JPH0727670Y2 - 線状材等の保持構造 - Google Patents
線状材等の保持構造Info
- Publication number
- JPH0727670Y2 JPH0727670Y2 JP1987132113U JP13211387U JPH0727670Y2 JP H0727670 Y2 JPH0727670 Y2 JP H0727670Y2 JP 1987132113 U JP1987132113 U JP 1987132113U JP 13211387 U JP13211387 U JP 13211387U JP H0727670 Y2 JPH0727670 Y2 JP H0727670Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rib
- lead wire
- holding
- hook portion
- holding structure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Insertion, Bundling And Securing Of Wires For Electric Apparatuses (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、線状材、リード線、ケーブル、コード等の保
持構造に関するものである。
持構造に関するものである。
[従来の技術] 第6図乃至第8図は、線状材を固定保持する構造の従来
例を示すものである。
例を示すものである。
第6図は、基体201に先端に抜け止め部203を形成した保
持具202が互に相対向して保持構造を形成している。
持具202が互に相対向して保持構造を形成している。
リード線204は、上記保持具202上面から挿入することに
より固定保持される。
より固定保持される。
第7図は、基体201に垂設した壁面205a先端に、前記基
体201に水平な壁面205bを一体に形成した保持具205を、
所定距離側方に隔てて相対向して配置することにより保
持構造を形成している。リード線204は、保持具205間に
保持され、上記保持具205の壁面205aにより垂れ下がり
及び浮き上がりが防止されるとともに、壁面205bにより
保持具205から外されることが防止されている。
体201に水平な壁面205bを一体に形成した保持具205を、
所定距離側方に隔てて相対向して配置することにより保
持構造を形成している。リード線204は、保持具205間に
保持され、上記保持具205の壁面205aにより垂れ下がり
及び浮き上がりが防止されるとともに、壁面205bにより
保持具205から外されることが防止されている。
第8図は、基体201に弾性を有するフック部206と、リブ
207とで保持構造を形成している。
207とで保持構造を形成している。
リード線204は、前記フック部206の開口部を弾性変形さ
せながら挿入し、フック部206底面とリブ207とで保持さ
れる。
せながら挿入し、フック部206底面とリブ207とで保持さ
れる。
[考案が解決しようとする問題点] しかしながら、上記構成の線状材の保持構造には、次の
ような問題点がある。
ような問題点がある。
すなわち、第6図における保持構造においては、リード
線204を嵌め付け易くするためある程度保持部202の脚部
を長くする必要が有り、そのため、抜け止め部とリード
線204との間に隙間が生じ、作業中誤ってリード線204を
引っ掛けてしまうとリード線204にずれが生じてしまい
リード線204を安定的に保持できないといった問題点が
あった。
線204を嵌め付け易くするためある程度保持部202の脚部
を長くする必要が有り、そのため、抜け止め部とリード
線204との間に隙間が生じ、作業中誤ってリード線204を
引っ掛けてしまうとリード線204にずれが生じてしまい
リード線204を安定的に保持できないといった問題点が
あった。
また、第7図においてもその保持構造が完全に固定保持
できる構成ではないので、リード線を引っ掛けたときに
ずれ、外れが生じる問題点がある。
できる構成ではないので、リード線を引っ掛けたときに
ずれ、外れが生じる問題点がある。
さらに第8図においては、リード線204が、弾性を有す
るフック206の開口部方向に引っ張られると、リード線2
04はリブ207を簡単に乗り越えてしまい、コードを常に
安定的に保持できないといった問題があった。
るフック206の開口部方向に引っ張られると、リード線2
04はリブ207を簡単に乗り越えてしまい、コードを常に
