JPH07278428A - 熱可塑性ポリウレタン樹脂組成物および該組成物からつくられた表皮材 - Google Patents

熱可塑性ポリウレタン樹脂組成物および該組成物からつくられた表皮材

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JPH07278428A
JPH07278428A JP6067298A JP6729894A JPH07278428A JP H07278428 A JPH07278428 A JP H07278428A JP 6067298 A JP6067298 A JP 6067298A JP 6729894 A JP6729894 A JP 6729894A JP H07278428 A JPH07278428 A JP H07278428A
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直哉 吉井
Yoshiki Nakano
美喜 中野
Junichi Watanuki
純一 綿貫
Akiyoshi Yano
哲祥 矢野
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    • C08L75/04Polyurethanes

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 自己離型性を有し、表皮材表面に発生するピ
ンホールが実質的に存在せず、金型絞り模様の転写性が
非常に高く、耐熱性、耐光性、耐湿熱性に優れている熱
可塑性ポリウレタン樹脂組成物および該組成物からつく
られた表皮材を提供することを目的とする。 【構成】 熱可塑性ポリウレタン樹脂100重量部あた
り、下記成分(a)を0.01〜5重量部、下記成分
(b)を0.5〜10重量部、下記成分(c)を0.0
1〜5重量部含有することを特徴とする熱可塑性ポリウ
レタン樹脂組成物および該組成物からつくられた表皮
材。(a)ポリジメチルシロキサン−ポリアルキレング
リコールブロック共重合体型界面活性剤、(b)炭素数
9〜50の脂肪酸金属塩の少なくとも1種類、(c)リ
ン酸エステル系及び/又は亜リン酸エステル系化合物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、リサイクル可能で優れ
た機械的特性を有する熱可塑性ポリウレタン樹脂を使用
して表皮材を製造する技術に関する。より詳細には、自
己離型性を有し、表皮材表面に発生するピンホールが実
質的に存在せず、金型絞り模様の転写性が非常に高く、
耐熱性、耐光性、耐湿熱性等の試験においても物性劣化
の少ない熱可塑性ポリウレタン樹脂組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】現在自動車産業は、生産性の高い部材に
よるコストの低減を計っており、自動車内装材に関して
も、より簡便な生産工程が求められている。そのため、
自動車内装材の大部分が軟質ポリ塩化ビニル樹脂を使用
するスラッシュ成形によるものとなった。軟質ポリ塩化
ビニル樹脂には、多量の可塑剤が用いられており、その
可塑剤により表皮材のソフト感が保たれている。しかし
ながら長期間経過すると、可塑剤の飛散により表皮材の
ソフト感が低下し、樹脂が劣化する。この可塑剤を無く
する企てとして、熱可塑性ポリウレタンをブレンドする
ことが提案されている。しかしながら、ポリウレタンの
割合は最高65重量%までである(特開平4−1372
8号)。近年、環境問題がクローズアップされている。
そしてポリ塩化ビニル樹脂は、燃焼時に分解して塩化水
素ガスを発生する。この塩化水素ガスは人体に対する悪
影響が大きく、また酸性雨の原因の一つとも考えられて
いる。そのため、ポリ塩化ビニル樹脂の代替となりうる
樹脂の開発が求められている。代替樹脂の一つとして、
熱可塑性ポリウレタン樹脂の使用が考えられる。熱可塑
性ポリウレタン樹脂の粉末と発泡剤とからの発泡ポリウ
レタン成形物も知られている(特開平4−218540
号)。熱可塑性ポリウレタン樹脂のみを使用してスラッ
シュ成形により得られた表皮材は、表面に無数のピンホ
ールが発生する。そのために、絞り模様の転写性が低
く、成形性の高いものを得ることは困難であった。ま
た、熱可塑性ポリウレタン樹脂は溶融時に粘着性がある
