JPH07273981A - 画像処理装置の偽造防止装置 - Google Patents

画像処理装置の偽造防止装置

Info

Publication number
JPH07273981A
JPH07273981A JP6059326A JP5932694A JPH07273981A JP H07273981 A JPH07273981 A JP H07273981A JP 6059326 A JP6059326 A JP 6059326A JP 5932694 A JP5932694 A JP 5932694A JP H07273981 A JPH07273981 A JP H07273981A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seal
character
level
identification
identification pattern
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP6059326A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3078442B2 (ja
Inventor
Masao Miyaza
政雄 宮座
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP06059326A priority Critical patent/JP3078442B2/ja
Priority to US08/406,533 priority patent/US5678155A/en
Priority to DE69511143T priority patent/DE69511143T2/de
Priority to EP95104661A priority patent/EP0675631B1/en
Publication of JPH07273981A publication Critical patent/JPH07273981A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3078442B2 publication Critical patent/JP3078442B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/00838Preventing unauthorised reproduction
    • H04N1/0084Determining the necessity for prevention
    • H04N1/00843Determining the necessity for prevention based on recognising a copy prohibited original, e.g. a banknote
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/00838Preventing unauthorised reproduction
    • H04N1/0084Determining the necessity for prevention
    • H04N1/00843Determining the necessity for prevention based on recognising a copy prohibited original, e.g. a banknote
    • H04N1/00846Determining the necessity for prevention based on recognising a copy prohibited original, e.g. a banknote based on detection of a dedicated indication, e.g. marks or the like
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/00838Preventing unauthorised reproduction
    • H04N1/0084Determining the necessity for prevention
    • H04N1/00843Determining the necessity for prevention based on recognising a copy prohibited original, e.g. a banknote
    • H04N1/00848Determining the necessity for prevention based on recognising a copy prohibited original, e.g. a banknote by detecting a particular original
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/00838Preventing unauthorised reproduction
    • H04N1/00856Preventive measures
    • H04N1/00859Issuing an alarm or the like
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/00838Preventing unauthorised reproduction
    • H04N1/00856Preventive measures
    • H04N1/00875Inhibiting reproduction, e.g. by disabling reading or reproduction apparatus

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Security & Cryptography (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Computer Vision & Pattern Recognition (AREA)
  • Cleaning In Electrography (AREA)
  • Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Image Analysis (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 原稿に記載された文字を入力画像から検知す
る文字検知部51と、文字検知部51にて検知された文
字がRAM45における紙幣の文字に一致するか否かを
判定する文字認識部52と、文字認識部52に判定のた
めの各レベルの識別パターンを供給する識別レベル設定
部54と、文字認識部52により低位レベルの識別パタ
ーンにて一致する文字であると判定されたときに、文字
認識部52に再度の一致判定をさせるために、識別レベ
ル設定部54に対して、より高位レベルの識別パターン
を文字認識部52に供給させる特定文書判定部55とが
設けられている。 【効果】 画像出力禁止対象である紙幣における識別処
理時間の短縮を図ると共に、識別の信頼性を確保するこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディジタル複写機、フ
ァクシミリ、及びスキャナー等の、原稿から読み取った
入力画像を画像データとして出力する画像処理装置に備
えられる画像処理装置の偽造防止装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年では、電子写真装置において、開発
が進み、多色のカラー原稿を忠実に複写できるようにな
っており、そのため、紙幣、及び有価証券等の偽造防止
の方法が必要になっている。
【0003】この偽造防止に関する従来の技術として、
例えば、特開平4−205272号公報に開示されたも
のがある。
【0004】この公報に記載された技術は、スキャナに
て読み込んだ原稿を一旦メモリに記憶させ、コピーの際
にこのメモリの入力画像を読み出して画像データを得る
ディジタル複写機に適用されている偽造防止装置であ
る。偽造防止の処理としては、コピーされる原稿が、予
め記憶されている画像データとどの程度類似しているか
を判定し、その類似度により出力画像のマスキング、及
びUCRの処理条件を変えるものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
ディジタル複写機の偽造防止装置では、識別方法が真か
偽かの二者択一となっており、その識別レベルに近い画
像が真偽を誤って識別されるおそれがあり、その場合に
は、使用者から苦情がでる可能性があるという問題点を
有している。
【0006】また、偽造防止装置は、識別レベルを上げ
ると、コストと処理時間がかかる一方、識別レベルを下
げれば、誤識別の可能性が増大し、識別レベルを上げれ
ば処理時間が増大するという相反する問題点を有してい
る。
【0007】本発明は、上記従来の問題点に鑑みなされ
たものであって、その目的は、画像出力禁止対象におけ
る識別処理時間の短縮を図ると共に、識別の信頼性を確
保し得る画像処理装置の偽造防止装置を提供することに
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明の画
像処理装置の偽造防止装置は、上記の課題を解決するた
めに、原稿から読み取った入力画像を画像データとして
出力する画像処理装置に備えられ、この入力画像と予め
記憶された各種の紙幣の画像とが一致するか否かを判定
し、一致すると判定された場合に、上記画像データに対
して偽造防止のための処理を行う画像処理装置の偽造防
止装置において、紙幣の例えば金額、若しくは円、YE
N、¥、$等の記号、又は印章等の各文字を予め記憶す
る文字記憶手段と、原稿に記載された文字を入力画像か
ら検知する文字検知手段と、この文字検知手段にて検知
された文字が文字記憶手段における紙幣の文字に一致す
るか否かを判定する文字判定手段と、文字判定手段に判
定のための各レベルの識別パターンを供給する識別パタ
ーン供給手段と、上記文字判定手段により低位レベルの
識別パターンにて一致する文字であると判定されたとき
に、文字判定手段に再度の一致判定をさせるために、識
