JPH07274446A - 小型直流モータ - Google Patents
小型直流モータInfo
- Publication number
- JPH07274446A JPH07274446A JP6086894A JP6086894A JPH07274446A JP H07274446 A JPH07274446 A JP H07274446A JP 6086894 A JP6086894 A JP 6086894A JP 6086894 A JP6086894 A JP 6086894A JP H07274446 A JPH07274446 A JP H07274446A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- commutator
- motor
- small
- slits
- electrolytic capacitor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Dc Machiner (AREA)
- Motor Or Generator Current Collectors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 CDスピンドルモータに使用される小型直流
モータにおいて、整流子,刷子の磨耗,整流子のスリッ
ト部の目づまりによるショート等の発生を抑制すること
ができる優れた長寿命,高信頼性の小型直流モータを実
現することを目的とする。 【構成】 2は巻線、5は整流子、52は整流子スリッ
ト部、7はアルミ電解コンデンサ等の電解コンデンサで
あり、整流子スリット部52間にΔ結線またはY結線す
ることにより、高電圧,大電流での使用および起動,ブ
レーキ(停止)が頻繁に行われる使われ方をするCDの
スピンドルモータの整流子スリット部に発生するスパー
クを確実に吸収することができるため、整流子,刷子の
磨耗,整流子のスリット部の目づまりによるショート等
の発生を抑制することができる優れた長寿命,高信頼性
の小型直流モータを実現できるものである。
モータにおいて、整流子,刷子の磨耗,整流子のスリッ
ト部の目づまりによるショート等の発生を抑制すること
ができる優れた長寿命,高信頼性の小型直流モータを実
現することを目的とする。 【構成】 2は巻線、5は整流子、52は整流子スリッ
ト部、7はアルミ電解コンデンサ等の電解コンデンサで
あり、整流子スリット部52間にΔ結線またはY結線す
ることにより、高電圧,大電流での使用および起動,ブ
レーキ(停止)が頻繁に行われる使われ方をするCDの
スピンドルモータの整流子スリット部に発生するスパー
クを確実に吸収することができるため、整流子,刷子の
磨耗,整流子のスリット部の目づまりによるショート等
の発生を抑制することができる優れた長寿命,高信頼性
の小型直流モータを実現できるものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、音響・映像用機器およ
び記録媒体として用いられているCD等のディスク用ス
ピンドルモータとして利用されている小型直流モータに
関するものである。
び記録媒体として用いられているCD等のディスク用ス
ピンドルモータとして利用されている小型直流モータに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、小型直流モータは市場の拡大に伴
い、さらなる小型化,品質,性能,信頼性,長寿命化の
向上,アクセス時間の短縮ということが非常に要求され
ている。
い、さらなる小型化,品質,性能,信頼性,長寿命化の
向上,アクセス時間の短縮ということが非常に要求され
ている。
【0003】以下に従来の小型直流モータについて説明
する。図5は従来の小型直流モータのアマチュア組立を
示すものである。図5において、1はシャフト、2は巻
線、3はコア、4は巻線2とコア3とを絶縁するための
インシュレータ、5は整流子、51はライザ部であり、
巻線との半田付け等により通電させかつ結線するもので
ある。52はスリット部、6はバリスタであり、整流子
ライザ部51に半田付けされている。
する。図5は従来の小型直流モータのアマチュア組立を
示すものである。図5において、1はシャフト、2は巻
線、3はコア、4は巻線2とコア3とを絶縁するための
インシュレータ、5は整流子、51はライザ部であり、
巻線との半田付け等により通電させかつ結線するもので
ある。52はスリット部、6はバリスタであり、整流子
ライザ部51に半田付けされている。
【0004】図4は従来の小型直流モータの結線図を示
すものである。以上のように構成された小型直流モータ
について、以下その動作について説明する。アマチュア
組立を回転させるために、一対の刷子に給電すると変化
磁極が発生する。その変化磁極の切り替えを行っている
整流子スリット部にスパークが発生し、整流子,刷子の
しゅう動部の荒れや転移等が発生しモータ寿命を低下さ
せることがある。スパークを吸収するために、保護素子
としてバリスタが使用されている。
すものである。以上のように構成された小型直流モータ
について、以下その動作について説明する。アマチュア
組立を回転させるために、一対の刷子に給電すると変化
磁極が発生する。その変化磁極の切り替えを行っている
整流子スリット部にスパークが発生し、整流子,刷子の
しゅう動部の荒れや転移等が発生しモータ寿命を低下さ
せることがある。スパークを吸収するために、保護素子
としてバリスタが使用されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成では、バリスタの静電容量が小さい(数nF)
ため、高電圧,大電流での使用および起動,ブレーキ
(停止)が頻繁に行われる使われ方をするCDのスピン
ドルモータでは、バリスタの効果は十分なものではなく
整流子,刷子の磨耗,整流子のスリット部の目づまりに
よるショート等が発生しモータ寿命が低下するという問
題点を有していた。
来の構成では、バリスタの静電容量が小さい(数nF)
ため、高電圧,大電流での使用および起動,ブレーキ
(停止)が頻繁に行われる使われ方をするCDのスピン
ドルモータでは、バリスタの効果は十分なものではなく
整流子,刷子の磨耗,整流子のスリット部の目づまりに
よるショート等が発生しモータ寿命が低下するという問
題点を有していた。
【0006】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、高電圧,大電流での使用および起動,ブレーキ(停
止)が頻繁に行われる使われ方をするCDのスピンドル
モータの長寿命,高信頼性の小型直流モータを提供する
ことを目的とする。
で、高電圧,大電流での使用および起動,ブレーキ(停
止)が頻繁に行われる使われ方をするCDのスピンドル
モータの長寿命,高信頼性の小型直流モータを提供する
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の小型直流モータは、整流子スリット部のスパ
ークを吸収する保護素子として静電容量が大きく(0.
