JPH0727629B2 - 磁気記録媒体 - Google Patents

磁気記録媒体

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JPH0727629B2
JPH0727629B2 JP17051187A JP17051187A JPH0727629B2 JP H0727629 B2 JPH0727629 B2 JP H0727629B2 JP 17051187 A JP17051187 A JP 17051187A JP 17051187 A JP17051187 A JP 17051187A JP H0727629 B2 JPH0727629 B2 JP H0727629B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の分野] 本発明は、改良されたバック層を有する磁気記録媒体に
関する。さらに詳しくは、本発明は、特に、高温高湿下
に於ても電磁変換特性及び走行耐久性の優れた磁気記録
媒体に関する。
[発明の背景] 磁気記録媒体は、電磁信号の記録用として広く使用され
ており、使用の態様にあわせてテープ状、ディスク状、
あるいはカード状などの種々の形態のものが利用されて
いる。このような磁気記録媒体の中でテープ状のもの
は、オーディオ用、ビデオ用およびコンピュータ用など
の磁気記録媒体として使用されている(以下、本発明に
おいてはこのようなテープ状(長尺状)の磁気記録媒体
を単に「磁気テープ」と記載することもある)。
磁気テープは、基本的に非磁性支持体とこの支持体上に
備えられた強磁性微粉末を含有する磁性層とからなる。
さらに、最近は良好な走行性能を有する磁気テープを得
るために上記磁性層が設けられていない非磁性支持体面
にバック層(バックコート層)が備えられた磁気テープ
が開発され、利用されている。
上記バック層として、従来、ポリエステルポリウレタン
又は、ポリエーテルポリウレタンを結合剤として使用
し、その中に非磁性粉末を分散させてなるものが知られ
ている。
しかしながら、ポリエステルポリウレタンは、高い引張
強さと選ばれた溶剤における高い溶解度を有すると言う
特長を有する反面、耐加水分解性が著しく劣ると言う欠
点を有する。また、ポリエーテルポリウレタンは、耐加
水分解性は優れているものの機能的強度その他、上記結
合剤として使用した場合ポリエステルポリウレタンに比
べて磁気テープとして必要な特性が著しく劣る。
従って、磁気記録媒体のバック層用の結合剤として、ポ
リエステルポリウレタン又はポリエーテルポリウレタン
を使用した磁気記録媒体は、高温高湿下に於てその電磁
変換特性及び走行耐久性が著しく低下すると言う欠点を
有する。
元来、磁気記録媒体にバック層を設ける目的の一つは磁
気記録媒体の走行性能を向上させることであり、このバ
ック層を高温高湿下でも変質しないようにすることは極
めて重要な課題である。
[発明の目的] 本発明の目的は、高温高湿下に於ても走行性能と電磁変
換特性とが共に優れた磁気記録媒体を提供することにあ
る。
本発明の他の目的は、高温高湿下に於ても、変質するこ
となく安定で極めて優れた特性を示すバック層形成用の
結合剤組成物を提供することにある。
[発明の要旨] 本発明は、非磁性支持体の一方の側の表面に磁性層を備
え、そして他方の側の表面に、結合剤中に非磁性粉末が
分散されてなるバック層を備えた磁気記録媒体におい
て、 該バック層の結合剤が、ポリカーボネートポリウレタン
を30〜90重量%含有する結合剤であり、且つ、該バック
層における結合剤と非磁性粉末との配合割合が、非磁性
粉末100重量部当り結合剤40〜200重量部であることを特
徴とする磁気記録媒体にある。
[発明の詳細な記述] 非磁性支持体の一方の側の表面に磁性層を備え、そして
他方の側の表面にバック層を備えた磁気記録媒体は既に
