JPH07271322A - 電圧変換回路 - Google Patents
電圧変換回路Info
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- JPH07271322A JPH07271322A JP6058411A JP5841194A JPH07271322A JP H07271322 A JPH07271322 A JP H07271322A JP 6058411 A JP6058411 A JP 6058411A JP 5841194 A JP5841194 A JP 5841194A JP H07271322 A JPH07271322 A JP H07271322A
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- G05F1/10—Regulating voltage or current
- G05F1/46—Regulating voltage or current wherein the variable actually regulated by the final control device is dc
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Abstract
(57)【要約】
【目的】外部端子に印加されるサージ電圧から内部回路
を保護するための保護素子を設けられた電圧変換回路に
おいて、内部回路を正常に動作させることができ、所望
する複数種類の出力電圧を安定に得ることを特徴とす
る。 【構成】入力電圧から一定電圧を出力する定電圧出力回
路14と、この定電圧出力回路14の出力電圧を昇圧する昇
圧回路17と、クロック信号のレベルシフトを行うレベル
シフタ回路15と、上記入力電圧のノードと上記昇圧回路
の昇圧電圧のノードのうち最も大きな値の昇圧電圧が出
力されるノードとの間に挿入され、ダイオードとして働
くPチャネルMOSトランジスタ29とから構成されてい
る。
を保護するための保護素子を設けられた電圧変換回路に
おいて、内部回路を正常に動作させることができ、所望
する複数種類の出力電圧を安定に得ることを特徴とす
る。 【構成】入力電圧から一定電圧を出力する定電圧出力回
路14と、この定電圧出力回路14の出力電圧を昇圧する昇
圧回路17と、クロック信号のレベルシフトを行うレベル
シフタ回路15と、上記入力電圧のノードと上記昇圧回路
の昇圧電圧のノードのうち最も大きな値の昇圧電圧が出
力されるノードとの間に挿入され、ダイオードとして働
くPチャネルMOSトランジスタ29とから構成されてい
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は入力電圧から値が異な
るいくつかの電圧を発生する電圧変換回路に係り、特に
集積回路に内蔵される電圧変換回路に関する。
るいくつかの電圧を発生する電圧変換回路に係り、特に
集積回路に内蔵される電圧変換回路に関する。
【0002】
【従来の技術】電子式卓上計算機(電卓)や電子手帳等
のような小型事務機の分野では、低消費電力化や機器の
小型化を図る目的で、一般に液晶表示装置を用いて表示
が行われている。また、長寿命化を図るために液晶表示
装置は交流信号によって表示駆動されている。この交流
駆動のためには値が異なる複数種類の電圧が必要であ
り、このような複数種類の電圧は電圧変換回路によって
1つの電源電圧から形成されるのが一般的である。
のような小型事務機の分野では、低消費電力化や機器の
小型化を図る目的で、一般に液晶表示装置を用いて表示
が行われている。また、長寿命化を図るために液晶表示
装置は交流信号によって表示駆動されている。この交流
駆動のためには値が異なる複数種類の電圧が必要であ
り、このような複数種類の電圧は電圧変換回路によって
1つの電源電圧から形成されるのが一般的である。
【0003】図4はこの種の用途に使用される集積化さ
れた従来の電圧変換回路のブロック図である。この例で
は、電池11の出力電圧VDDを用いて4種類の値が異な
る電圧Vreg(VLC1)、VLC2、VLC3及び
VLC4を形成するための電圧変換回路が示されてい
る。電池11の高電位側の電圧VDD及び基準電位側の電
圧GNDは外部端子12、13を介して、この電圧変換回路
が内蔵されている集積回路に供給される。集積回路内で
は定電圧出力回路14により、上記電圧VDDからそれよ
りも値が小さい一定値の電圧Vreg(VLC1)が発
生される。また、上記電圧VDDはレベルシフタ回路15
に入力される。このレベルシフタ回路15には上記電圧V
DDの他に後述する昇圧回路で発生される電圧のうち最
も値が大きいVLC4及び外部端子16を介して集積回路
の外部から供給されるクロック信号CK1が入力され
る。このレベルシフタ回路15は、上記クロック信号CK
1の高レベル側をVDDレベルからVLC4レベルにレ
ベルシフトしてVLC4とGNDとの間の振幅を持つク
ロック信号CK2を出力する。上記レベルシフタ回路15
によってレベルシフトされたクロック信号CK2は上記
電圧Vregと共に昇圧回路17に供給される。この昇圧
回路17は、上記電圧Vregを2倍、3倍及び4倍に順
次昇圧してそれぞれ値が異なる3種類の昇圧電圧VLC
2、VLC3及びVLC4を発生する。上記昇圧回路17
はキャパシタを用いた良く知られたキャパシタカップリ
ング方式の昇圧回路であり、外部端子18〜21にそれぞれ
図示しないキャパシタが接続されることによって所望す
る昇圧電圧が得られる。なお、クロック信号CK2は昇
圧時の動作を制御するため同期信号として使用される。
れた従来の電圧変換回路のブロック図である。この例で
は、電池11の出力電圧VDDを用いて4種類の値が異な
る電圧Vreg(VLC1)、VLC2、VLC3及び
VLC4を形成するための電圧変換回路が示されてい
る。電池11の高電位側の電圧VDD及び基準電位側の電
圧GNDは外部端子12、13を介して、この電圧変換回路
が内蔵されている集積回路に供給される。集積回路内で
は定電圧出力回路14により、上記電圧VDDからそれよ
りも値が小さい一定値の電圧Vreg(VLC1)が発
生される。また、上記電圧VDDはレベルシフタ回路15
