JPH07283051A - 電流トランス - Google Patents
電流トランスInfo
- Publication number
- JPH07283051A JPH07283051A JP6073012A JP7301294A JPH07283051A JP H07283051 A JPH07283051 A JP H07283051A JP 6073012 A JP6073012 A JP 6073012A JP 7301294 A JP7301294 A JP 7301294A JP H07283051 A JPH07283051 A JP H07283051A
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- Japan
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- current transformer
- ring
- secondary winding
- circuit board
- printed circuit
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 コストアップすることなく小型化が図れ、且
つプリント基板上への実装が容易に行える電流トランス
を提供する。 【構成】 リング状コアKと、リング状コアKに巻かれ
た、回路パタ−ンA3 、A4 に両端を接続された1次巻
線n1 と、プリント基板P上に形成された回路パタ−ン
A5 、A6 と抵抗R1 とで形成される2次巻線n21と、
回路パタ−ンA1、A2 と抵抗R2 とで形成される2次
巻線n22とで構成された電流トランス。 【効果】 小型化とプリント基板上への実装が容易な電
流トランスを提供できる。
つプリント基板上への実装が容易に行える電流トランス
を提供する。 【構成】 リング状コアKと、リング状コアKに巻かれ
た、回路パタ−ンA3 、A4 に両端を接続された1次巻
線n1 と、プリント基板P上に形成された回路パタ−ン
A5 、A6 と抵抗R1 とで形成される2次巻線n21と、
回路パタ−ンA1、A2 と抵抗R2 とで形成される2次
巻線n22とで構成された電流トランス。 【効果】 小型化とプリント基板上への実装が容易な電
流トランスを提供できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、リング状コアを用いた
電流トランスの構造に関する。
電流トランスの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図8はこの種の第1従来例を示すもの
で、リング状コアKと、リング状コアKに巻かれた1次
巻線n1 と、2次巻線n21,n22とで構成された電流ト
ランスCTを示す。この種の電流トランスCTは、例え
ば図3に示す様な自励式ハ−フブリッジ回路を用いた放
電灯点灯回路に用いられる。
で、リング状コアKと、リング状コアKに巻かれた1次
巻線n1 と、2次巻線n21,n22とで構成された電流ト
ランスCTを示す。この種の電流トランスCTは、例え
ば図3に示す様な自励式ハ−フブリッジ回路を用いた放
電灯点灯回路に用いられる。
【0003】次に図3に示す放電灯点灯回路について簡
単に説明する。本回路は、交流電源Vacを整流器DBで
全波整流し、コンデンサC1 で平滑して直流電圧に変換
し、この直流電圧をスイッチング素子Q1 ,Q2 の交互
のオンオフにより高周波電圧に変換し、コンデンサ
C2 ,インダクタL1 ,1次巻線n 1 ,放電灯Laから
なる直列共振回路に印加され、放電灯Laの両端に高周
波の交流電圧が印加される。スイッチング素子Q1 ,Q
2 のオンオフは、1次巻線n 1 に流れる電流により2次
巻線n21,n22に生じた電流が、抵抗R1 ,R2 を介し
てスイッチング素子Q1 ,Q2 のベ−スに流れ込むこと
により行われる。また、放電灯Laの非電源端子間に接
続されたコンデンサC3 は放電灯Laのフィラメント予
熱用であり、スイッチング素子Q1 ,Q2 の両端に逆並
列されたダイオ−ドD1 ,D2 はスイッチング素子
Q1 ,Q2 の逆バイアス防止用である。
単に説明する。本回路は、交流電源Vacを整流器DBで
全波整流し、コンデンサC1 で平滑して直流電圧に変換
し、この直流電圧をスイッチング素子Q1 ,Q2 の交互
のオンオフにより高周波電圧に変換し、コンデンサ
C2 ,インダクタL1 ,1次巻線n 1 ,放電灯Laから
なる直列共振回路に印加され、放電灯Laの両端に高周
