JPH07281977A - 回線切換装置 - Google Patents

回線切換装置

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JPH07281977A
JPH07281977A JP6077073A JP7707394A JPH07281977A JP H07281977 A JPH07281977 A JP H07281977A JP 6077073 A JP6077073 A JP 6077073A JP 7707394 A JP7707394 A JP 7707394A JP H07281977 A JPH07281977 A JP H07281977A
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JP
Japan
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response
message
response message
processing device
pseudo
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Application number
JP6077073A
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English (en)
Inventor
Shigeru Numata
滋 沼田
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】処理装置の切り換えが発生した際に、通信状況
に応じた疑似応答を繰り返してセッションを維持し続け
ることのできる回線切換装置を提供する。 【構成】受信メッセージを監視して受信メッセージの状
態推移を解析する受信メッセージ解析部3と、応答メッ
セージを監視して応答メッセージの状態推移を解析する
応答メッセージ解析部4と、所定の疑似応答メッセージ
を生成する疑似応答メッセージ生成部6と、上記受信メ
ッセージ解析手段及び応答メッセージ解析手段の解析結
果から受信メッセージに対する稼働処理装置の応答状況
を監視し、処理装置の切り換えが発生した際に、上記疑
似応答メッセージ生成部6を駆動制御して応答状況に応
じた疑似応答メッセージを生成し、この疑似応答メッセ
ージを応答メッセージとして送信する応答監視部5とを
具備し、処理装置の切換処理完了まで疑似応答を繰り返
してセッションを維持し続けることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、デュプレックス化した
通信システムに適用して好適な回線切換装置に係り、特
に処理装置の切換処理中に疑似応答を繰り返してセッシ
ョンを維持し続けることのできる回線切換装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の通信システムにおいては、処理装
置の障害発生等により通信が中断することを避けるた
め、回線と複数の処理装置との間に回線切換装置を介在
させてシステムをデュプレックス化(多重化)させるこ
とにより対応している。
【0003】このデュプレックス化したシステムでは、
システムの一部に障害が発生した場合でも処理が継続で
きるように処理装置を主系/従系に分け、通常は主系で
処理を行い、主系に障害が発生した場合には、それまで
従系だったものを主系として処理を継続する処理形態を
採っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】通信中、処理装置側に
障害が発生して相手側とのセッションが切れた場合、障
害から回復した後にセッションを取り直し、メッセージ
を再送することによって処理を再開することになるが、
通信の中断が許されないようなシステムでは処理装置を
多重化し、かつ接続先にセッションを切られてしまう前
に主系/従系の切り換えを完了しなければならないた
め、ハードウエア、ソフトウエアともに大掛かりなもの
となり、コスト面等において種種の問題があった。
【0005】本発明は、上記実情に鑑みなされたもので
あり、処理装置の切り換えが発生した際に、そのときの
通信状況に応じた疑似応答を繰り返してセッションを維
持し続けることのできる回線切換装置を提供することに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、デュプレック
ス化した通信システムに適用され、回線と所定数の処理
装置との間に介在されて、稼働処理装置と代替処理装置
との切り換えを行う回線切換装置において、受信メッセ
ージを監視して受信メッセージの状態推移を解析する受
信メッセージ解析手段と、応答メッセージを監視して応