に入力される。このレベルシフタ回路15には上記電圧V
DDの他に後述する昇圧回路で発生される電圧のうち最
も値が大きいVLC4及び外部端子16を介して集積回路
の外部から供給されるクロック信号CK1が入力され
る。このレベルシフタ回路15は、上記クロック信号CK
1の高レベル側をVDDレベルからVLC4レベルにレ
ベルシフトしてVLC4とGNDとの間の振幅を持つク
ロック信号CK2を出力する。上記レベルシフタ回路15
によってレベルシフトされたクロック信号CK2は上記
電圧Vregと共に昇圧回路17に供給される。この昇圧
回路17は、上記電圧Vregを2倍、3倍及び4倍に順
次昇圧してそれぞれ値が異なる3種類の昇圧電圧VLC
2、VLC3及びVLC4を発生する。上記昇圧回路17
はキャパシタを用いた良く知られたキャパシタカップリ
ング方式の昇圧回路であり、外部端子18〜21にそれぞれ
図示しないキャパシタが接続されることによって所望す
る昇圧電圧が得られる。なお、クロック信号CK2は昇
圧時の動作を制御するため同期信号として使用される。
【0004】ところで、上記昇圧回路17で昇圧動作を行
わせるためには集積回路にキャパシタを外付けする必要
があり、そのために外部端子18〜21が設けられている。
しかし、集積回路に設けられた外部端子には静電圧等の
サージ電圧が印加される恐れがあることが知られてい
る。上記外部端子18〜21は集積回路内の内部素子、例え
ば昇圧回路17内のトランジスタ等に直接に接続されてい
るため、これらの外部端子18〜21に上記のようなサージ
電圧が印加されると昇圧回路17を始めとする内部回路が
破壊されることがある。このため、集積回路内部におい
て上記外部端子18〜21に、上記のようなサージ電圧から
内部回路を保護するための保護素子が接続されている。
能動素子としてMOSトランジスタを使用するMOS型
集積回路では、このような保護素子として例えば図に示
すようにPチャネルMOSトランジスタ22〜24及びNチ
ャネルMOSトランジスタ25〜28が用いられる。これら
各MOSトランジスタはPチャネルMOSトランジスタ
22及びNチャネルMOSトランジスタ25で例示するよう
に、等価的にそれぞれダイオードとして働く。
わせるためには集積回路にキャパシタを外付けする必要
があり、そのために外部端子18〜21が設けられている。
しかし、集積回路に設けられた外部端子には静電圧等の
サージ電圧が印加される恐れがあることが知られてい
る。上記外部端子18〜21は集積回路内の内部素子、例え
ば昇圧回路17内のトランジスタ等に直接に接続されてい
るため、これらの外部端子18〜21に上記のようなサージ
電圧が印加されると昇圧回路17を始めとする内部回路が
破壊されることがある。このため、集積回路内部におい
て上記外部端子18〜21に、上記のようなサージ電圧から
内部回路を保護するための保護素子が接続されている。
能動素子としてMOSトランジスタを使用するMOS型
集積回路では、このような保護素子として例えば図に示
すようにPチャネルMOSトランジスタ22〜24及びNチ
ャネルMOSトランジスタ25〜28が用いられる。これら
各MOSトランジスタはPチャネルMOSトランジスタ
22及びNチャネルMOSトランジスタ25で例示するよう
に、等価的にそれぞれダイオードとして働く。
【0005】このような構成の従来回路において、昇圧
回路17の動作の安定時に、電圧VLC4、VDD、Vr
egの間に、VLC4>VDD>Vregのような大小
関係が存在するときの動作を説明する。ここでは3Vの
電池を使用する電卓、電子手帳等のような小型事務機を
想定し、Vregが1.5V、VLC4が6V(1.5
V×4)、VDDが3V、レベルシフタ回路15の最低動
作保証電圧(以下、VDDmin と称する)が1.2V、
ダイオードの順方向電圧(以下、VFと称する)が0.
5Vとして説明する。上記従来回路で、昇圧回路17が昇
圧動作を開始した直後の初期状態ではVLC4よりもV
regの方が高い状態となり、PチャネルMOSトラン
ジスタ22を介してVregのノードからVLC4のノー
ドに順方向電流が流れ、VLC4のノードに初期電圧が
与えられる。
回路17の動作の安定時に、電圧VLC4、VDD、Vr
egの間に、VLC4>VDD>Vregのような大小
関係が存在するときの動作を説明する。ここでは3Vの
電池を使用する電卓、電子手帳等のような小型事務機を
想定し、Vregが1.5V、VLC4が6V(1.5
V×4)、VDDが3V、レベルシフタ回路15の最低動
作保証電圧(以下、VDDmin と称する)が1.2V、
ダイオードの順方向電圧(以下、VFと称する)が0.
5Vとして説明する。上記従来回路で、昇圧回路17が昇
圧動作を開始した直後の初期状態ではVLC4よりもV
regの方が高い状態となり、PチャネルMOSトラン
ジスタ22を介してVregのノードからVLC4のノー
ドに順方向電流が流れ、VLC4のノードに初期電圧が
与えられる。
【0006】しかし、上記のような保護素子が設けられ
ていることにより次のような問題が発生する。図5はレ
ベルシフタ回路15の入力波形(CK1)と、昇圧回路17
の昇圧動作が安定した後のレベルシフタ回路15からの出
力波形(CK2)を示している。また、図6は昇圧回路
17が昇圧動作を開始した直後の初期状態における入力波
形(CK1)を、電圧VDD、VLC4、Vreg及び
VDDmin と共に示したものである。図6に示されるよ
うに、初期状態では、VLC4はVregの電位よりも
低く、前記のようにVregのノードからVLC4のノ
ードに順方向電流が流れる。このとき、VLC4のノー
ドの電位は、1.5VのVregからダイオードのVF
分の0.5Vだけ低い1Vとなる。従って、電源投入時
等のように、VLC4(=Vreg−VF)の値がレベ
ルシフタ回路15のVDDmin よりも低くなる条件の下で
動作するような場合に、レベルシフタ回路15は動作せ
ず、このレベルシフタ回路15からの出力クロック信号C
K2で動作が制御される昇圧回路17も動作しなくなる。
ていることにより次のような問題が発生する。図5はレ
ベルシフタ回路15の入力波形(CK1)と、昇圧回路17
の昇圧動作が安定した後のレベルシフタ回路15からの出
力波形(CK2)を示している。また、図6は昇圧回路
