JP2005099516A - 画像処理回路および画像表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】表示パネル等にグラフィックスを表示させる際、有効ライン数が一致しないと、一致させるための垂直補間処理時に必要なメモリ規模が大きく、また、システムの共有メモリを使用すると、そのメモリバンド幅が増大する。
【解決手段】パネル表示用(9)と別に、グラフィックス専用の水平同期発生回路(74)を備えている。この回路からの水平同期信号SYNChgをグラフィックス発生装置(200)の外部同期入力に与え、グラフィックスのライン表示速度を、表示パネル(2)の有効画像領域の垂直サイズに一致した速度に予め変更し、後段の拡大縮小回路(72)によりライン補間する。これより、メモリの使用量が少なくてすむグラフィックス表示フォーマットの変換が可能となる。
【選択図】図1
【解決手段】パネル表示用(9)と別に、グラフィックス専用の水平同期発生回路(74)を備えている。この回路からの水平同期信号SYNChgをグラフィックス発生装置(200)の外部同期入力に与え、グラフィックスのライン表示速度を、表示パネル(2)の有効画像領域の垂直サイズに一致した速度に予め変更し、後段の拡大縮小回路(72)によりライン補間する。これより、メモリの使用量が少なくてすむグラフィックス表示フォーマットの変換が可能となる。
【選択図】図1
Description
本発明は、外部グラフィックス発生装置で発生させたグラフィック画像を入力し、これを映像信号等の有効画像領域の垂直サイズに適合させるグラフィックス表示フォーマットの変換機能を備えた画像処理回路と、これを用いた画像表示装置とに関する。
テキストなどを表示するためのグラフィック信号と映像信号とを入力し、それぞれに信号処理を施して、信号処理後のグラフィック信号の画像を映像信号の画面に画像混合する信号処理装置が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
この特許文献1に記載された信号処理装置は、テキストなどのグラフィック信号に所定の信号処理を施す信号処理回路(テキスト信号処理回路)と、映像信号に所定の信号処理を施す映像信号処理回路とを備え、それぞれの処理回路にフィールドメモリが接続されている。それぞれの処理回路は、接続されたフィールドメモリに一時的に蓄積されたテキストデータや映像データを適宜複数回読み出して、それぞれ目的とする処理を行っている。
このような場合、テキストなどのグラフィック信号は、映像信号表示用の水平および垂直の同期信号に最初から同期していることが一般的で、画像混合するだけで、映像信号の画像表示領域の所望の位置に所望のサイズでグラフィックスが表示されることが多い。
この特許文献1に記載された信号処理装置は、テキストなどのグラフィック信号に所定の信号処理を施す信号処理回路(テキスト信号処理回路)と、映像信号に所定の信号処理を施す映像信号処理回路とを備え、それぞれの処理回路にフィールドメモリが接続されている。それぞれの処理回路は、接続されたフィールドメモリに一時的に蓄積されたテキストデータや映像データを適宜複数回読み出して、それぞれ目的とする処理を行っている。
このような場合、テキストなどのグラフィック信号は、映像信号表示用の水平および垂直の同期信号に最初から同期していることが一般的で、画像混合するだけで、映像信号の画像表示領域の所望の位置に所望のサイズでグラフィックスが表示されることが多い。
ところが、画像表示装置やそれに用いる画像処理装置の種類によっては、接続される外部グラフィックス発生装置(通常、ICとして提供)の画像サイズ仕様が一意に決まっていないことから、様々な仕様の外部グラフィックス発生装置に対処することが要求されることがある。この場合の画像表示装置やそれに用いる画像処理装置は、接続された外部グラフィックス発生ICに応じて様々な水平および垂直の同期信号の周波数に対応する必要がある。
外部グラフィックス発生ICから出力される信号(外部グラフィック信号)として、一般的なOSD(On Screen Display)信号やEPG(Electronic Program Guide)信号のほかに、欧州や一般海外のTeletext放送に対応したデコーダICからのTEXT信号や米州のクローズドキャプションデコーダからの信号などが存在する。
近年多く使用されている高解像度の固定画素パネルの画素数は、たとえばワイドXGA(eXtended Graphics Array)仕様の場合、1366ドット×768ラインとなっている。これに対して、現在欧州などで使用されている外部グラフィックス発生ICから出力される外部グラフィック信号の画素数は比較的少なく、たとえば480ドット×250ライン、または、480ドット×500ラインとなっている。
近年多く使用されている高解像度の固定画素パネルの画素数は、たとえばワイドXGA(eXtended Graphics Array)仕様の場合、1366ドット×768ラインとなっている。これに対して、現在欧州などで使用されている外部グラフィックス発生ICから出力される外部グラフィック信号の画素数は比較的少なく、たとえば480ドット×250ライン、または、480ドット×500ラインとなっている。
固定画素パネルの映像信号に、これらの外部グラフィック信号を重ねて表示する際、一般的に、表示同期のとりかたは2種類ある。図5に、この2種類の表示同期方法を示す。ここで表示パネル100側は内蔵の画像処理ICのみ示している。
図5(A)は、外部グラフィックス発生IC200が外部同期モードに非対応の場合を示している。この場合、表示パネル100に適合したグラフィックス表示クロックCLKgを外部で独自に生成し、グラフィックスIC200に与える必要がある。
一方、図5(B)に示すように、外部グラフィックス発生IC200が外部同期モードに対応している場合、その外部同期入力に、パネル表示用の水平同期信号SYNCh(周波数fh)と垂直同期信号SYNCv(周波数fv)を与える。これらの表示用同期信号SYNChとSYNCvは、表示パネル100の、たとえば画像処理IC101内に設けられた表示用同期発生回路102で生成される。この表示用同期信号SYNChとSYNCvのグラフィックスIC200へのフィードバックによって、当該IC200からは、パネル表示に適合した周波数のグラフィックス表示クロックCLKgが出力され、その結果、グラフィックとパネル表示映像との表示同期を簡単にとることができる。