答メッセージの状態推移を解析する応答メッセージ解析
手段と、所定の疑似応答メッセージを生成する疑似応答
メッセージ生成手段と、上記受信メッセージ解析手段及
び応答メッセージ解析手段の解析結果から受信メッセー
ジに対する上記稼働処理装置の応答状況を監視し、上記
処理装置の切り換えが発生した際に、上記疑似応答メッ
セージ生成手段を駆動制御して応答状況に応じた疑似応
答メッセージを生成し、この疑似応答メッセージを応答
メッセージとして送信する応答監視手段とを具備し、上
記処理装置の切換処理完了まで疑似応答を繰り返してセ
ッションを維持し続けることを特徴とする。
【0007】また、本発明は、デュプレックス化した通
信システムに適用され、回線と所定数の処理装置との間
に介在されて、稼働処理装置と代替処理装置との切り換
えを行う回線切換装置において、上記稼働処理装置と代
替処理装置とに受信メッセージを同報する同報手段を具
備してなる。
【0008】
【作用】本発明の構成によれば、受信メッセージ解析手
段が受信メッセージを監視して受信メッセージの状態推
移を解析し、また、応答メッセージ解析手段が応答メッ
セージを監視して応答メッセージの状態推移を解析す
る。そして、応答監視手段が受信メッセージ解析手段及
び応答メッセージ解析手段の解析結果から受信メッセー
ジに対する上記稼働処理装置の応答状況、即ち通信状況
を監視する。
【0009】ここで、障害等により処理装置の切り換え
が発生した場合、この応答監視手段が疑似応答メッセー
ジ生成手段を駆動制御して、通信状況に応じた疑似応答
メッセージを生成する。そして、この生成した疑似応答
メッセージを応答メッセージとして送信する。
【0010】応答監視手段は、処理装置の切換処理が完
了するまでそのときの通信状況に応じた疑似応答、例え
ばビジー等の応答を繰り返し、切換処理が完了して正規
の応答メッセージが処理装置から送信されてきたら疑似
応答を終了してこの応答メッセージを送信する。
【0011】これにより、相手側にセッションを切られ
ることなく、即ちセッションを維持しつつ切換処理を完
了させることが可能となる。また、本発明の構成によれ
ば、同報手段が稼働処理装置と代替処理装置とに受信メ
ッセージを同報する。これにより、処理装置の切換処理
に要する時間を飛躍的に短縮させることが可能となる。
【0012】
【実施例】以下図面を参照して本発明の一実施例を説明
する。図1は同実施例に係る回線切換装置の概略構成を
示す図である。回線切換装置8は、同報回路部1、選択
回路部2、受信メーセージ解析部3、応答メッセージ解
析部4、応答監視部5、疑似応答メッセージ生成部6及
び応答選択回路部7を備えてなる。
【0013】この回線切換装置8は、図2に示すよう
に、複数の端末装置9a〜9nと通信回線11を介して
接続されており、所定数の処理装置10a〜10bにつ
いて主系/従系の切換を行う。
【0014】図2は、同実施例に係る回線切換装置の接
続例を示す図である。同報回路部1は、接続先である端
末装置9a〜9nからの受信メッセージを処理装置10
a及び処理装置10bに同報する。また、受信メッセー
ジ解析部3は、この端末装置9a〜9nからの受信メッ
セージを監視して、その受信フェーズを解析する。
【0015】一方、選択回路部2は、処理装置10a又
は10bからの指示信号に基づいてどの処理装置が主系
として稼働しているのかを認識し、応答メッセージを送
信してくる処理装置、即ち主系となっている処理装置を
選択する。また、応答メッセージ解析部4は、選択回路
部2を経由した応答メッセージを監視して、その応答フ
ェーズを解析する。
【0016】応答監視部5は、受信メッセージ解析部3
及び応答メッセージ解析部4の解析結果から接続先であ
る端末装置9a〜9nからの受信メッセージに対して主
系として稼働する処理装置が行っている応答メッセージ
を監視し、その通信状況たる通信フェーズを認識する。
また、応答監視部5は、障害等による処理装置の切り換
えが発生した際に、疑似応答メッセージ生成部6を駆動
制御して認識している通信フェーズに応じた疑似応答メ
ッセージを生成し、この疑似応答メッセージを応答メッ
セージとして送信する。
【0017】疑似応答メッセージ生成部6は、応答監視
部5からの制御信号に基づいて通信フェーズに応じた所
定の疑似応答メッセージを生成する。応答選択回路7
は、応答監視部5からの制御信号により最終的に接続先
である端末装置9a〜9nに応答するメッセージについ
て選択回路部2を経由した応答メッセージを採用するの
か疑似応答メッセージ生成部6にて生成された疑似応答
メッセージを採用するのかを選択する。
【0018】次に同実施例の動作を説明する。同実施例
に係る通信処理は、端末装置と処理装置との間に回線切
換装置を介在させて行われる。また、同実施例に係る回
