JPH07274404A - 電池充電装置 - Google Patents

電池充電装置

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JPH07274404A
JPH07274404A JP6062281A JP6228194A JPH07274404A JP H07274404 A JPH07274404 A JP H07274404A JP 6062281 A JP6062281 A JP 6062281A JP 6228194 A JP6228194 A JP 6228194A JP H07274404 A JPH07274404 A JP H07274404A
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voltage
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circuit
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Tamiji Nagai
民次 永井
Hitoshi Akiyasu
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 保護電圧を低く設定することを可能にし、よ
り低コストの装置を実現可能とする。 【構成】 定電流回路12と定電圧回路11により、2
次電池1を充電する。2次電池1の端子電圧が予め設定
した保護電圧以上に達したことが、電圧検出回路2によ
り検出されると、スイッチ3がオフされ、過充電を防止
する保護動作が実行される。電流検出回路13が充電電
流が遮断されたことを検出したとき、電圧制御回路14
は、定電圧回路11を制御し、出力する定電圧の値を小
さい値に設定させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばリチウムイオン
バッテリなどの2次電池を充電する場合に用いて好適な
電池充電装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図46は、従来の充電装置の構成例を示
している。電池パック4は、内部にリチウムイオンバッ
テリなどよりなる2次電池1を内蔵しているとともに、
電圧検出回路2とスイッチ3よりなる保護回路を内蔵し
ている。この電池パック4は、正端子6と負端子7を介
して充電回路5に接続されるようになされている。
【0003】充電動作時、充電回路5、正端子6、2次
電池1、スイッチ3、負端子7の経路で、充電電流が流
れる。充電回路5は、通常、定電圧回路と定電流回路と
を内蔵しており、充電初期の段階においては、図47に
示すように、定電流により2次電池1が充電される。充
電の後半の段階においては、2次電池1は、定電圧によ
り充電されるようになる。充電の進行に伴って、2次電
池1の端子電圧は、図47に示すように、次第に大きく
なる。
【0004】電圧検出回路2は、2次電池1の過充電を
防止するため、2次電池1の端子電圧をモニタしてい
る。そして、その端子電圧が、予め設定した保護電圧
(例えば4.35V)以上になると、スイッチ3をオフ
し、充電動作を停止させる。
【0005】2次電池1がまだ満充電状態になる前に、
保護回路が保護動作を実行し、スイッチ3がオフにされ
ると、それ以上充電を行うことができなくなる。そこ
で、図48に示すように、電圧検出回路2の保護電圧
(4.35V)は、充電回路5の定格出力電圧(充電定
電圧)(例えば4.20V)より大きい値に設定されて
いる。電圧検出回路2の保護電圧と、充電回路5の定格
出力電圧は、それぞれバラツキを有するため、両者の間
の電位差は、このバラツキを考慮して設定しなければな
らない。
【0006】即ち、図48に示すように、電圧検出回路
2の保護電圧と、充電回路5の定格出力電圧のバラツキ
を、それぞれ±0.05Vとすると、両者の電位差は、
少なくとも0.1V(=0.05×2)必要となる。し
かしながら、この場合、保護電圧が最も小さい値にばら
つき、また、充電回路5の定格出力電圧が最も大きい値
にばらついたとき、保護回路が保護動作を実行してしま
うため、充電を行うことができなくなる。これを防止す
るには、保護電圧のバラツキの下限の値と、充電回路5
の定格出力電圧のバラツキの上限の値との間に、若干の
余裕を設けておく必要がある。この余裕を例えば0.0
5Vとすると、保護電圧と充電回路5の定格出力電圧と
の間には、0.15Vの電位差が必要となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の電池充電装置に
おいては、このように、保護電圧の値を、充電回路5の
定格出力電圧の値より充分大きい値に設定する必要があ
るため、保護電圧が大きくなるばかりでなく、バラツキ
を狭い範囲に抑制する必要があるため、精度の良い部品
を必要とし、高価になる課題があった。
【0008】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、より安価な部品を用いることができるよう
にするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の電池充
電装置は、2次電池を、過充電を防止する保護回路(例
えば図1のスイッチ3)を介して充電する電池充電装置
において、2次電池を所定の充電電圧で充電する充電手
段(例えば図1の定電圧回路11)と、保護回路が保護
動作したことを検出する保護回路動作検出手段(例えば
図1の電流検出回路13)と、保護回路動作検出手段
が、保護回路の保護動作を検出したとき、充電電圧を、
保護電圧より低い電圧に制御する電圧制御手段(例えば
図1の電圧制御回路14)とを備えることを特徴とす
る。
【0010】電圧制御手段には、充電電圧を、保護電圧
より低い一定の電圧に設定させるようにすることができ
る。
【0011】電圧制御手段は、異なる値の一定の充電電
圧を出力する複数の定電圧回路(例えば図8の定電圧回
路11A,11B)と、複数の定電圧回路の出力を選択
するスイッチ(例えば図8のスイッチ14)とを設ける
ことができる。
【0012】電圧制御手段には、2次電池の充電電流ま
たは端子電圧の大きさに対応して、充電電圧の大きさを
制御させることができる。
【0013】請求項5に記載の電池充電装置は、2次電
池を、過充電を防止する保護回路(例えば図39のスイ
ッチ3)を介して充電する電池充電装置において、2次
電池を所定の充電電圧で充電する充電手段(例えば図3
9の定電圧回路11)と、保護回路が保護動作したこと
を検出する保護回路動作検出手段(例えば図39の電流
検出回路13)と、保護回路動作検出手段が、保護回路
の保護動作を検出したとき、保護回路の保護動作を周期
的に解除させる保護回路動作解除手段(例えば図39の
コントローラ141)とを備えることを特徴とする。
【0014】2次電池の充電電流または端子電圧の大き
さに対応して、充電電圧の大きさを制御する電圧制御手
段(例えば図39の電圧制御回路14)をさらに設ける
ことができる。
【0015】請求項7に記載の電池充電装置は、2次電
池を、過充電を防止する保護回路(例えば図14のスイ
ッチ3)を介して充電する電池充電装置において、2次
電池を所定の充電電圧で充電する充電手段(例えば図1
4の定電圧回路11)と、保護回路が保護動作したこと
を検出する保護回路動作検出手段(例えば図14の電流