17が昇圧動作を開始した直後の初期状態における入力波
形(CK1)を、電圧VDD、VLC4、Vreg及び
VDDmin と共に示したものである。図6に示されるよ
うに、初期状態では、VLC4はVregの電位よりも
低く、前記のようにVregのノードからVLC4のノ
ードに順方向電流が流れる。このとき、VLC4のノー
ドの電位は、1.5VのVregからダイオードのVF
分の0.5Vだけ低い1Vとなる。従って、電源投入時
等のように、VLC4(=Vreg−VF)の値がレベ
ルシフタ回路15のVDDmin よりも低くなる条件の下で
動作するような場合に、レベルシフタ回路15は動作せ
ず、このレベルシフタ回路15からの出力クロック信号C
K2で動作が制御される昇圧回路17も動作しなくなる。
【0007】このような不都合が生じないようにするた
めには、定電圧出力回路14の出力電圧Vregを1.5
Vよりも高く設定すれば良い。しかし、広範囲な入力電
圧の下で、例えばVDDの値が1.8V〜3.3Vの範
囲で動作可能とするためには、定電圧出力回路14の出力
電圧Vregとしては1.5V程度に設定せざるを得な
い。Vregの値をこれよりも高く設定すれば入力電圧
が制限され、汎用性を失うことになる。また、Vreg
の値は昇圧電圧VCL2、VCL3、VCL4の値との
兼合もある。
めには、定電圧出力回路14の出力電圧Vregを1.5
Vよりも高く設定すれば良い。しかし、広範囲な入力電
圧の下で、例えばVDDの値が1.8V〜3.3Vの範
囲で動作可能とするためには、定電圧出力回路14の出力
電圧Vregとしては1.5V程度に設定せざるを得な
い。Vregの値をこれよりも高く設定すれば入力電圧
が制限され、汎用性を失うことになる。また、Vreg
の値は昇圧電圧VCL2、VCL3、VCL4の値との
兼合もある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このように昇圧によっ
て複数の電圧を得る従来の電圧変換回路では、外部端子
に印加されるサージ電圧から内部回路を保護するために
保護素子を設ける必要があり、この保護素子の存在によ
り、昇圧電圧の値によっては内部回路が正常に動作しな
くなく可能性があり、この場合には所望する複数種類の
出力電圧が得られなくなるという問題がある。
て複数の電圧を得る従来の電圧変換回路では、外部端子
に印加されるサージ電圧から内部回路を保護するために
保護素子を設ける必要があり、この保護素子の存在によ
り、昇圧電圧の値によっては内部回路が正常に動作しな
くなく可能性があり、この場合には所望する複数種類の
出力電圧が得られなくなるという問題がある。
【0009】この発明は上記のような事情を考慮してな
されたものであり、その目的は、外部端子に印加される
サージ電圧から内部回路を保護するための保護素子を設
けた場合に、昇圧電圧の値によらずに内部回路を正常に
動作させることができ、もって所望する複数種類の出力
電圧を安定に得ることができる電圧変換回路を提供する
ことである。
されたものであり、その目的は、外部端子に印加される
サージ電圧から内部回路を保護するための保護素子を設
けた場合に、昇圧電圧の値によらずに内部回路を正常に
動作させることができ、もって所望する複数種類の出力
電圧を安定に得ることができる電圧変換回路を提供する
ことである。
【0010】
【課題を解決するための手段】第1の発明の電圧変換回
路は、第1の電圧を受け、この第1の電圧よりも値が小
さくかつ一定値の第2の電圧を出力する定電圧出力回路
と、上記第2の電圧及び第1の同期信号を受け、第1の
同期信号に基づいて第2の電圧を昇圧する動作が制御さ
れ、第2の電圧よりも値が大きい少なくとも1つの電圧
を出力する昇圧回路と、上記第1の電圧を一方の論理レ
ベルとする第2の同期信号及び上記昇圧回路の昇圧電圧
のうち最も大きな値の昇圧電圧を受け、この第2の同期
信号の一方の論理レベルをシフトすることによって上記
第1の同期信号を発生するレベルシフタ回路と、上記第
1の電圧のノードと上記昇圧回路の昇圧電圧のノードの
うち最も大きな値の昇圧電圧が出力されるノードとの間
に挿入された単一方向導電性素子とを具備したことを特
徴とする。
路は、第1の電圧を受け、この第1の電圧よりも値が小
さくかつ一定値の第2の電圧を出力する定電圧出力回路
と、上記第2の電圧及び第1の同期信号を受け、第1の
同期信号に基づいて第2の電圧を昇圧する動作が制御さ
れ、第2の電圧よりも値が大きい少なくとも1つの電圧
を出力する昇圧回路と、上記第1の電圧を一方の論理レ
ベルとする第2の同期信号及び上記昇圧回路の昇圧電圧
のうち最も大きな値の昇圧電圧を受け、この第2の同期
信号の一方の論理レベルをシフトすることによって上記
第1の同期信号を発生するレベルシフタ回路と、上記第
1の電圧のノードと上記昇圧回路の昇圧電圧のノードの
うち最も大きな値の昇圧電圧が出力されるノードとの間
に挿入された単一方向導電性素子とを具備したことを特
徴とする。
【0011】第2の発明の電圧変換回路は、第1の電圧
を受け、この第1の電圧よりも値が小さくかつ一定値の
第2の電圧を出力する第1の定電圧出力回路と、上記第
2の電圧及び第1の同期信号を受け、第1の同期信号に
基づいて第2の電圧を昇圧する動作が制御され、第2の
電圧よりも値が大きい少なくとも1つの電圧を出力する
昇圧回路と、上記第1の電圧を一方の論理レベルとする
第2の同期信号及び上記昇圧回路の昇圧電圧のうち最も
大きな値の昇圧電圧を受け、この第2の同期信号の一方
の論理レベルをシフトすることによって上記第1の同期
信号を発生するレベルシフタ回路と、上記第1の電圧を
受け、この第1の電圧よりも値が小さくかつ上記第2の
電圧よりは値が大きい一定値の第3の電圧を出力する第
2の定電圧出力回路と、上記第3の電圧のノードと上記
昇圧回路の昇圧電圧のうち最も大きな値の昇圧電圧が出
力されるノードとの間に挿入された単一方向導電性素子
とを具備したことを特徴とする。
を受け、この第1の電圧よりも値が小さくかつ一定値の
第2の電圧を出力する第1の定電圧出力回路と、上記第
2の電圧及び第1の同期信号を受け、第1の同期信号に
基づいて第2の電圧を昇圧する動作が制御され、第2の
電圧よりも値が大きい少なくとも1つの電圧を出力する
