JPH07273807A - 通信路接続装置 - Google Patents

通信路接続装置

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JPH07273807A
JPH07273807A JP5784794A JP5784794A JPH07273807A JP H07273807 A JPH07273807 A JP H07273807A JP 5784794 A JP5784794 A JP 5784794A JP 5784794 A JP5784794 A JP 5784794A JP H07273807 A JPH07273807 A JP H07273807A
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polarity
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JP5784794A
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Atsuo Fukuda
敦男 福田
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】極性を有する通信路に対して接続極性を考慮せ
ずに機器を通信路に接続する。 【構成】信号処理部12には、複数ビットの規定値を有
する第1の判定基準値と各ビット値を反転させた第2の
判定基準値とが設定される。信号処理部12では、受信
した極性判定信号に対して第1および第2の判定基準値
との一致を判定する。接続切換回路13は、極性判定信
号が第1の判定基準値に一致すれば以後の送受信データ
のビット値をそのまま保ってデータを伝送し、極性判定
信号が第2の判定基準値に一致すれば以後の送受信デー
タのビット値を反転させてデータを伝送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、極性を有した通信路に
データ伝送用の機器を接続する際に用いる通信路接続装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般にディジタルデータの伝送に用いる
通信路には、ベースバンド伝送方式で用いる通信路のよ
うに極性を有するものがある。たとえば、図6に示すよ
うに、制御局1に対して複数個の加入局2を2線式の通
信路3を介して分岐接続し、制御局1と各加入局2との
間で時分割多重伝送方式などでシリアル伝送を行なうよ
うな通信システムでは、各ビット値を、電圧の有無(電
圧有りが1、電圧無しが0など)に対応付けたり、電圧
の正負(正極性が1、負極性が0など)に対応付けたり
することによって、データを2値の信号として伝送す
る。図6では正負の極性を有する複流方式を示してい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のような極性を有
する通信路3を用いる際には、制御局1と加入局2との
極性が対応していないと、各ビット値が反転してデータ
を伝送することができないから、制御局1や加入局2の
ような機器を通信路3に接続する際には接続極性に注意
しなければならず、施工者の負担が大きいという問題が
ある。
【0004】本発明は上記問題点の解決を目的とするも
のであり、極性を有する通信路に対して接続極性を考慮
せずに機器を通信路に接続することができるようにした
通信路接続装置を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、極性
を有した通信路にデータ伝送用の機器を接続する通信路
接続装置であって、規定値を有する複数ビットの極性判
定信号に対して上記規定値を有する第1の判定基準値と
上記規定値とは各ビット値が反転した第2の判定基準値
とが設定され、受信した極性判定信号の値と第1および
第2の判定基準値との一致を判定する信号処理部と、信
号処理部により第1の判定基準値との一致判定がなされ
ると以後の送受信データのビット値をそのまま保ってデ
ータを伝送し、第2の判定基準値との一致判定がなされ
ると以後の送受信データのビット値を反転させてデータ
を伝送する接続切換回路とを備えることを特徴とする。
【0006】請求項2の発明は、極性を有した通信路に
