JPH0321675Y2 - - Google Patents

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JPH0321675Y2
JPH0321675Y2 JP1985131218U JP13121885U JPH0321675Y2 JP H0321675 Y2 JPH0321675 Y2 JP H0321675Y2 JP 1985131218 U JP1985131218 U JP 1985131218U JP 13121885 U JP13121885 U JP 13121885U JP H0321675 Y2 JPH0321675 Y2 JP H0321675Y2
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bathtub
washing area
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square
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は洗い場付浴槽に関する。
〔従来の技術〕
従来、洗い場付浴槽は、一般にガラス繊維強化
プラスチツクによつてハンドレイアツプ成形、ス
プレーアツプ成形、プレス成形、射出成形等にて
第8図に示す様に、浴槽aの内側壁bと洗い場c
の内側壁dとが一体に連設され形成されていた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
従つて、上述の従来の洗い場付浴槽では、浴槽
aの内側壁bと洗い場cの内側壁dとの間の隙間
eが拡開又は縮小する虞があつた、つまり、もし
その隙間eが拡開又は、縮小すれば、浴槽aと洗
い場cとの連結部位fが変形又は損壊する虞があ
つた。
本考案は従来のこのような問題点を解決して、
浴槽と洗い場とが強固に連結される洗い場付浴槽
を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案の洗い場付浴槽は、浴槽の底部裏面と洗
い場の底部裏面とを角材又は角筒材からなる角型
連結部材にて連結した洗い場付浴槽において;上
記連結部材に下方から嵌脱自在に嵌合する略コの
字状の嵌合部と該嵌合部の底壁裏面に付設される
ナツト部と該ナツト部に螺進退自在に螺合するボ
ルト部とからなる高さ調整自在の脚部材を、該連
結部材に取付位置変更可能として取付けている。
〔作用〕
上述の如く構成すれば、脚部材の取付位置を変
更することができ、この洗い場付浴槽の支持位置
を任意の場所とすることができる。また、ナツト
部の突出寸法の調整とこの脚部材の支持位置の変
更により、この洗い場付浴槽全体の傾斜角度を
種々の角度とすることができる。また、設置状態
にて、脚部材からの力(浴槽及び洗い場等の重
量)が分散される。
〔実施例〕
以下、実施例を示す図面に基づいて本考案を詳
説する。
第1図と第2図において、1は浴槽、2は洗い
場である、夫々ガラス繊維強化プラスチツクから
なる。そして、該浴槽1の内側壁3と該洗い場2
の内側壁4とが一体に連結されている。
5,5は浴槽1の底部裏面6と洗い場2の底部
裏面7とを連結する角材からなる角型連結部材で
あつて、浴槽1の底部裏面6の短辺8,9側に取
付けられている。具体的には、該角型連結部材
5,5は横断面が矩形状の木材からなり、浴槽1
の底部裏面6の外側端10から洗い場2の底部裏
面7の一部にまでいたる。即ち、一方の短辺8側
の連結部材5は、一端11側が浴槽1の底部裏面
6の外側端10寄りの該短辺8側の垂下突片12
にビス等の固着具13にて取り付けられ、略中間
部が浴槽1の内側壁3寄りの該短辺8側の垂下突
片14に固着具13にて取付けられ、他端15が
洗い場2の底部裏面7に底面から見て格子状に形
成された補強用リブ16に、固着具13にて取付
けられている。また、他方の短辺9側の連結部材
5を同様に、一端11が浴槽1の外側端10寄り
の短辺9側の垂下突片17に、略中間部が浴槽1
の内側壁3寄りの該短辺9側の垂下突片18に、
他端15が洗い場2の補強用リブ16に夫々取付
けられている。また、角型連結部材5の他端15
側を洗い場2の外側端45にいたるようにするも
好ましい。