昇圧回路と、上記第1の電圧を一方の論理レベルとする
第2の同期信号及び上記昇圧回路の昇圧電圧のうち最も
大きな値の昇圧電圧を受け、この第2の同期信号の一方
の論理レベルをシフトすることによって上記第1の同期
信号を発生するレベルシフタ回路と、上記第1の電圧を
受け、この第1の電圧よりも値が小さくかつ上記第2の
電圧よりは値が大きい一定値の第3の電圧を出力する第
2の定電圧出力回路と、上記第3の電圧のノードと上記
昇圧回路の昇圧電圧のうち最も大きな値の昇圧電圧が出
力されるノードとの間に挿入された単一方向導電性素子
とを具備したことを特徴とする。
【0012】
【作用】第1の発明の電圧変換回路では、動作開始の初
期状態のときに、単一方向導電性素子を介して第1の電
圧のノードから昇圧回路の昇圧電圧のノードのうち最も
大きな値の昇圧電圧が出力されるノードに電流が流れ、
大きな値の昇圧電圧が出力されるノードの初期値が第1
の電圧によって設定される。
期状態のときに、単一方向導電性素子を介して第1の電
圧のノードから昇圧回路の昇圧電圧のノードのうち最も
大きな値の昇圧電圧が出力されるノードに電流が流れ、
大きな値の昇圧電圧が出力されるノードの初期値が第1
の電圧によって設定される。
【0013】第2の発明の電圧変換回路では、動作開始
の初期状態のときに、単一方向導電性素子を介して第2
の定電圧出力回路の出力電圧である第3の電圧のノード
から昇圧回路の昇圧電圧のノードのうち最も大きな値の
昇圧電圧が出力されるノードに電流が流れ、大きな値の
昇圧電圧が出力されるノードの初期値が第3の電圧によ
って設定される。
の初期状態のときに、単一方向導電性素子を介して第2
の定電圧出力回路の出力電圧である第3の電圧のノード
から昇圧回路の昇圧電圧のノードのうち最も大きな値の
昇圧電圧が出力されるノードに電流が流れ、大きな値の
昇圧電圧が出力されるノードの初期値が第3の電圧によ
って設定される。
【0014】
【実施例】以下、図面を参照してこの発明を実施例によ
り説明する。図1はこの発明に係る電圧変換回路の第1
の実施例による構成を示すブロック図である。前記図4
の従来回路の場合と同様に、この実施例回路も集積回路
に内蔵されており、さらに電池の出力電圧VDDを用い
て4種類の値が異なる電圧Vreg(VLC1)、VL
C2、VLC3及びVLC4を形成する電圧変換回路の
例である。なお、図4の従来回路と対応する箇所には同
じ符号を付して説明を行う。電池11の高電位側の電圧V
DD及び基準電位側の電圧GNDは外部端子12、13を介
して、この実施例の電圧変換回路が内蔵されている集積
回路に供給される。集積回路内では定電圧出力回路14に
より、上記電圧VDDからそれよりも値が小さい一定値
の電圧Vreg(VLC1)が発生される。上記電圧V
DDはレベルシフタ回路15にも入力される。レベルシフ
タ回路15にはこの電圧VDDの他に後述する昇圧回路で
発生される昇圧電圧のうち最も値が大きい電圧VLC4
及び外部端子16を介して集積回路の外部から供給される
クロック信号CK1が入力される。レベルシフタ回路15
は、上記クロック信号CK1の高レベル側をVDDレベ
ルからVLC4レベルにレベルシフトしてVLC4とG
NDとの間の振幅を持つクロック信号CK2を出力す
る。レベルシフタ回路15によってレベルシフトされたク
ロック信号CK2は上記電圧Vregと共に昇圧回路17
に供給される。昇圧回路17は、上記電圧Vregを2
倍、3倍及び4倍に順次昇圧してそれぞれ値が異なる3
種類の昇圧電圧VLC2、VLC3及びVLC4を発生
する。昇圧回路17はキャパシタカップリング方式の昇圧
回路であり、外部端子18〜21にそれぞれ図示しないキャ
パシタが接続されることによって所望する昇圧電圧が得
られる。また、上記クロック信号CK2は昇圧時に昇圧
回路17の動作を制御するための同期信号として使用され
る。
り説明する。図1はこの発明に係る電圧変換回路の第1
の実施例による構成を示すブロック図である。前記図4
の従来回路の場合と同様に、この実施例回路も集積回路
に内蔵されており、さらに電池の出力電圧VDDを用い
て4種類の値が異なる電圧Vreg(VLC1)、VL
C2、VLC3及びVLC4を形成する電圧変換回路の
例である。なお、図4の従来回路と対応する箇所には同
じ符号を付して説明を行う。電池11の高電位側の電圧V
DD及び基準電位側の電圧GNDは外部端子12、13を介
して、この実施例の電圧変換回路が内蔵されている集積
回路に供給される。集積回路内では定電圧出力回路14に
より、上記電圧VDDからそれよりも値が小さい一定値
の電圧Vreg(VLC1)が発生される。上記電圧V
DDはレベルシフタ回路15にも入力される。レベルシフ
タ回路15にはこの電圧VDDの他に後述する昇圧回路で
発生される昇圧電圧のうち最も値が大きい電圧VLC4
及び外部端子16を介して集積回路の外部から供給される
クロック信号CK1が入力される。レベルシフタ回路15
は、上記クロック信号CK1の高レベル側をVDDレベ
ルからVLC4レベルにレベルシフトしてVLC4とG
NDとの間の振幅を持つクロック信号CK2を出力す
る。レベルシフタ回路15によってレベルシフトされたク
ロック信号CK2は上記電圧Vregと共に昇圧回路17
に供給される。昇圧回路17は、上記電圧Vregを2
倍、3倍及び4倍に順次昇圧してそれぞれ値が異なる3
種類の昇圧電圧VLC2、VLC3及びVLC4を発生
する。昇圧回路17はキャパシタカップリング方式の昇圧
回路であり、外部端子18〜21にそれぞれ図示しないキャ
パシタが接続されることによって所望する昇圧電圧が得
られる。また、上記クロック信号CK2は昇圧時に昇圧
回路17の動作を制御するための同期信号として使用され
る。
【0015】上記電圧Vregのノードと電圧VLC4
のノードとの間にはサージ電圧から内部回路を保護する
ための保護素子として働くPチャネルMOSトランジス
タ22のソース・ドレイン間が接続されている。このMO
Sトランジスタ22のゲート及びバックゲートは共に電圧
VLC4のノードに接続されている。上記電圧VLC2
のノードと電圧VLC4のノードとの間にはサージ電圧
から内部回路を保護するための保護素子として働くPチ
ャネルMOSトランジスタ23のソース・ドレイン間が接
