183550U Expired JPH0432690Y2 (ja) | 1985-11-28 | 1985-11-28 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0432690Y2 (ja) |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS545734A (en) * | 1977-06-15 | 1979-01-17 | Hitachi Metals Ltd | Magnet roll for magnetic brush developing |
| JPS5640550B2 (ja) * | 1975-07-30 | 1981-09-21 | ||
| JPS6018801U (ja) * | 1983-07-18 | 1985-02-08 | 株式会社 タカラ | 走行玩具用車輪 |
Family Cites Families (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS52114033U (ja) * | 1976-02-25 | 1977-08-30 | ||
| JPS5732567Y2 (ja) * | 1976-03-17 | 1982-07-17 | ||
| JPS609800Y2 (ja) * | 1979-09-03 | 1985-04-05 | 住友特殊金属株式会社 | 静電現像用永久磁石ロ−ル |
| JPS605537Y2 (ja) * | 1980-04-11 | 1985-02-21 | 日立金属株式会社 | 磁性体ロ−ル |
| JPS59104153U (ja) * | 1982-12-27 | 1984-07-13 | 松下電器産業株式会社 | 磁気ブラシ現像用磁石ロ−ル |
| JPS6088351U (ja) * | 1983-11-21 | 1985-06-17 | 株式会社リコー | 現像ロ−ラ |
| JPS6098851U (ja) * | 1983-12-12 | 1985-07-05 | 株式会社リコー | 現像バイアス印加装置 |
-
1985
- 1985-11-28 JP JP1985183550U patent/JPH0432690Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5640550B2 (ja) * | 1975-07-30 | 1981-09-21 | ||
| JPS545734A (en) * | 1977-06-15 | 1979-01-17 | Hitachi Metals Ltd | Magnet roll for magnetic brush developing |
| JPS6018801U (ja) * | 1983-07-18 | 1985-02-08 | 株式会社 タカラ | 走行玩具用車輪 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6291663U (ja) | 1987-06-11 |
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