JPH07278252A - 半硬質ポリウレタンフォ−ムの製造方法 - Google Patents

半硬質ポリウレタンフォ−ムの製造方法

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JPH07278252A
JPH07278252A JP6098225A JP9822594A JPH07278252A JP H07278252 A JPH07278252 A JP H07278252A JP 6098225 A JP6098225 A JP 6098225A JP 9822594 A JP9822594 A JP 9822594A JP H07278252 A JPH07278252 A JP H07278252A
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JP
Japan
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polyol
polyurethane foam
foam
mold
polyether polyol
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JP6098225A
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Tadaaki Yamazaki
忠明 山崎
Sadakatsu Yasui
貞勝 安井
Kosaburo Nagata
更三郎 永田
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Sanyo Chemical Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 ポリオールと有機ポリイソシアネートおよび
水とを、触媒の存在下で反応させて半硬質ウレタンフォ
ームを製造する方法において、ポリエーテルポリオー
ル、4以上の官能基数および水酸基1個当りの分子量1
000〜2000を有するポリエーテル中でエチレン性
不飽和単量体を重合して得られる重合体ポリオールおよ
びポリオキシプロピレンモノオールとを、(40〜9
0):(5〜30):(5〜30)の重量比で用いるこ
とを特徴とする半硬質ポリウレタンフォームの製造方
法。 【効果】 成形性やフォーム物性を悪化させることな
く、注入から脱型までの時間を1分まで短縮可能とし、
自動車のインストゥルメントパネル用パッド材を塩ビ表
皮、コアー材との一体成形発泡にて生産する上で、生産
性の大幅な向上、生産に必要な金型面数の削減が可能等
の大きな利点がある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、速硬化性半硬質ポリウ
レタンフォームの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半硬質ポリウレタンフォームは衝撃吸収
体として、きわめて優れた性質を有するため、自動車内
装材のインストゥルメントパネル用パッド材等に多く使
用されている。インストゥルメントパネル用パッド材の
多くは金型内に塩ビ表皮をセットし、その中に半硬質ポ
リウレタンフォーム原液を注入し硬化させる方法が一般
的である。最近、生産コストの低減を図る上で、ウレタ
ン原液を注入してから、1分以内に硬化が完了する速硬
化性の半硬質モールドウレタンフォーム原液の要望が強
い。この要望を満足する方法として、硬化を促進させる
ために3級アミン触媒を多く使用する;含窒素ポリオー
ルを使用する;ポリエーテルポリオール中でエチレン性
不飽和単量体を重合して得られる重合体ポリオールを使
用する(例えば特公平4−146916号公報);モノ
オールを使用する(例えば特公昭54−4397号、特
公平4−146916号各公報)等の方法が提案されて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の方法は一長一短がある。すなわち、3級アミン触媒を
多く使用する方法は、塩ビ表皮にアミン触媒が移行し、
脱ハロゲンが起こり塩ビ表皮が変色する欠点があり、ま