続されている。このMOSトランジスタ23のゲート及び
バックゲートも共に電圧VLC4のノードに接続されて
いる。上記電圧VLC3のノードと電圧VLC4のノー
ドとの間にはサージ電圧から内部回路を保護するための
保護素子として働くPチャネルMOSトランジスタ24の
ソース・ドレイン間が接続されている。このMOSトラ
ンジスタ24のゲート及びバックゲートも共に電圧VLC
4のノードに接続されている。さらに、上記電圧Vre
gのノードと接地電圧のノードとの間にはサージ電圧か
ら内部回路を保護するための保護素子として働くNチャ
ネルMOSトランジスタ25のソース・ドレイン間が接続
されている。このMOSトランジスタ25のゲート及びバ
ックゲートは共に接地電圧のノードに接続されている。
上記電圧VLC2のノードと接地電圧のノードとの間に
はサージ電圧から内部回路を保護するための保護素子と
して働くNチャネルMOSトランジスタ26のソース・ド
レイン間が接続されている。このMOSトランジスタ26
のゲート及びバックゲートも共に接地電圧のノードに接
続されている。上記電圧VLC3のノードと接地電圧の
ノードとの間にはサージ電圧から内部回路を保護するた
めの保護素子として働くNチャネルMOSトランジスタ
27のソース・ドレイン間が接続されている。このMOS
トランジスタ27のゲート及びバックゲートも共に接地電
圧のノードに接続されている。上記電圧VLC4のノー
ドと接地電圧のノードとの間にはサージ電圧から内部回
路を保護するための保護素子として働くNチャネルMO
Sトランジスタ28のソース・ドレイン間が接続されてい
る。このMOSトランジスタ28のゲート及びバックゲー
トも共に接地電圧のノードに接続されている。これら各
MOSトランジスタはPチャネルMOSトランジスタ22
及びNチャネルMOSトランジスタ25で例示するよう
に、等価的にそれぞれダイオードとして働く。さらに、
この実施例回路では、電池11から出力される電圧VDD
のノードと電圧VLC4のノードとの間には初期電圧設
定用のPチャネルMOSトランジスタ29のソース・ドレ
イン間が接続されている。このMOSトランジスタ29の
ゲート及びバックゲートは共に電圧VLC4のノードに
接続されている。このMOSトランジスタ29は、図中に
示すように、電圧VDDのノード側がアノード、電圧V
LC4のノード側がカソードとなるように等価的にダイ
オード(単一方向導電性素子)として働く。なお、上記
MOSトランジスタ29を含むMOSトランジスタ22〜29
として、ダイオードそのものを使用することもできる。
のノードとの間にはサージ電圧から内部回路を保護する
ための保護素子として働くPチャネルMOSトランジス
タ22のソース・ドレイン間が接続されている。このMO
Sトランジスタ22のゲート及びバックゲートは共に電圧
VLC4のノードに接続されている。上記電圧VLC2
のノードと電圧VLC4のノードとの間にはサージ電圧
から内部回路を保護するための保護素子として働くPチ
ャネルMOSトランジスタ23のソース・ドレイン間が接
続されている。このMOSトランジスタ23のゲート及び
バックゲートも共に電圧VLC4のノードに接続されて
いる。上記電圧VLC3のノードと電圧VLC4のノー
ドとの間にはサージ電圧から内部回路を保護するための
保護素子として働くPチャネルMOSトランジスタ24の
ソース・ドレイン間が接続されている。このMOSトラ
ンジスタ24のゲート及びバックゲートも共に電圧VLC
4のノードに接続されている。さらに、上記電圧Vre
gのノードと接地電圧のノードとの間にはサージ電圧か
ら内部回路を保護するための保護素子として働くNチャ
ネルMOSトランジスタ25のソース・ドレイン間が接続
されている。このMOSトランジスタ25のゲート及びバ
ックゲートは共に接地電圧のノードに接続されている。
上記電圧VLC2のノードと接地電圧のノードとの間に
はサージ電圧から内部回路を保護するための保護素子と
して働くNチャネルMOSトランジスタ26のソース・ド
レイン間が接続されている。このMOSトランジスタ26
のゲート及びバックゲートも共に接地電圧のノードに接
続されている。上記電圧VLC3のノードと接地電圧の
ノードとの間にはサージ電圧から内部回路を保護するた
めの保護素子として働くNチャネルMOSトランジスタ
27のソース・ドレイン間が接続されている。このMOS
トランジスタ27のゲート及びバックゲートも共に接地電
圧のノードに接続されている。上記電圧VLC4のノー
ドと接地電圧のノードとの間にはサージ電圧から内部回
路を保護するための保護素子として働くNチャネルMO
Sトランジスタ28のソース・ドレイン間が接続されてい
る。このMOSトランジスタ28のゲート及びバックゲー
トも共に接地電圧のノードに接続されている。これら各
MOSトランジスタはPチャネルMOSトランジスタ22
及びNチャネルMOSトランジスタ25で例示するよう
に、等価的にそれぞれダイオードとして働く。さらに、
この実施例回路では、電池11から出力される電圧VDD
のノードと電圧VLC4のノードとの間には初期電圧設
定用のPチャネルMOSトランジスタ29のソース・ドレ
イン間が接続されている。このMOSトランジスタ29の
ゲート及びバックゲートは共に電圧VLC4のノードに
接続されている。このMOSトランジスタ29は、図中に
示すように、電圧VDDのノード側がアノード、電圧V
LC4のノード側がカソードとなるように等価的にダイ
オード(単一方向導電性素子)として働く。なお、上記
MOSトランジスタ29を含むMOSトランジスタ22〜29
として、ダイオードそのものを使用することもできる。
【0016】このような構成でなる回路では、定電圧出
力回路14によって電池11の電圧VDDからこれよりも値
が小さい一定の電圧Vregが形成され、この電圧Vr
egを元に昇圧回路17で3種類の値が異なる昇圧電圧V
LC2〜VLC4が形成され、これら電圧Vreg(V
LC1)、VLC2〜VLC4が集積回路内のもしくは
集積回路外部の図示しない液晶駆動信号発生回路に供給
され、この液晶駆動信号発生回路において液晶駆動用の
交流信号が形成される。
力回路14によって電池11の電圧VDDからこれよりも値
が小さい一定の電圧Vregが形成され、この電圧Vr
egを元に昇圧回路17で3種類の値が異なる昇圧電圧V
