JP2743880B2 - ブロードキャストメッセージ重複受信防止機能方式 - Google Patents

ブロードキャストメッセージ重複受信防止機能方式

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JP2743880B2
JP2743880B2 JP7230137A JP23013795A JP2743880B2 JP 2743880 B2 JP2743880 B2 JP 2743880B2 JP 7230137 A JP7230137 A JP 7230137A JP 23013795 A JP23013795 A JP 23013795A JP 2743880 B2 JP2743880 B2 JP 2743880B2
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bus
broadcast message
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prevention function
setting unit
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敦 渡辺
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NEC Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、MIL−STD−
1553バスを適用したシステムにおけるリモートター
ミナルステーションに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、MIL−STD−1553バ
スは、航空機等のオンボードにおけるコンピュータ通信
に使用されている。
【0003】図2は、MIL−STD−1553バスを
適用したシステムの一般的な構成を示す図である。
【0004】本システムは図2に示すように、通信動作
を行う複数のリモートターミナルRT1〜RTnと、各
リモートターミナルRT1〜RTnのそれぞれを接続
し、Ach及びBchの2つのチャンネルを有する冗長
構成のバスBSと、バスBSの制御を行うバスコントロ
ーラBCとから構成されている。
【0005】上記構成において、バスコントローラBC
及び複数のリモートターミナルRT1〜RTn間の通信
におけるAch及びBchによる重複受信を避けるた
め、バスコントローラBCにて、リモートターミナルR
T1〜RTn毎にAchあるいはBchが選択されるよ
うになっている。
【0006】しかし、ブロードキャストメッセージを使
用するシステムにおいては、バスコントローラBCから
のメッセージがリモートターミナルRT1〜RTnの全
てにおいて受信されるように、リモートターミナルRT
1〜RTnの全てに対して同一のチャンネルが選択され
ていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来のものにおいては、リモートターミナルR
T1〜RTnとバスコントローラBCとの片系通信にお
いて障害が発生した場合においても、リモートターミナ
ルRT1〜RTnの全てに対して同一の通信チャンネル
が選択されるため、例えば、リモートターミナルRT1
とAchが通信不能でかつ、リモートターミナルRT2
とBchが通信不能の場合、リモートターミナルRT1
はBchにおいて、また、リモートターミナルRT2は
Achにおいてそれぞれ通信動作が可能であるにもかか
わらず、ブロードキャストメッセージ送信バスがAch
あるいはBchのどちらかに設定されてしまうため、リ
モートターミナルRT1あるいはリモートターミナルR
T2のどちらかとは通信できなくなってしまうという問
題点がある。
【0008】また、上述したような問題点を解決するた
め、Ach及びBchの両方のチャンネルにおいてメッ
セージを受信した後で、重複受信したメッセージのうち
不要のメッセージを廃棄することが考えられる。
【0009】ここで、MIL−STD−1553バスに
おいて、重複受信したメッセージを廃棄する場合は、ブ
ロードキャストメッセージにてバスコントローラBC及
びリモートターミナルRT1〜RTn間のタイミング同
期をとるための ”Syncronize ”メッセージ等も送信さ
れるため、下位プロトコルにて重複受信を検知し、廃棄
することが必要となる。しかし、従来のものにおいて
は、上位プロトコルによる、重複受信したメッセージの
廃棄しか行われていない。
【0010】本発明は、上述したような従来の技術が有
する問題点に鑑みてなされたものであって、リモートタ
ーミナルとバスコントローラとの片系通信において障害
が発生した場合においても、重複受信を防止することが
できるブロードキャストメッセージ重複受信防止機能方
式を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、通信動作を行う複数のリモートターミナル
と、該リモートターミナルのそれぞれを接続するバス
と、該バスの制御を行うバスコントローラとを有し、前
記リモートターミナルにおける重複受信を防止するブロ
ードキャストメッセージ重複受信防止機能方式であっ
て、前記バスコントローラは、前記通信動作に関わるリ
モートターミナルのアドレスを予め設定するRTアドレ
ス設定部と、前記通信動作に使用されるバスを予め設定
するブロードキャストメッセージ受信バス設定部と、前
記RTアドレス設定部及び前記ブロードキャストメッセ
ージ受信バス設定部のそれぞれにおいて設定されたアド
レス及びバスを、前記通信動作におけるデータ内のアド
レス及びバスとそれぞれ比較するプロトコル制御部とを
有することを特徴とする。
【0012】また、前記バスコントローラは、2チャン
ネルからなるバスを制御することを特徴とする。
【0013】(作用)上記のように構成された本発明に
おいては、RTアドレス設定部において、通信動作に関
わるRTアドレスが予め設定され、ブロードキャストメ
ッセージ受信バス設定部において、通信動作に使用され
るバスが予め設定され、通信動作が行われた際に、プロ
トコル制御部において、通信動作におけるデータ内のア
ドレス及びバスと、RTアドレス設定部において設定さ
れたRTアドレス及びブロードキャストメッセージ受信
バス設定部において設定されたバスのそれぞれが比較さ
れ、それぞれが一致した場合にのみ通信動作が行われ
る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。
【0015】図1は、本発明のブロードキャストメッセ
ージ重複受信防止機能方式を適用したバスコントローラ
の機能ブロック図を示したものである。
【0016】本形態は図1に示すように、使用するバス
(不図示)及び通信を行うリモートターミナル(不図
示)の選択を行うホストプロセッサ部20と、ホストプ
ロセッサ部20とリモートターミナルとの接続を行うイ
