JPH0727909Y2 - 洗い場付浴槽 - Google Patents
洗い場付浴槽Info
- Publication number
- JPH0727909Y2 JPH0727909Y2 JP1988156800U JP15680088U JPH0727909Y2 JP H0727909 Y2 JPH0727909 Y2 JP H0727909Y2 JP 1988156800 U JP1988156800 U JP 1988156800U JP 15680088 U JP15680088 U JP 15680088U JP H0727909 Y2 JPH0727909 Y2 JP H0727909Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bathtub
- ribs
- washing
- reinforcing
- mounting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Description
【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、ユニットバス等に利用される洗い場付浴槽に
関し、更に詳しくは浴槽に洗い場が一体に連設形成さ
れ、その浴槽、洗い場裏面に格子状の補強用リブを突設
した洗い場付浴槽における浴槽と洗い場との連結補強構
造に関するものである。
関し、更に詳しくは浴槽に洗い場が一体に連設形成さ
れ、その浴槽、洗い場裏面に格子状の補強用リブを突設
した洗い場付浴槽における浴槽と洗い場との連結補強構
造に関するものである。
〈従来の技術〉 従来、この種洗い場付浴槽における浴槽と洗い場との連
結補強構造として、実開昭61-60794号に開示されたもの
が既に知られている。
結補強構造として、実開昭61-60794号に開示されたもの
が既に知られている。
この先行技術は、洗い場と浴槽との底部裏面各々に縦リ
ブ、横リブからなる格子状の補強用リブを一体に突設
し、洗い場と浴槽との底部裏面にかけて平行な間隔をお
いてその補強用リブを延長して構成される一対の取付用
突条を直線状に突設してこの取付用突条全長に渡って嵌
合溝を形成し、この嵌合溝の全長に渡って補強杆を嵌合
固定した補強構造にしている。
ブ、横リブからなる格子状の補強用リブを一体に突設
し、洗い場と浴槽との底部裏面にかけて平行な間隔をお
いてその補強用リブを延長して構成される一対の取付用
突条を直線状に突設してこの取付用突条全長に渡って嵌
合溝を形成し、この嵌合溝の全長に渡って補強杆を嵌合
固定した補強構造にしている。
〈考案が解決しようとする課題〉 ところで、先行技術では補強杆を補強用リブにネジ止め
する構造であり、そして補強用リブを延設して構成され
た一対の取付用突条が補強用リブよりも僅かに長い突出
長にしてある。
する構造であり、そして補強用リブを延設して構成され
た一対の取付用突条が補強用リブよりも僅かに長い突出
長にしてある。
そのため、運搬時、据付時に浴槽、洗い場に互い違いに
生じるねじれ力が補強杆、ネジを介して補強用リブに作
用し、また取付用突条内の平行する多数本の縦リブ部分
が他のリブに比べて極めて短い突出長になってしまう。
生じるねじれ力が補強杆、ネジを介して補強用リブに作
用し、また取付用突条内の平行する多数本の縦リブ部分
が他のリブに比べて極めて短い突出長になってしまう。
このように浴槽、洗い場に互い違いに生じるねじれ力が
補強杆、ネジを介して補強用リブに作用したり、平行す
る多数本の縦リブ部分の突出長を極めて短くすると浴
槽、洗い場の底を補強する格子状の補強用リブに亀裂や
損傷の要因を潜在させて本来の補強機能を低下させる原
因になる虞れがあり、浴槽、洗い場の底全域を均等に補
強して長期に亘って安定して補強機能を維持することを
前提とすれば決して最善のリブ構造を維持できるとは言
い難かった。
