JPH0728179B2 - ミューティング回路 - Google Patents

ミューティング回路

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JPH0728179B2
JPH0728179B2 JP63103808A JP10380888A JPH0728179B2 JP H0728179 B2 JPH0728179 B2 JP H0728179B2 JP 63103808 A JP63103808 A JP 63103808A JP 10380888 A JP10380888 A JP 10380888A JP H0728179 B2 JPH0728179 B2 JP H0728179B2
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JP
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transistor
circuit
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muting
switching means
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JP63103808A
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滋 百瀬
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Kenwood KK
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Kenwood KK
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 この発明は音響機器のオーディオ信号のミューティング
回路に関する。
(ロ)従来技術 従来より、音響機器のオーディオ信号ラインに用いられ
るミューティング回路としては、例えば、第3図に示す
ようなミューティング回路が提供されていた。
第3図において、30は入力端子、31は増幅器、32は抵抗
器、33は出力端子、34はミューティング用のトランジス
タである。
そして、ミューティング用のトランジスタ34がオフ状態
であれば、入力端子30に加えられたオーディオ信号は増
幅器31と抵抗器32を介して出力端子33に導かれるが、ミ
ューティング用のトランジスタ34をオン状態にすれば、
トランジスタ34は低インピーダンス状態となるので、抵
抗器32とトランジスタ34とインピーダンス関係から出力
端子33に導かれる信号レベルを著しく低下させることが
できる。
(ハ)発明が解決しようとする問題点 しかし、上記した従来のものにおいては、減衰量は抵抗
器32の抵抗値によって決定され、また、出力端子32から
みた出たインピーダンスもほぼ抵抗器32の抵抗値に著し
くなるので、抵抗器32の抵抗値を大とすれば、減衰量は
大となるがこの回路の出力インピーダンスが増大し、抵
抗器32の抵抗値を小とすれば出力インピーダンスは下が
るが所定の減衰量を得ることができないという欠点があ
った。
この発明は上記した点に鑑みてなされたものであり、そ
の目的とするところは、出力インピーダンスが低く、し
かも、十分な減衰量を得ることの出来るミューティング
回路を提供することにある。
(ニ)問題を解決するための手段 この発明のミューティング回路は増幅器の出力信号ライ
ンと回路グランド間に設けられたスイッチング手段で信
号レベルを下げるようにしたミューティング回路おい
て、前記増幅器の出力と前記スイッチング手段との間に
別のスイッチング手段を設け、この別のスイッチング手
段の出力点と前記増幅器の反転入力端子とを接続したも
のである。
(ホ)作用 この発明によれば、増幅器の出力信号ラインと回路グラ
ンド間に設けられたスイッチング手段で信号レベルを下
げるようにしたミューティング回路において、前記増幅
器の出力と前記スイッチング手段との間に別のスイッチ
ング手段を設け、この別のスイッチング手段の出力点と
前記増幅器の反転入力端子とを接続したので、回路の出
力インピーダンスを増大させることなしに十分な減衰量
を得ることができる。
(ヘ)実施例 この発明に係るミューティング回路の実施例を第1図及
び第2図の回路図に基づき説明する。
図中、1はオーディオ信号の入力端子、2はボルテージ
フォロワ構成の演算増幅器、3は演算増幅器2の出力
(帰還ループ内)に設けられたスイッチング用のPNP型
のトランジスタ、4はオーディオ信号の出力端子、5は
ミューティング制御用の制御端子、7はツェナーダイオ
ード、9はトランジスタ、10はトランジスタ9のオン・
オフに従ってオン・オフするトランジスタ、12は電源回
路、15はダイオード、8,11,13,14,16は抵抗器である。
次に、第1図に示すミューティング回路の構成を詳細に
説明する。
入力端子1は演算増幅器2の非反転入力端子に接続さ
れ、演算増幅器2の出力端はトランジスタ3のエミッタ
に接続され、トランジスタ3のコレクタは出力端子4に
接続すると共に演算増幅器2の反転入力端子に接続して
いる。ミューティング制御用の制御端子5と(−)B電
源間には抵抗器6とツェナーダイオード7の抵抗器8と
が直列に接続され、ツェナーダイオード7と抵抗器8の
接続線路はトランジスタ9のベースに結線され、トラン
ジスタ9のエミッタは(−)B電源に、また、トランジ
スタ9のコレクタは抵抗器13を介して電源回路12の出力
端子12aに結線されている。トランジスタ9のコレクタ
とトランジスタ10のベースとは抵抗器11を介して接続さ
れ、トランジスタ10のエミッタは出力端子4に、トラン
ジスタ10のコレクタは回路グランド(GND)に接続して
いる。また、トランジスタ9のコレクタとトランジスタ
3のベースとは抵抗器14とダイオード15の直列回路と抵
抗器16との並列回路を介して接続している。
次に、このように構成したミューティング回路の動作に
ついて説明する。
電源スイッチ(図示していない)をオンにすると電源回
路12のダイオード12bはコンデンサ12cを急速に充電し出
力端12aの電圧はすばやく立ち上がるが、(−)B電源
は出力端12aの立ち上りに較べて立ち上るようになって
いる。
このように設定された第1図の回路において、電源スイ