波の交流電圧が印加される。スイッチング素子Q1 ,Q
2 のオンオフは、1次巻線n 1 に流れる電流により2次
巻線n21,n22に生じた電流が、抵抗R1 ,R2 を介し
てスイッチング素子Q1 ,Q2 のベ−スに流れ込むこと
により行われる。また、放電灯Laの非電源端子間に接
続されたコンデンサC3 は放電灯Laのフィラメント予
熱用であり、スイッチング素子Q1 ,Q2 の両端に逆並
列されたダイオ−ドD1 ,D2 はスイッチング素子
Q1 ,Q2 の逆バイアス防止用である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図8の様な構
造では電流トランスCTの1次巻線n1 ,2次巻線
n21,n22から延びるリ−ド線が多く、例えば図3に示
す様な回路を構成する各電子部品の配置及び配線のパタ
−ン(回路パタ−ン)が形成されるプリント基板P上へ
の、電流トランスCTの実装が困難である。また、図8
に示した様に2次巻線n21,n22が1タ−ンであれば、
2次巻線n21,n22が一定の場所に固定されにくく、電
流トランスCTが製作されてから使用するまでの間に2
次巻線n21,n 22がばらける可能性がある為、電流トラ
ンスCTのプリント基板P上への実装が困難になるなど
の問題もある。
造では電流トランスCTの1次巻線n1 ,2次巻線
n21,n22から延びるリ−ド線が多く、例えば図3に示
す様な回路を構成する各電子部品の配置及び配線のパタ
−ン(回路パタ−ン)が形成されるプリント基板P上へ
の、電流トランスCTの実装が困難である。また、図8
に示した様に2次巻線n21,n22が1タ−ンであれば、
2次巻線n21,n22が一定の場所に固定されにくく、電
流トランスCTが製作されてから使用するまでの間に2
次巻線n21,n 22がばらける可能性がある為、電流トラ
ンスCTのプリント基板P上への実装が困難になるなど
の問題もある。
【0005】この問題を考慮した第2従来例として、図
9に示す様な例えばプリント基板P上への実装を考慮し
た電流トランスCTがある。図9に示す電流トランスC
Tの構造は、1次巻線n1 ,2次巻線n21,n22を巻い
たリング状コアKを樹脂製のベ−スB1 上に設置し、ベ
−スB1 の側面に1次巻線n1 ,2次巻線n21,n22の
各々を通す様に溝部M1 乃至M5 を設け、1次巻線
n1 ,2次巻線n21,n22の先端をピンq1 乃至q5 に
接続したものであり、ピンq1 乃至q5 をプリント基板
Pの回路パタ−ンと接続する。しかし、ベ−スB1 を使
用する為に電流トランスCTのコストアップ、大型化と
いう問題を生じる。
9に示す様な例えばプリント基板P上への実装を考慮し
た電流トランスCTがある。図9に示す電流トランスC
Tの構造は、1次巻線n1 ,2次巻線n21,n22を巻い
たリング状コアKを樹脂製のベ−スB1 上に設置し、ベ
−スB1 の側面に1次巻線n1 ,2次巻線n21,n22の
各々を通す様に溝部M1 乃至M5 を設け、1次巻線
n1 ,2次巻線n21,n22の先端をピンq1 乃至q5 に
接続したものであり、ピンq1 乃至q5 をプリント基板
Pの回路パタ−ンと接続する。しかし、ベ−スB1 を使
用する為に電流トランスCTのコストアップ、大型化と
いう問題を生じる。
【0006】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、コストアップすることな
く小型化が図れ、且つプリント基板上への実装が容易に
行える電流トランスを提供することにある。
で、その目的とするところは、コストアップすることな
く小型化が図れ、且つプリント基板上への実装が容易に
行える電流トランスを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する為
に、請求項1記載の発明によれば、1次巻線及び2次巻
線を有するリング状コアを用いた電流トランスに於い
て、2次巻線は、電流トランスを配置するプリント基板
上に形成された回路パタ−ンと、プリント基板上に形成
された電気回路を構成する一要素である電子部品と、電
子部品のリ−ド線部とで形成された閉路で、且つリング
状コアを貫通して周回する様に形成したものであること
を特徴とする。
に、請求項1記載の発明によれば、1次巻線及び2次巻
線を有するリング状コアを用いた電流トランスに於い
て、2次巻線は、電流トランスを配置するプリント基板
上に形成された回路パタ−ンと、プリント基板上に形成
された電気回路を構成する一要素である電子部品と、電
子部品のリ−ド線部とで形成された閉路で、且つリング
