JPH0727462A - 電気冷蔵庫の制御装置 - Google Patents
電気冷蔵庫の制御装置Info
- Publication number
- JPH0727462A JPH0727462A JP16994593A JP16994593A JPH0727462A JP H0727462 A JPH0727462 A JP H0727462A JP 16994593 A JP16994593 A JP 16994593A JP 16994593 A JP16994593 A JP 16994593A JP H0727462 A JPH0727462 A JP H0727462A
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- Japan
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- relay
- compressor
- turned
- relays
- heater
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 電気冷蔵庫の制御回路において、圧縮機や制
御要素となる各電気部品を駆動するリレー用電源回路に
安定化回路を省略し、安定で安価にリレーを駆動できる
制御方法を提供することを目的とする。 【構成】 電気冷蔵庫の電気部品で負荷の大きい圧縮機
リレーＫ１は起動可能な電圧範囲が狭い。安定化回路１
０を持たないリレー用電源回路９では他の電気部品がＯ
Ｎ状態の時、商用電源１１の±１０％の変化範囲で圧縮
機リレーＫ１の起動電圧が起動電圧範囲の下限を外れる
ことがある。このため圧縮機１の運転信号が入力した
時、圧縮機リレーＫ１以外のリレーを全て遮断し、圧縮
機リレーＫ１をＯＮした後、その他のリレーを優先順序
に従ってＯＮする。この方法により圧縮機リレーＫ１は
常にリレー用電源９が無負荷の状態で起動でき、その他
のリレーもリレーのＯＮとＯＦＦ時の電圧変動を避けて
安定に動作できる。
御要素となる各電気部品を駆動するリレー用電源回路に
安定化回路を省略し、安定で安価にリレーを駆動できる
制御方法を提供することを目的とする。 【構成】 電気冷蔵庫の電気部品で負荷の大きい圧縮機
リレーＫ１は起動可能な電圧範囲が狭い。安定化回路１
０を持たないリレー用電源回路９では他の電気部品がＯ
Ｎ状態の時、商用電源１１の±１０％の変化範囲で圧縮
機リレーＫ１の起動電圧が起動電圧範囲の下限を外れる
ことがある。このため圧縮機１の運転信号が入力した
時、圧縮機リレーＫ１以外のリレーを全て遮断し、圧縮
機リレーＫ１をＯＮした後、その他のリレーを優先順序
に従ってＯＮする。この方法により圧縮機リレーＫ１は
常にリレー用電源９が無負荷の状態で起動でき、その他
のリレーもリレーのＯＮとＯＦＦ時の電圧変動を避けて
安定に動作できる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】電気冷蔵庫の制御装置に係り、詳
しくは圧縮機を駆動するリレーを安定に起動させる方法
に関するものである。
しくは圧縮機を駆動するリレーを安定に起動させる方法
に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】電気冷蔵庫の制御装置について図３によ
り説明する。電気冷蔵庫には圧縮機１をはじめ庫内ファ
ンモータ２、圧縮機冷却ファンモータ３、除霜ヒータ
４、凍結防止ヒータ５およびダンパーモータ６等商用電
源１１で動作する多くの電気部品が使用されている。現
在では操作キー入力及び温度センサー入力を有し、各リ
レーを駆動する出力と直流電源を備えワンチップマイコ
ン８等で制御装置を構成している。この制御装置が、庫
内の状態及び置かれた環境などに対応して所定の性能が
得られるように上記の電気部品を駆動する圧縮機リレー
Ｋ１、庫内ファンリレーＫ２、除霜ヒータリレーＫ３、
圧縮機冷却ファンリレーＳ１、ダンパーリレーＳ２とＳ
３及び凍結防止ヒータリレーＳ４等を制御している。ま
た、制御装置には、直流で動作する制御回路と交流で動
作する電気部品との間を絶縁し、制御装置からの指示を
つたえるリレー等を駆動するために直流のリレー駆動電
源９が備えられている。このリレー駆動電源９の電圧