別パターン供給手段に対して、より高位レベルの識別パ
ターンを文字判定手段に供給させる文字識別レベルアッ
プ手段とが設けられていることを特徴としている。
【0009】請求項2記載の発明の画像処理装置の偽造
防止装置は、上記の課題を解決するために、請求項1記
載の画像処理装置の偽造防止装置において、上記文字識
別レベルアップ手段には、文字が例えば1000、50
00、10000等の金額である場合に、識別パターン
供給手段に対して、額面に応じてより高位レベルの識別
パターンを文字判定手段に供給させる額面識別レベルア
ップ手段が設けられていることを特徴としている。
【0010】請求項3記載の発明の画像処理装置の偽造
防止装置は、上記の課題を解決するために、請求項2記
載の画像処理装置の偽造防止装置において、上記文字識
別レベルアップ手段には、画像データの出力部数に応じ
て、識別パターン供給手段に対して、より高位レベルの
識別パターンを文字判定手段に供給させる部数識別レベ
ルアップ手段が設けられていることを特徴としている。
【0011】請求項4記載の発明の画像処理装置の偽造
防止装置は、上記の課題を解決するために、原稿から読
み取った入力画像を画像データとして出力する画像処理
装置に備えられ、この入力画像と予め記憶された例えば
紙幣、有価証券、及び機密文書等の各種の特定画像とが
一致するか否かを判定し、一致すると判定された場合
に、上記画像データに対して偽造防止のための処理を行
う画像処理装置の偽造防止装置において、例えば紙幣、
有価証券、及び機密文書等に使用される各種の印章を予
め記憶する印章記憶手段と、原稿に記載された印章を入
力画像から検知する印章検知手段と、この印章検知手段
にて検知された印章が印章記憶手段におけるいずれかの
印章に一致するか否かを判定する印章判定手段と、印章
判定手段に判定のための各レベルの識別パターンを供給
する識別パターン供給手段と、上記印章判定手段により
低位レベルの識別パターンにて一致する印章であると判
定されたときに、印章判定手段に再度の一致判定をさせ
るために、識別パターン供給手段に対して、より高位レ
ベルの識別パターンを印章判定手段に供給させる印章識
別レベルアップ手段とが設けられていることを特徴とし
ている。
【0012】請求項5記載の発明の画像処理装置の偽造
防止装置は、上記の課題を解決するために、原稿から読
み取った入力画像を画像データとして出力する画像処理
装置に備えられ、この入力画像と予め記憶された各種の
特定画像とが一致するか否かを判定し、一致すると判定
された場合に、上記画像データに対して偽造防止のため
の処理を行う画像処理装置の偽造防止装置において、原
稿に記載された印章を入力画像から検知する印章検知手
段と、この印章検知手段による印章の検知に基づいて、
画像データの例えば出力部数や出力の色変換等の出力制
限をする出力制限手段とが設けられていることを特徴と
している。
【0013】
【作用】請求項1の構成によれば、文字検知手段が、原
稿から読み取った入力画像から文字を検知する。文字が
検知された場合には、文字判定手段が、識別パターン供
給手段からまず低位レベルの識別パターンを得て、この
文字が文字記憶手段に記憶された紙幣の例えば金額、若
しくは円、YEN、¥、$等の記号、又は印章等の文字
に一致するか否かを判定する。そして、この低位レベル
の識別パターンにて、一致する文字であると判定された
ときには、文字識別レベルアップ手段が識別パターン供
給手段に対して、より高位レベルの識別パターンを文字
判定手段に供給させる。次いで、再度、文字判定手段
は、より高位レベルの識別パターンにて、一致判定を行
なう。
【0014】すなわち、従来は、原稿が紙幣であるか否
かの判定を行なうべく、紙幣の全体を判定対象としてい
たために、判定のための処理時間が増大することとなっ
ていた。しかし、本発明においては、判定対象を紙幣の
文字部分に限定したため、判定が簡略化されて識別の負
荷が軽減され、これによって判定時間の短縮を図ること
ができる。また、識別が疑わしい場合には、識別のレベ
ルを上げることにより、識別の信頼性を確保することが
できる。
【0015】したがって、画像出力禁止対象である紙幣
における識別処理時間の短縮を図ると共に、識別の信頼
性を確保することができる。
【0016】請求項2の構成によれば、額面識別レベル
アップ手段は、文字が例えば1000、5000、10
000等の金額である場合に、識別パターン供給手段に
対して、額面に応じてより高位レベルの識別パターンを
文字判定手段に供給する。
【0017】したがって、額面に応じて識別の信頼性が
向上するので、紙幣偽造による被害の損失を軽減するこ
とができる。
【0018】請求項3の構成によれば、部数識別レベル
アップ手段は、画像データの出力部数に応じて、識別パ
ターン供給手段に対して、より高位レベルの識別パター
ンを文字判定手段に供給する。
【0019】したがって、額面及び出力部数に応じて識
別の信頼性が向上するので、紙幣偽造による被害の損失
を軽減することができる。
【0020】請求項4の構成によれば、印章検知手段
が、原稿から読み取った入力画像から印章を検知する。
印章が検知された場合には、印章判定手段が、識別パタ
ーン供給手段からまず低位レベルの識別パターンを得
て、この印章が印章記憶手段に記憶された例えば紙幣、
有価証券、及び機密文書等に使用されるいずれかの印章
に一致するか否かを判定する。そして、この低位レベル
の識別パターンにて、一致する印章であると判定された
ときには、印章識別レベルアップ手段が識別パターン供
給手段に対して、より高位レベルの識別パターンを印章
判定手段に供給させる。次いで、再度、印章判定手段
は、より高位レベルの識別パターンにて、一致判定を行
なう。
【0021】すなわち、従来は、原稿が例えば紙幣、有
価証券、及び機密文書等の各種の特定画像であるか否か
の判定を行なうべく、各種の特定画像における全体を判
定対象としていたために、判定のための処理時間が増大
することとなっていた。しかし、本発明においては、判
定対象を各種の特定画像の印章部分に限定したため、す
なわち印章のみで判定が行なわれるため、判定が簡略化
されて識別の負荷が軽減され、これによって判定時間の
短縮を図ることができる。また、識別が疑わしい場合に
は、識別のレベルを上げることにより、識別の信頼性を
確保することができる。
【0022】したがって、各種の画像出力禁止対象にお
ける識別処理時間の短縮を図ると共に、識別の信頼性を
確保することができる。
【0023】また、紙幣だけでなく、他の有価証券、及
び機密文書等の各種の画像出力禁止対象を取り扱うこと
ができるので、装置の取扱性の向上を図ることができ
る。
【0024】請求項5の構成によれば、印章検知手段
が、原稿から読み取った入力画像から印章を検知する。
そして、この印章検知手段による印章の検知に基づい
て、出力制限手段が画像データの例えば出力部数や出力
の色変換等の出力を制限する。
【0025】したがって、印章のみで各種の画像出力禁
止対象の判定が行なわれるため、判定が簡略化されて識
別の負荷が軽減され、これによって判定時間の短縮を図
ることができる。
【0026】また、印章検知手段による印章の検知に基
づいて、画像データの出力部数や出力の色変換等の出力
制限を行なうことが可能となり、出力面から偽造による
被害の損失を軽減することができる。
【0027】
【実施例】
〔実施例1〕本発明の一実施例を図1ないし図13に基
づいて以下に説明する。
【0028】本実施例の画像処理装置としてのディジタ
ル複写機は、図2に示すように、複写機本体26の上端
部に硬質の透明ガラスからなる原稿載置台27を備えて
いる。
【0029】原稿載置台27の下方には、ランプユニッ
ト1、ミラー2・3・4、レンズユニット5、CCD(C
harge Coupled Device) センサ6等を有するスキャナ2
2が設けられている。スキャナ22では、原稿載置台2
7上に載置された原稿(図示せず)の画像は、この原稿
がランプユニット1にて照射され、その反射光がミラー
2・3・4及びレンズユニット5を介して、CCDセン
サ6の受光面に導かれることにより、電気信号として取
り込まれていく。
【0030】上記のスキャナ22の下方には、レーザド
ライバユニット7が設けられている。上記CCDセンサ
6により取り込まれた原稿データは、複写のための画像
処理を行う図示しない画像処理部で処理された後、レー
ザドライバユニット7に送られ、レーザドライバユニッ
ト7は、入力された原稿データに応じて、内部の例えば
半導体レーザからレーザ光を出射する。
【0031】レーザドライバユニット7から出射された
レーザ光は、光路上に配設されたミラー8・9により反
射されて、矢印B方向に回転する感光体ドラム10に照
射され、感光体ドラム10上に静電潜像を形成する。ま
た、感光体ドラム10の周囲には、上記レーザ光による
露光に先立って感光体ドラム10表面を所定の電位に均
一に帯電させる帯電器16が設けられている。さらに、
この帯電器16から感光体ドラム10の回転方向に向か
って、感光体ドラム10上の静電潜像にトナーを供給し
て現像する現像装置28、感光体ドラム10上のトナー
像が一時的に転写される転写ベルト17、感光体ドラム
10の表面に残留したトナーを除去するクリーニング装
置21、及び次の帯電に先立って感光体ドラム10の残
留電位を除去する除電ランプ15等がこの順に配置され
ている。
【0032】上記現像装置28は、ブラック現像槽1
1、イエロー現像槽12、マゼンタ現像槽13、及びシ
アン現像槽14を備えており、各現像槽11〜14に
は、それぞれ該当する色のトナーが収納されている。転
写ベルト17は、無端状であり矢印方向に移動可能に設
けられ、その一部が感光体ドラム10に圧接されること
で、感光体ドラム10のトナー像が転写されるようにな
っている。
【0033】また、転写ベルト17に対する給紙側に
は、用紙を所定のタイミングで転写ベルト17に供給す
るレジストローラ19、給紙カセット20、及び手差し
給紙部23が設けられている。これら給紙カセット20
及び手差し給紙部23付近には、用紙を搬送するための
給紙ローラ24や、搬送ローラ25等が設けられてい
る。転写ベルト17の下方には、レジストローラ19か
ら送られる用紙を転写ベルト17に圧接し、転写ベルト
17上のトナー像を用紙に転写する転写ローラ18が設
けられている。
【0034】転写ベルト17に対する出紙側には、トナ
ー転写後の用紙を搬送する搬送ベルト30、トナー像を
用紙に加熱定着する定着装置31、定着後の用紙を機外