状コアを貫通して周回する様に形成したものであること
を特徴とする。
【0008】請求項2記載の発明によれば、2次巻線
は、回路パタ−ンの一部と、断面がコの字型で複数のピ
ンを有するソケットに内蔵され、且つ複数のピンのうち
の2つのピン間を接続する電子部品と、電子部品のリ−
ド線部とで形成された閉路で、且つリング状コアを貫通
して周回する様に形成したものであることを特徴とす
る。
は、回路パタ−ンの一部と、断面がコの字型で複数のピ
ンを有するソケットに内蔵され、且つ複数のピンのうち
の2つのピン間を接続する電子部品と、電子部品のリ−
ド線部とで形成された閉路で、且つリング状コアを貫通
して周回する様に形成したものであることを特徴とす
る。
【0009】
【作用】請求項1、2記載の発明によれば、1次巻線及
び2次巻線を有するリング状コアを用いた電流トランス
に於いて、2次巻線は電流トランスを配置するプリント
基板上に形成された回路パタ−ンと、プリント基板上に
形成された電気回路を構成する一要素である電子部品
と、電子部品のリ−ド部とで形成された閉路で、且つリ
ング状コアを貫通して周回する様に形成されたものであ
ることにより、電流トランスの小型化と電流トランスの
プリント基板上への実装が容易となる。
び2次巻線を有するリング状コアを用いた電流トランス
に於いて、2次巻線は電流トランスを配置するプリント
基板上に形成された回路パタ−ンと、プリント基板上に
形成された電気回路を構成する一要素である電子部品
と、電子部品のリ−ド部とで形成された閉路で、且つリ
ング状コアを貫通して周回する様に形成されたものであ
ることにより、電流トランスの小型化と電流トランスの
プリント基板上への実装が容易となる。
【0010】
(実施例1)図1は本発明に係る第1実施例を示すもの
で、リング状コアKと、リング状コアKに巻かれた、回
路パタ−ンA3 ,A4 に両端を接続された1次巻線n1
と、プリント基板P上に形成された回路パタ−ンA5 ,
A6 と図3の回路図に於ける抵抗R1 とで形成される2
次巻線n21と、回路パタ−ンA1 ,A2 と図3の回路図
に於ける抵抗R2 とで形成される2次巻線n22とで構成
された電流トランスCTを示す。この場合、2次巻線n
21,n22は1タ−ンである。
で、リング状コアKと、リング状コアKに巻かれた、回
路パタ−ンA3 ,A4 に両端を接続された1次巻線n1
と、プリント基板P上に形成された回路パタ−ンA5 ,
A6 と図3の回路図に於ける抵抗R1 とで形成される2
次巻線n21と、回路パタ−ンA1 ,A2 と図3の回路図
に於ける抵抗R2 とで形成される2次巻線n22とで構成
された電流トランスCTを示す。この場合、2次巻線n
21,n22は1タ−ンである。
【0011】2次巻線n21,n22が2タ−ンの場合は図
2に示す様に、新たに回路パタ−ンA7 ,A8 を設け、
回路パタ−ンA5 乃至A7 と抵抗R3 ,R4 とで2次巻
線n 21を形成し、回路パタ−ンA1 乃至A3 と抵抗
R5 ,R6 とで2次巻線n22を形成する。ここで、抵抗
R3 と抵抗R4 の合成抵抗値は抵抗R1 のそれと等し
く、抵抗R5 と抵抗R6 の合成抵抗値は抵抗R2 のそれ
と等しい。
2に示す様に、新たに回路パタ−ンA7 ,A8 を設け、
回路パタ−ンA5 乃至A7 と抵抗R3 ,R4 とで2次巻
線n 21を形成し、回路パタ−ンA1 乃至A3 と抵抗
R5 ,R6 とで2次巻線n22を形成する。ここで、抵抗
R3 と抵抗R4 の合成抵抗値は抵抗R1 のそれと等し
く、抵抗R5 と抵抗R6 の合成抵抗値は抵抗R2 のそれ
と等しい。
【0012】よって、上記の様に構成することで、電流
トランスCTの小型化と電流トランスCTのプリント基
板P上への実装が容易に行える。また、本実施例に於い
ては、2次巻線n21,n22のタ−ン数は2タ−ンまでと
したが、3タ−ン以上の何タ−ンでも本発明の効果は変
わらず、抵抗R1 乃至R6 は他のインピ−ダンス素子で
も、リ−ド線でも本発明の効果は変わらない。
トランスCTの小型化と電流トランスCTのプリント基
板P上への実装が容易に行える。また、本実施例に於い
ては、2次巻線n21,n22のタ−ン数は2タ−ンまでと
したが、3タ−ン以上の何タ−ンでも本発明の効果は変
わらず、抵抗R1 乃至R6 は他のインピ−ダンス素子で
も、リ−ド線でも本発明の効果は変わらない。
【0013】(実施例2)図4は本発明に係る第2実施
例を示すもので、プリント基板Pの一端面を凹型に形成
し、その凸部分を電流トランスCTのリング状コアKに
貫通し、リング状コアKをプリント基板Pで囲む様に抵