安定的に保持できないといった問題があった。
[本考案の目的] 本考案は、上述の問題点に鑑みなされたものであり、そ
の目的は、外れ、弛み、ずれ及び線状材の損傷を防止
し、且つ組付けが容易で、構成の簡単な保持構造を提供
せんとするものである。
の目的は、外れ、弛み、ずれ及び線状材の損傷を防止
し、且つ組付けが容易で、構成の簡単な保持構造を提供
せんとするものである。
[問題点を解決するための手段] 上記目的を達成するため、本考案は線状材等を保持する
保持部が形成された基体における線状材等の保持構造に
おいて、保持部が、傾斜部を有するリブと、リブの所定
距離側方にあって、先端にリブの傾斜部に対向して鉤部
が形成され、且つ、リブの傾斜部から離間する方向に復
元可能に弾性変形可能に形成されたフック部とからな
り、フック部と傾斜部とで線状材等を拘束して保持する
ようにした線状材等の保持構造とした。
保持部が形成された基体における線状材等の保持構造に
おいて、保持部が、傾斜部を有するリブと、リブの所定
距離側方にあって、先端にリブの傾斜部に対向して鉤部
が形成され、且つ、リブの傾斜部から離間する方向に復
元可能に弾性変形可能に形成されたフック部とからな
り、フック部と傾斜部とで線状材等を拘束して保持する
ようにした線状材等の保持構造とした。
[実施例] 以下、本考案の具体的な実施例を図面に基づき具体的に
説明する。
説明する。
図において、1は基体であり、該基体1上には、リード
線5をクランプする先端に鉤部6が形成されているフッ
ク部2と、該フック部2の所定距離側方に、リード線5
の垂れ下がり及び上記フック部2からの抜けを防止する
ための、傾斜部7を有するリブ3が立設されている。
線5をクランプする先端に鉤部6が形成されているフッ
ク部2と、該フック部2の所定距離側方に、リード線5
の垂れ下がり及び上記フック部2からの抜けを防止する
ための、傾斜部7を有するリブ3が立設されている。
4は、上記フック部2、リブ3のそれぞれ側方に立設さ
れたリード線5の垂れ下がりを防止するリブである。
れたリード線5の垂れ下がりを防止するリブである。
以下、上述のように構成されたリード線5の保持構造の
作用について記載する。
作用について記載する。
リード線5をリブ3の傾斜部7に当接し、第2図及び第
3図に示されるように、斜め下方に折曲させながら引押
しフック2の鉤部6にクランプする。
3図に示されるように、斜め下方に折曲させながら引押
しフック2の鉤部6にクランプする。
この状態で、リード線5は、上記のように折曲げられて
保持されるので、フック部2、リブ3の間でクランク状
となり左右方向、及び上下方向へのずれが防止される。
保持されるので、フック部2、リブ3の間でクランク状
となり左右方向、及び上下方向へのずれが防止される。
また、このときリード線5は、第4図に示されるように
フック部2の鉤部6とリブ3の傾斜部7により抱持され
ているため、リード線5がフック部2より外れることは
防止される。
フック部2の鉤部6とリブ3の傾斜部7により抱持され
ているため、リード線5がフック部2より外れることは
防止される。
第5図は、本考案の別の実施例を示すものである。
上述の実施例では、傾斜部7を有するリブ3は1つしか
設けられていないが、本例では、フック2を中心に左右
2ケ所にリブ103を設けた。これにより、リード線をさ
らに強固に保持することができる。
設けられていないが、本例では、フック2を中心に左右
2ケ所にリブ103を設けた。これにより、リード線をさ
らに強固に保持することができる。
以上、本考案に従う1実施例として電気機器のリード線
の保持構造を例にとって説明してきたが、これは文字通
りの例示であって、本考案はかかる具体例にのみ限定し
て解釈されるものではない。
の保持構造を例にとって説明してきたが、これは文字通
りの例示であって、本考案はかかる具体例にのみ限定し
て解釈されるものではない。
例えば、上記の保持構造を用いて通常の紐、ロープなど
を保持することも当然可能であり、その効果も上記効果
と同様なこともいうまでもない。
を保持することも当然可能であり、その効果も上記効果
と同様なこともいうまでもない。
その他、一々列挙しないが、本考案は、当業者の知識に
基づいて種々なる変更、修正、改良等を加えた態様にお
いて実施され得るものであり、そのような実施態様が、
本考案の趣旨を逸脱しない限りにおいて、何れも本考案
の範囲内に含まれるものであることは、言うまでもない
ことである。
基づいて種々なる変更、修正、改良等を加えた態様にお
いて実施され得るものであり、そのような実施態様が、
本考案の趣旨を逸脱しない限りにおいて、何れも本考案