線切換装置の動作は、受信処理動作、送信処理動作、解
析・監視処理動作の三つに分けられる。以下にそれぞれ
の動作について説明する。 (受信処理動作)回線切換装置8は、通信回線11を介
して送信されてくる受信メッセージ(RECV)を受信
し、同報回路部1により処理装置10a及び処理装置1
0bに同報する。これは、障害発生時の切換処理をより
短時間に完了させるためのものである。また、この受信
メッセージは、受信メッセージ解析部3にも送信してお
く。
【0019】なお、回線切換装置8は、接続先から送信
されてきた受信メッセージを常にそのままの形で処理装
置に引き渡す。 (送信処理動作)処理装置からの応答メッセージは、処
理装置からの指示信号に従って選択回路部2により処理
装置10a又は処理装置10bのいずれかが主系として
稼働しているのかを選択して受信する。この選択回路部
2から出力された応答メッセージは、そのまま応答メッ
セージ解析部4と応答選択回路部7とに送信される。
【0020】応答選択回路部7では、最終的な接続先に
対する応答メッセージを処理装置からのものとするのか
回線切換装置8にて生成した疑似応答メッセージとする
のかの選択を行う。処理装置が正常に応答している限
り、応答選択回路部7は処理装置からの応答メッセージ
を選択することとなる。 (解析・監視処理動作)解析・監視処理動作は、受信メ
ッセージ及び送信メッセージの通信フェーズを解析する
動作と処理装置が所定の時間内に応答を行っているか等
の処理装置の応答状況を監視する動作とで構成される。
【0021】解析処理は、受信メッセージ及び応答メッ
セージとをモニタリングして処理装置と接続先である端
末装置との双方の通信状況を確認するものであり、例え
ば当該通信がHDLC−NRM(High Level Data Link
Control Procedure - Norma-l Response Mode)の手順
で行われているとすると、監視処理では受信メッセージ
及び応答メッセージのフレームの内容を解析して通信が
どのフェーズにあるのかを認識する。受信メッセージの
解析は受信メッセージ解析部3、応答メッセージの解析
は応答メッセージ解析部4にてそれぞれ行う。
【0022】監視処理は、処理装置が接続先である端末
装置に対して所定時間内に応答を返しているか等の応答
状況を監視するもので、例えば当該通信がHDLC−N
RMの手順で行われているとすると、受信メッセージ解
析部3で認識したコマンドフレームに対して処理装置が
適切に応答しているかを監視する。
【0023】処理装置がタイムアウト等を発生させずに
応答している場合、結果的に応答メッセージは回線切換
装置8を単に通過するだけとなるが、受信メッセージ解
析部3、応答メッセージ解析部4、及び応答監視部5の
メッセージの解析・監視処理により、処理装置が接続先
である端末装置の応答要求に対して応答を返さなかった
ために接続先である端末装置から応答要求が再送されて
きたと判断した場合、回線切換装置8は、応答選択回路
部7のスイッチを疑似応答メッセージ6側に切り換え
て、疑似応答メッセージ6にて生成した応答メッセージ
を接続先である端末装置へ送信する。なお、応答選択回
路部7のスイッチは、この疑似応答メッセージの送信を
終了したら次の処理装置からの応答メッセージ送信に備
えて元に戻しておく。
【0024】次に、図3及び図4を参照して本発明に係
る回線切換装置を適用したときの通信処理の流れと従来
の通信処理の流れとをHDLC−NRMの手順を例に説
明する。
【0025】図3は本発明に係る回線切換装置を適用し
たときの通信処理の流れを説明するための概念図、図4
は従来の通信処理の流れを説明するための概念図であ
る。まず、図4を参照して従来の通信処理の流れを説明
する。
【0026】端末装置からの受信メッセージ受信中に処
理装置に障害が発生すると(図4の(1))、処理装置
の主系/従系の切換が発生する(図4の(2))。ここ
で、端末装置はタイムアウトを検知して応答要求を再送
し(図4の(3))、所定の回数繰り返しても処理装置
からの応答メッセージが送信されてこない場合、即ち切
替処理が終了しなかった場合には、端末装置はセッショ
ンを終了させる旨のメッセージを送信する(図4の
(4))。
【0027】セッションを一端終了させてしまうと、設
定によっては次にセッションを確立する手順を端末装置
が実施するのが数分〜数十分後である場合もあるので、
切替処理がセッション終了直後に完了していても、その
ときにセッションを終了させてしまった端末装置におい
ては所定の時間経過後でなければ使用不可能ということ
になってしまう。
【0028】この事象を同実施例に係る回線切換装置で
処理した場合を示したものが図3である。端末装置から
の受信メッセージ受信処理中に処理装置に障害が発生す
