JPS5918568Y2 - 照明器具のグロ−ブ固定装置 - Google Patents

照明器具のグロ−ブ固定装置

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JPS5918568Y2
JPS5918568Y2 JP5611381U JP5611381U JPS5918568Y2 JP S5918568 Y2 JPS5918568 Y2 JP S5918568Y2 JP 5611381 U JP5611381 U JP 5611381U JP 5611381 U JP5611381 U JP 5611381U JP S5918568 Y2 JPS5918568 Y2 JP S5918568Y2
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JP
Japan
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screw rod
seat plate
holding piece
threaded rod
globe
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JP5611381U
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JPS57168112U (ja
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真記夫 金沢
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は照明器具におけるグローブ固定装置の改良に関
する。
従来の照明器具では、そのグローブを嵌め合わせる座板
又はこれに固着一体化された脚台に、ナツトによってネ
ジ支柱を固定立設し、その支柱の先端部に締結されるナ
ツトにより、上記座板に嵌め付けられたグdニブを脱落
不能に組立固定している通例である。
ところが、これでは支柱がグローブの深さよりも若干長
いものとして、しかも常に固定された組立状態として座
板から起立していることになるため、梱包や輸送上その
起立高さ分だけ嵩張ることになり、その小型コンパクト
化に不利であって、梱包・輸送の経費が高価となる。
他方、上記支柱の固定ナツトを取りはずし、座板に対す
る支柱の分解状態において梱包や輸送などを行なうこと
も考えられるが、そうすると逆に施工現場において、そ
の組付は操作を加えなければならぬこととなり、作業性
を著しく阻害する。
この問題解決を考慮した一考案として、実開昭54−8
5787号が提示されているが、その構成によると上記
支柱として、略U字型に折曲げられた弾性線材が用いら
れているため、これが起伏回動の可能であると言えども
、その作業上U字型折曲げの間隔幅を強制的に狭める如
く、手指による絞り操作を一々加えなければならず、そ
の際弾力性が強いと絞り操作し難く、逆に弱ければグロ
ーブ固定状態の安定・剛性を低下させることになる。
又、U字型に折曲げられた弾性線材を、その中心位置か
ら引き絞る如くにナツトを締め上げる形態であるため、
そのナツトによる引き上げ力が支柱の線材途中と、ソケ
ット取付台の保合孔との保合状態を解く方向に作用する
ことになり、従ってやはりグローブ固定状態の安定性を
欠く。
それにもまして、この公知考案の支柱は上記座板に相当
する照明器具本体から分解して梱包されるものとして定
められており、そのため施工現場において器具本体の軸
受に、支柱を組付ける作業が必要であって、その際にも
弾性線材を狭幅に絞り操作しなければならず、上記作業
性の問題を抜本的に解決するものとは認め難い。
この点、その支柱の線材を軸受に遊嵌した伏倒状態のま
まで梱包すると仮定するならば、その輸送中に支柱がガ
タつくことは必然であり、器具本体との接触による金属
不快音を発することにもなる。
更に、その線材支柱はソケット取付台のL字型係合孔に
係合されることにより、その起立状態が固定維持される
ようになっている処、その取付台は上記軸受と全く別個
の部材であり、従って器具本体の底面から一対の軸受を
切り起す加工と、取付台に一対の係合孔を切り欠く加工
との双方が必要となり、U字型線材の中心位置に正しく
螺杆をスポット溶接する位置決めも必要であるため、そ
の製作上複雑さを免れず、量産効果も最大限に期待する
ことができない。
本考案はこのような諸問題の抜本的解決を企図しており
、照明器具における就中リングライトのグローブ固定装
置を対象として、次の通り改良したものである。
即ち、その具体的構成を図示の実施例に基いて詳述する
と、ジャンプリヤなどの吊り下げ照明器具に適用した本
考案を表わした第1図において、1は天井面から垂下さ
れる金属パイプやチェーンなど(図示省略)から灯数に
応じ分岐横架された取付アーム、2はそのアーム1の先
端部に複数のビス3により取付固定された倒立受皿状の
グローブ受は入れ座板であり、その屈曲周縁部にガラス
や合成樹脂などから戒るグローブ4の開口縁部が係脱自
在にはめ付けられる。
5はグローブ4の中心部に開口されたネジ杆挿通孔、6
は座板2にリベットなどで固着された複数のライト抱持
