JPH07271340A - 画像垂直拡大装置 - Google Patents

画像垂直拡大装置

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JPH07271340A
JPH07271340A JP6081107A JP8110794A JPH07271340A JP H07271340 A JPH07271340 A JP H07271340A JP 6081107 A JP6081107 A JP 6081107A JP 8110794 A JP8110794 A JP 8110794A JP H07271340 A JPH07271340 A JP H07271340A
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JP6081107A
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Hiroaki Matsumoto
弘明 松本
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Victor Company of Japan Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 任意の小数点以下の拡大倍率で画像を垂直拡
大することができる画像垂直拡大装置を提供する。 【構成】 ビデオRAM1は表示クロックによって画像
データをシリアルデータとして出力する。倍率カウンタ
4は任意の小数点以下の倍率を設定する。ラインアドレ
スカウンタ3は設定された倍率に従ってラインアドレス
を発生する。アドレスマルチプレクサ2はCPUより出
力されるアドレスをラインアドレスに切り換えてビデオ
RAM1に入力する。設定された倍率によりラインアド
レスは重複した値となるので、画像データは垂直方向に
拡大される。拡大された画像データはD/A変換器5に
よってD/A変換され、表示装置に表示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ノンインターレース表
示する表示装置に用いて好適な画像を垂直方向に任意に
拡大することができる画像垂直拡大装置に関する。
【0002】
【従来の技術】バリアブルスキャンの表示装置において
は、種々の水平周波数(走査線数)が入力されるので、
走査線の密度が異なる。これに所定の画像をオンスクリ
ーン表示する場合には、水平方向に対してはPLL等に
よって解像度(ドットサイズ)を一定に保つことができ
るが、垂直方向に対しては走査線の密度によってドット
サイズが変化することになる。従来のバリアブルスキャ
ンの表示装置におけるオンスクリーン表示では、整数倍
の拡大表示ができるものがある程度で、整数倍の走査線
数の変化に対しては有効である。しかし、走査線数が4
00本で通常表示できるとすると、走査線数が600本
になると、文字サイズは2/3の大きさになってしま
う。走査線数が800本になると、文字サイズを2倍に
拡大することにより走査線数400本と同じ文字サイズ
とすることができるが、走査線が600本の時に文字サ
イズを2倍に拡大すると、文字サイズは走査線数400
本に対して4/3倍となり、文字サイズが大きくなって
しまう。
【0003】従って、このような場合には小数点以下の
倍率(2-n倍:nは正の整数)で拡大倍率を設定するこ
とが必要となる。小数点以下の倍率で拡大倍率を設定す
ることができる従来の画像垂直拡大装置の一例として、
特開平2−110497号に開示されているものがあ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
公報に開示されている従来の画像垂直拡大装置は、重複
するスキャンラインアドレスをレジスタに設定する方式
であるので、重複するスキャンライン数分のレジスタが
必要となる上、スキャンライン2本の重複はできるが3
本の重複はできず、任意の小数点以下の拡大倍率で画像
を垂直拡大することができないという問題点があった。
本発明はこのような問題点に鑑みなされたものであり、
任意の小数点以下の拡大倍率で画像を垂直拡大すること
ができる画像垂直拡大装置を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した従来
の技術の課題を解決するため、表示クロック及び画像デ
ータが入力され、前記表示クロックによって前記画像デ
ータをシリアルデータとして出力するビデオRAMと、
K1ビットの整数部とK2ビットの少数部を有するKビ
ットの倍率データn及び水平同期信号の2K2倍のクロッ
クが入力され、水平同期信号の2K2/n倍のラインカウ
ントクロックを出力する倍率カウンタと、垂直ブランキ
