JPH0720717A - 現像装置 - Google Patents

現像装置

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JPH0720717A
JPH0720717A JP18324993A JP18324993A JPH0720717A JP H0720717 A JPH0720717 A JP H0720717A JP 18324993 A JP18324993 A JP 18324993A JP 18324993 A JP18324993 A JP 18324993A JP H0720717 A JPH0720717 A JP H0720717A
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JP
Japan
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roll
developing
layer thickness
thickness regulating
developing device
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP18324993A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Hirata
啓 平田
Takashi Fuchiwaki
隆 渕脇
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0720717A publication Critical patent/JPH0720717A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 二成分現像剤を用い、静電潜像保持体上に形
成された帯電電位の差による潜像を可視化する現像装置
であって、静電潜像保持体と対向して設けられる現像ロ
ール上に均一なトナー層を形成し、良好な画像が得られ
る現像装置を得る。 【構成】 現像ロール12が有する磁石ロール12bの
一つの磁極12cと対向する位置に、現像スリーブ12
aの周面と近接又は接触するように層厚規制ロール16
を備える。この層厚規制ロール16は少なくとも一部が
磁性材料で構成され、現像ロール12周面のほぼ法線方
向に移動自在に支持されている。したがって、常にほぼ
一定の圧接力が維持されるとともに、凝集したトナーや
異物が圧接位置に滞留することがなく、現像ロール12
上に均一な現像剤層が形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真方式の複写
機、プリンタ等の画像形成装置において用いられ、感光
体上の静電潜像をトナーの付着により可視化する現像装
置に係り、特に非磁性トナーと磁性キャリアとを混合し
た二成分現像剤を用いる現像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種の現像装置は、感光体
上の静電潜像をトナーの付着により可視化する装置とし
て周知であり、熱可塑性樹脂に顔料を分散したものを粉
体にし、かつ電荷制御剤を外添してなる磁性又は非磁性
の一成分現像剤を用いるものと、非磁性トナーと磁性キ
ャリアとからなる二成分現像剤を用いるものとがある。
【0003】図8は、従来の現像装置であって二成分現
像剤を用い、非接触現像を行うものの一例を示す概略構
成図である。この現像装置110は、二成分現像剤を収
容するハウジング111内に、静電潜像保持体120に
対向し表面に二成分現像剤を付着して搬送する現像ロー
ル112と、この現像ロール112に近接して配置さ
れ、現像剤を供給する現像剤供給部材113と、現像剤
を攪拌するとともに搬送し、現像剤供給部材に現像剤を
供給する攪拌部材114、115と、現像ロール112
上に形成される現像剤の層厚を規制する層圧規制部材1
16とを備えている。また、現像ロール112は、現像
スリーブ112aと、複数の磁極を持つ磁石ロール11
2bとから構成されており、現像スリーブ112aには
バイアス電圧として直流に交流電圧を重畳した交流重畳
直流電圧が印加されるようになっている。
【0004】静電潜像保持体120は、一様帯電後、像
光の照射により表面に帯電電位の差による静電潜像を形
成することができる感光体である。この静電潜像保持体
120と現像ロール112との間隙はトナーを飛翔させ