LC2〜VLC4が形成され、これら電圧Vreg(V
LC1)、VLC2〜VLC4が集積回路内のもしくは
集積回路外部の図示しない液晶駆動信号発生回路に供給
され、この液晶駆動信号発生回路において液晶駆動用の
交流信号が形成される。
【0017】ところで、従来と同様に、昇圧回路17の動
作の安定時に、電圧VLC4、VDD、Vregの間
に、VLC4>VDD>Vregのような大小関係が存
在するときの動作を説明する。この場合にも3Vの電池
を使用する電卓、電子手帳等のような小型事務機を想定
し、Vregが1.5V、VLC4が6V、VDDが3
V、レベルシフタ回路15の最低動作保証電圧(以下、V
DDmin と称する)が1.2V、ダイオードのVFが
0.5Vとして説明する。昇圧回路17が昇圧動作を開始
した直後の初期状態ではVLC4よりもVregの方が
高い状態となり、PチャネルMOSトランジスタ22を介
してVregのノードからVLC4のノードに順方向電
流が流れる。また、VLC4よりもVDDの方が高い状
態となり、PチャネルMOSトランジスタ29を介してV
DDのノードからVLC4のノードに順方向電流が流れ
る。このとき、Vreg(1.5V)<VDD(3V)
なので、VLC4のノードは値が大きい方の電圧VDD
に基づいて初期電圧が与えられる。すなわち、ダイオー
ドのVFは0.5Vなので、VLC4の初期電圧はVD
D (3V)−VF(0.5V)=2.5Vになる。
作の安定時に、電圧VLC4、VDD、Vregの間
に、VLC4>VDD>Vregのような大小関係が存
在するときの動作を説明する。この場合にも3Vの電池
を使用する電卓、電子手帳等のような小型事務機を想定
し、Vregが1.5V、VLC4が6V、VDDが3
V、レベルシフタ回路15の最低動作保証電圧(以下、V
DDmin と称する)が1.2V、ダイオードのVFが
0.5Vとして説明する。昇圧回路17が昇圧動作を開始
した直後の初期状態ではVLC4よりもVregの方が
高い状態となり、PチャネルMOSトランジスタ22を介
してVregのノードからVLC4のノードに順方向電
流が流れる。また、VLC4よりもVDDの方が高い状
態となり、PチャネルMOSトランジスタ29を介してV
DDのノードからVLC4のノードに順方向電流が流れ
る。このとき、Vreg(1.5V)<VDD(3V)
なので、VLC4のノードは値が大きい方の電圧VDD
に基づいて初期電圧が与えられる。すなわち、ダイオー
ドのVFは0.5Vなので、VLC4の初期電圧はVD
D (3V)−VF(0.5V)=2.5Vになる。
【0018】図2は、昇圧回路17が昇圧動作を開始した
直後の初期状態における入力波形(CK1)と出力波形
(CK2)とを、電圧VDD、VLC4及びVDDmin
と共に示したものである。図2に示されるように、初期
状態のときも、VLC4すなわち(VDD−VF)の値
はレベルシフタ回路15のVDDmin よりも大きくなり、
レベルシフタ回路15は安定に動作するようになる。従っ
て、このレベルシフタ回路15からの出力クロック信号C
K2で動作が制御される昇圧回路17も安定に動作するよ
うになる。昇圧回路17の動作が安定した後のレベルシフ
タ回路15の出力波形CK2の振幅は、前記図5の場合と
同様にVLC4とGNDとの間の電位差となる。
直後の初期状態における入力波形(CK1)と出力波形
(CK2)とを、電圧VDD、VLC4及びVDDmin
と共に示したものである。図2に示されるように、初期
状態のときも、VLC4すなわち(VDD−VF)の値
はレベルシフタ回路15のVDDmin よりも大きくなり、
レベルシフタ回路15は安定に動作するようになる。従っ
て、このレベルシフタ回路15からの出力クロック信号C
K2で動作が制御される昇圧回路17も安定に動作するよ
うになる。昇圧回路17の動作が安定した後のレベルシフ
タ回路15の出力波形CK2の振幅は、前記図5の場合と
同様にVLC4とGNDとの間の電位差となる。
【0019】図3はこの発明に係る電圧変換回路の第2
の実施例による構成を示すブロック図である。この実施
例回路は上記第1の実施例回路とほぼ同様に構成されて
いるので、第1の実施例回路と異なる点のみについて説
明する。この実施例回路では前記の初期電圧設定用のP
チャネルMOSトランジスタ29が取り除かれ、代わりに
定電圧出力回路30と初期電圧設定用のPチャネルMOS
トランジスタ31が新たに設けられている。上記定電圧出
力回路30では、電圧VDDからそれよりも値が小さくか
つ前記定電圧出力回路14の出力電圧Vregよりは値が
大きい電圧Vreg2が発生される。そして、上記Pチ
ャネルMOSトランジスタ31のソース・ドレイン間はこ
の電圧Vreg2のノードと前記電圧VLC4のノード
との間に接続されている。また、上記PチャネルMOS
トランジスタ31のゲートとバックゲートは共に電圧VL
C4のノードに接続されている。なお、上記Pチャネル
MOSトランジスタ31は、図中に示すように、電圧Vr
eg2のノード側がアノード、電圧VLC4のノード側
がカソードとなるように等価的にダイオード(単一方向
導電性素子)として働く。この場合も、上記MOSトラ
ンジスタ31を含むMOSトランジスタ22〜28及び31とし
て、ダイオードそのものを使用することもできる。
の実施例による構成を示すブロック図である。この実施
例回路は上記第1の実施例回路とほぼ同様に構成されて
いるので、第1の実施例回路と異なる点のみについて説
明する。この実施例回路では前記の初期電圧設定用のP
チャネルMOSトランジスタ29が取り除かれ、代わりに
定電圧出力回路30と初期電圧設定用のPチャネルMOS
トランジスタ31が新たに設けられている。上記定電圧出
力回路30では、電圧VDDからそれよりも値が小さくか
つ前記定電圧出力回路14の出力電圧Vregよりは値が
大きい電圧Vreg2が発生される。そして、上記Pチ
ャネルMOSトランジスタ31のソース・ドレイン間はこ
の電圧Vreg2のノードと前記電圧VLC4のノード
との間に接続されている。また、上記PチャネルMOS
トランジスタ31のゲートとバックゲートは共に電圧VL
C4のノードに接続されている。なお、上記Pチャネル
MOSトランジスタ31は、図中に示すように、電圧Vr