は、リレーの負荷の大小及び動作しているリレーの数に
よって最小負荷時と最大負荷時の電流差が大きくなるた
め大きく変動する。図４は無負荷即ち全リレーがＯＦＦ
している時と全リレーがＯＮしている時の商用電源１１
に対する安定化回路１０を持たないリレー駆動電源９の
電圧が変動することを示している。ここで、商用電源の
変動範囲を±１０％、圧縮機リレーの使用可能電圧をＡ
〜ＢＶとすると商用電源の変動範囲内で斜線で示す部分
でリレー駆動電源９の出力電圧は使用可能電圧以下とな
り圧縮機リレーＫ１は起動しないことになる。従って、
従来では電圧変動を抑えるために安定化回路１０を備え
た安定化電源を使用しなければならずコストアップの要
因になっていた。
り説明する。電気冷蔵庫には圧縮機１をはじめ庫内ファ
ンモータ２、圧縮機冷却ファンモータ３、除霜ヒータ
４、凍結防止ヒータ５およびダンパーモータ６等商用電
源１１で動作する多くの電気部品が使用されている。現
在では操作キー入力及び温度センサー入力を有し、各リ
レーを駆動する出力と直流電源を備えワンチップマイコ
ン８等で制御装置を構成している。この制御装置が、庫
内の状態及び置かれた環境などに対応して所定の性能が
得られるように上記の電気部品を駆動する圧縮機リレー
Ｋ１、庫内ファンリレーＫ２、除霜ヒータリレーＫ３、
圧縮機冷却ファンリレーＳ１、ダンパーリレーＳ２とＳ
３及び凍結防止ヒータリレーＳ４等を制御している。ま
た、制御装置には、直流で動作する制御回路と交流で動
作する電気部品との間を絶縁し、制御装置からの指示を
つたえるリレー等を駆動するために直流のリレー駆動電
源９が備えられている。このリレー駆動電源９の電圧
は、リレーの負荷の大小及び動作しているリレーの数に
よって最小負荷時と最大負荷時の電流差が大きくなるた
め大きく変動する。図４は無負荷即ち全リレーがＯＦＦ
している時と全リレーがＯＮしている時の商用電源１１
に対する安定化回路１０を持たないリレー駆動電源９の
電圧が変動することを示している。ここで、商用電源の
変動範囲を±１０％、圧縮機リレーの使用可能電圧をＡ
〜ＢＶとすると商用電源の変動範囲内で斜線で示す部分
でリレー駆動電源９の出力電圧は使用可能電圧以下とな
り圧縮機リレーＫ１は起動しないことになる。従って、
従来では電圧変動を抑えるために安定化回路１０を備え
た安定化電源を使用しなければならずコストアップの要
因になっていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、安定化電源
を使用せずとも商用電源及び負荷による電圧変動があっ
ても圧縮機リレーの起動を安定して起動することのでき
る電気冷蔵庫の制御装置を提供することを目的とする。
を使用せずとも商用電源及び負荷による電圧変動があっ
ても圧縮機リレーの起動を安定して起動することのでき
る電気冷蔵庫の制御装置を提供することを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、操作キー及び
温度センサー入力に基づいて、圧縮機やファンのモータ
及びヒータ等のリレー等を駆動する電気冷蔵庫の制御装
置において、マイコンの出力に応じて前記圧縮機の始動
を要求する入力信号を受けた時、同圧縮機以外のリレー
を全て遮断し、前記圧縮機のリレーを優先して起動した
後、その他のリレーを優先順序に従って起動するように
制御し、また、その他のリレーで動作時間の短いリレー
は動作完了後に圧縮機のリレーを起動するように制御し
てなることを特徴とする。
温度センサー入力に基づいて、圧縮機やファンのモータ
及びヒータ等のリレー等を駆動する電気冷蔵庫の制御装
置において、マイコンの出力に応じて前記圧縮機の始動
を要求する入力信号を受けた時、同圧縮機以外のリレー
を全て遮断し、前記圧縮機のリレーを優先して起動した
後、その他のリレーを優先順序に従って起動するように
制御し、また、その他のリレーで動作時間の短いリレー
は動作完了後に圧縮機のリレーを起動するように制御し
てなることを特徴とする。
【０００５】
【作用】圧縮機の始動を要求する入力信号を受けた時、
圧縮機以外のリレーを全て遮断することによりリレー系
の電源電圧は無負荷となり、商用電源の変動範囲の下限
値であっても動作電圧範囲の狭い圧縮機のリレーの動作
電圧にあり安定に起動する。また、他のリレーも圧縮機