に排出する排出ローラ32が設けられている。
【0035】上記の構成において、カラーコピー(3 col
or copy)は、以下の動作手順で行われる。まず、帯電器
16が、感光体ドラム10表面を均一に帯電させると、
前記スキャナ22により1回目のスキャンが行われる。
このときにCCDセンサ6より取り込まれた原稿の赤成
分(R)、グリーン成分(G)及び青成分(B)の各デ
ータに基づき、前記画像処理部にて先ずイエローデータ
が生成される。このイエローデータは、レーザドライバ
ユニット7よりレーザ光として出力され、このレーザ光
が感光体ドラム10表面を露光し、この露光部にイエロ
ーの静電潜像が形成される。次いで、画像領域の静電潜
像にイエロー現像槽12からのイエロートナーが供給さ
れ、同色のトナー像が形成される。
【0036】次に、上記のイエロートナー像が、感光体
ドラム10に圧接されている転写ベルト17に転写され
る。このとき、感光体ドラム10の表面には、転写に寄
与しない一部のトナーが残留するが、この残留トナー
を、クリーニング装置21が掻き落とす。また、除電ラ
ンプ15が、感光体ドラム10表面の残留電荷を除去す
る。
【0037】上記の処理を終了すると、帯電器16が再
度感光体ドラム10表面を均一に帯電させ、スキャナ2
2が2回目のスキャンを行う。これにより得られた原稿
データから、画像処理部によってマゼンタデータが得ら
れ、レーザドライバユニット7よりレーザ光が感光体ド
ラム10に照射され、マゼンタの静電潜像が形成され
る。次いでマゼンタ現像槽13からマゼンタトナーが供
給され、感光体ドラム10上に同色のトナー像が形成さ
れる。そして、このマゼンタトナー像が転写ベルト17
の上記イエロートナー像上に転写されて像重ねが行われ
る。その後、クリーニング装置21および除電ランプ1
5による先と同様の処理が行われると、帯電器16が、
感光体ドラム10を均一に帯電させて、スキャナ22に
よる3回目のスキャンが行われ、シアンデータがレーザ
光として照射されることにより、感光体ドラム10上に
シアンの静電潜像が形成される。そして、シアン現像槽
14から感光体ドラム10にシアントナーが供給され
て、同色のトナー像が形成され、このシアントナー像が
転写ベルト17の上記マゼンタトナー像上に転写される
ことにより、最終的な像重ねが行われる。
【0038】その後、像重ねされた転写ベルト17上の
トナー像が、転写ローラ18により用紙に転写され、定
着装置31において、トナー像が加熱定着された後、排
出ローラ32により用紙が機外に排出される。
【0039】なお、上記したプロセスは、3色カラーに
おけるプロセスであり、4色カラープロセスの場合は、
ブラック現像槽11に収納されたブラックトナーを用い
た処理が、上記の処理に加えられる。一方、白黒コピー
は、感光体ドラム10の静電潜像に上記ブラック現像槽
11からのブラックトナーが供給され、このトナー像を
転写ベルト17を介して、用紙に転写することにより行
われる。
【0040】一方、本実施例のディジタル複写機は、図
1に示す画像処理制御部40を備えている。この画像処
理制御部40では原稿読み取りユニット41、レーザド
ライバユニット7等の複数の制御部がメインCPU(Ce
ntral Processing Unit)43によって制御される。ここ
で、ROM(Read Only Memory) 44は、制御プログラ
ムを記憶するエリアであり、RAM(Random Access Me
mory) 45は、複写機に固有のパラメータを記憶したり
プログラム実行のワーキングエリア等として用いられ
る。本実施例では、このRAM45は、入力画像を一時
格納する外、特に、紙幣の金額、若しくは円、YEN、
¥、$等の記号、又は印章等の各文字を記憶する文字記
憶手段として機能している。
【0041】上記原稿読み取りユニット41は、上述し
たように、原稿載置台27上にセットされた原稿の画像
を読み取る。読み取られた入力画像は、画像処理部46
にて例えば、ユーザの希望に応じて画像濃度や画像倍率
を変化させる等の画像処理を行う。画像処理部46にて
処理された入力画像は、レーザドライバユニット7に送
られる。そして、レーザドライバユニット7によって制
御されるレーザ光として出力される。操作パネル制御部
47は、図3に示すように、複写機本体26の上面に設
けられた操作パネル48を制御する制御部である。操作
パネル48には、コピー枚数および暗証番号等を入力す
るためのテンキー49、或いはコピー枚数等を表示し、
オペレータに対するメッセージを表示するための液晶表
示パネル50等が備えられている。
【0042】また、本実施例のディジタル複写機には、
図1に示すように、偽造防止装置として、文字検知手段
としての文字検知部51、文字判定手段としての文字認
識部52、紙幣パターン記憶部53、識別パターン供給
手段としての識別レベル設定部54、文字識別レベルア
ップ手段としての特定文書判定部55、印章記憶部5
6、及び出力制御部57等が設けられている。
【0043】上記文字検知部51は、画像処理部にて処
理された入力画像から、数字、記号、又は印章等の各文
字を選択的に検知するものである。文字認識部52は、
文字検知部51にて検知された文字がRAM45に格納
された紙幣における金額等の数字、若しくは円、YE
N、¥、$等の記号、又は印章等の文字に一致するか否
かを判定する。
【0044】紙幣パターン記憶部53は、特定文書判定
部55が特定文書であるか否かを判定するための判定レ
ベルを各種記憶しているエリアである。識別レベル設定
部54は、特定文書判定部55が判定する場合に、紙幣
パターン記憶部53に記憶された各レベルの識別パター
ンを供給するものである。
【0045】さらに、特定文書判定部55は、文字認識
部52により低位レベルの識別パターンにて一致する文
字であると判定されたときに、文字認識部52に再度の
一致判定をさせるために、識別レベル設定部54に対し
て、より高位レベルの識別パターンを文字認識部52に
供給させるようになっている。
【0046】また、この特定文書判定部55は、文字が
金額である場合に、識別レベル設定部54に対して、額
面に応じてより高位レベルの識別パターンを文字認識部
52に供給させる額面識別レベルアップ手段としての機
能を有している。
【0047】さらに、この特定文書判定部55は、画像
データの出力部数に応じて、識別レベル設定部54に対
して、より高位レベルの識別パターンを文字認識部52
に供給させる部数識別レベルアップ手段としての機能を
有している。
【0048】印章記憶部56は、有価証券、機密文書等
に使用される各種の印章を記憶していると共に、後述す
るように、その各種の印章に応じた許容複写枚数が記憶
し得るようになっている。
【0049】また、出力制御部57は、複写動作を停止
する等の制御を行なうものである。
【0050】上記の構成を有するディジタル複写機の偽
造防止のための各制御について、図4ないし図13に示
すフローチャート等に基づいてそれぞれ説明する。
【0051】最初に、原稿の文字における数字を検知し
て、その数字が紙幣の額面と一致する場合には、識別レ
ベルを上げて紙幣か否かを判定し、紙幣と判定した場合
には、警告し、複写動作を停止する制御について説明す
る。
【0052】まず、図4に示すように、原稿に記載され
た数字が紙幣に記載された例えば1000、5000、
10000等の額面と一致しているかの判定を行なうた
めに、識別パターンにおける低位のレベルである第1識
別レベルが識別レベル設定部54にて設定される(S
1)。なお、この第1識別レベルは、後述するように、
原稿に記載された記号が紙幣に記載された円、¥、$等
の単位記号と一致するかの判定と、原稿に記載された印
章が紙幣に記載された印章と一致するかの判定において
も共通して使用される低位のレベルの識別パターンとな
っている。
【0053】次いで、操作パネル48のテンキー49か
らプリントキーが押圧操作されると(S2)、スキャナ
22により原稿がスキャンされ、入力画像がRAM45
に記憶される(S3)。
【0054】次いで、入力画像に数字があるか否かの数
字検知が文字検知部51にて行なわれる(S4)。入力
画像における文字に数字が有るか否かの検知は、文字の
特徴を抽出する方法や文字認識を用いる方法にて行なう
ことが可能である。上記の文字の特徴を抽出する方法
は、例えば「文字が小さい」、「文字が孤立してい
る」、及び「一列に並んでいる」等の特徴により、入力
画像を連結した図形単位に分離してその図形が文字サイ
ズに合致しているか否かを判断し、その後、分離した図
形単位を数字パターンと比較して文字を検知する方法で
ある。
【0055】S4で数字を検知した場合には、この数字
が紙幣の額面、例えば、1000、5000、1000
0等の数字に一致するか否かが判定される(S5)。S
5で数字が紙幣の額面と一致すると判定された場合に
は、額面の詳細なチェックを行なうために識別パターン
における第1識別レベルよりも高位のレベルである第2
識別レベルが識別レベル設定部54にて設定される(S
6)。そして、この第2識別レベルにて、再度、入力原
稿の当該数字について、紙幣の額面の数字に一致するか
否かが判定される(S7)。次いで、紙幣の額面の数字
に一致すると判定された場合には、操作パネル48の液
晶表示パネル50に警告表示を行うと共に、複写機本体
26の複写動作が停止される(S8)。
【0056】また、上記S4、S5又はS7において、
判定がNOである場合には、数字でない、紙幣の額面で
ない、或いは紙幣でないと判定されたことになり、通常
のコピー動作が行なわれる(S9)。以上の制御につい
て、図解したものが図5である。
【0057】次に、原稿の文字としての数字を検知し
て、その数字が紙幣の額面と一致する場合に、金額に応
じて識別のレベルを上げて紙幣か否かを判定し、紙幣と
判定した場合には、警告し、複写動作を停止する制御に
ついて説明する。なお、この制御は、図4に示すフロー
チャートとはS6が異なるものであるため、この部分に
ついて説明する。
【0058】すなわち、図6に示すように、S4で、数
字を検知した場合には、紙幣の1000、5000、1
0000等の額面に一致するか否かが判定される(S
5)。
【0059】S5で数字が紙幣の額面と一致すると判定
された場合には、額面に応じた識別パターンにおける第
3識別レベルが設定される(S10)。例えば、数字が
1000の場合には2値画像での比較を行なう識別レベ