検出回路13)と、保護回路動作検出手段が、保護回路
の保護動作を検出したとき、充電電圧を、周期的に変化
させる電圧制御手段(例えば図14の電圧制御回路1
4)とを備えることを特徴とする。
【0016】電圧制御手段には、充電電圧のレベルを周
期的に変化させ、電池充電装置には、充電電圧のレベル
を周期的に変化させる周期信号を発生する信号発生手段
(例えば図14の信号発生回路81)をさらに設けるこ
とができる。
【0017】信号発生手段には、鋸歯状波形またはパラ
ボラ波形を発生させることができる。
【0018】信号発生手段には、周期信号の周波数も変
化させるようにしてもよい。
【0019】信号発生手段には、所定の電圧をスイッチ
ングすることで周期信号を発生させてもよい。
【0020】信号発生手段には、周期信号の幅または位
置の少なくともいずれか一方を変化させるようにするこ
とができる。
【0021】保護回路の保護動作の解除を検出する保護
回路動作解除検出手段(例えば図26の電流検出回路1
11)をさらに設けることができる。
【0022】端子電圧が保護電圧より大きくなった場
合、そのときから所定の遅延時間だけ経過したタイミン
グにおいて、保護回路に、充電電流を遮断させることが
できる。
【0023】遅延時間を設定する時間設定手段(例えば
図18のコントローラ141)をさらに設けてもよい。
【0024】充電電圧を変化させて、遅延時間を設定す
る信号を生成する生成手段(例えば図44のコントロー
ラ141)をさらに設けることができる。
【0025】保護回路動作検出手段には、2次電池の充
電電流から、保護回路の保護動作を検出させたり、2次
電池の端子電圧から、保護回路の保護動作を検出させる
ことができる。
【0026】
【作用】上記構成の電池充電装置においては、保護回路
の保護動作が検出されたとき、充電電圧が保護電圧より
低い電圧に設定される。または、保護動作が周期的に解
除される。あるいは、充電電圧が周期的に変化される。
【0027】このため、保護電圧を充電電圧より低い値
に設定して、充電動作を行うことが可能となる。その結
果、保護回路の保護電圧を低くし、かつ、そのばらつく
範囲を広くすることが可能となり、あまり精度の良好で
ない部品を用いることが可能となり、低コスト化を図る
ことができる。
【0028】
【実施例】図1は、本発明の電池充電装置の一実施例の
構成を示すブロック図であり、図46における場合と対
応する部分には同一の符号を付してあり、その説明は適
宜省略する。
【0029】即ち、この実施例においても、電池パック
4は、リチウムイオンバッテリなどよりなる2次電池1
と、この2次電池1の過充電を防止する、電圧検出回路
2とスイッチ3よりなる保護回路を内蔵している。
【0030】一方、正端子6と負端子7を介して電池パ
ック4に接続される充電回路5は、直列に接続された定
電圧回路11と定電流回路12を有しており、また、充
電電流を検出する電流検出回路13、並びに定電圧回路
11の電圧を制御する電圧制御回路14を有している。
【0031】次に、図2のフローチャートを参照して、
その充動動作を説明する。最初にステップS1におい
て、定電圧、定電流充電を開始する。これにより、定電
流回路12、定電圧回路11、正端子6、2次電池1、
スイッチ3、負端子7、電流検出回路13の経路で充電
電流が流れる。この場合、図3に示すように、充電の初
期の段階においては、定電流回路12が主に機能し、2
次電池1は、主に定電流により充電される。そして、充
電の進行に伴って、定電圧回路11の機能が支配的とな
り、2次電池1は、定電圧により充電されるようにな
る。
【0032】ステップS2においては、充電電流が検出
され、そしてステップS3において、その充電電流が所
定値以下であるか否かが判定される。即ち、電流検出回
路13は、充電電流を検出し、充電電流が所定値以下で
あるか否かを判定する。充電電流が所定値以下でない場
合、定電流回路12と定電圧回路11による充電動作が
そのまま継続される。
【0033】しかしながら、本実施例においては、電圧
検出回路2における保護電圧が、定電圧回路11の定格
出力電圧より小さい値に設定されている。このため、図
3に示すように、充電の進行に伴って、2次電池1の端
子電圧が上昇すると、時刻t1において、電圧検出回路
2が、2次電池1の端子電圧が保護電圧に達したことを
検出する。このとき、電圧検出回路2はスイッチ3を制
御し、スイッチ3をオフさせる。このため、充電電流が
遮断され、充電動作が停止される。
【0034】尚、電圧検出回路2は、2次電池1の端子
電圧を検出するとき、必要に応じて、スイッチ3をオフ
する。充電電圧(端子電圧より若干高い電圧となってい
る)を端子電圧に代えて検出するときは、スイッチ3を
オフする必要がない。
【0035】電流検出回路13が、ステップS3で充電
電流が遮断されたことを検出すると、ステップS4に進
み、満充電状態に達したか否かが判定される。即ち、2
次電池1の充電動作が完了したか否かが判定される。満
充電に達したか否かは、種々の方法により判定すること
ができるが、例えば保護回路が動作する前の充電電流の
値が、予め設定した所定の基準値以下になったとき、満
充電状態と判定することができる。
【0036】ステップS4において、まだ満充電状態で
はないと判定されたとき、ステップS5に進み、充電電
圧を低下させる処理が実行される。即ち、電流検出回路
13は、充電電流が遮断されたことを検出すると、電圧
制御回路14に制御信号を出力する。電圧制御回路14
は、この制御信号の入力を受けたとき、定電圧回路11
を制御し、定電圧回路11が出力する定電圧を、より小
さい値に設定させる。
【0037】そして、再びステップS1に戻り、それ以
降の処理を繰り返す。ステップS5において、定電圧回
路11の出力する充電電圧を、より小さい値に設定した
ため、2次電池1の端子電圧は、その内部インピーダン
スの存在に起因して、若干低下する。このため、2次電
池1の端子電圧は、保護電圧より小さい値となり、電圧
検出回路2は、スイッチ3を再びオンさせる。このた
め、定電圧回路11が出力する、より低い定電圧によ
り、2次電池1の充電動作が再開される。
【0038】再び充電動作が開始された結果、2次電池
1の端子電圧が再び上昇する。そして、この端子電圧が
保護電圧と等しくなったとき、電圧検出回路2が再び動
作し、スイッチ3をオフさせる。以上のような動作が繰
り返されるため、2次電池1の端子電圧は、鋸歯状波状
に変化する。また、充電電流は、間欠的に流れ、その平
均値は次第に減少する。そしてステップS4において、
満充電に達したと判定された場合、充電動作が終了され
る。
【0039】このように、2次電池1の端子電圧が保護
電圧に達したとき、充電電圧が保護電圧より小さい値に
制御されるため、電圧検出回路2の保護電圧と定電圧回
路11の出力する定格出力電圧との関係は、例えば図4
に示すように関係付けることができる。
【0040】即ち、例えば定電圧回路11の当初の定格
出力電圧を4.20Vとし、そのバラツキを±0.05
Vとすると、定電圧回路11の出力電圧は、4.15V
乃至4.25Vの間の値となる。
【0041】この場合、電圧検出回路2は、そのバラツ
キの範囲が、定電圧回路11の出力のバラツキの範囲と
その一部が交差するように設定することができる。例え
ば、保護電圧を4.25Vとし、そのバラツキの範囲を
±0.05Vとすると、保護電圧は4.20Vから4.