リレーの突入電圧降下の復帰後再起動すればよく、これ
らのリレーに接続れている電気部品を圧縮機リレーの起
動に要する時間中停止しても電気冷蔵庫の機能になんら
影響を及ぼさない。
圧縮機以外のリレーを全て遮断することによりリレー系
の電源電圧は無負荷となり、商用電源の変動範囲の下限
値であっても動作電圧範囲の狭い圧縮機のリレーの動作
電圧にあり安定に起動する。また、他のリレーも圧縮機
リレーの突入電圧降下の復帰後再起動すればよく、これ
らのリレーに接続れている電気部品を圧縮機リレーの起
動に要する時間中停止しても電気冷蔵庫の機能になんら
影響を及ぼさない。
【０００６】
【実施例】本発明の一実施例を図１及び図２に基づいて
説明する。本実施例の制御装置の回路は安定化回路１０
を除いて図３に示した従来例と同じであるので、全体構
成は省略する。尚、構成部品の番号は同一の番号を使用
している。図２に示す制御要素の内、庫内ファンリレー
Ｋ２と圧縮機冷却ファンリレーＳ１は圧縮機リレーＫ１
のＯＮ時と同時にＯＮすることがある。除霜ヒータリレ
ーＫ３と凍結防止ヒータリレーＳ４は圧縮機リレーＫ１
のＯＦＦ時にＯＮすることがある。ダンパーモータリレ
ーＳ２とＳ３は圧縮機リレーＫ１とは無関係にＯＮ、Ｏ
ＦＦ動作をしている。ａ、ｂ、ｃはディレータイムであ
り、ａは圧縮機リレーＫ１以外のリレーＯＦＦ後、電源
電圧が回復する迄の時間、ｂは負荷の大きい圧縮機リレ
ーＫ１のＯＮ動作立上がり時間、ｃは圧縮機リレーＫ１
とその他のＯＮしているリレーが共にＯＦＦした後の電
源電圧が回復するまでの時間がそれぞれ必要である。ｄ
はダンパーモータリレーＳ２とＳ３のＯＮ動作が数秒と
短いために、ＯＮ動作中は圧縮機リレーＫ１の待機時間
としている。。
説明する。本実施例の制御装置の回路は安定化回路１０
を除いて図３に示した従来例と同じであるので、全体構
成は省略する。尚、構成部品の番号は同一の番号を使用
している。図２に示す制御要素の内、庫内ファンリレー
Ｋ２と圧縮機冷却ファンリレーＳ１は圧縮機リレーＫ１
のＯＮ時と同時にＯＮすることがある。除霜ヒータリレ
ーＫ３と凍結防止ヒータリレーＳ４は圧縮機リレーＫ１
のＯＦＦ時にＯＮすることがある。ダンパーモータリレ
ーＳ２とＳ３は圧縮機リレーＫ１とは無関係にＯＮ、Ｏ
ＦＦ動作をしている。ａ、ｂ、ｃはディレータイムであ
り、ａは圧縮機リレーＫ１以外のリレーＯＦＦ後、電源
電圧が回復する迄の時間、ｂは負荷の大きい圧縮機リレ
ーＫ１のＯＮ動作立上がり時間、ｃは圧縮機リレーＫ１
とその他のＯＮしているリレーが共にＯＦＦした後の電
源電圧が回復するまでの時間がそれぞれ必要である。ｄ
はダンパーモータリレーＳ２とＳ３のＯＮ動作が数秒と
短いために、ＯＮ動作中は圧縮機リレーＫ１の待機時間
としている。。
【０００７】以上のような条件で各リレーの動作をタイ
ムチャートに従って順に説明する。圧縮機１、庫内ファ
ン２及び圧縮機冷却ファン３の各リレーＫ１、Ｋ２及び
Ｓ１がＯＦＦ、除霜ヒータ４、凍結防止ヒータ５及びダ
ンパーモータ６と７の各リレーＫ３、Ｓ４とＳ２または
Ｓ３がＯＮ状態にある時、圧縮機運転信号が入力される
と除霜ヒータ４と凍結防止ヒータ５のリレーＫ３とＳ４
がＯＦＦし、電源電圧が回復する時間ａを経過後圧縮機
リレーＫ１をＯＮする。次いで、負荷の大きい圧縮機リ
レーＫ１の立上がり時間ｂを経過後、庫内ファン２と圧
縮機冷却ファン３のリレーＫ２とＳ１をＯＮする。その
後圧縮機運転信号がＯＦＦすると圧縮機１、庫内ファン
２及び圧縮機冷却ファン３の各リレーＫ１、Ｋ２及びＳ
１がＯＦＦし、電源電圧が回復する時間ｃを経過後凍結
防止ヒータ５と必要ならダンパーモータ６、７のリレー
Ｓ４、Ｓ２とＳ３がＯＮすることになる。次に、圧縮機
リレーＫ１とは無関係に制御されているダンパーモータ
リレーＳ２またはＳ３がＯＮ状態にある時、圧縮機要求
信号が入力されるとダンパーモータリレーＳ２またはＳ
３がＯＦＦした後、圧縮機リレーＫ１をＯＮさせてい
る。
ムチャートに従って順に説明する。圧縮機１、庫内ファ
ン２及び圧縮機冷却ファン３の各リレーＫ１、Ｋ２及び
Ｓ１がＯＦＦ、除霜ヒータ４、凍結防止ヒータ５及びダ
ンパーモータ６と７の各リレーＫ３、Ｓ４とＳ２または
Ｓ３がＯＮ状態にある時、圧縮機運転信号が入力される
と除霜ヒータ４と凍結防止ヒータ５のリレーＫ３とＳ４
がＯＦＦし、電源電圧が回復する時間ａを経過後圧縮機