ので、金型からの離型が困難であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、可塑
剤を用いることなしに、環境汚染性が少なく、かつソフ
ト感の高い表皮材をつくることができる熱可塑性ポリウ
レタン樹脂(以下、TPUと記す)組成物を提供するこ
とである。なおかつ、自動車内装材等に使用する場合の
生産性を考慮し、粉末スラッシュ成形を効率よく行える
ための粉末TPU組成物を提供することである。本発明
によるTPU組成物は、自己離型性が優れていて、金型
の模様が忠実に転写された表皮材を提供することができ
る。このような表皮材の提供も本発明の目的である。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明はかかる目的を達
成するためになされたもので、特定の成分を特定量含有
した熱可塑性ポリウレタン樹脂組成物を提供する。すな
わち、本発明は、熱可塑性ポリウレタン樹脂100重量
部あたり、下記成分(a)を0.01〜5重量部、下記
成分(b)を0.5〜10重量部、下記成分(c)を
0.01〜5重量部含有することを特徴とする熱可塑性
ポリウレタン樹脂組成物を提供する。(a)ポリジメチ
ルシロキサン−ポリアルキレングリコールブロック共重
合体型界面活性剤、(b)炭素数9〜50の脂肪酸金属
塩の少なくとも1種類、(c)リン酸エステル系及び/
又は亜リン酸エステル系化合物。また、該樹脂組成物が
粉末であるスラッシュ成形用熱可塑性ポリウレタン樹脂
組成物、および該樹脂組成物を用いてスラッシュ成形に
より得られた表皮材を提供する。
【0005】本発明に使用する熱可塑性ポリウレタン樹
脂は、通常使用されている有機ジイソシアネート、ポリ
オールおよび鎖延長剤を反応して合成されたものであ
る。本発明に使用する熱可塑性ポリウレタン樹脂を形成
するための有機ジイソシアネートとしては、例えば、ジ
フェニルメタンジイソシアネート(MDI)、2,4−
トリレンジイソシアネート(2,4−TDI)、2,6
−トリレンジイソシアネート(2,6−TDI)、p−
フェニレンジイソシアネート(PPDI)、1,5−ナ
フタレンジイソシアネート(1,5−NDI)等の芳香
族ジイソシアネートおよびヘキサメチレンジイソシアネ
ート(HDI)、イソホロンジイソシアネート(IPD
I)、水添キシレンジイソシアネート(HXDI)等の
脂環式または脂肪族ジイソシアネート等が挙げられる。
本発明に使用する熱可塑性ポリウレタン樹脂を形成する
ためのポリオールとしては、エステル系、エーテル系、
ラクトン系、カーボネート系のポリオールを使用するこ
とができる。エステル系のポリオールとしては、例えば
エチレングリコール、プロピレングリコール、1,4−
ブタンジオール、1,3−ブタンジオール、1,4−ブ
テンジオール、1,3−ブテンジオール、1,6−ヘキ
サンジオール、3−メチル−1,5−ペンタンジオー
ル、ネオペンチルグリコール、1,5−ペンタンジオー
ル等のジオールと、例えばアジピン酸、セバシン酸、ア
ゼライン酸、マレイン酸等の脂肪族ジカルボン酸、テレ
フタル酸、イソフタル酸等の芳香族ジカルボン酸、また
は無水フタル酸等の無水カルボン酸とから得られるポリ
エステルジオールが挙げられる。エーテル系のポリオー
ルとしては、例えばポリエチレンエーテルグリコール、
ポリプロピレンエーテルグリコール、ポリテトラメチレ
ンエーテルグリコール、ポリヘキサメチレンエーテルグ
リコール、ポリプロピレン・エチレンエーテル共重合グ
リコール等のポリアルキレンエーテルジオールが挙げら
れる。ラクトン系のポリオールとしては、例えばポリカ
プロラクトングリコール、ポリプロピオラクトングリコ
ール、ポリバレロラクトングリコール等が挙げられる。
カーボネート系のポリオールとしては、例えばエチレン
グリコール、プロピレングリコール、1,4−ブタンジ
オール、1,3−ブタンジオール、1,5−ペンタンジ
オール、メチルペンタンジオール、メチルオクタンジオ
ール、1,9−ノナンジオール等の多価アルコールと、
例えばジエチレンカーボネート、ジプロピレンカーボネ
ート等との脱アルコール反応により得られるポリカーボ
ネートジオールが挙げられる。
【0006】本発明にかかる熱可塑性ポリウレタン樹脂
を形成するための鎖延長剤は、例えばエチレングリコー
