JP3080322B2 - 現像装置 - Google Patents

現像装置

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JP3080322B2
JP3080322B2 JP03031533A JP3153391A JP3080322B2 JP 3080322 B2 JP3080322 B2 JP 3080322B2 JP 03031533 A JP03031533 A JP 03031533A JP 3153391 A JP3153391 A JP 3153391A JP 3080322 B2 JP3080322 B2 JP 3080322B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真方式等の画像
形成装置において像担持体上の潜像を現像して可視化す
るのに使用される現像装置に関し、特に現像剤を収容し
た容器に設置の回転部材の軸受け部での現像剤の磁気シ
ールを改良した現像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真方式を利用した画像形成装置で
は、感光体等の像担持体の表面に形成された静電潜像を
現像装置により現像して、トナー像として可視化するこ
とを行なっている。
【0003】図6に示すように、従来の現像装置は、内
部を隔壁106で撹拌室104aと現像室104bとに
仕切られた現像容器104を有し、その現像室104b
内上方の開口部104cに現像ローラ101を、現像容
器104に回転可能に支持して画像形成装置の感光ドラ
ム100に対向して配設している。現像ローラ101は
回転する感光ドラム100に対し、駆動系(図示せず)
により図示の矢印方向に回転して現像に使用される。
【0004】又撹拌室104a及び現像室104b内に
は、それぞれ現像剤搬送スクリュー102及び103が
回転可能に設けられている。撹拌室104a内のスクリ
ュー102は図示しない駆動系での駆動により回転し
て、図6のA−A線断面を示す図7に示すように、現像
容器104内現像剤を容器104手前側の開口のトナー
補給口104dから撹拌室104a内に補給されたトナ
ーと撹拌しつつ矢印V方向に搬送し、現像剤を仕切り板
106の矢印V方向先端位置の開口106aを通って現
像室104b内に受け渡す。現像室104b内のスクリ
ュー103は同様に図示しない駆動系での駆動により回
転して、撹拌室10aから現像室104b内に受け渡さ
れた現像剤を矢印Vと反対方向のW方向に搬送し、現像
剤を仕切り板106の矢印W方向先端位置の開口106
bを通って撹拌室104a内に戻す。
【0005】現像室内104b内の現像剤は、スクリュ
ー103により矢印W方向に搬送されているときに、回
転する現像ローラ101により汲み上げられ、現像ロー
ラ101に近接させたブレード105での規制により所
定の層厚に塗布され、現像ローラ101上に所定の層厚
の現像剤層が形成される。そして現像ローラ101の回
転に伴い現像室104bの開口部104cの箇所に搬送
され、そこで感光ドラム100に現像剤を供給して感光
ドラム100の表面上形成されている静電潜像にトナー
を付着して現像し、静電潜像がトナー像として可視化さ
れる。
【0006】さて、一般的な現像装置においては、現像
容器104内に設けられている回転部材(例えばスクリ
ュー102、103)の回転軸の軸受け部分に現像剤が
侵入し、回転部材の回転負荷を重くしたり、軸受け部分
で摺擦された現像剤が摩擦熱により固まって微小な凝固
体となり、画像へ悪影響を与えて画像の白抜けなどを発
生する等の問題があった。
【0007】このため、軸受け部分を拡大して示す図7
のB部拡大図の図8に示される如く、円筒状、即ち、リ
ング状マグネット113により現像剤中の磁性キャリヤ
にキャリアチェーンを形成させて、軸受け部への現像剤
の侵入を防止する磁気シール機構が提案されている。
【0008】磁気シール機構は、図8に示すように、ス
クリュー102の回転軸102A本体のSUS製非磁性
軸102aの両端部に磁性軸102bをねじ込み等によ
って設け、現像容器104の凹陥部内にベアリングホル
ダ111を取付けてこれに圧入されたベアリング110
で磁性軸102bの部分を回転自在に支持すると共に、
上記凹陥部内にリング状マグネット113を配設して、
マグネット113により磁性軸102の容器104内側
寄りの箇所をこれと0.5〜2mm程度の間隙を開けて
囲繞してなっている。このマグネット113はその厚み
