JPS5914968Y2 - 照明器具 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は照明器具に関するもので、飾り筒の着脱を容
易に行うことができるとともに飾り筒の取付けを確実に
行うことができ、しかも外観を損うことがない照明器具
を提供することを目的とする。

この考案の一実施例を第１図ないし第５図に示す。

すなわち、この照明器具は第１図ないし第３図に示すよ
うに、底面と前面と両側面とに開口を有する箱形の器具
本体１と、この器具本体１の天面に下向きに取付けたラ
ンプソケット２と、このランプソケット２に装着される
Ｕ形蛍光ランプ３と、ランプソケット２およびＵ形蛍光
ランプ３の口金部３ａを包囲する円筒形ソケットカバー
４と、上端外周面に周溝５ａを有しＵ形蛍光ランプ３を
包囲した状態で円筒形ソケットカバー４に上端部が内嵌
されるガラス製乳白色の飾り筒５と、円筒形ソケットカ
バー４の内周面に取付けられて先端わん曲部５ａ、７ａ
が飾り筒５の周溝５ａに弾性嵌合することにより飾り筒
５に把持する飾り筒把持ばね６，７と、器具本体１の底
面開口を形成する断面Ｕ形矩形枠１ａに着脱自在に係止
されて飾り筒５を載置するとともに飾り筒５の下端の水
平方向の位置決めを行う飾り情愛け８とを備えている。

この場合、ランプソケット２は、円筒形ソケットカバー
４の器具本体取付用の底板４ａとソケット台９とを介し
て器具本体１の天面に取付けられている。

また、飾り情愛け８は、断面形状が溝形で飾り筒５の下
端縁に嵌着するリング状情愛は本体８ａとこのリング状
情愛は本体８ａから両側方向に延びて先端部が下向きに
屈曲したアーム部８ｂ、８Ｃとからなり、そのアーム部
８ｂ。

８Ｃの先端を器具本体１の底面開口を形成する断面Ｕ形
矩形枠１ａの両側の内側板の情愛は位置決め用の切欠１
ｂ、ｌｂに引掛けるようになっている。

なお、器具本体１の前面および両側面の開口にはそれぞ
れ透明パネル１０〜１２が嵌込まれている。

この照明器具における飾り筒５の取付けは、Ｕ形蛍光ラ
ンプ３をランプソケット２に装着したのち、飾り筒受け
８を器具本体１から取外した状態で第４図の矢印Ａで示
すように飾り筒５を持上げて底面開口から挿入し、飾り
筒５にＵ形蛍光ランプ３を通すとともに円筒形ソケット
カバー４に飾り筒５を内嵌させ、このときに飾り筒把持
ばね６゜７の先端わん曲部６ａ、７ａを飾り筒５の周溝
５ａに弾性嵌合させることにより飾り筒把持ばね６．７
で飾り筒５を把持して飾り筒５を仮止め状態にし、この
状態で第５図に示すように飾り筒受け８の一方のアーム
部８ｂを器具本体１の底面開口を形成する外面Ｕ形矩形
枠１ａの一側の内側板の切欠１ｂに引掛け、他方のアー
ム部８Ｃを矢印Ｂで示すように持上げてリング状情愛は
本体８ａを飾り筒５の下端に嵌込むとともにアーム部８
Ｃを矢印Ｃで示すように器具本体１の底面開口を形成す
る断面Ｕ形矩形枠１ａの他側の内側板の切欠１ｂに引掛
けることにより完了する。

なお、飾り筒５の取外しは、上記と逆の手順で行う。

このように、この実施例の照明器具は、飾り筒５の上端
を飾り筒把持ばね６，７で把持するとともに飾り筒５の
上端の水平方向の位置決めを行い、器具本体１の底面開
口を形成する断面Ｕ形矩形枠１ａに着脱自在に係止した
飾り筒受け８に飾り筒５を載置するとともに飾り筒５の
下端の水平方向の位置決めを行うようにしたため、飾り
筒５の着脱を容易に行うことぎできるとともに飾り筒５
の取付けを確実に行うことができ、外部から衝撃が加え
られてもとび上がって飾り筒５が落下することはない。

