JPH0728284A - 中間トレイを備えた画像形成装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 中間トレイを必要としない場合にもその中間
トレイのスペースを無駄なく利用することができ、さら
にシート反転時のコピープロダクティビティの低下を抑
えることのできる、中間トレイを備えた画像形成装置を
提供する。 【構成】 中間トレイＴをトレイレール５に、シート収
納カセットと交換可能に着脱させるように構成する。こ
れにより中間トレイＴを必要としない場合には、その中
間トレイＴの代わりにカセットを装着して利用すること
が可能となる。また、画像形成部１から中間トレイＴに
搬送されてきたシートを、反転用フラッパー１２で反転
搬送路１１へ導き、その反転搬送路１１でＵターンさせ
ることにより反転させて中間トレイＴに進入させるよう
に構成する。これにより、搬送中のシートを一旦停止さ
せるスイッチバックによる反転方式の場合に比べて、搬
送時間のロスを非常に小さくすることが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、複写機，レーザプリン
タ等の画像形成装置に係り、詳しくは、一度画像形成し
たシートを再給紙してその同じシート上に再び画像を形
成し得るように、シートを一時保留するための中間トレ
イを備えた画像形成装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】中間トレイを備えた画像形成装置（複写
機）では、一度コピーしたシートを装置内の中間トレイ
に保留し、その保留したシートを再給紙して、同一面あ
るいは裏面に再び画像を形成することにより、多重コピ
ーや両面コピーを行うができる。

【０００３】即ち、図６の装置内部の構成図に示すよう
に、給紙部１０１に、シートをサイズ別に収納した複数
のカセット１０２，１０３が着脱自在に装着されてお
り、これらのカセット１０２，１０３の一つから指定さ
れたサイズのシートが、画像形成部１０４へ給紙され
る。そして画像形成部１０４で、そのシートの片面に、
感光ドラム１０５によりトナー像が転写されるととも
に、定着器１０６によりトナー像が定着されて、画像が
形成される。

【０００４】画像形成されたシートは、片面コピーの場
合には、第一のフラッパー１０７が矢印イの方へ回動す
ることにより、直進して装置外へ排出される。

【０００５】一方、多重コピーの場合には、第一のフラ
ッパー１０７が図の位置にあることによりシートは下方
へ搬送され、さらに第二のフラッパー１０８が矢印ロの
方へ回動することによってシートは装置の内側へ偏向さ
れ、搬送路１０９を経て中間トレイ１１０上へ搬送され
る。そしてシートは、その先端が、相対向する再給紙ロ
ーラ１１１と分離ローラ１１２とに接した状態で、つま
りそれにより位置決めされた状態で中間トレイ１１０上
に保留される。

【０００６】また、両面コピーの場合には、第二のフラ
ッパー１０８が図の位置にあることによりシートは、一
旦、下方のスイッチバック用の搬送路１１３へ送られた
後、逆送ローラ１１４で逆送され、さらに上記中間トレ
イ１１０へ通じる搬送路１０９を経て中間トレイ１１０
上へ搬送され、多重コピーの場合と同様に保留される。
つまり、スイッチバック用の搬送路１１３を使用するこ
とによって、シートは反転された状態で中間トレイ１１
０上に保留されることになる。

【０００７】ところで、このようにシートを中間トレイ
１１０上へ搬送して保留する際に、そのシートの先端が
再給紙ローラ１１１と分離ローラ１１２とに接し、しか
もそのシートの後端がトレイ手前の搬送路１０９から離
れた状態となるように、トレイ手前の搬送路１０９に
は、複数対の搬送ローラ１１５〜１１７とともに複数の
フラッパー１１８，１１９が配置されている。そしてシ
ートのサイズ（搬送方向の長さ）に応じてフラッパー１
１８，１１９の一つを動作させるか、あるいはいずれも
動作させないかにより、トレイ手前の搬送路１０９から
中間トレイ１１０への下降位置を選択するようにしてい
る。

【０００８】このようにして中間トレイ１１０上に位置
決めされた状態で保留されたシートは、再給紙ローラ１
１１と分離ローラ１１２とにより一枚ずつ画像形成部１
０４へ再給紙されて、多重コピーあるいは両面コピーが
行われて装置外へ排出される。

【０００９】

【発明が解決しようとする課題】上記従来例は、画像形
成装置の右側面にカセットを装着して給紙するサイドロ
ーディングタイプであるが、近年の傾向として、装置横
のスペースが必要ないフロントローディングタイプが主
流となってきている。