た含窒素ポリオールを多く使用すると、フォームの耐熱
老化テスト後の伸びが極端に低下する、或は型内の液流
れ性が極端に悪くなる等の弊害がある。さらに、特公平
4−146916号公報に提案されている重合体ポリオ
ールとモノオールを使用した場合は、硬化時間の短縮が
出来ない欠点がある。また、特公昭54−4397号公
報等に提案されているモノオールを使用した場合も、フ
ォームが崩壊したり、セル荒れを起こす欠点がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、これらの
問題点を解決し、下型内にセットされた塩ビ表皮内にウ
レタン原液を注入してから1分以内で硬化が完了し、耐
熱テストにも合格する半硬質ポリウレタンフォームの製
造に適した製法について鋭意検討した結果、本発明に到
達した。すなわち本発明は、ポリオール(A)と有機ポ
リイソシアネート(B)および発泡剤、その他の助剤類
の存在下に反応させて半硬質ポリウレタンフォームを製
造する方法において、(A)として、ポリエーテルポリ
オール(A1)、4以上の官能基数および水酸基1個当
りの分子量1000〜2000を有するポリエーテルポ
リオール(a)中でエチレン性不飽和単量体(b)を重
合して得られる重合体ポリオール(A2)およびポリオ
キシプロピレンモノオール(A3)からなり、(A1):
(A2):(A3)の重量比が(90〜40):(5〜3
0):(5〜30)であるポリオールを使用することを
特徴とする半硬質ポリウレタンフォームの製造方法であ
る。
【0005】本発明において使用するポリエーテルポリ
オール(A1)としては、例えば、アルコール類、アミ
ン類、アンモニア等のアルキレンオキサイド付加物が挙
げられる。さらに具体的にはエチレングリコール、プロ
ピレングリコール、1,4−ブタンジオール、グリセリ
ン、トリメチロールプロパン、ペンタエリスリトール、
等の多価アルコールのアルキレンオキサイド付加物、エ
チレンジアミン等のアルキレンオキサイド付加物等が挙
げられる。これらのポリエーテルポリオールは2種以上
併用しても良い。アルキレンオキサイドとしては、エチ
レンオキサイド(以下EOと略記)、プロピレンオキサ
イド(以下POと略記)、1,2−、1,4−、2,3
−ブチレンオキサイド等およびこれらの2種以上の併用
が挙げられる。これらのうち好ましいものは、POおよ
び/またはEOであり、併用の場合の付加形式はブロッ
クもしくはランダムの何れでもよく、末端部がEOのブ
ロック付加物である。
【0006】本発明において使用する重合体ポリオール
(A2)としては、4以上の官能基数および水酸基1個
当りの分子量1000〜2000を有するポリエーテル
ポリオール(a)中で、ラジカル開始剤存在下、エチレ
ン性不飽和単量体(b)[アクリロニトリル、スチレン
等のエチレン性不飽和単量体および/またはジメチルア
ミノエチル(メタ)アクリレート等のアミノ基含有エチ
レン性不飽和単量体]を重合し安定分散させたものが挙
げられる。該(b)として好ましいものは、アクリロニ
トリル、スチレン、ジメチルアミノエチルアクリレート
およびこれらの2種以上の併用が挙げられる。併用の場
合のジメチルアミノエチルアクリレートの量は5重量%
以上であることが好ましい。また、重合体ポリオール
(A2)中のエチレン性不飽和単量体の(共)重合体の
含量は通常50重量%以下である。
【0007】重合体ポリオール(A2)を構成するポリ
エーテルポリオール(a)としてはペンタエリスリトー
ル、ジグリセリン、ソルビトール、メチルグリコシド、
シュークローズ等の官能基数4以上の活性水素含有化合
物および、これらの化合物にグリセリン、プロピレング
リコール等の低官能基数の活性水素化合物を混合し、平
均官能基数4以上になるように調整された混合物等に、
水酸基1個当りの分子量が1000〜2000になるよ
うにアルキレンオキサイドを付加したものが挙げられ
る。(a)の官能基数が4未満で、活性水素1個当りの
分子量が2000を超えると、型内でのウレタンフォー
ムの初期硬化が遅く、型内からフォームを取り出す時に
指跡が残る問題が発生する。また、(a)の活性水素1
個当りの分子量が1000未満ではウレタンフォームを
