JPH07281312A - インデックス写真の作成装置 - Google Patents
インデックス写真の作成装置Info
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- JPH07281312A JPH07281312A JP6695594A JP6695594A JPH07281312A JP H07281312 A JPH07281312 A JP H07281312A JP 6695594 A JP6695594 A JP 6695594A JP 6695594 A JP6695594 A JP 6695594A JP H07281312 A JPH07281312 A JP H07281312A
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- Japan
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- frame
- image
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- video signal
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 コマ画像の天地の揃ったインデックス写真を
得る。 【構成】 フィルムの磁気トラックから読み取ったカメ
ラ姿勢情報とフィルム給送方式や装填方式情報とから求
めたコマ画像の天地を表す情報に基づき、コマ画像の天
地が揃うように各コマのビデオ信号を回転させる。通常
の給送方式や装填方式の場合、通常の姿勢(タイプA)
の時ビデオ信号はそのままで、カメラを時計回りに90
度回転させた姿勢(タイプB)の時ビデオ信号を反時計
回りに90度回転させて(208)、反時計回りに90
度回転させた姿勢(タイプC)の時ビデオ信号を時計回
りに90度回転させて(210)、ビデオ信号をメモリ
にアドレス昇順に書込む(212)。その後ビデオ信号
をメモリからアドレス昇順に読出し露光処理して、コマ
画像の天地の揃ったインデックス写真を形成する。
得る。 【構成】 フィルムの磁気トラックから読み取ったカメ
ラ姿勢情報とフィルム給送方式や装填方式情報とから求
めたコマ画像の天地を表す情報に基づき、コマ画像の天
地が揃うように各コマのビデオ信号を回転させる。通常
の給送方式や装填方式の場合、通常の姿勢(タイプA)
の時ビデオ信号はそのままで、カメラを時計回りに90
度回転させた姿勢(タイプB)の時ビデオ信号を反時計
回りに90度回転させて(208)、反時計回りに90
度回転させた姿勢(タイプC)の時ビデオ信号を時計回
りに90度回転させて(210)、ビデオ信号をメモリ
にアドレス昇順に書込む(212)。その後ビデオ信号
をメモリからアドレス昇順に読出し露光処理して、コマ
画像の天地の揃ったインデックス写真を形成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インデックス写真の作
成装置に係り、より詳しくは、撮影時のコマ画像天地情
報に基づき、各コマ画像の天地を揃えてインデックス写
真を作成する装置に関する。
成装置に係り、より詳しくは、撮影時のコマ画像天地情
報に基づき、各コマ画像の天地を揃えてインデックス写
真を作成する装置に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
1本の現像済フィルムにどのような写真が撮影されてい
るかを簡単に知ることができるようにするために、各コ
マをマトリックス状に並べて縮小プリントしたインデッ
クス写真が特開平1−96634号公報等で知られてい
る。
1本の現像済フィルムにどのような写真が撮影されてい
るかを簡単に知ることができるようにするために、各コ
マをマトリックス状に並べて縮小プリントしたインデッ
クス写真が特開平1−96634号公報等で知られてい
る。
【0003】この公報記載のインデックス写真は、現像
済フィルムの各コマを順次撮像し、Nコマ分の画像を嵌
め込み合成して合成画像を形成し、この合成画像をプリ
ントすることにより作成される。作成されたインデック
ス写真の各コマは、現像済フィルムの各コマを撮像した
順番でマトリックス状に配列される。
済フィルムの各コマを順次撮像し、Nコマ分の画像を嵌
め込み合成して合成画像を形成し、この合成画像をプリ
ントすることにより作成される。作成されたインデック
ス写真の各コマは、現像済フィルムの各コマを撮像した
順番でマトリックス状に配列される。
【0004】このインデックス写真では、各コマが順に
配列されているだけなので、カメラの姿勢を変更して撮
影したコマが存在すると、画像の天地が揃っていないイ
ンデックス写真が作成されてしまう。
配列されているだけなので、カメラの姿勢を変更して撮
影したコマが存在すると、画像の天地が揃っていないイ
ンデックス写真が作成されてしまう。
【0005】また、カメラのフィルム給送方式やカート
リッジの装填方式の違いにより、例えば、インデックス
写真の各コマの配列が現像済フィルムの各コマの画像を
撮影した順番と逆になってしまうことがあるため、カメ
ラのフィルム給送方式やカートリッジの装填方式に関す
る情報をフィルムの磁気トラックに記録しておき、イン
デックス写真作成時にこれを読み出し、その情報に応じ
て、例えば現像済フィルムの末尾のコマの画像から順に
配列されるよう画像処理をする等の処理を施し、最終的
に各コマの画像が撮影した順番と同じ順番で配列された
インデックス写真を作成する方法が未公知ではあるが提
案されている。
リッジの装填方式の違いにより、例えば、インデックス
写真の各コマの配列が現像済フィルムの各コマの画像を
撮影した順番と逆になってしまうことがあるため、カメ
ラのフィルム給送方式やカートリッジの装填方式に関す
る情報をフィルムの磁気トラックに記録しておき、イン
デックス写真作成時にこれを読み出し、その情報に応じ
て、例えば現像済フィルムの末尾のコマの画像から順に
