JP2581112Y2 - 照明器具 - Google Patents

照明器具

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JP2581112Y2
JP2581112Y2 JP1993017928U JP1792893U JP2581112Y2 JP 2581112 Y2 JP2581112 Y2 JP 2581112Y2 JP 1993017928 U JP1993017928 U JP 1993017928U JP 1792893 U JP1792893 U JP 1792893U JP 2581112 Y2 JP2581112 Y2 JP 2581112Y2
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幸二 松尾
久吉 野瀬
美暢 荒賀
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、丸型天井直付け器具
等の照明器具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】第1の従来例を図8ないし図11に示
す。すなわち、この照明器具は、配光制御部材たとえば
グローブ70に取付けたばね受け77に係合したキック
ばね71のリング部72を器具本体73の取付金具74
の先端部に引掛け、グローブ70を上方向に押し上げる
ことにより、キックばね71のばね力によりグローブ7
0を保持しており、器具本体73の周辺部には防虫パッ
キン75が配置され、グローブ70の端面がキックばね
71のばね力に押上げられ、防虫パッキン75を圧縮す
ることにより防虫している。76はランプソケット、7
8は環形蛍光ランプ、79は豆ランプである。
【0003】第2の従来例を図12ないし図14に示
す。すなわち、この照明器具は、グローブ70を押し上
げると器具本体73の周辺部に設けたカム部80が後退
してコイルばね81のばね力によりグローブ70の溝部
82に嵌まり込み、グローブ70を保持する。そして、
取外し時にはグローブ70を時計方向に回すとカム部8
0が器具本体73の内部に押されグローブ70が器具本
体73より取り外せる。したがって、取付けにおいては
垂直の力が働くが、取外し時に回転力が働く。83はス
イッチレバー、84は天井である。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】第1の従来例は、グロ
ーブ70の取外しの際にキックばね71のリング部72
を取付金具74から外す必要があるため作業性が悪いと
いう欠点があった。第2の従来例は、グローブ70を少
し回転することによりグローブ70を取り外すことがで
きるので作業性がよいが、防虫パッキンを設けた場合に
摩擦抵抗により器具本体73が共回りしやすくなり、器
具本体73がたとえば天井より垂下した取付ねじに器具
本体73に形成しただるま形孔を挿入回転して係止する
構造の場合、共回りにより器具本体73が外れる危険性
があった。
【0005】したがって、この考案の目的は、配光制御
部材の取付けまたは取外時に回転するものにおいて、器
具本体の共回りを低減できるとともに器具本体の回転に
よる落下を確実に防止することができる照明器具を提供
することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この考案の照明器具は、
天井側に垂設された取付ねじの頭部を挿通する大径の穴
部と前記取付ねじの首部に係止するスリット部からなる
だるま形孔を中央部の周方向にのびるように周方向に複
数個有し、前記スリット部の前記頭部側に前記頭部の抜
止め突片を有し、前記取付ねじを前記スリット部に締付
けた状態で前記天井に摩擦係止する滑り止め部材を裏面
に有し、さらに周辺部に支持具を有する器具本体と、前
記支持具に係脱自在に係合する受け具を有して水平回転
により係合または離脱する配光制御部材と、前記器具本
体および前記配光制御部材のいずれか一方に設けられて
前記受け具の係合状態で前記器具本体および配光制御部
材の他方の周縁部に当接する滑り部材を表面に有する防
虫パッキンとを備えたものである。
【0007】
【作用】この考案の構成によれば、取付ねじの頭部にだ
るま形孔の大径部を挿通して首部をスリット部に移動す
るように配光制御部材を回転し、頭部に抜止め突片を乗
り越えさせると頭部が抜止めかつ係止状態となり、さら
に取付ねじを締めつけると滑り止め部材が天井面に摩擦
係止する。また、配光制御部材の受け具と器具本体の支
持具とを係合するとき、防虫パッキンの滑り部材が器具
本体または配光制御部材の周縁部に当接し、配光制御部
材を係合または離脱のため水平回転すると周縁部が滑り
部材を摺動する。
【0008】この場合、配光制御部材を回転しても配光
制御部材または器具本体の周縁部が滑り部材を摺動する
ので摩擦抵抗が小さく滑りやすい。このため配光制御部
材の操作が容易になるとともに、器具本体の滑り止め部
材が天井に摩擦係止しているので器具本体が共回りしに
くく、器具本体の回転モーメントが取付ねじに加わらな
い。さらにたとえ器具本体が共回りしても、取付ねじが
スリット部の端部に係止するか抜止め突片に抜止めする
ため、器具本体の回転が規制され、取付ねじからの外れ
が防止されるので危険性が防止される。
【0009】
【実施例】この考案の一実施例を図1ないし図7により
説明する。すなわち、この照明器具は、器具本体1と、
配光制御部材2とを有する。器具本体1は、天井3側に
垂設された取付ねじ4の頭部5を挿通する大径の穴部6
と取付ねじ4の首部に係止するスリット部7からなるだ
るま形孔8を中央部の周方向にのびるように周方向に複
数個有する。実施例では天井3に取付けられた引掛シー
リング9の両側の爪金具10のねじ孔に取付ねじ4を逆
姿勢にねじ込んでいる。
【0010】また器具本体1のスリット部7の頭部5側
に頭部5の抜止め突片11を有し、これは図5および図