ル、1,4−ブタンジオール、1,3−ブタンジオー
ル、1,6−ヘキサンジオール、3−メチル−1,5−
ペンタンジオール、1,4−ビス(β−ヒドロキシエト
キシ)ベンゼン、ネオペンチルグリコール、メチルオク
タンジオール、1,9−ノナンジオール等のジオールが
挙げられる。
【0007】本発明に使用する熱可塑性ポリウレタン樹
脂の製造は、押出機を使用する連続合成方法、または混
練り槽を有するニーダーのようなバッチ合成方法等、通
常使用される製造用機械を使用して行われる。スラッシ
ュ成形用の熱可塑性ポリウレタン樹脂の形状としては、
粉末形態が好ましく、1000μm程度でも成形可能で
はあるが、好ましい成形性を与える形状としては、50
0μm以下である。最も好ましくは250μm以下であ
る。粉末を得る方法としては、液体窒素を使用する低温
粉砕が好ましく、使用する粉砕機としては、アトマイザ
ー、パルベライザー、サンプルミル、コミニューター、
ユーマイザー等の微粉砕機が好ましい。また、特開平2
−38453号に記載されているような溶剤法からのT
PU粉末も使用できる。
【0008】本発明に使用するポリジメチルシロキサン
−ポリアルキレングリコールブロック共重合体型界面活
性剤としては、HLB指数として3〜20の範囲にある
ものが好ましく、共栄社油脂化学工業(株)のグラノー
ル100、グラノール400、グラノールB−148
4、ポリフローNo.425、ポリフローKL−24
5、日本ユニカー(株)のL−720、L−7001、
L−7002、L−7602、L−7604、L−76
05、FZ−2161、FZ−2162、FZ−216
3、FZ−2164、FZ−2165等の商品名で市販
されている。特に好ましいHLB指数は4〜10の範囲
にあるもので、L−7001、L−7602等を挙げる
ことができる。含有量は熱可塑性ポリウレタン樹脂10
0重量部に対し0.01〜5重量部が好ましく、さらに
好ましい量は0.05〜1重量部である。特に好ましく
は0.05〜0.5重量部である。
【0009】本発明に使用する炭素数9〜50の脂肪酸
金属塩の脂肪酸の例としては、例えばラウリン酸、ミリ
スチン酸、n−ペンタデシレン酸、パルミチン酸、マル
ガリン酸、ステアリン酸、n−ノナデシレン酸、アラキ
ン酸、n−ヘンアイコサン酸、ベヘニン酸、n−トリコ
サン酸、リグノセリン酸、n−ペンタコサン酸、セロチ
ン酸、n−ヘプタコサン酸、メリシン酸等の飽和モノカ
ルボン酸が挙げられるが、その他に、不飽和モノカルボ
ン酸、ハロゲン化モノカルボン酸、主鎖内に脂環、芳香
環およびヘテロ原子を含むモノカルボン酸等をも挙げる
ことができる。上記の脂肪酸金属塩の金属としては、マ
グネシウム、アルミニウム、カルシウム、鉄、亜鉛、チ
タン、銅、スズ、鉛を例示することができる。脂肪酸の
金属塩は1種または2種以上の混合物であっても良く、
好ましくはアルミニウム塩、マグネシウム塩とアルミニ
ウム塩との混合物、および亜鉛塩とアルミニウム塩との
混合物である。特に好ましくは亜鉛塩とアルミニウム塩
との混合物であり、その混合比は好ましくは1:1〜
1:100重量比であり、さらに好ましくは1:2〜
1:50重量比である。特に好ましくは1:3〜1:3
0重量比である。含有量は熱可塑性ポリウレタン樹脂1
00重量部に対し、0.5〜10重量部が好ましく、さ
らに好ましい量は1.0〜3.0重量部である。
【0010】本発明に使用するリン酸エステル系化合物
としては、エチルジエチルホスホノアセテート、酸性リ
ン酸エチルエステル、酸性リン酸ブチルエステル、ブチ
ルピロホスフェート、酸性リン酸ブトキシエチルエステ
ル、酸性リン酸−2−エチルヘキシルエステル、酸性リ
ン酸オレイルエステル、トリフェニルホスファイト、ト
リス(ノニルフェニル)ホスファイト、トリスエチルホ
スファイト、トリス(2−エチルヘキシル)ホスファイ
ト、トリス(トリデシル)ホスファイト、ジフェニルモ
ノデシルホスファイト等が挙げられる。好ましくは酸性
リン酸アルキルエステルであり、特に好ましくは酸性リ
ン酸エチルエステル、酸性リン酸ブトキシエチルエステ
ル、酸性リン酸−2−エチルヘキシルエステルである。
含有量は熱可塑性ポリウレタン樹脂100重量部に対
し、0.01〜5重量部が好ましく、さらに好ましくは
0.1〜4重量部である。最も好ましくは0.1〜1.