データ伝送用の機器を接続する通信路接続装置であっ
て、規定値を有する複数ビットの極性判定信号を受信し
て格納する第1メモリおよび極性判定信号を受信し各ビ
ット値を反転させて格納する第2メモリを備えた接続判
定回路と、上記規定値を有する第1の判定基準値と上記
規定値とは各ビット値が反転した第2の判定基準値とが
設定され第1メモリおよび第2メモリの格納値と第1お
よび第2の判定基準値との一致を判定する信号処理部
と、第1メモリの格納値が第1の判定基準値と一致しか
つ第2メモリの格納値が第2の判定基準値と一致すると
以後の送受信データのビット値をそのまま保ってデータ
を伝送し、第1メモリの格納値が第2の判定基準値と一
致し第2メモリの格納値が第1の判定基準値と一致する
と以後の送受信データのビット値を反転させてデータを
伝送する接続切換回路とを備えることを特徴とする。
【0007】請求項3の発明は、極性を有した通信路に
データ伝送用の機器を接続する通信路接続装置であっ
て、規定値を有する複数ビットの極性判定信号に対して
上記規定値を有する第1の判定基準値と上記規定値とは
各ビット値が反転した第2の判定基準値とが設定され、
受信した極性判定信号の値と第1および第2の判定基準
値との一致を判定する信号処理部と、通信路と信号処理
部との間に設けた通信インタフェースと、通信インタフ
ェースと通信路との間に挿入され通信インタフェースを
通信路に正接続する正接続状態と逆接続する逆接続状態
とが選択可能であって極性判定信号の受信時には正接続
状態が選択されているスイッチ要素を有した接続切換回
路とを備え、接続切換回路は、信号処理部により第1の
判定基準値との一致判定がなされると正接続状態で送受
信データを伝送し、第2の判定基準値との一致判定がな
されると以後は逆接続状態で送受信データを伝送するこ
とを特徴とする。
【0008】請求項4の発明は、極性を有した通信路に
データ伝送用の機器を接続する通信路接続装置であっ
て、規定値を有する複数ビットの極性判定信号を受信し
て格納する第1メモリおよび極性判定信号を受信し各ビ
ット値を反転させて格納する第2メモリを備えた接続判
定回路と、上記規定値を有する第1の判定基準値と上記
規定値とは各ビット値が反転した第2の判定基準値とが
設定され第1メモリおよび第2メモリの格納値と第1お
よび第2の判定基準値との一致を判定する信号処理部
と、通信路と信号処理部との間に設けた通信インタフェ
ースと、通信インタフェースと通信路との間に挿入され
通信インタフェースを通信路に正接続する正接続状態と
逆接続する逆接続状態とが選択可能であって極性判定信
号の受信時には正接続状態が選択されているスイッチ要
素を有した接続切換回路とを備え、接続切換回路は、第
1メモリの格納値が第1の判定基準値と一致しかつ第2
メモリの格納値が第2の判定基準値と一致すると正接続
状態で送受信データを伝送し、第1メモリの格納値が第
2の判定基準値と一致し第2メモリの格納値が第1の判
定基準値と一致すると以後は逆接続状態で送受信データ
を伝送することを特徴とする。
【0009】
【作用】各請求項の発明では、規定値を有する複数ビッ
トの極性判定信号を受信し、受信した値が、上記規定値
である第1の判定基準値に一致するか、上記規定値に対
し各ビット値を反転させた第2の判定基準値に一致する
かに応じて通信路との接続極性を判定する。また、判定
結果が逆極性であるときには、送受信データのビット値
を反転させたり(請求項1、請求項2)、通信路との接
続極性を逆極性にしたり(請求項3、請求項4)するこ
とによって、送受信データを正しい極性で送受できるよ
うにするのである。極性判定信号による極性判定の際に
は、受信データをそのまま用いて一方の判定基準値との
一致を判定するものと(請求項1、請求項3)、受信デ
ータと受信データに対して各ビット値を反転させたデー
タとの2種類を用いて両方の判定基準値との一致を判定
するもの(請求項2、請求項4)とがある。前者では、
構成が簡単になり、後者では判定結果の信頼性が向上す
る。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照して実施例を説明する。な
お、以下の実施例では、図6のように制御局1と加入局
2とを2線式の通信路3を介して接続し、RS485規
格のように、データを複流方式で2値の信号としてシリ
