JPH0634481Y2 - 吊下げ材の吊下げ構造 - Google Patents

吊下げ材の吊下げ構造

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JPH0634481Y2
JPH0634481Y2 JP40224290U JP40224290U JPH0634481Y2 JP H0634481 Y2 JPH0634481 Y2 JP H0634481Y2 JP 40224290 U JP40224290 U JP 40224290U JP 40224290 U JP40224290 U JP 40224290U JP H0634481 Y2 JPH0634481 Y2 JP H0634481Y2
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suspender
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昭八 清水
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Mirai Kogyo KK
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、コンクリート天井壁
下方に設けられた吊り具の挿通孔に、ワンタッチで簡単
に吊下げ材を吊り下げることができる吊下げ構造に関す
る。
【0002】
【従来技術】従来、吊り具に吊下げ材を吊り下げる構造
としては、図17に示すように、吊下げ材60の引掛部
61を挿通させる挿通孔を有し、天井に固定された吊り
具50と、吊り具50の挿通孔に挿通する引掛部61を
有し、逆L字形で引掛部61に雄ねじが形成された吊下
げ材60とにより、吊下げ材60の引掛部61を吊り具
50の挿通孔に挿通させ、雄ねじにナット62を螺着す
ることにより吊下げ材60を吊り具50の挿通孔から抜
け止め状態にしていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の吊下げ構造は、吊下げ材の雄ねじにナットを
螺着するのに吊り具が固定された天井付近まで登って作
業しなければならないので作業がしずらい上に、天井面
がナットを締め付ける作業の邪魔となって作業が大変面
倒であるという問題があった。また、作業者は別物品で
あるナットを作業中に落として紛失しやすい等の問題が
あった。
【0004】この考案はこのような事情に鑑みなされた
ものであり、請求項1、2記載の考案は、吊り具の挿通
孔に吊下げ材をワンタッチで吊り下げることができ、ま
た天井付近まで登らなくても吊下げ材の吊り下げ作業を
進めることができ、作業の面倒さを解消することができ
る吊下げ構造を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】すなわち、請求項1記載
の考案に係る吊下げ構造は、『コンクリート天井壁下方
に設けられた吊り具の挿通孔に吊下げ材を吊り下げる吊
下げ構造であって、 吊下げ材は一端に引掛部を有し、 引掛部には一端が固着され、他端が縮退可能なばね部材
が設けられ、 ばね部材の他端を縮退させて引掛部を挿通孔に挿通させ
た後、ばね部材の自己復帰によりばね部材の他端を挿通
孔周辺へ突出させることにより、引掛部を挿通孔から抜
け止め状態にして吊下げ材を吊り具に吊り下げる』こと
を特徴とするものである。
【0006】また、請求項2記載の考案に係る吊下げ構
造は、『コンクリート天井壁下方に設けられた吊り具の
挿通孔に吊下げ材を吊り下げる吊下げ構造であって、 挿通孔は非真円形状に形成され、 吊下げ材は一端に引掛部を有し、 引掛部は、基端側に挿通孔に支持される支持部分を有
し、先端側に支持部分の外面より外方に突出する突出体
を備え、挿通孔に対して吊下げ材を傾斜させた状態にお
いてのみ挿通孔に挿通可能な抜止部分を有し、 吊下げ材を傾斜させて挿通孔に抜止部分を挿通通過させ
て支持部分を支持させた後、吊下げ材を垂下させて抜止
部分の突出体を挿通孔周縁に臨むように配置することに
より、引掛部を挿通孔から抜け止め状態にして吊下げ材
を吊り具に吊り下げる』ことを特徴とするものである。
【0007】
【作用】請求項1記載の考案に係る吊下げ構造にあって
は、吊り具の挿通孔に吊下げ材の引掛部をばね部材の他
端を縮退させて挿通させ、挿通後、縮閉又は後退した状
態にあったばね部材がそれ自身の弾性によって自己復帰
し、ばね部材の他端が吊り具の挿通孔周辺に突出するこ
とにより、吊下げ材の引掛部が挿通孔から抜け止め状態
となり、吊り具に吊下げ材が吊り下げられるようになっ
ている。
【0008】また、請求項2記載の考案に係る吊下げ構