ると(図3の(1))、処理装置の主系/従系の切り換
えが発生する(図3の(2))。回線切換装置8は、タ
イムアウト発生を検知し、その回数が所定の回数に達し
たときに(所定回数は、例えば3回タイムアウトを発生
させてしまうとセッションを切られてしまうような場合
には2回とする等、通信手順及びそのときの通信状況に
応じて適宜設定する。)、そのときのフェーズに応じた
疑似応答メッセージを生成して端末装置側に送信する
(図3の(3))。
【0029】回線切換装置8は、処理装置の切り換えが
終了するまで疑似応答を繰り返し、主系/従系の切り換
えが終了した旨を切替指示信号により認識したら(図3
の(4))、処理装置からの正規応答メッセージを端末
装置側へ送信する(図3の(5))。これにより、端末
装置側からセッションを切られることなく処理装置の切
り換えを行うことが可能となる。
【0030】
【発明の効果】詳述したように本発明によれば、障害等
により処理装置の切り換えが発生した場合に、回線切換
装置においてこの切換処理が完了するまでそのときの通
信状況に応じた疑似応答を繰り返す。
【0031】これにより、ハードウエア、ソフトウエア
ともに大掛かりなものを必要とせずにセッションを維持
しつつ切換処理を完了させることができ、コストパフォ
ーマンスを向上させることが可能となる。また、所定数
の処理装置それぞれに受信メッセージを同報させるた
め、切換処理に要する時間自体を飛躍的に短縮させるこ
とが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】同実施例に係る回線切換装置の概略構成を示す
図。
【図2】同実施例に係る回線切換装置の接続例を示す
図。
【図3】同実施例に係る回線切換装置を適用したときの
通信処理の流れを説明するための概念図。
【図4】従来の通信処理の流れを説明するための概念
図。
【符号の説明】
1…同報回路部、2…選択回路図、3…受信メッセージ
解析部、4…応答メッセージ解析部、5…応答監視部、
6…疑似応答メッセージ生成部、7…応答選択回路図、
8…回線切換装置、9a〜9n…端末装置、10a,1
0b…処理装置、11…通信回線。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 デュプレックス化した通信システムに適
    用され、回線と所定数の処理装置との間に介在されて、
    稼働処理装置と代替処理装置との切り換えを行う回線切
    換装置において、受信メッセージを監視して受信メッセ
    ージの状態推移を解析する受信メッセージ解析手段と、
    応答メッセージを監視して応答メッセージの状態推移を
    解析する応答メッセージ解析手段と、所定の疑似応答メ
    ッセージを生成する疑似応答メッセージ生成手段と、上
    記受信メッセージ解析手段及び応答メッセージ解析手段
    の解析結果から受信メッセージに対する上記稼働処理装
    置の応答状況を監視し、上記処理装置の切り換えが発生
    した際に、上記疑似応答メッセージ生成手段を駆動制御
    して応答状況に応じた疑似応答メッセージを生成し、こ
    の疑似応答メッセージを応答メッセージとして送信する
    応答監視手段とを具備し、上記処理装置の切換処理完了
    まで疑似応答を繰り返してセッションを維持し続けるこ
    とを特徴とする回線切換装置。
  2. 【請求項2】 デュプレックス化した通信システムに適
    用され、回線と所定数の処理装置との間に介在されて、
    稼働処理装置と代替処理装置との切り換えを行う回線切
    換装置において、上記稼働処理装置と代替処理装置とに
    受信メッセージを同報する同報手段を具備してなる回線
    切換装置。
JP6077073A 1994-04-15 1994-04-15 回線切換装置 Pending JPH07281977A (ja)

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JP (1) JPH07281977A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013089172A (ja) * 2011-10-21 2013-05-13 Hitachi Ltd 通信ノード装置、システム、及び方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013089172A (ja) * 2011-10-21 2013-05-13 Hitachi Ltd 通信ノード装置、システム、及び方法

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