30Vの範囲の値となる。即ち、4.20Vから4.2
5Vの間の値は、定電圧回路11の出力電圧と保護電圧
の両方が取り得る値となっている。
【0042】しかしながら、上述したように、本実施例
においては、定電圧回路11の出力電圧は、適応的に保
護電圧より小さい値に変更されるため、このように、両
者のバラツキの範囲が一部交錯するように設定すること
が可能である。
【0043】従って、電圧検出回路2の保護電圧を低く
することが可能になるばかりでなく、バラツキの範囲が
大きくても、正常に動作させることが可能であるため、
精度のあまり良好でない部品を用いることが可能とな
る。このため、より低コストの部品を用いて、電圧検出
回路2を構成することが可能となる。
【0044】ところで、図5に示すように、2次電池1
を単独で使用する場合(図5(a))、2個(1A,1
B)を並列接続して用いる場合(図5(b))、さら
に、3個(1A,1B,1C)を並列接続して用いる場
合(図5(c))、それらを充電する場合の保護電圧
は、電池の数が増えるほど、より低い値に設定すること
が好ましい。例えば、1個の場合の保護電圧を4.40
Vとすると、2個の場合は4.35V、3個の場合は
4.30Vと設定することが好ましい。これは、電池の
数が増加すると、それだけパワーが大きくなるため、保
護電圧もより低くした方が電池の保護の観点から好まし
いからである。
【0045】しかしながら、従来の場合のように、定電
圧回路11の出力電圧を一定とすると、例えば、図5
(a)に示す1個の2次電池が収容されている電池パッ
ク4を充電回路5で適正に充電できるように定電圧回路
11の定格出力を設定し、図5(c)に示すような3個
の2次電池が収容されている電池パック4を同一の充電
回路5で充電する場合、図5(a)に示す場合の電池パ
ック4の電圧検出回路2の保護電圧より、図5(c)に
示す電池パック4の電圧検出回路2の保護電圧の方が、
より小さい値に設定されているため、図5(c)に示す
電池を内蔵する電池パック4の保護回路が保護動作を実
行してしまい、結局、充電を行うことができなくなる恐
れがある。
【0046】しかしながら、本実施例においては、定電
圧回路11の出力電圧が適応的に小さい値に変更される
ため、図5(a)乃至(c)に示すいずれの場合の電池
パック4をも、正しく充電することが可能となる。
【0047】図6は、電圧制御回路14の構成例を示し
ている。この実施例においては、正端子6と負端子7と
の間に、抵抗51乃至53の直列回路が接続されてい
る。そして、抵抗51と抵抗52の接続点から、定電圧
回路11に対し、その出力電圧が帰還されるようになさ
れている。抵抗53には、NPNトランジスタ56が並
列に接続されており、そのベースには、抵抗54と抵抗
55を介して、所定のバイアスが付与されるようになさ
れている。
【0048】充電初期の段階においては、電流検出回路
13より、NPNトランジスタ56のベースに高レベル
の信号が入力され、NPNトランジスタ56がオンし、
抵抗53がショートされる。このため、抵抗51と抵抗
52の接続点の電位が低下し、定電圧回路11は、その
出力電圧を、より大きな値とするように動作する。
【0049】これに対して、電流検出回路13が充電電
流の遮断を検出すると、NPNトランジスタ56のベー
スに印加される電圧が低レベルに変化し、NPNトラン
ジスタ56がオフする。その結果、抵抗53のショート
が解除され、抵抗51と抵抗52の接続点の電位が大き
くなる。その結果、定電圧回路11の出力電圧が低下す
る。
【0050】図7は、電圧制御回路14の他の構成例を
示している。この実施例においては、2つのツェナーダ
イオード61,62の直列回路により、定電圧回路11
の検出電位が規定されている。そして、この2つのツェ
ナーダイオードのうちの一方のツェナーダイオード62
に並列に、NPNトランジスタ63が接続されており、
そのベースと負端子7の間には、抵抗64が接続されて
いる。
【0051】従って、この場合においても、NPNトラ
ンジスタ63のベースに、電流検出回路13より高レベ
ルの信号が印加されているとき、NPNトランジスタ6
3がオンし、ツェナーダイオード62がショートされる
ため、定電圧回路11の検出電圧は低下する。このた
め、定電圧回路11の出力電圧は、より大きな値となっ
ている。
【0052】これに対して、充電電流が遮断され、電流
検出回路13より低レベルの信号が印加されると、NP
Nトランジスタ63がオフする。これにより、ツェナー
ダイオード62のショートが解除され、定電圧回路11
の検出電圧が上昇する。その結果、定電圧回路11の出
力電圧は低下する。
【0053】図8は、異なる充電電圧を出力するための
他の構成例を示している。この実施例においては、より
高い定電圧を出力するための定電圧回路11Aと、より
低い定電圧を出力するための定電圧回路11Bが、それ
ぞれ予め別個のものとして用意されている。そして、そ
の出力のいずれか一方が、スイッチ14により選択され
るようになされている。そこで、電流検出回路13の出
力に対応してスイッチ14を駆動することで、出力電圧
を、より低い値に制御することが可能となる。
【0054】勿論、この数は、この実施例においては2
個としたが、それ以上に増やすことも可能である。
【0055】図9は、保護回路の保護動作を検出するた
めの他の構成例を示している。この実施例においては、
電池パック4の電圧検出回路2の出力が、制御端子21
を介して、充電回路5の電圧制御回路14に供給される
ようになされている。このようにすれば、図1における
電流検出回路13を省略することができる。
【0056】図10は、保護回路が保護動作を行ったこ
とを検出する他の実施例を表している。この実施例にお
いては、正端子6と負端子7の間に、電圧検出回路31
が設けられている。また、定電圧回路11と正端子6の
間に、スイッチ32が設けられている。
【0057】このような構成において、電池パック4の
保護回路が動作したか否かを判定するとき、即ち、スイ
ッチ3がオフしたか否かを判定するとき、スイッチ32
をオフする。これにより、定電圧回路11が電池パック
4から切り離されるため、電圧検出回路31は、正端子
6と負端子7を介して2次電池1の端子電圧を検出する
ことが可能となる。もしスイッチ3がオフしていれば、
電圧検出回路31の検出電圧はほぼ0Vとなる。これに
対して、もしスイッチ3がオンしていれば、2次電池1
に若干の電圧が保持されているため、所定の値(0V以
外)の電圧が検出される。従って、その検出結果から、
スイッチ3がオフしているか否かを判定することが可能
である。
【0058】図11は、スイッチ3が2つのFET4
1,42により構成されている場合における2次電池1
の端子電圧を検出する原理を表している。スイッチ3を
2つのFET41,42の直列回路により構成する場
