JPH044428Y2 - - Google Patents

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JPH044428Y2
JPH044428Y2 JP3617887U JP3617887U JPH044428Y2 JP H044428 Y2 JPH044428 Y2 JP H044428Y2 JP 3617887 U JP3617887 U JP 3617887U JP 3617887 U JP3617887 U JP 3617887U JP H044428 Y2 JPH044428 Y2 JP H044428Y2
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JP
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gutter
insertion piece
hanging fitting
washer
ear
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JP3617887U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は樋吊金具、さらに詳しくは製作が容易
且つ安価に行え、しかも樋の取付け後に樋の位置
調整を容易に行うことのできる樋吊金具に関す
る。
(従来の技術) 従来、樋吊金具として実開昭61−189916号公報
所載のものが存在する。該公報所載のものは第5
図に示すように、吊金具本体1aの前端部に立上
がり片23を形成し、さらに水平片24を延設し
てなり、該水平片24には先端部25を樋22の
耳部20の内壁面と合致すべく特殊形状に折曲し
て形成されたバネ体26が水平状に設けられてな
り、該バネ体26を樋22の耳部20内に挿入さ
せて樋22を支持するものである。
(考案が解決しようとする問題点) 然しながら、上記従来のものはバネ体26が弾
性的に樋22の耳部20を支持してなるため、取
付け後に樋22をスライドさせようとしても、樋
22の耳部20とバネ体26とがスムースに滑ら
ず、樋22の位置調整を容易に行うことができな
いという問題点があつた。
また、製作の際に硬質の板状のバネ体26の先
端部25を別途樋22の耳部20の内壁面に合致
すべく特殊形状に折曲しなければならず、そのた
め樋吊金具の製作工程が煩雑となり、製作コスト
を増大されるといつた問題点もあつたのである。
本考案は上記問題点に鑑みて考案されたもの
で、その目的とするところは製作を簡易且つ安価
にさせ、しかも樋の取付け後に樋の位置調整を容
易に行わせる点にある。
(問題点を解決するための手段) 本考案は上記目的を達成し、従来の問題点を解
決せんとして考案されたもので、その構成の要旨
は吊金具本体1の両端片のうち少なくとも一方を
樋の耳部内に挿入される挿入片5として形成して
なる樋吊金具に於いて、前記挿入片5に別途座金
状部材が該挿入片5より上方に突出すべく設けら
れてなるにある。
(作用) 従つて、上記構成を特徴とする樋吊金具は、吊
金具本体1の挿入片5に、例えば既存した平座金
を座金状部材として設けるだけでよく製作が極め
て簡易になると共に、座金状部材が挿入片5より
上方に突出すべく設けられてなるために、該座金
状部材にて樋の耳部の内壁面を当接して支持でき
ることとなり、樋のスライドがスムースとなつ
て、取付け後に樋の位置調整を容易に行うことが
できるのである。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図面に従つて説明す
る。
第1図に於いて、1は前端部に略垂直な立上が
り片2を形成し且つ後端部に該立上がり片2より
短寸の傾斜状の立上がり片3を形成してなる金属
製の吊金具本体を示し、前記前端部の立上がり片
2より水平片4を介してさらに垂直状の挿入片5
が延設され、且つ前記後端部の立上がり片3より
水平片6が延設され、その先端部を略コの字状に
折曲して耳受け部7が形成されてなる。
8は市販されてなる既存の円形状の平座金を示
し、該平座金8はその周縁部9を前記吊金具本体
1の前端部の挿入片5より多少上方に突出させる
べく該挿入片5の前側に、平座金8の孔10と挿
入片5の中央部に穿設された孔11とにリベツト
12を通して回動自在に軸着されてなる。
13は前記吊金具本体1の後端部の耳受部7に
向けて開口した略コの字状のバネ体を示し、該バ
ネ体13は前記後端部の水平片6の背面にリベツ
ト14にて鋲着されてなる。
15は前記吊金具本体1の上側で該吊金具本体
1の中央部にリベツト16にて鋲着された取付け
杆を示し、該取付け杆15は略中央部で下方に折
曲されてなり、該折曲側には両側に二個の孔17
を穿設した矩形の取付け板18が取着されてな
る。
本実施例の樋吊金具は以上の構成よりなり、次
にこの樋吊金具を使用する場合について説明す
る。
先ず、この樋吊金具19をその取付け板18の
孔17に釘等を通して壁面等に打ち付け、次に第
2図に示すように該樋吊金具19に、前部を二段
階前方に折曲させその上縁部に下方開口の略コの
字状の耳部20を形成し且つ後縁部に略ロの字状
の耳部21を形成してなる樋22を取付けるので
ある。
この際、樋22の前縁部の耳部20内に吊金具
本体1の前端部の挿入片5及び平座金8を挿入さ
せ、続いて樋22の後縁部の耳部21を吊金具本
体1の後端部のバネ体13に抗してその耳受部7
内に挿入させるのである。
このようにして樋22を吊金具本体1に支持さ
せるのであるが、本実施例の樋吊金具に於いて
は、吊金具本体1の挿入片5に円形状の平座金8
がその周縁部9を挿入片5より上方に突出すべく