抗R1 ,R2 を設置し、回路パタ−ンA10,A11と抵抗
R1 とで2次巻線n21を形成し、回路パタ−ンA12,A
13と抵抗R 2 とで2次巻線n22を形成したものである。
例を示すもので、プリント基板Pの一端面を凹型に形成
し、その凸部分を電流トランスCTのリング状コアKに
貫通し、リング状コアKをプリント基板Pで囲む様に抵
抗R1 ,R2 を設置し、回路パタ−ンA10,A11と抵抗
R1 とで2次巻線n21を形成し、回路パタ−ンA12,A
13と抵抗R 2 とで2次巻線n22を形成したものである。
【0014】よって、上述の様に構成すれば抵抗R1 ,
R2 の自動実装が容易に可能となり、電流トランスCT
の小型化と電流トランスCTのプリント基板P上への実
装も容易に行える。また、本実施例に於いては2次巻線
n21,n22のタ−ン数は1タ−ンとしたが、2タ−ン以
上の何タ−ンでも本発明の効果は変わらない。
R2 の自動実装が容易に可能となり、電流トランスCT
の小型化と電流トランスCTのプリント基板P上への実
装も容易に行える。また、本実施例に於いては2次巻線
n21,n22のタ−ン数は1タ−ンとしたが、2タ−ン以
上の何タ−ンでも本発明の効果は変わらない。
【0015】(実施例3)図5、図6は本発明に係る第
3実施例を示す。
3実施例を示す。
【0016】本実施例は、図5に示す様な断面がコの字
型で複数のピンYを有するソケットSの内部に、複数の
ピンYのうちの2つのピン間を接続する様に抵抗R1 を
内蔵し、図6に示す様にプリント基板P上に配置された
リング状コアKの断面をまたぎ、複数のピンYをプリン
ト基板Pに設けられた穴部Zに差し込む様にソケットS
を配置したものであり、抵抗R1 とプリント基板P上の
回路パタ−ンとで電流トランスCTの2次巻線n21を形
成する。
型で複数のピンYを有するソケットSの内部に、複数の
ピンYのうちの2つのピン間を接続する様に抵抗R1 を
内蔵し、図6に示す様にプリント基板P上に配置された
リング状コアKの断面をまたぎ、複数のピンYをプリン
ト基板Pに設けられた穴部Zに差し込む様にソケットS
を配置したものであり、抵抗R1 とプリント基板P上の
回路パタ−ンとで電流トランスCTの2次巻線n21を形
成する。
【0017】よって、上述の様に構成すれば電流トラン
スCTの小型化と電流トランスCTのプリント基板P上
への実装も容易に行える。また、本実施例に於いては、
2次巻線n21,n22のタ−ン数は1タ−ンまでとした
が、2タ−ン以上の何タ−ンでも本発明の効果は変わら
ず、抵抗R1 は抵抗R2 でも、他のインピ−ダンス素子
でも、リ−ド線でも本発明の効果は変わらず、ソッケト
Sは本実施例に示したものではなく、上記の様に2次巻
線n21,n22を形成するようであれば、どの様な形状の
ものでも本発明の効果は変わらない。
スCTの小型化と電流トランスCTのプリント基板P上
への実装も容易に行える。また、本実施例に於いては、
2次巻線n21,n22のタ−ン数は1タ−ンまでとした
が、2タ−ン以上の何タ−ンでも本発明の効果は変わら
ず、抵抗R1 は抵抗R2 でも、他のインピ−ダンス素子
でも、リ−ド線でも本発明の効果は変わらず、ソッケト
Sは本実施例に示したものではなく、上記の様に2次巻
線n21,n22を形成するようであれば、どの様な形状の
ものでも本発明の効果は変わらない。
【0018】また、電流トランスCTの1次巻線n1 を
確実な構造とすべく方法の一断面図を図7(a)に、そ
の斜視図を図7(b)に示す。その方法は、1次巻線n
1 とプリント基板Pとを接続する貫通リ−ド線Xを内蔵
し、且つ1次巻線n1 を貫通させる貫通孔rを設けたベ
−スB2 を備えることであり、上記実施例1乃至3のい
ずれにも適用できる。
確実な構造とすべく方法の一断面図を図7(a)に、そ
の斜視図を図7(b)に示す。その方法は、1次巻線n
1 とプリント基板Pとを接続する貫通リ−ド線Xを内蔵
し、且つ1次巻線n1 を貫通させる貫通孔rを設けたベ
−スB2 を備えることであり、上記実施例1乃至3のい
ずれにも適用できる。
【0019】
【発明の効果】本発明は上記の様な、1次巻線及び2次
巻線を有するリング状コアを用いた電流トランスに於い
て、2次巻線は、電流トランスを配置するプリント基板
上に形成された回路パタ−ンと、プリント基板上に形成
された回路を構成する一要素である電子部品と、電子部
品のリ−ド部とで形成された閉路がリング状コアを貫通
して周回する様に形成したものであることにより、電流
トランスの小型化と電流トランスのプリント基板上への
実装が容易な電流トランスを提供できる。
