JPH07282656A - ケーブルの製造方法 - Google Patents
ケーブルの製造方法Info
- Publication number
- JPH07282656A JPH07282656A JP6952694A JP6952694A JPH07282656A JP H07282656 A JPH07282656 A JP H07282656A JP 6952694 A JP6952694 A JP 6952694A JP 6952694 A JP6952694 A JP 6952694A JP H07282656 A JPH07282656 A JP H07282656A
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- JP
- Japan
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- cable
- winding
- flat cable
- spiral
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】作業効率を向上できるケーブルの製造方法を提
供する。 【構成】送出し装置と巻取り装置との間フォーミング装
置を固定配置し、巻取り装置にケーブル巻取方向に対し
て直角方向の回転を与えながら巻取ることによりフラッ
トケーブルを丸型化することを特徴とするフラットケー
ブルの製造方法。
供する。 【構成】送出し装置と巻取り装置との間フォーミング装
置を固定配置し、巻取り装置にケーブル巻取方向に対し
て直角方向の回転を与えながら巻取ることによりフラッ
トケーブルを丸型化することを特徴とするフラットケー
ブルの製造方法。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フラットケーブルを渦
巻状に成形して断面丸型とするケーブルの製造方法に関
するものである。
巻状に成形して断面丸型とするケーブルの製造方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のケーブルの製造方法とし
ては、図6に示すように、ケーブル送出し方向と直角方
向に回転する送出し装置61から送出されたフラットケ
ーブル62を、送出し装置61と同じ方向に回転する渦
巻ダイス63を通して渦巻状に成形し、テーパダイス6
4を通して仕上がり寸法径にした後、押え巻テープ65
を施し、巻取り装置66で巻取る方法が知られている
(特開平4−36911)。
ては、図6に示すように、ケーブル送出し方向と直角方
向に回転する送出し装置61から送出されたフラットケ
ーブル62を、送出し装置61と同じ方向に回転する渦
巻ダイス63を通して渦巻状に成形し、テーパダイス6
4を通して仕上がり寸法径にした後、押え巻テープ65
を施し、巻取り装置66で巻取る方法が知られている
(特開平4−36911)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の方法は
送出し装置61を回転させるため、フラットケーブルが
送出されて渦巻ダイス63に達するまでの間に遠心力及
び空気抵抗による振れが発生し、ガイド等の治具を経由
する際、ケーブルが外れやすく、回転数をあまり上げら
れず作業効率が悪いという問題があった。
送出し装置61を回転させるため、フラットケーブルが
送出されて渦巻ダイス63に達するまでの間に遠心力及
び空気抵抗による振れが発生し、ガイド等の治具を経由
する際、ケーブルが外れやすく、回転数をあまり上げら
れず作業効率が悪いという問題があった。
【0004】よって本発明は上記の問題点を解決するも
ので、作業効率を向上できるケーブルの製造方法を提供
することを目的としている。
ので、作業効率を向上できるケーブルの製造方法を提供
することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、本発明では、絶縁心線を複数本並列配置してなる
フラットケーブルを連続的に渦巻状に成形して丸型化す
るケーブルの製造方法において、送出し装置と巻取り装
置にケーブル巻取方向に対して直角方向の回転を与えな
がら巻取ることによりフラットケーブルを丸型化するこ
とを特徴とする。
めに、本発明では、絶縁心線を複数本並列配置してなる
フラットケーブルを連続的に渦巻状に成形して丸型化す
るケーブルの製造方法において、送出し装置と巻取り装
置にケーブル巻取方向に対して直角方向の回転を与えな
がら巻取ることによりフラットケーブルを丸型化するこ
とを特徴とする。
【0006】
【作用】本発明は、丸型に成形したケーブルの巻取り装
置を回転させる方法であるため、遠心力及び空気抵抗に
よる振れの影響が軽減され、渦巻成形のための回転数を
上げることができ、作業効率を向上できる。
置を回転させる方法であるため、遠心力及び空気抵抗に
よる振れの影響が軽減され、渦巻成形のための回転数を
上げることができ、作業効率を向上できる。
【0007】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示したものであっ
て、1は送出し装置、2はフラットケーブル、5は押え
巻テープ、6は巻取り装置、7はフォーミング装置であ
り、フォーミング装置7は、渦巻ダイス3と押えダイス
4とからなっている。
て、1は送出し装置、2はフラットケーブル、5は押え
巻テープ、6は巻取り装置、7はフォーミング装置であ
り、フォーミング装置7は、渦巻ダイス3と押えダイス
4とからなっている。
【0008】フラットケーブル2としては、図4に示す
ように、複数本並列配置した絶縁心線41の相互間を加
熱融着させた融着部42と、絶縁心線41の相互間を融
着させない非融着部43とを交互に有するもの、あるい
は、図5に示すように、非融着部43の絶縁心線41を
対撚りとしたもの等が使用される。
ように、複数本並列配置した絶縁心線41の相互間を加
熱融着させた融着部42と、絶縁心線41の相互間を融
着させない非融着部43とを交互に有するもの、あるい
は、図5に示すように、非融着部43の絶縁心線41を
対撚りとしたもの等が使用される。
【0009】図2は渦巻ダイス3の一例を示したもので
あり、(イ)は正面図、(ロ)は右側面図(入口面)、
(ハ)は左側面図(出口面)である。フラットケーブル
2を渦巻状に成形するための渦巻状溝3cが、入口面3
aから出口面3bに向うに従って先細りするテーパー形
状となっている。図3は押えダイス4の一例を示したも