形成するポリマーが剛直となり、フォームの伸びが低下
し、フォームに亀裂が入り易い等の問題が発生する。
【0008】本発明に使用するポリオキシプロピレンモ
ノオール(A3)としては、例えば、メタノール、エタ
ノール、プロパノール、ブタノール、2−エチルヘキシ
ルアルコール等の官能基数1の活性水素含有化合物のP
O付加物が挙げられる。
【0009】上記(A3)の水酸基価は通常20〜20
0、好ましくは20〜100である。(A3)の水酸基
価が20未満では、型内に注入したウレタンフォーム原
液の液流れ性が悪くなり、フォームにボイドが入り易く
成形不良の原因となる。一方、水酸基価が200を超え
ると、ウレタンフォームの強度が低下する。
【0010】ポリオール(A)中の(A1):(A2):
(A3)の重量比は、通常(90〜40):(5〜3
0):(5〜30)、好ましくは(80〜50):(1
0〜25):(10〜25)である。(A1)の比率が
90を超えると初期硬化が遅く、40未満ではフォーム
強度が低下する。(A2)の比率が5未満では初期硬化
が遅く、30を超えると型内の液流れ性が悪くなり、か
つ、フォームが硬くなりすぎる。また、(A3)の比率
が5未満では型内の液流れ性が著しく阻害され、30を
超えるとフォーム強度が低下する。
【0011】本発明に使用する有機イソシアネート
(B)としては、ポリウレタンに通常使用される公知の
もの、例えば炭素数(NCO基中の炭素数を除く)6〜
20の芳香族ポリイソシアネート[2,4−、2,6−
トリレンジイソシアネート(以下TDIと略記)、粗製
TDI、2,4’−、4,4’−ジフェニルメタンジイ
ソシアネート(以下MDIと略記)、粗製MDI、ポリ
アリールポリイソシアネート(PAPI)等];炭素数
2〜18の脂肪族イソシアネート[ヘキサメチレンジイ
ソシアネート、リジンジイソシアネート等];炭素数4
〜15の脂環式ポリイソシアネート[イソホロンジイソ
シアネート、ジシクロヘキシルジイソシアネート等];
これらのポリイソシアネートの変性物[ウレタン基、カ
ルボジイミド基、アロファネート基、ウレア基、ウレト
ジオン基、ビュウレット基、ウレトンイミン基、イソシ
アヌレート基、オキサゾリドン基含有変性物等];およ
びこれらの2種以上の併用が挙げられる。これらのうち
好ましいものは、変性MDIおよび/または粗製MDI
である。
【0012】本発明の方法によるポリウレタンフォーム
の製造においては、通常触媒を使用する。触媒として
は、ポリウレタンに通常使用される公知のもの、例えば
カルボン酸の金属塩[酢酸ナトリウム、オクチル酸鉛、
オクチル酸亜鉛、ナフテン酸コバルト、スタナスオクト
エート等];アルカリ金属もしくはアルカリ土類金属の
アルコキシドもしくはフェノキシド[ナトリウムメトキ
シド、ナトリウムフェノキシド等];3級アミン類[ト
リエチルアミン、トリエチレンジアミン、N−メチルモ
ルホリン、ジメチルアミノメチルフェノール、ピリジン
等];4級アンモニウム塩[テトラエチルアンモニウム
ハイドロオキサイド等];イミダゾール類[イミダゾー
ル、2−エチル−4−メチルイミダゾール等];スズ、
アンチモン等の金属を含有する有機金属化合物[テトラ
フェニルスズ、トリブチルアンチモンオキサイド等]等
が挙げられる。これらのうち好ましいものは、3級アミ
ン類、または3級アミン類とスズ、アンチモン、カルボ
ン酸の金属塩または有機金属化合物との併用である。
【0013】本発明においては発泡剤として水を通常単
独で使用するが、必要により塩化メチレン等の発泡剤を
併用することができる。発泡剤の量は特に限定されない
が、ポリオールの全量に対して通常10重量%以下、好
ましくは1〜5重量%である。
【0014】本発明の方法において、必要により整泡力
の比較的弱い整泡剤を使用することができる。具体例と
しては東レ・ダウコーニング・シリコーン(株)製のS
RX−274C、SRX−253、日本ユニカー(株)
製のLー3600、Y−4347等のジメチルシロキサ
ン系整泡剤が挙げられる。
【0015】本発明の方法において、必要により鎖延長
剤および/または架橋剤を使用することができる。鎖延
長剤および/または架橋剤としては、ポリウレタンに通
