JPH0677110U - 照明器具 - Google Patents

照明器具

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JPH0677110U
JPH0677110U JP017928U JP1792893U JPH0677110U JP H0677110 U JPH0677110 U JP H0677110U JP 017928 U JP017928 U JP 017928U JP 1792893 U JP1792893 U JP 1792893U JP H0677110 U JPH0677110 U JP H0677110U
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instrument body
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幸二 松尾
久吉 野瀬
美暢 荒賀
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】配光制御部材の取付けまたは取外時に回転する
ものにおいて、器具本体の共回りを低減できるとともに
器具本体の回転による落下を確実に防止することができ
る照明器具を提供する。 【構成】天井3側に垂設された取付ねじ4に係止するだ
るま形孔8を中央部に複数個有し、スリット部7の頭部
5側に頭部5の抜止め突片11を有し、天井3に摩擦係
止する滑り止め部材14を裏面に有し、さらに周辺部に
支持具12を有する器具本体1と、水平回転により支持
具12に係脱自在に係合する受け具22を有する配光制
御部材2と、受け具22の係合状態で器具本体1の周縁
部1aに当接する滑り部材を表面に有する防虫パッキン
23とを備えている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、丸型天井直付け器具等の照明器具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
第1の従来例を図8ないし図11に示す。すなわち、この照明器具は、配光制 御部材たとえばグローブ70に取付けたばね受け77に係合したキックばね71 のリング部72を器具本体73の取付金具74の先端部に引掛け、グローブ70 を上方向に押し上げることにより、キックばね71のばね力によりグローブ70 を保持しており、器具本体73の周辺部には防虫パッキン75が配置され、グロ ーブ70の端面がキックばね71のばね力に押上げられ、防虫パッキン75を圧 縮することにより防虫している。76はランプソケット、78は環形蛍光ランプ 、79は豆ランプである。
【0003】 第2の従来例を図12ないし図14に示す。すなわち、この照明器具は、グロ ーブ70を押し上げると器具本体73の周辺部に設けたカム部80が後退してコ イルばね81のばね力によりグローブ70の溝部82に嵌まり込み、グローブ7 0を保持する。そして、取外し時にはグローブ70を時計方向に回すとカム部8 0が器具本体73の内部に押されグローブ70が器具本体73より取り外せる。 したがって、取付けにおいては垂直の力が働くが、取外し時に回転力が働く。8 3はスイッチレバー、84は天井である。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
第1の従来例は、グローブ70の取外しの際にキックばね71のリング部72 を取付金具74から外す必要があるため作業性が悪いという欠点があった。 第2の従来例は、グローブ70を少し回転することによりグローブ70を取り 外すことができるので作業性がよいが、防虫パッキンを設けた場合に摩擦抵抗に より器具本体73が共回りしやすくなり、器具本体73がたとえば天井より垂下 した取付ねじに器具本体73に形成しただるま形孔を挿入回転して係止する構造 の場合、共回りにより器具本体73が外れる危険性があった。
【0005】 したがって、この考案の目的は、配光制御部材の取付けまたは取外時に回転す るものにおいて、器具本体の共回りを低減できるとともに器具本体の回転による 落下を確実に防止することができる照明器具を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この考案の照明器具は、天井側に垂設された取付ねじの頭部を挿通する大径の 穴部と前記取付ねじの首部に係止するスリット部からなるだるま形孔を中央部の 周方向にのびるように周方向に複数個有し、前記スリット部の前記頭部側に前記 頭部の抜止め突片を有し、前記取付ねじを前記スリット部に締付けた状態で前記 天井に摩擦係止する滑り止め部材を裏面に有し、さらに周辺部に支持具を有する 器具本体と、 前記支持具に係脱自在に係合する受け具を有して水平回転により係合または離 脱する配光制御部材と、 前記器具本体および前記配光制御部材のいずれか一方に設けられて前記受け具 の係合状態で前記器具本体および配光制御部材の他方の周縁部に当接する滑り部 材を表面に有する防虫パッキンとを備えたものである。