るのに適切な距離に設定される。また、現像ロール11
2上の現像剤の層厚は層厚規制部材116と現像ロール
112との間隙で調整されるようになっている。
【0005】このような現像装置では、層厚規制部材1
16と現像ロール112との間隙を広くすると、現像ロ
ール上での現像剤の層厚が大きくなり、現像剤を静電潜
像保持体120と非接触とすることができず高画質にす
ることができない。一方、層厚規制部材116と現像ロ
ール112との間隙を狭くすると、現像ロール上の現像
剤層を静電潜像保持体と非接触にすることができるが、
現像剤の中に混ざっている異物や凝集してしまったトナ
ー等が現像ロール112と層厚規制部材116との間に
詰まり、画像に筋状の白抜けを生じてしまうことがあっ
た。また、現像スリーブ112aはもちろんのこと、層
厚規制部材116を、ねじれやそり等がないように精度
よく制作しなければならず、加工後に研磨、手修正等の
後工程が必要となっていた。
【0006】このような問題点を解決する現像装置は、
従来より提案されており、例えば、特開平2−9998
1号公報、特開平2−156267号公報、特開平2−
156268号公報、特開昭60−203972号公
報、特開昭60−203973号公報、特開昭60−2
03974号公報に開示されるものがある。上記特開平
2−99981号公報に記載の現像装置は、円柱状又は
半円柱状の層圧規制手段を所定の圧力で弾性的に現像ス
リーブに当接させて均一な現像剤層を形成しようとする
ものである。また、凝集してしまったトナーは現像ロー
ルと層圧規制手段との間に導き、接触圧で解きほぐして
から現像領域へ搬送するものである。
【0007】上記特開平2−156267号公報、特開
平2−156268号公報に記載の現像装置は、フィル
ム材の背面に磁性粒体又は磁性流体を保持した層圧規制
手段を有し、現像ロール内に固定した磁石の吸引力によ
って現像ロール表面に圧接するものである。また、特開
昭60−203972号公報、特開昭60−20397
3号公報、特開昭60−203974号公報に記載の現
像装置では、周面を粗面とした円柱状の層圧規制手段を
現像ロールと一定の間隙をおいて配置し、対向する表面
が逆方向に移動するように回転駆動するものである。こ
れにより、層圧規制手段上流側に現像剤の回転流れを形
成し、混入した異物や粗大現像剤の停滞を防止するもの
である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の現像装置は次に示すような問題点を有してい
る。特開平2−99981号公報に記載の現像装置で
は、層圧規制手段を現像ロールに圧接しているので、接
触圧の調整によっては、現像剤の中に混ざっている紙の
繊維等の異物を完全には除去することができず、画像に
筋状の白抜けを与えてしまうという問題点があった。ま
た、特開平2−156267号公報、特開平2−156
268号公報に記載の現像装置ではフィルム材の背面に
磁性流体等を保持するために構造が複雑で部品点数を多
量に要するという問題点があり、製造コストが高くな
る。さらに、特開昭60−203972号公報、特開昭
60−203973号公報、特開昭60−203974
号公報に記載の現像装置は、一成分現像剤を用いて現像
ロール上に現像剤層を形成するものである。したがっ
て、二成分現像剤を用いて非接触現像を行う場合等には
適さないという問題点を有している。
【0009】本発明は、上記のような問題点に鑑みてな
されたものであり、その目的は、簡単な構造で現像ロー
ルに均一なトナー層を形成し、良好な画像が得られる現
像装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記のような問題点を解
決するために、本発明は、 位置が固定された複数の
磁極を内蔵し、表面のスリーブが回転する円筒状の部材
であって、非磁性トナーと磁気キャリアとを含む二成分
現像剤を周面に吸着して搬送する現像ロールを備え、
該現像ロールが静電潜像保持体と間隔をおいて対向する
現像領域で、現像ロール上の非磁性トナーを静電潜像保
持体に転移させ、静電潜像保持体上に形成された帯電電
位の差による静電潜像を可視化する現像装置において、
一部又は全部が磁性材料で構成される円筒状の部材
であって、前記磁極の一つと対向する位置で、前記現像
ロールと軸線を平行にしてその周面と近接又は接触し、
該現像ロールのほぼ法線方向に移動自在に支持された層
厚規制ロールを備えるものとする。
【0011】また、上記の現像装置において、 前記層