図5(A)は、外部グラフィックス発生IC200が外部同期モードに非対応の場合を示している。この場合、表示パネル100に適合したグラフィックス表示クロックCLKgを外部で独自に生成し、グラフィックスIC200に与える必要がある。
一方、図5(B)に示すように、外部グラフィックス発生IC200が外部同期モードに対応している場合、その外部同期入力に、パネル表示用の水平同期信号SYNCh(周波数fh)と垂直同期信号SYNCv(周波数fv)を与える。これらの表示用同期信号SYNChとSYNCvは、表示パネル100の、たとえば画像処理IC101内に設けられた表示用同期発生回路102で生成される。この表示用同期信号SYNChとSYNCvのグラフィックスIC200へのフィードバックによって、当該IC200からは、パネル表示に適合した周波数のグラフィックス表示クロックCLKgが出力され、その結果、グラフィックとパネル表示映像との表示同期を簡単にとることができる。
図6(A)に外部グラフィック信号の有効画像領域201を、図6(B)に表示パネル用映像信号の有効画像領域103をそれぞれ示す。
図6(A)に示す有効画像領域201をもつグラフィックスは、同期がとられているため、表示パネルの有効画像領域103に表示される。ところがサイズが異なるため、グラフィックスの有効ドットデータ(有効画素データ)と有効ラインデータは、たとえば、表示パネルの有効画像領域103の表示開始点(左上隅)側につめて出力される。このとき、全面にテキストが表示されたグラフィックス、または、ある種のOSDグラフィックスなどでは、表示パネルの有効画像領域103の全面に拡大して表示したい場合がある。この場合、480ドット×500ラインのグラフィック信号を、1366ドット×768ラインの表示パネルの有効画像領域にまで拡大するため、水平方向に886ドット分、垂直方向に466ライン分のデータを補間により生成する画像変換を行う必要がある。
図6(A)に示す有効画像領域201をもつグラフィックスは、同期がとられているため、表示パネルの有効画像領域103に表示される。ところがサイズが異なるため、グラフィックスの有効ドットデータ(有効画素データ)と有効ラインデータは、たとえば、表示パネルの有効画像領域103の表示開始点(左上隅)側につめて出力される。このとき、全面にテキストが表示されたグラフィックス、または、ある種のOSDグラフィックスなどでは、表示パネルの有効画像領域103の全面に拡大して表示したい場合がある。この場合、480ドット×500ラインのグラフィック信号を、1366ドット×768ラインの表示パネルの有効画像領域にまで拡大するため、水平方向に886ドット分、垂直方向に466ライン分のデータを補間により生成する画像変換を行う必要がある。
図7に、この変換を行う画像処理IC101内の必要な構成および機能(およびフロー)をブロックで示す。
画像処理IC101内に、拡大縮小(scaling)回路104、グラフィックス用の表示プレーン付加回路105、混合処理回路106、メモリバス107、および、DRAMインターフェイス(I/F)108が設けられている。ここで、拡大縮小回路104内のブロックB1〜B6は、処理または制御の機能およびフローを表し、必ずしも回路などのハードウエハと対応していないことに注意を要する。拡大縮小回路104は、メモリバス107およびインターフェイス108を介して、IC外部のDRAM109とデータのやり取りが可能に接続されている。DRAM109はグラフィックデータや映像データのフレームメモリとして機能し、それらのデータを少なくとも1フレーム分蓄える能力を有する。図解した機能およびフローは一例であるが、この図によれば、ブロックB1、B2、B5、B6によって、それぞれ垂直方向の縮小、垂直方向の縮小、垂直方向の拡大、水平方向の拡大の処理が実行される。これらの処理は補間により画素データを作成するものであり、水平の補間は通常、1ライン内のデータ補間である。ところが、垂直の補間は複数ラインのデータを用いたライン間のデータ補間であるため、よりメモリの消費量が大きい。このため垂直補間のためのブロックB1とB5に、DRAM109から読み出したデータを、たとえば4ライン分一時的に記憶するラインメモリ110が設けられている。なお、ブロックB3でDRAM109へのデータ書き込み制御を行い、ブロックB4でDRAM109からのデータ読み出し制御を行う。これらのブロックB3とB4に、タイミング調整のためにデータを一時的に保管し待機させるバッファメモリ111が設けられている。
画像処理IC101内に、拡大縮小(scaling)回路104、グラフィックス用の表示プレーン付加回路105、混合処理回路106、メモリバス107、および、DRAMインターフェイス(I/F)108が設けられている。ここで、拡大縮小回路104内のブロックB1〜B6は、処理または制御の機能およびフローを表し、必ずしも回路などのハードウエハと対応していないことに注意を要する。拡大縮小回路104は、メモリバス107およびインターフェイス108を介して、IC外部のDRAM109とデータのやり取りが可能に接続されている。DRAM109はグラフィックデータや映像データのフレームメモリとして機能し、それらのデータを少なくとも1フレーム分蓄える能力を有する。図解した機能およびフローは一例であるが、この図によれば、ブロックB1、B2、B5、B6によって、それぞれ垂直方向の縮小、垂直方向の縮小、垂直方向の拡大、水平方向の拡大の処理が実行される。これらの処理は補間により画素データを作成するものであり、水平の補間は通常、1ライン内のデータ補間である。ところが、垂直の補間は複数ラインのデータを用いたライン間のデータ補間であるため、よりメモリの消費量が大きい。このため垂直補間のためのブロックB1とB5に、DRAM109から読み出したデータを、たとえば4ライン分一時的に記憶するラインメモリ110が設けられている。なお、ブロックB3でDRAM109へのデータ書き込み制御を行い、ブロックB4でDRAM109からのデータ読み出し制御を行う。これらのブロックB3とB4に、タイミング調整のためにデータを一時的に保管し待機させるバッファメモリ111が設けられている。
このような構成の回路では、DRAM109などのフィールドメモリを処理に用いているが、フィールドメモリを用いない構成も可能である。その場合、フィールドメモリの代わりに、変換する画像の有効画像領域のライン数差(上記例では268ライン)以上のラインメモリが必要である。