【0007】
【作用】
この考案の構成によれば、取付ねじの頭部にだるま形孔の大径部を挿通して首 部をスリット部に移動するように配光制御部材を回転し、頭部に抜止め突片を乗 り越えさせると頭部が抜止めかつ係止状態となり、さらに取付ねじを締めつける と滑り止め部材が天井面に摩擦係止する。また、配光制御部材の受け具と器具本 体の支持具とを係合するとき、防虫パッキンの滑り部材が器具本体または配光制 御部材の周縁部に当接し、配光制御部材を係合または離脱のため水平回転すると 周縁部が滑り部材を摺動する。
【0008】 この場合、配光制御部材を回転しても配光制御部材または器具本体の周縁部が 滑り部材を摺動するので摩擦抵抗が小さく滑りやすい。このため配光制御部材の 操作が容易になるとともに、器具本体の滑り止め部材が天井に摩擦係止している ので器具本体が共回りしにくく、器具本体の回転モーメントが取付ねじに加わら ない。さらにたとえ器具本体が共回りしても、取付ねじがスリット部の端部に係 止するか抜止め突片に抜止めするため、器具本体の回転が規制され、取付ねじか らの外れが防止されるので危険性が防止される。
【0009】
【実施例】
この考案の一実施例を図1ないし図7により説明する。すなわち、この照明器 具は、器具本体1と、配光制御部材2とを有する。 器具本体1は、天井3側に垂設された取付ねじ4の頭部5を挿通する大径の穴 部6と取付ねじ4の首部に係止するスリット部7からなるだるま形孔8を中央部 の周方向にのびるように周方向に複数個有する。実施例では天井3に取付けられ た引掛シーリング9の両側の爪金具10のねじ孔に取付ねじ4を逆姿勢にねじ込 んでいる。
【0010】 また器具本体1のスリット部7の頭部5側に頭部5の抜止め突片11を有し、 これは図5および図6に示すように切起しにより形成されている。 また取付ねじ5をスリット部7に締付けた状態で天井3に摩擦係止する滑り止 め部材14を裏面に有し、これは表面の摩擦抵抗が大きいたとえばゴム等により 形成されて図4に示すように器具本体1の中央部に設けた角形突部15の四隅に 接着や止め具等により取付けている。
【0011】 さらに器具本体1の周辺部に支持具12を有し、これは図7に示すように、一 端部が閉じたコ字形に形成されてねじ28により器具本体1に取付けた状態で他 端ぶより器具本体1の周方向に舌片13を長手方向に延出したものである。26 は弾性材である。 この器具本体1において、16は内側に点灯回路部を設けた略部分球状の反射 板、17はランプソケット、18はランプ支持ばね、19は環形蛍光ランプ、2 0は豆ランプである。
【0012】 配光制御部材2は、支持具12に係脱自在に係合する受け具22を有して水平 回転により係合または離脱するものであるが、グローブを実施例としている。ま た受け具22は略L字形金具により形成されてねじ24により配光制御部材2に 取付けられている。25は係合片である。したがって、配光制御部材2を回転す ると受け具22の先端が舌片13に載り、舌片13にガイドされて支持具12に 係止するが、途中で係合片25が弾性材26を乗り越えてパッチンという音がで ることにより係合されたことを表示させている。なお、配光制御部材2を係合方 向と反対向きに回転すると、受け具22が支持具12の舌片13に移動し舌片1 3より外れる。その途、中係合片25が弾性材26を押し退ける弾発力により音 が出るので、これが外れたことを表示する。
【0013】 防虫パッキン23は配光制御部材2に設けられて受け具22の係合状態で器具 本体1の周縁部1aに当接する滑り部材(図示せず)を表面に有する。実施例で はグローブ枠26の内側の段差部27に防虫パッキン23を設け、滑り部材とし て不織布(図示せず)を防虫パッキン23の表面に設けている。配光制御部材2 の器具本体1への取付けにより滑り部材が器具本体1の周縁部1aに密接する。 このため、配光制御部材2を回転したとき滑り部材が器具本体1の周縁部1aを 摺動するので防虫パッキン23の表面が器具本体1の周縁部1aの端縁が引っ掛 かることがなく、また防虫パッキン23の表面かぼろぼろになることもない。