公知である。本発明は、そのバック層に新規で改良され
た特徴的構成を有しており、上記磁気記録媒体のバック
層以外の部分については、それぞれの材料、形状等に関
する従来技術を本発明においても利用することができ
る。
例えば、非磁性支持体としては、ポリエチレンテレフタ
レート等のプラスチック、金、セラミックス等の、テー
プ、ディスク、ドラム等の形状のものが、必要に応じ前
処理して使用できる。
また、磁性層は強磁性微粉末が結合剤に分散されてなる
層である。強磁性微粉末として、γ−酸化鉄系強磁性粉
末、コバルト含有γ−酸化鉄系強磁性粉末、強磁性微粉
末、バリウムフェライト、ストロンチウムフェライトな
どが用いられる。また、磁性層には任意にそれ自体公知
の各種の添加材および添加剤を含有させることが出来
る。
本発明の磁気記録媒体の特徴的構成はバック層の構成に
あるため、以下においてはバック層の構成を中心に説明
する。
本発明の磁気記録媒体のバック層は、強磁性粉末が、ポ
リカーボネートポリウレタンを30〜90重量%含有する結
合剤中に分散されてなる。
非磁性粉末としては、バック層用の粒状充填材のして通
常用いられているものを利用するとができる。
このような非磁性粉末の例としては、カーボンブラッ
ク、グラファイトおよび無機質充填材を挙げることがで
きる。これらは単独で使用してもよく、あるいは二種以
上混合して用いてもよい。
無機充填材の具体的な例としては、通常研磨材として使
用されているものであって、例えば、TiO2、TiO、ZnO、
CaO、SnO2、SiO2、α−Fe2O3、Cr2O3、α−Al2O3、Zn
S、MoS2、BaSO4、CaSO4、MgCO3、BN、SiC等を挙げるこ
とができる。これらの無機質充填材は単独で使用しても
よく、あるいは二種以上を混合して用いてもよい。
これらの非磁性粉末の中でも、カーボンブラックを使用
することが好ましい。カーボンブラックとしては、ファ
ーネスブラック、サーマルブラック、カラー用ブラッ
ク、アセチレンブラック等を使用することができる。カ
ーボンブラックの性状としては、平均粒子サイズが5〜
1000μm(電子顕微鏡)、窒素吸着法比表面積が1〜80
0m2/g、pHが4〜11(JIS K6221)、ジブチルフタレー
ト吸油量が10〜800ml/100g(JIS K6221)であるものが
好ましい。カーボンブラックのサイズに関しては、塗布
膜の表面電気抵抗を下げる目的で5〜100mμのカーボン
ブラックを、塗布膜の強度を制御する目的で50〜1000m
μのカーボンブラックを、また、塗布膜の表面粗さを制
御する目的でスペーシングロス減少のための平滑化のた
めに、より微粒子のカーボンブラック(100mμ以下)
を、粗面化して摩擦係数を下げる目的で粗粒子のカーボ
ンブラック(50mμ以上)を用いる。微粒子のカーボン
ブラックと粗粒子のカーボンブラックとを併用してもよ
い。また、カーボンブラックの表面の一部がグラファイ
ト化若しくはグラフト化しているものも使用することが
できる。
また、他の非磁性粉末の粒子径についても特に制限はな
く、通常用いられている粒子径のものを用いることがで
きる。例えば、無機質充填材を用いる場合には、平均粒
子径が0.01〜10μm(特に好ましくは0.5〜5μm)の
範囲内にあることが好ましい。
非磁性粉末の形状も、球状、針状、板状、サイコロ状な
どの種々の形状のものを用いることができる。
本発明の磁気記録媒体のバック層の結合剤は、ポリカー
ボネートポリウレタンを30〜90重量%含有する結合剤で
ある。
該ポリカーボネートポリウレタンは、(1)ポリオール
と(2)ポリイソシアネートと、更に必要に応じ(3)
鎖延長剤とを縮合させて得られた重合物である。
上記(1)ポリオールは、例えば、下記一般式[I] HO−R−OH [I] [式中、Rは、例えば−(CH2)n−(n=3〜14)、 を有する多価アルコールと、ホスゲン、クロルギ酸エス