常使用できるものが用いられ、具体例としては、エチレ
ングリコール、ジエタノールアミン、トリエタノールア
ミン、グリセリン、トリメチロールプロパン、D−ソル
ビット等もしくは、ジエタノールアミン、トリエタノー
ルアミン、ジエチレントリアミン等のPOおよび/また
はEO付加物等が挙げられる。
【0016】本発明における半硬質ポリウレタンフォー
ムの生産方式は金型の下型に塩ビ表皮をセットした上に
ポリウレタンフォーム原液をオープン注入した後、上型
を閉じキュアーする「オープン注入方式」および下型に
塩ビ表皮をセットした後上型を閉じ、上型の注入口から
ポリウレタンフォーム原液を注入しキュアーする「クロ
ーズド注入方式」が一般的であるが、好ましいのは「ク
ローズド注入方式」である。
【0017】
【実施例】以下、実施例により本発明をさらに説明する
が、本発明はこれにより限定されるものではない。な
お、実施例および比較例中の発泡処方欄の数字は重量部
を示す。
【0018】実施例1〜6および比較例1〜5 表1および表2に示した発泡処方に従って、金型内でポ
リウレタンフォームを発泡し、金型から取り出して、一
昼夜放置後ポリウレタンフォームを切断して、その物性
を測定した。その結果を表1および表2に示す。なお、
表1および表2における[使用原料]、[発泡条件]、
[発泡挙動のチェック方法]および[ポリウレタンフォ
ームの物性の測定方法]は下記のとおりである。 [使用原料]ポリエーテルポリオール(A1)−1:グ
リセリンのPO/EOブロック付加物、分子量500
0。 ポリエーテルポリオール(A1)−2:ジメチルアミノ
プロピルアミンのPO/EOブロック付加物、分子量4
000。 ポリエーテルポリオール(A1)−3:シュークローズ
およびグリセリンを混合し、官能基数5となるように調
整された混合物のPO/EOブロック付加物、分子量7
000。 重合体ポリオール(A2)−1:上記ポリエーテルポリ
オール(A1)−1の80部中で2,2’−アゾビス
(イソブチロニトリル)1部の存在下、アクリロニトリ
ル20部を重合し分散させたもの。 重合体ポリオール(A2)−2:上記ポリエーテルポリ
オール(A1)−3の80部中で2,2’−アゾビス
(イソブチロニトリル)1部の存在下、アクリロニトリ
ル16部およびスチレン4部からなる単量体混合物を共
重合し分散させたもの。 重合体ポリオール(A2)−3:上記ポリエーテルポリ
オール(A1)−3の80部中で2,2’−アゾビス
(2,4−ジメチルバレロニトリル)1部の存在下、ジ
メチルアミノエチルアクリレート20部を重合し分散さ
せたもの。 ポリオキシプロピレンモノオール(A3)−1:ブタノ
ールのPO付加物、分子量1200。 ポリオキシプロピレンモノオール(A3)−2:ブタノ
ールのPO付加物、分子量3500。 ポリオキシプロピレンモノオール(A3)−3:ブタノ
ールのPO付加物、分子量250。 触媒−A:トリエチルアミン 触媒−B:東ソー(株)製「TEDA−L33」 触媒−C:東ソー(株)製「TOYOCAT−ET」 架橋剤−A:ジエタノールアミン CE−963:日本ポリウレタン工業(株)社製、NC
O含量28%の変性MDI。 [発泡条件] 金型形状A:200×200×10(t)mm(温水循
環式温調機付) 金型形状B:100(w)×400(L)×10(t)
mm 金型材質 :鉄 金型温度 :40±2℃ ミキシング方法:ハンドミキシング 原料温度 :25±2℃ 注入−脱型時間:型温40±2℃×1分 [発泡挙動のチェック方法] CT :1リットル容器に原液を注入しフリー発泡
させ、攪拌始めから、原液が発泡しフォームが盛り上が
り始めるまでの時間(秒)。 GT−1 :1リットル容器に原液を注入しフリー発泡
させ、フォーム上部に針金を当て糸引き状態が始まる時
間(秒)。 GT−2 :1リットル容器に原液を注入しフリー発泡
させ、フォーム上部に針金を当て糸引き状態がなくなる
時間(秒)。 RT :1リットル容器に原液を注入しフリー発泡
させ、発泡が終了した時間(秒)。 キュアー性の判定:金型形状Aを用いて、1分で脱型し
た直後にフォームの4隅を爪で押え、爪跡が残らないも
のをキュアー性良と判定。表1〜2では5段階評価で判