フィールドメモリを用いる場合、さらに、専用にDRAMを用意する場合と、フィールドメモリを映像信号のフォーマット変換用のメモリと共有させる場合がある。フィールドメモリを共有させる場合、映像信号とグラフィック信号を独立にフィールドメモリに入出力させるために十分に大きなメモリバンド幅が必要になり、メモリバンド幅に余裕が無いときは、フィールドメモリの動作周波数を高くし、あるいは、フィールドメモリのビット幅を増やすなどの対策が必要である。またラインメモリを用いる場合は、大きな容量のSRAMを画像処理ICに内蔵することになり大幅なコストアップとなる。
特開平11−168751号公報
フィールドメモリを用いる場合、さらに、専用にDRAMを用意する場合と、フィールドメモリを映像信号のフォーマット変換用のメモリと共有させる場合がある。フィールドメモリを共有させる場合、映像信号とグラフィック信号を独立にフィールドメモリに入出力させるために十分に大きなメモリバンド幅が必要になり、メモリバンド幅に余裕が無いときは、フィールドメモリの動作周波数を高くし、あるいは、フィールドメモリのビット幅を増やすなどの対策が必要である。またラインメモリを用いる場合は、大きな容量のSRAMを画像処理ICに内蔵することになり大幅なコストアップとなる。
解決しようとする問題点は、画像表示パネル等に、外部同期機能をもつグラフィックス発生装置からのグラフィックスを表示させる際、有効ライン数が一致しないと、一致させるための処理時に必要なメモリ規模が大きく、また、システムの共有メモリを使用すると、そのバンド幅が増大することである。
本発明にかかる画像処理回路は、入力した第1のグラフィック画像を、異なる有効ライン数の第2のグラフィック画像に変換する処理を行う画像処理回路であって、接続された外部グラフィックス発生装置が発生させる前記第1のグラフィック画像で予め決められた水平同期信号と異なる周波数の新たな水平同期信号を発生させ、発生させた水平同期信号を前記外部グラフィックス発生装置の外部同期入力に与え、当該外部グラフィックス発生装置から出力される第1のグラフィック画像のライン表示速度を、前記第2のグラフィック画像を表示させる画像表示装置の有効画像領域の垂直サイズに適合した速度に変更させる水平同期発生回路と、前記ライン表示速度が変更された第1のグラフィック画像を入力し、補間によりライン数を増減して前記第2のグラフィック画像を生成する補間回路と、を有する。
本発明にかかる画像表示装置は、入力した信号に応じた画像を表示する表示部を有する画像表示装置であって、前記映像信号を入力し信号処理を施す映像処理部と、グラフィック信号を入力し信号処理を施すグラフィックス処理部と、それぞれ信号処理された前記映像信号および前記グラフィック信号を入力し、グラフィック信号を映像信号と混合し、混合画像の信号を前記表示部に出力する混合処理部と、前記表示部に供給する表示用の水平同期信号および垂直同期信号を発生させる表示用同期発生回路と、をさらに有し、前記グラフィックス処理部に、入力した第1のグラフィック画像を、異なる有効ライン数の第2のグラフィック画像に変換する処理を行う画像処理回路が設けられ、前記画像処理回路が、接続された外部グラフィックス発生装置が発生させる前記第1のグラフィック画像で予め決められた水平同期信号と異なる周波数の新たな水平同期信号を、前記表示用同期発生回路からの水平同期信号に応じて発生させ、発生させた水平同期信号を前記外部グラフィックス発生装置の外部同期入力に与え、当該外部グラフィックス発生装置から出力される第1のグラフィック画像のライン表示速度を、前記表示部の有効画像領域の垂直サイズに適合した速度に変更させる水平同期発生回路と、前記ライン表示速度が変更された第1のグラフィック画像を入力し、補間によりライン数を増減して前記第2のグラフィック画像を生成し前記混合処理部に出力する補間回路と、を有する。
上記画像処理回路(または画像表示装置)において、好適に、前記水平同期発生回路は、前記第2のグラフィック画像を表示させる表示装置の表示用クロックを入力し、入力した表示用クロックを、当該表示用クロックの周波数と、前記外部グラフィックス発生装置で予め決められた第1のグラフィック画像の水平同期信号の周波数とに応じて決まる分周比で分周し、外部同期用の前記新たな水平同期信号を発生させる。
さらに好適に、前記水平同期発生回路は、前記表示装置の表示用クロックを入力しパルス数を係数するカウンタと、カウンタの計数値が前記分周比に応じた値に達したときに、当該カウンタをリセットするリセット回路と、前記カウンタのリセットごとに出力されるパルスを入力し、入力したパルスの時間幅を前記外部同期用の水平同期信号に必要な同期期間に調整して出力する同期期間設定回路と、を有する。
さらに好適に、前記水平同期発生回路は、前記表示装置の表示用クロックを入力しパルス数を係数するカウンタと、カウンタの計数値が前記分周比に応じた値に達したときに、当該カウンタをリセットするリセット回路と、前記カウンタのリセットごとに出力されるパルスを入力し、入力したパルスの時間幅を前記外部同期用の水平同期信号に必要な同期期間に調整して出力する同期期間設定回路と、を有する。
本発明によれば、接続された外部グラフィックス発生装置が検出されると、たとえば外部または内蔵の回路により分周比が設定される。分周比は、たとえば、映像信号や第2のグラフィック画像を表示させる表示装置(または表示部)の水平同期信号の周波数と、その表示クロックの周波数とに応じて決められ、カウンタをリセットするリセット回路のリセットに用いられる。カウンタに、表示装置の表示クロックが入力されると、カウンタが表示クロックのパルス数を計数する。この計数値が上記分周比に達すると、リセット回路の働きによりカウンタがリセットされる。リセット後のカウンタは、以後入力される表示クロックのパルス数を再び1から計数し始め、計数したパルス数が分周比と同じになると再びリセットされる。このようにカウンタは、1から分周比までの数値を繰り返し計数し、また、そのリセットごとにパルスを出力する。このリセットごとのパルスは同期期間設定回路に入力され、同期期間設定回路によって、そのパルスの時間幅がグラフィック画像の水平同期期間に調整される。パルス時間幅調整後のパルス列は、外部同期用の新たな水平同期信号として外部グラフィックス発生装置に出力される。
外部同期用の水平同期信号が入力されると、それに応じたグラフィックス表示クロックが外部グラフィックス発生装置により生成される。また、外部グラフィックス発生装置から出力される第1のグラフィック画像のライン表示速度が、外部同期用の水平同期信号に応じて、たとえば表示装置(または表示部)の有効画像領域の垂直サイズに適合した速度に変更される。