ング信号と前記ラインカウントクロックが入力され、前
記ビデオRAMに書き込まれた前記画像データを読み出
すためのラインアドレスを生成して出力するラインアド
レスカウンタと、前記ラインアドレスと前記ビデオRA
Mに前記画像データを書き込むためのアドレスとが入力
され、前記ラインアドレスと前記画像データを書き込む
ための前記アドレスとを切り換えて前記ビデオRAMに
入力するアドレスマルチプレクサとを設けて構成したこ
とを特徴とする画像垂直拡大装置を提供するものであ
る。
【0006】
【実施例】以下、本発明の画像垂直拡大装置について、
添付図面を参照して説明する。図1は本発明の画像垂直
拡大装置の一実施例を示すブロック図、図2は図1中の
倍率カウンタ4の具体的構成を示すブロック図、図3は
本発明の画像垂直拡大装置の動作を説明するための図、
図4は本発明の画像垂直拡大装置による拡大動作を示す
図である。
【0007】図1において、画像メモリであるビデオR
AM1はシリアル・アクセス・メモリ(SAM)1aと
ランダム・アクセス・メモリ(RAM)1bとより構成
されている。このビデオRAM1におけるSAM1aに
は表示クロックが入力され、RAM1bには図示してい
ないCPUよりオンスクリーン表示のための画像データ
が入力される。一方、倍率カウンタ4にはCPUより任
意の倍率を設定するための倍率データnが入力され、ま
た、水平同期信号fhの2K2倍(K2は正の整数)のクロ
ック2K2fhが入力される。倍率カウンタ4は後に詳述
するようにクロック2K2fhを倍率データnで分周した
ラインカウントクロック(2K2/n)fhを生成してラ
インアドレスカウンタ3に供給する。
【0008】ラインアドレスカウンタ3には垂直ブラン
キング信号VBLKが入力される。そして、ラインアド
レスカウンタ3は垂直ブランキング信号VBLKにより
ブランキング期間リセットされ、非ブランキング期間に
順次、ラインアドレスを発生し、アドレスマルチプレク
サ(MPX)2に入力する。MPX2はCPUより入力
されるビデオRAM1に画像データを書き込むためのア
ドレスとラインアドレスカウンタ3より入力されるライ
ンアドレスとを切り換えてビデオRAM1に供給する。
ラインアドレスカウンタ3が表示装置における1スキャ
ンアドレスに対し、1行ずつラインアドレスを更新する
ことにより、ビデオRAM1のRAM1bに書き込まれ
た画像データ(ビットイメージ)が1行ずつSAM1a
に転送され、シリアル変換されて出力される。SAM1
aより出力されたデータはD/A変換器5によってD/
A変換され、図示していない表示装置に表示される。
【0009】このように構成される本発明の画像垂直拡
大装置において、画像データを垂直方向に拡大するため
には、ラインアドレスカウンタ3のラインアドレス出力
を表示装置のスキャンラインに対して重複するようにす
れば、同じ表示データが連続するスキャンラインに表示
されるようになり、画面上では垂直方向に拡大されるこ
ととなる。このラインアドレスカウンタ3のカウントを
制御するのが倍率カウンタ4である。ラインアドレスカ
ウンタ3は倍率カウンタ4より出力されるクロックをカ
ウントする。従って、倍率カウンタ4より出力されるク
ロックを整数倍だけではなく少数部を含めたカウントを
行うことにより、2-n倍単位で倍率を制御することがで
きる。
【0010】ここで、倍率カウンタ4は図2に示すよう
に構成され、以下のように動作する。倍率カウンタ4
は、カウンタ41,コンパレータ42,倍率設定レジス
タ43,NAND回路44,インバータ45より構成さ
れている。図2において、カウンタ41には水平同期信
号fhの2K2倍のクロック2K2fhが入力され、倍率設
定レジスタ43には倍率データnが入力される。コンパ
レータ42は倍率設定レジスタ43に設定された倍率デ
ータとカウンタ41によるクロック2K2fhのカウント
とを比較し、値が一致するとラインカウントクロック
(2K2/n)fhを出力する。NAND回路44はクロ
ック2K2fhをインバータ45によって反転したパルス
とラインカウントクロック(2K2/n)fhとのNAN
Dをとり、カウンタリセットパルス(負のパルス)をカ
ウンタ41に入力してカウンタ41をクリアする。カウ
ンタ41がリセットされると、コンパレータ42はライ
ンカウントクロック(2K2/n)fhを“L(ロー)”
として次の一致条件が整うまでラインカウントクロック
(2K2/n)fhを“L”に保持する。
【0011】さらに、一例としてカウンタ41,コンパ
レータ42,倍率設定レジスタ43を8ビットとし、カ
ウンタ41と倍率設定レジスタ43の下位3ビットを少
数部(K2ビット)、上位5ビットを整数部(K1ビッ
ト)とする。ここで、K2は3であるので23 より8と
なり、カウンタ41が整数値1を1水平期間にカウント