19は上記角型連結部材5,5の一端11,1
1側を連結している第1補強部材であつて、該角
型連結部材5と同様に、横断面が矩形状の木材か
らなる。具体的には、夫々の角型連結部材5,5
の一端11に切欠き部20を形成し、該切欠き部
20,20に第1補強部材19の両端部を嵌合さ
せて連結する。また、該第1補強部材19は浴槽
1の底部裏面6の外側端10側の垂下突片21,
22に固着具13にて取付けられる。
23は上記角型連結部材5,5の略中間部を連
結している第2補強部材であつて、上記第1補強
部材19と同様の木材からなる。具体的には、連
結部材5の略中間部に切欠き部24を形成して、
該切欠き部24に第2補強部材23の両端部を嵌
合させて連結する。また、該第2補強部材23
は、浴槽1の内側壁3側の底部裏面6の垂下突片
25,26に固着具13にて取付けられている。
27,27は角型連結部材5と第2補強部材23
とを固定している固定具である。
次に、28は上記角型連結部材5に設けられた
脚部材であつて、浴槽1の底部29及び洗い場2
の底部30を傾斜状又は水平状に保つ。具体的に
は、脚部材28は、第3図に示す様に、連結部材
5に下方から嵌脱自在に嵌合する略コの字状の嵌
合部31と、該嵌合部31の底壁32裏面に付設
されるナツト部33と、該ナツト部33に螺進退
自在に螺合するボルト部36と、からなる。即
ち、ボルト部36を第3図の矢印Aの如く螺進
させれば、第3図の様に、該ボルト部36の先
端37が嵌合部31に進入し、該ボルト部36の
ナツト部33からの突出寸法Lが短くなる。ま
た、この第3図の状態からボルト部36を矢印
Bの如く螺退させれば、第3図の状態に戻すこ
とができる。
しかして、上記脚部材28は、嵌合部を第3図
に示す様に、角型連結部材5に嵌合させ、固着具
13にて取付けられる。また、ボルト部36の進
入に対応する角型連結部材5の部位には貫孔38
が貫設され、該ボルト部36の進入が自在とされ
ている。なお、この場合、貫孔38とはせずに、
凹所とするも自由である。
39は第1補強部材19と第2補強部材23と
の間の角型連結部材5に取付けられる固定脚部材
であつて、チヤンネル型材からなる。即ち第4図
に示す様に、脚部材39の側壁40,40の上部
が固着具13にて該角型連結部材5に取付けられ
る。
従つて、上述の如く構成された洗い場付浴槽を
設置場所の床41に設置(つまり、固定脚部材3
9の底面42及び脚部材28のボルト部36のヘ
ツド43を床41に当接)させ、脚部材28のボ
ルト部36を螺進退させれば、該ボルト部36の
突出寸法Lを調整することができ、浴槽1及び洗
い場2を上下動させることができる。つまり、浴
槽1の底部29及び洗い場2の底部30を傾斜状
又は水平状に保つことができる。
しかして、浴槽1、洗い場2、垂下突片12,
14…及び補強用リブ16は、ガラス繊維強化プ
ラスチツクによつて、ハンドレイアツプ成形、ス
プレーアツプ成形、プレス成形、射出成形等にて
一体成形される。
次に、第5図乃至第7図は他の実施例を示し、
角型連結部材5に鉄鋼等の金属製の角筒材を使用
している。
しかして、この場合の角型連結部材5は横断面
略正方形状であり、上記実施例同様、浴槽1の底
部裏面6の外側端10側から洗い場2の底部裏面
7の一部にまでいたる。
また、固定脚部材39を使用せずに、浴槽1及
び洗い場2を上下動させる上記実施例同様な脚部
材28,28が上記角筒材からなる角型連結部材
5の両端11,15側に取付けられている。具体
的には、溶接等により脚部材28の取付部31を
角型連結部材5に固着し、さらに、該連結部材5
の一端11側の脚部材28の取付部31を固着具
13にて、浴槽1の底部裏面6に底面から見て格
子状に形成された補強用リブ44に取付け、他端
15側の脚部材28の取付部31を固着具13に
て、洗い場2の補強用リブ16に取付ける。な
お、この場合の取付部31は、外側壁46が浴槽
1の補強リブ44に当接するように、内側壁47
より長く設定されている。また、この場合の第1
補強部材19及び第2補強部材23は鉄鋼等の金
属からなるアングル材を使用している。
しかして、この場合の洗い場付浴槽を設置場所
の床41等に設置すれば、脚部材28のボルト部
36の突出寸法Aを調整することにより、床41
の種々の形状に対応して、浴槽1の底部29及び