ライン表示速度が変更された第1のグラフィック画像は補間回路に入力され、ここで表示装置(または表示部)のライン表示速度に適合した状態で所望のサイズの第2のグラフィック画像に変換され、その後、表示装置(または表示部)で表示される。
外部同期用の水平同期信号が入力されると、それに応じたグラフィックス表示クロックが外部グラフィックス発生装置により生成される。また、外部グラフィックス発生装置から出力される第1のグラフィック画像のライン表示速度が、外部同期用の水平同期信号に応じて、たとえば表示装置(または表示部)の有効画像領域の垂直サイズに適合した速度に変更される。
ライン表示速度が変更された第1のグラフィック画像は補間回路に入力され、ここで表示装置(または表示部)のライン表示速度に適合した状態で所望のサイズの第2のグラフィック画像に変換され、その後、表示装置(または表示部)で表示される。
本発明の画像処理回路および画像表示装置によれば、外部グラフィック発生装置から供給される第1のグラフィック画像を、有効ライン数が異なる第2のグラフィック画像に変換する際に、同期信号発生回路で外部同期用の水平同期信号を新たに発生させ、これを外部グラフィックス発生装置の外部同期入力に与えることにより、当該外部グラフィックス発生装置から出力される第1のグラフィック画像のライン表示速度が、第2のグラフィック画像を表示させる表示装置(または表示部)の有効画像領域の垂直サイズに適合したものとなる。そのため、第2のグラフィック画像の有効ラインが、第1のグラフィック画像の有効ラインより多い場合であっても、補間回路でライン間補間により新たなラインデータを生成する必要がない。その結果、従来のグラフィック画像変換で必要であったフィールドメモリやラインメモリの使用量が大幅に減る。つまり、映像信号のフォーマット変換用とグラフィック画像変換用でフィールドメモリを別々に設ける場合、グラフィック画像変換用の外付けのフィールドメモリが不要となる。一方、グラフィックス変換用メモリをラインメモリで構成させた場合、従来、最低でもグラフィック画像の有効ライン数を超える多量のラインメモリが必要であったが、本発明により、ラインメモリの総使用量が垂直補間で必要な数ライン分のみとなり、ラインメモリを内蔵させるためのコストが大幅に削減される。
また、映像信号のフォーマット変換とグラフィック画像変換でフィールドメモリを共有している場合、そのメモリバンド幅をグラフィック画像変換のために大きくする必要がなく、当該フィールドメモリを映像信号の変換用に専念させることができるようになる。
また、映像信号のフォーマット変換とグラフィック画像変換でフィールドメモリを共有している場合、そのメモリバンド幅をグラフィック画像変換のために大きくする必要がなく、当該フィールドメモリを映像信号の変換用に専念させることができるようになる。
本発明にかかる画像処理回路および画像表示装置の実施の形態を、以下、図面を参照して説明する。
図1は、実施の形態にかかる画像表示装置のブロック図である。
図解した画像表示装置1は、大別すると、画像を表示する表示部2、表示部2に表示する画像の信号を処理する信号処理IC3、表示部2の表示用クロックCLKを生成するVCO(Voltage Controlled Oscillator)4、および、信号処理ICの処理に用いるフレームメモリとしてのDRAM5を有する。
図解した画像表示装置1は、大別すると、画像を表示する表示部2、表示部2に表示する画像の信号を処理する信号処理IC3、表示部2の表示用クロックCLKを生成するVCO(Voltage Controlled Oscillator)4、および、信号処理ICの処理に用いるフレームメモリとしてのDRAM5を有する。
表示部2は、LCDやプラズマディスプレイ等の固定画素を有する表示パネルであり、固有の解像度を有し、解像度に応じて要求する同期信号や表示クロックの周波数が異なる。
信号処理IC3は、入力した映像信号S1を処理する映像処理部6、入力したグラフィック信号に搬送された第1のグラフィック画像G1に画像変換等の処理を施すグラフィックス処理部7、グラフィックス処理部7で画像変換等を経て生成されたグラフィック画像G3を映像処理部6から出力された映像信号S2に混合する混合処理部8を有する。グラフィックス処理部7が、本発明の「画像処理回路」の一実施態様を構成する。
また、信号処理IC3内に、混合処理部8からの信号を表示部2に表示させるときの表示用水平同期信号SYNCh(周波数fh)および表示用垂直同期信号SYNCv(周波数fv)を発生させる表示用同期発生回路9、DRAM5の入出力インターフェイス(I/F)10、および、メモリバス11が設けられている。メモリバス11に、たとえばIP(Interlace-Progressive)変換やスケーリング(拡大縮小)など、フレームメモリのデータを用いて行う処理を実行する部分62および63が接続されている。このため、これらの処理の実行部62および63は、DRAMインターフェイス回路10を介して外部メモリ(DRAM)5とのデータのやり取りが可能である。
また、信号処理IC3内に、混合処理部8からの信号を表示部2に表示させるときの表示用水平同期信号SYNCh(周波数fh)および表示用垂直同期信号SYNCv(周波数fv)を発生させる表示用同期発生回路9、DRAM5の入出力インターフェイス(I/F)10、および、メモリバス11が設けられている。メモリバス11に、たとえばIP(Interlace-Progressive)変換やスケーリング(拡大縮小)など、フレームメモリのデータを用いて行う処理を実行する部分62および63が接続されている。このため、これらの処理の実行部62および63は、DRAMインターフェイス回路10を介して外部メモリ(DRAM)5とのデータのやり取りが可能である。
映像処理部6は、映像信号の入力回路61、IP変換回路62、拡大縮小回路63、YUV処理回路64、および、RGB処理回路65を有する。
必要に応じてIP変換された入力映像信号S1は、拡大縮小回路63で、表示部2の解像度に適合した垂直サイズと水平サイズに変換され、YUV処理回路64で、YUVフォーマットでの画質調整、たとえば黒レベルやコントラストの調整が行われる。続くRGB処理回路65で、YUV映像信号がRGBのフォーマットに変換された後、ガンマ補正等の処理が施され、映像信号S2として混合処理部8に出力される。