【００１０】このフロントローディングタイプでは、カ
セットの段数を増すとそれだけ装置が大きくなり、その
上、両面コピー等を行う中間トレイの存在もサイドロー
ディングタイプよりも本体装置の大きさに影響を与え
る。

【００１１】また、中間トレイを使用しないユーザーな
どを考えると、中間トレイはオプションとなるが、装置
の大きさを変えずに中間トレイをオプションとして組み
込む方式をとるとすると、その中間トレイを組み込むス
ペースを装置の中に設ける必要があった。

【００１２】即ち、従来の画像形成装置では、中間トレ
イを必要としない場合にはその中間トレイのスペースが
無駄になるという欠点があった。

【００１３】さらに、上記従来の画像形成装置では、両
面コピー等でシートを反転させる場合に、搬送中のシー
トを一旦停止させるスイッチバックによって反転させる
ため、コピー速度が遅くなり、従ってコピープロダクテ
ィビティが低下するという欠点もあった。

【００１４】本発明は、上述のような従来の欠点を解消
するためになされたもので、中間トレイを必要としない
場合にもその中間トレイのスペースを無駄なく利用する
ことができるようにする。また、シート反転時のコピー
プロダクティビティの低下を抑えることのできる、中間
トレイを備えた画像形成装置を提供することを目的とす
る。

【００１５】

【課題を解決するための手段】本発明に係る画像形成装
置は、中間トレイ（Ｔ）をシート収納カセット（Ｃ３）
と交換可能に着脱させる中間トレイ着脱手段（５）を備
えたことを特徴とする。また、画像形成部（１）から中
間トレイ（Ｔ）に搬送されてきたシートを、Ｕターンさ
せることにより反転させて上記中間トレイ（Ｔ）に進入
させる反転搬送手段（７〜１１）と、画像形成部（１）
から中間トレイ（Ｔ）に搬送されてきたシートの搬送方
向を、中間トレイ（Ｔ）の方へ向けるか、上記反転搬送
手段（７〜１１）の方へ向けるかを選択する搬送方向切
り換え手段（１２）と、を備えたことを特徴とするもの
である。

【００１６】

【作用】上記構成の画像形成装置によれば、中間トレイ
（Ｔ）を必要としない場合には、その中間トレイ（Ｔ）
の代わりにシート収納カセット（Ｃ３）を装着して利用
することが可能となる。つまり装置内の中間トレイのス
ペースを無駄なく利用することができる。

【００１７】また、両面コピーを行う場合のように、画
像形成部（１）から中間トレイ（Ｔ）に搬送されてきた
シートを反転させる場合には、反転搬送手段（７〜１
１）によって、シートをＵターンさせることにより反転
させて中間トレイ（Ｔ）に進入させる。このため、従来
のような搬送中のシートを一旦停止させるスイッチバッ
クによる反転方式の場合に比べ、搬送時間のロスを非常
に小さくすることが可能となり、その結果、コピープロ
ダクティビティの低下を抑えることができる。

【００１８】なお、上記括弧内の符号は、図面と対照す
るためのものであり、何等本発明の構成を限定するもの
ではない。

【００１９】

【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を説明
する。

【００２０】図１は、本発明に係る画像形成装置（複写
機）の内部構成を示す構成図である。

【００２１】図のように、この装置はフロントローディ
ングタイプであり、装置内の上部には、レジストローラ
８１，感光ドラム８２，定着ローラ８３，搬送ローラ８
４，排出ローラ８５等を備えた画像形成部１が配設さ
れ、その下には二つのシート収納カセットＣ１，Ｃ２を
装置正面から上下二段に装着させるカセットレール２，
３が配設されている。そして装置内下部には、中間トレ
イＴを、シート収納カセットと交換可能に着脱させるト
レイレール（中間トレイ着脱手段）５が配設されてい
る。このトレイレール５は、上記カセットレール２，３
と同構造のもので、上記カセットＣ１，Ｃ２と同規格の
カセットを装着させることができる。言い換えれば、中
間トレイＴの外形がカセットＣ１，Ｃ２と同じように形
成されている。