01〜100μF)かつ、小型(φ2×3〜φ6×8相
当)の電解コンデンサを整流子の各スリット間にΔ結線
またはY結線されているという構成を有している。
に本発明の小型直流モータは、整流子スリット部のスパ
ークを吸収する保護素子として静電容量が大きく(0.
01〜100μF)かつ、小型(φ2×3〜φ6×8相
当)の電解コンデンサを整流子の各スリット間にΔ結線
またはY結線されているという構成を有している。
【0008】
【作用】この構成によって、高電圧,大電流での使用お
よび起動,ブレーキ(停止)が頻繁に行われる使われ方
をするCDのスピンドルモータの整流子スリット部に発
生するスパークを確実に吸収することができる。
よび起動,ブレーキ(停止)が頻繁に行われる使われ方
をするCDのスピンドルモータの整流子スリット部に発
生するスパークを確実に吸収することができる。
【0009】
(実施例1)以下本発明の一実施例について、図面を参
照しながら説明する。
照しながら説明する。
【0010】図1は本発明の一実施例におけるアマチュ
ア組立を示すものである。図1において、1はシャフ
ト、2は巻線、3はコア、4はインシュレータ、5は整
流子、51は整流子ライザ部、52は整流子スリット
部、7はアルミ電解コンデンサ等の電解コンデンサであ
り、整流子ライザ部51に端子が半田付けされている。
ア組立を示すものである。図1において、1はシャフ
ト、2は巻線、3はコア、4はインシュレータ、5は整
流子、51は整流子ライザ部、52は整流子スリット
部、7はアルミ電解コンデンサ等の電解コンデンサであ
り、整流子ライザ部51に端子が半田付けされている。
【0011】以上のように構成された小型直流モータの
結線図を図2に示す。図2において、2は巻線、5は整
流子、52は整流子スリット部、7はアルミ電解コンデ
ンサ等の電解コンデンサであり、整流子スリット部52
間にΔ結線されている。
結線図を図2に示す。図2において、2は巻線、5は整
流子、52は整流子スリット部、7はアルミ電解コンデ
ンサ等の電解コンデンサであり、整流子スリット部52
間にΔ結線されている。
【0012】以上のように本実施例によれば、整流子の
各スリット間に電解コンデンサがΔ結線されているの
で、高電圧,大電流での使用および起動,ブレーキ(停
止)が頻繁に行われる使われ方をするCDのスピンドル
モータの整流子スリット部に発生するスパークを確実に
吸収することができるため、整流子,刷子の磨耗,整流
子のスリット部の目づまりによるショート等の発生を抑
制することができる。
各スリット間に電解コンデンサがΔ結線されているの
で、高電圧,大電流での使用および起動,ブレーキ(停
止)が頻繁に行われる使われ方をするCDのスピンドル
モータの整流子スリット部に発生するスパークを確実に
吸収することができるため、整流子,刷子の磨耗,整流
子のスリット部の目づまりによるショート等の発生を抑
制することができる。
【0013】(実施例2)以下本発明の第2の実施例に
ついて、図面を参照しながら説明する。
ついて、図面を参照しながら説明する。
【0014】構成は実施例1と同様であり、図3に小型
直流モータの結線図を示す。図3において、2は巻線、
5は整流子、52は整流子スリット部、7はアルミ電解
コンデンサ等の電解コンデンサであり、整流子スリット
部52間にY結線されている。
直流モータの結線図を示す。図3において、2は巻線、
5は整流子、52は整流子スリット部、7はアルミ電解
コンデンサ等の電解コンデンサであり、整流子スリット
部52間にY結線されている。
【0015】以上のように本実施例によれば、整流子の
各スリット間に電解コンデンサがY結線されているの
で、高電圧,大電流での使用および起動,ブレーキ(停
止)が頻繁に行われる使われ方をするCDのスピンドル
モータの整流子スリット部に発生するスパークを確実に
吸収することができるため、整流子,刷子の磨耗,整流
子のスリット部の目づまりによるショート等の発生を抑
制することができる。
各スリット間に電解コンデンサがY結線されているの
で、高電圧,大電流での使用および起動,ブレーキ(停
止)が頻繁に行われる使われ方をするCDのスピンドル
モータの整流子スリット部に発生するスパークを確実に
吸収することができるため、整流子,刷子の磨耗,整流
子のスリット部の目づまりによるショート等の発生を抑
制することができる。
【0016】
【発明の効果】以上のように本発明は、整流子の各スリ
ット間に電解コンデンサをΔ結線またはY結線すること
により、高電圧,大電流での使用および起動,ブレーキ
(停止)が頻繁に行われる使われ方をするCDのスピン
ドルモータの整流子スリット部に発生するスパークを確
実に吸収することができるため、整流子,刷子の磨耗,
整流子のスリット部の目づまりによるショート等の発生
を抑制することができる優れた長寿命,高信頼性の小型
直流モータを実現できるものである。
ット間に電解コンデンサをΔ結線またはY結線すること
により、高電圧,大電流での使用および起動,ブレーキ
(停止)が頻繁に行われる使われ方をするCDのスピン