ルに設定され、数字が5000の場合には白/黒多階調
での比較を行なう識別レベルに設定され、さらに、数字
が10000の場合にはフルカラーでの比較を行なう識
別レベルに設定される。なお、その他の識別レベルの設
定方法として、入力画像をブロックに分割して詳細に識
別するために、各額面に応じてその分割数を変えること
も可能である。
【0060】そして、この額面に応じた第3識別レベル
にて、再度、入力原稿の当該数字について、紙幣の各額
面に一致するか否かが判定される(S7)。以下、図4
と同様に、紙幣の額面に一致すると判定された場合に
は、操作パネル48の液晶表示パネル50に警告表示を
行うと共に、複写機本体26の複写動作が停止される
(S8)。また、上記S4、S5又はS7において、判
定がNOである場合には、数字でない、紙幣の額面でな
い、或いは紙幣でないと判定されたことになり、通常の
コピー動作が行なわれる(S9)。以上の制御につい
て、図解すると図7に示すようになる。
【0061】次に、原稿の文字としての数字を検知し
て、その数字が紙幣の額面と一致する場合に、金額及び
出力部数として設定されるマルチコピー枚数に応じて識
別のレベルを上げて紙幣か否かを判定し、紙幣と判定し
た場合には、警告し、複写動作を停止する制御について
説明する。なお、この制御は、図4に示すフローチャー
トとはS6以降が少し異なるものであるため、この部分
について説明する。
【0062】図8に示すように、S4で、数字を検知し
た場合には、紙幣の1000、5000、10000等
の額面に一致するか否かが判定される(S5)。
【0063】S5で数字が紙幣の額面に一致すると判定
された場合には、マルチコピー枚数が確認される(S1
1)。次いで、マルチコピー枚数と額面とに応じた段階
的なレベルを有する識別パターンにおける第4識別レベ
ルが設定される(S12)。
【0064】例えば、数字が1000の場合には2値画
像での比較を行なう識別レベルに設定され、数字が50
00の場合には白/黒多階調での比較を行なう識別レベ
ルに設定され、さらに、数字が10000の場合にはフ
ルカラーでの比較を行なう識別レベルの認識パターンに
設定される。また、この設定に加えて、マルチコピー枚
数に応じて、例えば、1枚、2〜10枚、又は11枚以
上によって、入力画像をブロックに分割し、各額面に応
じてその分割数を変えた識別レベルの認識パターンが設
定される。
【0065】そして、これらマルチコピー枚数及び額面
に応じた第4識別レベルにて、再度、入力原稿の当該数
字について、紙幣の額面に一致するか否かが判定される
(S7)。以下、図4と同様に、紙幣の額面に一致する
と判定された場合には、操作パネル48の液晶表示パネ
ル50に警告表示を行うと共に、複写機本体26の複写
動作を停止する(S8)。また、上記S4、S5又はS
7において、判定がNOである場合には、数字でない、
紙幣の額面でない、又は紙幣でないと判定されたことに
なり、通常のコピー動作が行なわれる(S9)。以上の
制御について、図解すると図9に示すようになる。
【0066】また、本実施例のディジタル複写機の偽造
防止装置は、文字を検知する場合に、上述の数字だけで
なく、文字である記号についても検知することが可能で
ある。
【0067】以下に、原稿の文字としての記号を検知し
て、その記号が紙幣の単位記号と一致する場合に、識別
のレベルを上げて紙幣か否かを判定し、紙幣と判定した
場合には、警告し、複写動作を禁止する制御について説
明する。
【0068】図10に示すように、原稿に記載された記
号が紙幣に使用される円、YEN、¥、$等の単位記号
と一致しているかの判定のために、識別パターンにおけ
る低位のレベルである第1識別レベルが設定される(S
1)。
【0069】次いで、プリントキーが押圧操作されると
(S2)、原稿がスキャンされ、入力画像がRAM45
に記憶される(S3)。
【0070】次いで、入力画像に記号があるか否かの記
号検知が行なわれる(S14)。記号を検知した場合に
は、この記号が紙幣の単位記号であるか否かの検知を行
なう(S15)。ここで、入力画像に記号が有るか否か
の検知は、上述のS5と同様に、文字の特徴を抽出する
方法や、文字認識を用いる方法にて行なわれる。S15
で、記号が紙幣の単位記号と一致すると判定された場合
には、記号の詳細なチェックを行なうために、識別パタ
ーンにおける第1識別レベルよりも高位のレベルである
第2識別レベルが設定される(S16)。そして、この
第2識別レベルにて、再度、入力原稿の当該記号につい
て、紙幣の単位記号に一致するか否かが判定される(S
17)。そして、紙幣の単位記号に一致すると判定され
た場合には、操作パネル48の液晶表示パネル50に警
告表示を行うと共に、複写機本体26の複写動作が停止
される(S8)。
【0071】また、上記S14、S15又はS17にお
いて、判定がNOである場合には、記号でない、紙幣の
単位記号でない、或いは紙幣でないと判定されたことに
なり、通常のコピー動作が行なわれる(S9)。以上の
制御について、図解したものが図11である。
【0072】また、本実施例では、印章を文字として取
り扱うことも可能である。すなわち、原稿の文字として
の印章を検知して、その印章が紙幣の印章と大きさ、形
が一致する場合に、識別のレベルを上げて紙幣か否かを
判定し、紙幣と判定した場合には、警告し、複写動作を
停止することが可能である。
【0073】この場合には、図12に示すように、原稿
に記載された印章が紙幣に記載された印章と一致してい
るかの判定のために、識別パターンにおける低位のレベ
ルである第1識別レベルが設定される(S1)。次い
で、プリントキーが押圧操作されると(S2)、原稿が
スキャンされ、入力画像がRAM45に記憶される(S
3)。
【0074】次いで、入力画像に印章があるか否かの印
章検知が行なわれる(S21)。ここで、入力画像の文
字に印章が有るか否かの検知は、上述のS5と同様に、
文字の特徴を抽出する方法や、文字認識を用いる方法に
て行なわれる。S21で印章を検知した場合には、この
印章が紙幣の印章であるか否かの判定を行なう(S2
2)。この判定のためには、その印章が紙幣の印章と大
きさ及び形が一致するか否かについて判断される。次い
で、印章が紙幣の印章と一致すると判定された場合に
は、印章の詳細なチェックを行なうために識別パターン
における第1識別レベルよりも高位のレベルである第2
識別レベルが設定される(S6)。そして、この第2識
別レベルにて、再度、入力原稿の当該印章について、紙
幣の印章に一致するか否かが判定される(S7)。次い
で、紙幣の印章に一致すると判定された場合には、操作
パネル48の液晶表示パネル50に警告表示を行うと共
に、複写機本体26の複写動作が停止される(S8)。
【0075】また、上記S21、S22又はS7におい
て、判定がNOである場合には、印章でない、紙幣の印
章でない、又は紙幣でないと判定されたことになり、通
常のコピー動作が行なわれる(S9)。以上の制御につ
いて、図解したものが図13である。
【0076】このように、本実施例のディジタル複写機
の偽造防止装置は、文字検知部51が、原稿から読み取
った入力画像から数字、記号、印章等の文字を検知す
る。数字、記号、印章等の文字が検知された場合には、
文字認識部52が、識別レベル設定部54からまず低位
レベルの識別パターンを得て、この文字がRAM45に
記憶された紙幣の例えば金額の数字、若しくは円、YE
N、¥、$等の記号、又は印章等の文字に一致するか否
かを判定する。そして、この低位レベルの識別パターン
にて、一致する文字であると判定されたときには、特定
文書判定部55が識別レベル設定部54に対して、より
高位レベルの識別パターンを文字認識部52に供給させ
る。次いで、再度、文字認識部52は、より高位レベル
の識別パターンにて一致判定を行なう。
【0077】すなわち、従来は、原稿が紙幣であるか否
かの判定を行なうべく、紙幣の全体を判定対象としてい
たために、判定のための処理時間が増大することとなっ
ていた。しかし、本実施例においては、判定対象を紙幣
の文字部分に限定したため、判定が簡略化されて識別の
負荷が軽減され、これによって判定時間の短縮を図るこ
とができる。また、識別が疑わしい場合には、識別のレ
ベルを上げることにより、識別の信頼性を確保すること
ができる。
【0078】また、特定文書判定部55は、文字が例え
ば1000、5000、10000等の金額である場合
に、識別レベル設定部54に対して、額面に応じてより
高位レベルの識別パターンを文字認識部52に供給す
る。
【0079】したがって、額面に応じて識別の信頼性が
向上するので、紙幣偽造による被害の損失を軽減するこ
とができる。
【0080】さらに、特定文書判定部55は、額面、及
び画像データのマルチコピー枚数に応じて、識別レベル
設定部54に対して、より高位レベルの識別パターンを
文字認識部52に供給する。
【0081】したがって、額面及びマルチコピー枚数に
応じて識別の信頼性が向上するので、紙幣偽造による被
害の損失を軽減することができる。
【0082】〔実施例2〕本発明の他の実施例を図1、
図14及び図15に基づいて説明すれば、以下の通りで
ある。なお、説明の便宜上、前記の実施例1の図面に示
した部材と同一の機能を有する部材については、同一の
符号を付し、その説明を省略する。
【0083】本実施例のディジタル複写機の偽造防止装
置は、原稿の文字としての印章を検知して、その印章の
検知結果に応じて紙幣、有価証券、及び機密文書等の対
象原稿を判定し、識別のレベルを上げて対象原稿か否か
を判定し、対象原稿と判定した場合には、警告し、複写
動作を停止する制御となっている。
【0084】すなわち、図14に示すように、原稿に記
載された印章が偽造防止の検知対象の原稿の印章と一致
しているかの判定のために、識別パターンにおける低位
のレベルである第1識別レベルが設定される(S1)。
次いで、プリントキーが押圧操作されると(S2)、原
稿がスキャンされ、入力画像がRAM45に記憶される
(S3)。
【0085】次いで、入力画像に図1に示す印章記憶手
段としての印章記憶部56に当該印章があるか否かの印
章検知が行なわれる(S21)。ここで、入力画像の文
字としての印章が有るか否かの検知は、実施例1のS5
と同様に、文字の特徴を抽出する方法や、文字認識を用
いる方法にて行なわれる。S21で、印章を検知した場
合には、この印章が検知対象の原稿の印章であるか否か
の判定を行なう(S31)。この判定のためには、その