テル、ジアルキルカーボネートまたはジアリルカーボネ
ートとの縮合又はエステル交換により合成される、分子
量300〜20万、水酸基価20〜1000のポリカーボネートポ
リオール、或いは、該ポリカーボネートポリオールと一
般式[II] HOOC−R1−COOH [II] [式中、R1は、炭素原子数3〜6個のアルキレン基、フ
ェニレン基又はシクロヘキシレン基を表わす、] を有する二価カルボン酸との縮合により得られる、分子
量400〜20万、水酸基価5〜1,000のポリカーボネートポ
リエステルポリオールである。
上記ポリオールに、その他のポリオール、例えばポリエ
ーテルポリオール、ポリエステルエーテルポリオール
や、ポリエステルを、上記ポリオールの90重量%まで配
合し併用してもよい。
上記(2)ポリイソシアネートとしては、特に制限はな
く通常使用されているもを用いることができる。例え
ば、ヘキサメチレンジイソシアネート、トリジンイソシ
アネート、イソホロンジイソシアネート、キシリレンジ
イソシアネート、シクロヘキサンジイソシアネート、ノ
ルイジンジイシアネート、2,4−トリレンジイソシアネ
ート、2,6トリレンジイソシアネート、4,4′ジフェニル
メタンジイソシアネート、p−フェニレンジイソシアネ
ート、m−フェニレンジイソシアネート、1,5−ナフチ
レンジイソシアネートなどを挙げることができる。
上記(3)鎖延長剤としては、それ自体公知の物質、例
えば、前記の多価アルコール、脂肪族ポリアミン、脂環
式ポリアミン、芳香族ポリアミン等を使用することがで
きる。
上記(1)と(2)、場合により(3)とから得られた
ポリカーボネートポリウレタンは、数平均分子量が10,0
00〜250,000の範囲のものであることが好ましい。分子
量が上記範囲よりも小さいポリカーボネートポリウレタ
ンを使用した場合には走行耐久性が劣り、また、分子量
が上記範囲よりも大きいと結合剤の溶解性が低下した
り、分解性が不良となるなど工業的見地から好ましくな
い。
また、ポリカーボネートポリウレタンは、−SO3M、−CO
OM、−NH2、−SH、−OH、リン酸基、及びリン酸エステ
ル基からなる群から選ばれた少なくとも一種の官能基
(但し、Mは水素原子又はアルカリ金属原子を示す)を
有するものであってもよい。このような官能基を有する
ポリカーボネートポリウレタンは、それ自体公知の方法
によって製造することができる。
上記ポリカーボネートポリウレタンは、例えば大日精化
工業(株)のポリカーボネートポリウレタン9000シリー
ズ、同7000シリーズ、同5000シリーズ、グッドリッチ者
の5740Xシリーズ等として容易に入手できる。
本発明の磁気記録媒体のバック層中の結合剤は、30〜90
重量%の上記ポリカーボネートポリウレタンと残余のそ
の他の結合剤との混合物である。該バック層中の上記ポ
リカーボネートポリウレタンの含有量が、上記範囲より
多いと、磁気記録媒体の再生出力が低下し、スチル再
生、及び全長走行目詰まりが劣る。又、上記ポリカーボ
ネートポリウレタンの含有量が、上記範囲より少ない
と、磁気記録媒体のスチルライフ、及び全長走行目詰ま
りが劣る。
上記ポリカーボネートポリウレタンと混合して使用する
その他の結合剤としては特に制限はなく、従来磁気記録
媒体用の結合剤として使用されている公知の熱可塑性樹
脂、熱硬化性樹脂、反応型樹脂、及びこれらの混合物を
使用することができる。
上記熱可塑性樹脂としては、軟化温度が150℃以下、平
均分子量が1万〜30万、程度のもので、例えば、塩化ビ
ニル酢酸ビニル共重合体、塩化ビニル塩化ビニリデン共
重合体、塩化ビニルアクリロニトリル共重合体、アクリ
ル酸エステルアクリロニトリル共重合体、アクリル酸エ
ステル塩化ビニリデン共重合体、アクリル酸エステルス