方向(磁性軸102bの軸線方向と同方向)にS、N又
はN、Sに、或いはその半径方向(磁性軸102bの軸
線方向と直角方向)にS、Nに或いはN、Sに着磁され
ている。
【0009】このようなシール機構によれば、上記マグ
ネット113の磁界が磁性軸102bの部分に集中し、
現像剤中の磁性キャリアが磁界に引き寄せられて拘束さ
れたキャリアチェーンを形成し、容器104の内部とベ
アリング110が設けられた軸受け部側との間がキャリ
ヤチェーンのカーテンでシールされる。このキャリアチ
ェーンはスクリュー102の回転に伴い、その一部がマ
グネット113に拘束された状態で残りの一部が磁性軸
部分102bと共に連れ回るので、軸受け部での現像剤
の摺擦は現像剤同士のソフトな摺擦となり、現像剤は溶
融トナーによる微小な凝固体を形成することがなく、現
像剤の良好なシールを行なうことが可能となる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のシール機構では、先の図8に示すように、ベアリン
グホルダ111によりスぺーサ112を介してリング状
マグネット113を抑えて、現像容器104の凹陥部内
にマグネット113を配設しており、マグネット11
3、スぺーサ112、ベアリングホルダ111及びこれ
に圧入されたベアリング110というように、多くの部
品を介してスクリュー102が容器104に組み込まれ
ることになるため、スクリュー回転軸102Aの磁性軸
102bの部分の外周面とリング状マグネット113の
内周面との間のギャップgを保障することが非常に困難
であった。
【0011】このギャップの精度が悪いと磁界が磁性軸
102b周方向上で均等に集中せず、キャリアチェーン
のカーテンに磁性軸102b周方向上で偏りが生じて、
そのカーテンの粗な部分で軸受け部方向への現像剤の侵
入が生じる。この軸受け部への現像剤の侵入があると、
前述のように、スクリュー102の回転負荷が重くなっ
たり、ベアリング110の部分で摺擦された現像剤が摩
擦熱により固まって微小な凝固体となり、画像へ悪影響
を与えて画像の白抜けなどを発生する等の不具合が生じ
る。
【0012】このようなことから、従来は、リング状マ
グネット113、スぺーサ112、ベアリングホルダ1
11等のシール機構の構成部品の寸法精度やベアリング
110、容器104の凹陥部の寸法精度、又これらの同
軸度を高めなければならず、これが原因で現像装置のコ
ストアップや組立て直行率の低下を引き起こしていた。
【0013】又現像装置を長期間使用すると、現像剤同
士の摺擦により現像剤中からトナーが若干遊離して軸受
け部側へ飛散、漏洩し、定期的に軸受け部回りを清掃す
る必要が生じるが、ベアリングホルダ111、スぺーサ
112、リング状マグネット113をそれぞれ現像容器
104の凹陥部より取り外して清掃し、再びこれらを組
み付けるという煩雑な作業を行なわねばならず、保守性
が非常に悪い。又ベアリングホルダ111とマグネット
113との間にスぺーサ112があり、軸受け部近辺の
空間を狭めているために、現像剤が少し漏出しただけで
直にベアリング110まで達してしまうので、その保守
間隔も短くならざるを得ない。
【0014】従って、本発明の目的は、現像容器の現像
剤搬送スクリューなど現像剤を収容した容器に設置の回
転部材の軸受け部での現像剤の磁気シールに使用するリ
ング状マグネットと回転部材に設けられた磁性軸部分等
との間のギャップを容易に保障して磁気シールを良好に
行なうことができ、更にその保守性、組立性が良好で清
掃や保守の作業効率を大幅に向上させることができる現
像装置を提供することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記諸目的は本発明に係
る現像装置にて達成される。要約すれば本発明は、トナ
ーと磁性キャリアを備える現像剤を収容する現像剤収容
容器と、前記現像剤収容容器に設けられた回転部材と、
前記回転部材の回転軸の両端部を受ける軸受け部と、前
記軸受け部よりも前記現像剤収容容器の内側に設けら
れ、且つ前記回転軸の端部付近の外周面と間隙をもって
囲むように設けられた円筒状マグネットと、を有する現
像装置において、前記回転軸方向において前記マグネッ
トと前記軸受け部との間に前記マグネットの内径よりも
大きい内径の空間を備えるトナー溜り部を備え、前記現
像剤収容容器に対して前記軸受け部、前記トナー溜り部
及び前記マグネットを備えるユニットを着脱可能とする