のであり、内径が先細りテーパー形状をしている。送出
し装置1から送出されたフラットケーブル2は、固定配
置されたフォーミング装置7へ進み、巻取り装置6の巻
取り方向とは直角方向への回転による捻回付与により、
渦巻ダイス3の渦巻状溝3c内で絞られながら丸型成形
され、出口面3bでは、完全に絞られた状態となり、こ
の状態が押えダイス4により保持されたまま押え巻テー
プ5が巻回されて完全に固定化され、巻取り装置6で巻
取られることになる。
あり、(イ)は正面図、(ロ)は右側面図(入口面)、
(ハ)は左側面図(出口面)である。フラットケーブル
2を渦巻状に成形するための渦巻状溝3cが、入口面3
aから出口面3bに向うに従って先細りするテーパー形
状となっている。図3は押えダイス4の一例を示したも
のであり、内径が先細りテーパー形状をしている。送出
し装置1から送出されたフラットケーブル2は、固定配
置されたフォーミング装置7へ進み、巻取り装置6の巻
取り方向とは直角方向への回転による捻回付与により、
渦巻ダイス3の渦巻状溝3c内で絞られながら丸型成形
され、出口面3bでは、完全に絞られた状態となり、こ
の状態が押えダイス4により保持されたまま押え巻テー
プ5が巻回されて完全に固定化され、巻取り装置6で巻
取られることになる。
【0010】
【発明の効果】本発明によれば、丸型化したケーブルに
回転が付与されるため遠心力及び空気抵抗による振れの
影響が軽減されるため回転速度を上げることができ、作
業効率を向上できる。
回転が付与されるため遠心力及び空気抵抗による振れの
影響が軽減されるため回転速度を上げることができ、作
業効率を向上できる。
【0011】また、次のような作用効果をも奏する。
【0012】(1)ライン起動作業中でもフォーミング
装置の調整が可能となる。
装置の調整が可能となる。
【0013】(2)フォーミング装置を電極とした場合
のスパーク加電(絶縁体の穴あき、外傷の発見)装置の
取付けが可能となる。
のスパーク加電(絶縁体の穴あき、外傷の発見)装置の
取付けが可能となる。
【0014】(3)送出し側でのフラットケーブルの連
続ジョイントが可能で、稼働率を向上できる。
続ジョイントが可能で、稼働率を向上できる。
【図1】本発明の一実施例を示す説明図である。
【図2】本発明の渦巻ダイスの一例を示すものであり、
(イ)は正面図、(ロ)は右側面図(入口面)、(ハ)
は左側面図(出口面)である。
(イ)は正面図、(ロ)は右側面図(入口面)、(ハ)
は左側面図(出口面)である。
【図3】本発明の押えダイスの一例を示す正面図であ
る。
る。
【図4】本発明に使用されるフラットケーブルを示す正
面図である。
面図である。
【図5】本発明に使用される他のフラットケーブルを示
す正面図である。
す正面図である。
【図6】従来の製造方法を示す説明図である。
1 送出し装置 2 フラットケーブル 3 渦巻ダイス 3a 渦巻状溝の入口面 3b 渦巻状溝の出口面 3c 渦巻状溝 4 押えダイス 5 押え巻テープ 6 巻取り装置 7 フォーミング装置
Claims (3)
- 【請求項1】絶縁心線を複数本並列配置してなるフラッ
トケーブルを連続的に渦巻状に成形して丸型化するケー
ブルの製造方法において、送出し装置と巻取り装置との
間フォーミング装置を固定配置し、巻取り装置にケーブ
ル巻取方向に対して直角方向の回転を与えながら巻取る
ことによりフラットケーブルを丸型化することを特徴と
するケーブルの製造方法。 - 【請求項2】前記フラットケーブルは、絶縁心線を複数
本並列配置し、隣接絶縁心線相互間に融着部と非融着部
を長手方向に交互に設けたものである請求項1記載のケ
ーブルの製造方法。 - 【請求項3】前記フォーミング装置は、フラットケーブ
ルを渦巻状に丸型成形する渦巻ダイスと、丸型成形した
ケーブルの形状を保持する押えダイスとからなり、押え
ダイスでケーブル形状を保持した状態でテープ巻を施す
請求項1記載のケーブルの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6952694A JPH07282656A (ja) | 1994-04-07 | 1994-04-07 | ケーブルの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6952694A JPH07282656A (ja) | 1994-04-07 | 1994-04-07 | ケーブルの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07282656A true JPH07282656A (ja) | 1995-10-27 |
Family
ID=13405265
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6952694A Pending JPH07282656A (ja) | 1994-04-07 | 1994-04-07 | ケーブルの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07282656A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106471587A (zh) * | 2014-07-23 | 2017-03-01 | 莱尼电缆有限公司 | 用于制造电线路的方法、电线路及具有相应电线路的机动车车载电网 |
-
1994
- 1994-04-07 JP JP6952694A patent/JPH07282656A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106471587A (zh) * | 2014-07-23 | 2017-03-01 | 莱尼电缆有限公司 | 用于制造电线路的方法、电线路及具有相应电线路的机动车车载电网 |
US10566113B2 (en) | 2014-07-23 | 2020-02-18 | Leoni Kabel Gmbh | Method for producing an electrical line, electrical line, and vehicle on-board power supply system having a corresponding electrical line |
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