造にあっては、傾斜状態で吊り具の挿通孔に吊下げ材の
引掛部に設けられた抜止部分を挿通後、吊下げ材を垂下
させた状態に回動させれば、引掛部に設けられた支持部
分が吊り具の挿通孔に支持されるとともに、吊り具の非
真円形状に形成された挿通孔と、吊下げ材の引掛部に設
けられた抜止部分の突出体との位置がずれ、抜止部分の
突出体が挿通孔周縁に臨むように配置されて吊下げ材の
引掛部が挿通孔から抜け止め状態となり、吊り具に吊下
げ材が吊り下げられるようになっている。
【0009】
【実施例】以下、図面に示す実施例にしたがって請求項
1、2記載の考案について説明する。
【0010】図1〜図6は請求項1記載の考案に係る吊
下げ構造の実施例を示したものである。
【0011】図において、吊り具1は金属の板状に形成
され、金属製のデッキプレートあるいは木製の型枠に打
ち込むため、その先端に三角形状に尖らせた打ち込み部
11を有している。
【0012】打ち込み部11には吊下げ材2の引掛部2
1を挿通させる挿通孔12が設けられている。挿通孔1
2は吊下げ材2の引掛部21の外形状に合わせ、図1に
示す例では上部にへこみ14を有する円形状に形成さ
れ、図6に示す例では上部にへこみ14を有する角形状
に形成されている。この挿通孔12は、後述する吊下げ
材2の引掛部21に設けられたばね部材22を縮退させ
た状態で引掛部21が挿通可能な大きさに形成されるも
のであり、したがってばね部材22を縮退させた状態で
挿通させることができるものであればその形状は問わな
い。
【0013】吊り具1の中央には両側に突出した係止部
15が設けられている。この係止部15はデッキプレー
トあるいは型枠面に当接してデッキプレートあるいは型
枠に吊り具1を一定の深さに打ち込んで係止させること
ができるようになっている。また、吊り具1の頭部は逆
三角形状のアンダーカット部16が形成されている。こ
れによりコンクリート壁内に埋設されたときに吊り具1
が抜け止め状態となるようになっている。
【0014】なお、吊り具1の形態としては、吊下げ材
2の引掛部21を挿通させる挿通孔12を有したもので
あればよく、係止部15やアンダーカット部16の有無
は問わない。又、天井壁に取り付けられるものであれば
よく、打ち込み部11を有していなくてもよい。要する
に吊り具1は天井壁の下方に挿通孔12が設けられるも
のであればよい。
【0015】吊下げ材2は略直角に曲げ形成された逆L
字形の棒状体で形成され、吊り具1の挿通孔12に挿通
する引掛部21を有している。引掛部21には挿通孔1
2への挿通方向に沿って一端を固着し他端を浮かせた線
状のばね部材22が設けられている。図1及び図6に示
すように、ばね部材22は引掛部21の先端側に一端が
固着されている。固着されたばね部材22の一端は吊り
具1の挿通孔12に形成されたへこみ14に挿通し得る
ようになっている。
【0016】このようなばね部材22が設けられた引掛
部21は、図3に示すようにばね部材22の他端を浮か
せた状態から、図4に示すようにばね部材22の他端を
縮めた状態で吊り具1の挿通孔12に挿通し、挿通後は
図5に示すように、ばね部材22の他端が自己復帰によ
り吊り具の挿通孔周辺に突出して挿通孔12から抜け止
め状態となるようになっている。これにより図2に示す
ように、吊下げ材2は吊り具1に垂下した状態に取り付
けられるようになっている。
【0017】なお、ばね部材22は、線状のばね部材2
2の他、コイルスプリングであってもよく、要するに、
一端が引掛部に固着され、他端が吊り具の挿通孔周辺に
突出するものであればよい。
【0018】図7〜図16は請求項2記載の考案に係る
吊下げ構造の実施例を示したものである。
【0019】図において、吊り具1はデッキプレートあ
るいは型枠に打ち込まれる打ち込み部11を有し、打ち
込み部11には吊下げ材2の引掛部21を挿通させる挿
通孔12を有している。また、図1及び図6に示す実施
例と同様に係止部15及びアンダーカット部16を有し
ている。尚、図1及び図6に示す実施例と同様に吊り具
1の形態としては、吊下げ材2の引掛部21を挿通させ
る挿通孔12を有したものであればよく、係止部15や
アンダーカット部16の有無は問わない。又た、天井壁
に取り付けられるものであればよく、打ち込み部11を
有していなくてもよく、吊り具1は天井壁の下方に挿通
孔12が設けられるものであればよい。
【0020】この請求項2記載の吊下げ構造に使用され
る吊り具1にあっては、吊下げ材2の引掛部21を挿通
させる挿通孔12の一部に切欠13が形成されている。
図7に示す例では挿通孔12の中央上部に切欠13が形
成されている。また図10に示す例では挿通孔12の斜
め上部に切欠13が形成されている。また図13に示す