また、飾り筒５の取付けに止めねじ等を使用していない
ので、それらが飾り筒５等の外面に現われることがなく
、外観を損うことがない。

また、飾り筒受け８はリング状情愛は本体Ｒａ）−その
両佃１に延γＪ゛るアーム音ｌ５Ｒｈ）−かＡなるため
、Ｕ形蛍光ランプ３の光が下方に出ることを防げないと
いう利点がある。

なお、飾り筒５の上端内周面に周溝を形成してこの周溝
に保持ばねを弾性嵌合させてもよい。

また、周溝は単なる凹部でもよい。

また、保持ばねが十分強力であれば飾り筒５の周面に弾
装するだけでも飾り筒５を保持することができ、この場
合、接触面に滑り止め用のゴム等を取付けておけばいっ
そうよい。

以上のように、この考案の照明器具は、底面に開口を有
するとともに前面および両側面に透光性をもたせた箱形
の器具本体と、この器具本体の天面に下向きに取付けた
ランプソケットと、このランプソケットに装着されるＵ
形うンプと、前記ランプソケットを包囲する筒形ソケッ
トカバーと、前記Ｕ形うンプを包囲した状態で前記筒形
ソケットカバーに上端部が内嵌される飾り筒と、前記筒
形ソケットカバーの内部に取付けられて先端部が前記飾
り筒の上端部を弾性保持する飾り筒保持ばねと、前記器
具本体の底面開口縁の互いに対向する位置に上向きに設
けられた一対の切欠と、前記飾り筒の下端が嵌合する溝
形断面形状のリング状情愛は本体とその両側に延びて先
端が前記器具本体の前記切欠に係脱自在に係合する一対
のアーム部とからなる飾り筒受けとを備えているので、
飾り筒の着脱を容易に行えるとともに飾り筒を確実に固
定することができ、しかも外観を損うことがないという
効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの考案の一実施例の照明器具の飾り前取外し
時の斜視図、第２図は同じく飾り筒取付は時の一部破断
正面図、第３図は同じく飾り筒取付は時の底面図、第４
図および第５図はそれぞれ飾り筒の取付説明のための要
部断面図である。 １・・・・・・器具本体、２・・・・・・ランプソケッ
ト、３・・・・・・Ｕ形蛍光ランプ、４・・・・・・円
筒形ソケットカバー、５・・・・・・飾り筒、５ａ・・
・・・・周溝、６，７・・・・・・飾り筒把持ばね、８
・・・・・・飾り筒受け、８ａ・・・・・・リング状情
愛は本体、８ｂ、８Ｃ・・・・・・アーム部。

Claims (2)

【実用新案登録請求の範囲】
1. （１）底面に開口を有するとともに前面および両側面に
   透光性をもたせた箱形の器具本体と、この器具本体の天
   面に下向きに取り付けたランプソケットと、このランプ
   ソケットに装着されるＵ形うンプと、前記ランプソケッ
   トを包囲する筒形ソケットカバーと、前記Ｕ形うンプを
   包囲した状態で前記筒形ソケットカバーに上端部が内嵌
   される飾り筒と、前記筒形ソケットカバーの内部に取り
   付けられて先端部が前記飾り筒の上端部を弾性保持する
   飾り筒保持ばねと、前記器具本体の底面開口縁の互いに
   対抗する位置に上向きに設けられた一対の切欠と、前記
   飾り筒の下端が嵌合する溝形断面形状のリング状情愛は
   本体とその両側に延びて先端が前記器具本体の前記切欠
   に係脱自在に係合する一対のアーム部とからなる飾り情
   愛けとを備えた照明器具。
2. （２）前記飾り筒の上端周縁に凹部を設け、この凹部に
   前記飾り筒保持ばねの先端部を嵌合させている実用新案
   登録請求の範囲第（１）項記載の照明器具。