の範囲内に含まれるものであることは、言うまでもない
ことである。
[効果] 従って本考案の構成によれば、線状材、リード線、コー
ド、ワイヤー等は基体に設けられたフック部と傾斜部を
有するリブとによって保持されるため、線状材を損傷な
く組付けでき、且つ、誤って線状材を引っ掛けたり、引
っ張っても、ずれ、外れ、弛みが生じることはなく安定
的に保持できる。
ド、ワイヤー等は基体に設けられたフック部と傾斜部を
有するリブとによって保持されるため、線状材を損傷な
く組付けでき、且つ、誤って線状材を引っ掛けたり、引
っ張っても、ずれ、外れ、弛みが生じることはなく安定
的に保持できる。
また、線状材の組付けが容易であり、構成も極めて容易
であるため大きなスペースを確保する必要はなく、特に
電気機器などその収納面積に比して多量のコード、ワイ
ヤーケーブル等を使用する部品には、多大な効果を奏す
る。
であるため大きなスペースを確保する必要はなく、特に
電気機器などその収納面積に比して多量のコード、ワイ
ヤーケーブル等を使用する部品には、多大な効果を奏す
る。
第1図は、本考案にかかわる保持構造の斜視図、 第2図は、その平面図、 第3図は、その正面図、 第4図は、その側面図、 第5図は、本考案の別の実施例にかかわる保持構造の斜
視図。 第6図乃至第8図は、従来の保持構造にかかわる斜視図
である。 1……基体 2……フック部 3……リブ 5……線状材
視図。 第6図乃至第8図は、従来の保持構造にかかわる斜視図
である。 1……基体 2……フック部 3……リブ 5……線状材
Claims (1)
- 【請求項1】線状材等を保持する保持部が形成された基
体における線状材等の保持構造において、 保持部が、傾斜部を有するリブと、リブの所定距離側方
にあって、先端にリブの傾斜部に対向して鉤部が形成さ
れ、且つ、リブの傾斜部から離間する方向に復元可能に
弾性変形可能に形成されたフック部とからなり、フック
部と傾斜部とで線状材等を拘束して保持するようにした
ことを特徴とする線状材等の保持構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987132113U JPH0727670Y2 (ja) | 1987-08-29 | 1987-08-29 | 線状材等の保持構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987132113U JPH0727670Y2 (ja) | 1987-08-29 | 1987-08-29 | 線状材等の保持構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6437092U JPS6437092U (ja) | 1989-03-06 |
JPH0727670Y2 true JPH0727670Y2 (ja) | 1995-06-21 |
Family
ID=31388780
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987132113U Expired - Lifetime JPH0727670Y2 (ja) | 1987-08-29 | 1987-08-29 | 線状材等の保持構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0727670Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH051596Y2 (ja) * | 1986-12-17 | 1993-01-14 | ||
JP5593494B2 (ja) * | 2010-07-27 | 2014-09-24 | 株式会社浅間製作所 | 接続配線の取付構造 |
JP5199410B2 (ja) * | 2011-02-17 | 2013-05-15 | シャープ株式会社 | 空気調和機 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS525278U (ja) * | 1975-06-27 | 1977-01-14 |
-
1987
- 1987-08-29 JP JP1987132113U patent/JPH0727670Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6437092U (ja) | 1989-03-06 |
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