JPH0727304Y2 - プレファブトイレの間仕切構造 - Google Patents
プレファブトイレの間仕切構造Info
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- JPH0727304Y2 JPH0727304Y2 JP1988112298U JP11229888U JPH0727304Y2 JP H0727304 Y2 JPH0727304 Y2 JP H0727304Y2 JP 1988112298 U JP1988112298 U JP 1988112298U JP 11229888 U JP11229888 U JP 11229888U JP H0727304 Y2 JPH0727304 Y2 JP H0727304Y2
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- Japan
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- booth
- panel
- space
- toilet
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Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は室内を間仕切ブースで区分するようにしたプレ
ファブトイレの間仕切構造に関する。
ファブトイレの間仕切構造に関する。
(従来の技術) 建築躯体の内装設備の内、トイレ絡みの被覆を組立構造
の建物としてプレファブ化した所謂プレファブトイレ
は、通常、視界を遮るに十分な高さのブースパネルを立
並べて構成した壁体、つまり、間仕切ブースにより室内
が区分されており、従って、その間の往来を許容する通
り口を必要とする。
の建物としてプレファブ化した所謂プレファブトイレ
は、通常、視界を遮るに十分な高さのブースパネルを立
並べて構成した壁体、つまり、間仕切ブースにより室内
が区分されており、従って、その間の往来を許容する通
り口を必要とする。
そこで、間仕切ブース同士を離間対向せしめ、その間の
隙間を通り口にすることがある。
隙間を通り口にすることがある。
そうした場合、従来は、ブースの端縁部同士を対向せし
めるようにしていた。
めるようにしていた。
(考案が解決しようとする課題) この為、折角間仕切ブースで視界を遮っているにも拘わ
らず、通り口の一方側から他方が丸見えとなり、好まし
くなかった。
らず、通り口の一方側から他方が丸見えとなり、好まし
くなかった。
この点、通り口にドア等の遮蔽物を付設したとしても、
これが開いた時点で、同様な不都合を甘受せざるを得な
い。
これが開いた時点で、同様な不都合を甘受せざるを得な
い。
本考案は斯かる従来のプレファブトイレの間仕切構造に
おける問題点を有効に解決すべく為されたもので、その
目的とする処は、ブース自体の形状と対向部位を工夫す
ることにより、通り口からの視界を可及的に遮断し得る
プレファブトイレの間仕切構造を提供するにある。
おける問題点を有効に解決すべく為されたもので、その
目的とする処は、ブース自体の形状と対向部位を工夫す
ることにより、通り口からの視界を可及的に遮断し得る
プレファブトイレの間仕切構造を提供するにある。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成すべく本考案は、洗面器を有する洗面ス
ペースと便器を有する排泄スペースとを分断する間仕切
体であって、この間仕切体に通り口を設けて室内を連絡
するようにしたプレファブトイレの間仕切構造におい
て、前記間仕切体は、プレファブトイレをその略中央で
分断し、間仕切パネルの端部に間仕切ブースを設けた間
仕切体2つからなり、この間仕切体は間仕切パネルの端
部に交差パネルを平面視で略L字状に設け且つその端部
に間仕切パネルで閉じて間仕切ブースを構成する、ある
いは平面視略長方形状に間仕切ブースを構成し、前記間
仕切ブース同士を対向させ、その間を通り口とし、この
通り口の幅と奥行とを略等しい長さにするとともに、い
ずれか一方の前記間仕切ブースの内側面にユーティリテ
ィスペース又は飾り棚を設けた。
ペースと便器を有する排泄スペースとを分断する間仕切
体であって、この間仕切体に通り口を設けて室内を連絡
するようにしたプレファブトイレの間仕切構造におい
て、前記間仕切体は、プレファブトイレをその略中央で
分断し、間仕切パネルの端部に間仕切ブースを設けた間
仕切体2つからなり、この間仕切体は間仕切パネルの端
部に交差パネルを平面視で略L字状に設け且つその端部
に間仕切パネルで閉じて間仕切ブースを構成する、ある
いは平面視略長方形状に間仕切ブースを構成し、前記間
仕切ブース同士を対向させ、その間を通り口とし、この
通り口の幅と奥行とを略等しい長さにするとともに、い
ずれか一方の前記間仕切ブースの内側面にユーティリテ
ィスペース又は飾り棚を設けた。
(作用) 上記手段によれば、間仕切ブース間に設けた通り口の幅
と奥行とを略等しい長さにしたため、通り口を介した視
角を狭くすることができる。また、通り口に面して間仕
切ブースを設けたので間仕切ブースの内側面をユーティ
リティスペースや飾り棚スペースとして有効に活用する
ことができる。
と奥行とを略等しい長さにしたため、通り口を介した視
角を狭くすることができる。また、通り口に面して間仕
切ブースを設けたので間仕切ブースの内側面をユーティ
リティスペースや飾り棚スペースとして有効に活用する
ことができる。
(実施例) 以下、本考案を壁式プレファブトイレの手洗場と大小便
所間に適用した幾つかの実施例に付き、添付図面に基い
て詳細な説明を行なう。尚、各実施例を通じ、同様な部
材及びエリアは同じ参照番号で表す。
所間に適用した幾つかの実施例に付き、添付図面に基い
て詳細な説明を行なう。尚、各実施例を通じ、同様な部
材及びエリアは同じ参照番号で表す。
先ず、第1図を参照して、第一の実施例に係るトイレの
概要を述べる。
概要を述べる。
第1図はトイレの伏図である。
図中、Tはトイレの全体を表し、トイレTは、ビルジン
グ躯体の壁で囲まれた所与の屋内空間Siに主体構成用の
壁パネルから成る周壁Wtを巡らして所要のトイレスペー
スStを得、これを一対の間仕切ブースBm1,Bm2により左
右のサブスペースSt1,St2に分け、夫々防水下地タイル
仕上床Ft1,Ft2を張ると共に、吊天井Ct1,Ct2を設け、更
に、スクリーンBscや間仕切パネルBs1〜Bs4を立てゝ、
出入口通路Se、手洗場Sw、小便所Su及び大便所コンパー
トメントSd1〜Sd3等のエリアを定めた所謂プレファブタ
イプのもので、周壁Wtの平壁部Wt1〜Wt4壁面沿いに配管
ユニットUt1〜Ut7が引廻され、これらに、適宜、洗面化
粧カウンターCn、小便器Ub、大便器Db等のトイレ設備が
施されている。図中、Drは大便所出入口のドアである。
グ躯体の壁で囲まれた所与の屋内空間Siに主体構成用の
壁パネルから成る周壁Wtを巡らして所要のトイレスペー
スStを得、これを一対の間仕切ブースBm1,Bm2により左
右のサブスペースSt1,St2に分け、夫々防水下地タイル
仕上床Ft1,Ft2を張ると共に、吊天井Ct1,Ct2を設け、更
に、スクリーンBscや間仕切パネルBs1〜Bs4を立てゝ、
出入口通路Se、手洗場Sw、小便所Su及び大便所コンパー
トメントSd1〜Sd3等のエリアを定めた所謂プレファブタ
イプのもので、周壁Wtの平壁部Wt1〜Wt4壁面沿いに配管
ユニットUt1〜Ut7が引廻され、これらに、適宜、洗面化
粧カウンターCn、小便器Ub、大便器Db等のトイレ設備が
施されている。図中、Drは大便所出入口のドアである。
上記間仕切ブースBm1,Bm2は、周壁平壁部Wt4に交差し従
って(サブスペースSt1側から見た時)正面左手に位置
する方Bm1と、正面右手に位置する方Bm2との間が所定幅
wだけ離れていて、前後のサブスペースSt1,St2を連絡
する通り口Pになっている。
って(サブスペースSt1側から見た時)正面左手に位置
する方Bm1と、正面右手に位置する方Bm2との間が所定幅
wだけ離れていて、前後のサブスペースSt1,St2を連絡
する通り口Pになっている。
本実施例では、以上において、前記左手のブースBm1
を、間仕切パネル1と、その右端を閉じる交差パネル3
とを備平面視略L字状とし、更に交差パネル3の右端を
間仕切パネル2で閉じる構造とする一方、右手のブース
Bm2を、平面視略長方形状の輪郭を有する中空ブース4
の左側面4aにアルコーブ5を着け、右側面4bの手前寄り
位置に間仕切パネル6を接続して略L字形状となし、以
って、交差パネル3の外側面3aと中空ブース4の左側面
4aを対向せしめることにより、通り口Pに奥行dを持た
せている。尚、間仕切パネル6の接続位置を更に手前寄
りとして、よりL字らしくすることは差支えない。
を、間仕切パネル1と、その右端を閉じる交差パネル3
とを備平面視略L字状とし、更に交差パネル3の右端を
間仕切パネル2で閉じる構造とする一方、右手のブース
Bm2を、平面視略長方形状の輪郭を有する中空ブース4
の左側面4aにアルコーブ5を着け、右側面4bの手前寄り
位置に間仕切パネル6を接続して略L字形状となし、以
って、交差パネル3の外側面3aと中空ブース4の左側面
4aを対向せしめることにより、通り口Pに奥行dを持た
せている。尚、間仕切パネル6の接続位置を更に手前寄
りとして、よりL字らしくすることは差支えない。
この為、サブスペースSt1の中で通常の行動をしている
者に取り、その視野の内、通路Pを通してサブスペース
St2を垣間見る際の視角が、奥行dの分だけせばめら
れ、従って、奥行dと幅Wとを略等しい長さにする等、
奥行dと幅Wの長さを適宜定めてやれば、サブスペース
St2の設備を利用している者の姿態、特に、小便器Ub利
用者の立居振舞が見えず、また見ずとも済む。
者に取り、その視野の内、通路Pを通してサブスペース
St2を垣間見る際の視角が、奥行dの分だけせばめら
れ、従って、奥行dと幅Wとを略等しい長さにする等、
奥行dと幅Wの長さを適宜定めてやれば、サブスペース
St2の設備を利用している者の姿態、特に、小便器Ub利
用者の立居振舞が見えず、また見ずとも済む。
それに、本実施例では、L字状ブースBm1の内側スペー
スSm左端に配管ユニット7を引込んで、水槽7aを着ける
一方、右寄りの位置に扉8a付の隔板8bを配して収納庫8
を得、更に、後側間仕切パネル2の中央部に常閉のドア
9を設け、不図示の床と天井を張り、以って、同スペー
スSmを掃除設備室に充てるようにしており、これによれ
ば、通り口Pに奥行dを持たせる際、ブースBm1の厚味
方向における床面積への侵分をを気にせずとも済み、好
都合である。尚、上記スペースSmを、例えば、ダクトス
ペースや配管スペース等のユーティリティスペース或い
は着換え室、ベビールーム、その他の特殊コンパートメ
ント等として適宜な用途に活用することは差支えない。
スSm左端に配管ユニット7を引込んで、水槽7aを着ける
一方、右寄りの位置に扉8a付の隔板8bを配して収納庫8
を得、更に、後側間仕切パネル2の中央部に常閉のドア
9を設け、不図示の床と天井を張り、以って、同スペー
スSmを掃除設備室に充てるようにしており、これによれ
ば、通り口Pに奥行dを持たせる際、ブースBm1の厚味
方向における床面積への侵分をを気にせずとも済み、好
都合である。尚、上記スペースSmを、例えば、ダクトス
ペースや配管スペース等のユーティリティスペース或い
は着換え室、ベビールーム、その他の特殊コンパートメ
ント等として適宜な用途に活用することは差支えない。
また、L字状ブースBm2の場合、本実施例では、アルコ
ーブ5を飾り棚に用いるが、これを他の用途、例えば、
電話やテレビの設置場所に充てゝも良く、更には、アル
コーブ5背後の中空部Shをダクトスペースや物置として
利用するようにしても良い。
ーブ5を飾り棚に用いるが、これを他の用途、例えば、
電話やテレビの設置場所に充てゝも良く、更には、アル
コーブ5背後の中空部Shをダクトスペースや物置として
利用するようにしても良い。
こゝで、第2図乃至第5図を併せ参照して、上記L字状
間仕切体ブースBm1,Bm2の具体的構造に触れておく。
間仕切体ブースBm1,Bm2の具体的構造に触れておく。
第2図はL字状ブースの横断平面図、第3図、第4図及
び第5図は夫々L字状ブース要部の横断平面図、展開図
及び骨組図である。
び第5図は夫々L字状ブース要部の横断平面図、展開図
及び骨組図である。
L字状ブースBm1を構成する間仕切パネル1は、周壁平
壁部Wt4に溝形の係止材10を止着して、先ず、係止材10
に両面塩ビ鋼板装ブースパネル11のCチャンネル状左縦
框11aを外嵌係合せしめ、次いで、同パネル11の右縦框1
1bに角パイプ12の左半部12aを内嵌せしめると共に、パ
イプ右半部12bに次のブースパネル13の左縦框13aを外嵌
させるといった手順で、後続のブースパネルを立並べて
行き、最後のブースパネル14の右縦框14aに嵌着せしめ
た半幅角パイプ15の外面をブースポスト16に沿い当て、
ポスト16内方より止着した構成となっている。
壁部Wt4に溝形の係止材10を止着して、先ず、係止材10
に両面塩ビ鋼板装ブースパネル11のCチャンネル状左縦
框11aを外嵌係合せしめ、次いで、同パネル11の右縦框1
1bに角パイプ12の左半部12aを内嵌せしめると共に、パ
イプ右半部12bに次のブースパネル13の左縦框13aを外嵌
させるといった手順で、後続のブースパネルを立並べて
行き、最後のブースパネル14の右縦框14aに嵌着せしめ
た半幅角パイプ15の外面をブースポスト16に沿い当て、
ポスト16内方より止着した構成となっている。
後側の間仕切パネル2も、周壁平壁部Wt4に止着した溝
形材20を基端として適宜幅の両面壁装ブースパネル21〜
24を角パイプで雄雌に取合いながら順次立並べ、先端の
半幅角パイプ25をブースポスト26内方より止着した構造
を備えるが、この場合、中央適所に位置するブースパネ
ル22と、その次のブースパネル23との間に前記ドア9を
建付ける都合上、前者22の左縦框22aと後者23の右縦框2
3aに夫々ドア枠9a,9bを嵌着固定する。
形材20を基端として適宜幅の両面壁装ブースパネル21〜
24を角パイプで雄雌に取合いながら順次立並べ、先端の
半幅角パイプ25をブースポスト26内方より止着した構造
を備えるが、この場合、中央適所に位置するブースパネ
ル22と、その次のブースパネル23との間に前記ドア9を
建付ける都合上、前者22の左縦框22aと後者23の右縦框2
3aに夫々ドア枠9a,9bを嵌着固定する。
交差パネル3の場合、所要枚数の両面壁装ブースパネル
を互いに継ぎ合わせた角パイプ間に嵌め込んで組み付け
て、両端に位置するパネル30,31の外側縦框30a,31aに半
幅角パイプ32,33を取付け、これらの外面をそれぞれ上
記ポスト16,26の外面に当接させてポスト内方より止着
固定する。
を互いに継ぎ合わせた角パイプ間に嵌め込んで組み付け
て、両端に位置するパネル30,31の外側縦框30a,31aに半
幅角パイプ32,33を取付け、これらの外面をそれぞれ上
記ポスト16,26の外面に当接させてポスト内方より止着
固定する。
尚、各ポスト16,26は、下部に一対の係止部16a,26aを突
設しておき、これを落し掛けとしてポストカバー34,35
を取付け、ブースBm1の外周りを略面一とする。
設しておき、これを落し掛けとしてポストカバー34,35
を取付け、ブースBm1の外周りを略面一とする。
一方、L字状ブースBm2を構成するアルコーブ5付中空
ブース4と、間仕切パネル6の内、前者の中空ブース4
は、通路P側から見て前後左右に位置する四本の角パイ
プ形ポスト40…を、その上下端及び中間部上下二点、都
合各四箇所で、ストレートなアングル材41…,42…,43
…,44…により水平連結した剛節フレームとしての本体
枠Frmと、その中間部上下の前後のアングル材43,43;44,
44間に渡架し固定された上下の半円弧状アングル材50,5
1を適宜本数の角パイプ材52…で繋ぐと共に、これらパ
イプ材52…の高さ方向中間部を帯材53で弧状に連結した
構造のアルコーブ枠Fraとから成るブース補強用の骨組F
rを備え、これを前後左右の本体外被45;46,46′;47;48
と、アルコーブ外装用の湾曲側板54、並びに、天地各側
に設けられる半月板55及び張出見切板56で被覆した構成
になっている。
ブース4と、間仕切パネル6の内、前者の中空ブース4
は、通路P側から見て前後左右に位置する四本の角パイ
プ形ポスト40…を、その上下端及び中間部上下二点、都
合各四箇所で、ストレートなアングル材41…,42…,43
…,44…により水平連結した剛節フレームとしての本体
枠Frmと、その中間部上下の前後のアングル材43,43;44,
44間に渡架し固定された上下の半円弧状アングル材50,5
1を適宜本数の角パイプ材52…で繋ぐと共に、これらパ
イプ材52…の高さ方向中間部を帯材53で弧状に連結した
構造のアルコーブ枠Fraとから成るブース補強用の骨組F
rを備え、これを前後左右の本体外被45;46,46′;47;48
と、アルコーブ外装用の湾曲側板54、並びに、天地各側
に設けられる半月板55及び張出見切板56で被覆した構成
になっている。
即ち、本体枠Frmの四隅寄り適所にチャンネル材49…
(第3図)を縦に組込み、その外向きの溝に、塩ビ鋼板
から成る本体外被45;46,46′;47;48の対応する側縁部45
a,45a;46a,46′a;47a,47a;48a,48aを折込固定する一
方、前側外被45の上端中央部に逆T字形の切り込みを形
成し、この切り込み部分を後向きに折り曲げ、更に両側
方に折返した折曲部45b,45bと前記湾曲側板54を端縁同
士接ぎ合せ、天地の半月板55と見切板56を組付けた構造
になっている。
(第3図)を縦に組込み、その外向きの溝に、塩ビ鋼板
から成る本体外被45;46,46′;47;48の対応する側縁部45
a,45a;46a,46′a;47a,47a;48a,48aを折込固定する一
方、前側外被45の上端中央部に逆T字形の切り込みを形
成し、この切り込み部分を後向きに折り曲げ、更に両側
方に折返した折曲部45b,45bと前記湾曲側板54を端縁同
士接ぎ合せ、天地の半月板55と見切板56を組付けた構造
になっている。
また、間仕切パネル6は、片面壁装のブースパネル60,6
1を背中合せに立並べ、共用の取合部62と支持ポスト63
で中空ベース4に取付ける。
1を背中合せに立並べ、共用の取合部62と支持ポスト63
で中空ベース4に取付ける。
こゝで、第6図及び第7図を参照して、別実施例に係る
トイレの室内連絡構造を説明する。
トイレの室内連絡構造を説明する。
第6図(A),(B)及び第7図は夫々別実施例に係る
トイレの伏図である。
トイレの伏図である。
第6図(A)と(B)の実施例は、壁式プレファブトイ
レTの室内StをサブスペースSt1,St2に分ける一対の間
仕切ブースBm3,Bm4又はBm5,Bm6を共にL字状となし、そ
の間に画成される通り口Pのセンターラインに関し、平
面視略線対称に配したもので、第6図(A)の場合、間
仕切パネル1と交差パネル3から成るL字状ブースBm3,
Bm4の交差パネル外側面3a,3a同士を対向せしめて通り口
Pの奥行を深くし、一方、第6図(B)では、アルコー
ブ5付の中空ブース4と平ブース6′から成るL字状ブ
ースBm5,Bm6の中空ブース外側面4a,4a同士を対向せしめ
て、通り口Pに奥行を持たせている。尚、L字状間仕切
ブースBm3,Bm4の間仕切パネル2をドア9付として、ブ
ース内部Smを適宜な用途に利用し得ること既述の通りで
ある。
レTの室内StをサブスペースSt1,St2に分ける一対の間
仕切ブースBm3,Bm4又はBm5,Bm6を共にL字状となし、そ
の間に画成される通り口Pのセンターラインに関し、平
面視略線対称に配したもので、第6図(A)の場合、間
仕切パネル1と交差パネル3から成るL字状ブースBm3,
Bm4の交差パネル外側面3a,3a同士を対向せしめて通り口
Pの奥行を深くし、一方、第6図(B)では、アルコー
ブ5付の中空ブース4と平ブース6′から成るL字状ブ
ースBm5,Bm6の中空ブース外側面4a,4a同士を対向せしめ
て、通り口Pに奥行を持たせている。尚、L字状間仕切
ブースBm3,Bm4の間仕切パネル2をドア9付として、ブ
ース内部Smを適宜な用途に利用し得ること既述の通りで
ある。
第7図の実施例は、トイレスペースStをサブスペースSt
1,St2に分ける一対の間仕切ブースBm7,Bm8を共にL字状
となし、更に、通り口Pのセンターに関し、平面視略点
対称に配置したもので、本実施例の場合、一方の間仕切
ブースBm7を間仕切パネル6′と、これに交差する中空
ブース4′で構成すると共に、中空ブース4の外側面4a
と対向する中空ブース4′の前面4′aを平とし、この
前面4′a背面の隔板4′bを観音扉70付きとして、中
空ブース4′の内部Shを保管庫に利用し、また、他方の
間仕切ブースBm8を、前記アルコーブ5付中空ブース4
と間仕切パネル6′で構成すると共に、中空ブース4の
右側面4bから間仕切パネル6′の内側面6′a略全体に
亘る領域にカウンター80を取付けて洗面器81を嵌着する
ことにより、L字状ブースBm8の内側を手洗場Swの一部
としている。尚、本実施例における通り口Pは、中空ブ
ース4,4′の前面4a,4′a同士を対向せしめて画成す
る。
1,St2に分ける一対の間仕切ブースBm7,Bm8を共にL字状
となし、更に、通り口Pのセンターに関し、平面視略点
対称に配置したもので、本実施例の場合、一方の間仕切
ブースBm7を間仕切パネル6′と、これに交差する中空
ブース4′で構成すると共に、中空ブース4の外側面4a
と対向する中空ブース4′の前面4′aを平とし、この
前面4′a背面の隔板4′bを観音扉70付きとして、中
空ブース4′の内部Shを保管庫に利用し、また、他方の
間仕切ブースBm8を、前記アルコーブ5付中空ブース4
と間仕切パネル6′で構成すると共に、中空ブース4の
右側面4bから間仕切パネル6′の内側面6′a略全体に
亘る領域にカウンター80を取付けて洗面器81を嵌着する
ことにより、L字状ブースBm8の内側を手洗場Swの一部
としている。尚、本実施例における通り口Pは、中空ブ
ース4,4′の前面4a,4′a同士を対向せしめて画成す
る。
(考案の効果) 以上の説明により明らかな如く、本考案によれば、間仕
切ブース間に設けた通り口の幅と奥行とを略等しい長さ
にしたため、通り口を介した視角を狭くすることができ
る。また、通り口に面して間仕切ブースを設けたので間
仕切ブースの内側面をユーティリティスペースや飾り棚
用スペースとして有効に活用することができる。
切ブース間に設けた通り口の幅と奥行とを略等しい長さ
にしたため、通り口を介した視角を狭くすることができ
る。また、通り口に面して間仕切ブースを設けたので間
仕切ブースの内側面をユーティリティスペースや飾り棚
用スペースとして有効に活用することができる。
図面は本考案をプレファブトイレの手洗場と大小便所間
に適用した幾つかの実施例に付き示したもので、第1図
は第一の実施例に係るトイレの伏図、第2図は同トイレ
を間仕切るL字状ブースの横断平面図、第3図、第4図
及び第5図は夫々L字状ブース要部の横断平面図、展開
図及び骨組図、第6図(A),(B)及び第7図は夫々
別実施例に係るトイレの伏図である。 尚、図中、1,2,6′は間仕切パネル、3は交差パネル、3
aは外側面、4,4′は中空ブース、4a,4′aはその側面、
5はアルコーブ(飾り棚)、6は間仕切パネル、9はド
ア、Bm1,Bm3,Bm4,Bm2,Bm5,Bm6,Bm7,Bm8はL字状間仕切
ブース、dは奥行、Pは通り口、Sh,Smはブース内部
(ユーティリティスペース)、Stはトイレスペース、St
1,St2はサブスペース、Suは小便所、Tは壁式プレファ
ブトイレ、Wtはトイレ周壁を表している。
に適用した幾つかの実施例に付き示したもので、第1図
は第一の実施例に係るトイレの伏図、第2図は同トイレ
を間仕切るL字状ブースの横断平面図、第3図、第4図
及び第5図は夫々L字状ブース要部の横断平面図、展開
図及び骨組図、第6図(A),(B)及び第7図は夫々
別実施例に係るトイレの伏図である。 尚、図中、1,2,6′は間仕切パネル、3は交差パネル、3
aは外側面、4,4′は中空ブース、4a,4′aはその側面、
5はアルコーブ(飾り棚)、6は間仕切パネル、9はド
ア、Bm1,Bm3,Bm4,Bm2,Bm5,Bm6,Bm7,Bm8はL字状間仕切
ブース、dは奥行、Pは通り口、Sh,Smはブース内部
(ユーティリティスペース)、Stはトイレスペース、St
1,St2はサブスペース、Suは小便所、Tは壁式プレファ
ブトイレ、Wtはトイレ周壁を表している。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−160370(JP,A) 実開 昭54−26425(JP,U) 実公 昭52−15051(JP,Y2) 建築設計資料集成3 単位空間1(丸善 株式会社;昭和55年7月25日発行)91頁 「男女別・左右併設型」「男女共用・左右 併設型」の欄参照
Claims (1)
- 【請求項1】洗面器を有する洗面スペースと便器を有す
る排泄スペースとを分断する間仕切体であって、この間
仕切体に通り口を設けて室内を連絡するようにしたプレ
ファブトイレの間仕切構造において、前記間仕切体は、
プレファブトイレをその略中央で分断し、間仕切パネル
の端部に間仕切ブースを設けた間仕切体2つからなり、
この間仕切体は間仕切パネルの端部に交差パネルを平面
視で略L字状に設け且つその端部に間仕切パネルで閉じ
て間仕切ブースを構成する、あるいは平面視略長方形状
に間仕切ブースを構成し、前記間仕切ブース同士を対向
させ、その間を通り口とし、この通り口の幅と奥行とを
略等しい長さにするとともに、いずれか一方の前記間仕
切ブースの内側面にユーティリティスペース又は飾り棚
を設けてなるプレファブトイレの間仕切構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988112298U JPH0727304Y2 (ja) | 1988-08-25 | 1988-08-25 | プレファブトイレの間仕切構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988112298U JPH0727304Y2 (ja) | 1988-08-25 | 1988-08-25 | プレファブトイレの間仕切構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0232562U JPH0232562U (ja) | 1990-02-28 |
JPH0727304Y2 true JPH0727304Y2 (ja) | 1995-06-21 |
Family
ID=31351110
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988112298U Expired - Lifetime JPH0727304Y2 (ja) | 1988-08-25 | 1988-08-25 | プレファブトイレの間仕切構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0727304Y2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5215051U (ja) * | 1975-07-22 | 1977-02-02 | ||
JPS5426425U (ja) * | 1977-07-26 | 1979-02-21 | ||
JPS62160370A (ja) * | 1985-12-29 | 1987-07-16 | 株式会社竹中工務店 | 建築物内設置用ユニツト |
-
1988
- 1988-08-25 JP JP1988112298U patent/JPH0727304Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Non-Patent Citations (1)
Title |
---|
建築設計資料集成3単位空間1(丸善株式会社;昭和55年7月25日発行)91頁「男女別・左右併設型」「男女共用・左右併設型」の欄参照 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0232562U (ja) | 1990-02-28 |
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