厚規制ロールと前記現像ロールとの対向面が同じ方向に
移動するように、前記層厚規制ロールが回転駆動される
ことが望ましい。
【0012】さらに、上記の現像装置において、 前記
層厚規制ロールが周面上に弾性材料のコーティング層を
有し、該層厚規制ロールが回転自在に支持されるととも
に、前記現像ロールと接触して該現像ロールの回転にと
もなって従動するものであってもよい。
【0013】
【作用】本発明の現像装置では層厚規制ロールが磁性材
料で構成される部分を有し、現像ロール内の磁極の一つ
と対向する位置で、現像ロールのほぼ法線方向に移動自
在に支持されているので、現像ロール内の磁極による磁
気的吸引力によって層厚規制ロールが現像ロール表面に
圧接される。このように現像ロールと層厚規制ロールと
が磁気的な力によって圧接されるので、常に一定の圧接
力を維持することができ、現像ロールの表面に吸着され
る現像剤は層厚規制ロールの圧接位置を通過することに
より均一な層厚に規制される。また、層厚規制ロールは
現像ロールの法線方向に移動することができ、現像ロー
ル表面の現像剤層に凝集したトナーや異物が含まれてい
ても、二つのロール間を通り抜けて圧接位置に滞留しな
い。したがって異物等が現像剤の通過を阻害して筋状の
白抜けを生じるのが防止される。
【0014】さらに、層厚規制ロールが、現像ロールと
の圧接位置で双方の面が同方向に移動するように回転駆
動するものでは、現像ロール表面の異物や凝集したトナ
ーに回転方向へ搬送しようとする力が作用する。したが
って異物や凝集したトナーは双方のロールの間を容易に
通過し、白抜け等の画像欠陥が防止される。
【0015】また、層厚規制ロールが周面に弾性材料か
らなるコーティング層を有し、現像ロールと圧接されて
従動するものでは、現像ロールと層厚規制ロール表面の
コーティング層との間に異物や凝集したトナーが捕らえ
られ、回転することにより確実に双方のロール間を通過
して、画像欠陥が防止される。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を図に基づいて説明す
る。図1は、請求項1又は請求項2に記載の発明の第1
の実施例である現像装置を示す概略構成図である。図2
は、上記図1に示すI−I線における概略断面図であ
る。この現像装置10は、帯電電位の差による潜像を保
持することができる静電潜像保持体20と対向して設け
られており、ハウジング11内に、静電潜像保持体20
に対向し表面に二成分現像剤を付着して搬送する現像ロ
ール12と、この現像ロール12に近接して配置され、
現像剤を供給する現像剤供給部材13と、現像剤を攪拌
するとともに搬送し、現像剤供給部材に現像剤を供給す
る攪拌部材14、15と、前記現像ロール12と軸線を
平行にしてその周面と近接又は接触し、該現像ロール1
2のほぼ法線方向に移動自在に支持された層厚規制ロー
ル16とを備えている。
【0017】上記現像ロール12は、現像スリーブ12
aと、複数の磁極を持つ磁石ロール12bとを備えた円
筒状の部材で主要部が構成されており、磁石ロール12
bは周面に沿って複数の永久磁石が設けられ、位置を固
定して支持される。一方、現像スリーブ12aは磁石ロ
ール12bの周面の外側に配置された円筒状部材であ
り、軸線回りに回転するようになっている。現像スリー
ブ12aには、アルミニウム、非磁性ステンレス等から
なる円筒体等が用いられ、図示しないが、該現像スリー
ブには直流に交流を重畳した交流重畳直流電圧が印加さ
れるようになっている。
【0018】また、上記現像ロール12と静電潜像保持
体20との間隙は、トナーを飛翔させることが十分に可
能な距離、例えば0.5mm前後に設定されている。この
静電潜像保持体20は、図中に示す矢印の方向に例えば
160mm/Sec で回転し、図示しない帯電器によって−
650Vに一様帯電される。さらに、一様帯電後、画像
書込み装置により露光された画像部は電位が−200V
となるものである。上記攪拌部材14、15は、互いに
逆方向に現像剤を搬送するように回転方向が設定されて
おり、現像剤を攪拌するとともにハウジング11内を循
環させることができる。
【0019】上記層厚規制ロール16は磁性の金属で構
成されており、この層厚規制ロール16と対向する位置
には、現像ロール12に内蔵する複数の永久磁石のうち
の一つの磁石12cが、層厚規制ロール16と互いに向
き合うように配置されている。この磁石12cの磁力の
大きさ又は使用される現像剤の透磁率を変えることによ