合、その寄生ダイオード41A,42Aが逆方向になる
ように、FET41,42は接続される。そして、充電
時、FET41,42は、両方ともオンされる。これに
対して、充電動作時において、電圧検出回路2が保護動
作を実行するとき、寄生ダイオードの方向が充電電流の
方向に接続されているFET41は、そのままオンの状
態に保持しておくが、充電電流に対して逆方向に、その
寄生ダイオードが接続されているFET42は、オフさ
れる。これにより、充電電流が、FETはもとより、寄
生ダイオードを介しても流れることができなくなり、完
全に遮断される。
【0059】しかしながら、その状態において、2次電
池1の端子電圧を測定しようとすると、2次電池1から
順方向の電流が流れることになるため、オフされている
FET42の寄生ダイオード42Aにおいて、順方向の
電圧降下(例えば0.6V)が発生する。このため、例
えば2次電池1の端子電圧を4.2Vとすると、検出電
圧は3.6V(=4.2−0.6)となる。
【0060】例えば図12に示すように、定電圧回路1
1の定格出力電圧が4.20V、電圧検出回路2の保護
電圧が4.30Vであるとし、それぞれが±0.05V
のバラツキを有するものとすると、2次電池1の検出電
圧は、スイッチ3(FET42)がオフしていれば、最
大3.85V(=4.25−0.6)となる。FET4
2がオンしていれば、検出される電圧は、この3.85
Vよりも小さくなるはずである。従って、検出電圧が
3.85V以下であれば、スイッチ3(FET42)が
オンしていると判定することができ、3.85V以上で
あれば、オフしていると判定することができる。
【0061】但し、図13に示すように、保護電圧の下
限値が4.20Vとされている場合においては、検出電
圧は3.6V(=4.20−0.6)となる。即ち、
3.6Vより大きいか、小さいかを判定して、スイッチ
3(FET42)のオン/オフを検出するのである。
【0062】図14は、本発明の電池充電装置の他の実
施例を表している。この実施例においては、信号発生回
路81が設けられ、電流検出回路13が充電電流の遮断
を検出したとき、所定の波形(所定の周期で変化する周
期信号)が発生され、電圧制御回路14に供給されるよ
うになされている。
【0063】その他の構成は、図1における場合と同様
である。
【0064】信号発生回路81は、例えば図15に示す
ように、鋸歯状波形あるいはパラボラ波形の周期信号を
発生する。
【0065】次に、図16のフローチャートを参照し
て、その動作について説明する。最初にステップS11
において、定電流回路12と定電圧回路11による充電
動作が開始される。そしてステップS12において、充
電電流が検出され、ステップS13において、充電電流
が所定値以下になったか否かが判定される。以上の処理
は、図2のフローチャートにおけるステップS1乃至S
3の処理と同様の処理である。
【0066】そして、電流検出回路13が充電電流の遮
断を検出したと、ステップS13において判定されたと
き、ステップS14に進み、満充電であるか否かが判定
される。そして、満充電でなければ、ステップS15に
進み、周期信号による充電(変調充電)が開始される。
【0067】即ち、信号発生回路81は、電流検出回路
13が充電電流が所定値以下になったことを検出したと
き、図15に示すような鋸歯状波形あるいはパラボラ波
形などの周期信号を発生する。電圧制御回路14の出力
は、この周期信号により変調され、定電圧回路11に供
給される。
【0068】その結果、図17に示すように、定電流、
定電圧充電が完了した後、周期信号による充電動作が行
われる。この周期信号による充電期間においては、充電
電圧が保護電圧より小さい値と大きい値との間で周期的
に変化する。そして、2次電池1の端子電圧が保護電圧
より大きくなったとき、スイッチ3がオフされ、充電電
流が遮断される。そして、充電電圧が低下し、2次電池
1の端子電圧が保護電圧より小さくなると、再びスイッ
チ3がオンされ、充電電流が流れることになる。
【0069】以上のような動作が繰り返され、満充電に
なったとき、充電動作が終了される。
【0070】図14の実施例においては、電圧検出回路
2が保護電圧以上の端子電圧を検出したとき、スイッチ
3が直ちにオフするようにしたが、図18に示すよう
に、電圧検出回路2とスイッチ3の間に時定数回路82
を設け、電圧検出回路2が保護電圧以上の端子電圧を検
出したとき、そのときから、時定数回路82により設定
される所定の時間Tだけ経過した後に、スイッチ3をオ
フさせるようにすることもできる。
【0071】図19は、この場合の端子電圧の変化と、
充電電流の変化を表している。同図に示すように、端子
電圧が保護電圧を越えたことが検出されると、そのとき
から時間Tだけ経過したタイミングにおいて、スイッチ
3がオフされ、充電電流が遮断されることになる。
【0072】そして、この時定数(時間T)は、充電の
進行に伴って、適宜所定の値に変更する(例えば、次第
に短くする)ようにすることもできる。この場合、図1
8に示すように、コントローラ141が、制御端子21
を介して時定数回路82に所定の制御信号を出力し、時
定数回路82の時定数を所定の値に設定させる。これに
より、時間Tを適宜所定の値に変更することができる。
【0073】あるいはまた、図20に示すように、信号
発生回路81が出力する信号の周波数を、充電動作の進
行に伴って適宜変化させるようにすることもできる。同
図に示すように、周波数を高く設定すれば(図20
(b))、端子電圧がより早く保護電圧に達し、周波数
を低くすれば(図20(a))、端子電圧が保護電圧に
達するまでに長い時間がかかることになる。そこで、充
電が進行するに伴って、周波数を次第に高くなるように
制御することができる。
【0074】図21は、さらに他の実施例を表してい
る。この実施例においては、図1の電圧制御回路14に
代えて、充電回路5側にスイッチ101が設けられ、制
御回路102により充電電流がスイッチングされるよう
になされている。そして、この制御回路102には、電
流検出回路13が検出した検出信号が入力されるように
なされている。尚、この実施例において、電流検出回路
13が正端子6側に配置されているが、図1の実施例に
おける場合のように、負端子7側に設けることも可能で
ある。その他の構成は、図1における場合と同様であ
る。
【0075】次に、図22のフローチャートを参照し
て、その動作について説明する。最初にステップS31
において、定電流および定電圧による充電が開始され、
ステップS32において、充電電流が検出され、ステッ
プS33において、充電電流が所定値以下になったか否
かが判定される。このステップS31乃至S33におけ
る処理は、図2におけるステップS1乃至S3における
処理と同様の処理である。