印章が検知対象の原稿の印章と大きさ及び形が一致する
か否かについて判断される。次いで、印章が検知対象の
原稿の印章と一致すると判定された場合には、印章の詳
細なチェックを行なうために識別パターンにおける第1
識別レベルよりも高位のレベルである第2識別レベルが
設定される(S6)。そして、この第2識別レベルに
て、再度、入力原稿の当該印章について、検知対象の原
稿の印章に一致するか否かが判定される(S32)。次
いで、検知対象の原稿の印章に一致すると判定された場
合には、操作パネル48の液晶表示パネル50に警告表
示を行うと共に、複写機本体26の複写動作が停止され
る(S8)。
【0086】また、上記S21、S31又はS32にお
いて、判定がNOである場合には、印章でない、検知対
象の印章でない、或いは検知対象の原稿でないと判定さ
れたことになり、通常のコピー動作が行なわれる(S
9)。以上の制御について、図解したものが図15であ
る。
【0087】このように、本実施例のディジタル複写機
の偽造防止装置は、文字検知部51が、原稿から読み取
った入力画像から印章を検知する。印章が検知された場
合には、印章判定手段としての文字認識部52が、識別
レベル設定部54からまず低位レベルの識別パターンを
得て、この印章が印章記憶部56に記憶された例えば紙
幣、有価証券、及び機密文書等に使用されるいずれかの
印章に一致するか否かを判定する。そして、この低位レ
ベルの識別パターンにて、一致する印章であると判定さ
れたときには、印章識別レベルアップ手段としての特定
文書判定部55が識別レベル設定部54に対して、より
高位レベルの識別パターンを文字認識部52に供給させ
る。次いで、再度、文字認識部52は、より高位レベル
の識別パターンにて、一致判定を行なう。
【0088】すなわち、従来は、原稿が例えば紙幣、有
価証券、及び機密文書等の各種の特定画像であるか否か
の判定を行なうべく、各種の特定画像における全体を判
定対象としていたために、判定のための処理時間が増大
することとなっていた。しかし、本実施例においては、
判定対象を各種の紙幣、有価証券、及び機密文書等の特
定画像の印章部分に限定したため、すなわち印章のみで
判定が行なわれるため、判定が簡略化されて識別の負荷
が軽減され、これによって判定時間の短縮を図ることが
できる。また、識別が疑わしい場合には、識別のレベル
を上げることにより、識別の信頼性を確保することがで
きる。
【0089】したがって、各種の画像出力禁止対象にお
ける識別処理時間の短縮を図ると共に、識別の信頼性を
確保することができる。
【0090】また、紙幣だけでなく、他の有価証券、及
び機密文書等の各種の画像出力禁止対象を取り扱うこと
ができるので、装置の取扱性の向上を図ることができ
る。
【0091】なお、前記実施例1の最後で述べた印章が
紙幣の印章であるか否かによる偽造防止の制御は、本実
施例においては、S31における検知対象の原稿の印章
であるか否かの判定において、検知対象の原稿が紙幣と
することによって達成されるものとなっている。
【0092】〔実施例3〕本発明のさらに他の実施例を
図1、図16及び図17に基づいて説明すれば、以下の
通りである。なお、説明の便宜上、前記の実施例1及び
実施例2の図面に示した部材と同一の機能を有する部材
については、同一の符号を付し、その説明を省略する。
【0093】本実施例のディジタル複写機の偽造防止装
置は、原稿の文字としての印章を検知し、その印章の書
体が実印のように認識できない場合には、識別レベルを
上げて対象原稿である有価証券か否かを判定し、有価証
券と判定した場合には、警告し、複写動作を停止する制
御となっている。
【0094】すなわち、本実施例では、図16に示すよ
うに、原稿に記載された印章が偽造防止の検知対象の原
稿の印章と一致しているかを印章の書体で判定するため
に、識別パターンにおける低位のレベルである第1識別
レベルが設定される(S1)。次いで、プリントキーが
押圧操作されると(S2)、原稿がスキャンされ、入力
画像がRAM45に記憶される(S3)。
【0095】次いで、入力画像に印章があるか否かの印
章検知が実施例1のS5と同様の方法で行なわれる(S
21)。次いで、印章を検知した場合には、この印章が
文字認識できるか否かということと書体とにより、実印
であるか否かの判定が行なわれる(S41)。
【0096】次いで、印章が実印であると判定された場
合には、印章の詳細なチェックを行なうために識別パタ
ーンにおける第1識別レベルよりも高位のレベルである
第2識別レベルが設定される(S6)。そして、この第
2識別レベルにて、再度、入力原稿の当該印章につい
て、有価証券の印章に一致するか否かが判定される(S
42)。次いで、有価証券の印章に一致すると判定され
た場合には、操作パネル48の液晶表示パネル50に警
告表示を行うと共に、複写機本体26の複写動作が停止
される(S8)。
【0097】また、上記S21、S41又はS42にお
いて、判定がNOである場合には、印章でない、実印で
ない、或いは有価証券でないと判定されたことになり、
通常のコピー動作が行なわれる(S9)。以上の制御に
ついて、図解したものが図17である。
【0098】このように、本実施例のディジタル複写機
の偽造防止装置は、印章検知手段としての図1に示す文
字検知部51にて出力された印章が、印章記憶手段とし
ての印章記憶部56における印章に一致しないと印章判
定手段としての文字認識部52により判定され、かつ、
この印章の書体から実印であると判断されたときには、
識別のレベルを上げるように制御される。
【0099】このため、印章とその書体のみで最初の判
定を行なうので、画像出力禁止対象における識別処理時
間の短縮を図ると共に、識別の信頼性を確保することが
できる。
【0100】〔実施例4〕本発明のさらに他の実施例を
図1、図18ないし図27に基づいて説明すれば、以下
の通りである。なお、説明の便宜上、前記の実施例1な
いし実施例3の図面に示した部材と同一の機能を有する
部材については、同一の符号を付し、その説明を省略す
る。
【0101】本実施例のディジタル複写機の偽造防止装
置は、原稿の文字としての印章を検知し、その印章の検
知結果に応じて対象原稿を判定し、複写を制限するよう
になっている。
【0102】すなわち、図18に示すように、原稿に記
載された印章が偽造防止の検知対象の原稿の印章と一致
しているかを印章の書体で判定するために、識別パター
ンにおける低位のレベルである第1識別レベルが設定さ
れる(S1)。次いで、出力部数であるマルチコピー枚
数が操作パネル48のテンキー49にて入力される(S
51)。次いで、プリントキーが押圧操作されると(S
2)、原稿がスキャンされ、入力画像がRAM45に記
憶される(S3)。
【0103】次いで、入力画像に印章があるか否かの印
章検知が実施例1のS5と同様の方法で行なわれる(S
21)。S21で、印章が検知された場合には、この印
章が検知対象の原稿の印章であるか否かの判定が行なわ
れる(S31)。この判定では、その印章が検知対象の
原稿の印章と大きさ及び形が一致するか否かについて行
なわれる。
【0104】次いで、検知対象の原稿における印章であ
ると判定された場合には、操作パネル48の液晶表示パ
ネル50に警告表示を行うと共に、複写機本体26の複
写動作が制限される(S52)。
【0105】また、上記S21又はS31において、判
定がNOである場合には、印章でない、検知対象の印章
でないと判定されたことになり、通常のコピー動作が行
なわれる(S9)。以上の制御について、図解したもの
が図19である。
【0106】これによって、印章の認識のみでその原稿
が重要であると判断して不必要に複写が行なわれないよ
うにすることができる。
【0107】また、本実施例においては、原稿の文字と
しての印章を検知して、その印章が認印か実印か会社印
等であるか否かを判定して、その種類に応じて許容複写
枚数を制限することも可能である。この場合には、図2
0に示すように、S21において印章を検知したとき
に、この印章の種類が予め印章記憶部56に登録された
認印、実印、或いは会社印かの判定が行なわれる(S5
3)。この判定は、印章の大きさ及び書体により行なわ
れる。
【0108】次いで、印章の種類が認印、実印、或いは
会社印の何れかの印章である場合には、その印章の種類
に応じて複写枚数が制限される(S54)。例えば、会
社印であれば1枚、実印であれば5枚、又は認印であれ
ば10枚に制限される。
【0109】次いで、この制限の下でコピーが行なわれ
(S55)、このコピーが制限複写枚数と現在の複写枚
数とを比較することにより制限枚数を超過するまで繰り
返される(S56)。そして、制限枚数を超過した時点
で、操作パネル48の液晶表示パネル50に警告表示を
行うと共に、複写機本体26の複写動作が停止される
(S57)。以上の制御について、図解したものが図2
1である。
【0110】これによって、印章の種類とその大きさ、
形とによってその原稿が重要であると判断して不要に複
写が行なわれないようにすることができる。
【0111】一方、原稿の文字としての印章を検知し
て、その印章が登録されているか否かを判定して、登録
されていない場合に、警告し、複写動作を停止すること
も可能である。
【0112】この場合には、図22に示すように、S2
1において印章を検知したときに、この印章の種類が予
め図1に示す印章記憶部56に登録された印章か否かの
判定を印章の大きさ及び書体により行なう(S58)。
【0113】次いで、印章が未登録の印章である場合に
は、操作パネル48の液晶表示パネル50に警告表示を
行うと共に、複写機本体26の複写動作を停止する(S
57)。なお、S21及びS58でNOと判定された場
合には、印章でない、未登録の印章でないとしてコピー
がなされる(S9)。以上の制御について、図解したも
のが図23である。
【0114】これによって、印章の認識のみで、原稿の
許容可否を判断し、不要に複写が行なわれないようにす
ることができる。
【0115】また、原稿の文字としての印章を検知し
て、その印章が登録されているか否かを判定して、登録
されている場合に、予め設定されている許容枚数に複写
制限することも可能である。
【0116】この場合には、図24に示すように、S1
で第1識別レベルを設定した後、所定の印章について図
1に示す印章記憶部56にマルチコピー枚数を設定する
(S51)。その後、S2、S3を経てS21において
印章を検知したときに、この印章が予め印章記憶部56