ことを特徴とする現像装置である。本発明の一実施態様
によると、前記回転軸は、前記マグネットと対向する磁
性軸を備える。又、他の実施態様によると、前記トナー
溜り部は、前記回転軸に向けて突出する突出部を前記ト
ナー溜り部の周方向に複数備えることができる。
【0016】
【実施例】本発明は、図6に示した従来の現像装置にお
いて現像剤搬送スクリュー102、103等の回転部材
の軸受け部での現像剤の磁気シール機構の構成部品を改
良した点に特徴がある。従って本発明の現像装置の基本
構成は図6に示した現像装置と同様なので、その構成図
及び各部の作用の説明は省略する。図1に、本発明の現
像装置の一実施例における図7と同様な断面図を、図2
に、図8と同様な図1のB部拡大図を示す。図1及び図
2において図7及び図8に付した符号と同一の符号は同
一の部材を示す。
【0017】本実施例の現像装置においても、図1に示
す現像剤収容容器104の撹拌室102a内に設けられ
た現像剤搬送スクリュー102は、図2に示すように、
その回転軸102A本体のSUS製非磁性軸102aの
両端部に磁性軸102bがねじ込み等によって設けら
れ、現像容器104の凹陥部内にベアリングホルダ1を
取付けてこれに設けられたベアリング110で磁性軸1
02bの部分を回転自在に支持すると共に、上記凹陥部
内に円筒状、即ち、リング状マグネット113を配設し
て、マグネット113により磁性軸102bの容器10
4内側寄りの箇所をこれと0.5〜2mm程度の間隙を
開けて囲繞して、磁気シール機構を構成している。
【0018】マグネット113はその厚み方向(磁性軸
102bの軸線方向と同方向)にS、N又はN、Sに、
或いはその半径方向(磁性軸102bの軸線方向と直角
方向)にS、Nに或いはN、Sに着磁されている。本実
施例では、マグネット113は、約400〜800ガウ
スの表面磁束密度を有するように着磁されている。
【0019】本実施例によれば、上記リング状マグネッ
ト113は、ベアリングホルダ1のベアリング110と
反対側の位置に圧入又は接着により設けられ、ホルダ1
を介してマグネット113とベアリング110を一体に
組み付けて、即ち、ユニットとして現像容器104の凹
陥部に対し一体的に着脱自在とされている。ホルダ1は
容器104の凹陥部内に嵌合するようにモールド成形さ
れたABS樹脂等の樹脂成形体からなる。容器104の
凹陥部内にホルダ1を取付けることにより、ベアリング
110は上記凹陥部の外側の箇所に位置され、マグネッ
ト113は凹陥部の容器104内側寄りの箇所に位置さ
れる。
【0020】本実施例の現像装置でのシール機構は以上
のように構成される。これによれば、スぺーサを使用せ
ずにホルダ1を介してベアリング110とマグネット1
13とを一体に組み付けることにより、磁気シール機構
の構成部品を少なくしているので、マグネット113と
磁性軸102bとの間のギャップが容易に保障される。
このためマグネット113の磁界がスクリュー102の
磁性軸102bの部分に集中し、現像剤中の磁性キャリ
アが磁界に引き寄せられて拘束されたキャリアチェーン
を磁性軸102bの周方向上で偏りを生じることなく正
常に形成され、容器104の内部とベアリング110が
設けられた軸受け部側との間がキャリヤチェーンのカー
テンで良好にシールされる。そしてスクリュー102の
回転に伴い、キャリアチェーンの一部がマグネット11
3に拘束された状態で残りの一部が磁性軸部分102b
と共に連れ回って、ベアリング110が設けられた軸受
け部での現像剤の摺擦は現像剤同士のソフトな摺擦とな
り、現像剤は溶融トナーによる微小な凝固体を形成する
ことがないので、一段と良好な現像剤のシールを行なう
ことができる。
【0021】更に本実施例によれば、ホルダ1を介して
ベアリング110とマグネット113とを一体にユニッ
トとして組み付けていることから、ホルダ1と共にベア
リング110とマグネット113とを容器104の凹陥
部から一体的に抜き出すことができ、従ってその保守性
が良く、保守等の作業効率が向上する。又スペーサがな
いことからベアリング110とマグネット113との間
のホルダ1の位置にトナーを保持するトナー溜りの空間
2を形成することができ、このため長期使用時に、現像
剤同士の摺擦により現像剤中からトナーが若干遊離して
軸受部側に飛散、漏出しても、トナーを上記のトナー溜
り2に溜め込んでベアリング110への侵入を少なくで
きるので、直ちに清掃する必要がなくなり、清掃は上記
のトナー溜り2がトナーで詰まってトナーがベアリング