且つ回動自在に軸着されてなるために、樋22を
吊金具1に支持させた際に前記平座金8が樋22
の耳部20の内壁面に対し点接触で当接し、且つ
樋22をスライドさせる際それに伴い平座金8が
回動することとなつて、樋22を取付けた後に該
樋22の位置調整を容易に行うことができるので
ある。
また、本実施例の樋吊金具では、市販されてな
る安価な平座金8をそのまま使用して、該平座金
8を吊金具本体1の挿入片5に軸着することで製
作が行われるために、従来の如く特殊な形状のバ
ネ体を別途製作するが如き煩雑な手間がなく、製
作が簡易なものとなり、またその製作コストを安
価にできるのである。
尚、上記実施例に於いて、平座金を吊金具本体
の前端部に垂直状に形成された挿入片に設けてな
るが、本考案はこれに限定されず、第1図イに示
すように挿入片5を水平状にして該挿入片5の先
端に平座金8を軸着してもよく、同図ロの如く挿
入片5を傾斜させたものでもよく、また同図ハの
如く挿入片5を折り返したものでもよく、さらに
同図ニの如く挿入片5を下方に傾斜状に折り返し
てもよく、この場合該挿入片5に軸着された平座
金8が樋の耳部の内壁面に二箇所で当接できるの
である。要は挿入片より上方に突出すべく設けら
れてあればよい。
また、上記実施例の如く平座金は挿入片に回動
自在に設ける必要はなく、固着して設けてもよ
く、この場合でも平座金が樋の耳部の内壁面に点
接触で当接するため、樋のスライドが容易となる
のである。
更に、本考案の座金状部材は上記実施例の如く
円形状の平座金に限定されず、第4図に示すよう
に正方形の平座金8aや六角形の平座金8bの如
き多角形のものでもよく、また本考案の意図上市
販された安価な座金が好ましいが、決してこれに
限定されない。
更に、上記実施例では前端部に樋の耳部内に挿
入される挿入片を形成してなるが、本考案はこれ
に限定されず、後端部に形成してもよく、また吊
金具本体の両端部に形成してもよい他、取付け杆
も上記実施例の壁面取付け用のものに限定され
ず、全周に螺子を刻設した吊下げ用の取付け杆を
使用してもよく、その他の各部の構成も本考案の
意図する範囲内に設計変更自在である。
(考案の効果) 叙上のように、本考案の樋吊金具は、吊金具本
体の挿入片に、例えば既存した安価な平座金をそ
のまま座金状部材として設けることで製作できる
ために、従来の如く硬質な板状のバネ体の先端部
を樋の耳部の内壁面に合致すべく特殊形状に折曲
させるような煩雑な手間が省け、樋吊金具全体に
製作が簡易となり、そのため製作コストを大幅に
抑えることができるという格別な効果を有するに
至つた。
また、吊金具本体の挿入片に設けた座金状部材
が樋の耳部の内壁面に直接当接して支持するため
に、前記座金状部材と樋の耳部の滑りがスムース
となり、取付け後に樋の位置調整が容易となつ
て、従来の如く弾性を有するバネ体が樋の耳部に
強く当接して樋の位置調整がしずらかつたものに
比し、施工上の作業性を一段と向上させることの
できる効果もあるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示し、同図イは要
部左側面図、同図ロは正面図、同図ハは要部右側
面図、同図ニは底面図。第2図は使用状態を示す
上面図。第3図イ,ロ,ハ及びニは他の実施例を
示す要部正面図。第4図イ及びロは座金状部材の
他の実施例を示す正面図。第5図は従来例を示す
正面図。 1……吊金具本体、5……挿入片、8……平座
金。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 吊金具本体1の両端片のうち少なくとも一方
    を樋の耳部内に挿入される挿入片5として形成
    してなる樋吊金具に於いて、前記挿入片5に別
    途座金状部材が該挿入片5より上方に突出すべ
    く設けられてなることを特徴とする樋吊金具。 2 前記座金状部材が円形の平座金8で、且つ回
    動自在に挿入片5に軸着されてなる実用新案登
    録請求の範囲第1項記載の樋吊金具。
JP3617887U 1987-03-11 1987-03-11 Expired JPH044428Y2 (ja)

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JP3617887U JPH044428Y2 (ja) 1987-03-11 1987-03-11

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JP3617887U JPH044428Y2 (ja) 1987-03-11 1987-03-11

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JPS63143626U JPS63143626U (ja) 1988-09-21
JPH044428Y2 true JPH044428Y2 (ja) 1992-02-10

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ID=30846344

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2547450Y2 (ja) * 1990-10-11 1997-09-10 東洋化学株式会社 金属製軒樋

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JPS63143626U (ja) 1988-09-21

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