【0014】 この実施例の取付けについて説明すると、取付ねじ4の頭部5にだるま形孔8 の大径部6を挿通して首部をスリット部7に移動するように配光制御部材2を回 転し、頭部5に抜止め突片11を乗り越えさせると頭部5が抜止めかつ係止状態 となり、さらに取付ねじ4を締めつけると滑り止め部材14が天井3の表面に摩 擦係止する。また、配光制御部材2の受け具22と器具本体1の支持具12とを 係合するとき、防虫パッキン23の滑り部材が器具本体1の周縁部1aに当接し 、配光制御部材2を係合離脱のため水平回転すると周縁部が滑り部材を摺動する 。
【0015】 この実施例によれば、配光制御部材2を回転しても器具本体1の周縁部1aが 滑り部材を摺動するので摩擦抵抗が小さく滑りやすい。このため配光制御部材2 の操作が容易になるとともに、器具本体1の滑り止め部材14が天井3に摩擦係 止しているので器具本体1が共回りしにくく、器具本体1の回転モーメントが取 付ねじに加わらない。さらにたとえ器具本体1が共回りしても、取付ねじ4がス リット部7の端部に係止するか抜止め突片11に抜止めするため、器具本体1の 回転が規制され、取付ねじ4からの外れが防止されるので危険性が防止される。
【0016】 なお、実施例ではだるま形孔8が4個であったが、2個であってもよい。また 配光制御部材2はグローブのほか、カバー、セード等でもよい。さらに防虫パッ キン23は器具本体1に設けられてもよい。
【0017】
【考案の効果】
この考案の照明器具によれば、配光制御部材を回転しても配光制御部材または 器具本体の周縁部が滑り部材を摺動するので摩擦抵抗が小さく滑りやすい。この ため配光制御部材の操作が容易になるとともに、器具本体の滑り止め部材が天井 に摩擦係止しているので器具本体が共回りしにくく、器具本体の回転モーメント が取付ねじに加わらない。さらにたとえ器具本体が共回りしても、取付ねじがス リット部の端部に係止するか抜止め突片に抜止めするため、器具本体の回転が規 制され、取付ねじからの外れが防止されるので危険性が防止されるという効果が ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の第1の実施例の部分分解斜視図であ
る。
【図2】照明器具の取付状態の半断面側面図である。
【図3】その部分拡大図である。
【図4】器具本体の一部分解斜視図である。
【図5】器具本体の部分斜視図である。
【図6】その抜止め突片を示す断面図である。
【図7】器具本体と配光制御部材の係合部分を示す部分
斜視図である。
【図8】第1の従来例を示す半断面側面図である。
【図9】その部分拡大図である。
【図10】キックばねを示す部分斜視図である。
【図11】キックばねのリング部の取付状態を示す部分
斜視図である。
【図12】第2の従来例の断面図である。
【図13】その部分拡大図である。
【図14】グローブの取付け過程を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 器具本体 2 配光制御部材 3 天井 4 取付ねじ 5 頭部 6 大径部 7 スリット部 8 だるま形孔 11 抜止め突片 12 支持具 14 滑り止め部材 22 受け具 23 防虫パッキン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 荒賀 美暢 大阪府東大阪市菱江1番地 朝日ナショナ ル照明株式会社内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天井側に垂設された取付ねじの頭部を挿
    通する大径の穴部と前記取付ねじの首部に係止するスリ
    ット部からなるだるま形孔を中央部の周方向にのびるよ
    うに周方向に複数個有し、前記スリット部の前記頭部側
    に前記頭部の抜止め突片を有し、前記取付ねじを前記ス
    リット部に締付けた状態で前記天井に摩擦係止する滑り
    止め部材を裏面に有し、さらに周辺部に支持具を有する
    器具本体と、 前記支持具に係脱自在に係合する受け具を有して水平回
    転により係合または離脱する配光制御部材と、 前記器具本体および前記配光制御部材のいずれか一方に
    設けられて前記受け具の係合状態で前記器具本体および
    配光制御部材の他方の周縁部に当接する滑り部材を表面
    に有する防虫パッキンとを備えた照明器具。
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