定しており、5−最良、3−良、1−不可として表示。 流れ性の判定:金型形状Bを用いて、一定量ウレタン原
液を注入し、流れる距離を測定し、流れ距離の長い方が
流れ性良と判定。表1〜2では、実施例3を100とし
た場合の百分率として表示。 [ポリウレタンフォームの物性の測定方法]ポリウレタ
ンフォームの物性の測定方法および単位を以下に示す。 全密度、フリー密度:測定方法はJIS K6401、
単位はKg/m3。 引張強度 :測定方法はJIS K6401、単位は
Kg/cm2。 伸び :測定方法はJIS K6401、単位は
%。 引裂強度 :測定方法はJIS K6401、単位は
Kg/cm。 脱型C硬度 :測定方法はショアーC硬度計にて測定。
単位はなし。金型形状Aを用いて成形し、1分で脱型し
た直後に測定。 最終C硬度 :測定方法はショアーC硬度計にて測定。
単位はなし。金型形状Aを用いて成形したサンプルを、
1日間標準条件下にて放置後、測定。 耐熱テストA:塩ビ表皮とポリウレタンフォームを一体
成形したサンプルを、110℃のオーブン中に400時
間放置後、耐熱テスト前、後の塩ビ表皮の伸びを測定。
耐熱前の伸びを100とした場合の耐熱後の伸びの百分
率として表示。 耐熱テストB:ポリウレタンフォーム単独で成形したサ
ンプルを110℃のオーブン中に400時間放置後、耐
熱テスト前、後のフォームの伸びを測定。耐熱前の伸び
を100とした場合の耐熱後の伸びの百分率として表
示。
【0019】
【表1】
【0020】
【表2】
【0021】表1および表2から判るように本発明の方
法を用いることにより、フォーム物性、耐熱性、成形性
の低下等を低下させることなく、注入から脱型までの時
間を1分程度に短縮することが可能となる。
【0022】
【発明の効果】本発明の半硬質ポリウレタンフォームの
製造方法は、成形性やフォーム物性を悪化させることな
く、注入から脱型までの時間を1分程度まで短縮を可能
とし、自動車のインストゥルメントパネル用パッド材を
塩ビ表皮、コアー材との一体成形発泡にて生産する上
で、生産性の大幅な向上、生産に必要な金型面数の削減
が可能となる等の大きな利点がある。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ポリオール(A)と有機ポリイソシアネー
    ト(B)および発泡剤、その他の助剤類の存在下に反応
    させて半硬質ポリウレタンフォームを製造する方法にお
    いて、(A)として、ポリエーテルポリオール
    (A1)、4以上の官能基数および水酸基1個当りの分
    子量1000〜2000を有するポリエーテルポリオー
    ル(a)中でエチレン性不飽和単量体(b)を重合して
    得られる重合体ポリオール(A2)およびポリオキシプ
    ロピレンモノオール(A3)からなり、(A1):
    (A2):(A3)の重量比が(90〜40):(5〜3
    0):(5〜30)であるポリオールを使用することを
    特徴とする半硬質ポリウレタンフォームの製造方法。
  2. 【請求項2】(b)の少なくとも5重量%がアミノ基含
    有エチレン性不飽和単量体(b1)である請求項1記載
    の製造方法。
  3. 【請求項3】(b1)がジメチルアミノエチル(メタ)
    アクリレートである請求項2記載の製造方法。
  4. 【請求項4】(A3)が20〜200の水酸基価を有す
    るポリオキシプロピレンモノオールである請求項1〜3
    いずれか記載の製造方法。
JP6098225A 1994-04-11 1994-04-11 半硬質ポリウレタンフォ−ムの製造方法 Pending JPH07278252A (ja)

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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH04146916A (ja) * 1990-10-08 1992-05-20 Sanyo Chem Ind Ltd 軟質ポリウレタンフォームの製法
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