り、現像スリーブ12a上の現像剤の層厚を規制するこ
とができる。この層厚規制ロール16の軸は、図2に示
すハウジング11のサイドフレーム18に設けられた取
付口19に貫入されており、この取付口19が現像ロー
ル12のほぼ法線方向に一定の余裕をもった長さLを有
している。これにより、層厚規制ロール16は現像ロー
ル12のほぼ法線方向に移動自在となっている。また、
上記層厚規制ロール16の軸には層厚規制ロール駆動ギ
ア31が設けられており、現像ロール12の軸に固定さ
れた現像ロール駆動ギア32と噛み合わされ、該層厚規
制ロール16と現像ロール12との対向面の回転方向が
同一になるように回転駆動されている。この現像ロール
12の軸には、トラッキングロール33が設けられてお
り、これを静電潜像保持体に当接させることによって現
像ロール12と静電潜像保持体20との間隙を一定に維
持するようになっている。なお、上記現像装置では、層
厚規制ロール16にはS45Cを使用し、対向する磁石
12cの磁力を層厚規制ロール16の表面で700Gaus
s 、また現像剤として飽和磁化が60emu/g のものを使
用した。
【0020】次に、このように構成された実施例の作用
を説明する。まず、本実施例の現像装置で採用した現像
条件について説明する。この現像装置10は、上述した
ように現像ロール12と静電潜像保持体20との間に交
番電界を形成し、現像ロール12の現像剤層から静電潜
像保持体20の静電潜像にトナーを飛翔させて現像を行
うものであり、現像ロール12上の現像剤層を静電潜像
保持体20に接触させないようにすることが望ましい。
したがって、この現像装置10では、現像ロール12と
静電潜像保持体との間隙を0.3〜0.9mmの範囲と
し、現像ロール12上に形成される現像剤層の厚さを静
電潜像保持体20の表面に接触しない範囲で厚くする。
なお、静電潜像保持体20と現像ロール12との間隙が
0.3mmより狭くなると、静電潜像保持体20の振れ等
部材の有する寸法誤差の影響を受けるため、安定して均
一な濃度の画像を得ることが困難であり、逆に、静電潜
像保持体20と現像ロール12との間隙を0.9mm以上
とすると、交番電界を形成してもその効果が低下して十
分な濃度が得られなかったり、画像の縁部分が濃く現れ
る、いわゆるエッジ効果が生じることになる。本実施例
では上記の点を考慮し、現像ロール12と静電潜像保持
体20との間隙を0.6mmとし、かつ現像剤層厚を35
0μmに設定している。
【0021】また、本現像装置10で用いる現像剤は、
平均粒径が20μm以下の非磁性トナー粒子と、平均粒
径が10〜60μmの磁性キャリア粒子とを混合した二
成分現像剤が高画質を得るためには好ましく、本実施例
では、磁性キャリアの平均粒径が40μm 、非磁性トナ
ーの平均粒径が10μm の現像剤を用いることにした。
【0022】このような現像条件の下で上記現像装置1
0は次のように現像を行う。非磁性トナーと磁性キャリ
アとは、ハウジング11内において攪拌部材14、15
により搬送されるとともに充分に攪拌される。これによ
り、現像剤中の非磁性トナーの分布が均一に維持される
とともに非磁性トナーと磁性キャリアとの間の摩擦によ
り非磁性トナーに充分な電荷が付与される。攪拌された
現像剤は、現像剤供給部材13により現像ロール12に
供給される。この現像ロール12に供給された現像剤
は、現像スリーブ12aに吸着されて移動し、現像スリ
ーブ12aと層厚規制ロール16との間を通過して所定
の層厚に規制される。層厚規制ロール16は現像ロール
駆動ギア32および層厚規制ロール駆動ギア31を介し
て駆動され、現像スリーブ12aの回転に伴って回転す
る。したがって、層厚規制ロール16の前記現像スリー
ブ12aに対向する面が現像スリーブ12aの表面の移
動方向と同一方向に移動する。また、層厚規制ロール1
6が現像ロール12のほぼ法線方向に移動自在に支持さ
れるとともに、磁石12cの磁力により現像ロール12
に圧接されているので凝集したトナー、又は現像剤中に
混入した異物等が層厚規制ロール16と現像ロール12
との間に詰まることなく通り抜けることができる。現像
ロール12が静電潜像保持体20に対向する位置では、
現像ロール12と静電潜像保持体20との間に形成され
ている交番電界により、現像剤の非磁性トナーが現像ロ
ール12から飛翔し、静電潜像保持体20上の静電潜像
に付着して現像が行われることになる。
【0023】図3は、請求項1または請求項2に記載の