チレン共重合体、メタアクリル酸エステルアクリロニト
リル共重合体、メタアクリル酸エステル塩化ビニリデン
共重合体、メタアクリル酸エステルスチレン共重合体、
ウレタンエラストマー、ナイロン−シリコン系樹脂、ニ
トロセルロース−ポリアミド樹脂、ポリフッ化ビニル、
塩化ビニリデンアクリロニトリル共重合体、ブタジエン
アクリロニトリル共重合体、ポリアミド樹脂、ポリビニ
ルブチラール、セルロース誘導体(セルロースアセテー
トブチレート、セルロースダイアセテート、セルロース
トリアセテート、セルロースプロピオネート、ニトロセ
ルロース等)、スチレンブタジエン共重合体、ポリエス
テル樹脂、クロロビニルエーテルアクリル酸エステル共
重合体、アミノ樹脂、各種の合成ゴム系の熱可塑性樹脂
等が挙げられる。これらの熱可塑性樹脂のうち、塩化ビ
ニル系(共)重合体、塩化ビニリデン系(共)重合体、
ニトロセルロースが、特に好ましい。
また、上記熱過硬化性樹脂又は、反応型樹脂としては、
塗布液の状態では20万以上の分子量であり、塗布、乾燥
後に熱することにより、分子量が極めて大きくなもので
あり、例えば、フェノール樹脂、フェノキシ樹脂、エポ
キシ樹脂、ポリウレタン硬化型樹脂、尿素樹脂、メラミ
ン樹脂、アルキッド樹脂、シリコン樹脂、アクリル系反
応樹脂、エポキシ−ポリアミド樹脂、ニトロセルロース
メラミン樹脂、高分子量ポリエステル樹脂とイソシアネ
ートプレポリマーとの混合物、メタクリル酸塩共重合体
とジイソシアネートプレポリマーの混合物、ポリエステ
ルポリオールとポリイソシアネートとの混合物、尿素ホ
ルムアルデヒド樹脂、低分子量クリゴール/高分子量ジ
オール/トリフェニルメタントリイソシアネートの混合
物、ポリアミン樹脂及びこれらの混合物等が挙げられ
る。これらの樹脂のうち、フェノキシ樹脂及びエポキシ
樹脂が特に好ましい。
上記フェノキシ樹脂は、ビスフェノールAとエピクロー
ルヒドリンとの縮合反応によって得られた線状ポリマー
であって汎用エポキシ樹脂と同じ構造単位を有するが、
汎用エポキシ樹脂の重合度が高々20以下であるのに対
し、フェノキシ樹脂の重合度は50〜700であって、単独
では熱可塑性を示し、アミノ樹脂等で架橋させて熱硬化
性にすることもできるものである。
上記結合剤には、更に、イソシアネート基を二個以上有
する化合物(ポリイソシアネート)を含有させてもよ
い。このようなポリイソシアネートとしては、例えば、
トリエンジイソシアネート、4,4′−ジフェニルメタン
ジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、
キシリレンジイソシアネート、ナフチレン−1,5−ジイ
シアネート、o−トルイジンジイソシアネート、イソホ
ロンジイソシアネート、トリフェニルメタントリイソシ
アネート等のイソシアネート類、これらイソシアネート
類とポリアルコールとの反応生成物、及び、これらイソ
シアネート類の縮合によって生成したポリイソシアネー
ト等を挙げることができる。上記ポリイソシアネート類
は、例えば、日本ポリウレタン(株)から、コロネート
L、コロネートHL、コロネート2030、コロネート2031、
ミリオネートMR、ミリオネートMLT、武田薬品工業
(株)から、タケネートD−102、タケネートD−110
N、タケネートD−200、タケネートD−202、住友バイ
エル(株)から、デスモジュールL、デスモジュール
L、デスモジュールIL、デスモジュールN、デスモジュ
ールHL、などの商品名で販売されている。
本発明の磁気記録媒体のバック層における結合剤と非磁
性粉末との配合割合は、非磁性粉末100重量部当り結合
剤40〜200重量部、特に50〜130重量部であることが好ま
しい。結合剤の配合割合が上記範囲よりも少ないと、磁
気記録媒体の走行耐久性が劣化し、また、上記範囲より
も多いと、非磁性粉末の充填密度が低くなるため、磁気