0重量部である。
【0011】シリコーン系界面活性剤、脂肪酸の金属
塩、リン含有化合物を同時に含有するスラッシュ成形用
熱可塑性ポリウレタン樹脂組成物の製造方法は各成分が
均一に混合される方法であれば良く、その添加順序は特
に限定的ではない。該樹脂の性質を最も効果的に有効利
用できる製造方法は、脂肪酸の金属塩を含有する粉末状
態の熱可塑性ポリウレタン樹脂の表面にシリコーン系界
面活性剤とリン含有化合物とを吸着させる方法である。
その方法は、ヘンシェルミキサー、MTIミキサー、プ
ローシェアーミキサー、プレスミキサー、スパイラルピ
ンミキサー等の通常使用されている攪拌機器を用いて実
施することができる。この場合、シリコーン系界面活性
剤およびリン含有化合物は添加量が少ないので、溶媒で
希釈して添加することが均一性を良くするので好まし
い。溶媒としては、シリコーン系界面活性剤、リン含有
化合物をそれぞれ溶解する溶媒を用いて2種の溶液とし
て、添加しても良いが、操作の簡便さからは、両者を溶
解する溶媒を用い、1種の溶液で添加する方が良い。
【0012】シリコーン系界面活性剤およびリン含有化
合物を溶解させる溶媒として、有機溶剤等を使用する方
法は、環境汚染性やパウダーを攪拌したときに発生する
静電気により爆発する危険性があるので、好ましくな
い。溶媒としては水を使用することが最も好ましく、任
意の割合で溶解するシリコーン系界面活性剤およびリン
含有化合物を選択することが好ましい。
【0013】必要に応じて加えることのできる各種添加
剤としては、例えば成形品の着色を目的とした染料、顔
料、または粉末状態の熱可塑性ポリウレタン樹脂組成物
の流動特性を向上させることを目的とした無機打粉剤、
有機打粉剤、形の保持の向上を目的とした無機フィラ
ー、その他、難燃性向上剤、電気絶縁性向上剤、防かび
剤、架橋剤、香料等である。これらの添加剤は、必要に
応じてその使用目的により選択することが好ましい。
【0014】熱可塑性ポリウレタン樹脂の特性を損なわ
ない範囲内で他の樹脂をブレンドすることもできる。他
の樹脂の例としては、ABS、AS、ポリスチレン、ポ
リプロピレン、軟質塩ビ等が挙げられる。
【0015】
【発明の効果】本発明の熱可塑性ポリウレタン樹脂組成
物を用いてつくられるスラッシュ成形シートの表面は、
金型の絞り模様の転写性が高く、美観および風合いに優
れている。また、可塑剤を使用していないので、従来の
軟質ポリ塩化ビニル樹脂シートに較べてドライ感のある
表皮材を得ることができた。さらに、熱可塑性ポリウレ
タン樹脂のスラッシュ成形における欠点である、溶融時
の金型に対する接着性を低減することができた。すなわ
ち、本発明スラッシュ成形用熱可塑性ポリウレタン樹脂
組成物は、自己離型性に優れている。表皮材として要求
される長期耐久性としては、耐光性、耐熱性、耐湿熱性
がある。これらの耐久性について試験を行った結果、本
発明の組成物からつくられたスラッシュ成形シートは物
性低下が少なく、耐久性に優れていた。また、リサイク
ル性に優れる熱可塑性ポリウレタン樹脂を使用している
ために、環境汚染の少ない表皮材であり、自動車内装
材、住宅用表具、家具材皮革、電子部材等多くの分野に
わたって従来技術の代替として利用することができる。
【0016】以下に実施例および比較例を挙げて、本発
明をさらに詳しく説明する。しかしながら、本発明はこ
れらにより何ら限定されるものではない。実施例および
比較例において、「部」は全て「重量部」を、「%」は
「重量%」を意味する。実施例および比較例において使
用した試薬を下記に示す。 熱可塑性ポリウレタン樹脂A:P−25M(MDI系、
日本ミラクトラン品) 熱可塑性ポリウレタン樹脂B:E−785PSDH(H