110に侵入するようになったら清掃すれば済み、従っ
て保守期間を大幅に延長することができる。
【0022】更に図2のC−C線断面を示す図3のよう
に、トナー溜り2の箇所のホルダ1の内面部分に磁性軸
102bに向けた突出部1aを設けると、キャリアチェ
ーンによるシールから漏出、飛散したトナーをこの突出
部1aによって止め、磁性軸102bの部分と摺擦する
のを更に確実に防ぐことができるので、磁性軸102b
の部分に溶融トナーによる微小な凝固体が形成されるの
をより一段と防止でき、現像剤のシールを更に向上でき
る。
【0023】以上はスクリュー102bについて述べた
が、現像剤室104aのスクリュー102aについても
同様である。
【0024】図4は、本発明の現像装置の他の実施例に
おける図2と同様なB部拡大図である。先の実施例で
は、リング状マグネット113と現像剤搬送スクリュー
102の磁性軸102bとによる磁気シール機構の場合
を述べたが、本実施例では、図4に示すように、スクリ
ュー102の回転軸の全体を非磁性軸102Bとして、
非磁性軸102Bとリング状マグネット113a及び1
13bによる反撥磁界とで現像剤の磁気シール機構を構
成したことが特徴である。
【0025】上記リング状マグネット113a及びb
は、ベアリングホルダ1のベアリング110と反対位置
に圧入又は接着により並設され、ホルダ1を介してマグ
ネット113a及び113bとベアリング110とを一
体に組み付けて、現像容器104の凹陥部に対し一体的
に着脱自在とされている。現像容器104の凹陥部内に
ホルダ1を取付けることにより、磁性軸102Bがベア
リング110で回転自在に支持され、磁性軸102Bの
現像器104の内側寄りの箇所がマグネット113a及
び113bによりこれと0.5〜2mm程度の間隔を開
けて囲繞されている。
【0026】上記マグネット113a及び113bは、
共に表面磁束密度が約400〜8000ガウスとなるよ
うに着磁され、その着磁方向はマグネット113aが
S、Nに又マグネット113bがN、Sにと互に反対と
されている。従って本実施例では、マグネット113a
及び113bの磁界は非磁性軸102Bへ集中せず、そ
の軸線方向への反撥磁界により現像剤中の磁性キャリア
にキャリアチェーンが形成され、キャリアチェーンのカ
ーテンにより現像剤のシールが行なわれる。
【0027】以上のようなシール機構でも、非磁性軸1
02Bとマグネット113a及び113bとの間のギャ
ップの精度が悪いと、良好な現像剤のシールをすること
ができなくなるが、本実施例では、ホルダ1を介してベ
アリング110とマグネット113a及び113bとを
一体に組み付けることにより、磁気シール機構の構成部
品を少なくしているため、マグネット113a及び11
3bと磁性軸102bとの間のギャップが容易に保障さ
れるので、現像剤の良好なシールを行なうことができ
る。
【0028】又先の実施例のときと同様、ホルダ1と共
にベアリング110とマグネット113a及び113b
とを容器104の凹陥部から一体的に抜き出すことがで
きるので、その保守性が良く、保守等の作業効率が向上
し、スぺーサがないことからベアリング110とマグネ
ット113a及び113bとの間のホルダ1の位置にト
ナーを保持するトナー溜りの空間2を形成することがで
き、長期使用時に、現像剤同士の摺擦により現像剤中か
らトナーが若干遊離して軸受部側に飛散、漏出しても、
トナーを上記のトナー溜り2に溜め込んでベアリング1
10への侵入を少なくできるので、直ちに清掃する必要
がなく保守期間を大幅に延長することができる。
【0029】以上はスクリュー102bについて述べた
が、現像剤室104aのスクリュー102aについても
同様である。
【0030】以上の実施例ではいずれも、ベアリング1
10を用いたタイプのスクリュー102の軸受け部での
現像剤のシールを例に取って説明したが、本発明の現像
装置の更に他の実施例における図2と同様なB部拡大図
を示す図5に示すように、ホルダ1を軸受け材料で成形
してベアリングを滑り軸受けとしてホルダ1自体にその
機能を持たせ、このホルダ1にリング状マグネット11
3a及び113bとを設けることにより、ホルダ 1から
なる軸受けとマグネット113a及び113bとを一体
的に構成してもよい。図5において図2に付した符号と
同一の符号は同一の部材を示す。
【0031】以上、本発明の実施例について説明した
が、本発明は、現像剤搬送スクリュー102a及び10
2bに限定されるものではなく、現像ローラや現像剤の