eg2のノード側がアノード、電圧VLC4のノード側
がカソードとなるように等価的にダイオード(単一方向
導電性素子)として働く。この場合も、上記MOSトラ
ンジスタ31を含むMOSトランジスタ22〜28及び31とし
て、ダイオードそのものを使用することもできる。
【0020】このような構成の電圧変換回路において、
新たに設けられた定電圧出力回路30の出力電圧Vreg
2を例えば2Vとする。従って、この実施例回路ではV
LC4の初期電圧はVreg2(2V)−VF(0.5
V)=1.5Vになる。この値はレベルシフタ回路15の
VDDmin よりも大きいため、初期状態でもレベルシフ
タ回路15は安定に動作するようになる。従って、レベル
シフタ回路15からの出力クロック信号CK2で動作が制
御される昇圧回路17も安定に動作するようになる。
新たに設けられた定電圧出力回路30の出力電圧Vreg
2を例えば2Vとする。従って、この実施例回路ではV
LC4の初期電圧はVreg2(2V)−VF(0.5
V)=1.5Vになる。この値はレベルシフタ回路15の
VDDmin よりも大きいため、初期状態でもレベルシフ
タ回路15は安定に動作するようになる。従って、レベル
シフタ回路15からの出力クロック信号CK2で動作が制
御される昇圧回路17も安定に動作するようになる。
【0021】また、この実施例回路では次のような効果
も得ることができる。すなわち、前記第1の実施例回路
では電池11の電圧VDDを用いて電圧VLC4の初期設
定を行っているため、昇圧回路17の昇圧動作が十分に安
定し、その出力として得られる電圧VLC4の値が(V
DD−VF)以上、すなわち2.5Vとなるまでの期間
では、電池11から電流が流れ出ることになる。従って、
この期間では電池11の消耗が大きくなる。これに対し、
上記第2の実施例回路では電池11の電圧VDDよりも小
さい電圧Vreg2によって電圧VLC4の初期設定が
行われるため、昇圧回路17の昇圧動作が十分に安定し、
その出力として得られる電圧VLC4の値が(Vreg
2−VF)、すなわち1.5V以上になるとPチャネル
MOSトランジスタ31には電流は流れなくなる。このた
め、上記第2の実施例回路では、第1の実施例回路に比
べて消費電流の削減を図ることができるという効果が得
られる。
も得ることができる。すなわち、前記第1の実施例回路
では電池11の電圧VDDを用いて電圧VLC4の初期設
定を行っているため、昇圧回路17の昇圧動作が十分に安
定し、その出力として得られる電圧VLC4の値が(V
DD−VF)以上、すなわち2.5Vとなるまでの期間
では、電池11から電流が流れ出ることになる。従って、
この期間では電池11の消耗が大きくなる。これに対し、
上記第2の実施例回路では電池11の電圧VDDよりも小
さい電圧Vreg2によって電圧VLC4の初期設定が
行われるため、昇圧回路17の昇圧動作が十分に安定し、
その出力として得られる電圧VLC4の値が(Vreg
2−VF)、すなわち1.5V以上になるとPチャネル
MOSトランジスタ31には電流は流れなくなる。このた
め、上記第2の実施例回路では、第1の実施例回路に比
べて消費電流の削減を図ることができるという効果が得
られる。
【0022】なお、この発明は上記各実施例に限定され
るものではなく種々の変形が可能であることはいうまで
もない、例えば、上記各実施例では昇圧回路17が4倍昇
圧回路である場合を説明したが、その他に2倍、6倍、
8倍等、種々のものを用いることができる。また、保護
素子としてMOSトランジスタをダイオードとして用い
る場合を説明したが、これは前記のようにダイオードそ
のものやバイポーラトランジスタをダイオード接続して
使用することもできる。さらに、外部からの電圧供給源
である電池11は乾電池、リチウム電池や太陽電池等を含
むものであり、電池以外の電源ユニットから電圧を供給
するようにしてもよい。
るものではなく種々の変形が可能であることはいうまで
もない、例えば、上記各実施例では昇圧回路17が4倍昇
圧回路である場合を説明したが、その他に2倍、6倍、
8倍等、種々のものを用いることができる。また、保護
素子としてMOSトランジスタをダイオードとして用い
る場合を説明したが、これは前記のようにダイオードそ
のものやバイポーラトランジスタをダイオード接続して
使用することもできる。さらに、外部からの電圧供給源
である電池11は乾電池、リチウム電池や太陽電池等を含
むものであり、電池以外の電源ユニットから電圧を供給
するようにしてもよい。
【0023】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
外部端子に印加されるサージ電圧から内部回路を保護す
るための保護素子を設けた場合でも、内部回路を正常に
動作させることができ、もって所望する複数種類の出力
電圧を安定に得ることができる電圧変換回路を提供する
ことができる。
外部端子に印加されるサージ電圧から内部回路を保護す
るための保護素子を設けた場合でも、内部回路を正常に
動作させることができ、もって所望する複数種類の出力
電圧を安定に得ることができる電圧変換回路を提供する
ことができる。
【図1】この発明に係る電圧変換回路の第1の実施例に
よる構成を示すブロック図。
よる構成を示すブロック図。
【図2】図1の実施例回路の動作を説明するための波形
図。
図。
【図3】この発明に係る電圧変換回路の第2の実施例に
よる構成を示すブロック図。
よる構成を示すブロック図。
【図4】従来の電圧変換回路のブロック図。
【図5】図4の従来回路の波形図。
【図6】図4の従来回路の波形図。
11…電池、12,13,16,18〜21…外部端子、14,30…定
電圧出力回路、15…レベルシフタ回路、17…昇圧回路、
22〜24…保護用のPチャネルMOSトランジスタ、25〜
28…保護用のNチャネルMOSトランジスタ、29,31…
初期電圧設定用のPチャネルMOSトランジスタ。
電圧出力回路、15…レベルシフタ回路、17…昇圧回路、
22〜24…保護用のPチャネルMOSトランジスタ、25〜
28…保護用のNチャネルMOSトランジスタ、29,31…
初期電圧設定用のPチャネルMOSトランジスタ。
Claims (2)
- 【請求項1】 第1の電圧を受け、この第1の電圧より