DI系、日本ミラクトラン品) ステアリン酸亜鉛:堺化学工業(株)品 ステアリン酸アルミニウム:堺化学工業(株)品 ステアリン酸マグネシウム:堺化学工業(株)品 ラウリン酸亜鉛:堺化学工業(株)品 JP−502:酸性リン酸エチルエステル(城北化学工
業(株)品) JP−506:酸性リン酸ブトキシエチルエステル(城
北化学工業(株)品) JP−508:酸性リン酸−2−エチルヘキシルエステ
ル(城北化学工業(株)品) L−7001:シリコーン系界面活性剤(日本ユニカー
(株)品) L−7602:シリコーン系界面活性剤(日本ユニカー
(株)品) 顔料:NW−36ブラウン(日弘ビックス(株)品) 打粉剤:ニップシールNS(日本シリカ工業(株)品)
【0017】
【実施例】
実施例1 熱可塑性ポリウレタン樹脂Aの100部と顔料2部とを
ドライブレンドし、180℃に温度調節した押出機にお
いてコンパウンドした。これを液体窒素を用いて−14
0℃に冷却し、衝撃微粉砕機により微粉末とし、着色し
た粉末状の熱可塑性ポリウレタン樹脂を得た。収率は2
50μmパスで83%であった。この粉末状の熱可塑性
ポリウレタン樹脂100部とステアリン酸亜鉛0.1部
とステアリン酸アルミニウムの1.9部とをMTIミキ
サーに仕込み、次に蒸留水10部中にJP−506の
0.2部およびL−7001の0.1部を溶解させた溶
液を仕込み、回転数700rpmにて10分間攪拌し、
70℃において12時間乾燥した。流動性を付与させる
ために、このパウダーに打粉剤1部を添加し、210℃
に温度調節した粉末スラッシュ成形機にて表皮材を得
た。表皮の表面を顕微鏡にて観察すると、ピンホールは
全く発生していなかった。結果を表1に示す。
【0018】実施例2 実施例1により得られた着色した粉末状の熱可塑性ポリ
ウレタン樹脂100部とステアリン酸亜鉛0.1部とス
テアリン酸アルミニウムの1.9部とをMTIミキサー
に仕込み、次にメタノールの30%水溶液10部中にJ
P−508の0.2部およびL−7001の0.1部を
溶解させた溶液を仕込み、回転数700rpmにて10
分間攪拌し、70℃において12時間乾燥した。流動性
を付与させるために、このパウダーに打粉剤1部を添加
し、210℃に温度調節した粉末スラッシュ成形機にて
表皮材を得た。表皮の表面を顕微鏡にて観察すると、ピ
ンホールは全く発生していなかった。結果を表1に示
す。
【0019】実施例3 熱可塑性ポリウレタン樹脂Bの100部と顔料2部とを
ドライブレンドし、180℃に温度調節した押出機にお
いてコンパウンドした。これを液体窒素を用いて−14
0℃に冷却し、衝撃微粉砕機により微粉末とし、着色し
た粉末状の熱可塑性ポリウレタン樹脂を得た。収率は2
50μmパスで90%であった。この粉末状の熱可塑性
ポリウレタン樹脂100部とステアリン酸亜鉛0.1部
とステアリン酸アルミニウムの1.9部とをMTIミキ
サーに仕込み、次に蒸留水10部中にJP−506の
0.2部およびL−7001の0.1部を溶解させた溶
液を仕込み、回転数700rpmにて10分間攪拌し、
70℃において12時間乾燥した。流動性を付与させる
ために、このパウダーに打粉剤1部を添加し、210℃
に温度調節した粉末スラッシュ成形機にて表皮材を得
た。表皮の表面を顕微鏡にて観察すると、ピンホールは
全く発生していなかった。結果を表1に示す。
【0020】実施例4 実施例3により得られた粉末状の熱可塑性ポリウレタン
樹脂100部とステアリン酸亜鉛0.1部とステアリン
酸アルミニウムの1.9部とをMTIミキサーに仕込
み、次にメタノールの30%水溶液10部中にJP−5
08の0.2部およびL−7001の0.1部を溶解さ
せた溶液を仕込み、回転数700rpmにて10分間攪
拌し、70℃において12時間乾燥した。流動性を付与
させるために、このパウダーに打粉剤1部を添加し、2