必要に応じてIP変換された入力映像信号S1は、拡大縮小回路63で、表示部2の解像度に適合した垂直サイズと水平サイズに変換され、YUV処理回路64で、YUVフォーマットでの画質調整、たとえば黒レベルやコントラストの調整が行われる。続くRGB処理回路65で、YUV映像信号がRGBのフォーマットに変換された後、ガンマ補正等の処理が施され、映像信号S2として混合処理部8に出力される。
グラフィックス処理部7は、グラフィックス入力回路71、本発明の「補間回路」としての拡大縮小回路72、グラフィックス用表示プレーンの付加回路73、および、外部グラフィックス用の水平同期発生回路74を有する。水平同期発生回路74で発生した外部グラフィックス用の水平同期信号SYNChg(周波数fhg)は、当該画像表示装置1の外部に設けられた外部グラフィックス発生IC200の外部同期入力に供給される。外部グラフィックス発生IC200は、任意に選択して接続される既成のICであり、OSDまたはEPGの信号、ならびに、TEXT信号またはクローズドキャプション信号などに搬送された画像(第1のグラフィック画像G1)を発生させ、出力する装置である。
また、外部グラフィックス発生IC200の外部同期入力に、表示用同期発生回路9で発生した表示用の垂直同期信号SYNCv(周波数fv)が供給される。
外部グラフィックス発生IC200は、これら外部から入力した水平同期信号SYNChg、SYNCvに応じた周波数のグラフィックス表示クロックCLKgを生成し、グラフィックス入力回路71に出力する。
また、外部グラフィックス発生IC200の外部同期入力に、表示用同期発生回路9で発生した表示用の垂直同期信号SYNCv(周波数fv)が供給される。
外部グラフィックス発生IC200は、これら外部から入力した水平同期信号SYNChg、SYNCvに応じた周波数のグラフィックス表示クロックCLKgを生成し、グラフィックス入力回路71に出力する。
本実施の形態で、2つの同期信号のうち水平同期信号SYNChgの周波数fhgは、グラフィック画像の有効画像領域の垂直表示期間(有効ラインの全表示期間)が、表示部2の有効画像領域の垂直表示期間と同じとなるように設定されている。このため、外部グラフィックス発生IC200から出力される第1のグラフィック画像G1を、グラフィックス表示クロックCLKgを用いて表示部2に表示させると、第1のグラフィック画像G1のライン表示速度が、表示部2の有効画像領域の垂直サイズに適合したものとなる。
このようなライン表示速度の変更のために、水平同期発生回路74をグラフィックス専用に設け、そこで発生した外部グラフィックス用の水平同期信号SYNChgを外部グラフィックス発生IC200にフィードバックすることが、本実施の形態の大きな特徴の1つである。以下、この水平同期発生回路74の、より詳細な構成および動作について説明する。
図2に、グラフィックス用水平同期発生回路74の構成例を示す。
図解した水平同期発生回路74は、外部のVCO4から入力した表示用クロックCLKを入力し、そのパルス数を計数するカウンタ75、カウンタ75の計数値をリセットするリセット回路76、および、同期期間設定回路77を含む。リセット回路76は、一方の入力にカウンタ75の計数値が入力される比較器76Aと、比較器76Aの出力が一方の入力に接続され、他方の入力に表示用垂直同期信号SYNCvが供給されるオアゲート回路76Bとを有する。オアゲート回路76Bの出力はカウンタ75のリセット入力に接続されている。
図解した水平同期発生回路74は、外部のVCO4から入力した表示用クロックCLKを入力し、そのパルス数を計数するカウンタ75、カウンタ75の計数値をリセットするリセット回路76、および、同期期間設定回路77を含む。リセット回路76は、一方の入力にカウンタ75の計数値が入力される比較器76Aと、比較器76Aの出力が一方の入力に接続され、他方の入力に表示用垂直同期信号SYNCvが供給されるオアゲート回路76Bとを有する。オアゲート回路76Bの出力はカウンタ75のリセット入力に接続されている。
比較器76Aの他方の入力に、分周比設定回路78が接続されている。分周比設定回路78は、その機能を当該水平同期発生回路74内にもたせてもよいが、通常、図1で省略している信号処理IC3内の、あるいは、信号処理IC3の外部に設けられた画像表示装置1の全体の制御を行うマイクロコンピュータなどの制御回路の一機能(プログラム上の機能)として実現される。
図2に示す信号IDは、接続された外部グラフィックス発生IC200の識別信号を表している。この信号IDが検出されると、それに応じて、分周比設定回路78により分周比が設定される。分周比は、たとえば、表示部2の表示用水平同期信号SYNChの周波数fhと、その表示クロックCLKの周波数f0とに応じて決められ、比較器76Aに出力される。比較器76Aは、2つの入力を比較し、カウンタ75の計数値が分周比と同じになったときにパルスを出力する。このパルスは、オアゲート回路76Bを通ってカウンタ75のリセット入力に与えられ、その結果、カウンタ75がリセットされる。なお、オアゲート回路76Bは、表示部2の垂直同期信号SYNCvのパルスが入力されたときにもカウンタ75をリセットするように構成されていることから、フレーム表示の開始点でも同期がとられる。リセット後のカウンタ75は、以後入力される表示クロックCLKのパルス数を再び1から計数し始め、計数したパルス数が分周比と同じになったときに再びリセットされる。このようにカウンタ75は、1から分周比までの数値を繰り返し計数し、また、そのリセットごとにパルスを出力する。
このリセットごとに出力されるパルスは同期期間設定回路77に入力され、同期期間設定回路77によって、そのパルスの時間幅がグラフィック画像の水平同期期間に調整される。パルス時間幅調整後のパルス列は、外部同期用の水平同期信号SYNChgとして外部グラフィックス発生IC200に出力される。
前述したように、外部グラフィックス発生IC200は、同期信号SYNChgおよびSYNCvに応じてグラフィックス表示クロックCLKgを発生させ、また、とくに水平同期信号SYNChgの周波数fhgに対応して、出力する第1のグラフィック画像G1のライン表示速度を変更することができる。
図1に示すように、ライン表示速度が変更された第1のグラフィック画像G1は拡大縮小回路72に入力され、そこで所望のサイズの第2のグラフィック画像G2に変換される。その後、グラフィックス用表示プレーンの付加回路73で第2のグラフィック画像G2に表示プレーンが合成され、第3のグラフィック画像G3として混合処理部8に出力される。その後、前述したように、第3のグラフィック画像G3が、信号処理後の映像信号S2に搬送された画像と混合処理部8で混合され、混合後の画像が表示部2で表示される。