【0076】即ち、定電流回路12と定電圧回路11に
より、上述した場合と同様に、定電流および定電圧によ
る充電が行われ、電流検出回路13が、その充電電流を
モニタしている。そして、2次電池1の端子電圧が保護
電圧に達したとき、電圧検出回路2がスイッチ3をオフ
するため、充電電流が所定値以下となる。電流検出回路
13が、この充電電流が所定値以下になったことを検出
したとき、ステップS33からステップS34に進み、
満充電状態になったか否かが判定される。まだ満充電状
態に達していないとき、ステップS35に進み、パルス
幅充電が行われる。
【0077】即ち、制御回路102は、電流検出回路1
3より、スイッチ3がオフされたことを表す信号の入力
を受けると、スイッチ101を所定のタイミングでオン
/オフし、充電電圧を間欠的に(パルス的に)2次電池
1に印加するようにする。
【0078】このようにして、図23に示すように、充
電初期の段階においては、定電流、定電圧による充電が
行われ、2次電池1の端子電圧が保護電圧に達した後
は、パルス幅充電が行われることになる。
【0079】図24は、スイッチ101の動作を、より
細かい時間軸で表している。即ち、制御回路102が、
図24(a)に示すように、時間T1の期間だけオンす
ると、その期間、2次電池1に充電電圧が印加される。
これにより、2次電池1の端子電圧は、図24(b)に
示すように、次第に上昇する。そして、その値が保護電
圧に達したとき、スイッチ3がオフされ、そのとき、図
24(c)に示すように充電電流が遮断されることにな
る。
【0080】このような動作が繰り返されて、図25に
示すように、2次電池1の端子電圧の平均値は次第に上
昇し、充電電流の平均値も次第に減少する。そして、満
充電に達したとき、充電動作が終了される。
【0081】図26は、さらに他の実施例を表してい
る。この実施例の構成は、基本的に図21における場合
と同様であるが、さらに電流検出回路111が、スイッ
チ101と電流検出回路13と並列に接続されている点
が、図21における場合と異なっている。また、図21
の実施例においては、電流検出回路13が、スイッチ3
が初めてオフされたことだけを検出するようにしている
が、図26の実施例においては、電流検出回路13が、
スイッチ3がオフしたとき、常にこれを検出するように
なされている。また、電流検出回路111は、高インピ
ーダンスの回路で構成され、スイッチ3がオンしたこと
を検出するようになされている。
【0082】次に、図27のフローチャートを参照し
て、その動作について説明する。
【0083】最初にステップS51において、定電流、
定電圧充電が開始され、ステップS52において、充電
電流が検出され、ステップS53において、充電電流が
所定値以下になったか否かが判定される。以上の処理
は、図2におけるステップS1乃至S3の処理と同様の
処理である。
【0084】即ち、定電圧回路11と定電流回路12に
より、上述した場合と同様に、定電流および定電圧充電
動作が行われ、電流検出回路13が定電流が所定値以下
になったこと(即ち、スイッチ3がオフしたこと)を検
出したとき、ステップS54に進み、満充電状態になっ
たか否かが判定される。まだ満充電状態に達していない
場合、ステップS55に進み、保護回路の保護動作が解
除されたか否か、即ち、スイッチ3がオンしたか否かが
判定される。
【0085】スイッチ3がオフされ、充電動作が停止さ
れると、2次電池1の端子電圧は徐々に低下する。そし
て、その端子電圧が保護電圧より低くなったとき、電圧
検出回路2は、スイッチ3を再びオンさせる。このと
き、再び充電電流が流れることになる。電流検出回路1
11は、充電電流が流れ始めたことを検出したとき、そ
の検出信号を制御回路102に出力する。
【0086】このように、ステップS55で、保護回路
の保護動作が解除されたことが検出されると、即ち、ス
イッチ3が再びオンされたことが検出されると、ステッ
プS56に進み、パルス幅充電が開始される。即ち、制
御回路102は、図21の実施例における場合と同様
に、スイッチ101を所定のタイミングでオンまたはオ
フさせる。
【0087】この場合、図28(a)に示すように、制
御回路102がスイッチ101を期間T1の間オンさせ
ると、2次電池1に充電電圧が印加され、その端子電圧
は、図28(b)に示すように、次第に増加する。そし
て、その端子電圧が保護電圧に達したとき、スイッチ3
がオフされる。電流検出回路13は、充電電流が所定値
以下になったことを検出したとき、制御回路102に検
出信号を出力する。制御回路102は、この制御信号の
入力を受けたとき、スイッチ101をオフし、充電電圧
の印加を停止させる。従って、この場合においては、図
21(図24)における場合と異なり、スイッチ101
をオフするタイミングが、スイッチ3がオフされるタイ
ミングと一致することになる。
【0088】以上のようにして、スイッチ101から2
次電池1に印加されるパルス的な充電電圧を、図29
(a)に示すように、パルスが発生する位置を制御する
ようにしたり(PPM制御したり)、図29(b)に示
すように、そのパルスの幅を制御する(PWM制御す
る)ようにすることもできる。
【0089】このように、スイッチ101をオンまたは
オフすることで、2次電池1にパルス的に充電電圧を印
加する場合、図30に示すように、電圧検出回路2とス
イッチ3の間に、時定数回路82を設けるようにするこ
とができる。
【0090】このようにすると、図31に示すように、
電圧検出回路2が、2次電池1の端子電圧が保護電圧に
達したことを検出したとき、スイッチ3が直ちにはオフ
されず、そのときから、時定数回路82により設定され
る時定数(時間T)だけ経過したタイミングにおいて、
スイッチ3がオフされる。このようにすることで、充電
時間をより長くすることが可能となる。
【0091】この時定数を、充電の進行とともに、次第
に短くなるように制御するようにすることができる。図
32は、その場合の構成例を示している。この実施例に
おいては、充電回路5側のコントローラ141が、制御
端子21を介して、電池パック4側の制御回路142に
対して、時定数回路82の時定数を決定するための制御
信号を出力するようになされている。制御回路142
は、コントローラ141から供給された制御信号に対応
して、時定数回路82の時定数を所定の値に設定する。
これにより、電圧検出回路2が保護電圧以上の端子電圧
を検出したときから、スイッチ3がオフするまでの時間
を、適宜変更することが可能となる。
【0092】図33は、さらに他の実施例を表してい
る。この実施例の基本的構成は、図1における場合と同
様であるが、電流検出回路13と電圧制御回路14が、
図1における場合とは異なるように動作するようになさ
れている。
【0093】即ち、図33の実施例においては、電流検