例では挿通孔12の斜め上部及び斜め下部に切欠13が
形成されている。
【0021】一方、吊下げ材2は略直角に曲げ形成され
た逆L字形の棒状体で形成され、吊り具1の挿通孔12
に挿通させる引掛部21を有し、引掛部21には、基端
側に挿通孔12に支持される支持部分21aを有し、先
端側に支持部分21aの外面より外方に突出する突出体
23を備えた抜止部分21bを有している。この抜止部
分21bは挿通孔12に対して吊下げ材2を傾斜させた
状態においてのみ挿通可能となっている。
【0022】すなわち、挿通孔12の中央上部に切欠1
3が形成されている図7に示す例では吊下げ材2の突出
体23は斜め上方に向けて引掛部21の抜止部分21b
外面に設けられ、挿通孔12の斜め上部に切欠13が形
成されている図10に示す例では吊下げ材2の突出体2
3は上方に向けて引掛部21の抜止部分21b外面に設
けられている。したがって、いずれの場合も、図8及び
図11の二点鎖線で示すように吊下げ材2が傾斜状態の
ときに吊り具1の挿通孔12に吊下げ材2の引掛部21
が挿通し得るようになっている。そして、挿通後は、図
8及び図11の矢印A方向に示すように吊下げ材2を垂
下させるように回動させることにより、吊り具1の挿通
孔12に設けられた切欠13と吊下げ材2の引掛部21
に設けられた抜止部分21bの突出体23との位置がず
れ、突出体23が挿通孔12周縁に臨むように配置さ
れ、吊下げ材2の引掛部21が挿通孔から抜け止め状態
となるようになっている。これにより、図9及び図12
に示すように吊り具1に吊下げ材2が吊り下げられるよ
うになっている。
【0023】同様に、図13に示す例では、斜め上部及
び斜め下部に切欠13が形成されている挿通孔12に対
して、図14に示すように吊下げ材2の突出体23は左
右両側方に向けて引掛部21の抜止部分21b外面に設
けられており、吊下げ材2が傾斜状態のときに吊り具1
の挿通孔12に吊下げ材2の引掛部21が挿通し得るよ
うになっている。そして、挿通後は、吊下げ材2を垂下
させるように回動させることにより、吊り具1の挿通孔
12に設けられた切欠13と吊下げ材2の引掛部21に
設けられた抜止部分21bの突出体23との位置がず
れ、突出体23が挿通孔12周縁に臨むように配置さ
れ、吊下げ材2の引掛部21が挿通孔から抜け止め状態
となり、吊り具1に吊下げ材2が吊り下げられるように
なっている。
【0024】なお、切欠13と突出体23とが設けられ
る位置については、図7、図10あるいは図13に示す
例に限られず、傾斜状態で吊り具1の挿通孔12に吊下
げ材2の引掛部21に設けられた抜止部分21bを挿通
し得るように相互に切欠13と突出体23とが対応して
設けられていればよい。
【0025】この請求項2記載の吊下げ構造にあって
は、傾斜状態で吊り具1の挿通孔12に吊下げ材2の引
掛部21に設けられた抜止部分21bを挿通し得るもの
であって、挿通後、吊下げ材2を垂下させた状態に回動
させたとき、引掛部21に設けられた支持部分21aが
吊り具1の挿通孔12に支持されるとともに、抜止部分
21bの突出体23が挿通孔12周縁に臨むように配置
されて吊下げ材2の引掛部21が挿通孔12から抜け止
め状態となるものであればよく、例えば、図15に示す
ように、挿通孔12には突起17が設けられ、吊下げ材
2の引掛部21には、前記突起17がはめ込まれる凹所
24が引掛部21の軸方向からさらに周方向に形成され
ていてもよい。この場合は、凹所24によって囲われる
引掛部21の先端側部分が抜止部分21bの突出体23
を形成し、凹所24の周方向に形成される部分が挿通孔
12に支持される支持部分21aとなっている。
【0026】また、図16に示すように、挿通孔12が
角孔に形成され、吊下げ材2の引掛部21が略S字形に
屈曲して、その先端が突出体23を形成し、吊下げ材2
を傾斜状態にして吊り具1の挿通孔12に吊下げ材2の
引掛部21を挿通させ、挿通後、吊下げ材2を垂下させ
るように回動させることにより、吊下げ材2の引掛部2
1に設けられた抜止部分21bの突出体23を挿通孔1
2周縁に臨ませ、吊下げ材2の引掛部21を挿通孔から
抜け止め状態となるものであってもよい。
【0027】このように請求項2記載の吊下げ構造にあ
っては、吊り具1の挿通孔12が非真円形状に形成され
ており、吊下げ材2の引掛部21には、支持部分21a
の外面より外方に突出する突出体23を備え、挿通孔1
2に対して吊下げ材2を傾斜させた状態においてのみ挿
通孔12に挿通可能な抜止部分12bを有したものであ
ればよい。なお、挿通孔12の非真円形状とは完全な円
以外のものであって、角孔、楕円孔に限らず、切欠の有
るもの無いものを問わない。
【考案の効果】以上説明したように、請求項1記載の考