撹拌部材など現像装置の現像剤を収容した容器に設置の
回転部材の軸受け部に対して、等しく有効であることは
いうまでもない。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の現像装置
では、トナーと磁性キャリアを備える現像剤を収容する
現像剤収容容器と、現像剤収容容器に設けられた回転部
材と、回転部材の回転軸の両端部を受ける軸受け部と、
軸受け部よりも現像剤収容容器の内側に設けられ、且つ
回転軸の端部付近の外周面と間隙をもって囲むように設
けられた円筒状マグネットと、を有する現像装置におい
て、回転軸方向においてマグネットと前記軸受け部との
間にマグネットの内径よりも大きい内径の空間を備える
トナー溜り部を備え、現像剤収容容器に対して軸受け
部、トナー溜り部及びマグネットを備えるユニットを着
脱可能とする構成とされるので、マグネットと回転部材
の上記軸部分との間のギャップを容易に保障することが
でき、回転部材の軸受け部での現像剤の磁気シールを良
好に行なうことができる。又、本発明によれば、特に、
マグネットによって磁性キャリアの軸受け部への侵入を
阻止し、またマグネットより軸受け部側に侵入したトナ
ーをトナー溜り部で溜められるので軸受け部へのトナー
の侵入を少なくできる。従って、トナー溜り部をすぐに
清掃する必要はなく、トナー溜り部がトナーでいっぱい
になってきたら現像剤収容容器から軸受け部、トナー溜
り部及びマグネットを備えるユニットを取り外して清掃
することができる。このように、本発明の現像装置は、
その磁気シール機構を構成する部品の保守性、組立性も
良好で、清掃や保守の作業効率を大幅に向上させること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の現像装置の一実施例の断面図である。
【図2】図1のB部拡大図である。
【図3】図2のC−C線断面図である。
【図4】本発明の現像装置の他の実施例における図2と
同様なB部拡大図である。
【図5】本発明の現像装置の更に他の実施例における図
2と同様なB部拡大図である。
【図6】従来の現像装置の構成図である。
【図7】図6の現像装置のA−A線断面図である。
【図8】図7のB部拡大図である。
【符号の説明】
1 ベアリングホルダ 2 トナー溜り 102、103 スクリュー 102A 回転軸 102B 非磁性軸 102b 磁性軸 104 現像容器 110 ベアリング 113 円筒状マグネット 113a、113b 円筒状マグネット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−89977(JP,A) 特開 昭63−124075(JP,A) 特開 昭62−73283(JP,A) 実開 昭63−54156(JP,U) 実開 昭58−112769(JP,U) 実開 昭59−189652(JP,U) 実開 昭60−41959(JP,U) 実開 昭62−103064(JP,U) 実開 平2−64961(JP,U) 特公 昭64−8211(JP,B2) 実公 昭58−29479(JP,Y2)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トナーと磁性キャリアを備える現像剤を
    収容する現像剤収容容器と、前記現像剤収容容器に設け
    られた回転部材と、前記回転部材の回転軸の両端部を受
    ける軸受け部と、前記軸受け部よりも前記現像剤収容容
    器の内側に設けられ、且つ前記回転軸の端部付近の外周
    面と間隙をもって囲むように設けられた円筒状マグネッ
    トと、を有する現像装置において、 前記回転軸方向において前記マグネットと前記軸受け部
    との間に前記マグネットの内径よりも大きい内径の空間
    を備えるトナー溜り部を備え、前記現像剤収容容器に対
    して前記軸受け部、前記トナー溜り部及び前記マグネッ
    トを備えるユニットを着脱可能とすることを特徴とする
    現像装置。
  2. 【請求項2】 前記回転軸は、前記マグネットと対向す
    る磁性軸を備えることを特徴とする請求項1の現像装
    置。
  3. 【請求項3】 前記トナー溜り部は、前記回転軸に向け
    て突出する突出部を前記トナー溜り部の周方向に複数備
    えることを特徴とする請求項1又は2の現像装置。
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