するには、8クロック必要である。従って、この場合に
は8fhをカウンタ41に与える。これにより、カウン
タ41は1水平期間に8回のカウントを行う。図2に示
すように、倍率設定レジスタ43に2進で“00001
100”の倍率が設定されているとすると、下位3ビッ
トは少数部であるので、1+2-1=1.5となり、10
進で1.5倍の倍率が設定されていることになる。
【0012】ここでは、8ビットの内、下位の3ビット
を少数部としたが、これに限定されず、下位4ビットを
少数部としてもよい。この場合は24 =16より16f
hをカウンタ41に与えることになる。即ち、倍率デー
タnをKビットとし、その内、上位のK1ビットを整数
部、下位のK2ビットを少数部とすれば、カウンタ41
には水平同期信号fhの2K2倍のクロックを与える。
【0013】このような構成において、1.5倍の倍率
が設定されている場合には、ラインカウントクロック
(2K2/n)fhが1.5H周期で倍率カウンタ4より
発生し、1.75倍の倍率が設定されている場合には、
ラインカウントクロック(2K2/n)fhが1.75H
周期で倍率カウンタ4より発生することとなる。従っ
て、スキャンラインとラインアドレスカウンタ3の値と
の関係は、1.5倍の倍率及び1.75倍の倍率の時、
それぞれ図3(A),(B)に示すようになる。
【0014】すると、ビデオRAM1に入力するアドレ
スが指定された倍率に従って重複しながら増加するの
で、表示装置に表示される画像は、1.5倍の倍率及び
1.75倍の倍率の時、それぞれ一例として図4
(A),(B)に示すように拡大されて表示される。従
って、走査線の密度が異なる表示装置においても、実際
には見かけ上、オンスクリーン表示の画像を略一定の大
きさで表示することが可能となる。このように、本発明
の画像垂直拡大装置においては、倍率カウンタ4に倍率
データnを入力するだけで画像データを任意の小数点以
下の拡大倍率で拡大することができる。なお、本発明の
構成によれば、1倍以下の設定も可能であるので、ライ
ンアドレスを間引くことによって、画像データを縮小す
ることも可能である。
【0015】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明の画
像垂直拡大装置は、倍率データを入力するだけで任意の
小数点以下の拡大倍率で画像を垂直拡大することができ
る。従って、本発明の画像垂直拡大装置をノンインター
レース表示するバリアブルスキャンの表示装置に用いれ
ば、走査線の密度が異なっても、画像を略一定の大きさ
で表示することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】図1中の倍率カウンタ4の具体的構成を示すブ
ロック図である。
【図3】本発明の動作を説明するための図である。
【図4】本発明による拡大動作を示す図である。
【符号の説明】 1 ビデオRAM 2 アドレスマルチプレクサ 3 ラインアドレスカウンタ 4 倍率カウンタ 5 D/A変換器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表示クロック及び画像データが入力され、
    前記表示クロックによって前記画像データをシリアルデ
    ータとして出力するビデオRAMと、 K1ビットの整数部とK2ビットの少数部を有するKビ
    ットの倍率データn及び水平同期信号の2K2倍のクロッ
    クが入力され、水平同期信号の2K2/n倍のラインカウ
    ントクロックを出力する倍率カウンタと、 垂直ブランキング信号と前記ラインカウントクロックが
    入力され、前記ビデオRAMに書き込まれた前記画像デ
    ータを読み出すためのラインアドレスを生成して出力す
    るラインアドレスカウンタと、 前記ラインアドレスと前記ビデオRAMに前記画像デー
    タを書き込むためのアドレスとが入力され、前記ライン
    アドレスと前記画像データを書き込むための前記アドレ
    スとを切り換えて前記ビデオRAMに入力するアドレス
    マルチプレクサとを設けて構成したことを特徴とする画
    像垂直拡大装置。
JP08110794A 1994-03-29 1994-03-29 画像垂直拡大装置 Expired - Lifetime JP3332180B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005099516A (ja) * 2003-09-25 2005-04-14 Sony Corp 画像処理回路および画像表示装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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