配列されるよう画像処理をする等の処理を施し、最終的
に各コマの画像が撮影した順番と同じ順番で配列された
インデックス写真を作成する方法が未公知ではあるが提
案されている。
【0006】しかしながら、この方法においても、撮影
時のカメラ姿勢に対しては補正していないので、カメラ
の姿勢を変更して撮影した撮影コマが存在すると、画像
の天地が揃っていないインデックス写真ができてしま
い、ユーザが所望の画像コマを認知する時に煩わしさを
感じることがあった。
時のカメラ姿勢に対しては補正していないので、カメラ
の姿勢を変更して撮影した撮影コマが存在すると、画像
の天地が揃っていないインデックス写真ができてしま
い、ユーザが所望の画像コマを認知する時に煩わしさを
感じることがあった。
【0007】そこで、本発明は、各コマの画像の天地が
揃うように各コマの画像を印画紙へ焼付けることによ
り、ユーザが所望の画像コマを認知しやすいインデック
ス写真を作成する装置を得ることが目的である。
揃うように各コマの画像を印画紙へ焼付けることによ
り、ユーザが所望の画像コマを認知しやすいインデック
ス写真を作成する装置を得ることが目的である。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のインデックス写真の作成装置は、写真フィル
ム各コマごとの撮影時のコマ画像天地情報を記憶した記
憶媒体からコマ画像天地情報を読み取る読取手段と、前
記コマ画像天地情報に応じて各コマの画像の天地が揃う
ように各コマの画像を印画紙へ焼付けることにより、1
本の写真フィルムの各コマの画像をマトリックス状に配
列したインデックス写真を形成する形成手段と、を有す
る。
に本発明のインデックス写真の作成装置は、写真フィル
ム各コマごとの撮影時のコマ画像天地情報を記憶した記
憶媒体からコマ画像天地情報を読み取る読取手段と、前
記コマ画像天地情報に応じて各コマの画像の天地が揃う
ように各コマの画像を印画紙へ焼付けることにより、1
本の写真フィルムの各コマの画像をマトリックス状に配
列したインデックス写真を形成する形成手段と、を有す
る。
【0009】
【作用】本発明のインデックス写真作成装置は、コマ画
像天地情報を記憶した記憶媒体から読取手段によって読
み取られたコマ画像天地情報に応じて、形成手段により
各コマの画像の天地が揃うように各コマの画像を印画紙
へ焼付け、画像の天地の揃ったインデックス写真を形成
しているので、ユーザが所望の画像コマを認知しやすい
インデックス写真が得られる。前記のコマ画像天地情報
としては、撮影時のカメラの姿勢を表すカメラ姿勢情報
及び撮影時のカメラのフィルムの給送方式やカートリッ
ジの装填方式に関する方式情報(以下、方式情報と称
す)、または前記カメラ姿勢情報と方式情報とから求め
たコマ画像の天地を表す情報を用いることができる。
像天地情報を記憶した記憶媒体から読取手段によって読
み取られたコマ画像天地情報に応じて、形成手段により
各コマの画像の天地が揃うように各コマの画像を印画紙
へ焼付け、画像の天地の揃ったインデックス写真を形成
しているので、ユーザが所望の画像コマを認知しやすい
インデックス写真が得られる。前記のコマ画像天地情報
としては、撮影時のカメラの姿勢を表すカメラ姿勢情報
及び撮影時のカメラのフィルムの給送方式やカートリッ
ジの装填方式に関する方式情報(以下、方式情報と称
す)、または前記カメラ姿勢情報と方式情報とから求め
たコマ画像の天地を表す情報を用いることができる。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明のインデック
ス写真作成装置の一実施例を説明する。尚、ここで示す
実施例は、カメラに設けた記録用磁気ヘッドで、撮影時
のカメラの方式情報等の撮影情報を記録する磁気記録層
を備えた写真フィルムからインデックス写真を作成する
装置において、写真フィルムの画像を撮像して第1のメ
モリに記憶し、この第1のメモリから読み出したビデオ
信号を磁気記録層から読み出した撮影情報に応じて画像
処理した後に、前記写真フィルムに各コマの画像を撮影
した順と同じ配列で第2のメモリに書込み、この第2の
メモリからN(整数)コマの画像を嵌め込み合成した合
成画像を取り出してプリントすることを特徴とするイン
デックス写真の作成装置に、本発明を適用したものであ
る。
ス写真作成装置の一実施例を説明する。尚、ここで示す
実施例は、カメラに設けた記録用磁気ヘッドで、撮影時
のカメラの方式情報等の撮影情報を記録する磁気記録層
を備えた写真フィルムからインデックス写真を作成する
装置において、写真フィルムの画像を撮像して第1のメ
モリに記憶し、この第1のメモリから読み出したビデオ
信号を磁気記録層から読み出した撮影情報に応じて画像
処理した後に、前記写真フィルムに各コマの画像を撮影
した順と同じ配列で第2のメモリに書込み、この第2の
メモリからN(整数)コマの画像を嵌め込み合成した合
成画像を取り出してプリントすることを特徴とするイン
デックス写真の作成装置に、本発明を適用したものであ
る。
【0011】インデックス写真の作成装置の概略を図4
に示す。この装置は、カートリッジ11を装填する装填
室12を備えている。このカートリッジ11には、現像
済のカラーネガフィルム(以下、ネガフィルムと称す)
7が巻かれた状態で収められている。
に示す。この装置は、カートリッジ11を装填する装填
室12を備えている。このカートリッジ11には、現像
済のカラーネガフィルム(以下、ネガフィルムと称す)
7が巻かれた状態で収められている。
【0012】このネガフィルム7には、図11に示すよ
うに、複数のパーフォレーション14が設けられてい
る。このパーフォレーション14は、ネガフィルム7の
先端部分、撮影前にカメラ情報等を記録するための部分
に設けられると共に、撮影された画像コマ70に対応し
た画像コマ両端部付近に各1対設けられている。これら
のパーフォレーション14は、カメラのアパーチャーや
プリンタの露光位置等に各コマを位置決めするのに用い
られる。