記録媒体のバック層において所望の表面電気抵抗が得ら
れないとか、摩擦係数が増加する傾向がある。
非磁性支持体の磁性層形成面の反対側表面へのバック層
の形成方法は既に知られており、本発明の磁気磁気記録
媒体のバック層も、基本的には同様な操作により支持体
表面に形成することができる。すなわち、たとえば、前
記非磁性粉末および前記結合剤成分、そして所望により
添加する他の添加剤が有機溶媒に分散あるいは溶解され
た塗布液を調製し、この塗布液を支持体表面に塗布した
後、乾燥して溶媒を蒸発させ、さらに結合剤成分を硬化
させることによりバック層が形成される。
また、バック層の厚さは、得られた磁気テープにおける
バック層の厚さが通常0.8〜3.0μm(好ましくは1.5〜
2.5μm)となるようにする。
上記塗布液を調製する際の、有機溶媒、分散混練方法及
び装置、塗布液の支持体への塗布方法及び装置等につい
ては、それ自体公知の従来技術を利用することができ
る。
なお、支持体への磁性層の付設とバック層の付設とはい
ずれを先に行なってもよく、また同時に行なってもよ
い。さらに、磁性層またはバック層のいずれか一方の層
(好ましくは磁性層)を塗布したのち、乾燥工程、さら
に所望により加熱硬化工程を経て塗布層(好ましくは磁
性層)を硬化させ、もう一方の層(好ましくはバック
層)を塗布し、同様に乾燥工程および加熱硬化処理工程
を経て磁気テープ原反とすることもできる。
本発明の磁気記録媒体のバック層の表面には、潤滑剤が
存在していてもよい。潤滑剤をバック層の表面に存在さ
せる方法としては、バック層の塗布液に潤滑剤を溶解も
しくは分散させる方法、潤滑剤の有機溶剤溶液を薄膜上
に塗布し乾燥する方法および循環剤の有機溶剤溶液を磁
性層表面に塗布したのち、その磁性層と前記バック層と
を重ね合せる方法などが挙げられる。
潤滑剤の例としては、高級脂肪酸、金属石鹸、高級脂肪
酸アミド、高級脂肪酸エステル、鉱油、油脂系の有機化
合物、シリコンオイル、無機微分末、プラスチックの微
粉末、α−オレフィン重合物、常温での液状の不飽和脂
肪族炭化水素、フルオロカーボン類およびこれらの混合
物が挙げられる。
次に本発明の実施例および比較例を示す。
各例において「部」は「重量部」を示す。
[合成例] 米国特許第4,131,731号明細書の実施例1に記載された
方法に従って調製した、ポリ(ヘキサメチレンカーボネ
ート)グリコール(分子量1500)1モルと1,4−ブタン
ジオール(連鎖延長剤)1モルとの混合物を約100℃に
加熱し、この混合物を、別に約100℃に加熱したメチレ
ンビスジフェニルジイソシアネート1モルと混合し、標
準的な高温ランダム溶融重合法によって反応させた。こ
の反応は発熱反応であり混合した約1〜5分間のうちに
温度は約200〜250℃まで上昇した。この間に重合が進行
したことが、粘度上昇によって確認された。
このようにして、ポリカーボネートポリウレタンを得
た。
[実施例1] 厚さ20μmのポリエチレンテレフタレートベース(非磁
性支持体)の表面に以下に記載する組成および方法で調
製した磁性塗料を乾燥後の厚さが6.0μmとなるように
塗布し、配向、乾燥、カレンダシリングした。
次いで、磁性塗料が塗布されていないポリエチレンテレ
フタレート面に乾燥後の厚さが2.0μmになるように以
下に記載する組成および方法で調製したバック層塗布液
を塗布した。
塗布後、乾燥および表面平滑化処理を行ない、ただちに
巻き取りを行なった。
巻き取られた原反をその状態で40℃の温度で48時間加熱
硬化処理を行ない、次いでこの原反を1インチ幅にスリ
ットし、試料テープを作成した。
この試料テープを下記の方法によって評価し、その結果
を第1表に示す。