10℃に温度調節した粉末スラッシュ成形機にて表皮材
を得た。表皮の表面を顕微鏡にて観察すると、ピンホー
ルは全く発生していなかった。結果を表1に示す。
【0021】実施例5 実施例3により得られた粉末状の熱可塑性ポリウレタン
樹脂100部とステアリン酸亜鉛0.1部とステアリン
酸アルミニウムの1.9部とをMTIミキサーに仕込
み、次に蒸留水10部中にJP−502の0.2部およ
びL−7001の0.1部を溶解させた溶液を仕込み、
回転数700rpmにて10分間攪拌し、70℃におい
て12時間乾燥した。流動性を付与させるために、この
パウダーに打粉剤1部を添加し、210℃に温度調節し
た粉末スラッシュ成形機にて表皮材を得た。表皮の表面
を顕微鏡にて観察すると、ピンホールは全く発生してい
なかった。結果を表1に示す。
【0022】実施例6 実施例3により得られた粉末状の熱可塑性ポリウレタン
樹脂100部とステアリン酸亜鉛0.4部とステアリン
酸アルミニウムの1.6部とをMTIミキサーに仕込
み、次に蒸留水10部中にJP−506の0.2部およ
びL−7001の0.1部を溶解させた溶液を仕込み、
回転数700rpmにて10分間攪拌し、70℃におい
て12時間乾燥した。流動性を付与させるために、この
パウダーに打粉剤1部を添加し、210℃に温度調節し
た粉末スラッシュ成形機にて表皮材を得た。表皮の表面
を顕微鏡にて観察すると、ピンホールは全く発生してい
なかった。結果を表1に示す。
【0023】実施例7 実施例3により得られた粉末状の熱可塑性ポリウレタン
樹脂100部とステアリン酸マグネシウム0.4部とス
テアリン酸アルミニウムの1.6部とをMTIミキサー
に仕込み、次に蒸留水10部中にJP−506の0.2
部およびL−7001の0.1部を溶解させた溶液を仕
込み、回転数700rpmにて10分間攪拌し、70℃
において12時間乾燥した。流動性を付与させるため
に、このパウダーに打粉剤1部を添加し、210℃に温
度調節した粉末スラッシュ成形機にて表皮材を得た。表
皮の表面を顕微鏡にて観察すると、ピンホールは全く発
生していなかった。結果を表2に示す。
【0024】実施例8 実施例3により得られた粉末状の熱可塑性ポリウレタン
樹脂100部とステアリン酸亜鉛0.1部とステアリン
酸アルミニウムの1.9部とをMTIミキサーに仕込
み、次に蒸留水10部中にJP−506の0.2部およ
びL−7602の0.1部を溶解させた溶液を仕込み、
回転数700rpmにて10分間攪拌し、70℃におい
て12時間乾燥した。流動性を付与させるために、この
パウダーに打粉剤1部を添加し、210℃に温度調節し
た粉末スラッシュ成形機にて表皮材を得た。表皮の表面
を顕微鏡にて観察すると、ピンホールは全く発生してい
なかった。結果を表2に示す。
【0025】実施例9 実施例3により得られた粉末状の熱可塑性ポリウレタン
樹脂100部とステアリン酸亜鉛0.1部とステアリン
酸アルミニウムの1.9部とをMTIミキサーに仕込
み、次に蒸留水10部中にJP−506の0.2部およ
びL−7001の0.3部を溶解させた溶液を仕込み、
回転数700rpmにて10分間攪拌し、70℃におい
て12時間乾燥した。流動性を付与させるために、この
パウダーに打粉剤1部を添加し、210℃に温度調節し
た粉末スラッシュ成形機にて表皮材を得た。表皮の表面
を顕微鏡にて観察すると、ピンホールは全く発生してい
なかった。結果を表2に示す。
【0026】実施例10 実施例3により得られた粉末状の熱可塑性ポリウレタン
樹脂100部とステアリン酸マグネシウム0.4部とス
テアリン酸アルミニウムの1.6部とをMTIミキサー
に仕込み、次に蒸留水10部中にJP−506の0.4
部およびL−7602の0.1部を溶解させた溶液を仕
込み、回転数700rpmにて10分間攪拌し、70℃