アル伝送するようにした通信システムについて説明する
が、通信システムの構成はこれに限定されるものではな
く、通信路3が極性を有するものであれば、本発明の技
術思想を適用することができる。
【0011】(実施例1)図1に示すように、加入局2
は、通信路3に接続される接続端子t+ ,t- が一端に
接続されたドライバ/レシーバのような通信インタフェ
ース11と、通信路3への送信データを生成したり通信
路3からの受信データを受け取って所要の処理を行なう
マイクロコンピュータなどの信号処理部12とを備え、
さらに通信インタフェース11と信号処理部12との間
には送信データや受信データが通過する接続切換回路1
3が挿入される。ここに、通信インタフェース11は、
通信路11に対して正逆いずれの接続極性でも接続可能
なものを用いている。接続切換回路13は、信号処理部
12から出力される切換信号SEL に応じて、入出力間で
ビット値をそのままに保つ正接続状態と、ビット値を反
転させる逆接続状態とを選択する。すなわち、接続切換
回路13は送信データや受信データを一時的に保持する
バッファを備え、切換信号SEL に応じてバッファの内容
を操作して正接続状態と逆接続状態とを選択するのであ
る。
【0012】信号処理部12では、次のようにして切換
信号SEL を生成する。すなわち、切換信号SEL は通信イ
ンタフェース11と通信路3との接続極性が正しければ
接続切換回路13を正接続状態とし、通信路3との接続
極性が逆であれば接続切換回路13を逆接続状態とする
信号であるから、まず、通信インタフェース11と通信
路3との接続極性を判定することが必要である。そこ
で、この通信システムにおいては、起動時に接続極性を
判定するための極性判定信号を制御局1から各加入局2
に伝送し、極性判定信号の受信側となる加入局2におい
て通信路3との接続極性を判定する。
【0013】極性判定信号としては、図2(d)に示す
ように、8ビットのデータの前後に1ビットのスタート
ビット(Lレベル)と2ビットのストップビット(Hレ
ベルの後にLレベル)とを付加したものを用いる。ま
た、8ビットのデータは時系列において最初のビットが
最下位ビットになっている。また、制御局1で発生する
送信データが電圧なしのときには、加入局2での受信デ
ータ(通信インタフェース11の出力データ)はHレベ
ルになるようにしてある。しかるに、極性判定信号の受
信側となる加入局2では、接続極性が正極性が逆極性か
は、極性判定信号のビット値が反転しているか否かによ
って識別することができる。ただし、極性判定信号のデ
ータとしては、接続極性が逆極性であってもスタートビ
ットが受信側で検出されるように、少なくとも最下位ビ
ットがHレベルとしたものを用いる。また、ストップビ
ットについては、ストップビットを2ビットとして各ビ
ットにHレベルとLレベルとを割り当てていることによ
って、接続関係の正逆によらず発生させることができ
る。
【0014】いま、上記条件を満たすような極性判定信
号として、図2(a)に示すように、F1H (添字のH
は16進数を示す)を用いるとすると、正接続のときに
は図2(b)に示すように受信側でもF1H のデータが
得られる。しかしながら、逆接続のときには図2(c)
に示すように時間的に1ビットだけ右へシフトし、かつ
ビット値の反転によって受信データは07H になる。し
たがって、信号処理部12では、起動時において制御局
1から伝送される極性判定信号の値について正接続時と
逆接続時との判定基準値をあらかじめ設定しておき、起
動時における受信データがどちらの判定基準値であるか
に対応した切換信号SEL を送出し、接続切換回路13を
正接続状態と逆接続状態とのいずれかの状態に設定する
のである。なお、接続切換回路13は、初期状態では正
接続状態が選択されているものとする。
【0015】上述のようにして、通信システムの起動時
に極性判定信号を制御局1から各加入局2に伝送するこ
とで、各加入局2では正接続と逆接続との判定を行な
い、接続極性に応じて接続切換回路13の状態を選択す
るから、その後に伝送されるデータについては、接続端
子t+ ,t- と通信路3との接続極性にかかわらず正し
いデータを伝送することができるのである。なお、極性
判定信号については、上述した形式やデータ値に限定さ
れるものではなく、正接続と逆接続とを識別できる範囲