巻線を有するリング状コアを用いた電流トランスに於い
て、2次巻線は、電流トランスを配置するプリント基板
上に形成された回路パタ−ンと、プリント基板上に形成
された回路を構成する一要素である電子部品と、電子部
品のリ−ド部とで形成された閉路がリング状コアを貫通
して周回する様に形成したものであることにより、電流
トランスの小型化と電流トランスのプリント基板上への
実装が容易な電流トランスを提供できる。
【図1】本発明に係る第1実施例を示す模式図である。
【図2】本発明に係る第1実施例を示す別の模式図であ
る。
る。
【図3】上記実施例を使用する一回路例である。
【図4】本発明に係る第2実施例を示す斜視図である。
【図5】本発明に係る第3実施例を示す斜視図である。
【図6】上記実施例のプリント基板上への設置の様子を
示す一部断面図である。
示す一部断面図である。
【図7】上記実施例に使用するリング状コアのプリント
基板上への一設置例を示すものであり、(a)は断面
図、(b)は斜視図である。
基板上への一設置例を示すものであり、(a)は断面
図、(b)は斜視図である。
【図8】本発明に係る第1従来例を示す斜視図である。
【図9】本発明に係る第2従来例を示す斜視図である。
A 回路パタ−ン CT 電流トランス K リング状コア n 巻線 P プリント基板 S ソケット Y ピン
Claims (2)
- 【請求項1】 1次巻線及び2次巻線を有するリング状
コアを用いた電流トランスに於いて、前記2次巻線は、
前記電流トランスを配置するプリント基板上に形成され
た回路パタ−ンと、前記プリント基板上に形成された電
気回路を構成する一要素である電子部品と、前記電子部
品のリ−ド線部とで形成された閉路で、且つ前記リング
状コアを貫通して周回する様に形成したものであること
を特徴とする電流トランス。 - 【請求項2】 1次巻線及び2次巻線を有するリング状
コアを用いた電流トランスに於いて、前記2次巻線は、
前記回路パタ−ンの一部と、断面がコの字型で複数のピ
ンを有するソケットに内蔵され、且つ前記複数のピンの
うちの2つのピン間を接続する前記電子部品と、前記電
子部品のリ−ド線部とで形成された閉路で、且つ前記リ
ング状コアを貫通して周回する様に形成したものである
ことを特徴とする電流トランス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6073012A JPH07283051A (ja) | 1994-04-12 | 1994-04-12 | 電流トランス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6073012A JPH07283051A (ja) | 1994-04-12 | 1994-04-12 | 電流トランス |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07283051A true JPH07283051A (ja) | 1995-10-27 |
Family
ID=13506009
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6073012A Withdrawn JPH07283051A (ja) | 1994-04-12 | 1994-04-12 | 電流トランス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07283051A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2017054972A1 (de) * | 2015-09-29 | 2017-04-06 | Siemens Aktiengesellschaft | Stromwandlermodul |
-
1994
- 1994-04-12 JP JP6073012A patent/JPH07283051A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2017054972A1 (de) * | 2015-09-29 | 2017-04-06 | Siemens Aktiengesellschaft | Stromwandlermodul |
CN107924760A (zh) * | 2015-09-29 | 2018-04-17 | 西门子公司 | 电流互感器模块 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20010703 |