図1に示すように、ライン表示速度が変更された第1のグラフィック画像G1は拡大縮小回路72に入力され、そこで所望のサイズの第2のグラフィック画像G2に変換される。その後、グラフィックス用表示プレーンの付加回路73で第2のグラフィック画像G2に表示プレーンが合成され、第3のグラフィック画像G3として混合処理部8に出力される。その後、前述したように、第3のグラフィック画像G3が、信号処理後の映像信号S2に搬送された画像と混合処理部8で混合され、混合後の画像が表示部2で表示される。
表示部2で表示可能な信号の有効画像領域の一例を図3(B)に示す。また、図3(A)に、図3(B)の有効画像領域と垂直表示期間(有効ラインの全表示期間)が一致するように調整されたグラフィック信号(第1のグラフィック画像G1)の有効画像領域の一例を示す。
ここで、図3(A)に示す有効画像領域202は、図6(A)に示す本発明適用前の有効画像領域201と比較すると、有効ライン数は500ラインと同数である。ところが、本発明適用後の有効画像領域202のライン表示速度が、本発明適用前の有効画像領域201のライン表示速度より遅く調整され、その結果、有効画像領域202の有効ラインの全表示期間が、表示部2の有効ラインの全表示期間と同じになっている。
ここで、図3(A)に示す有効画像領域202は、図6(A)に示す本発明適用前の有効画像領域201と比較すると、有効ライン数は500ラインと同数である。ところが、本発明適用後の有効画像領域202のライン表示速度が、本発明適用前の有効画像領域201のライン表示速度より遅く調整され、その結果、有効画像領域202の有効ラインの全表示期間が、表示部2の有効ラインの全表示期間と同じになっている。
以下、このようなライン表示期間を合わせるための分周比の設定手法を、具体的な数値を例示して説明する。
図3(B)に示す表示部2はワイドXGA仕様であり、全画素数が1656ドット×966ライン、有効画像領域の画素数が1366ドット×768ラインとなっている。1フレームを表示させるための垂直同期信号SYNCvの周波数fvが50Hzであることから、表示クロックCLKの周波数f0は80MHzほど必要で、このとき表示用水平同期信号SYNChの周波数fhは48.3kHzとなる。
ワイドXGAで768ラインを表示させる時間と同じ時間で、500ラインを表示させるためには、ライン表示速度をライン数の比率で低下させてグラフィック画像を表示させればよい。そのために必要な外部グラフィックス用の水平同期信号SYNChgの周波数fhgは、fhg=48.3kHz×(500/768)で求めることができ、fhg=31.45kHzとなる。
図3(B)に示す表示部2はワイドXGA仕様であり、全画素数が1656ドット×966ライン、有効画像領域の画素数が1366ドット×768ラインとなっている。1フレームを表示させるための垂直同期信号SYNCvの周波数fvが50Hzであることから、表示クロックCLKの周波数f0は80MHzほど必要で、このとき表示用水平同期信号SYNChの周波数fhは48.3kHzとなる。
ワイドXGAで768ラインを表示させる時間と同じ時間で、500ラインを表示させるためには、ライン表示速度をライン数の比率で低下させてグラフィック画像を表示させればよい。そのために必要な外部グラフィックス用の水平同期信号SYNChgの周波数fhgは、fhg=48.3kHz×(500/768)で求めることができ、fhg=31.45kHzとなる。
水平同期信号は、表示用のクロックCLKを分周して発生させるのが一般的であり、その点では、図1に示す表示用同期発生回路9と、外部グラフィックス用水平同期発生回路74は同じである。ところが、外部グラフィックス用水平同期発生回路74は、表示用同期発生回路9とは独自に分周比を設定できる。外部グラフィックス用水平同期発生回路74の分周比は、上述したライン表示期間を表示部2側と合わせるための分周比であることから、表示クロック周波数f0=80MHzを、上述した方法で求めたグラフィックス用水平同期周波数fhg=31.45kHzで割ることで得られる。つまり、必要な分周比は(80MHz)/(31.45kHz)=2544となる。
分周比設定回路78をマイクロコンピュータの一機能として実現した場合、マイクロコンピュータは、レジスタ制御により、入力した識別信号IDに応じたグラフィックスのライン表示期間を表示部2のライン表示期間と合わせるために必要な水平同期周波数fhgを算出する。また、マイクロコンピュータに、通常、表示クロックCLKが入力されていることから、その表示クロック周波数f0と、算出した水平同期周波数fhgとを用いて分周比が算出される。
算出された分周比は外部グラフィックス用水平同期発生回路74に入力され、そこで表示クロックCLKが分周されて、周波数fhg=31.45kHzの外部グラフィックス用水平同期信号SYNChgが生成される。
算出された分周比は外部グラフィックス用水平同期発生回路74に入力され、そこで表示クロックCLKが分周されて、周波数fhg=31.45kHzの外部グラフィックス用水平同期信号SYNChgが生成される。
このようにライン表示期間を合わせる処理の目的は、図1に示す拡大縮小回路72でメモリ使用量を減らすためである。
その目的に即して構成された拡大縮小回路72の構成例を、図4のブロック図に示す。なお、この構成例は、グラフィックス表示クロックCLKgの周波数fgを、取り扱いが容易な中間周波数、たとえば40MHzに変換し、この中間周波数で補間処理により画像の拡大縮小を行った後、中間周波数からさらに高い表示用周波数f0=80MHzに変換するものである。
その目的に即して構成された拡大縮小回路72の構成例を、図4のブロック図に示す。なお、この構成例は、グラフィックス表示クロックCLKgの周波数fgを、取り扱いが容易な中間周波数、たとえば40MHzに変換し、この中間周波数で補間処理により画像の拡大縮小を行った後、中間周波数からさらに高い表示用周波数f0=80MHzに変換するものである。