出回路13が、充電電流が流れているか否か、即ち、ス
イッチ3がオフしたか否かを表すオン/オフ信号を出力
するだけでなく、充電電流の電流値に対応する制御信号
を、電圧制御回路14に出力するようになされている。
そして、電圧制御回路14は、電流検出回路13からの
オン/オフ信号と、電流値に対応する制御信号に対応し
て、定電圧回路11の定電圧を制御するようになされて
いる。
【0094】図34は、図33に示す電圧制御回路14
の構成例を示している。同図に示すように、この電圧制
御回路14は、図6に示した抵抗51乃至55とNPN
トランジスタ56よりなる構成の他に、帰還回路151
を有している。
【0095】この帰還回路151は、NPNトランジス
タ161と抵抗162,163により構成されている。
NPNトランジスタ161のコレクタは、抵抗53とN
PNトランジスタ56のコレクタの接続点に接続され、
NPNトランジスタ161のエミッタは、抵抗162を
介して負端子7に接続されている。また、NPNトラン
ジスタ161のベースは、抵抗163を介して負端子7
に接続されている。
【0096】以上の動作は、図6における場合と同様で
ある。
【0097】次に、図35のフローチャートを参照し
て、その動作について説明する。最初にステップS71
において、定電流回路12と定電圧回路11により、定
電流充電および定電圧充電が行われる。このとき、電流
検出回路13が充電電流が流れていることを検出し、N
PNトランジスタ56に対してオン信号を出力してい
る。このため、NPNトランジスタ56がオンし、定電
圧回路11の出力検出電圧は、低レベルとされ、定電圧
回路11より出力される電圧は、高電圧とされる。
【0098】そしてステップS72において、電流検出
回路13により充電電流が検出され、ステップS73に
おいて、その値が所定値以下であるか否かが判定され
る。上述した場合と同様に、定電流、定電圧による充電
動作が行われた結果、2次電池1の端子電圧が保護電圧
に達したとき、スイッチ3がオフされ、充電電流が所定
値以下となる。
【0099】ステップS73において、充電電流が所定
値以下になったことが検出されたとき、ステップS74
に進み、満充電状態になったか否かが判定され、まだ満
充電状態に達していないと判定された場合においては、
さらにステップS75に進み、定電圧が保護電圧より低
い所定の値に低下される。即ち、電流検出回路13が充
電電流が所定値以下になったことを検出したとき、図3
4のNPNトランジスタ56にオフ信号が出力される。
これにより、定電圧回路11の出力電圧が低下する。
【0100】そしてステップS76に進み、予め設定し
た所定の時間が経過するまで待機する。即ち、定電圧回
路11が出力する定電圧を低くすると、2次電池1の端
子電圧が低下し、ついには保護電圧より低くなるため、
スイッチ3が再びオンされることになる。ステップS7
6において待機する時間は、スイッチ3がオンするまで
の時間に対応して設定されている。
【0101】そして、ステップS76において、一定時
間が経過したと判定された後(スイッチ3がオンするま
で待機した後)、ステップS77に進み、帰還充電を開
始させる。
【0102】即ち、電流検出回路13は、電圧制御回路
14のNPNトランジスタ56をオフさせたまま充電電
流の値を検出し、その電流値に対応する制御電圧を、N
PNトランジスタ161のベースに印加する。
【0103】この制御電圧は、図36に示すように、充
電電流に反比例するように調整されている。即ち、充電
電流が大きければ、制御電圧が小さくなり、充電電流が
小さければ、制御電圧が大きくなるようになされてい
る。
【0104】制御電圧が大きければ、NPNトランジス
タ161のコレクタ、エミッタ間のインピーダンスが小
さくなり、抵抗53の端子電圧が低くなる。その結果、
定電圧回路11の検出電圧が低くなり、定電圧回路11
より出力される充電電圧は大きくなる。
【0105】これに対して、制御電圧が小さくなると
(充電電流が大きくなると)、NPNトランジスタ16
1のインピーダンスが増加し、定電圧回路11の検出電
圧が増加する。その結果、定電圧回路11の出力する充
電電圧が小さくなる。
【0106】従って、結局、図37に示すように、充電
電流が大きくなると、充電電圧は小さくなり、充電電流
が小さくなると、充電電圧が大きくなるように、帰還制
御が行われる。
【0107】以上のようにして、図38に示すように、
充電開始当初、定電流および定電圧充電が行われ、端子
電圧が保護電圧に達したとき、充電電圧が若干低下さ
れ、その後、帰還充電が行われることになる。
【0108】尚、図33の実施例においては、2次電池
1の充電電流を検出し、その値に対応して、充電電圧の
大きさを制御するようにしたが、2次電池1の端子電圧
を検出し、その大きさに対応して、充電電圧の大きさを
制御するようにすることも可能である。
【0109】図39は、図33の実施例の変形例を示し
ている。この実施例においては、スイッチ3のオン/オ
フが、制御回路142を介して行われるようになされて
おり、この制御回路142に対して、電圧検出回路2の
出力が供給されるとともに、充電回路5側のコントロー
ラ141からも、制御端子21を介して制御信号が供給
されるようになされている。その他の構成は、図33に
おける場合と同様である。
【0110】この実施例においては、図40に示すよう
に、電圧検出回路2により2次電池1の端子電圧が保護
電圧に達したことが検出されたとき、制御回路142を
介してスイッチ3がオフされた後、コントローラ141
が制御回路142を介して強制的にスイッチ3の保護動
作を解除させ(スイッチ3をオンさせ)、充電を行わせ
るようになされている。
【0111】次に、図41のフローチャートを参照し
て、その動作について説明する。ステップS91乃至S
93において、定電流回路12と定電圧回路11により
定電流および定電圧充電動作が行われ、電流検出回路1
3によりスイッチ3がオフされたか否かを判定するの
は、上述した場合と同様である。
【0112】そして、2次電池1の充電電圧が保護電圧
に達し、電圧検出回路2が検出信号を出力したとき、制
御回路142によりスイッチ3がオフされると、これ
が、電流検出回路13により検出される。このとき、ス
テップS94に進み、満充電状態に達したか否かが判定
され、満充電状態に達していれば、充電処理が終了され
るが、満充電状態に達してないとき、ステップS95に
進み、保護回路の保護動作が解除される処理が実行され
る。
【0113】即ち、コントローラ141は、電流検出回
路13よりスイッチ3のオフを検出する検出信号の入力
を受けたとき(電圧制御回路14に対し供給するオフ信
号の入力を受けたとき)、制御端子21を介して制御回
路142に制御信号を出力し、スイッチ3を強制的にオ
ンさせる。