ドルモータの整流子スリット部に発生するスパークを確
実に吸収することができるため、整流子,刷子の磨耗,
整流子のスリット部の目づまりによるショート等の発生
を抑制することができる優れた長寿命,高信頼性の小型
直流モータを実現できるものである。
【図1】本発明の第1の実施例における小型直流モータ
のアマチュア組立図
のアマチュア組立図
【図2】本発明の第1の実施例における小型直流モータ
の結線図
の結線図
【図3】本発明の第2の実施例における小型直流モータ
の結線図
の結線図
【図4】従来の小型直流モータの結線図
【図5】従来の小型直流モータのアマチュア組立図
1 シャフト 2 巻線 3 コア 4 インシュレータ 5 整流子 6 バリスタ 7 電解コンデンサ 51 整流子ライザ部 52 整流子スリット部
Claims (2)
- 【請求項1】フレーム内径部に周方向に2極(N極,S
極)の着磁した界磁磁石と、中心にシャフトを有すると
ともに前記界磁磁石に対向して周方向に等間隔に配置さ
れた3個の変化磁極を有し、この変化磁極と同回転する
整流子を備え、変化磁界を整流子にて変化させるアマチ
ュア組立と、整流子に電気的に通電される構成で、一対
(+極,−極)の刷子・端子板組立を有しこの刷子・端
子板組立を保持するブラケットとシャフトを支持する軸
受を備え、前記整流子のスリット間のスパークをおさえ
る保護素子として、整流子の各スリット間にΔ結線され
た電解コンデンサを備えた小型直流モータ。 - 【請求項2】整流子の各スリット間にY結線された電解
コンデンサを備えた請求項1記載の小型直流モータ。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6086894A JPH07274446A (ja) | 1994-03-30 | 1994-03-30 | 小型直流モータ |
CN95100642A CN1050461C (zh) | 1994-03-30 | 1995-02-14 | 小型直流电动机 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6086894A JPH07274446A (ja) | 1994-03-30 | 1994-03-30 | 小型直流モータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07274446A true JPH07274446A (ja) | 1995-10-20 |
Family
ID=13154804
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6086894A Pending JPH07274446A (ja) | 1994-03-30 | 1994-03-30 | 小型直流モータ |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07274446A (ja) |
CN (1) | CN1050461C (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
SG90084A1 (en) * | 1999-01-06 | 2002-07-23 | Texas Instruments Inc | Method and apparatus for reconfiguring a motor in a disk drive |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102790504A (zh) * | 2012-07-26 | 2012-11-21 | 深圳甲艾马达有限公司 | 蓝光光盘播放器的主轴有刷马达 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2510549Y2 (ja) * | 1991-12-17 | 1996-09-11 | マブチモーター株式会社 | 小型モ―タ |
-
1994
- 1994-03-30 JP JP6086894A patent/JPH07274446A/ja active Pending
-
1995
- 1995-02-14 CN CN95100642A patent/CN1050461C/zh not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
SG90084A1 (en) * | 1999-01-06 | 2002-07-23 | Texas Instruments Inc | Method and apparatus for reconfiguring a motor in a disk drive |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN1111040A (zh) | 1995-11-01 |
CN1050461C (zh) | 2000-03-15 |
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