うに、複数のパーフォレーション14が設けられてい
る。このパーフォレーション14は、ネガフィルム7の
先端部分、撮影前にカメラ情報等を記録するための部分
に設けられると共に、撮影された画像コマ70に対応し
た画像コマ両端部付近に各1対設けられている。これら
のパーフォレーション14は、カメラのアパーチャーや
プリンタの露光位置等に各コマを位置決めするのに用い
られる。
【0013】また、ネガフィルム7の乳剤層が塗布され
た面と対応の面には透明な磁気記録層が塗布されてい
る。この磁気記録層には、ネガフィルム7の先端部の画
像コマ70が記録されていない部分に設けられた磁気ト
ラックS1、S2、S3、S4と各画像コマ70に対応
するように設けられた磁気トラックT1、T2、T3、
T4とが設けられている。この磁気トラックS1〜S4
には、使用フィルムの種類やその特性に関する情報、並
びに前記の方式情報等のネガフィルム1本毎に必要な撮
影情報が、また磁気トラックT1〜T4には、シャッタ
スピード、露出量の情報やカメラ姿勢情報等の画像コマ
毎に必要な情報が、それぞれ記録されている。
た面と対応の面には透明な磁気記録層が塗布されてい
る。この磁気記録層には、ネガフィルム7の先端部の画
像コマ70が記録されていない部分に設けられた磁気ト
ラックS1、S2、S3、S4と各画像コマ70に対応
するように設けられた磁気トラックT1、T2、T3、
T4とが設けられている。この磁気トラックS1〜S4
には、使用フィルムの種類やその特性に関する情報、並
びに前記の方式情報等のネガフィルム1本毎に必要な撮
影情報が、また磁気トラックT1〜T4には、シャッタ
スピード、露出量の情報やカメラ姿勢情報等の画像コマ
毎に必要な情報が、それぞれ記録されている。
【0014】本実施例でのカメラ姿勢情報は、図2
(A)に示すようにカメラに設けた姿勢検出手段として
のカメラ姿勢検出器9により各コマの撮影時に検出され
た後、マイコン8へ送られ、そこで情報の加工・形式化
等の処理が行われ、記録用磁気ヘッド17にてネガフィ
ルム7の磁気トラックに記録される。シャッタスピー
ド、及び露出量等の情報も、マイコン8を通して、記録
用磁気ヘッド17にてネガフィルム7の磁気トラックに
記録される。
(A)に示すようにカメラに設けた姿勢検出手段として
のカメラ姿勢検出器9により各コマの撮影時に検出され
た後、マイコン8へ送られ、そこで情報の加工・形式化
等の処理が行われ、記録用磁気ヘッド17にてネガフィ
ルム7の磁気トラックに記録される。シャッタスピー
ド、及び露出量等の情報も、マイコン8を通して、記録
用磁気ヘッド17にてネガフィルム7の磁気トラックに
記録される。
【0015】カメラ姿勢検出器9としては、カメラが通
常姿勢の時にオフし、90度傾けた時にオンする水銀ス
イッチが用いられる。また、カメラにスイッチを設け、
カメラを傾けて撮影する場合にはカメラの使用者が当該
スイッチを押し、フィルムにカメラ姿勢情報を記録する
ようにしても良い。
常姿勢の時にオフし、90度傾けた時にオンする水銀ス
イッチが用いられる。また、カメラにスイッチを設け、
カメラを傾けて撮影する場合にはカメラの使用者が当該
スイッチを押し、フィルムにカメラ姿勢情報を記録する
ようにしても良い。
【0016】カメラ姿勢情報に関しては、例えば、図2
(A)に示すように通常のカメラ姿勢で撮影したものは
「タイプA」、また同図(B)に示すようにカメラ背面
から見て時計回りに90度回転させたカメラ姿勢で撮影
したものは「タイプB」、さらに同図(C)に示すよう
にカメラ背面から見て反時計回りに90度回転させたカ
メラ姿勢で撮影したものは「タイプC」と記録されてい
る。
(A)に示すように通常のカメラ姿勢で撮影したものは
「タイプA」、また同図(B)に示すようにカメラ背面
から見て時計回りに90度回転させたカメラ姿勢で撮影
したものは「タイプB」、さらに同図(C)に示すよう
にカメラ背面から見て反時計回りに90度回転させたカ
メラ姿勢で撮影したものは「タイプC」と記録されてい
る。
【0017】また、カメラの方式情報に関しては、例え
ば、図3(A)に示すようにフィルム7Aの先端側から
順に撮影を行う一般的な給送方式のものは「タイプ
1」、また同図(B)に示すようにフィルム7Bの末端
側から順に撮影を行うプレワインディング方式のものは
「タイプ3」、さらに同図(C)に示すようにカートリ
ッジ6を通常とは逆にカメラ背面から見てアパーチャー
5の左側に装填するものは「タイプ2」と記録されてい
る。
ば、図3(A)に示すようにフィルム7Aの先端側から
順に撮影を行う一般的な給送方式のものは「タイプ
1」、また同図(B)に示すようにフィルム7Bの末端
側から順に撮影を行うプレワインディング方式のものは
「タイプ3」、さらに同図(C)に示すようにカートリ
ッジ6を通常とは逆にカメラ背面から見てアパーチャー
5の左側に装填するものは「タイプ2」と記録されてい
る。
【0018】図4の装填室12には、スプール11Aを
回動させる駆動軸20が設けられており、この駆動軸2
0の駆動によりネガフィルム7先端部の送り出し、及び
全フィルム撮像終了後のネガフィルム7の巻き取りが行
われる。送り出されたネガフィルム7は、一対のローラ
21によって搬送され、ネガフィルム7の先端側から順
に各コマをネガマスク22の背後に形成した撮像位置に
セットするように制御される。
回動させる駆動軸20が設けられており、この駆動軸2
0の駆動によりネガフィルム7先端部の送り出し、及び
全フィルム撮像終了後のネガフィルム7の巻き取りが行
われる。送り出されたネガフィルム7は、一対のローラ
21によって搬送され、ネガフィルム7の先端側から順
に各コマをネガマスク22の背後に形成した撮像位置に
セットするように制御される。
【0019】装填室12と撮像位置との間のフィルム搬
送経路上には、読取手段としての再生用磁気ヘッド23
が設けられている。この再生用磁気ヘッド23は、ネガ
フィルム7の磁気トラックに記録された磁気情報を読み
取り、この情報を磁気情報処理部24に送る。