【0114】次にステップS96に進み、帰還充電を実
行させる。そしてステップS97において、スイッチ3
を強制的にオンさせた後、予め設定した所定の時間Tが
経過したか否かが判定され、経過していなければ、ステ
ップS95に戻り、それ以降の処理を繰り返す。このよ
うにして、予め設定した所定の時間だけスイッチ3がオ
ンされ、帰還充電が行われた後、ステップS97におい
て、一定の時間が経過したと判定された場合、ステップ
S98に進み、保護回路解除動作を停止させる。即ち、
コントローラ141は、制御回路142に制御信号を出
力し、スイッチ3を強制的にオンさせていた動作を中止
させる。そして、再びステップS92に戻り、それ以降
の処理を繰り返し実行する。
【0115】これにより、図42に示したように、定電
流、定電圧充電を行った結果、2次電池1の端子電圧が
保護電圧に達したとき、それ以降は周期的(パルス的)
に帰還充電が実行される。
【0116】このようにして、この実施例においては、
保護回路が強制的に解除されるため、図43に示すよう
に、保護電圧が充電電圧より低い値であったとしても、
充電を行うことができる。そして、充電電圧は、帰還回
路により所定の値に制御されるようになされているた
め、かつ、間欠的に印加されるため、2次電池1が過充
電されるようなことが防止される。
【0117】図44は、充電回路5から電池パック4
に、所定の信号を供給する場合の他の実施例を表してい
る。即ち、図32の実施例においては、時定数回路82
に設定する時定数を制御する信号を、充電回路5から電
池パック4に伝送するために、正端子6と負端子7以外
に、制御端子21を設け、この制御端子21を介して、
充電回路5のコントローラ141から電池パック4の制
御回路142に制御信号を供給するようにしたのである
が、制御端子21を設けずに、所定の信号を伝送するこ
とができる。
【0118】即ち、図44の実施例においては、定電圧
回路11が、より低い定電圧E1と、より高い定電圧E2
の両方を出力することができるようになされている。そ
して、スイッチ161が定電圧回路11の出力電圧E1
とE2のうち、いずれか一方を選択し、出力するように
なされている。コントローラ141は、電池パック4に
伝送すべき信号に対応して、スイッチ161を図中上側
または下側に切り換える。これにより、充電回路5より
電池パック4に供給される充電電圧は、図45に示すよ
うに、脈流的に変化する。
【0119】電池パック4側には、信号検出回路162
が設けられており、この信号検出回路162は、充電回
路5より供給された充電電圧のうち、脈流的に変化する
部分を信号成分として検出する。即ち、図45における
電圧E2の部分を論理1として検出し、電圧E1の部分を
論理0として検出する。これにより、論理1と論理0の
組み合わせを信号として検出することができる。
【0120】そして、信号検出回路162は、検出した
信号に対応して、制御回路142を介して時定数回路8
2を制御し、時定数回路82に所定の時定数を設定させ
る。
【0121】尚、この図44においては、スイッチ3
が、オン/オフされる接片3Aと、それに並列に接続さ
れたダイオード3Bにより構成されているが、このダイ
オード3Bは、接片3Aがオフされたとき、2次電池1
の放電を許容するためのダイオードであり、図示は省略
されているが、他の実施例のスイッチ3においても同様
に内蔵されているものである。
【0122】
【発明の効果】以上の如く請求項1に記載の電池充電装
置によれば、保護回路が保護動作を行ったとき、充電電
圧が保護電圧より低い電圧に制御される。
【0123】また、請求項5に記載の電池充電装置によ
れば、保護回路が保護動作を行ったとき、保護回路の保
護動作が周期的に解除される。
【0124】さらに、請求項7に記載の電池充電装置に
よれば、保護回路が保護動作を行ったとき、充電電圧が
周期的に変化される。
【0125】従って、いずれの場合においても、さらに
充電を行うことが可能となり、保護電圧を低く設定する
ことを可能にし、また、そのバラツキを広く許容するこ
とが可能となる。これにより、より精度の低い部品を使
用することが可能となり、低コスト化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電池充電装置の一実施例の構成を示す
ブロック図である。
【図2】図1の実施例の動作を説明するフローチャート
である。
【図3】図1の実施例の動作を説明するタイミングチャ
ートである。
【図4】図1の実施例における充電電圧と保護電圧の関
係を説明する図である。
【図5】2次電池を並列接続した場合における保護電圧
を説明する図である。
【図6】図1の電圧制御回路14の構成例を示す回路図
である。
【図7】図1の電圧制御回路14の他の構成例を示す回
路図である。
【図8】本発明の電池充電装置の他の実施例の構成を示
すブロック図である。
【図9】本発明の電池充電装置の他の実施例の構成を示
すブロック図である。
【図10】本発明の電池充電装置のさらに他の実施例の
構成を示すブロック図である。
【図11】図10のスイッチ3の構成例を示す回路図で
ある。
【図12】図11における2次電池の端子電圧を説明す
る図である。
【図13】図11における2次電池の端子電圧を説明す
る図である。
【図14】本発明の電池充電装置の他の実施例の構成を
示すブロック図である。
【図15】図14における信号発生回路81の出力波形
を示す図である。
【図16】図14の実施例の動作を説明するフローチャ
ートである。
【図17】図14の実施例の動作を説明するタイミング
チャートである。
【図18】本発明の電池充電装置の他の実施例の構成を
示すブロック図である。
【図19】図18の実施例の動作を説明するタイミング
チャートである。
【図20】図14と図18の実施例の他の動作例を示す
タイミングチャートである。
【図21】本発明の電池充電装置の他の実施例の構成を
示すブロック図である。
【図22】図21の実施例の動作を説明するフローチャ
ートである。
【図23】図21の実施例の動作を説明するタイミング
チャートである。
【図24】図21の実施例の動作を説明するタイミング
チャートである。
【図25】図21の実施例の端子電圧と充電電流の変化
を説明する図である。
【図26】本発明の電池充電装置の他の実施例の構成を
示すブロック図である。
【図27】図26の実施例の動作を説明するフローチャ
ートである。
【図28】図26の実施例の動作を説明するタイミング
チャートである。
【図29】図21と図26の実施例の他の動作例を示す
タイミングチャートである。
【図30】本発明の電池充電装置の他の実施例の構成を
示すブロック図である。
【図31】図30の実施例の動作を説明するタイミング
チャートである。
【図32】本発明の電池充電装置のさらに他の実施例の
構成を示すブロック図である。