【００２２】また、上記下側のカセットレール３とトレ
イレール５との間に、上記画像形成部１から下降搬送路
６を通って中間トレイＴに搬送されてきたシートを、Ｕ
ターンさせることにより反転させて中間トレイＴに進入
させる、複数の搬送ローラ７〜１０を備えた反転搬送路
（反転搬送手段）１１が配設されている。

【００２３】さらに、上記反転搬送路１１と下降搬送路
６との間には、上記画像形成部１から中間トレイＴに搬
送されてきたシートの搬送方向を、中間トレイＴの方へ
向けるか、上記反転搬送路１１の方へ向けるかを選択す
る反転用フラッパー（搬送方向切り換え手段）１２が配
設されている。

【００２４】次に、上記画像形成装置におけるコピー動
作について、図１と、図２の中間トレイＴの斜視図と、
図３のフローチャートとを用い、上記画像形成装置の他
の構成および中間トレイＴの構成と共に説明する。な
お、この画像形成装置におけるコピー動作は、本体制御
手段９１および中間トレイ制御手段９２によって制御さ
れる。

【００２５】多重コピー時には、反転用フラッパー１２
を、図１における上側の位置に切り換えておく。する
と、画像形成部１で第１面にコピーされたシートは、下
降搬送路６の搬送ローラ２１，２２とトレイ入口ローラ
２３とに搬送され、入口センサ２５とセンサレバー２６
とでシートの先端および後端が検知された後、中間トレ
イＴ内の左端位置（図２の実線位置）にあるシート後端
規制トレイ（移送手段）３１の上に着地する（ステップ
Ｓ１，２）。上記入口センサ２５の検知信号は、タイマ
２７を介して中間トレイ制御手段９２へ送られる。

【００２６】上記中間トレイＴのシート後端規制トレイ
３１は、中間トレイＴ上へ進入したシートＰの、再給紙
方向（矢印Ａ）と反対側の端部を当接させることにより
そのシートＰの位置決めを行うとともに、後述のように
シート搬送方向に移動してシートを移送するものであ
る。また上記中間トレイＴの底面（シート後端規制トレ
イ３１の案内面Ｔａ）を、図１のように傾斜させておけ
ば、中間トレイＴ上へ進入したシートＰをそのシートＰ
の自重で、上記シート後端規制トレイ３１の当接部３１
ａの方へ寄せるようにすることができる。

【００２７】上記中間トレイＴには、シートＰの側端を
規制するサイド規制部材３２，３３があり、サイド規制
モータＭｏによりそれぞれ内側方向へ移動し得る。これ
らのサイド規制部材３２，３３は、シートＰが中間トレ
イＴ上へ進入する時には開いて、シートＰの側端の位置
より少し外側に待機し、シートＰとの干渉を防ぐ（Ｓ
３）。シートＰがシート後端規制トレイ３１上に着地
し、自重で当接部３１ａに当接した後、サイド規制部材
３２，３３は、内側方向へ移動して閉じ、シートＰの側
端を押さえ揃える（Ｓ４）。

【００２８】なお、上記中間トレイＴのシート後端規制
トレイ３１とサイド規制部材３２，３３とは、中間トレ
イＴのフレーム（図示せず）に形成された溝等にガイド
されてそれぞれ所定方向へ移動し得るように取り付けら
れている。また、これらのシート後端規制トレイ３１と
サイド規制部材３２，３３との、シートＰを積載する底
面部分は同一平面上にある。また図１中に示したよう
に、上記シート後端規制トレイ３１の底面部分に、シー
ト搬送方向に長いリブ３７を形成すれば、積載したシー
トＰの給紙中の座屈を防止することができる。

【００２９】以上の動作を、コピーの設定枚数Ｆの回数
だけ繰り返すと、シート後端規制トレイ３１上にはＦ枚
のシートＰが積載されることになる。

【００３０】その後、シート後端規制トレイ３１は、ス
テッピングモータ３５と駆動ベルト３６とにより、中間
トレイＴ内の右端の再給紙位置、つまりシートＰの先端
がピックアップローラ４１の下方に対向する位置（図２
の二点鎖線位置）に移動し、スタンバイする（Ｓ５）。
この時、サイド規制部材３２，３３は、シートＰの側端
から極くわずか離れ、シートＰの移動を妨げないように
する。後端規制トレイ３１が再給紙位置に停止し、その
停止を停止検知手段（図示せず）が検知すると、サイド
規制部材３２，３３は再び閉じて、再給紙されるシート
Ｐの側端を規制する。上記シート後端規制トレイ３１の
移動量は、シートサイズ情報手段３９からのシートサイ
ズ情報に応じて変化する。