も値が小さくかつ一定値の第2の電圧を出力する定電圧
出力回路と、 上記第2の電圧及び第1の同期信号を受け、第1の同期
信号に基づいて第2の電圧を昇圧する動作が制御され、
第2の電圧よりも値が大きい少なくとも1つの電圧を出
力する昇圧回路と、 上記第1の電圧を一方の論理レベルとする第2の同期信
号及び上記昇圧回路の昇圧電圧のうち最も大きな値の昇
圧電圧を受け、この第2の同期信号の一方の論理レベル
をシフトすることによって上記第1の同期信号を発生す
るレベルシフタ回路と、 上記第1の電圧のノードと上記昇圧回路の昇圧電圧のノ
ードのうち最も大きな値の昇圧電圧が出力されるノード
との間に挿入された単一方向導電性素子とを具備したこ
とを特徴とする電圧変換回路。 - 【請求項2】 第1の電圧を受け、この第1の電圧より
も値が小さくかつ一定値の第2の電圧を出力する第1の
定電圧出力回路と、 上記第2の電圧及び第1の同期信号を受け、第1の同期
信号に基づいて第2の電圧を昇圧する動作が制御され、
第2の電圧よりも値が大きい少なくとも1つの電圧を出
力する昇圧回路と、 上記第1の電圧を一方の論理レベルとする第2の同期信
号及び上記昇圧回路の昇圧電圧のうち最も大きな値の昇
圧電圧を受け、この第2の同期信号の一方の論理レベル
をシフトすることによって上記第1の同期信号を発生す
るレベルシフタ回路と、 上記第1の電圧を受け、この第1の電圧よりも値が小さ
くかつ上記第2の電圧よりは値が大きい一定値の第3の
電圧を出力する第2の定電圧出力回路と、 上記第3の電圧のノードと上記昇圧回路の昇圧電圧のう
ち最も大きな値の昇圧電圧が出力されるノードとの間に
挿入された単一方向導電性素子とを具備したことを特徴
とする電圧変換回路。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05841194A JP3148070B2 (ja) | 1994-03-29 | 1994-03-29 | 電圧変換回路 |
US08/409,092 US5513091A (en) | 1994-03-29 | 1995-03-23 | Voltage transforming circuit |
KR1019950006865A KR0150376B1 (ko) | 1994-03-29 | 1995-03-29 | 전압 변환 회로 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05841194A JP3148070B2 (ja) | 1994-03-29 | 1994-03-29 | 電圧変換回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07271322A true JPH07271322A (ja) | 1995-10-20 |
JP3148070B2 JP3148070B2 (ja) | 2001-03-19 |
Family
ID=13083638
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP05841194A Expired - Fee Related JP3148070B2 (ja) | 1994-03-29 | 1994-03-29 | 電圧変換回路 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5513091A (ja) |
JP (1) | JP3148070B2 (ja) |
KR (1) | KR0150376B1 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100333351B1 (ko) * | 2000-04-26 | 2002-04-19 | 박종섭 | 데이터 레벨 안정화 회로 |
US7688303B2 (en) | 1997-01-30 | 2010-03-30 | Renesas Technology Corp. | Liquid crystal display controller and liquid crystal display device |
Families Citing this family (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR0137437B1 (ko) * | 1994-12-29 | 1998-06-01 | 김주용 | 챠지 펌프회로의 출력전압 조절회로 |
EP0737643B1 (en) * | 1995-04-14 | 2000-09-13 | STMicroelectronics S.r.l. | Voltage generator-booster for supplying an approximately constant voltage level |
JP2738335B2 (ja) * | 1995-04-20 | 1998-04-08 | 日本電気株式会社 | 昇圧回路 |
JPH09162713A (ja) * | 1995-12-11 | 1997-06-20 | Mitsubishi Electric Corp | 半導体集積回路 |
DE19627197C1 (de) * | 1996-07-05 | 1998-03-26 | Siemens Ag | Vorrichtung zur Spannungsvervielfachung mit geringer Abhängigkeit der Ausgangsspannung von der Versorgungsspannung |
EP1079506A1 (en) | 1999-08-26 | 2001-02-28 | Alcatel | Voltage generating circuit |
DE10162765A1 (de) | 2001-12-20 | 2003-07-03 | Koninkl Philips Electronics Nv | Anordnung zur Ansteuerung einer Anzeigevorrichtung mit Spannungsvervielfacher |
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