洗い場2の底部30を傾斜状又は水平状に保つこ
とができる。
しかして、上述の第1図に示す実施例によれ
ば、角型連結部材5は木材からなるので、脚部材
28及び固定脚部材39を容易に取付位置を変更
することができ、同一の角型連結部材5にて、
種々の浴槽1及び洗い場2に対応することができ
る。また、第5図乃至第7図に示す実施例におい
ては、脚部材28の溶接位置を変更することによ
り、同一の角型連結部材5にて種々の浴槽1及び
洗い場2に対応することができる。
本考案は図示の実施例に限定されず、本考案の
要旨を逸脱しない範囲で設計変更自由であり、例
えば、第1補強部材19及び第2補強部材23を
除くも自由であり、角型連結部材5を2本に限ら
ず複数本にするも自由である。
〔考案の効果〕
角型連結部材5にて、浴槽1と洗い場2とが連
結されるので、従来の様に、浴槽aと洗い場cと
の連結部位fが変形又は損壊することなく、強固
に該浴槽1と洗い場2とが連結される。従つて、
この洗い場付浴槽は極めて強度的に優れたものな
る。また、ナツト部の突出寸法の調整と脚部材2
8の支持位置の変更により、この洗い場付浴槽全
体の傾斜角度を種々の角度とすることができるの
で、排水口を確実に最下位置とすることができ、
浴槽1及び洗い場2内の水を完全に抜くことがで
きると共に、浴槽1及び洗い場2の洗浄が容易と
なる。さらに、略コの字状の嵌合部31を角型連
結部材5に下方から嵌合させればよいので、その
取付作業は極めて容易にでき作業性に優れたもの
となり、しかも、一つの連結部材5に複数の脚部
材28を取付けることができ、極めて安定した状
態にてこの洗い場付浴槽を載置することができ
る。また、脚部材28と角型連結部材5は夫々単
純なものであり、その製造コストは低く、全体と
してコスト高とならない。なお、設置状態にて、
脚部材28からの力(浴槽1及び洗い場2等の重
量)が連結部材5により分散され、この洗い場付
浴槽の耐用寿命を高める利点もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る一実施例を示す底面図、
第2図は断面図、第3図は脚部材の側面図、第4
図は第2図におけるX−X線拡大断面図、第5図
は他の実施例を示す底面図、第6図は同断面図、
第7図は同側面図である。第8図は従来例を示す
断面図である。 1……浴槽、2……洗い場、5……角型連結部
材、6,7……底部裏面、10,45……外側
端、28……脚部材、29,30……底部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 浴槽1の底部裏面6と洗い場2の底部裏面7と
    を角材又は角筒材からなる角型連結部材5にて連
    結した洗い場付浴槽において、 上記連結部材5に下方から嵌脱自在に嵌合する
    略コの字状の嵌合部31と該嵌合部31の底壁3
    2裏面に付設されるナツト部33と該ナツト部3
    3に螺進退自在に螺合するボルト部36とからな
    る高さ調整自在の脚部材28を、該連結部材5に
    取付位置変更可能として取付けたことを特徴とす
    る洗い場付浴槽。
JP1985131218U 1985-08-27 1985-08-27 Expired JPH0321675Y2 (ja)

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JPS6239585U JPS6239585U (ja) 1987-03-09
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Citations (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5713119B2 (ja) * 1975-09-13 1982-03-15
JPS5755118A (en) * 1980-09-20 1982-04-01 Matsushita Electric Works Ltd Connected structure of bath tub and washing place

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