JPH0353541Y2 - - Google Patents

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JPH0353541Y2
JPH0353541Y2 JP4922387U JP4922387U JPH0353541Y2 JP H0353541 Y2 JPH0353541 Y2 JP H0353541Y2 JP 4922387 U JP4922387 U JP 4922387U JP 4922387 U JP4922387 U JP 4922387U JP H0353541 Y2 JPH0353541 Y2 JP H0353541Y2
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JP
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electric wire
hanging
wire
base
wires
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JP4922387U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は二重天井内等に配線された電線相互の
結線の際に使用され、吊りボルトに固定して使用
される吊りボルト固定用の電線接続箱に関する。
(従来技術) 従来、電線接続箱は、第10図に示すように基
台80に保護カバー81を装着して成り、前記基
台80を造営材に当接させ、基台80に設けられ
た孔82に釘、螺子等を挿通して造営材に取付け
るものが知られていた。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、このような従来の電線接続箱で
は、例えばコンクリート壁面で形成された二重天
井内における配線に使用できず、不便であつた。
本考案はこのような事情に鑑みなされたもので
あり、天井等から垂設される吊りボルトを利用し
て、これに安定かつ確実に固定することができ、
さらに電線の結線個所が下方に落ちないように確
実に支持しておくことができる吊りボルト固定用
の電線接続箱を提供しようとするものである。
(問題点を解決するための手段) すなわち、本考案に係る吊りボルト固定用の電
線接続箱は、天井に垂設された吊りボルトを挟持
固定する固定部と、電線相互を両側にまたがせて
電線の結線個所を掛止するため固定部より吊りボ
ルトに対して横方向に延設された掛止部と、前記
固定部と掛止部とを備えた基台に装着される電線
の結線個所を保護する保護カバーとよりなること
を特徴としている。
(考案の作用) したがつて、この電線接続箱は、天井に垂設さ
れた吊りボルトを挟持固定する固定部によつて吊
りボルトに取付けられ、二重天井内等における電
線の接続配線を可能にし、さらに吊りボルトに対
して横方向に延設された掛止部により電線相互を
掛止部の両側にまたがせて電線の結線個所を掛止
するようにしたので、電線の結線個所が下方に落
ちたり、素抜けたりすることがない。
(実施例) 以下、図面に示す実施例にしたがつて本考案を
詳細に説明する。
図において、1は基台であり、この基台1は二
重天井内に設けられた吊りボルト50に挟持固定
する固定部2を有し、固定部2より吊りボルト5
0に対して横方向に延設されるように掛止部3が
形成されている。4は保護カバー5を装着するた
めの装着部であり、3aは電線60を保持する電
線保持部である。
固定部2は、吊りボルト50の軸方向に沿つて
開口し、内面が吊りボルト50の外形状に合わせ
た曲面を有する凹部21に形成されるクランプ部
材22,23を有している。前記クランプ部材2
2,23相互にはビス24が挿通されるようにな
つており、このビス24がナツト25で締め付け
られることにより、基台1が凹部21に収納され
た吊りボルト50を挟持固定するようになつてい
る。なお、吊りボルト50を挟持固定する固定部
2の構造はこの例の場合に限らない。
固定部2の一方のクランプ部材23には、これ
より吊りボルト50に対して横方向に延設される
ように、棒状の掛止部3が形成されている。この
掛止部3には固定部2との間に縦方向に形成され
た溝41と、先端に横方向に形成された溝42と
による装着部4が設けられている。前記溝41,
42は保護カバー5を形成する壁が嵌合する溝巾
を有している。
保護カバー5は、下方が開口した円筒形の容器
をなし、側面に溝41に壁を嵌合させるための切
込み51を有している。したがつて、保護カバー
5は、基台1の上方よりかぶせて切込み51部分
の壁を溝41に嵌合させるとともに、保護カバー
5の下端壁52を溝42内に収めることにより掛
止部3に載置されるように基台1に装着されるよ
うになつている。このような装着による場合には
保護カバー5が横ずれしたり、下方に落ちたりす
ることがなく都合がよい。
電線保持部3aには、基台1の両側に突出した
多数の突片31により電線60を挿入するU字溝
32を形成するように、設けられている。前記U
字溝32は、第3図に示すように電線60の太さ
のサイズに合わせてその巾が形成されている。し
たがつて電線60はU字溝32内に挿入されるこ
とにより保持されるようになつている。この例の
場合、U字溝32は内方部に段33が設けられ、
U字溝32奥部については細い電線60を保持す
ることができるようになつていて、サイズの異な
る電線60に対応できるようになつている。な
お、電線保持部3aのU字溝32を形成する突片
31は弾性変形する部材で形成し、この突片31
の弾性により電線60がU字溝32の両側で圧着
されて保持されるように構成してもよい。前記U
字溝32の個数は任意に変更してもよい。
また、前記電線保持部3aは次のような構造で
もよい。第6図は前記実施例と電線保持部3aを
異ならせた電線接続箱の別の実施例について示し
たものである。この例の場合、基台1には係止構
造を備えたバンド部材であるベルト34が挿通さ
れる取付孔35が設けられている。したがつて、
第8図に示すように前記取付孔35に挿通された
ベルト34を環状に形成することによりベルト3
4と基台1との間に電線60が挟持されるように
なつている。なお、ベルト34は第7図に示すよ
うに基部に環状したベルト34の先端が挿通され
る係止突起37を備えた挿通孔36を有し、ベル
ト34の凹部38が係止突起37に係止されるよ
うになつている。バンド部材としては第9図に示
すように針金39を使用してもよい。前記バンド
部材は基台1と別体の構成としているが、基台1
に一体に設けられてもよい。
なお、本考案では前記実施例に示す電線保持部
3aを有しない電線接続箱であつてもよい。
さて、このように構成される電線接続箱につい
て第1図に示す電線接続箱を使用して、電線60
相互を結線する場合を説明する。
この例の場合には、まず第2図に示すように、
固定部2によつて基台1を吊りボルト50に固定
し、次いで、電線60の先端の被覆を剥ぎ、金属
線を引き出し、第3図に示すように電線60の一
方を基台1の電線保持部3aに保持させ、次いで
第4図に示すように金属線を引き出したもう一方
の電線60を基台1の他方の電線保持部3aに保
持させて、電線60相互の金属線を掛止部3上で
つないでまたがせ、その上にテープを巻いて結線
する。最後に、第5図に示すように保護カバー5
をかぶせて、電線60結線個所を保護し、結線作
業が完了する。
なお、電線保持部3aを有しない電線接続箱に
おいては、電線60の先端の被覆を剥ぎ、金属線
を引き出した電線60相互をつないでおき、かか
る結線個所を掛止部3にまたがせて掛止させれば
よい。とくに第1図に示すU字溝32や、第8図
に示すベルト34や、第9図に示す針金39のよ
うな電線保持部3aが設けられていれば、電線6
0の掛止はより確実となる。
なお、本考案でいう吊りボルトには、吊杆部材
を含み、吊りボルトは上から垂設される棒状の部
材であればよい。
(考案の効果) 以上、説明したように、本考案に係る吊りボル
ト固定用の電線接続箱は、天井に垂設された吊り
ボルトを挟持固定する固定部によつて吊りボルト
に安定かつ確実に取付けられ、二重天井内等にお
ける電線の接続配線を可能にし、吊りボルトに対
して横方向に延設された掛止部により電線相互を
掛止部の両側にまたがせて電線の結線個所を掛止
するようにしたので、電線の結線個所が下方に落
ちたり、素抜けたりすることがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る吊りボルト固定用の電線
接続箱の一実施例を示す分解斜視図、第2図から
第5図までは第1図に示す電線接続箱を使用して
電線相互を結線する場合を工程順に示す各斜視
図、第6図は別の実施例を示す分解斜視図、第7
図はベルトの断面図、第8図は第6図に示す電線
接続箱の電線の取付状態を示す斜視図、第9図は
第6図に示す電線接続箱のベルトに代えて針金を
使用した例の斜視図、第10図は従来の電線接続
箱を示す斜視図である。 図中、1は基台、2は固定部、3は掛止部、4
は装着部、5は保護カバーである。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 垂設された吊りボルトに挟持固定する固定部
    と、電線相互を両側にまたがせて電線の結線個
    所を掛止するため固定部より吊りボルトに対し
    て横方向に延設された掛止部と、前記固定部と
    掛止部とを備えた基台に装着される電線の結線
    個所を保護する保護カバーとよりなることを特
    徴とする吊りボルト固定用の電線接続箱。 2 前記基台は電線を挟持するためのバンド部材
    を備えたことを特徴とする実用新案登録請求の
    範囲第1項記載の吊りボルト固定用の電線接続
    箱。
JP4922387U 1987-03-31 1987-03-31 Expired JPH0353541Y2 (ja)

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JP4922387U JPH0353541Y2 (ja) 1987-03-31 1987-03-31

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JP4922387U JPH0353541Y2 (ja) 1987-03-31 1987-03-31

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JPS63156520U JPS63156520U (ja) 1988-10-13
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ID=30871475

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009293653A (ja) * 2008-06-03 2009-12-17 Mirai Ind Co Ltd 配設体の支持具
JP2010007800A (ja) * 2008-06-28 2010-01-14 Mirai Ind Co Ltd 配設体の支持具

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