図解した拡大縮小回路72は、中間周波数へのクロック乗り換え部81、垂直拡大縮小部82、水平拡大縮小部83、表示用周波数へのクロック乗換え部84、クロック乗り換えおよび垂直拡大縮小のためのラインメモリ85、および、クロック乗り換えのためのラインメモリ86を有する。なお、クロック乗り換え部81と84は機能を表示したブロックであり、必ずしもハードウエアで構成させる必要はない。また、ラインメモリ85は、垂直拡大縮小回路82がキュービック関数を用いたライン間のデータ補間を行うことを前提としていることに対応して4ライン構成となっているが、そのライン数は用いる補間方法に応じて決められる。
ライン表示速度が変更された第1のグラフィック画像G1は最初の4ライン分のデータがラインメモリ85に入力され、一時的に蓄積される。垂直拡大縮小回路82は、その蓄積された4ラインデータを適宜読み出して、1ライン分のデータをキュービック補間により新たに生成する。たとえば、図3(A)に示す例では、最終的な表示周波数f0=80MHzでは768ライン表示可能な領域に500ラインしかデータがない状態であるため、数ラインおきに等間隔で新たなラインを合計268ライン補間により生成する必要がある。この例では、おおよそ2ラインおきに1ラインを生成し、一般に、このとき生成するライン位置に表示画面上で隣接する上側2ラインと下側2ラインが用いられる。
この1ラインのデータ生成を1つの処理サイクルとすると、1フレームの垂直補間で、処理サイクルが268サイクル実行される。この間、ラインメモリ85は1処理サイクル終了ごとに順次2ラインずつ、蓄積するラインデータを先入れ先出し方式で変更する。
ラインメモリ85を、たとえば2ポートのSRAMで構成した場合、このラインメモリ85へのデータ書き込みとデータ読み出しを非同期で行うことができ、その間にクロック乗り換えが実行できる。つまり、第1のグラフィック画像G1とともに送られてきたグラフィックス表示クロックCLKg(周波数fg=31.25MHz)で書き込み動作を行うが、読み出し時には、別に生成した中間周波数40MHzを用いる。なお、中間周波数40MHzは、通常、表示部2の表示クロックCLKを分周して生成されるが、その分周回路は図示を省略している。
ラインメモリ85を、たとえば2ポートのSRAMで構成した場合、このラインメモリ85へのデータ書き込みとデータ読み出しを非同期で行うことができ、その間にクロック乗り換えが実行できる。つまり、第1のグラフィック画像G1とともに送られてきたグラフィックス表示クロックCLKg(周波数fg=31.25MHz)で書き込み動作を行うが、読み出し時には、別に生成した中間周波数40MHzを用いる。なお、中間周波数40MHzは、通常、表示部2の表示クロックCLKを分周して生成されるが、その分周回路は図示を省略している。
生成された新たなラインデータを含む、たとえば768ラインのデータは、ラインごとに順次、水平拡大縮小回路83に送られ、ここでライン内データのキュービック補間により新たな画素数のラインデータに変換される。たとえば図3の例では、1ラインが480ドットのラインデータを用いて、1ラインが1366ドットの新たなラインデータが生成される。このデータ生成では隣接するラインデータは用いられないことから、水平拡大縮小回路83にラインメモリが設けられていない。
この水平補間後のラインデータに対し、たとえば2ポートSRAMで構成された1つのラインメモリ86への書き込みと読み出しが行われる。このとき書き込みを中間周波数40MHzで行い、読み出しを周波数80MHzで行う非同期動作により、中間周波数クロックから表示用クロックへの乗り換えができる(クロック乗換え部84)。なお、中間周波数クロックを用いずに、80MHzで垂直および水平の拡大縮小処理ができる場合、このクロック乗換え部84とラインメモリ86は省略することが可能である。
このようなサイズ変更処理により、拡大縮小回路72からは、たとえば1366ドット×768ラインの最大画像有効領域を有する第2のグラフィック画像G2が出力され、この画像G2に表示プレーンが合成され、さらに映像信号S2と混合された後、表示部2に送られて表示される。これらの処理を行うグラフィックス用表示プレーンの付加回路73および混合処理部8は、表示部2と同じクロック周波数f0=80MHzで駆動される。
このような構成の拡大縮小回路72は、入力する第1のグラフィック画像G1のライン表示速度が表示部2の垂直サイズに合わせて遅くされているため、隣接する数ラインを用いて順次、垂直の拡大縮小処理が実行できる。そのため、必要なメモリが、2段階のクロック乗り換えの場合に必要な1ラインを加えても数ライン(本例では合計5ライン)分のラインメモリだけですむ。
したがって、本実施の形態では、従来のように1フレーム分の画像データを一端蓄積する必要がなく、グラフィックス処理にフレームメモリが不要である。このため、図1に示すように、グラフィックス用の拡大縮小回路72をメモリバス11に接続していない。
また、フレームメモリに代えてラインメモリ構成とした場合のように、数百ライン分の大規模なラインメモリを設ける必要もない。
さらに、図1に示すDRAM(フレームメモリ)11を、映像信号のフォーマット変換、すなわちIP変換や拡大縮小の画像変換用の専用メモリとして用いることができ、そのメモリバンド幅を、映像信号のフォーマット変換に適した値に設定できる。その結果、映像信号のフォーマット変換の処理速度を高く維持できる。
また、フレームメモリに代えてラインメモリ構成とした場合のように、数百ライン分の大規模なラインメモリを設ける必要もない。
さらに、図1に示すDRAM(フレームメモリ)11を、映像信号のフォーマット変換、すなわちIP変換や拡大縮小の画像変換用の専用メモリとして用いることができ、そのメモリバンド幅を、映像信号のフォーマット変換に適した値に設定できる。その結果、映像信号のフォーマット変換の処理速度を高く維持できる。
1…画像表示装置、2…表示部(または表示装置)、3…信号処理IC、4…VCO、5…DRAM(フレームメモリ)、6…映像処理部、7…グラフィックス処理部、8…混合処理部、9…表示用同期発生回路、72…グラフィックス用の拡大縮小回路、74…外部グラフィックス用水平同期発生回路、75…カウンタ、76…リセット回路、77…同期期間設定回路、78…分周比設定回路、81,84…クロック乗換え部、82…垂直拡大縮小部、83…水平拡大縮小部、85…補間用ラインメモリ、86…クロック乗り換え用ラインメモリ、200…外部グラフィックス発生IC(外部グラフィックス発生装置)、SYNCh…水平同期信号、SYNCv…垂直同期信号、CLK…表示部の表示用クロック、CLKg…グラフィックス表示用クロック、f0…表示部の表示用クロック周波数、fh…表示部の水平同期周波数、fhg…グラフィックス用水平同期周波数、fv…表示部の垂直同期周波数、G1…第1のグラフィック画像、G2…第2のグラフィック画像、S2…処理後の映像信号