送経路上には、読取手段としての再生用磁気ヘッド23
が設けられている。この再生用磁気ヘッド23は、ネガ
フィルム7の磁気トラックに記録された磁気情報を読み
取り、この情報を磁気情報処理部24に送る。
【0020】撮像位置には、この位置にあるコマを背面
から照明する白色光源25が配置されている。撮像位置
を介して白色光源25に対向する位置には、カラーTV
カメラ26が配置されている。このTVカメラ26は、
後述する撮像時にコマの画像(以下、「ネガ像」と称
す)のビデオ信号を第1のメモリとしてのフレームメモ
リ27に送る。
から照明する白色光源25が配置されている。撮像位置
を介して白色光源25に対向する位置には、カラーTV
カメラ26が配置されている。このTVカメラ26は、
後述する撮像時にコマの画像(以下、「ネガ像」と称
す)のビデオ信号を第1のメモリとしてのフレームメモ
リ27に送る。
【0021】上記の磁気情報処理部24とフレームメモ
リ27に接続され、かつマイクロコンピュータ等で構成
された画像編集部29は、フレームメモリ27に記録さ
れたビデオ信号に対し、磁気情報処理部24から読み取
った磁気情報に基づいて、後述する各種の画像処理を行
い、第2のメモリとしてのメモリ30に書き込む。ここ
で、画像編集部29は、メモリ30の領域分けを行った
所定のエリアに1本分のコマのビデオ信号を色毎に分離
して書き込むことによって嵌め込み合成した合成画像の
信号を記憶する。
リ27に接続され、かつマイクロコンピュータ等で構成
された画像編集部29は、フレームメモリ27に記録さ
れたビデオ信号に対し、磁気情報処理部24から読み取
った磁気情報に基づいて、後述する各種の画像処理を行
い、第2のメモリとしてのメモリ30に書き込む。ここ
で、画像編集部29は、メモリ30の領域分けを行った
所定のエリアに1本分のコマのビデオ信号を色毎に分離
して書き込むことによって嵌め込み合成した合成画像の
信号を記憶する。
【0022】この合成画像の信号は、メモリ30のアド
レスの小さいエリアから順に読み出されプリンタ系33
に送られる。このプリンタ系33は、制御部34やカラ
ーのCRT35等から構成される。制御部34はビデオ
信号をD/A変換してCRT35に送る。このCRT3
5に対向した位置には、印画紙、例えばカラーペーパー
37が配置されている。このカラーペーパー37はペー
パー装填室38でロール状に巻かれており、一対のロー
ラ39により搬送されて、ペーパーマスク40の背後に
形成された露光位置にセットするように制御される。C
RT35と露光位置との間の焼付光路には、焼付レンズ
41が配置され、また焼付レンズ41と露光位置との間
には、シャッタ制御部42により制御されるシャッタ4
2Aが設けられている。
レスの小さいエリアから順に読み出されプリンタ系33
に送られる。このプリンタ系33は、制御部34やカラ
ーのCRT35等から構成される。制御部34はビデオ
信号をD/A変換してCRT35に送る。このCRT3
5に対向した位置には、印画紙、例えばカラーペーパー
37が配置されている。このカラーペーパー37はペー
パー装填室38でロール状に巻かれており、一対のロー
ラ39により搬送されて、ペーパーマスク40の背後に
形成された露光位置にセットするように制御される。C
RT35と露光位置との間の焼付光路には、焼付レンズ
41が配置され、また焼付レンズ41と露光位置との間
には、シャッタ制御部42により制御されるシャッタ4
2Aが設けられている。
【0023】尚、カラーのCRT35の代わりに、図5
に示すように、白黒のCRT43を用いてもよい。この
場合には、三色のビデオ信号を選択的に取り出すセレク
タを備えた制御部44と、焼付光路に赤色、緑色、青色
の三色のフィルタ45A、45B、45Cを制御するフ
ィルタ駆動部45とを用いて加色法による面順次露光を
行えばよい。
に示すように、白黒のCRT43を用いてもよい。この
場合には、三色のビデオ信号を選択的に取り出すセレク
タを備えた制御部44と、焼付光路に赤色、緑色、青色
の三色のフィルタ45A、45B、45Cを制御するフ
ィルタ駆動部45とを用いて加色法による面順次露光を
行えばよい。
【0024】カラーペーパー37は、露光位置で合成画
像の露光処理が行われ、その後一対のローラ48で現像
処理部50へ搬送される。そしてカラーペーパー37
は、現像処理部50で現像処理とカットマークの印字が
行われた後、カッター51によりカットマークの位置で
切断され、図6に示すようなインデックス写真53が形
成される。
像の露光処理が行われ、その後一対のローラ48で現像
処理部50へ搬送される。そしてカラーペーパー37
は、現像処理部50で現像処理とカットマークの印字が
行われた後、カッター51によりカットマークの位置で
切断され、図6に示すようなインデックス写真53が形
成される。
【0025】次に、上記の画像編集部29の制御ルーチ
ンについて図1を参照しながら説明する。フィルムを収
納したカートリッジ11を装填室12に装填すると、ス
テップ100にて駆動軸20がフィルム送り出し方向へ
回転し、ネガフィルム7先端部が送り出される。送り出
されたネガフィルム7は、一対のローラ21で搬送され
る。この搬送中に再生用磁気ヘッド23はステップ10
2にて磁気トラックから磁気情報を読み取り、磁気情報
処理部24に送り、ステップ104にてこの磁気情報は
磁気情報処理部24に記憶される。そして、各コマに応
じたパーフォレーション14を検出した時点でローラ2
1の回転を停止させ、撮像位置に各コマをセットする。
ここでステップ106にて、白色光源25から放出され
た白色光で撮像位置にセットされたコマを照明すると、
TVカメラ26は、ネガ像を撮像し、赤色、緑色、及び
青色のビデオ信号をそれぞれA/D変換する。そして、
ステップ108にて、TVカメラ26から出力された三
色のビデオ信号は、フレームメモリ27に送られ、フレ
ームメモリ27を構成する3つのメモリ部に赤色、緑
色、及び青色の各色のビデオ信号ごとに記憶される。
ンについて図1を参照しながら説明する。フィルムを収