【図33】本発明の電池充電装置の他の実施例の構成を
示すブロック図である。
【図34】図33における電圧制御回路14の構成例を
示す回路図である。
【図35】図33の実施例の動作を説明するフローチャ
ートである。
【図36】図34における帰還回路151に供給する制
御電圧と充電電流の関係を説明する図である。
【図37】図33の実施例における充電電流と充電電圧
の関係を説明する図である。
【図38】図33の実施例の動作を説明するタイミング
チャートである。
【図39】本発明の電池充電装置の他の実施例の構成を
示すブロック図である。
【図40】図39の実施例の動作を説明するタイミング
チャートである。
【図41】図39の実施例の動作を説明するフローチャ
ートである。
【図42】図39の実施例の動作を説明するタイミング
チャートである。
【図43】図39の実施例における保護電圧と充電電圧
の関係を説明する図である。
【図44】本発明の電池充電装置のさらに他の実施例の
構成を示すブロック図である。
【図45】図44の定電圧回路11の動作を説明するタ
イミングチャートである。
【図46】従来の電池充電装置の構成例を示すブロック
図である。
【図47】図46の例の動作を説明するタイミングチャ
ートである。
【図48】図46の例の充電電圧と保護電圧との関係を
説明する図である。
【符号の説明】
1 2次電池 2 電圧検出回路 3 スイッチ 4 電池パック 5 充電回路 6 正端子 7 負端子 11 定電圧回路 12 定電流回路 13 電流検出回路 14 電圧制御回路 31 電圧検出回路 32 スイッチ 81 信号発生回路 82 時定数回路 101 スイッチ 102 制御回路 111 電流検出回路 141 コントローラ 142 制御回路 151 帰還回路 161 スイッチ

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2次電池を、過充電を防止する保護回路
    を介して充電する電池充電装置において、 前記2次電池を所定の充電電圧で充電する充電手段と、 前記保護回路が保護動作したことを検出する保護回路動
    作検出手段と、 前記保護回路動作検出手段が、前記保護回路の保護動作
    を検出したとき、前記充電電圧を、前記保護電圧より低
    い電圧に制御する電圧制御手段とを備えることを特徴と
    する電池充電装置。
  2. 【請求項2】 前記電圧制御手段は、前記充電電圧を、
    前記保護電圧より低い一定の電圧に設定することを特徴
    とする請求項1に記載の電池充電装置。
  3. 【請求項3】 前記電圧制御手段は、 異なる値の一定の前記充電電圧を出力する複数の定電圧
    回路と、 前記複数の定電圧回路の出力を選択するスイッチとを備
    えることを特徴とする請求項2に記載の電池充電装置。
  4. 【請求項4】 前記電圧制御手段は、前記2次電池の充
    電電流または端子電圧の大きさに対応して、前記充電電
    圧の大きさを制御することを特徴とする請求項1,2ま
    たは3に記載の電池充電装置。
  5. 【請求項5】 2次電池を、過充電を防止する保護回路
    を介して充電する電池充電装置において、 前記2次電池を所定の充電電圧で充電する充電手段と、 前記保護回路が保護動作したことを検出する保護回路動
    作検出手段と、 前記保護回路動作検出手段が、前記保護回路の保護動作
    を検出したとき、前記保護回路の保護動作を周期的に解
    除させる保護回路動作解除手段とを備えることを特徴と
    する電池充電装置。
  6. 【請求項6】 前記2次電池の充電電流または端子電圧
    の大きさに対応して、前記充電電圧の大きさを制御する
    電圧制御手段をさらに備えることを特徴とする請求項5
    に記載の電池充電装置。
  7. 【請求項7】 2次電池を、過充電を防止する保護回路
    を介して充電する電池充電装置において、 前記2次電池を所定の充電電圧で充電する充電手段と、 前記保護回路が保護動作したことを検出する保護回路動
    作検出手段と、 前記保護回路動作検出手段が、前記保護回路の保護動作
    を検出したとき、前記充電電圧を、周期的に変化させる
    電圧制御手段とを備えることを特徴とする電池充電装
    置。
  8. 【請求項8】 前記電圧制御手段は、前記充電電圧のレ
    ベルを周期的に変化させ、 前記電池充電装置は、前記充電電圧のレベルを周期的に
    変化させる周期信号を発生する信号発生手段をさらに備
    えることを特徴とする請求項7に記載の電池充電装置。
  9. 【請求項9】 前記信号発生手段は、鋸歯状波形または
    パラボラ波形を発生することを特徴とする請求項8に記
    載の電池充電装置。
  10. 【請求項10】 前記信号発生手段は、前記周期信号の
    周波数も変化させることを特徴とする請求項8または9
    に記載の電池充電装置。
  11. 【請求項11】 前記信号発生手段は、所定の電圧をス
    イッチングすることで前記周期信号を発生することを特
    徴とする請求項8に記載の電池充電装置。
  12. 【請求項12】 前記信号発生手段は、前記周期信号の
    幅または位置の少なくともいずれか一方を変化させるこ
    とを特徴とする請求項11に記載の電池充電装置。
  13. 【請求項13】 前記保護回路の保護動作の解除を検出
    する保護回路動作解除検出手段をさらに備えることを特
    徴とする請求項12に記載の電池充電装置。
  14. 【請求項14】 前記端子電圧が前記保護電圧より大き
    くなった場合、そのときから所定の遅延時間だけ経過し
    たタイミングにおいて、前記保護回路に、前記充電電流
    を遮断させることを特徴とする請求項1乃至13のいず
    れかに記載の電池充電装置。
  15. 【請求項15】 前記遅延時間を設定する時間設定手段
    をさらに備えることを特徴とする請求項14に記載の電
    池充電装置。
  16. 【請求項16】 前記充電電圧を変化させて、前記遅延
    時間を設定する信号を生成する生成手段をさらに備える
    ことを特徴とする請求項15に記載の電池充電装置。
  17. 【請求項17】 前記保護回路動作検出手段は、前記2
    次電池の充電電流から、前記保護回路の保護動作を検出
    することを特徴とする請求項1乃至16のいずれかに記
    載の電池充電装置。
  18. 【請求項18】 前記保護回路動作検出手段は、前記2
    次電池の端子電圧から、前記保護回路の保護動作を検出
    することを特徴とする請求項1乃至16のいずれかに記
    載の電池充電装置。
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