JP4003892B2 - ジョイントボックスを用いた分岐配線方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本願発明は、電気配線工事において、分岐結線した結線束を絶縁保護するジョイントボックスに係るもので、定めに基づく長さに電線ケーブルを切除し、結線後ほぼ真っ直のままで触れることなくボックスに収容し止着し、上下の方向に向けて造営材に止着し得る止着部を外周の任意の位置に設けたジョィントボックスを用いていて配線することに関する。
【0002】
【従来の技術】
分岐配線工事における結線束を絶縁保護するジョイントボックスを用いる場合、複数の電線を結線した後、手でむりやり折り曲げ、ジョイントボックスに押し込み、ボックスカバーをネジ止めるなど結線束を押し圧したままの状態で永続的に固定する構造であり、折り曲げ圧縮する圧力によりコネクタ等の本来持てる電気的接続機能を弱小化するばかりか、その収納作業及びボックスの取り付け作業が非常に複雑困難で手間を要するものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
そこで本願は、定めに基づく長さに電線ケーブルを切除し、外被を剥ぎ取り、先端を結線して結線束を形成し、折り曲げること無く、ほぼ真っ直のままジョイントボックス内に収納し、一旦結線した後に結線部分には一切触れることなくジョイントボックス内に収納止着でき、配線現場に添った位置に止着部を設け、適合する方向に向け造営材に止着し得るように成したものである。更に、分割しない軟質性ボックスの場合は、電線と比較的同硬度の樹脂材を用いれば、締め付け接触にも良く耐え結線束を損なわないボックスと成し、複数の止着孔を設けて結線束を止着する。
さらに一般的には、周知のように建築物における床構造の下側には、図5に示されているような吊りボルト13が多数垂下している。これら多数の吊りボルト13は、多階建て建築物における床構造の下側と、天井板の上側との空間に、電線ケーブルや、情報通信用の同軸ケーブルや、ガス、水道管などを配設する場合に止着の為に、建設業者が予め設けるものである。
電気の配線において、上記吊りボルト13に結線束を縛りつけると、複数の電線における結線部であるコネクタ12の部分の保護が難しくなる。また、複数の電線における外被が吊りボルト13に直接接触すると電気的に危険を伴う。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本願発明のジョイントボックスを用いた分岐配線方法は、
結線束(A)を収納するための空間の上部及び周囲はボックス用の部材で囲み、下方は、複数の電線ケーブルの先端を結線した状態の結線束(A)を差し入れる為に開口してある細長い筒形のジョイントボックス(1)であって、
上記細長い筒形ジョイントボックス(1)の下端から内部の上端に至る長さは、上記結線束(A)における夫々の電線ケーブル(8)の部分と、被覆電線の部分と、コネクタ(12)とを直線状態にした形態で収容できる長さにしておき、
さらに上記筒形ジョイントボックス(1)における上記開口部に近い位置で、上記電線ケーブル(8)の束を位置させる場所においては、上記ジョイントボックス(1)における周囲部材の裏側部分に複数の止着孔(4)が設けられているジョイントボックス(1)と、結束バンド(10)とを用意し、
一方、造営材に対して上下方向に長くなる状態で一体的に固着されている吊りボルト(13)の近くにおいて、
複数の電線における電線ケーブル(8)の部分と、被覆電線の部分と、コネクタ(12)とを直線状態にした形態で所定の電線先端相互を結線をして結線束(A)を形成し、
その後、その結線束(A)は、ジョイントボックス(1)の下方の開口部から内部の上方に向けて、結線束(A)の部分を直線状態にした形態で挿入した後、
上記ジョイントボックス(1)における周囲部材の裏側部分を中間にして、その裏側部分の面側には上記吊りボルト(13)を、上記裏側部分の面側には結線束(A)の電線ケーブル(8)の部分を位置させる状態で、かつ、