リレーＫ１をＯＮする。次いで、負荷の大きい圧縮機リ
レーＫ１の立上がり時間ｂを経過後、庫内ファン２と圧
縮機冷却ファン３のリレーＫ２とＳ１をＯＮする。その
後圧縮機運転信号がＯＦＦすると圧縮機１、庫内ファン
２及び圧縮機冷却ファン３の各リレーＫ１、Ｋ２及びＳ
１がＯＦＦし、電源電圧が回復する時間ｃを経過後凍結
防止ヒータ５と必要ならダンパーモータ６、７のリレー
Ｓ４、Ｓ２とＳ３がＯＮすることになる。次に、圧縮機
リレーＫ１とは無関係に制御されているダンパーモータ
リレーＳ２またはＳ３がＯＮ状態にある時、圧縮機要求
信号が入力されるとダンパーモータリレーＳ２またはＳ
３がＯＦＦした後、圧縮機リレーＫ１をＯＮさせてい
る。
【０００８】
【発明の効果】上記のように本発明によれば、圧縮機リ
レーの動作電圧は常にリレー駆動電源を無負荷の状態に
して圧縮機リレーを起動することを可能にし安定に動作
させることができ、電源の安定化回路を省略し安定で安
価にリレーを駆動する制御装置となる。
レーの動作電圧は常にリレー駆動電源を無負荷の状態に
して圧縮機リレーを起動することを可能にし安定に動作
させることができ、電源の安定化回路を省略し安定で安
価にリレーを駆動する制御装置となる。
【図１】従来の電気冷蔵庫の制御装置の要部の回路図を
示す。
示す。
【図２】本発明の一実施例の圧縮機運転信号と各リレー
の動作のタイミングチャートを示す。
の動作のタイミングチャートを示す。
【図３】本発明の一実施例の電気冷蔵庫の制御装置の要
部の回路図を示す。
部の回路図を示す。
【図４】本発明の安定化回路を持たないリレー駆動電源
のリレー負荷による電圧変化特性を示す。
のリレー負荷による電圧変化特性を示す。
１ 圧縮機 ２ 庫内ファン ３ 圧縮機冷却ファン ４ 除霜ヒータ ５ 凍結防止ヒータ ６ 冷蔵室ダンパー ７ 野菜室ダンパー ８ マイコン ９ リレー駆動電源 10 安定化回路 11 商用電源 K1 圧縮機リレー K2 庫内ファンリレー K3 除霜ヒータリレー S1 圧縮機冷却ファンリレー S2 冷蔵室ダンパーリレー S3 野菜室ダンパーリレー S4 凍結防止ヒータリレー
Claims (2)
- 【請求項１】 操作キー及び温度センサー入力に基づい
て、圧縮機やファンのモータ及びヒータ等のリレー等を
駆動する電気冷蔵庫の制御装置において、マイコンの出
力に応じて前記圧縮機の始動を要求する入力信号を受け
た時、同圧縮機以外のリレーを全て遮断し、前記圧縮機
のリレーを優先して起動した後、その他のリレーを優先
順序に従って起動するように制御してなることを特徴と
する電気冷蔵庫の制御装置。 - 【請求項２】 前記圧縮機以外のリレーの内、動作中で
動作時間の短いリレーは動作完了後に前記圧縮機のリレ
ーを起動することを特徴とする請求項１記載の電気冷蔵
庫の制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16994593A JPH0727462A (ja) | 1993-07-09 | 1993-07-09 | 電気冷蔵庫の制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16994593A JPH0727462A (ja) | 1993-07-09 | 1993-07-09 | 電気冷蔵庫の制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0727462A true JPH0727462A (ja) | 1995-01-27 |
Family
ID=15895801
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16994593A Pending JPH0727462A (ja) | 1993-07-09 | 1993-07-09 | 電気冷蔵庫の制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0727462A (ja) |
-
1993
- 1993-07-09 JP JP16994593A patent/JPH0727462A/ja active Pending
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