内であれば、どのような形式やデータ値でも用いること
ができる。
【0016】また、上記説明では、起動時にのみ極性判
定信号を発生させているが、任意の時点で極性判定信号
を発生させるようにしてもよく、この場合には、制御局
1ではあらかじめ規定した接続確認用のフラグを加入局
2に伝送し、各加入局2に接続極性の判定を行なうよう
に指示した後に、極性判定信号を伝送すればよい。この
ように、任意の時点で極性判定を行なうようにすれば、
通信システムの起動時には加入していなかった加入局2
がシステムの運用途中で加入してきた場合であっても、
接続極性の判定が可能になるのである。
【0017】(実施例2)実施例1の信号処理部12で
は、極性判定信号と比較して正接続と逆接続とを識別す
るための2つの判定基準値のうちの一方と、受信した極
性判定信号のデータとの一致判定によって対応する切換
信号SEL を発生していた。これに対して、本実施例で
は、受信データのビット値をそのままにして格納する第
1メモリ(バッファ)14aと、受信データのビット値
をスタートビットおよびストップビットまで含めて反転
させて格納する第2メモリ(バッファ)14bとを設
け、信号処理部12では、起動時に伝送される極性判定
信号について、第1メモリ14aと第2メモリ14bと
の両方に格納されたデータを判定基準値と比較し、第1
メモリ14aと第2メモリ14bとに格納されたデータ
がともに判定基準値に一致したときにのみ切換信号SEL
を発生するようにしてある。すなわち、極性判定信号と
して実施例1と同じデータを用いるものとすれば、正接
続であれば第1メモリ14aにはF1H が格納され、第
2メモリ14bには07H が格納されるから、信号処理
部12ではこの関係が満たされたときには正接続と判断
する。また、第1メモリ14aに07H が格納され、第
2メモリ14bにF1H が格納されていれば逆接続と判
断する。また、両メモリ14a,14bのうち一方でも
基準判定値とは異なるデータが格納されているときに
は、通信は行なわないようにする。
【0018】ここにおいて、第1メモリ14aおよび第
2メモリ14bを含む接続判定回路14は、スタートビ
ットの検出からストップビットの検出までのデータを保
持するように構成されたり、あるいはシフトレジスタな
どを用いて一定量のデータを順次保持するように構成さ
れ、後者の場合には、スタートビットやストップビット
の検出は信号処理部12で行なわれる。また、第1メモ
リ14aおよび第2メモリ14bのデータは、信号処理
部12からの読出信号RDにより読出要求がなされると、
データバスBを通して信号処理部12に転送される。
【0019】他の構成は実施例1と同様であって、本実
施例では、同一データについてビット値をそのままにし
たデータと反転させたデータとの両方を用いて接続極性
を判定しているから、接続極性の判定を1回だけ行なう
ものに比較して判定結果の信頼性がより高くなる。他の
構成は実施例1と同様である。 (実施例3)上記実施例では、通信インタフェース11
と信号処理部12との間に接続切換回路13を挿入して
いるが、本実施例では、図4に示すように、通信路3へ
の接続端子t+ ,t- と通信インタフェース11との間
に接続切換回路13を挿入した例を示す。ここで、通信
路3は2線であるから、接続切換回路13をこの位置に
設けるのであれば、通信インタフェース11と接続端子
+ ,t- との接続関係を選択するだけでよく、実施例
1や実施例2のようにデータのビット値に対する操作が
不要になる。
【0020】すなわち、接続切換回路13としては信号
処理部12からの正接続用の切換信号SEL によってオン
になる2個のスイッチ要素S11,S12と、逆接続用の切
換信号SEL によってオンになる2個のスイッチ要素
21,S22とを用いており、各スイッチ要素S11
12,S21,S22としては、電磁リレーや半導体スイッ
チを用いる。スイッチ要素S11,S12は、オン時に接続
端子t+ ,t- と通信インタフェース11とが正接続に
なるように挿入され、スイッチ要素S21,S22は、オン
時に接続端子t+ ,t- と通信インタフェース11とが
逆接続になるように挿入される。通常時にはスイッチ要
素S11,S12がオン、スイッチ要素S21,S22がオフに
設定されており、極性判定信号の受信結果で信号処理部
12により正接続と判定されると、そのままの状態に保