磁性塗料組成 Co含有γ−Fe2O3粉末 300 部 (窒素吸着比表面積:40m2/g粉末のHc:8500e) 塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体 40 部 (VMCK、ユニオンカーバイド社製) ポリウレタン樹脂 17 部 (UR8300、東洋紡績(株)製) カーボンブラック 15 部 (平均粒子サイズ:20μm) レシチン 1.5部 オレイン酸 3 部 ラウリン酸オクチル 4 部 ラウリン酸 3 部 酢酸ブチル 700 部 メチルエチルケトン 300 部 上記の組成物の一部をボールミルに入れ、充分混練した
後残部をボールミルに入れ充分混練し、ポリイソシアネ
ート化合物(コロネート3040、日本ポリウレタン(株)
製)24部を加えて、さらに混練分散して磁性塗料を調製
した。
バック層塗布液組成 カーボンブラック 100 部 (コンタクテックス、SC平均粒子径:20mμ) ポリカーボネートポリウレタン 75 部 (合成例で調製したもの) フェノキシ樹脂 20 部 (PKHH、ユニオンカーバイド社製) オレイン酸銅 1 部 ステアリン酸1部 シリコン 0.1部 (KE69:信越化学工業(株)製) メチルエチルケトン 700 部 シクロヘキサノン 300 部 上記の組成物をボールミルに入れ、混練調製した後、ポ
リイソシアネート化合物(コロネート2030、日本ポリウ
レタン(株)製)25部を加えて、均一に混練分散を行な
った後、粘度を調製してバック層塗布液とした。
[試料テープの評価] (再生出力低下) ソニー(株)製ビデオテープレコーダBVS−500にフェラ
イトヘッドを使用して、通常の走行速度でテープを走行
させ、RFの再生出力を測定した。なお、再生出力は実施
例1の試料テープの再生出力を0dBとしたときの相対値
である。
(摩擦係数) VTRで10パス走行したテープを、SUSポールに磁性面を18
0゜かけてT1テンションを200gかけ、1.5cm/secの速度で
摺動させて、T2テンションを読みとり、 μ=(1/π)ln(T2/1) の式により摩擦係数を出した。
(スチルライフ) スチルモードで再生し、再生RF出力レベルを記録計で記
録し、信号レベルが1/2に低下するまでの時間を測定し
た。300分以上もつものを合格とする。
(全長走行目詰まり、) VTRで全長の繰返しテストを行い、予め記録された信号
がヘッドが目詰まった為モニターに現われなくなるか否
かを見た。◎は多数回の後でも目詰まりがないことを示
し、×は短時間で目詰まりが生じたことを示す。
[実施例2] ポリカーボネートポリウレタンの使用量を50部に、フェ
ノキシ樹脂の使用量を20部に、ポリイソシアネート化合
物の使用量を15部にそれぞれ変え、更にポリエステルポ
リウレタン(C7209大日本インキ化学工業(株)製)を3
5部使用して調製したバック層塗布液を使用した外は、
実施例1におけると同様にして試料テープを作成した。
この試料テープの評価結果を第1表に示す。
[実施例3] ポリカーボネートポリウレタンの使用量を63部に、フェ
ノキシ樹脂の使用量を17部に、ポリイソシアネート化合
物の使用量を21部に、それぞれ変えて調製したバック層
塗布液を使用した外は、実施例1におけると同様にして
試料テープを作成した。
この試料テープの評価結果を第1表に示す。
[実施例4] ポリカーボネートポリウレタンの使用量を38部に、フェ
ノキシ樹脂の使用量を10部に、ポリイソシアネート化合
物の使用量を13部に、それぞれ変えて調製したバック層
塗布液を使用した外は、実施例1におけると同様にして
試料テープを作成した。
この試料テープの評価結果を第1表に示す。
[実施例5] ポリカーボネートポリウレタンの使用量を75部に、ポリ
イソシアネート化合物の使用量を25部に、それぞれ変
え、フェノキシ樹脂の代わりに塩化ビニル樹脂(MR−11
0、日本ゼオン(株)製)を20部使用して調製したバッ
ク層塗布液を使用した外は、実施例1におけると同様に
して試料テープを作成した。