上記結束バンド(10)を上記複数の止着孔(4)を貫通させて上記吊りボルト(13)と、上記ジョイントボックス(1)における周囲部材の裏側部分と、結線束(A)の電線ケーブル(8)の部分との3つの部分を囲む状態で上記結束バンド(10)を引き締めて、 上記結線束(A)における上記電線ケーブル(8)が束になった部分と、ジョイントボックス(1)の上記ジョイントボックス(1)における周囲部材の裏側部分との2つの部分を一体化させると同時に、これらの結線束(A)における上記電線ケーブル(8)が束になった部分と、ジョイントボックス(1)における周囲部材の裏側部分との2つの部分が、上記電線ケーブル(8)が束になった部分と吊りボルト(13)との間に上記周囲部材の裏側部分が介在する状態で、吊りボルト(13)にも同時に一体固定されるようにした。
【0005】
【発明の実施の形態】
本願発明に用いるボックスの材質は、例えば主として樹脂材を用い、図1、図5に現われているように結線束Aを収納するための空間の上部及び周囲はボックス用の部材で囲み、下方は、複数の電線ケーブルの先端を結線した状態の結線束Aを差し入れる為に開口してある。内部はほぼ真っ直の結線束Aが収納できる内形をなして細長く、外周を構成する部材には止着部(吊り手、挾着部、止着孔等)を設けた構造と成す。ボックス本体1の下部に複数の止着孔4及び複数の止め棒5を設けてあり、使用に際しては、それらの奥部に当る位置のケーブル複数をくの字形に屈曲して止め段を形成し、止着孔4に結束バンド10又は圧縮バンド(結束バンド等)を通し結線束Aと共に結束する。止め棒を併設すれば止め段の前部に位置して更に抜け止め作用を確実にする。止め棒は結線束の大小に対応するため、複数本を並設しておき、最寄りの止め段が阻止される。止め段の先端は細く丸く形成し、ケーブル間に分け入って避け傷付けずケーブルを損なわない。ボックスカバーとボックス本体の端部には一対を成す鉤部を設け、結線束を収納後、開いているボックスを閉じると係合して閉じ止め、以後の点検、修正作業の場合は、解錠して開けば容易に点検施工が可能である。
【0006】
さらに本願の実施例を示す図面について説明すると、矢印Aは結線束であり、コネクタ12で分岐結線したほぼ真っ直の長い電線の束。矢印Bは透明材を用いて形成したボックスである。1はボックス本体であり、下部に複数の止着孔4及び複数の止め棒5を設け、開いた状態で結線束Aを収納し下部のケーブル8を結束し、又はケーブル8をくの字に折り曲げ止め段9を形成して結束バンド10及び止め棒5を阻止して抜け止め、外周の任意の位置に任意の数の吊り具14、挾着部16、止め孔等の止着部を設け、適当な位置にあるものを建築物における造営材に止着し、ボックスカバー2を閉じると鉤部6が掛り固定する。3は折り曲げ部であり、ボックス本体1とボックスカバー2との間を一線状に少し薄く成型して容易に折り曲げ得るもので、ボックス本体1とボックスカバー2とをつなぎ二分割ボッククスの開閉を自在にしたものであり、図1に示すように向かって上下に連結して左右に開閉するようにするばかりでなく、上面を連結すれば図4のように上下に開閉し、何れも開いた状態で結線束Aの収納止着作業を容易に施工することができる。4は止着孔であり、結束バンド10又は圧縮バンド15等止着部材を通し、ボックス本体1と共に止着する複数の孔。5は止め棒であり、ボックス本体1の下部に複数を一体成型したもので、結線束Aを収納する場合、この止め棒5の少し奥に当る位置の両脇のケーブル8を、くの字形に折り曲げると、隣接した位置にある止め棒5が阻止し、これだけで結線束Aは抜けなくなる。他の止め棒5はそれぞれのケーブル8との間に分け入り邪魔にならない。6は鉤部であり、ボックス本体1とボックスカバー2とを閉じた場合、双方一対に係合して抜け止まり、開く場合はボックス本体1の鉤部6の周囲を少し押し圧すれば解錠し開く。この鉤部6は、従来技術による様々の施錠解錠装置を用いれば有効である。7は図1に現われているようにボックスの上部の部材に固着してある吊り手であり、ボックス本体1の上部の外周に設け、作業位置により使い分けを可能としたもので、吊り手7、挾着部16、止め孔部19等任意の止着部を設け、これらを吊りボルト13、鉄骨等に吊り下げ又は打ち着けて支える止着部である。