板であり、その円弧屈曲部によってリングライト7を弾
力的に抱持する。
8は同じく座板2の中心部から垂下するネジ杆であって
、1本の剛性な軸棒形態をなしており、その先端部に締
結されるキャップナツト9によって、座板2にはめ付け
られたグローブ4が着脱可能に固定されるようになって
いる。
10はその押え座金、11は安定器である。上記ネジ杆
8は本考案の場合、特に座板2に対して90°の起伏回
動自在に取付保持されている。
即ち、これを抽出して示した第2〜4図において、12
は上記座板2の中心部に複数のビス13や溶接、その他
の手段で固着された保持片であり、板金プレス加工によ
り断面略U字型に曲成されている。
14はそのU字溝部12 aと直角をなして延在する如
く、保持片12の中心部に打抜き開口された起伏ガイド
長孔であり、ネジ杆8を座板2に対し90°の回動角度
範囲に亙って起伏動作させることに奉仕し、その開口形
成に当っては保持片12自身の上記プレス曲げ加工と一
挙同時に打抜かれる。
他方、このような保持片12に保持されて垂下するネジ
杆8は、その基端位置の水平枝部8aと、その中途位置
から直角状に延長された垂直幹部8aとを有する全体と
してT字型に一体化されており、その一対の枝部8aが
断面の円形又は半円形をなしつつ、保持片12の対応す
る上記U字溝部12 a内に、抜は止め抱持状態として
係合されている。
そして、その中心の幹部8bが保持片12のガイド長孔
14から導出されており、その全体的にネジ杆8が上記
の通り起伏回動できるようになっている。
8Cはその幹部8bの延長先端部に刻設されたネジであ
り、これにキャップナツト9が螺合されること上記の通
りである。
更に、14aは上記起伏ガイド長孔14の開口縁部から
内向きに一体突出された係止爪であり、その向かい合う
一対によってガイド長孔14の開口幅を局部的に狭小化
し、ネジ杆8と係合するようになっている。
つまり、この係止爪14aによって、ネジ杆8における
起立状態のロックと、同じく伏倒状態のロックとの双方
が一挙に遠戚され、そのネジ杆8が起立状態から自然的
の不慮に伏倒したり、逆に伏倒状態から同様に起立する
ことを規制している。
もつとも、上記した人為的な起伏回動操作がこれによっ
て阻害されるものではない。
この係止爪14aも、上記ガイド長孔14の打抜きと一
挙同時に張り出し形成することができる。
尚、上記起立状態のロックと伏倒状態のそれとを、各別
な複数の係止爪14 aによって遠戚させても勿論良い
上記の構成によると、ネジ杆8の就中水平枝部8aを保
持片12のU字溝部12a内に抱持させると共に、その
起伏ガイド長孔14から垂直幹部8bを導出させた状態
において、その保持片12を座板2へ固定一体化するこ
とにより、その製作当初からネジ杆8が抜は止め状態に
組付けられている。
そして、そのネジ杆8を第4図の鎖線で示すように、座
板2の座面へ接触する如くに伏倒させることにより、そ
の梱包や輸送の状態を著しく扁平な小型コンパクトに定
めることができる。
その場合、ネジ杆8の伏倒状態はガイド長孔14の係止
爪14aによってロックされるので、輸送中におけるガ
タッキや金属違和音などを生ずることがない。
逆に、第2〜4図のようにネジ杆8を伏倒状態から人為
的に操作して、座板2に対する直角の起立状態に回動変
換すると共に、そのネジ杆8の挿通孔5を介して、リン
グライト7のグローブ4を嵌め込むことにより、第1図
のようなグローブ4の座板2に対する嵌め付は並びに脱
落不能な固定状態を、高能率な作業のもとに完了できる
ことになり、施工現場におけるネジ杆8の組付操作を一
切要しない。
このような完了状態のもとでは、ネジ杆8の起立状態が
やはり係止爪14 aによってロックされると共に、そ
のネジ杆8自身1本の剛性な軸棒形態をなしており、し
かもその基端位置の水平枝部8aは、保持片12のU字
溝部12 a内に安定良く抱持されているので、グロー
ブ4の固定状態が著しく安定・剛性となり、又そのリン
グライト7の設置に支障を与えることもない。
尚、天井からの吊り下げ照明器具に適用した実施例につ
き説示したが、座板2に対する直角なネジ杆8によって
、リンゲラ−イト7のグローブ4を取付固定するもので
ある限り、床置き式や壁掛は式などの照明器具に対して
も、本考案を適用できること勿論である。
以上のように、本考案はリングライト7のグローブ4と
嵌め合わされる受皿型座板2の中心部に、ネジ杆保持片
12を固着一体化すると共に、その保持片12に予じめ
抜は止め状態として組付は枢支させた剛性な軸棒形態の
ネジ杆8を、座板12に対する90°の起伏回動自在に
定め、その起立させたネジ杆8の先端部にキャップナツ
ト9を締結することにより、座板2に嵌め付けられたグ
ローブ4を固定する装置であって、特に上記ネジ杆8を
その基端位置の水平枝部8aと、その中途位置から延長
状に一体化された垂直幹部8bとによって形作られるT
字型とする一方、上記保持片12を水平枝部8aの抱持
可能な断面略U字型に曲成すると共に、その中心部に垂
直幹部8bを導出させつつ、ネジ杆8の上記起伏回動角
度を画定するガイド長孔14を開口させ、且つネジ杆8
の起立状態と伏倒状態をロックする係止爪14aを、そ