補強杆、ネジを介して補強用リブに作用したり、平行す
る多数本の縦リブ部分の突出長を極めて短くすると浴
槽、洗い場の底を補強する格子状の補強用リブに亀裂や
損傷の要因を潜在させて本来の補強機能を低下させる原
因になる虞れがあり、浴槽、洗い場の底全域を均等に補
強して長期に亘って安定して補強機能を維持することを
前提とすれば決して最善のリブ構造を維持できるとは言
い難かった。
本考案はこの様な従来の不具合に鑑みてなされたもので
あり、浴槽、洗い場の底全域を均等に補強する補強用リ
ブ本来の信頼性の高い補強機能を発揮する浴槽、洗い場
連結タイプの洗い場付浴槽の提供を目的とする。
あり、浴槽、洗い場の底全域を均等に補強する補強用リ
ブ本来の信頼性の高い補強機能を発揮する浴槽、洗い場
連結タイプの洗い場付浴槽の提供を目的とする。
〈課題を解決するための手段〉 斯る目的を達成する本考案洗い場付浴槽は、浴槽に洗い
場が一体に連設形成され、且つ前記浴槽及び洗い場の底
部裏面全域に格子状の補強用リブを突設した洗い場付浴
槽において、前記浴槽の底部裏面における洗い場側の端
部位置及び前記洗い場の底部裏面における浴槽側の端部
位置各々から前記補強用リブとは別に金属製角パイプの
端部用の嵌入部を形成する２つの取付用リブを平行状に
垂設し、その嵌入部に金属製角パイプの端部を嵌入する
と共に該端部を各取付用リブに取付ネジで連結固定した
ことを要旨とする。
場が一体に連設形成され、且つ前記浴槽及び洗い場の底
部裏面全域に格子状の補強用リブを突設した洗い場付浴
槽において、前記浴槽の底部裏面における洗い場側の端
部位置及び前記洗い場の底部裏面における浴槽側の端部
位置各々から前記補強用リブとは別に金属製角パイプの
端部用の嵌入部を形成する２つの取付用リブを平行状に
垂設し、その嵌入部に金属製角パイプの端部を嵌入する
と共に該端部を各取付用リブに取付ネジで連結固定した
ことを要旨とする。
〈作用〉 上記技術的手段によれば、運搬時、据付時に浴槽、洗い
場に生じるねじれ力を金属製角パイプと、格子状の補強
用リブとは別に突設した取付用リブとに作用させて格子
状の補強用リブには作用させず、またその格子状の補強
用リブの突出長を全域に渡ってほぼ一様なものにするこ
とができる。
場に生じるねじれ力を金属製角パイプと、格子状の補強
用リブとは別に突設した取付用リブとに作用させて格子
状の補強用リブには作用させず、またその格子状の補強
用リブの突出長を全域に渡ってほぼ一様なものにするこ
とができる。
〈考案の効果〉 本考案は以上のように浴槽、洗い場に突設した格子状の
補強用リブとは独立して浴槽の底部裏面における洗い場
側の端部位置及び洗い場の底部裏面における浴槽側の端
部位置に突設した２つの取付用リブ間に金属製角パイプ
を嵌入して連結固定したものであるから、格子状の補強
用リブを全域に渡ってほぼ一様な突出長にすることがで
きると共に運搬時、据付時の浴槽、洗い場に生じるねじ
れ力が補強用リブに働くことを防止する。
補強用リブとは独立して浴槽の底部裏面における洗い場
側の端部位置及び洗い場の底部裏面における浴槽側の端
部位置に突設した２つの取付用リブ間に金属製角パイプ
を嵌入して連結固定したものであるから、格子状の補強
用リブを全域に渡ってほぼ一様な突出長にすることがで
きると共に運搬時、据付時の浴槽、洗い場に生じるねじ
れ力が補強用リブに働くことを防止する。
故に浴槽、洗い場の底全域を均等に補強する格子状の補
強用リブ本来の安定した補強機能と、運搬時、据付時の
浴槽、洗い場に生じるねじれ力により補強用リブの損傷
防止機能とを達成し、耐久性に飛んだ洗い場付浴槽を提
供することができる。
強用リブ本来の安定した補強機能と、運搬時、据付時の
浴槽、洗い場に生じるねじれ力により補強用リブの損傷
防止機能とを達成し、耐久性に飛んだ洗い場付浴槽を提
供することができる。
しかも、取付用リブは浴槽の底部裏面における洗い場が
の端部位置及び洗い場の底部裏面における浴槽側の端部