に登録された印章か否かの判定を印章の大きさ及び書体
により行なう(S59)。
【0117】次いで、印章が登録印章である場合には、
設定された許容枚数を呼び出す(S54)。次いで、こ
の制限の下でコピーが行なわれ(S55)、制限枚数を
超過するまで繰り返される(S56)。そして、制限枚
数を超過した時点で、操作パネル48の液晶表示パネル
50に警告表示を行うと共に、複写機本体26の複写動
作を停止する(S57)。以上の制御について、図解し
たものが図25である。
【0118】これによって、印章の認識のみで、原稿の
許容複写枚数を判断し、不要に複写が行なわれないよう
にすることができる。
【0119】さらに、原稿の文字としての印章を検知し
て、その印章が赤色であるか否かを判定して、赤色であ
る場合に、黒色に変換して複写することも可能である。
【0120】この場合には、図26に示すように、S2
1において印章を検知したときに、この印章が赤色か否
かの判定を行なう(S61)。次いで、印章が赤色であ
る場合には、この赤色を黒色に変換し(S62)、その
後コピーが行なわれる(S9)。以上の制御について、
図解したものが図27である。
【0121】これによって、印章の認識のみで、通常の
使用に耐え得る複写を提供すると共に、偽造を防止する
ことができる。
【0122】このように、本実施例のディジタル複写機
の偽造防止装置は、図1に示す印章検知手段としての文
字検知部51が、原稿から読み取った入力画像から印章
を検知する。そして、この文字検知部51による印章の
検知に基づいて、出力制限手段としての出力制御部57
が画像データの出力をマルチコピー枚数に制限し、又は
色変換をして出力制限する。
【0123】したがって、印章のみで各種の画像出力禁
止対象の判定が行なわれるため、判定が簡略化されて識
別の負荷が軽減され、これによって判定時間の短縮を図
ることができる。
【0124】また、文字検知部51による印章の検知に
基づいて、画像データの出力部数や色変換等の出力制限
を行なうことが可能となり、出力面から偽造による被害
の損失を軽減することができる。
【0125】
【発明の効果】請求項1の発明の画像処理装置の偽造防
止装置は、以上のように、紙幣の各文字を予め記憶する
文字記憶手段と、原稿に記載された文字を入力画像から
検知する文字検知手段と、この文字検知手段にて検知さ
れた文字が文字記憶手段における紙幣の文字に一致する
か否かを判定する文字判定手段と、文字判定手段に判定
のための各レベルの識別パターンを供給する識別パター
ン供給手段と、上記文字判定手段により低位レベルの識
別パターンにて一致する文字であると判定されたとき
に、文字判定手段に再度の一致判定をさせるために、識
別パターン供給手段に対して、より高位レベルの識別パ
ターンを文字判定手段に供給させる文字識別レベルアッ
プ手段とが設けられている構成である。
【0126】これにより、判定対象を紙幣の文字部分に
限定したため、判定が簡略化されて識別の負荷が軽減さ
れ、これによって判定時間の短縮を図ることができる。
また、識別が疑わしい場合には、識別のレベルを上げる
ことにより、識別の信頼性を確保することができる。
【0127】したがって、画像出力禁止対象である紙幣
における識別処理時間の短縮を図ると共に、識別の信頼
性を確保することができるという効果を奏する。
【0128】請求項2の発明の画像処理装置の偽造防止
装置は、以上のように、請求項1の画像処理装置の偽造
防止装置において、文字識別レベルアップ手段には、文
字が金額である場合に、識別パターン供給手段に対し
て、額面に応じてより高位レベルの識別パターンを文字
判定手段に供給させる額面識別レベルアップ手段が設け
られている構成である。
【0129】これにより、額面に応じて識別の信頼性が
向上するので、紙幣偽造による被害の損失を軽減するこ
とができるという効果を奏する。
【0130】請求項3の発明の画像処理装置の偽造防止
装置は、以上のように、請求項2の画像処理装置の偽造
防止装置において、文字識別レベルアップ手段には、画
像データの出力部数に応じて、識別パターン供給手段に
対して、より高位レベルの識別パターンを文字判定手段
に供給させる部数識別レベルアップ手段が設けられてい
る構成である。
【0131】これにより、額面及び出力部数に応じて識
別の信頼性が向上するので、紙幣偽造による被害の損失
を軽減することができるという効果を奏する。
【0132】請求項4の発明の画像処理装置の偽造防止
装置は、以上のように、各種の印章を予め記憶する印章
記憶手段と、原稿に記載された印章を入力画像から検知
する印章検知手段と、この印章検知手段にて検知された
印章が印章記憶手段におけるいずれかの印章に一致する
か否かを判定する印章判定手段と、印章判定手段に判定
のための各レベルの識別パターンを供給する識別パター
ン供給手段と、上記印章判定手段により低位レベルの識
別パターンにて一致する印章であると判定されたとき
に、印章判定手段に再度の一致判定をさせるために、識
別パターン供給手段に対して、より高位レベルの識別パ
ターンを印章判定手段に供給させる印章識別レベルアッ
プ手段とが設けられている構成である。
【0133】これにより、判定対象を各種の特定画像の
印章部分に限定したため、すなわち印章のみで判定が行
なわれるため、判定が簡略化されて識別の負荷が軽減さ
れ、これによって判定時間の短縮を図ることができる。
また、識別が疑わしい場合には、識別のレベルを上げる
ことにより、識別の信頼性を確保することができる。
【0134】したがって、各種の画像出力禁止対象にお
ける識別処理時間の短縮を図ると共に、識別の信頼性を
確保することができる。
【0135】また、紙幣だけでなく、他の有価証券、及
び機密文書等の各種の画像出力禁止対象を取り扱うこと
ができるので、装置の取扱性の向上を図ることができる
という効果を奏する。
【0136】請求項5の発明の画像処理装置の偽造防止
装置は、以上のように、原稿に記載された印章を入力画
像から検知する印章検知手段と、この印章検知手段によ
る印章の検知に基づいて、画像データの出力を制限する
出力制限手段とが設けられている構成である。
【0137】これにより、印章のみで各種の画像出力禁
止対象の判定が行なわれるため、判定が簡略化されて識
別の負荷が軽減され、これによって判定時間の短縮を図
ることができる。
【0138】また、印章検知手段による印章の検知に基
づいて、画像データの出力部数や色変換等の出力制限を
行なうことが可能となり、出力面から偽造による被害の
損失を軽減することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すディジタル複写機の偽
造防止装置が備える画像処理制御部の構成を示すブロッ
ク図である。
【図2】上記ディジタル複写機の構造を示す正面図であ
る。
【図3】上記ディジタル複写機が備える操作パネルの説
明図である。
【図4】上記ディジタル複写機の偽造防止装置において
紙幣の数字を検知して偽造防止を図るための制御動作を
示すフローチャートである。
【図5】図4に示した制御動作の概要を示す説明図であ
る。
【図6】上記ディジタル複写機の偽造防止装置において
紙幣の額面に応じて偽造防止を図るための制御動作を示
すフローチャートである。
【図7】図6に示した制御動作の概要を示す説明図であ
る。
【図8】上記ディジタル複写機の偽造防止装置において
紙幣の額面と出力枚数とに応じて偽造防止を図るための
制御動作を示すフローチャートである。
【図9】図8に示した制御動作の概要を示す説明図であ
る。
【図10】上記ディジタル複写機の偽造防止装置におい
て紙幣の記号を検知して偽造防止を図るための制御動作
を示すフローチャートである。
【図11】図10に示した制御動作の概要を示す説明図
である。
【図12】上記ディジタル複写機の偽造防止装置におい
て紙幣の印章を検知して偽造防止を図るための制御動作
を示すフローチャートである。
【図13】図12に示した制御動作の概要を示す説明図
である。
【図14】本発明の他の実施例におけるディジタル複写
機の偽造防止装置において、検知対象の印章を検知して
偽造防止を図るための制御動作を示すフローチャートで
ある。
【図15】図14に示した制御動作の概要を示す説明図
である。
【図16】本発明のさらに他の実施例におけるディジタ
ル複写機の偽造防止装置において、印章を検知して有価
証券の偽造防止を図るための制御動作を示すフローチャ
ートである。
【図17】図16に示した制御動作の概要を示す説明図
である。
【図18】本発明のさらに他の実施例におけるディジタ
ル複写機の偽造防止装置において、印章を検知して許容
枚数に出力制限するときの制御動作を示すフローチャー
トである。
【図19】図18に示した制御動作の概要を示す説明図
である。
【図20】上記ディジタル複写機の偽造防止装置におい
て各種の印章を検知して許容枚数に出力制限するときの
制御動作を示すフローチャートである。
【図21】図20に示した制御動作の概要を示す説明図
である。
【図22】上記ディジタル複写機の偽造防止装置におい
て未登録の印章を検知して偽造防止を図るための制御動
作を示すフローチャートである。
【図23】図22に示した制御動作の概要を示す説明図
である。
【図24】上記ディジタル複写機の偽造防止装置におい
て印章を検知し、印章毎の許容枚数に出力制限するとき
の制御動作を示すフローチャートである。
【図25】図24に示した制御動作の概要を示す説明図
である。
【図26】上記ディジタル複写機の偽造防止装置におい
て赤色の印章を検知したときに、黒色に色変換して出力
するときの制御動作を示すフローチャートである。
【図27】図26に示した制御動作の概要を示す説明図
である。
【符号の説明】
40 画像処理制御部 45 RAM(文字記憶手段) 47 操作パネル制御部 51 文字検知部(文字検知手段、印章検知手段) 52 文字認識部(文字判定手段、印章判定手段) 54 識別レベル設定部(識別パターン供給手段) 55 特定文書判定部(文字識別レベルアップ手段、額
面識別レベルアップ手段、部数識別レベルアップ手段、
印章識別レベルアップ手段) 56 印章記憶部(印章記憶手段) 57 出力制御部(出力制御手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03G 21/00 552 G06F 15/62 410 Z

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿から読み取った入力画像を画像データ