のガイド長孔14の開口縁部に張り出し形威しであるた
め、冒頭に述べた諸問題を悉く解決することができる。
即ち、ネジ杆8は1本の剛性な軸棒形態から戊り、その
全体的なT字型を形作る水平枝部8aが、座板2に固着
された断面略U字型保持片12のU字溝部12 a内に
、その製作当初から抜は止め状態に組付は抱持されてい
ると共に、同じく垂直幹部8bが保持片12に開口され
た起伏回動角度の画定用ガイド長孔14から導出されて
いるため、そのネジ杆8を唯単に回動するのみのワンタ
ッチ操作で、ネジ杆8を起立状態と伏倒状態に、著しく
軽快に正しく変換できるのであり、その扁平な小型コン
パクトの状態として梱包・輸送できると共に、施工現場
におけるネジ杆8の組付は操作が全熱不必要となり、作
業性を著しく向上できる効果が遠戚される。
又、ネジ杆8は剛性な軸棒形態であり、その基端位置の
水平技部8aにおいて、連結片12のU字溝部12 a
内に安定な抜は止め抱持状態に組付けられているため、
そのネジ杆8に対するキャップナツト9の締め上げ力に
よって、悪影響を一切受けず、グローブ4の固定状態を
著しく安定・剛性に保つことができ、従い特に天井面か
らの吊り下げや壁面への吊り掛は式照明器具に用いて、
著効を奉し得る。
そのネジ杆8が座板2の中心部に起立状態となることは
、リングライト7の設置を円滑化し、そのグローブ4の
固定に役立つことも明らかである。
更に、ネジ杆8の起伏回動角度は長孔開口形態の起伏ガ
イド長孔14によって画定されていると共に、その開口
縁部にはネジ杆8における起立状態のロックのみならず
、その伏倒状態をロックする係止爪14aも張り出し形
成されているので、その伏倒状態の小型に梱包される器
具の就中ネジ杆8が、その輸送中の振動や衝撃などによ
ってガタついたり、或いは座板2との接触による金属音
を発することも、効果的に防止することができ、その起
立状態における安定性もネジ杆8自身の剛性と相俟ち、
係止爪14 aによって遠戚することができる。
しかも、そのガイド長孔14はネジ杆8の軸受機能を営
なむ保持片12自身に開口されていると共に、その保持
片12を板金プレス加工によって製作すると一挙同時に
、該ガイド長孔14並びに係止爪14 aも形成するこ
とができるので、その製作上の量産効果も最大限に発揮
されることになり、実益大な考案と言える。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るグローブ固定状態の半欠截断面図
、第2図は保持片に対するネジ杆の組付は状態を抽出し
て示す要部平面図、第3図は同じく正面図、第4図は第
2図のA−A線に沿う断面図である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. リングライトのグローブと嵌め合わされる受皿型座板の
    中心部に、ネジ杆保持片を固着一体化すると共に、その
    保持片に予しめ抜は止め状態として組付は枢支させた剛
    性な軸棒形態のネジ杆を、座板に対する90°の起伏回
    動自在に定めて、その起立させたネジ杆の先端部にキャ
    ップナツトを締結することにより、上記座板に嵌め付け
    られたグローブを固定する装置であって、上記ネジ杆を
    その基端位置の水平枝部と、その中途位置から延長状に
    一体化された垂直幹部とによって形作られるT字型とす
    る一方、上記保持片を水平枝部の抱持可能な断面略U字
    型に曲成すると共に、その中心部に垂直幹部を導出させ
    つつ、ネジ杆の上記起伏回動角度を画定するガイド長孔
    を開口させ、且つネジ杆の起立状態と伏倒状態をロック
    する係止爪を、そのガイド長孔の開口縁部に張り出し形
    成したことを特徴とする照明器具のグローブ固定装置。
JP5611381U 1981-04-17 1981-04-17 照明器具のグロ−ブ固定装置 Expired JPS5918568Y2 (ja)

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JP5611381U JPS5918568Y2 (ja) 1981-04-17 1981-04-17 照明器具のグロ−ブ固定装置

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Publication Number Publication Date
JPS57168112U JPS57168112U (ja) 1982-10-22
JPS5918568Y2 true JPS5918568Y2 (ja) 1984-05-29

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ID=29852629

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JP5611381U Expired JPS5918568Y2 (ja) 1981-04-17 1981-04-17 照明器具のグロ−ブ固定装置

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