Claims (13)
- 入力した第1のグラフィック画像を、異なる有効ライン数の第2のグラフィック画像に変換する処理を行う画像処理回路であって、
接続された外部グラフィックス発生装置が発生させる前記第1のグラフィック画像で予め決められた水平同期信号と異なる周波数の新たな水平同期信号を発生させ、発生させた水平同期信号を前記外部グラフィックス発生装置の外部同期入力に与え、当該外部グラフィックス発生装置から出力される第1のグラフィック画像のライン表示速度を、前記第2のグラフィック画像を表示させる画像表示装置の有効画像領域の垂直サイズに適合した速度に変更させる水平同期発生回路と、
前記ライン表示速度が変更された第1のグラフィック画像を入力し、補間によりライン数を増減して前記第2のグラフィック画像を生成する補間回路と、
を有する画像処理回路。 - 前記水平同期発生回路は、前記第2のグラフィック画像を表示させる表示装置の表示用クロックを入力し、入力した表示用クロックを、当該表示用クロックの周波数と、前記外部グラフィックス発生装置で予め決められた第1のグラフィック画像の水平同期信号の周波数とに応じて決まる分周比で分周し、外部同期用の前記新たな水平同期信号を発生させる
請求項1に記載の画像処理回路。 - 前記水平同期発生回路は、
前記表示装置の表示用クロックを入力しパルス数を係数するカウンタと、
カウンタの計数値が前記分周比に応じた値に達したときに、当該カウンタをリセットするリセット回路と、
前記カウンタのリセットごとに出力されるパルスを入力し、入力したパルスの時間幅を前記外部同期用の水平同期信号に必要な同期期間に調整して出力する同期期間設定回路と、
を有する請求項2に記載の画像処理回路。 - 映像信号を入力し信号処理を施す映像処理部と、
グラフィック信号を入力し信号処理を施すグラフィックス処理部と、
それぞれ信号処理された前記映像信号および前記グラフィック信号を入力し、グラフィック信号を映像信号と混合する混合処理部とを有し、
前記グラフィックス処理部内に画像処理回路が設けられ、
当該画像処理回路は、前記水平同期発生回路および前記補間回路を備え、前記外部グラフィックス発生装置により発生した前記第1のグラフィック画像を、前記映像信号の画面内で所望のサイズの前記第2のグラフィック画像に変換する
請求項1に記載の画像処理回路。 - 前記水平同期発生回路は、前記第2のグラフィック画像を表示させる表示装置の表示用クロックを入力し、入力した表示用クロックを、当該表示用クロックの周波数と、前記外部グラフィックス発生装置で予め決められた第1のグラフィック画像の水平同期信号の周波数とに応じて決まる分周比で分周し、外部同期用の前記新たな水平同期信号を発生させる
請求項4に記載の画像処理回路。 - 前記外部グラフィックス発生装置が接続されたことを検出し、当該外部グラフィックス発生装置に応じた前記分周比を設定する分周比設定回路を、さらに有する
請求項5に記載の画像処理回路。 - 前記映像信号の水平同期信号および垂直同期信号を発生させ、発生させた水平同期信号を前記表示装置に出力し、発生させた垂直同期信号を表示装置と前記外部グラフィックス発生装置に出力する映像表示用の同期発生回路をさらに有する
請求項5に記載の画像処理回路。 - 前記補間回路が垂直と水平の補間を行うことにより発生される前記第2のグラフィック画像が、前記映像信号の画面と同じ有効ライン数と有効ライン長を有する最大有効画像サイズに規定されている
請求項1に記載の画像処理回路。 - 入力した信号に応じた画像を表示する表示部を有する画像表示装置であって、
前記映像信号を入力し信号処理を施す映像処理部と、
グラフィック信号を入力し信号処理を施すグラフィックス処理部と、
それぞれ信号処理された前記映像信号および前記グラフィック信号を入力し、グラフィック信号を映像信号と混合し、混合画像の信号を前記表示部に出力する混合処理部と、
前記表示部に供給する表示用の水平同期信号および垂直同期信号を発生させる表示用同期発生回路と、をさらに有し、
前記グラフィックス処理部に、入力した第1のグラフィック画像を、異なる有効ライン数の第2のグラフィック画像に変換する処理を行う画像処理回路が設けられ、
前記画像処理回路が、
接続された外部グラフィックス発生装置が発生させる前記第1のグラフィック画像で予め決められた水平同期信号と異なる周波数の新たな水平同期信号を、前記表示用同期発生回路からの水平同期信号に応じて発生させ、発生させた水平同期信号を前記外部グラフィックス発生装置の外部同期入力に与え、当該外部グラフィックス発生装置から出力される第1のグラフィック画像のライン表示速度を、前記表示部の有効画像領域の垂直サイズに適合した速度に変更させる水平同期発生回路と、
前記ライン表示速度が変更された第1のグラフィック画像を入力し、補間によりライン数を増減して前記第2のグラフィック画像を生成し前記混合処理部に出力する補間回路と、
を有する画像表示装置。 - 前記水平同期発生回路は、前記表示部の表示用クロックを入力し、入力した表示用クロックを、当該表示用クロックの周波数と、前記外部グラフィックス発生装置で予め決められた第1のグラフィック画像の水平同期信号の周波数とに応じて決まる分周比で分周し、外部同期用の前記新たな水平同期信号を発生させる
請求項9に記載の画像表示装置。 - 前記水平同期発生回路は、
前記表示部の表示用クロックを入力しパルス数を係数するカウンタと、
カウンタの計数値が前記分周比に応じた値に達したときに、当該カウンタをリセットするリセット回路と、
前記カウンタのリセットごとに出力されるパルスを入力し、入力したパルスの時間幅を前記外部同期用の水平同期信号に必要な同期期間に調整して出力する同期期間設定回路と、
を有する請求項10に記載の画像表示装置。 - 前記外部グラフィックス発生装置が接続されたことを検出し、当該外部グラフィックス発生装置に応じた前記分周比を設定する分周比設定回路を、さらに有する
請求項10に記載の画像表示装置。 - 前記補間回路が垂直と水平の補間を行うことにより発生される前記第2のグラフィック画像が、前記映像信号の画面と同じ有効ライン数と有効ライン長を有する最大有効画像サイズに規定されている
請求項9に記載の画像表示装置。
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