ッチをオン状態にすると出力端12aの電圧はすばやく立
ち上るが、(−)B電源の立ち上りは遅いので制御端子
5の電圧レベルがどうであろうともトランジスタ9をオ
ン状態にしない。このため、接続線路J1は“H"レベルと
なるのでトランジスタ10をオンにし、トランジスタ3を
オフ状態にする。従って、出力端子4に電源スイッチオ
ン時のポッピングノイズ等が加えられても出力端子4に
導かれず、従って、スピーカから不快な音が出るような
ことがない。
次に回路が安定した定常状態において、ミューティング
ONにするには、制御端子5を“L"レベルにすればトラン
ジスタ9のベース,エミッタ間の電圧が所定の電圧レベ
ル以下になるので、トランジスタ9はオフ状態となり接
続線路J1はプラス電圧となりトランジスタ10をオンにす
ると共にトランジスタ3をオフにして入力端子1に加え
られたオーディオ信号は出力端子4に供給されなくな
る。
ミューティングOFFにするには、制御端子5を“H"レベ
ルにすればトランジスタ9のベース,エミッタ間の電圧
が所定の電圧レベルになるのでトランジスタ9はオン状
態となり接続線路J1はマイナス電圧となりトランジスタ
10をオフにすると共にトランジスタ3はオンになるの
で、入力端子1に加えられたオーディオ信号は出力端子
4に導かれる。
第2図はトランジスタ3の代わりにFET20を演算増幅器
2の出力(帰還ループ内)に設けたものである。
FET20のソースは演算増幅器2の出力端に、また、FET20
のドレインは出力端子4に接続すると共に演算増幅器2
の反転入力端子に接続し、ゲートはトランジスタ9で制
御されるトランジスタ21のコレクタに接続している。
第2図において、ミューティングONにするには、制御端
子5を“L"レベルにすればトランジスタ9のベース,エ
ミッタ間の電圧が所定の電圧レベル以下になるのでトラ
ンジスタ9はオフ状態となり接続線路J2はプラス電圧と
なりトランジスタ10をオンにすると共にトランジスタ21
がオンとなるのでFET20のゲートにマイナス電圧がかか
り、FET20をオフにして入力端子1に加えられたオーデ
ィオ信号は出力端子4に供給されなくなる。
逆に、ミューティングOFFにするには、制御端子5を
“H"レベルにすればトランジスタ9のベース,エミッタ
間の電圧が所定の電圧レベルになるのでトランジスタ9
はオン状態となり接続線路J2はマイナス電圧となりトラ
ンジスタ10をオフにすると共にトランジスタ21がオフと
なるのでFET20はオン状態になり、入力端子1に加えら
れたオーディオ信号は出力端子4に導かれる。
また、演算増幅器2の帰還ループ内にトランジスタ3や
FET20のようなスイッチング手段が設けられているが演
算増幅器の帰還作用のために歪率が悪化するようなこと
はない。
(ト)発明の効果 この発明によるミューティング回路にあれば、上述のよ
うに構成したので、回路の出力インピーダンスを増大さ
せることなしに十分な減衰量を得ることができる。又実
施例によれば電源スイッチをオンにした時に出るポッピ
ングノイズ等を除去することができるという効果があ
る。
しかも、構造が簡単であって、また安価に構成すること
ができるため実施も容易である等の優れた特長を有して
いる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図はこの発明に係るミューティング回路
の実施例を示し、第1図は回路図、第2図は他の実施例
を示す回路図である。 第3図は従来の実施例を示す回路図である。 主な図番の説明 1:入力端子 2:演算増幅器 3,9,10:トランジスタ 4:出力端子 5:制御端子 12:電源回路 20:FET

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】増幅器の出力信号ラインと回路グランド間
    に設けられたスイッチング手段で信号レベルを下げるよ
    うにしたミューティング回路おいて、 前記増幅器の出力と前記スイッチング手段との間に別の
    スイッチング手段を設け、この別のスイッチング手段の
    出力点と前記増幅器の反転入力端子とを接続したことを
    特徴とするミューティング回路。
JP63103808A 1988-04-28 1988-04-28 ミューティング回路 Expired - Lifetime JPH0728179B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63103808A JPH0728179B2 (ja) 1988-04-28 1988-04-28 ミューティング回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63103808A JPH0728179B2 (ja) 1988-04-28 1988-04-28 ミューティング回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01276806A JPH01276806A (ja) 1989-11-07
JPH0728179B2 true JPH0728179B2 (ja) 1995-03-29

Family

ID=14363698

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63103808A Expired - Lifetime JPH0728179B2 (ja) 1988-04-28 1988-04-28 ミューティング回路

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JP (1) JPH0728179B2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3729656A1 (de) * 1987-09-04 1989-03-23 Thomson Brandt Gmbh Schaltungsanordnung zur unterdrueckung von stoergeraeuschen

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01276806A (ja) 1989-11-07

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