    として出力する画像処理装置に備えられ、この入力画像
    と予め記憶された各種の紙幣の画像とが一致するか否か
    を判定し、一致すると判定された場合に、上記画像デー
    タに対して偽造防止のための処理を行う画像処理装置の
    偽造防止装置において、 紙幣の各文字を予め記憶する文字記憶手段と、原稿に記
    載された文字を入力画像から検知する文字検知手段と、
    この文字検知手段にて検知された文字が文字記憶手段に
    おける紙幣の文字に一致するか否かを判定する文字判定
    手段と、文字判定手段に判定のための各レベルの識別パ
    ターンを供給する識別パターン供給手段と、上記文字判
    定手段により低位レベルの識別パターンにて一致する文
    字であると判定されたときに、文字判定手段に再度の一
    致判定をさせるために、識別パターン供給手段に対し
    て、より高位レベルの識別パターンを文字判定手段に供
    給させる文字識別レベルアップ手段とが設けられている
    ことを特徴とする画像処理装置の偽造防止装置。
  2. 【請求項2】上記文字識別レベルアップ手段には、文字
    が金額である場合に、識別パターン供給手段に対して、
    額面に応じてより高位レベルの識別パターンを文字判定
    手段に供給させる額面識別レベルアップ手段が設けられ
    ていることを特徴とする請求項1記載の画像処理装置の
    偽造防止装置。
  3. 【請求項3】上記文字識別レベルアップ手段には、画像
    データの出力部数に応じて、識別パターン供給手段に対
    して、より高位レベルの識別パターンを文字判定手段に
    供給させる部数識別レベルアップ手段が設けられている
    ことを特徴とする請求項2記載の画像処理装置の偽造防
    止装置。
  4. 【請求項4】原稿から読み取った入力画像を画像データ
    として出力する画像処理装置に備えられ、この入力画像
    と予め記憶された各種の特定画像とが一致するか否かを
    判定し、一致すると判定された場合に、上記画像データ
    に対して偽造防止のための処理を行う画像処理装置の偽
    造防止装置において、 各種の印章を予め記憶する印章記憶手段と、原稿に記載
    された印章を入力画像から検知する印章検知手段と、こ
    の印章検知手段にて検知された印章が印章記憶手段にお
    けるいずれかの印章に一致するか否かを判定する印章判
    定手段と、印章判定手段に判定のための各レベルの識別
    パターンを供給する識別パターン供給手段と、上記印章
    判定手段により低位レベルの識別パターンにて一致する
    印章であると判定されたときに、印章判定手段に再度の
    一致判定をさせるために、識別パターン供給手段に対し
    て、より高位レベルの識別パターンを印章判定手段に供
    給させる印章識別レベルアップ手段とが設けられている
    ことを特徴とする画像処理装置の偽造防止装置。
  5. 【請求項5】原稿から読み取った入力画像を画像データ
    として出力する画像処理装置に備えられ、この入力画像
    と予め記憶された各種の特定画像とが一致するか否かを
    判定し、一致すると判定された場合に、上記画像データ
    に対して偽造防止のための処理を行う画像処理装置の偽
    造防止装置において、 原稿に記載された印章を入力画像から検知する印章検知
    手段と、この印章検知手段による印章の検知に基づい
    て、画像データの出力制限をする出力制限手段とが設け
    られていることを特徴とする画像処理装置の偽造防止装
    置。
JP06059326A 1994-03-29 1994-03-29 画像処理装置の偽造防止装置 Expired - Fee Related JP3078442B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP06059326A JP3078442B2 (ja) 1994-03-29 1994-03-29 画像処理装置の偽造防止装置
US08/406,533 US5678155A (en) 1994-03-29 1995-03-20 Anti-counterfeiting device for use in an image-processing apparatus
DE69511143T DE69511143T2 (de) 1994-03-29 1995-03-29 Vorrichtung zum Verhindern von Fälschungen zum Gebrauch in Bildverarbeitungsanlagen
EP95104661A EP0675631B1 (en) 1994-03-29 1995-03-29 Anti-counterfeiting device for use in an image-processing apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP06059326A JP3078442B2 (ja) 1994-03-29 1994-03-29 画像処理装置の偽造防止装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07273981A true JPH07273981A (ja) 1995-10-20
JP3078442B2 JP3078442B2 (ja) 2000-08-21

Family

ID=13110122

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP06059326A Expired - Fee Related JP3078442B2 (ja) 1994-03-29 1994-03-29 画像処理装置の偽造防止装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US5678155A (ja)
EP (1) EP0675631B1 (ja)
JP (1) JP3078442B2 (ja)
DE (1) DE69511143T2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011020439A (ja) * 2009-06-17 2011-02-03 Seiko Epson Corp 印刷処理装置の制御方法、レシート印刷装置の制御方法、印刷処理装置、レシート発行システムおよびプログラム

Families Citing this family (48)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5321470A (en) * 1988-05-13 1994-06-14 Canon Kabushiki Kaisha Apparatus with anti-forgery provision
US5748763A (en) 1993-11-18 1998-05-05 Digimarc Corporation Image steganography system featuring perceptually adaptive and globally scalable signal embedding
US6516079B1 (en) 2000-02-14 2003-02-04 Digimarc Corporation Digital watermark screening and detecting strategies
US6549638B2 (en) * 1998-11-03 2003-04-15 Digimarc Corporation Methods for evidencing illicit use of a computer system or device
US6449377B1 (en) 1995-05-08 2002-09-10 Digimarc Corporation Methods and systems for watermark processing of line art images
US5822436A (en) 1996-04-25 1998-10-13 Digimarc Corporation Photographic products and methods employing embedded information
US7113615B2 (en) 1993-11-18 2006-09-26 Digimarc Corporation Watermark embedder and reader
US7286684B2 (en) * 1994-03-17 2007-10-23 Digimarc Corporation Secure document design carrying auxiliary machine readable information
US7555139B2 (en) * 1995-05-08 2009-06-30 Digimarc Corporation Secure documents with hidden signals, and related methods and systems
US6760463B2 (en) 1995-05-08 2004-07-06 Digimarc Corporation Watermarking methods and media
US6650761B1 (en) 1999-05-19 2003-11-18 Digimarc Corporation Watermarked business cards and methods
US7505605B2 (en) 1996-04-25 2009-03-17 Digimarc Corporation Portable devices and methods employing digital watermarking
DE69825765T2 (de) 1997-04-01 2005-09-01 Omron Corp. Drucker mit bilderkennungsprozessor zur verhinderung von fälschungen, computer zur bereitstellung einer druckquelle für drucker und drucksystem welches drucker und computer beinhaltet.