案に係る吊下げ構造にあっては、吊下げ材の下方を持っ
て、吊り具の挿通孔に吊下げ材の引掛部を挿通させるこ
とにより、また、請求項2記載の考案に係る吊下げ構造
にあっては、吊下げ材の下方を持って、傾斜状態で吊り
具の挿通孔に吊下げ材の引掛部を挿通後、吊下げ材を垂
下させた状態に回動させることにより、吊り具への吊下
げ材の吊り下げ作業を簡単に行なうことができる。これ
により、ナットの螺着による従来の吊下げ材の吊り下げ
作業に比べ、天井付近まで登って作業しなければならな
い作業の面倒がなく、また、作業者がナットを作業中に
落として紛失してしまうといった問題を生じさせること
がなく、吊り下げ作業を効率よく進めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1記載の考案に係る吊下げ構造の一実施
例を示し、吊下げ材の吊り下げ前の状態を示す斜視図で
ある。
【図2】図1に示す実施例において、吊下げ材の吊り下
げ後の状態を示す斜視図である。
【図3】図1に示す実施例において、吊り具に吊下げ材
を吊り下げる過程を示した部分側断面図である。
【図4】図1に示す実施例において、吊り具に吊下げ材
を吊り下げる過程を示した部分側断面図である。
【図5】図1に示す実施例において、吊り具に吊下げ材
を吊り下げる過程を示した部分側断面図である。
【図6】図6図は請求項1記載の考案に係る吊下げ構造
の別の実施例を示し、吊下げ材の吊り下げ前の状態を示
す斜視図である。
【図7】請求項2記載の考案に係る吊下げ構造の一実施
例を示し、吊下げ材の吊り下げ前の状態を示す斜視図で
ある。
【図8】図7に示す実施例において、吊り具への吊下げ
材の吊り下げ手順を示す正面図である。
【図9】図7に示す実施例において、吊下げ材の吊り下
げ後の状態を示す斜視図である。
【図10】請求項2記載の考案に係る吊下げ構造の別の
実施例を示し、吊下げ材の吊り下げ前の状態を示す斜視
図である。
【図11】図10に示す実施例において、吊り具への吊
下げ材の吊り下げ手順を示す正面図である。
【図12】図10に示す実施例において、吊下げ材の吊
り下げ後の状態を示す斜視図である。
【図13】請求項2記載の考案に係る吊下げ構造の別の
実施例を示し、吊下げ材の吊り下げ前の状態を示す斜視
図である。
【図14】図13に示す実施例において、吊下げ材の引
掛部を示す断面図である。
【図15】請求項2記載の考案に係る吊下げ構造の別の
実施例を示し、吊下げ材の吊り下げ前の状態を示す斜視
図である。
【図16】請求項2記載の考案に係る吊下げ構造の別の
実施例を示し、吊下げ材の吊り下げ前の状態を示す斜視
図である。
【図17】従来の吊下げ構造を示す部分側断面図であ
る。
【符号の説明】
1 吊り具 2 吊下げ材 12 挿通孔 13 切欠 21 引掛部 21a 支持部分 21b 抜止部分 22 ばね部材 23 突出体

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンクリート天井壁下方に設けられた吊
    り具の挿通孔に吊下げ材を吊り下げる吊下げ構造であっ
    て、吊下げ材は一端に引掛部を有し、引掛部には一端が
    固着され、他端が縮退可能なばね部材が設けられ、ばね
    部材の他端を縮退させて引掛部を挿通孔に挿通させた
    後、ばね部材の自己復帰によりばね部材の他端を挿通孔
    周辺へ突出させることにより、引掛部を挿通孔から抜け
    止め状態にして吊下げ材を吊り具に吊り下げることを特
    徴とする吊下げ材の吊下げ構造。
  2. 【請求項2】 コンクリート天井壁下方に設けられた吊
    り具の挿通孔に吊下げ材を吊り下げる吊下げ構造であっ
    て、挿通孔は非真円形状に形成され、吊下げ材は一端に
    引掛部を有し、引掛部は、基端側に挿通孔に支持される
    支持部分を有し、先端側に支持部分の外面より外方に突
    出する突出体を備え、挿通孔に対して吊下げ材を傾斜さ
    せた状態においてのみ挿通孔に挿通可能な抜止部分を有
    し、 吊下げ材を傾斜させて挿通孔に抜止部分を挿通通過させ
    て支持部分を支持させた後、吊下げ材を垂下させて抜止
    部分の突出体を挿通孔周縁に臨むように配置することに
    より、引掛部を挿通孔から抜け止め状態にして吊下げ材
    を吊り具に吊り下げることを特徴とする吊下げ材の吊下
    げ構造。
JP40224290U 1990-12-27 1990-12-27 吊下げ材の吊下げ構造 Expired - Lifetime JPH0634481Y2 (ja)

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