【0007】
8は電線ケーブルであり、結線束Aの下部に位置する二重被覆部分で、周知のように造営材等に接触しても良い外装が施されている。9は止め段であり、止着孔4及び止め棒5の少し奥部の位置の両脇のケーブル8を、く字形に折り曲げて段を設け、結束バンド10又は止め棒5に阻止されて結線束Aを抜け止める。10は結束バンドであり、複数の止着孔4を通して結線束Aの下部のケーブル8を結束する。結束バンドは、本願ボックスの止着部と造営材を止着する紐類であり、その部材は様々のものを用いることができる。11は止め孔であり、結束バンド10の一方に複数の孔を設け、他方には突起を設け、結線束Aの大小に合わせ適当な孔にその突起をはめこみ固定する異なった結束バンドの孔。図1、図5に現われる12はコネクタであり周知のように、図示のように各電線ケーブル8の二重被覆部分の外被を剥ぎ取った一重の被覆電線の部分の上端に形成される。このコネクタ12の部分は、電線を真っ直にしてボックス1内に差し込んだ後は一切触れることなく、持てる接続機能を確保したままの状態で絶縁保護される。
【0008】
吊りボルト13は電気配線工事における用語の造営材の一部分に当り、家屋等の造営材に対して、配線に必要な様々の部材を床版から吊り下げ、結び、支える部材のことである。周知のように造営材においては、造営材としての床版と、それの下の階における天井との間の空間に電気配線や、ガス管等を配置する為に床版から上下方向に長くなる状態で多数の吊りボルト13が林の様な形で垂設固着されている。電気の配線は通常その近くにおいて行われる。その結線は図1,図5に現れているように複数の電線における電線ケーブル8の部分と、被覆電線の部分と、コネクタ12とを直線状態にした形態で所定の電線先端相互を結線をして結線束Aを形成する。その後、その結線束Aは、ジョイントボックス1の下方の開口部から内部の上方に向けて、図5に現れているように結線束Aを直線状態にした形態で挿入する。その後、上記ジョイントボックス1における周囲部材の裏側の部分は図5に現れているように吊りボルト13に沿う状態にされ、複数の電線における電線ケーブル8の束に成っている部分は、上記ジョイントボックス1における周囲部材の裏側の部分を介在した状態で、吊りボルト13に沿う状態になる。この状態において図5に現れているように、上記結束バンド等10を用いて、上記複数の止着孔4を貫通し、上記吊りボルト13と結線束Aの電線ケーブル8の部分を囲む状態で上記結束バンド等10を引き締めて、上記結線束Aにおける上記電線ケーブル8が束になった部分を、ジョイントボックス1の上記ジョイントボックス1における周囲部材の裏側部分を介して吊りボルト13に固定する。
【0009】
次に15は圧縮バンドであり、圧縮性を有するバンドで、両端を持って広げ結線束Aのケーブル8を一括して納め、離すと適当な圧縮力で結束し抜け止める。18は軟質性ボックスであり、分割せず一体のボックスを成し、軟質の樹脂材を用い全体を一体成型したもので、下部には表裏共通の止着孔4を複数設け、外周には止め孔部19を設けたもので、コネクタ12には真っ直の電線端末を差し込んで分岐結線し、全体がほぼ真っ直の結線束Aを入口から差し入れ得る内径及び細長く形成し、止着孔4に結束バンド10を通して軟質性ボックス18と共に結束して抜け止め、最寄りの造営材と止め孔部19を結束し又は吊り下げ抜け止める。このボックスはケーブル8とほぼ同質同硬度であるため、造営材に止着する場合、結線束Aを差し入れたまま造営材と共に一括して結束してもケーブル8を損なわず、しかも、安定的に止着できる。
【0010】
ボックス本体1とボックスカバー2のように、本体とカバーに分割する外、分割する面の中央部に折り曲げ部3を設けて折り半に二等分しても良く、更に、折り曲げ開閉方向は、向かって前後、左右又は上下等の何れにても良く、工事場所の状況に対応して邪魔に成らないよう使い分ければ更に便利である。
【0011】