ンターフェース部10とから構成されている。ホストプ
ロセッサ部20には、通信を行うリモートターミナルの
アドレスの設定を行うRTアドレス設定部4と、ブロー
ドキャストメッセージ受信バスの設定を行うブロードキ
ャストメッセージ受信バス設定部5とが設けられ、ま
た、インターフェース部10には、通信データの符号化
及び復号化を行うエンコーダ/デコーダ部1A,1B
と、プロトコル制御を行うプロトコル制御部2と、送受
信するデータを一時格納する共有メモリ3とが設けられ
ている。
【0017】以下に、上記のように構成されたバスコン
トローラの動作について説明する。
【0018】1553バスからのデータがバスコントロ
ーラにおいて受信されると、受信されたデータがエンコ
ーダ/デコーダ部1Aあるいは1Bにおいて復号化さ
れ、プロトコル制御部2へ送られる。
【0019】すると、復号されたデータは、プロトコル
制御部2において解析され、コマンドワードであると判
断された場合、そのコマンドがバスコントローラに対す
るコマンドかどうかの認識が行われる。
【0020】コマンドがバスコントローラに対するコマ
ンドと判断されると、まず、コマンドワード内のRTア
ドレスが、RTアドレス設定部4において予め決められ
たRTアドレスと一致するかどうかの認識が行われる。
【0021】次に、コマンドワード内のブロードキャス
トメッセージ受信バス設定信号、すなわち、データがエ
ンコーダ/デコーダ部1Aを介して入力されたのかある
いはエンコーダ/デコーダ部1Bを介して入力されたの
かの判断が行われ、ブロードキャストメッセージ受信バ
ス設定部5において予め決められた受信バスと一致する
かどうかの認識が行われる。
【0022】そして、RTアドレス及び受信バスがそれ
ぞれ一致した場合のみ受信動作が行われる。
【0023】このようにして、たとえブロードキャスト
メッセージをAch,Bchの両系で受信したとして
も、ホストプロセッサ部20側から示されるブロードキ
ャストメッセージ受信バス指定と異なるバス側から受信
されたブロードキャストメッセージは廃棄されることに
より重複受信が回避される。
【0024】なお、ブロードキャストメッセージ受信バ
ス指定は、上位ホストプロセッサ上のソフトウェアにて
設定される。設定の切り換えは、自身のループバックテ
スト失敗時やバスコントローラ側からのブロードキャス
トメッセージ受信バス切り換えコマンド等にて切り換え
られることになる。
【0025】また、バスコントローラ側からの切り換え
指示は、モードコマンドにて1553インターフェース
部10にて自動に切り換えられる方が好ましいが、現状
1553の規約には規定されていないので、ブロードキ
ャストメッセージ受信バス切り換えモードコマンド追加
が望まれる。
【0026】
【発明の効果】本発明は上述したように、通信動作に関
わるリモートターミナルのアドレスを予め設定するRT
アドレス設定部と、通信動作に使用されるバスを予め設
定するブロードキャストメッセージ受信バス設定部と、
RTアドレス設定部及びブロードキャストメッセージ受
信バス設定部のそれぞれにおいて設定されたアドレス及
びバスを、通信動作におけるデータ内のアドレス及びバ
スとそれぞれ比較するプロトコル制御部とを設けたた
め、通信動作が行われた際に、プロトコル制御部におい
て、通信動作におけるデータ内のアドレス及びバスと、
RTアドレス設定部において設定されたRTアドレス及
びブロードキャストメッセージ受信バス設定部において
設定されたバスのそれぞれが比較され、それぞれが一致
した場合のみ通信動作が行われる。 それにより、リモ
ートターミナルとバスコントローラとの片系通信におい
て障害が発生した場合においても、重複受信を防止する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のブロードキャストメッセージ重複受信
防止機能方式を適用したバスコントローラの機能ブロッ
ク図を示したものである。
【図2】MIL−STD−1553バスを適用したシス
テムの一般的な構成を示す図である。
【符号の説明】
1A,1B エンコーダ/デコーダ部 2 プロトコル制御部 3 共有メモリ 4 RTアドレス設定部 5 ブロードキャストメッセージ受信バス設定部 10 インターフェース部 20 ホストプロセッサ部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信動作を行う複数のリモートターミナ
    ルと、該リモートターミナルのそれぞれを接続するバス
    と、該バスの制御を行うバスコントローラとを有し、前
    記リモートターミナルにおける重複受信を防止するブロ
    ードキャストメッセージ重複受信防止機能方式であっ
    て、 前記バスコントローラは、 前記通信動作に関わるリモートターミナルのアドレスを
    予め設定するRTアドレス設定部と、 前記通信動作に使用されるバスを予め設定するブロード
    キャストメッセージ受信バス設定部と、 前記RTアドレス設定部及び前記ブロードキャストメッ
    セージ受信バス設定部のそれぞれにおいて設定されたア
    ドレス及びバスを、前記通信動作におけるデータ内のア
    ドレス及びバスとそれぞれ比較するプロトコル制御部と
    を有することを特徴とするブロードキャストメッセージ
    重複受信防止機能方式。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のブロードキャストメッ
    セージ重複受信防止機能方式において、 前記バスコントローラは、2チャンネルからなるバスを
    制御することを特徴とするブロードキャストメッセージ
    重複受信防止機能方式。
JP7230137A 1995-09-07 1995-09-07 ブロードキャストメッセージ重複受信防止機能方式 Expired - Lifetime JP2743880B2 (ja)

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JP7230137A JP2743880B2 (ja) 1995-09-07 1995-09-07 ブロードキャストメッセージ重複受信防止機能方式

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JP7230137A JP2743880B2 (ja) 1995-09-07 1995-09-07 ブロードキャストメッセージ重複受信防止機能方式

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Publication Number Publication Date
JPH0983549A JPH0983549A (ja) 1997-03-28
JP2743880B2 true JP2743880B2 (ja) 1998-04-22

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