発明の第2の実施例を示す概略構成図である。また、図
4は上記図3に示すII−II線における概略断面図であ
る。この現像装置40は、ハウジング41の外部側面
に、層厚規制ロール46の軸に固定された層厚規制ロー
ル駆動ギア51、現像ロール42の軸に固定された現像
ロール駆動ギア52、攪拌部材44、45の軸に固定さ
れたギア54、55、現像剤供給部材43の軸に固定さ
れたギア56、中間ギア57、及びアイドルギヤ58を
有している。そして、この層厚規制ロール46の軸は、
スイングアーム59に回転可能に支持され、このスイン
グアーム59はアイドルギア58の中心軸に、回動可能
に支持されている。これにより、層厚規制ロール46は
アイドルギア58の軸心回りに回動できるようになって
いる。また、アイドルギア58は層厚規制ロール46の
軸に固定された層厚規制ロール駆動ギア51と噛み合う
とともに、攪拌部材44用のギア54と中間ギア57と
も噛み合っており、中間ギア57を介して現像ロール4
2用の現像ロール駆動ギア52と噛み合っている。した
がって、現像ロール42が回転駆動されるのにともなっ
て対向面が同じ方向に移動するように層厚規制ロール4
6も回転駆動される。
【0024】本実施例の現像装置40は、上記のように
層厚規制ロール46をスイングアーム59を使用してア
イドルギア58の軸心回りに回動できるようにした点が
上記第一の実施例と異なるだけであり、現像装置40の
他の構成は上記図1及び図2に示す実施例と同じであ
る。このような現像装置40では、層厚規制ロール46
がアイドルギア58の軸心回りに回動できるようにして
あることから、現像ロール42のほぼ法線方向への移動
が可能となり、上記実施例と同様の作用効果を奏する。
【0025】図5は、請求項3に記載の発明の第1の実
施例を示す概略構成図である。また、図6は、上記図5
に示すIII −III 線における概略断面図である。この現
像装置60において、層厚規制ロール66は周面上にゴ
ム等の弾性材料からなるコーティング層66aが形成さ
れている。この層厚規制ロール66の回転軸66bは、
現像ロール62の法線方向への移動を可能にした取付孔
69に回転自在に支持され、上記コーティング層66a
が現像ロール62の表面と接触して当該現像ロール62
の回転にともなって層圧規制ロールが従動するように構
成されている。なお、この現像装置60の他の構成は、
上記図1及び図2に示す実施例と同じであり、符号61
はハウジング、符号63は現像材供給部材、符号64,
65は攪拌部材、符号68はハウジングのサイドフレー
ムを示す。
【0026】このような現像装置60によれば、現像ロ
ール上の現像剤層は層厚規制ロール66の圧接位置にお
いて規制され、所定の層厚にされる。このとき、現像ロ
ール上の現像剤に凝集したトナーや紙の繊維等の異物が
含まれていても、磁気的な力で圧接される現像ロール6
2と層厚規制ロール66との双方の対向面が同方向に移
動するように回転しており、容易に通過して、滞留する
ことが防止される。したがって白抜け等筋状の画像欠陥
を生じることがなくなる。
【0027】図7は、請求項3に記載の発明の第2の実
施例を示す概略断面図である。本現像装置では、ハウジ
ングのサイドフレーム78に支持軸79が固着され、層
厚規制ロール76の端部に設けられた軸受穴76bを上
記支持軸79に係合させることによって回転可能に支持
されるものである。この軸受穴76bは支持軸79の径
よりも大きくなっており、この寸法差によって層厚規制
ロール76が現像ロール72の周面の法線方向に移動が
可能となっている。なお、この現像装置の他の構成は、
上記図5及び図6に示す実施例と同じである。
【0028】このような現像装置によっても、層厚規制
ロール76の周面上に弾性材料のコーティング層76a
が形成されており、前記層厚規制ロール76は、現像ロ
ール72の法線方向への移動できるとともに現像ロール
72の表面と接触して当該現像ロール72の回転に従動
する。したがって、上記図6に示す実施例と同様の作用
効果を奏する。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の現像装置
では、層厚規制ロールが磁性材料で構成される部分を有
し、現像ロール内の磁極の一つと対向する位置で、現像
ロールのほぼ法線方向に移動自在に支持されているの
で、現像ロール上に均一な現像剤層を形成することがで
きるとともに、現像ロール表面に付着した異物や凝集し
たトナーを層厚規制ロールが圧接される位置に滞留させ