結線束Aを止着する方法は、結束バンド10及び圧縮バンド15、止め棒5に限らず、複数の止め弁又は止め板などの外、様々な従来技術を応用した装置をボックス内に設けて止着することがてきる。
【0012】
ボックスを固定する吊り手7及び挾着部16、止め孔部19等の止着部を設ける位置及び数は、必要に応じボックス外周の任意の位置、任意の数を設ければよく、更に、止着部皆無でも造営材ごと結束できる。
【0013】
二分割ボックスの場合は、自消性を有する比較的硬質の樹脂材を用いることにより、衝撃を受けても内部に変形無く、収納した結線束Aに衝撃が伝わらず安全を保つことができるとともに、施錠が有効に作動する。
【0014】
二分割連結ボックスの場合、個別に二分割成型し、双方の端部に回動する一対の鉤部6を設け、これを組み合わせて一体となし、開閉自在に成すことが可能である。
【0015】
本願の透明ジョイントボックスは、ほぼ真っ直の結線束Aの絶縁包皮を対称としているが、従来のように折り曲げ又は渦巻状に結束した結線束でも当然のことながら、収納し止着し得る。
【0016】
二分割連結ボックスに結線束Aを収納する方法は、開いて収納するばかりで無く、内部に障害となるような止め装置(止め棒5、止め弁、止め板等)を省けば、閉じたままの状態でも差し入れ、又は止着を解除して離脱し再使用も可能である。
ジョイントボックスは、ほぼ真っ直に結線したままの細長い結線束に触れ圧迫されること無く収納し得る内径の細長い形状に形成し、そのボックスは必要に応じて上下、前後、左右の何れか任意の方向に開閉し得るよう二分割連結し、開いて結線束を収納し、使用後の点検、結線の変更等の場合は解錠して開き点検、修正工事を容易にし、配線位置に対応して任意の方向に向けて造営材に容易に止着し得るように外周の任意の位置に任意の数を設ける。更に、分割しない軟質性ボックスの場合は、比較的軟質の樹脂材を用いて結線束にやわらかく接して結線機能を保ち、造営材と一括して止着可能とするなど、結線束を損なわず、絶縁保護作業を単純化する。
【0017】
分岐結線工事にあたり、ケーブル8の切除部分の長さを、定めに従って切除し、その切除部分、接続部分、付け根のケーブル8を含む結線束Aをほぼ真っ直のままにして一切触れることなく収納止着し得る内形で細長く、その外周の任意の位置に任意の数だけ設け、任意の方向に向けて造営材に止着し、結線束Aの収納時期は、ボックスを造営材に止着前、又は止着後の何れか工事現場に対応して選定できるとともに、このようにコネクタ12等接続端子の持つ本来の電気的接続機能を結線後人手によって低下させること無く簡単且つ確実に絶縁保護し得る。
【0018】
ボックス本体1とボックスカバー2に二分割連結して成る本願の透明ジョイントボックスは、開いた状態で結線束Aを収納し、造営材に止着し、使用後における結線束Aの点検、結線部分の取替えなどの場合は、釣部6を解錠し開けば容易に行うことができる。
【0019】
分割成型しない軟質性ボックス18は、電線被覆とほぼ同質でほぼ同様硬度による電気的安定が得られ、結線束Aをボックスでやわらかく内包し結束する。
【0020】
ボックスの上部及び側部に吊り手7及び止め孔部19、挾着部16等の止着部を設けたことによりボックスを任意の方向に向けて設置し、最寄りの位置にある止着部を造営材に止着し得る。
【0021】
分割しない軟質ボックス18は、結線束Aを収納したボックスと共に造営材をも一括して結束可能であり、吊り手7及び止め孔部19、挾着部16などの止着部を造営材に止着する作業を省くことができる。
【0022】
【発明の効果】
以上のように本願発明においては、図5に現れているように、結線束Aにおける最も丈夫な部分である電線ケーブル8の部分を締付固定するものであるから、強く締付ても電線を傷めるような危険は少なくなる効果がある。
しかもその締付によりジョイントボックス1における周囲部材の裏側部分と、造営材と一体化している吊りボルト13とを一緒に締め付けるものであるから、結線束Aにおける電線ケーブル8と、ジョイントボックス1と、造営材13とは、結束バンド等10の「引き締め」という1つの動作で三者が一体化できる作業効率の面での効果もある。
さらに本願発明にあっては、吊りボルト13に対して、結線束Aにおける電線ケーブル8の部分を締付固定するものであっても、その間にはジョイントボックス1における周囲部材の裏側部分が介在するものであるから、吊りボルト13が鉄筋などの導電材であっても、絶縁的に安心できる効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】ボックスカバー2を開いて結線束Aを収納結束し、造営材に止め着けた状態を示す正面図。
【図2】圧縮バンド15でケーブル8を結束した状態を示す一部端面図。
【図3】ボックス本体1に設けた止め棒5に止め段9が阻止され、他の止め棒5がケーブル8間に無理なく納まっている状態を示す一部端面図。
【図4】上面部で二分割連結し、上下に開閉する状態を示す端面図。
【図5】吊り手を用いず造営材と共に一括して結束した使用状態を示す側面図。
【図6】軟質性ボックス18の一使用状態を示す正面図。
【符号の説明】
矢印A 結線束
矢印B 透明ボックス
1 ボックス本体
2 ボックスカバー
3 折り曲げ部
4 止着孔
5 止め棒
6 鉤部
7 吊り手
8 ケーブル
9 止め段
10 結束バンド
11 止め孔
12 コネクタ
13 吊りボルト
14 吊り具
15 圧縮バンド
17 挾着溝
18 軟質性ボックス
19 止め孔部

Claims (1)

  1. 結線束(A)を収納するための空間の上部及び周囲はボックス用の部材で囲み、下方は、複数の電線ケーブルの先端を結線した状態の結線束(A)を差し入れる為に開口してある細長い筒形のジョイントボックス(1)であって、
    上記細長い筒形ジョイントボックス(1)の下端から内部の上端に至る長さは、上記結線束(A)における夫々の電線ケーブル(8)の部分と、被覆電線の部分と、コネクタ(12)とを直線状態にした形態で収容できる長さにしておき、
    さらに上記筒形ジョイントボックス(1)における上記開口部に近い位置で、上記電線ケーブル(8)の束を位置させる場所においては、上記ジョイントボックス(1)における周囲部材の裏側部分に複数の止着孔(4)が設けられているジョイントボックス(1)と、
    結束バンド(10)とを用意し、
    一方、造営材に対して上下方向に長くなる状態で一体的に固着されている吊りボルト(13)の近くにおいて、
    複数の電線における電線ケーブル(8)の部分と、被覆電線の部分と、コネクタ(12)とを直線状態にした形態で所定の電線先端相互を結線をして結線束(A)を形成し、
    その後、その結線束(A)は、ジョイントボックス(1)の下方の開口部から内部の上方に向けて、結線束(A)の部分を直線状態にした形態で挿入した後、
    上記ジョイントボックス(1)における周囲部材の裏側部分を中間にして、その裏側部分の面側には上記吊りボルト(13)を、上記裏側部分の面側には結線束(A)の電線ケーブル(8)の部分を位置させる状態で、かつ、
    上記結束バンド(10)を上記複数の止着孔(4)を貫通させて上記吊りボルト(13)と、上記ジョイントボックス(1)における周囲部材の裏側部分と、結線束(A)の電線ケーブル(8)の部分との3つの部分を囲む状態で上記結束バンド(10)を引き締めて、
    上記結線束(A)における上記電線ケーブル(8)が束になった部分と、ジョイントボックス(1)の上記ジョイントボックス(1)における周囲部材の裏側部分との2つの部分を一体化させると同時に、これらの結線束(A)における上記電線ケーブル(8)が束になった部分と、ジョイントボックス(1)における周囲部材の裏側部分との2つの部分が、上記電線ケーブル(8)が束になった部分と吊りボルト(13)との間に上記周囲部材の裏側部分が介在する状態で、吊りボルト(13)にも同時に一体固定されるようにすることを特徴とするジョイントボックスを用いた分岐配線方法。
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