この試料テープの評価結果を第1表に示す。
[実施例6] ポリカーボネートポリウレタンの使用量を80部に、ポリ
イソシアネート化合物の使用量を20部にそれぞれ変え、
フェノキシ樹脂の代わりにニトロセルロース(ダイセル
化学工業(株)製)を20部使用して調製したバック層塗
布液を使用した外は、実施例1におけると同様にして試
料テープを作成した。
この試料テープの評価結果を第1表に示す。
[実施例7] 実施例5におけるバック層塗布液中のポリカーボネート
ポリウレタンの代りに、前記合成例と同様にして合成し
た、−SO3Na基を2.0×10-5eq/gの濃度で含有するポリカ
ーボネートポリウレタンを45部使用した外は、実施例5
におけると同様にして試料テープを作成した。
この試料テープの評価結果を第1表に示す。
[実施例8] 実施例5におけるバック層塗布液中のポリカーボネート
ポリウレタンの代りに、前記合成例と同様にして合成し
た、−COOH基を5.4×10-4eq/gの濃度で含有するポリカ
ーボネートポリウレタンを30部使用した外は、実施例5
におけると同様にして試料テープを作成した。
この試料テープの評価結果を第1表に示す。
[実施例9] 実施例5におけるバック層塗布液中のポリカーボネート
ポリウレタンの代りに、前記合成例と同様にして合成し
た、−OPO(OH)基を1.3×10-5eq/gの濃度で含有する
ポリカーボネートポリウレタン50部と、N−CH3基を
8.0×10-5eq/gの濃度で含有するポリカーボネートポリ
ウレタン50部ととを使用した外は、実施例5におけると
同様にして試料テープを作成した。
この試料テープの評価結果を第1表に示す。
[実施例10] 実施例5におけるバック層塗布液中のポリカーボネート
ポリウレタンの代りに、前記合成例と同様にして合成し
た、−COOH基を4.0×10-5eq/gの濃度で含有しエステル
結合を2×10-3eq/gの濃度で含有するポリカーボネート
ポリウレタンを75部使用した外は、実施例5におけると
同様にして試料テープを作成した。
この試料テープの評価結果を第1表に示す。
[比較例1] ポリカーボネートポリウレタンの使用量を110部に、ポ
リイソシアネート化合物の使用量を10部にそれぞれ変
え、フェノキシ樹脂を使用しないで調製したバック層塗
布液を使用した外は、実施例1におけると同様にして試
料テープを作成した。
この試料テープの評価結果を第1表に示す。
[比較例2] ポリカーボネートポリウレタンの使用量を30部に、フェ
ノキシ樹脂の使用量を80部に、ポリイソシアネート化合
物の使用量を10部に、それぞれ変えて調製したバック層
塗布液を使用した外は、実施例1におけると同様にして
試料テープを作成した。
この試料テープの評価結果を第1表に示す。
[比較例3] ポリカーボネートポリウレタンを使用せず、その代わり
にポリエステルポリウレタン(C7209、大日本インキ化
学工業(株)製)を75部使用して調製したバック層塗布
液を使用した外は、実施例1におけると同様にして試料
テープを作成した。
この試料テープの評価結果を第1表に示す。
[比較例4] ポリカーボネートポリウレタンを使用せず、その代わり
にポリエステルポリウレタン(Pandex 5102A、大日本
インキ化学工業(株)製)を75部使用して調製したバッ
ク層塗布液を使用した外は、実施例1におけると同様に
して試料テープを作成した。
この試料テープの評価結果を第1表に示す。
[比較例5] ポリカーボネートポリウレタンの使用量を19部に、フェ
ノキシ樹脂の使用量を5部に、ポリイソシアネート化合
物の使用量を6部に、それぞれ変えて調製したバック層
塗布液を使用した外は、実施例1におけると同様にして
試料テープを作成した。
この試料テープの評価結果を第1表に示す。
[比較例6] ポリカーボネートポリウレタンの使用量を150部に、フ