において12時間乾燥した。流動性を付与させるため
に、このパウダーに打粉剤1部を添加し、210℃に温
度調節した粉末スラッシュ成形機にて表皮材を得た。表
皮の表面を顕微鏡にて観察すると、ピンホールは全く発
生していなかった。結果を表2に示す。
【0027】実施例11 実施例3により得られた粉末状の熱可塑性ポリウレタン
樹脂100部とラウリン酸亜鉛0.1部とステアリン酸
アルミニウムの1.9部とをMTIミキサーに仕込み、
次に蒸留水10部中にJP−506の0.2部およびL
−7001の0.1部を溶解させた溶液を仕込み、回転
数700rpmにて10分間攪拌し、70℃において1
2時間乾燥した。流動性を付与させるために、このパウ
ダーに打粉剤1部を添加し、210℃に温度調節した粉
末スラッシュ成形機にて表皮材を得た。表皮の表面を顕
微鏡にて観察すると、ピンホールは全く発生していなか
った。結果を表2に示す。
【0028】実施例12 実施例3により得られた粉末状の熱可塑性ポリウレタン
樹脂100部とステアリン酸アルミニウムの2.0部と
をMTIミキサーに仕込み、次に蒸留水10部中にJP
−506の0.2部およびL−7001の0.1部を溶
解させた溶液を仕込み、回転数700rpmにて10分
間攪拌し、70℃において12時間乾燥した。流動性を
付与させるために、このパウダーに打粉剤1部を添加
し、210℃に温度調節した粉末スラッシュ成形機にて
表皮材を得た。表皮の表面を顕微鏡にて観察すると、ピ
ンホールは全く発生していなかった。結果を表2に示
す。
【0029】比較例1 熱可塑性ポリウレタン樹脂Aを液体窒素を用いて−14
0℃に冷却し、衝撃微粉砕機により微粉末とし、粉末状
の熱可塑性ポリウレタン樹脂を得た。収率は250μm
パスで50%であった。流動性を付与させるために、こ
のパウダーに打粉剤1部を添加し、210℃に温度調節
した粉末スラッシュ成形機にて表皮材を得ることを試み
た。しかしながら、金型から表皮材を離型することは困
難であった。そのため、金型にフッ素系外部離型剤を塗
布した後、スラッシュ成形を行い、熱可塑性ポリウレタ
ン樹脂表皮材を得た。表皮の表面を顕微鏡にて観察する
と、無数のピンホールが発生していた。結果を表3に示
す。
【0030】比較例2 熱可塑性ポリウレタン樹脂Bを液体窒素を用いて−14
0℃に冷却し、衝撃微粉砕機により微粉末とし、粉末状
の熱可塑性ポリウレタン樹脂を得た。収率は250μm
パスで56%であった。流動性を付与させるために、こ
のパウダーに打粉剤1部を添加し、210℃に温度調節
した粉末スラッシュ成形機にて表皮材を得ることを試み
た。しかしながら、金型から表皮材を離型することは困
難であった。そのため、金型へフッ素系外部離型剤を塗
布し、スラッシュ成形を行い、表皮材を得た。表皮の表
面を顕微鏡にて観察すると、無数のピンホールが発生し
ていた。結果を表3に示す。
【0031】比較例3 実施例3により得られた粉末状の熱可塑性ポリウレタン
樹脂100部とステアリン酸亜鉛0.1部とステアリン
酸アルミニウムの1.9部とをMTIミキサーに仕込
み、次に蒸留水10部中にJP−506の0.2部を溶
解させた溶液を仕込み、回転数700rpmにて10分
間攪拌し、70℃において12時間乾燥した。流動性を
付与させるために、このパウダーに打粉剤1部を添加
し、210℃に温度調節した粉末スラッシュ成形機にて
表皮材を得ることを試みた。しかしながら、金型から表
皮材を離型することは困難であった。そのため、金型へ
フッ素系外部離型剤を塗布し、スラッシュ成形を行い、
表皮材を得た。表皮の表面を顕微鏡にて観察すると、ピ
ンホールは全く発生していなかった。結果を表3に示
す。
【0032】比較例4 実施例3により得られた粉末状の熱可塑性ポリウレタン