6に示すように切起しにより形成されている。また取付
ねじ5をスリット部7に締付けた状態で天井3に摩擦係
止する滑り止め部材14を裏面に有し、これは表面の摩
擦抵抗が大きいたとえばゴム等により形成されて図4に
示すように器具本体1の中央部に設けた角形突部15の
四隅に接着や止め具等により取付けている。
【0011】さらに器具本体1の周辺部に支持具12を
有し、これは図7に示すように、一端部が閉じたコ字形
に形成されてねじ28により器具本体1に取付けた状態
で他端より器具本体1の周方向に舌片13を長手方向
に延出したものである。26は弾性材である。この器具
本体1において、16は内側に点灯回路部を設けた略部
分球状の反射板、17はランプソケット、18はランプ
支持ばね、19は環形蛍光ランプ、20は豆ランプであ
る。
【0012】配光制御部材2は、支持具12に係脱自在
に係合する受け具22を有して水平回転により係合また
は離脱するものであるが、グローブを実施例としてい
る。また受け具22は略L字形金具により形成されてね
じ24により配光制御部材2に取付けられている。25
は係合片である。したがって、配光制御部材2を回転す
ると受け具22の先端が舌片13に載り、舌片13にガ
イドされて支持具12に係止するが、途中で係合片25
が弾性材26を乗り越えてパッチンという音がでること
により係合されたことを表示させている。なお、配光制
御部材2を係合方向と反対向きに回転すると、受け具2
2が支持具12の舌片13に移動し舌片13より外れ
る。その途中、係合片25が弾性材26を押し退ける弾
発力により音が出るので、これが外れたことを表示す
る。
【0013】防虫パッキン23は配光制御部材2に設け
られて受け具22の係合状態で器具本体1の周縁部1a
に当接する滑り部材(図示せず)を表面に有する。実施
例ではグローブ枠30の内側の段差部27に防虫パッキ
ン23を設け、滑り部材として不織布(図示せず)を防
虫パッキン23の表面に設けている。配光制御部材2の
器具本体1への取付けにより滑り部材が器具本体1の周
縁部1aに密接する。このため、配光制御部材2を回転
したとき滑り部材が器具本体1の周縁部1aを摺動する
ので防虫パッキン23の表面が器具本体1の周縁部1a
の端縁引っ掛かることがなく、また防虫パッキン23
の表面ぼろぼろになることもない。
【0014】この実施例の取付けについて説明すると、
取付ねじ4の頭部5にだるま形孔8の大径部6を挿通し
て首部をスリット部7に移動するように配光制御部材2
を回転し、頭部5に抜止め突片11を乗り越えさせると
頭部5が抜止めかつ係止状態となり、さらに取付ねじ4
を締めつけると滑り止め部材14が天井3の表面に摩擦
係止する。また、配光制御部材2の受け具22と器具本
体1の支持具12とを係合するとき、防虫パッキン23
の滑り部材が器具本体1の周縁部1aに当接し、配光制
御部材2を係合離脱のため水平回転すると周縁部が滑り
部材を摺動する。
【0015】この実施例によれば、配光制御部材2を回
転しても器具本体1の周縁部1aが滑り部材を摺動する
ので摩擦抵抗が小さく滑りやすい。このため配光制御部
材2の操作が容易になるとともに、器具本体1の滑り止
め部材14が天井3に摩擦係止しているので器具本体1
が共回りしにくく、器具本体1の回転モーメントが取付
ねじに加わらない。さらにたとえ器具本体1が共回りし
ても、取付ねじ4がスリット部7の端部に係止するか抜
止め突片11に抜止めするため、器具本体1の回転が規
制され、取付ねじ4からの外れが防止されるので危険性
が防止される。
【0016】なお、実施例ではだるま形孔8が4個であ
ったが、2個であってもよい。また配光制御部材2はグ
ローブのほか、カバー、セード等でもよい。さらに防虫
パッキン23は器具本体1に設けられてもよい。
【0017】
【考案の効果】この考案の照明器具によれば、配光制御
部材を回転しても配光制御部材または器具本体の周縁部
が滑り部材を摺動するので摩擦抵抗が小さく滑りやす
い。このため配光制御部材の操作が容易になるととも
に、器具本体の滑り止め部材が天井に摩擦係止している
ので器具本体が共回りしにくく、器具本体の回転モーメ
ントが取付ねじに加わらない。さらにたとえ器具本体が
共回りしても、取付ねじがスリット部の端部に係止する
か抜止め突片に抜止めするため、器具本体の回転が規制
され、取付ねじからの外れが防止されるので危険性が防
止されるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の第1の実施例の部分分解斜視図であ
る。
【図2】照明器具の取付状態の半断面側面図である。
【図3】その部分拡大図である。
【図4】器具本体の一部分解斜視図である。
【図5】器具本体の部分斜視図である。
【図6】その抜止め突片を示す断面図である。
【図7】器具本体と配光制御部材の係合部分を示す部分
斜視図である。
【図8】第1の従来例を示す半断面側面図である。
【図9】その部分拡大図である。
【図10】キックばねを示す部分斜視図である。
【図11】キックばねのリング部の取付状態を示す部分
斜視図である。
【図12】第2の従来例の断面図である。
【図13】その部分拡大図である。
【図14】グローブの取付け過程を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 器具本体 2 配光制御部材 3 天井 4 取付ねじ 5 頭部 6 大径部 7 スリット部 8 だるま形孔 11 抜止め突片 12 支持具 14 滑り止め部材 22 受け具 23 防虫パッキン
フロントページの続き (72)考案者 荒賀 美暢 大阪府東大阪市菱江1番地 朝日ナショ ナル照明株式会社内 (56)参考文献 実開 昭62−18909(JP,U) 実開 昭48−4575(JP,U) 実開 昭55−177221(JP,U) 実開 昭58−164111(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F21V 17/00 330