ェノキシ樹脂の使用量を40部に、ポリイソシアネート化
合物の使用量を50部に、それぞれ変えて調製したバック
層塗布液を使用した外は、実施例1におけると同様にし
て試料テープを作成した。
この試料テープの評価結果を第1表に示す。
第1表の結果から、各実施例と比較例3及び4とを比較
することにより、バック層の結合剤としてポリカーボネ
ートポリウレタンを使用すると、従来公知のポリエステ
ルポリウレタンを使用した場合に比べて、高温高湿下に
おいて、再生出力低下、摩擦係数、スチルライフ、及び
全長走行目詰まりの何れにおいても顕著に優れた効果を
奏することが明らかである。
また、各実施例と比較例1及び2とを比較することによ
り、バック層の結合剤中のポリカーボネートポリウレタ
ンの含有量が20〜90重量%の範囲より大きくても又小さ
くても、スチルライフ、及び全長走行目詰まりが著しく
低下することが明らかである。
更に、各実施例と比較例5及び6とを比較することによ
り、バック層における結合剤の非磁性粉末に対する配合
割合が、大き過ぎると摩擦係数が大きくなり、また、小
さ過ぎるとスチルライフが劣ることが明らかである。
[発明の効果] 本発明の磁気記録媒体は、高温高湿下に長時間曝した場
合でも、再生出力の低下がなく、スチル耐久性が優れ、
目詰まりが生じ難く、バック層に起因するブロッキング
を起し難く、従って、電磁変換特性及び走行耐久性の劣
化が極めて少ない顕著に優れた磁気記録媒体である。
フロントページの続き (72)発明者 蓮見 和夫 神奈川県小田原市扇町2丁目12番1号 富 士写真フイルム株式会社内 (56)参考文献 特開 昭60−13326(JP,A) 特開 昭61−142530(JP,A)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】非磁性支持体の一方の側の表面に磁性層を
    備え、そして他方の側の表面に、結合剤中に非磁性粉末
    が分散されてなるバック層を備えた磁気記録媒体におい
    て、 該バック層の結合剤が、ポリカーボネートポリウレタン
    を30〜90重量%含有する結合剤であり、且つ、該バック
    層における結合剤と非磁性粉末との配合割合が、非磁性
    粉末100重量部当り結合剤40〜200重量部であることを特
    徴とする磁気記録媒体。
  2. 【請求項2】該非磁性粉末が、カーボンブラックである
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の磁気記録
    媒体。
  3. 【請求項3】該ポリカーボネートポリウレタンが、−SO
    3M、−COOM、−NH2、−SH、−OH、リン酸基、及びリン
    酸エステル基からなる群から選ばれた少なくとも一種の
    官能基(但し、Mは水素原子又はアルカリ金属原子を示
    す)を有するものであることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載の磁気記録媒体。
  4. 【請求項4】該バック層の結合剤が、更に、フェノキシ
    樹脂、エポキシ樹脂、ニトロセルロース、塩化ビニル系
    (共)重合体、塩化ビニリデン系(共)重合体からなる
    群から選ばれた少なくとも一種の樹脂を含むことを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載の磁気記録媒体。
  5. 【請求項5】該バック層の結合剤が、更に、イソシアネ
    ート基を二個以上有する化合物で架橋されたものである
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の磁気記録
    媒体。
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