【００３１】続いて、再給紙信号に従ってソレノイドＳ
Ｌ１がＯＮすることにより（Ｓ６）、ピックアップロー
ラ４１がシートＰ上に下降するとともに、回転を開始し
て（Ｓ７）、最上部のシートＰをピックアップする。さ
らに、リタードローラ等で構成されるシート分離機構の
入った再給紙ローラ４２，４３が回転することにより
（Ｓ８）、上記中間トレイＴからピックアップしたシー
トＰを画像形成部１へ再給紙する。そしてその再給紙し
たシートＰの第２面の画像形成を行う（Ｓ９）。

【００３２】上述のようにこの多重コピーの場合、画像
形成部１から下降搬送路６を通って中間トレイＴに搬送
されてきたシートを、反転させずに画像形成部１へ再給
紙する。従って、再給紙したシートＰの、既に画像形成
されている面と同一面に画像形成することになる。

【００３３】一方、両面コピー時は、反転用フラッパー
１２を、図１における下側の位置に切り換えることによ
り、画像形成部１から下降搬送路６を通って中間トレイ
Ｔに搬送されてきたシートを、反転搬送路１１の方へ進
入させ、その反転搬送路１１によってＵターンさせて反
転させた状態で、中間トレイＴに、その右端の方から進
入させる。この時、中間トレイＴのシート後端規制トレ
イ３１は、シートサイズ情報に応じた再給紙位置の手前
（図１の３１（ａ）の位置）まで移動して待機してい
る。そしてシートの積載終了後、後端規制トレイ３１が
再給紙位置３１（ｂ）に移動し、上述のようにピックア
ップローラ４１と再給紙ローラ４２，４３とが、反転さ
れたシートを画像形成部１へ再給紙する。その画像形成
部１で、シートの裏面にコピーを行って、両面コピーを
完了させる。

【００３４】上記構成の画像形成装置の構成のうち、図
４の構成図に示すように、反転搬送路１１の終端の搬送
ローラ１０と、ピックアップローラ４１とを兼用として
もよい。つまり搬送ローラ兼用のピックアップローラ４
１は、上下動可能で、常時はスプリング４５により、対
をなす圧接ローラ１０ａに圧接しており、再給紙時に
は、ソレノイドＳＬ２に引かれて下降し、中間トレイＴ
上のシートＰに圧接する。このように搬送ローラ１０と
ピックアップローラ４１とを兼用とすることにより、構
成を単純化することができると同時に、製造コストを低
減させることができる。

【００３５】ところで、上記構成の画像形成装置では、
トレイレール５を配設したことにより、中間トレイＴを
必要としない場合には、図５の構成図に示す如く、トレ
イレール５に、中間トレイＴの代わりに第三のシート収
納カセットＣ３を装着して利用することができる。よっ
て、装置内の中間トレイＴのスペースが無駄になること
がない。

【００３６】上記カセットＣ３は、他のカセットＣ１，
Ｃ２と同じように、カセットフレーム５１と、中板５２
と、サイド規制板５３とから構成されたもので、中板５
２の上に載置したシートを、リフター５５で中板５２を
上昇させることにより、そのシート上面を給紙位置に保
つようにする。給紙位置は中間トレイＴの場合とほぼ同
位置である。上記カセットフレーム５１の両側は、トレ
イレール５に摺動可能に支持される。またトレイレール
５およびカセットレール２，３には、装着した中間トレ
イＴあるいはカセットＣ１，Ｃ２，Ｃ３の飛び出しを防
止するロック（図示せず）が設けられている。また、カ
セットの装着か中間トレイの装着かを検知する、カセッ
トセンサ９３と中間トレイセンサ９５とが各カセットＣ
１，Ｃ２，Ｃ３および中間トレイＴに配置されていて、
検知結果を本体制御手段９１に伝える。そして本体制御
手段９１は、カセット装着の時は、両面指示があって
も、表示手段９６により「不能」の表示をする。

【００３７】

【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る画像
形成装置によれば、中間トレイをシート収納カセットと
交換可能に着脱させるように構成したため、中間トレイ
を必要としない場合には、その中間トレイの代わりにシ
ート収納カセットを装着して利用することができる。つ
まり装置内の中間トレイのスペースを無駄なく利用する
ことができる。