納したカートリッジ11を装填室12に装填すると、ス
テップ100にて駆動軸20がフィルム送り出し方向へ
回転し、ネガフィルム7先端部が送り出される。送り出
されたネガフィルム7は、一対のローラ21で搬送され
る。この搬送中に再生用磁気ヘッド23はステップ10
2にて磁気トラックから磁気情報を読み取り、磁気情報
処理部24に送り、ステップ104にてこの磁気情報は
磁気情報処理部24に記憶される。そして、各コマに応
じたパーフォレーション14を検出した時点でローラ2
1の回転を停止させ、撮像位置に各コマをセットする。
ここでステップ106にて、白色光源25から放出され
た白色光で撮像位置にセットされたコマを照明すると、
TVカメラ26は、ネガ像を撮像し、赤色、緑色、及び
青色のビデオ信号をそれぞれA/D変換する。そして、
ステップ108にて、TVカメラ26から出力された三
色のビデオ信号は、フレームメモリ27に送られ、フレ
ームメモリ27を構成する3つのメモリ部に赤色、緑
色、及び青色の各色のビデオ信号ごとに記憶される。
【0026】各コマに対して上記の磁気情報の読取りと
記憶、撮像とビデオ信号の記憶が順次行われ、ステップ
110にて1本分の全コマについて終了するまで繰り返
される。
記憶、撮像とビデオ信号の記憶が順次行われ、ステップ
110にて1本分の全コマについて終了するまで繰り返
される。
【0027】1本分の各コマの磁気情報とビデオ信号と
が、それぞれ磁気情報処理部24とフレームメモリ27
に送られた後、画像編集部29は、ステップ112にて
磁気情報処理部24からカメラの方式情報を読み出し、
ステップ114及びステップ116においてタイプ1か
タイプ2かを判断し、この情報に応じて、図8に詳細を
示すステップ116、図9に詳細を示すステップ12
0、図10に詳細を示すステップ122に相当する各々
の画像処理とメモリ30への書き込みを行う。
が、それぞれ磁気情報処理部24とフレームメモリ27
に送られた後、画像編集部29は、ステップ112にて
磁気情報処理部24からカメラの方式情報を読み出し、
ステップ114及びステップ116においてタイプ1か
タイプ2かを判断し、この情報に応じて、図8に詳細を
示すステップ116、図9に詳細を示すステップ12
0、図10に詳細を示すステップ122に相当する各々
の画像処理とメモリ30への書き込みを行う。
【0028】まず、方式情報が「タイプ1」の場合に
は、図8のステップ200及び202にて先頭コマのビ
デオ信号、並びに姿勢情報を読出し、ステップ204及
び206にてその姿勢情報を判断し、姿勢情報が「タイ
プA」の場合には、当該コマのビデオ信号をそのままの
姿勢で、ステップ212にてメモリ30にそのアドレス
が最も小さいエリアに書き込む。
は、図8のステップ200及び202にて先頭コマのビ
デオ信号、並びに姿勢情報を読出し、ステップ204及
び206にてその姿勢情報を判断し、姿勢情報が「タイ
プA」の場合には、当該コマのビデオ信号をそのままの
姿勢で、ステップ212にてメモリ30にそのアドレス
が最も小さいエリアに書き込む。
【0029】また、姿勢情報が「タイプB」の場合に
は、ステップ208にて当該コマのビデオ信号を反時計
回りに90度回転させてから、ステップ212にてメモ
リ30にそのアドレスが最も小さいエリアに書き込む。
ここで、コマのビデオ信号を回転させる時、長方形のコ
マの中心点を中心として回転させる。以下、コマのビデ
オ信号を回転させる場合にはいずれもこれと同様に長方
形のコマの中心点を中心として回転させるものとする。
は、ステップ208にて当該コマのビデオ信号を反時計
回りに90度回転させてから、ステップ212にてメモ
リ30にそのアドレスが最も小さいエリアに書き込む。
ここで、コマのビデオ信号を回転させる時、長方形のコ
マの中心点を中心として回転させる。以下、コマのビデ
オ信号を回転させる場合にはいずれもこれと同様に長方
形のコマの中心点を中心として回転させるものとする。
【0030】さらに、姿勢情報が「タイプC」の場合に
は、ステップ210にて当該コマのビデオ信号を時計回
りに90度回転させてから、ステップ212にてメモリ
30にそのアドレスが最も小さいエリアに書き込む。
は、ステップ210にて当該コマのビデオ信号を時計回
りに90度回転させてから、ステップ212にてメモリ
30にそのアドレスが最も小さいエリアに書き込む。
【0031】ステップ214にてコマエンドと判断され
るまで、上記のステップ200〜212を各コマに対し
て行い、最後のコマに対する処理が終了すると、ステッ
プ124へ戻る。
るまで、上記のステップ200〜212を各コマに対し
て行い、最後のコマに対する処理が終了すると、ステッ
プ124へ戻る。
【0032】次に、方式情報が「タイプ2」の場合に
は、図9のステップ300及び302にて先頭コマのビ
デオ信号、並びに姿勢情報を読出し、ステップ304及
び308にてその姿勢情報を判断し、姿勢情報が「タイ
プA」の場合には、ステップ306にて当該コマのビデ
オ信号を時計回りに180度回転させてから、ステップ
314にてメモリ30にそのアドレスが最も小さいエリ
アに書き込む。
は、図9のステップ300及び302にて先頭コマのビ
デオ信号、並びに姿勢情報を読出し、ステップ304及
び308にてその姿勢情報を判断し、姿勢情報が「タイ
プA」の場合には、ステップ306にて当該コマのビデ
オ信号を時計回りに180度回転させてから、ステップ
314にてメモリ30にそのアドレスが最も小さいエリ
アに書き込む。
【0033】また、姿勢情報が「タイプB」の場合に
は、ステップ310にて当該コマのビデオ信号を時計回
りに90度回転させてから、ステップ314にてメモリ
30にそのアドレスが最も小さいエリアに書き込む。
は、ステップ310にて当該コマのビデオ信号を時計回
りに90度回転させてから、ステップ314にてメモリ
30にそのアドレスが最も小さいエリアに書き込む。
【0034】さらに、姿勢情報が「タイプC」の場合に
は、ステップ312にて当該コマのビデオ信号を反時計
回りに90度回転させてから、ステップ314にてメモ
リ30にそのアドレスが最も小さいエリアに書き込む。
は、ステップ312にて当該コマのビデオ信号を反時計
回りに90度回転させてから、ステップ314にてメモ
リ30にそのアドレスが最も小さいエリアに書き込む。
【0035】ステップ316にてコマエンドと判断され
るまで、上記のステップ300〜314を各コマに対し
て行い、最後のコマに対する処理が終了すると、ステッ
プ124へ戻る。
るまで、上記のステップ300〜314を各コマに対し
て行い、最後のコマに対する処理が終了すると、ステッ
プ124へ戻る。
【0036】最後に、方式情報が「タイプ3」の場合に
は、図10のステップ400及び402にて先頭コマの
ビデオ信号、並びに姿勢情報を読出し、ステップ404
及び406にてその姿勢情報を判断し、姿勢情報が「タ
イプA」の場合には、当該コマのビデオ信号をそのまま
の姿勢で、ステップ412にてメモリ30にそのアドレ
スが最も大きいエリアに書き込む。
は、図10のステップ400及び402にて先頭コマの
ビデオ信号、並びに姿勢情報を読出し、ステップ404
及び406にてその姿勢情報を判断し、姿勢情報が「タ
イプA」の場合には、当該コマのビデオ信号をそのまま
の姿勢で、ステップ412にてメモリ30にそのアドレ
スが最も大きいエリアに書き込む。
【0037】また、姿勢情報が「タイプB」の場合に
は、ステップ408にて当該コマのビデオ信号を反時計
回りに90度回転させてから、ステップ412にてメモ
リ30にそのアドレスが最も大きいエリアに書き込む。
は、ステップ408にて当該コマのビデオ信号を反時計
回りに90度回転させてから、ステップ412にてメモ
リ30にそのアドレスが最も大きいエリアに書き込む。
【0038】さらに、姿勢情報が「タイプC」の場合に
は、ステップ410にて当該コマのビデオ信号を時計回
りに90度回転させてから、ステップ412にてメモリ
30にそのアドレスが最も大きいエリアに書き込む。
は、ステップ410にて当該コマのビデオ信号を時計回
りに90度回転させてから、ステップ412にてメモリ
30にそのアドレスが最も大きいエリアに書き込む。
【0039】ステップ414にてコマエンドと判断され
るまで、上記のステップ400〜412を各コマに対し
て行い、最後のコマに対する処理が終了すると、ステッ
プ124へ戻る。
るまで、上記のステップ400〜412を各コマに対し
て行い、最後のコマに対する処理が終了すると、ステッ
プ124へ戻る。
【0040】尚、画像処理後のメモリ30への書き込み
方法は、磁気情報に因らず共通しており、以下の手順で
行われる。
方法は、磁気情報に因らず共通しており、以下の手順で
行われる。
【0041】画像編集部29は、磁気情報処理部24か
ら読み取った磁気情報のうち撮影枚数に応じて嵌め込み
コマ数を決定し、これに応じてメモリ30の格納領域を
確保する。さらに、画像編集部29は、メモリ30の3
つのメモリ部の領域分けを行った所定のエリアに1本分
のコマのビデオ信号を、赤色、緑色、及び青色の各色の
ビデオ信号毎に分離して書き込み、数コマ分のビデオ信
号を嵌め込み合成した合成画像の信号を格納する。
ら読み取った磁気情報のうち撮影枚数に応じて嵌め込み
コマ数を決定し、これに応じてメモリ30の格納領域を
確保する。さらに、画像編集部29は、メモリ30の3
つのメモリ部の領域分けを行った所定のエリアに1本分
のコマのビデオ信号を、赤色、緑色、及び青色の各色の
ビデオ信号毎に分離して書き込み、数コマ分のビデオ信
号を嵌め込み合成した合成画像の信号を格納する。
【0042】以上、画像編集部29は、方式情報とカメ
ラ姿勢情報とから求めたコマ画像の天地を表す情報に基
づきコマ画像の天地を判断しつつ、画像処理とメモリ3
0への書き込みを繰り返し、最後のコマに応じたビデオ
信号をメモリ30に書き込むと、ステップ124にてこ
のメモリ30から嵌め込み合成した合成画像のビデオ信
号をプリント系33に送る。
ラ姿勢情報とから求めたコマ画像の天地を表す情報に基
づきコマ画像の天地を判断しつつ、画像処理とメモリ3
0への書き込みを繰り返し、最後のコマに応じたビデオ
信号をメモリ30に書き込むと、ステップ124にてこ
のメモリ30から嵌め込み合成した合成画像のビデオ信
号をプリント系33に送る。
【0043】このプリント系33では、以下の処理が行
われる。制御部34はビデオ信号をD/A変換してCR
T35に送り、CRT35に合成画像を一定時間表示さ
せる。一方CRT35に対向した位置に配置されたカラ
ーペーパー37は、一対のローラ39により搬送され、
ペーパーマスク40の背後に形成された露光位置にセッ
トするように制御される。CRT35が発光している間
に、カラーペーパー37の感度に応じて定めた露光時間
だけシャッタ制御部42がシャッタ42Aを開き、CR
T35に表示された合成画像が焼付レンズ41を通して
カラーペーパー37に焼き付けられる。この所謂露光処
理で、前記の合成画像がカラーペーパー37にプリント
される。
われる。制御部34はビデオ信号をD/A変換してCR
T35に送り、CRT35に合成画像を一定時間表示さ
せる。一方CRT35に対向した位置に配置されたカラ
ーペーパー37は、一対のローラ39により搬送され、
ペーパーマスク40の背後に形成された露光位置にセッ
トするように制御される。CRT35が発光している間
に、カラーペーパー37の感度に応じて定めた露光時間
だけシャッタ制御部42がシャッタ42Aを開き、CR
T35に表示された合成画像が焼付レンズ41を通して
カラーペーパー37に焼き付けられる。この所謂露光処
理で、前記の合成画像がカラーペーパー37にプリント
される。
【0044】そして、1フィルムの全コマ分の画像に対
しての露光処理が終了すると、カラーペーパー37は一
対のローラ48で現像処理部50へ搬送される。現像処
理部50では、カラーペーパー37を処理槽に通して現
像処理し、さらに所定位置にカットマークを施す。最後
にカッター51によりカラーペーパー37をカットマー
クの位置で切断すると、図6に示すように、インデック
ス写真53が形成される。
しての露光処理が終了すると、カラーペーパー37は一
対のローラ48で現像処理部50へ搬送される。現像処
理部50では、カラーペーパー37を処理槽に通して現
像処理し、さらに所定位置にカットマークを施す。最後
にカッター51によりカラーペーパー37をカットマー
クの位置で切断すると、図6に示すように、インデック
ス写真53が形成される。
【0045】ここで、インデックス写真53の各コマ
は、画像編集部29が前述した方式情報とカメラ姿勢情
報とから求めたコマ画像の天地を表す情報に基づきコマ
画像の天地を判断して画像処理したので、例えば図6に
示すように、ネガフィルム7に各コマの画像を撮影した
順と同じ順番で、さらに画像の天地が揃うようにマトリ
ックス状に配置される。
は、画像編集部29が前述した方式情報とカメラ姿勢情
報とから求めたコマ画像の天地を表す情報に基づきコマ
画像の天地を判断して画像処理したので、例えば図6に
示すように、ネガフィルム7に各コマの画像を撮影した
順と同じ順番で、さらに画像の天地が揃うようにマトリ
ックス状に配置される。
【0046】以上説明した本実施例のインデックス写真
の作成装置によれば、各コマの画像が撮影した順番と同
じ順番で配列され、さらに画像の天地が揃ったインデッ
クス写真が形成されるため、ユーザが所望の画像コマを
認知し易くなる、という優れた効果を有する。
の作成装置によれば、各コマの画像が撮影した順番と同
じ順番で配列され、さらに画像の天地が揃ったインデッ
クス写真が形成されるため、ユーザが所望の画像コマを
認知し易くなる、という優れた効果を有する。
【0047】なお、本実施例では、画像編集部29がフ
ィルムの磁気トラックに記録されたカメラ姿勢情報と方
式情報とから求めたコマ画像の天地を表す情報に基づき
コマ画像の天地を判断し、コマ画像の天地が揃うように
各コマのビデオ信号を回転させる例を示したが、撮影時
にカメラがカメラ姿勢情報と方式情報とからコマ画像の
天地を表す情報を求め、この情報をフィルムの磁気トラ
ックに記録しておいて、現像所にて画像編集部29がこ
のコマ画像の天地を表す情報を読み取り、この情報に応
じて各コマのビデオ信号を回転させても良い。
ィルムの磁気トラックに記録されたカメラ姿勢情報と方
式情報とから求めたコマ画像の天地を表す情報に基づき
コマ画像の天地を判断し、コマ画像の天地が揃うように
各コマのビデオ信号を回転させる例を示したが、撮影時
にカメラがカメラ姿勢情報と方式情報とからコマ画像の
天地を表す情報を求め、この情報をフィルムの磁気トラ
ックに記録しておいて、現像所にて画像編集部29がこ
のコマ画像の天地を表す情報を読み取り、この情報に応
じて各コマのビデオ信号を回転させても良い。
【0048】また、本発明は、複数の異なるコマサイズ
が混在したネガフィルムへの適用も可能である。即ち、
Lサイズ(89×127ミリメートル、アスペクト比
1.46)、Hサイズ(ハイビジョン:HDTV、高品
位テレビサイズ、89×158ミリメートル、アスペク
ト比1.78)及びPサイズ(パノラマサイズ、89×
254ミリメートル、アスペクト比2.85)等のプリ
ントサイズが一般的に普及しているが、これらのプリン
トサイズを得るために複数の異なるコマサイズが混在し
たネガフィルムへ適用できる。例えば、2コマ目のプリ
ント画像コマ90 2 がLサイズ、3コマ目のプリント画
像コマ903 がPサイズ、4コマ目のプリント画像コマ
904 がLサイズという場合、上記の画像編集部29に
おいて、所定のコマサイズ(例えば、Lサイズ)を基準
としてインデックスコマに当て嵌まるように画像が縮小
または拡大される。従って、図7に示したように、複数
の異なるコマサイズが混在したネガフィルムのインデッ
クスプリントは、各インデックスコマに、ネガフィルム
の各撮影コマがインデックスコマのサイズに当てはめら
れて形成されることになる。
が混在したネガフィルムへの適用も可能である。即ち、
Lサイズ(89×127ミリメートル、アスペクト比
1.46)、Hサイズ(ハイビジョン:HDTV、高品
位テレビサイズ、89×158ミリメートル、アスペク
ト比1.78)及びPサイズ(パノラマサイズ、89×
254ミリメートル、アスペクト比2.85)等のプリ
ントサイズが一般的に普及しているが、これらのプリン
トサイズを得るために複数の異なるコマサイズが混在し
たネガフィルムへ適用できる。例えば、2コマ目のプリ
ント画像コマ90 2 がLサイズ、3コマ目のプリント画
像コマ903 がPサイズ、4コマ目のプリント画像コマ
904 がLサイズという場合、上記の画像編集部29に
おいて、所定のコマサイズ(例えば、Lサイズ)を基準
としてインデックスコマに当て嵌まるように画像が縮小
または拡大される。従って、図7に示したように、複数
の異なるコマサイズが混在したネガフィルムのインデッ
クスプリントは、各インデックスコマに、ネガフィルム
の各撮影コマがインデックスコマのサイズに当てはめら
れて形成されることになる。
【0049】また、上記実施例では、カメラ姿勢情報や
方式情報等は、ネガフィルムの磁気記録層に設けた磁気
トラックに記録される場合を示したが、この記録媒体に
関しては、本発明の読取手段により読取可能であれば任
意であり、例えばカメラとは別体の電子手帳やネガフィ
ルムを入れるカートリッジに備えられたIC等の記録媒
体であっても良い。
方式情報等は、ネガフィルムの磁気記録層に設けた磁気
トラックに記録される場合を示したが、この記録媒体に
関しては、本発明の読取手段により読取可能であれば任
意であり、例えばカメラとは別体の電子手帳やネガフィ
ルムを入れるカートリッジに備えられたIC等の記録媒
体であっても良い。
【0050】また、上記実施例では、各コマの画像の天
地を揃えるために、各コマのネガフィルムを撮像して得
たビデオ信号を電子的に回転させるという画像処理を行
ったが、最終的に各コマの画像の天地が揃うように印画
紙にプリントされれば良いので、前記のようなビデオ信
号の画像処理ではなく、物理的に印画紙またはネガフィ
ルムを回転させることによって、各コマの画像の天地が
揃ったインデックス写真を形成しても良い。
地を揃えるために、各コマのネガフィルムを撮像して得
たビデオ信号を電子的に回転させるという画像処理を行
ったが、最終的に各コマの画像の天地が揃うように印画
紙にプリントされれば良いので、前記のようなビデオ信
号の画像処理ではなく、物理的に印画紙またはネガフィ
ルムを回転させることによって、各コマの画像の天地が
揃ったインデックス写真を形成しても良い。
【0051】さらに、上記実施例では、撮影時のカメラ
姿勢として、正規の姿勢と時計回りに90度回転させた
姿勢、及び反時計回りに90度回転させた姿勢の以上3
通りのみ想定した場合を示したが、カメラ姿勢として前
記以外でも例えば、時計回りに90度近辺の角度回転さ
せた場合でも、その時のコマ画像天地情報を記録できる
のであれば、本発明では当該のコマ画像天地情報に応じ
て、各コマのビデオ信号を回転する等の画像の天地を揃
えるための手段を講じれば良く、適用可能である。
姿勢として、正規の姿勢と時計回りに90度回転させた
姿勢、及び反時計回りに90度回転させた姿勢の以上3
通りのみ想定した場合を示したが、カメラ姿勢として前
記以外でも例えば、時計回りに90度近辺の角度回転さ
せた場合でも、その時のコマ画像天地情報を記録できる
のであれば、本発明では当該のコマ画像天地情報に応じ
て、各コマのビデオ信号を回転する等の画像の天地を揃
えるための手段を講じれば良く、適用可能である。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、コ
マ画像天地情報を記憶した記憶媒体から読取手段によっ
て読み取られたコマ画像天地情報に応じて、形成手段に
より各コマの画像の天地が揃うように各コマの画像を印
画紙へ焼付けて、画像の天地が揃ったインデックス写真
を形成するので、ユーザが所望の画像コマを認知し易く
なる、という優れた効果を有する。
マ画像天地情報を記憶した記憶媒体から読取手段によっ
て読み取られたコマ画像天地情報に応じて、形成手段に
より各コマの画像の天地が揃うように各コマの画像を印
画紙へ焼付けて、画像の天地が揃ったインデックス写真
を形成するので、ユーザが所望の画像コマを認知し易く
なる、という優れた効果を有する。
【図1】インデックス写真作成装置の画像編集部による
制御ルーチンを示すフローチャートである。
制御ルーチンを示すフローチャートである。
【図2】各種のカメラ姿勢の説明図である。
【図3】各種のフィルム給送方式やカートリッジの装填
方式の説明図である。
方式の説明図である。
【図4】インデックス写真作成装置の概略を示す説明図
である。
である。
【図5】プリンタ系の別の実施例を示す説明図である。
【図6】インデックス写真を示す平面図である。
【図7】異なるサイズの撮影コマを含んだネガフィルム
のインデックス写真を示すイメージ図である。
のインデックス写真を示すイメージ図である。
【図8】図1に関するサブルーチンを示すフローチャー
トである。
トである。
【図9】図1に関するサブルーチンを示すフローチャー
トである。
トである。
【図10】図1に関するサブルーチンを示すフローチャ
ートである。
ートである。
【図11】ネガフィルムの磁気記録層のフォーマット例
である。
である。
23 再生用磁気ヘッド(読取手段) 29 画像編集部(形成手段) 33 プリンタ系(形成手段) 37 カラーペーパー(印画紙) 53 インデックス写真
Claims (1)
- 【請求項1】 写真フィルム各コマごとの撮影時のコマ
画像天地情報を記憶した記憶媒体からコマ画像天地情報
を読み取る読取手段と、 前記コマ画像天地情報に応じて各コマの画像の天地が揃
うように各コマの画像を印画紙へ焼付けることにより、
1本の写真フィルムの各コマの画像をマトリックス状に
配列したインデックス写真を形成する形成手段と、 を有するインデックス写真の作成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6695594A JPH07281312A (ja) | 1994-04-05 | 1994-04-05 | インデックス写真の作成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6695594A JPH07281312A (ja) | 1994-04-05 | 1994-04-05 | インデックス写真の作成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07281312A true JPH07281312A (ja) | 1995-10-27 |
Family
ID=13330963
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6695594A Pending JPH07281312A (ja) | 1994-04-05 | 1994-04-05 | インデックス写真の作成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07281312A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008073882A (ja) * | 2006-09-19 | 2008-04-03 | Canon Inc | ダイレクトプリントシステム |
-
1994
- 1994-04-05 JP JP6695594A patent/JPH07281312A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008073882A (ja) * | 2006-09-19 | 2008-04-03 | Canon Inc | ダイレクトプリントシステム |
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