ることなく通過させることができ、簡単な構造で筋状の
白抜け等の画像欠陥を防止することができる。
【0030】また、層厚規制ロールが、現像ロールとの
圧接位置で双方の面が同方向に移動するように回転駆動
されるものでは、現像ロール表面の異物や凝集したトナ
ーに回転方向へ搬送する力が作用し、異物や凝集したト
ナーは双方のロールの間を容易に通過して白抜け等の画
像欠陥が防止される。層厚規制ロールが周面に弾性材料
からなるコーティング層を有し、現像ロールと圧接され
て従動するものでは、現像ロールと層厚規制ロール表面
のコーティング層との間に異物や凝集したトナーが捕ら
えられ、回転することにより確実に双方のロール間を通
過して、画像欠陥が防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1又は請求項2に記載の発明の第1の実
施例である現像装置を示す概略構成図である。
【図2】上記図1中に示すI−I線における概略断面図
である。
【図3】請求項1又は請求項2に記載の発明の第2の実
施例である現像装置を示す概略構成図である。
【図4】上記図3中に示すII−II線における概略断面図
である。
【図5】請求項3に記載の発明の第1の実施例である現
像装置を示す概略構成図である。
【図6】上記図5中に示すIII −III 線における概略断
面図である。
【図7】請求項3に記載の発明の第2の実施例である現
像装置を示す概略断面図である。
【図8】従来の現像装置を示す概略構成図である。
【符号の説明】
10,40,60 現像装置 11,41,61 ハウジング 12,42,62,72 現像ロール 13,43,63 現像剤供給部材 16,46,66,76 層厚規制ロール 19,69 取付孔 31,51 層厚規制ロール駆動ギア 32,52 現像ロール駆動ギア 66a,76a コーティング層 76b 軸受穴 79 支持軸

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 位置が固定された複数の磁極を内蔵し、
    表面のスリーブが回転する円筒状の部材であって、非磁
    性トナーと磁気キャリアとを含む二成分現像剤を周面に
    吸着して搬送する現像ロールを備え、 該現像ロールが静電潜像保持体と間隔をおいて対向する
    現像領域で、現像ロール上の非磁性トナーを静電潜像保
    持体に転移させ、静電潜像保持体上に形成された帯電電
    位の差による静電潜像を可視化する現像装置において、 一部又は全部が磁性材料で構成される円筒状の部材であ
    って、前記磁極の一つと対向する位置で、前記現像ロー
    ルと軸線を平行にしてその周面と近接又は接触し、該現
    像ロールのほぼ法線方向に移動自在に支持された層厚規
    制ロールを備えることを特徴とする現像装置。
  2. 【請求項2】 前記請求項1記載の現像装置において、 前記層厚規制ロールと前記現像ロールとの対向面が同じ
    方向に移動するように、前記層厚規制ロールが回転駆動
    されることを特徴とする現像装置。
  3. 【請求項3】 前記請求項1記載の現像装置において、 前記層厚規制ロールが周面上に弾性材料のコーティング
    層を有し、 該層厚規制ロールが回転自在に支持されるとともに、前
    記現像ロールと接触し、該現像ロールの回転にともなっ
    て従動することを特徴とする現像装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007310340A (ja) * 2006-01-27 2007-11-29 Ricoh Co Ltd 現像装置及び画像形成装置
US7948278B2 (en) 2008-02-21 2011-05-24 Oki Semiconductor Co., Ltd. Load capacity driving circuit
JP2012058592A (ja) * 2010-09-10 2012-03-22 Ricoh Co Ltd 現像装置、画像形成装置及びプロセスカートリッジ
US8260175B2 (en) 2006-01-13 2012-09-04 Ricoh Company, Ltd. Developing apparatus and image forming apparatus using same

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