樹脂100部とステアリン酸亜鉛0.1部とステアリン
酸アルミニウムの1.9部とをMTIミキサーに仕込
み、次に蒸留水10部中にL−7001の0.1部を溶
解させた溶液を仕込み、回転数700rpmにて10分
間攪拌し、70℃において12時間乾燥した。流動性を
付与させるために、このパウダーに打粉剤1部を添加
し、210℃に温度調節した粉末スラッシュ成形機にて
表皮材を得た。この実験例では、シリコーン系界面活性
材とステアリン酸金属塩とを用いているため、金型より
の離型性は実施例と同様問題なかった。しかし、表皮の
表面を顕微鏡にて観察すると、多くのピンホールが発生
していた。さらに、得られた表皮材の耐熱性試験、耐光
性試験では、試験片が劣化して、強度が小さくなり、試
験機に取り付けることができなかった。結果を表3に示
す。
【0033】比較例5 実施例3により得られた粉末状の熱可塑性ポリウレタン
樹脂100部とステアリン酸亜鉛0.1部とステアリン
酸アルミニウムの1.9部とをMTIミキサーに仕込
み、回転数700rpmにて10分間攪拌後、打粉剤1
部を添加し、210℃に温度調節した粉末スラッシュ成
形機にて表皮材を得ることを試みた。しかしながら、金
型から表皮材を離型することは困難であった。そのた
め、金型へフッ素系外部離型剤を塗布し、スラッシュ成
形を行い、表皮材を得た。表皮の表面を顕微鏡にて観察
すると、多くのピンホールが発生していた。得られた表
皮材の耐熱性試験、耐光性試験では、試験片が劣化し
て、強度が小さくなり、試験機に取り付けることができ
なかった。結果を表3に示す。
【0034】表1および表2に示した物性の測定法を以
下に示す。 1)JIS K−6721に準じた。 2)JIS K−7311に準じた。 3)幅10cmに切ったスラッシュシートをバネ秤を用
いて引っ張り、離型に必要な力を測定した。表中の値
は、1cm当たりに換算したものである。 4)顕微鏡写真による100倍拡大の11cm×15c
m内に存在するピンホールの数。 5)ギヤオーブンにおいて120℃×500時間(ウレ
タンフォーム裏打ち)。 6)サンシャインウエザオメーターにおいて83℃×1
000時間(ウレタンフォーム裏打ち)。 7)恒温恒湿槽において50℃×95%RH×200時
間(ウレタンフォーム裏打ち)。
【0035】
【表1】
【0036】
【表2】
【0037】
【表3】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 綿貫 純一 神奈川県横浜市戸塚区上柏尾町565 (72)発明者 矢野 哲祥 神奈川県逗子市逗子7−1−13

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱可塑性ポリウレタン樹脂100重量部
    あたり、下記成分(a)を0.01〜5重量部、下記成
    分(b)を0.5〜10重量部、下記成分(c)を0.
    01〜5重量部含有することを特徴とする熱可塑性ポリ
    ウレタン樹脂組成物、(a)ポリジメチルシロキサン−
    ポリアルキレングリコールブロック共重合体型界面活性
    剤、(b)炭素数9〜50の脂肪酸金属塩の少なくとも
    1種類、(c)リン酸エステル系及び/又は亜リン酸エ
    ステル系化合物。
  2. 【請求項2】 スラッシュ成形用に粉末形状に加工した
    請求項1記載の熱可塑性ポリウレタン樹脂組成物。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の粉末形状のスラッシュ成
    形用熱可塑性ポリウレタン樹脂組成物よりつくられた表
    皮材。
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