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天井側に垂設された取付ねじの頭部を挿
    通する大径の穴部と前記取付ねじの首部に係止するスリ
    ット部からなるだるま形孔を中央部の周方向にのびるよ
    うに周方向に複数個有し、前記スリット部の前記頭部側
    に前記頭部の抜止め突片を有し、前記取付ねじを前記ス
    リット部に締付けた状態で前記天井に摩擦係止する滑り
    止め部材を裏面に有し、さらに周辺部に支持具を有する
    器具本体と、 前記支持具に係脱自在に係合する受け具を有して水平回
    転により係合または離脱する配光制御部材と、 前記器具本体および前記配光制御部材のいずれか一方に
    設けられて前記受け具の係合状態で前記器具本体および
    配光制御部材の他方の周縁部に当接する滑り部材を表面
    に有する防虫パッキンとを備えた照明器具。
JP1993017928U 1993-04-09 1993-04-09 照明器具 Expired - Lifetime JP2581112Y2 (ja)

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JPH0677110U JPH0677110U (ja) 1994-10-28
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JP5438045B2 (ja) * 2011-02-14 2014-03-12 株式会社岡村製作所 座の前後位置調整装置

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JP2009110839A (ja) * 2007-10-31 2009-05-21 Inoac Corp 照明器具用防虫パッキン

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