【００３８】また、両面コピーを行う場合のように、画
像形成部から中間トレイに搬送されてきたシートを反転
させる場合に、本発明に係る画像形成装置では、シート
をＵターンさせることにより反転させて中間トレイに進
入させるように構成したため、従来のような搬送中のシ
ートを一旦停止させるスイッチバックによる反転方式の
場合に比べ、搬送時間のロスを非常に小さくすることが
でき、よってコピープロダクティビティの低下を抑える
ことができる。それと同時に、このＵターンによるシー
ト反転方式は、スイッチバックによるシート反転方式よ
り構成が簡単であるため、製造コストを低減させること
もできる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の実施例における画像形成装置（複写
機）の内部構成を示す構成図。

【図２】本発明の実施例における中間トレイＴの斜視
図。

【図３】本発明の実施例における画像形成装置の動作を
説明するフローチャート。

【図４】本発明の他の実施例における画像形成装置（複
写機）の内部構成を示す構成図。

【図５】本発明の実施例において、トレイレールに、中
間トレイの代わりにシート収納カセットを装着した状態
を示す画像形成装置（複写機）の構成図。

【図６】従来例における画像形成装置（複写機）の内部
構成を示す構成図。

【符号の説明】

１ 画像形成部 ５ トレイレール（中間トレイ着脱手段） ７〜１０ 搬送ローラ（反転搬送手段） １１ 反転搬送路（同） １２ 反転用フラッパー（搬送方向切り換え手段） ３１ シート後端規制トレイ（移送手段） ４１ ピックアップローラ Ｃ１，Ｃ２，Ｃ３ シート収納カセット Ｐ シート Ｔ 中間トレイ

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 画像形成部で画像形成されて搬送された
   シートを保留し、上記画像形成部へ再給紙するための中
   間トレイを備えた画像形成装置において、 上記中間トレイを、シート収納カセットと交換可能に着
   脱させる中間トレイ着脱手段を具備する、中間トレイを
   備えた画像形成装置。
2. 【請求項２】 画像形成部で画像形成されて搬送された
   シートを保留し、上記画像形成部へ再給紙するための中
   間トレイを備えた画像形成装置において、 上記画像形成部から上記中間トレイに搬送されてきたシ
   ートを、Ｕターンさせることにより反転させて上記中間
   トレイに進入させる反転搬送手段と、 上記画像形成部から上記中間トレイに搬送されてきたシ
   ートの搬送方向を、ストレートに上記中間トレイの方へ
   向けるか、上記反転搬送手段の方へ向けるかを選択する
   搬送方向切り換え手段と、 ストレートに上記中間トレイへ搬送されたシートを再給
   紙手段側へ移送する手段と、 を備えたことを特徴とする中間トレイを備えた画像形成
   装置。
3. 【請求項３】 上記移送手段は、該中間トレイ上へ進入
   したシートの、再給紙方向と反対側の端部を当接させる
   ことにより該シートの位置決めを行うとともに、 上記中間トレイの底面は、該中間トレイ上へ進入したシ
   ートが該シートの自重で上記シート位置決め手段の方へ
   寄るように傾斜したことを特徴とする請求項２記載の中
   間トレイを備えた画像形成装置。
4. 【請求項４】 上記反転搬送手段の終端に設けられる搬
   送ローラと、上記中間トレイ上のシートを再給紙するピ
   ックアップローラとが兼用とされたことを特徴とする請
   求項２または３記載の中間トレイを備えた画像形成装
   置。
5. 【請求項５】 画像形成部で画像形成されて搬送された
   シートを保留し、上記画像形成部へ再給紙するための中
   間トレイを備えた画像形成装置において、 上記中間トレイを、シート収納カセットと交換可能に着
   脱させる中間トレイ着脱手段と、 上記画像形成部から上記中間トレイに搬送されてきたシ
   ートを、Ｕターンさせることにより反転させて上記中間
   トレイに進入させる反転搬送手段と、 上記画像形成部から上記中間トレイに搬送されてきたシ
   ートの搬送方向を、ストレートに上記中間トレイの方へ
   向けるか、上記反転搬送手段の方へ向けるかを選択する
   搬送方向切り換え手段と、 ストレートに上記中間トレイへ搬送されたシートを再給
   紙手段側へ移送する手段と、 を備えたことを特徴とする中間トレイを備えた画像形成
   装置。