US6181813B1 (en) 1997-09-29 2001-01-30 Xerox Corporation Method for counterfeit currency detection using orthogonal line comparison
US6067374A (en) * 1997-11-13 2000-05-23 Xerox Corporation Seal detection system and method
US6026186A (en) * 1997-11-17 2000-02-15 Xerox Corporation Line and curve detection using local information
US6978036B2 (en) * 1998-07-31 2005-12-20 Digimarc Corporation Tamper-resistant authentication techniques for identification documents
US8290202B2 (en) 1998-11-03 2012-10-16 Digimarc Corporation Methods utilizing steganography
US7013021B2 (en) * 1999-03-19 2006-03-14 Digimarc Corporation Watermark detection utilizing regions with higher probability of success
US7248733B2 (en) * 1999-04-26 2007-07-24 Canon Kabushiki Kaisha Color-image processing apparatus and method, and storage medium
JP3787456B2 (ja) * 1999-04-26 2006-06-21 キヤノン株式会社 カラー画像処理装置、カラー画像処理方法及び記憶媒体
US6317524B1 (en) * 1999-04-29 2001-11-13 Xerox Corporation Anti-counterfeit detection method
US6580820B1 (en) * 1999-06-09 2003-06-17 Xerox Corporation Digital imaging method and apparatus for detection of document security marks
US6542629B1 (en) 1999-07-22 2003-04-01 Xerox Corporation Digital imaging method and apparatus for detection of document security marks
US6516078B1 (en) * 1999-07-29 2003-02-04 Hewlett-Packard Company Multi-level detection and deterrence of counterfeiting of documents with reduced false detection
ATE358944T1 (de) * 1999-07-29 2007-04-15 Canon Kk Bildverarbeitungssystem, -vorrichtung sowie verfahren und aufzeichnungsmedium
US6343204B1 (en) * 1999-08-25 2002-01-29 Hewlett-Packard Company Detection and deterrence of counterfeiting of documents with tokens characteristic color and spacing
US6967727B1 (en) * 1999-09-30 2005-11-22 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus and image forming method
DE10005835A1 (de) * 2000-02-10 2001-08-16 Bundesdruckerei Gmbh Automatische Authentifikation von mit Sicherheitsmerkmalen geschützten Dokumenten
US7657064B1 (en) 2000-09-26 2010-02-02 Digimarc Corporation Methods of processing text found in images
US6711277B1 (en) * 2000-10-25 2004-03-23 Eastman Kodak Company Method of controlling the reproduction of copyrighted images
US7002704B1 (en) * 2000-11-06 2006-02-21 Xerox Corporation Method and apparatus for implementing anti-counterfeiting measures in personal computer-based digital color printers
GB0027581D0 (en) * 2000-11-10 2000-12-27 Rue De Int Ltd Image output apparatus an method
US7110541B1 (en) * 2000-11-28 2006-09-19 Xerox Corporation Systems and methods for policy based printing
US6868174B2 (en) * 2000-11-29 2005-03-15 Xerox Corporation Anti-counterfeit detection for low end products
US7974495B2 (en) 2002-06-10 2011-07-05 Digimarc Corporation Identification and protection of video
JP2004201069A (ja) * 2002-12-19 2004-07-15 Ricoh Co Ltd 画像処理装置、画像処理方法、画像処理プログラムおよび画像処理プログラムを記憶した記録媒体
US8301893B2 (en) 2003-08-13 2012-10-30 Digimarc Corporation Detecting media areas likely of hosting watermarks
JP2005339361A (ja) * 2004-05-28 2005-12-08 Fuji Photo Film Co Ltd 画像表示装置および方法並びにプログラム
KR20070094811A (ko) * 2004-12-30 2007-09-21 쓰리엠 이노베이티브 프로퍼티즈 컴파니 연마성 물품 및 그의 제조 방법
US20060170951A1 (en) * 2005-01-31 2006-08-03 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Method and arrangement for inhibiting counterfeit printing of legal tender
US20070091348A1 (en) * 2005-10-26 2007-04-26 Hitoshi Asaka Image forming device
JP4743065B2 (ja) * 2006-09-27 2011-08-10 ブラザー工業株式会社 画像認識装置、複写装置及び画像認識方法
US20090083138A1 (en) * 2007-09-25 2009-03-26 Urban Martin A Method Of Advertising On Currency
US20120019874A1 (en) * 2010-07-20 2012-01-26 Schaertel David M Method for document scanning
US20120019841A1 (en) * 2010-07-20 2012-01-26 Schaertel David M Document scanner
US9224184B2 (en) 2012-10-21 2015-12-29 Digimarc Corporation Methods and arrangements for identifying objects
CN105405203B (zh) * 2015-10-22 2018-01-02 深圳怡化电脑股份有限公司 一种鉴别人民币真伪的方法和系统

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB275387A (en) * 1926-07-02 1927-08-11 Alfred John Garrod Improvements in and relating to wireless receiving circuits
JPS5785179A (en) * 1980-11-17 1982-05-27 Mitsubishi Electric Corp Optical character reading method
US5097517A (en) * 1987-03-17 1992-03-17 Holt Arthur W Method and apparatus for processing bank checks, drafts and like financial documents
US5321470A (en) * 1988-05-13 1994-06-14 Canon Kabushiki Kaisha Apparatus with anti-forgery provision
DE69033327T2 (de) * 1989-02-10 2000-04-13 Canon Kk Gerät zum Lesen oder Verarbeiten eines Bildes
JPH04271661A (ja) * 1990-09-28 1992-09-28 Xerox Corp 電子複写システム動作方法
JPH04205272A (ja) * 1990-11-30 1992-07-27 Canon Inc 画像処理装置
US5227871A (en) * 1990-11-30 1993-07-13 Canon Kabushiki Kaisha Image processing apparatus capable of discriminating a predetermined image
JPH05244414A (ja) * 1992-02-28 1993-09-21 Canon Inc 画像処理装置
GB2275387B (en) * 1992-08-10 1996-09-18 Ricoh Kk Special-document discriminating apparatus and managing system for image forming apparatus having a special-document discriminating fuction
JPH0670153A (ja) * 1992-08-14 1994-03-11 Ricoh Co Ltd 特殊原稿判別機能付き複写機
US5440409A (en) * 1993-07-01 1995-08-08 Konica Corporation Image forming apparatus with an unapproved copy preventing means

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011020439A (ja) * 2009-06-17 2011-02-03 Seiko Epson Corp 印刷処理装置の制御方法、レシート印刷装置の制御方法、印刷処理装置、レシート発行システムおよびプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
EP0675631B1 (en) 1999-08-04
US5678155A (en) 1997-10-14
DE69511143D1 (de) 1999-09-09
EP0675631A2 (en) 1995-10-04
JP3078442B2 (ja) 2000-08-21
EP0675631A3 (en) 1996-07-31
DE69511143T2 (de) 2000-01-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3078442B2 (ja) 画像処理装置の偽造防止装置
US5765089A (en) Image processing apparatus and method for generating a control signal based on a discrimination of whether an input image includes a specific image
EP0529746B1 (en) Image processing apparatus
KR0136039B1 (ko) 특수원고의 판별유니트를 구비한 복사장치
EP0366399B1 (en) Image processing apparatus and method therefor
EP0665477A2 (en) Apparatus for image reading or processing
JP2001086330A (ja) 画像処理システム
JP3115736B2 (ja) 画像処理装置
JPH07143335A (ja) カラー複写機における複写禁止原稿複写防止装置及び方法
JP2994655B2 (ja) 画像処理装置
JP2908203B2 (ja) 画像形成装置の偽造防止装置
JP3298323B2 (ja) 画像形成装置
JP3004497B2 (ja) 画像処理装置の紙幣偽造防止装置
JPH01285977A (ja) 複写装置
JPH06105140A (ja) 画像形成装置
JPH07143334A (ja) カラー複写機における複写禁止原稿検出装置
JP2003169210A (ja) 画像処理装置及び画像処理方法
JP2917523B2 (ja) 複写機を含む画像処理装置
JPH06350847A (ja) 画像処理装置の偽造防止装置
JPH01285978A (ja) 画像処理装置
JPH07221973A (ja) 画像処理装置
JPH07336533A (ja) 画像読取装置
JPH07298044A (ja) 画像形成装置
JP2000069269A (ja) 画像形成装置
JP2000029357A (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090616

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100616

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees