JPH0727217B2 - 基板上へのレジストパタ−ン形成方法 - Google Patents

基板上へのレジストパタ−ン形成方法

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JPH0727217B2
JPH0727217B2 JP60217064A JP21706485A JPH0727217B2 JP H0727217 B2 JPH0727217 B2 JP H0727217B2 JP 60217064 A JP60217064 A JP 60217064A JP 21706485 A JP21706485 A JP 21706485A JP H0727217 B2 JPH0727217 B2 JP H0727217B2
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thin film
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JP60217064A
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秀夫 二河
普 山下
義博 戸所
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松下電子工業株式会社
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  • Drying Of Semiconductors (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、基板上へのレジストパターン形成方法に関す
るものである。
従来の技術 半導体素子の高性能化・高集積化が進むにつれて、微細
なレジストパターンを高い精度で形成する多層レジスト
技術が重要となっている。多層レジスト技術の欠点は、
レジストプロセスにおける工程数の増加である。多層レ
ジスト技術には、3層レジスト法と2層レジスト法があ
るが、その中で比較的工程数増の少ない2層レジスト法
が最も有望視されている。第3図,第4図に2層レジス
ト法を従来例に基づいて説明する。
第3図aに示すように、被加工下地基板1上に、下層レ
ジスト9として例えば、東京応化(株)製ノボラック系
のレジスト(OFPR800)を塗布し、ガラス転移温度以上
の高温でベーキングを行った後、同図bに示すように、
上層レジストとして、耐O2プラズマエッチング性Si含有
レジストを塗布し、所定形状の上層レジストパターン10
を形成する。次に第3図cに示すように、上層レジスト
パターン10をマスクとしてO2プラズマ5により、下層レ
ジスト9を垂直にエッチングすることで第3図dに示す
2層の側壁の垂直な垂直レジストパターンを形成する。
次に、第4図aに示すように、被加工下地基板1上に、
下層レジスト9として遠紫外光(DUV光)に対して露光
感度をもち、かつ透過性のレジスト、例えば、ポリメチ
ルメタクリレート(PMMA)を塗布し、170℃で20分間ベ
ーキングする。
次に同図bに示すように、上層レジストとしてDUV光を
表面で吸収するレジスト、例えば、東京応化(株)製ノ
ボラック系のレジスト(OFPR800)を塗布し、所定形状
の上層レジストパターン11を形成する。次に第4図cに
示すように、DUV光12を一括照射し、上層レジストパタ
ーン11をマスクとして下層レジスト9を露光する。その
後、下層レジスト9を現像することで、第4図dに示す
2層の側壁の垂直なレジストパターンを形成する。
発明が解決しようとする問題点 この従来例において問題となるのは、第3図の場合、上
層のSi含有レジストの解像性が低く、膜厚を極端に薄く
しなければならないためピンホールの影響を受ける。ま
た、下層レジストをO2プラズマエッチングする為、工程
の複雑さと制御性に問題があった。第4図の場合は、レ
ジスト材料の選定に制限があり、レジストパターンをマ
スクにして下地基板をドライエッチングする際に下層PM
MAの耐ドライエッチ性が劣るという問題があった。
問題点を解決するための手段 この問題点を解決するために、本発明は、被加工下地基
板上に非感光性で、かつアルカリ現像液に溶解する特性
をもつ有機薄膜を形成し、塩素(Cl)または弗素(F)
を含むプラズマを照射する工程、前記有機薄膜上に、ア
ルカリ系現像液に対して不溶の特性を持つレジスト薄膜
を形成し、露光・現像により所望のレジスパターンを形
成する工程、O2プラズマ照射により前記有機薄膜をエッ
チングし、その後、アルカリ系現像液を用いて、上層レ
ジストパターン開口部直下の前記有機薄膜を除去する工
程を含むことを特徴とするを基板上へのレジストパター
ン形成方法を提供する。
作用 本発明を用いることにより、次の作用が可能となる。
1.下層の有機薄膜は、塗布によって形成でき、また湿式
現像によってパターニングが可能なため、工程が簡単で
ある。
2.下層の有機薄膜は、異方性の溶解レートを持ってお
り、2倍位のオーバー現像を行ってもアンダーカットを
生じない。このため、下層有機薄膜を下地基板平坦化層
として用いるため膜厚を厚くしてもパターン幅の制御が
容易である。
3.下層の有機薄膜と上層のレジストの現像液が異なる
為、上下層のパターン幅制御を独立して行なうことが可
能で、垂直な側壁を有するパターン断面形状、アンダー
カットの側壁を有するパターン断面形状と所望のパター
ン断面形状を容易に形成できる。
4.Cl又はFを含むプラズマ照射による表面変質のため下
層の有機薄膜と上層のレジストの塗布時の混合がないた
め、上層レジストの選定に制限がない。
実施例 以下に、本発明のパターン形成方法の一実施例を第1図
及び第2図を参照して説明する。第1図aに示すよう
に、被加工下地基板1上に非感光性で、かつアルカリ系
現像液に溶解する特性をもつ有機薄膜(ポリイミドシラ
ン型樹脂)2を形成した後、同図bに示すように、Clま
たはFを含むプラズマ3を一括照射する。その後、第1
図cに示すように有機薄膜2の上にアルカリ系現像液に
対して不溶の特性を持つレジスト薄膜を形成し、露光・
現像により所定形状の上層レジストパターン4を形成す
る。次に第1図dに示すように、O2プラズマ5により前
記有機薄膜2の表面のみをエッチングし、その後、アル