位置に突設して、金属製角パイプが必要最少限の長さで
済むようにしているから、洗い場付浴槽の重量を増大さ
せる惧れがなく、運搬、据付作業が簡単でコストも低廉
になる。
の端部位置及び洗い場の底部裏面における浴槽側の端部
位置に突設して、金属製角パイプが必要最少限の長さで
済むようにしているから、洗い場付浴槽の重量を増大さ
せる惧れがなく、運搬、据付作業が簡単でコストも低廉
になる。
〈実施例〉 以下、本考案実施の一例を図面に基づいて説明する。
第１図は洗い場付浴槽の裏面から見た状態を示し、図中
Ａは浴槽であり、Ｂは洗い場である。
Ａは浴槽であり、Ｂは洗い場である。
浴槽Ａ及び洗い場Ｂは従来と同様、FRP等の合成樹脂材
を用いて互いに一体に連設形成され、浴槽Ａと洗い場Ｂ
との間にはエプロン裏空間部Ｃが形成されている。
を用いて互いに一体に連設形成され、浴槽Ａと洗い場Ｂ
との間にはエプロン裏空間部Ｃが形成されている。
そして、浴槽Ａの底部裏面A1全体及び洗い場Ｂの底部裏
面B1全体には、各々格子状の補強用リブ1a,1bを同一体
に垂下突設すると共に、浴槽Ａと洗い場Ｂの両者を互い
に連結する金属製角パイプ２を固定支持するための２つ
の取付用リブ３が複数組同一体に突設されている。
面B1全体には、各々格子状の補強用リブ1a,1bを同一体
に垂下突設すると共に、浴槽Ａと洗い場Ｂの両者を互い
に連結する金属製角パイプ２を固定支持するための２つ
の取付用リブ３が複数組同一体に突設されている。
取付用リブ３、３は金属製角パイプ２の外巾Ｌとほぼ同
じ間隔をおいて一対相対峙せしめて突設して同パイプ２
の嵌入部100を形成しており、この取付用リブ３、３は
浴槽Ａの底部裏面A1における洗い場Ｂ側の端部位置及び
前記洗い場Ｂの底部裏面B1における浴槽Ａ側の端部位置
の同一レベルに上下間隔をおいて複数組同一体に突設し
てある。
じ間隔をおいて一対相対峙せしめて突設して同パイプ２
の嵌入部100を形成しており、この取付用リブ３、３は
浴槽Ａの底部裏面A1における洗い場Ｂ側の端部位置及び
前記洗い場Ｂの底部裏面B1における浴槽Ａ側の端部位置
の同一レベルに上下間隔をおいて複数組同一体に突設し
てある。
これにより、浴槽Ａ側に垂下突設した取付用リブ３、３
と洗い場Ｂ側に垂下突設した取付用リブ３、３とは互い
に金属製角パイプ２で連結し得るように同一直線上に配
置形成される。尚、本実施例では浴槽Ａ側と洗い場Ｂ側
とに各々２組の取付用リブ３、３を突設している。
と洗い場Ｂ側に垂下突設した取付用リブ３、３とは互い
に金属製角パイプ２で連結し得るように同一直線上に配
置形成される。尚、本実施例では浴槽Ａ側と洗い場Ｂ側
とに各々２組の取付用リブ３、３を突設している。
浴槽Ａの底部裏面A1と洗い場Ｂの底部裏面B1とを互いに
連結するための金属製角パイプ２は、前記嵌入部100幅
とほぼ同じ巾Ｌを有する断面略四角形の中空パイプ状に
形成すると共に、浴槽Ａと洗い場Ｂとの間のエプロン裏
空間部Ｃを跨いで浴槽Ａ側の取付用リブ３、３と洗い場
Ｂ側の取付用リブ３、３とに渡る程度の長さに形成して
ある。
連結するための金属製角パイプ２は、前記嵌入部100幅
とほぼ同じ巾Ｌを有する断面略四角形の中空パイプ状に
形成すると共に、浴槽Ａと洗い場Ｂとの間のエプロン裏
空間部Ｃを跨いで浴槽Ａ側の取付用リブ３、３と洗い場
Ｂ側の取付用リブ３、３とに渡る程度の長さに形成して
ある。
而して、浴槽Ａ側に突設した２つの取付用リブ３、３と
の間に金属製角パイプ２の一端部2aを嵌入させると共
に、洗い場Ｂ側に突設した２つの取付用リブ３、３との
間に上記金属製角パイプ２の他端部2bを嵌入させ、且つ
各取付用リブ３、３と金属製角パイプ２の端部2a,2b側
面とを互いに取付ネジ４で連結固定する。
の間に金属製角パイプ２の一端部2aを嵌入させると共
に、洗い場Ｂ側に突設した２つの取付用リブ３、３との
間に上記金属製角パイプ２の他端部2bを嵌入させ、且つ