たれ、逆接続と判定されるとスイッチ要素S11,S12
オフ、スイッチ要素S21,S22がオンになる。
【0021】以上の構成により、実施例1と同様に、通
信路3との接続極性に応じて接続切換回路13の選択状
態が切り換えられるから、接続端子t+ ,t- の通信路
3への接続極性を考慮する必要がなくなり、施工が容易
になるのである。しかも、実施例1や実施例2の構成に
比較すると、ビット値の反転を必要とせず、構成が簡単
になるという利点がある。他の構成おび動作は実施例1
と同様である。
【0022】(実施例4)本実施例は、図5に示すよう
に、実施例3の構成について、実施例2と同様の接続判
定回路14を設けたものであって、接続判定回路14に
設けた第1メモリ14aおよび第2メモリ14bに、そ
れぞれ受信データと受信データの各ビット値を反転させ
たデータとを格納し、第1メモリ14aと第2メモリ1
4bとの両方についてデータ値が判定基準値と一致した
ときに、接続切換装置13への切換信号SEL を送出する
ようにしたものである。
【0023】この構成では、実施例2と同様に、接続極
性を確実に判別でき、しかも実施例3と同様に簡単な構
成で接続極性を切り換えることができるのである。
【0024】
【発明の効果】請求項1の発明は、規定値を有する複数
ビットの極性判定信号に対して上記規定値を有する第1
の判定基準値と上記規定値とは各ビット値が反転した第
2の判定基準値とを設定し、受信した極性判定信号の値
が第1の判定基準値に一致すれば以後はそのまま送受信
データの伝送を行ない、受信した極性判定信号の値が第
2の判定基準値に一致すれば以後は送受信データのビッ
ト値を反転させて伝送を行なうから、極性判定信号によ
って接続極性を判定することができるとともに、判定さ
れた極性に応じたデータの補正が行なえるのであって、
通信路への接続時には極性を考慮することなく接続する
ことができるという利点を有する。
【0025】請求項2の発明は、極性判定信号をそのま
ま格納する第1メモリと、極性判定信号の各ビット値を
反転させて格納する第2メモリとを用い、第1メモリの
格納値が第1の判定基準値に一致しかつ第2メモリの格
納値が第2の判定基準値に一致すれば接続極性が正し
く、第1メモリの格納値が第2の判定基準値に一致しか
つ第2メモリの格納値が第1の判定基準値に一致すれば
接続極性が逆であると判断するので、請求項1の発明の
効果に加えて、接続極性の判定について信頼性が向上す
るという効果がある。
【0026】請求項3の発明は、接続極性が逆になって
いるときに送受信データのビット値を反転させるのでは
なく、通信インタフェースと通信路との間の接続関係を
スイッチ要素によって逆接続にするので、ビット値の反
転のような信号処理が不要であり、通信路への接続極性
を考慮することなく接続することができるのはもちろん
のこと、構成がより簡単になるという利点がある。
【0027】請求項4の発明は、請求項2の発明と同様
に、極性判定信号の値およびそのビット値を反転させた
値と第1および第2の判定基準値との比較を行ない、比
較結果の組み合わせによって接続極性を判定するから、
請求項3の効果に加えて接続極性の判定について信頼性
が高くなるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1を示すブロック図である。
【図2】実施例1の動作説明図である。
【図3】実施例2を示すブロック図である。
【図4】実施例3を示すブロック図である。
【図5】実施例4を示すブロック図である。
【図6】通信システムの概略構成図である。
【符号の説明】
1 制御局 2 加入局 3 通信路 11 通信インタフェース 12 信号処理部 13 接続切換回路 14 接続判定回路 14a 第1メモリ 14b 第2メモリ S11 スイッチ要素 S12 スイッチ要素 S21 スイッチ要素 S22 スイッチ要素

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 極性を有した通信路にデータ伝送用の機
    器を接続する通信路接続装置であって、規定値を有する
    複数ビットの極性判定信号に対して上記規定値を有する
    第1の判定基準値と上記規定値とは各ビット値が反転し
    た第2の判定基準値とが設定され、受信した極性判定信
    号の値と第1および第2の判定基準値との一致を判定す
    る信号処理部と、信号処理部により第1の判定基準値と
    の一致判定がなされると以後の送受信データのビット値
    をそのまま保ってデータを伝送し、第2の判定基準値と
    の一致判定がなされると以後の送受信データのビット値
    を反転させてデータを伝送する接続切換回路とを備える
    ことを特徴とする通信路接続装置。
  2. 【請求項2】 極性を有した通信路にデータ伝送用の機
    器を接続する通信路接続装置であって、規定値を有する
    複数ビットの極性判定信号を受信して格納する第1メモ
    リおよび極性判定信号を受信し各ビット値を反転させて
    格納する第2メモリを備えた接続判定回路と、上記規定
    値を有する第1の判定基準値と上記規定値とは各ビット
    値が反転した第2の判定基準値とが設定され第1メモリ
    および第2メモリの格納値と第1および第2の判定基準
    値との一致を判定する信号処理部と、第1メモリの格納
    値が第1の判定基準値と一致しかつ第2メモリの格納値
    が第2の判定基準値と一致すると以後の送受信データの
    ビット値をそのまま保ってデータを伝送し、第1メモリ
    の格納値が第2の判定基準値と一致し第2メモリの格納
    値が第1の判定基準値と一致すると以後の送受信データ
    のビット値を反転させてデータを伝送する接続切換回路
    とを備えることを特徴とする通信路接続装置。
  3. 【請求項3】 極性を有した通信路にデータ伝送用の機
    器を接続する通信路接続装置であって、規定値を有する
    複数ビットの極性判定信号に対して上記規定値を有する
    第1の判定基準値と上記規定値とは各ビット値が反転し
    た第2の判定基準値とが設定され、受信した極性判定信
    号の値と第1および第2の判定基準値との一致を判定す
    る信号処理部と、通信路と信号処理部との間に設けられ
    た通信インタフェースと、通信インタフェースと通信路
    との間に挿入され通信インタフェースを通信路に正接続
    する正接続状態と逆接続する逆接続状態とが選択可能で
    あって極性判定信号の受信時には正接続状態が選択され
    ているスイッチ要素を有した接続切換回路とを備え、接
    続切換回路は、信号処理部により第1の判定基準値との
    一致判定がなされると正接続状態で送受信データを伝送
    し、第2の判定基準値との一致判定がなされると以後は
    逆接続状態で送受信データを伝送することを特徴とする
    通信路接続装置。
  4. 【請求項4】 極性を有した通信路にデータ伝送用の機
    器を接続する通信路接続装置であって、規定値を有する
    複数ビットの極性判定信号を受信して格納する第1メモ
    リおよび極性判定信号を受信し各ビット値を反転させて
    格納する第2メモリを備えた接続判定回路と、上記規定
    値を有する第1の判定基準値と上記規定値とは各ビット
    値が反転した第2の判定基準値とが設定され第1メモリ
    および第2メモリの格納値と第1および第2の判定基準
    値との一致を判定する信号処理部と、通信路と信号処理
    部との間に設けた通信インタフェースと、通信インタフ
    ェースと通信路との間に挿入され通信インタフェースを
    通信路に正接続する正接続状態と逆接続する逆接続状態
    とが選択可能であって極性判定信号の受信時には正接続
    状態が選択されているスイッチ要素を有した接続切換回
    路とを備え、接続切換回路は、第1メモリの格納値が第
    1の判定基準値と一致しかつ第2メモリの格納値が第2
    の判定基準値と一致すると正接続状態で送受信データを
    伝送し、第1メモリの格納値が第2の判定基準値と一致
    し第2メモリの格納値が第1の判定基準値と一致すると
    以後は逆接続状態で送受信データを伝送することを特徴
    とする通信路接続装置。
JP5784794A 1994-03-28 1994-03-28 通信路接続装置 Withdrawn JPH07273807A (ja)

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