カリ系現像液を用いて、上層レジストパターン開口部直
下の前記有機薄膜2を除去し、第1図eに示すような所
望のレジストパターン形状を形成する。
本発明の第1の実施例を、第1図に基づいて更に詳細に
説明する。始めに、被加工下地基板1上に非感光性で、
アルカリ系現像液に溶解する特性をもつ有機薄膜2、例
えば、Brewer Science(株)社製のポリイミドシラン型
樹脂の反射防止膜(ARC)を1μmの厚さに塗布し、所
定の温度でベーキングする。次に、第1図bに示すよう
に、反応性イオンエッチング装置によりCCL4/O2ガスを
用いてプラズマ照射を行う。このプラズマ照射は、前記
ARC表面を後述の上層レジストとの塗布時の混合が無
く、アルカリ系現像液に不溶性に変質させる目的で行っ
ている。その後、第1図cに示すように、上層レジスト
パターン4を形成する。
このレジストパターンは、例えば、以下のような工程で
形成することができる。
ARC上に、アルカリ系現像液に不溶性の電子ビーム(E
B)レジストのダイキン(株)社製ポリヘキサフロロブ
チルメタクリレート(FBM-G)を0.4μmの厚さに塗布
し、140℃、20分間のプリベークを行う。電子ビーム照
射量2μC/cm2で露光を行い、イソプロピルアルコール
(IPA)に5分間浸析し、イソブチルアルコール(IBA)
/エタノール(EtOH)=21/20で2分間現像することに
より0.5μmのパターンを形成する。
次に、円筒形プラズマエッチング装置を用い、圧力30P
a,電力150W,O2ガス流量3cc/minの条件で1分間O2プラズ
マ5によるエッチングを行った。このO2プラズマエッチ
ングは、第1図bの段階で変質させたアルカリ系現像液
に不溶性の前記ARC表面を除去する目的で行っている。
その後、下層の前記ARCを、上層レジストパターン4を
マスクとしてジプレー(株)社製のアルカリ系のAZ現像
液/H2O=1/3によって150秒間現像することで、第1図
eに示すようなパターン幅が0.5μmの微細な側壁の垂
直な断面形状のパターンを形成することができる。下層
の前記ARCは、ClまたはFを含むプラズマに対して耐性
を持っている為、この側壁の垂直な断面形状のパターン
を下地基板加工のためのマスクとして用い、適当なエッ
チング用ガスを選定することでSi,Si酸化物,Si窒化物,A
l,またはMo,Ta,W,Tiのような揮発性の弗化物を作る金属
等の被加工下地基板のドライエッチングが可能となる。
次に、第2の実施例として、第2図を参照して更に詳細
に説明する。まず、第2図aに示すようにGaAsの半導体
基板6の上に、有機薄膜2として前記ARCを0.4μmの厚
さに塗布し、所定の温度でベーキングする。次に、第2
図bのようにCCl4/O2ガスを用いてプラズマ3の照射を
行う。その後、第2図cに示すように前記ARC上に0.4μ
mの厚さに上層レジストとして前記FBM-Gを塗布し、140
℃、20分間のプリベークを行う。電子ビーム照射量2μ
c/cm2で露光を行い、IPAに5分間浸析し、IBA/EtOH=21
/20で2分間現像することにより0.3μmの上層レジスト
パターン4を形成する。次に、第2図dに示すようにし
てO2プラズマ5によるエッチングにより、変質させた前
記ARC表面を除去する。その後、下層の前記ARCを東京応
化(株)製NMD-3現像液/H2O=1/1によって、10秒間現
像することで、第2図eに示すような開口部0.3μmの
微細な側壁のアンダーカット形状の断面のパターンを形
成することができる。その後、第2図fに示すように電
子ビーム蒸着装置を用いて金属7としてTi/Pt/AuをTi30
0Å,Pt1500Å,Au3200Åの厚さで蒸着し、ARC除去液N−
メテル−2ピロリドン(NMP,CH3(NC4N6)O)を用いリフ
トオフすることにより、Ti/Pt/Auの0.3μmゲート電極
としての金属パターン8を形成できる。また、同様の方
法でAl配線パターンも形成した。
以上の実施例では、CCl4/O2ガスを用いてプラズマ照射
を行ったが、CF4/O2等の弗素系のガスを用いても同様の
効果がある。また、上層レジストとしてEBレジストのFB
M-Gについて説明を行ったが、他のEBレジストについて
も同様にパターンを形成できる。
発明の効果 以上に詳述したように、本発明を用いることにより側壁
の垂直な断面形状、側壁のアンダーカットな断面形状と
所望のパターンを容易に形成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図,第2図は、本発明の実施例を示す断面図、第3
図,第4図は、従来例を示す断面図である。 1……被加工下地基板、2……有機薄膜、3……Clまた
はFを含むプラズマ、4……上層レジストパターン、5
……O2プラズマ、6……半導体基板、7……金属、8…
…金属パターンまたは電極、9……下層レジスト、10…
…Si含有上層レジストパターン、11……上層レジストパ
ターン、12……DUV光。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−74626(JP,A) 特開 昭53−44012(JP,A) 特開 昭59−53841(JP,A) 特開 昭58−43453(JP,A)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被加工下地基板上に、非感光性で、しかも
    アルカリ系現像液に溶解する有機薄膜を形成し、Clまた
    はFを含むプラズマを照射する工程、前記有機薄膜上に
    アルカリ系現像液に対して不溶の特性を持つレジスト薄
    膜を形成し、露光・現像により所定形状のパターンを形
    成する工程、酸素プラズマ照射により前記有機薄膜をエ
    ッチングし、その後、アルカリ系現像液を用いて上層レ
    ジストパターン開口部直下の前記有機薄膜を除去する工
    程を含むことを特徴とする基板上へのレジストパターン
    形成方法。
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JPS5953841A (ja) * 1982-09-22 1984-03-28 Hitachi Ltd パタ−ン形成方法
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