各取付用リブ３、３と金属製角パイプ２の端部2a,2b側
面とを互いに取付ネジ４で連結固定する。
これによって、浴槽Ａの底部裏面A1と洗い場Ｂの底部裏
面B1とは互いに複数本の短い金属製角パイプ２でもって
連結固定されることになる。
面B1とは互いに複数本の短い金属製角パイプ２でもって
連結固定されることになる。
尚、図中５は支持脚である。
第１図は本考案実施の一例を示す裏面図、第２図は第１
図の（２）−（２）線拡大断面図、第３図は第２図の
（３）−（３）線拡大断面図である。 図中、 A:浴槽、A1：浴槽の底部裏面 B:洗い場、B1：洗い場の底部裏面 C:エプロン裏空間部、1a,1b:補強用リブ 2:金属製角パイプ、2a,2b:端部 ３、3:取付用リブ、100:嵌入部
図の（２）−（２）線拡大断面図、第３図は第２図の
（３）−（３）線拡大断面図である。 図中、 A:浴槽、A1：浴槽の底部裏面 B:洗い場、B1：洗い場の底部裏面 C:エプロン裏空間部、1a,1b:補強用リブ 2:金属製角パイプ、2a,2b:端部 ３、3:取付用リブ、100:嵌入部
Claims (1)
- 【請求項１】浴槽に洗い場が一体に連設形成され、且つ
前記浴槽及び洗い場の底部裏面全域に格子状の補強用リ
ブを突設した洗い場付浴槽において、前記浴槽の底部裏
面における洗い場側の端部位置及び前記洗い場の底部裏
面における浴槽側の端部位置各々から前記補強用リブと
は別に金属製角パイプの端部用の嵌入部を形成する２つ
の取付用リブを平行状に垂設し、その嵌入部に金属製角
パイプの端部を嵌入すると共に該端部を各取付用リブに
取付ネジで連結固定したことを特徴とする洗い場付浴
槽。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988156800U JPH0727909Y2 (ja) | 1988-11-30 | 1988-11-30 | 洗い場付浴槽 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988156800U JPH0727909Y2 (ja) | 1988-11-30 | 1988-11-30 | 洗い場付浴槽 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0276989U JPH0276989U (ja) | 1990-06-13 |
| JPH0727909Y2 true JPH0727909Y2 (ja) | 1995-06-28 |
Family
ID=31435668
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988156800U Expired - Fee Related JPH0727909Y2 (ja) | 1988-11-30 | 1988-11-30 | 洗い場付浴槽 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0727909Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5383153B2 (ja) * | 2008-10-31 | 2014-01-08 | クリナップ株式会社 | ユニットバスの設置構造 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0319833Y2 (ja) * | 1984-09-20 | 1991-04-26 |
-
1988
- 1988-11-30 JP JP1988156800U patent/JPH0727909Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0276989U (ja) | 1990-06-13 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |