JPH0726885Y2 - は種用シート - Google Patents

は種用シート

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JPH0726885Y2
JPH0726885Y2 JP9796190U JP9796190U JPH0726885Y2 JP H0726885 Y2 JPH0726885 Y2 JP H0726885Y2 JP 9796190 U JP9796190 U JP 9796190U JP 9796190 U JP9796190 U JP 9796190U JP H0726885 Y2 JPH0726885 Y2 JP H0726885Y2
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JP
Japan
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sheet
seed
adhesive
seeds
color
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JP9796190U
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JPH0455209U (ja
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唯司 竹野内
Original Assignee
唯司 竹野内
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、は種用シートに関し、特に均一正確なは種
が可能なは種用シートに関するものである。
〔従来の技術〕 溶解分散性又は水溶性のシートに接着剤を塗布し、その
上に離型シートを添着したは種用シートは従来公知であ
り、またそのようなは種用シートにおいて、種子を一定
間隔をおいて均一には種するために、接着剤を斑点状に
塗布することも公知である(例えば、実開昭62-33215号
公報参照)。
〔考案が解決しようとする課題〕
接着剤を斑点状に塗布したものは、斑点の大きさを適宜
選定することにより、例えば種子1粒の大きさにすれば
1粒づつ一定間隔を保って付着させることができ、また
種子の数粒の大きさにすれば、その数を付着させること
ができ、均一なは種ができるメリットがある。
しかしながら、上記のごときシートに種子を付着させた
場合、接着剤の塗布部に予定数の種子が確実に付着して
いるか否かを確認するには、接着剤の塗布部分ごとに目
視で確認するほかなく、甚だ面倒である。また、付着不
良を発見できず、欠株になる場合も多い。
特に、稲籾のように高密度で育苗する場合は、は種の精
度が移植後の補植作業に大きな影響を与えることが多い
ため、は種状況の確認ができる手段についての改善が求
められていた。
また、野菜、草花等の粗い密度の育苗を行なう場合のは
種に際しても、は種状況の確認が正確にできないため、
欠株ができるなどの欠点があった。
更に、最近使用されるようになった育苗ポットや育苗プ
ラグ等の育苗器を用いる場合に、種子を付着させたシー
トと育苗器の育苗区画との位置合わせが不正確になり易
く、は種用シートと育苗器の組合せ使用に不便な点があ
った。
そこで、この考案はこれらの問題点を解決したは種用シ
ートを提供することを技術的課題とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記の課題を解決するための第1の手段は、溶解分散性
又は水溶性のシート本体の表面に接着剤の斑点状塗布部
を形成し、その上に離型シートを添着したは種用シート
において、上記の塗布部の接着剤をシート本体の表面の
色及びは種されるべき種子の色と異なった色に着色した
構成としたものである。
また、第2の手段は、上記の第1の手段に係るは種用シ
ートにおいて、接着剤塗布部のまわりに、育苗器の区画
壁の形状を表示した構成としたものである。
〔作用〕
上記の第1の手段に係るは種用シートは、種子をシート
上にふりかけたのち、接着剤に付着しない種子を振い落
すと、接着剤塗布部にのみ種子が付着する。このとき、
種子が予定数付着すると、その種子により接着剤塗布部
が隠されるが、種子が付着しなかった部分については、
所定の色に着色された接着剤が露出する。このため、は
種状況を確認する際は、接着剤の色が残っているか否か
を目視により判断すればよい。
第2の手段は、は種完了後のシートを育苗器に載せる際
に、シートに施した表示と育苗器の区画壁とを合わせる
ことにより、は種部分を区画壁の中心に正確に合致させ
ることができる。
〔実施例〕
第1図及び第2図に示すように、実施例のは種用シート
は、溶解分散性又は水溶性のシート本体1の表面に接着
剤の斑点状塗布部2を形成し、その上に離型シート3を
添着したものである。
シート本体1の色は、有彩色又は無彩色のいずれでもよ
いが、種子の色と区別のつき易い色とする。接着剤は水
溶性感圧性接着剤が用いられ、かつシート本体1の表面
の色及びは種される種子の色と異なった有彩色又は無彩
色の色に着色される。接着剤の塗布部2の形状や面積
は、各塗布部2に付着させる種子の大きさ、数、は種方
法に応じて適宜選定される。
例えば、第3図の(a)図に示すごときばらまき、
(b)図に示すごときすじまき、(c)図に示すごとき
かぶまき、(d)図に示すごときてんぱ(点播)などが
あり、これらの各塗布部2は、種子の種類に応じて1〜
5個程度とする。稲籾のような高密度のは種の場合は、
第4図に示すように基本的に1個の籾4が隣接する2個
所の塗布部2に付着するようその塗布密度を選定する。
籾4の姿勢によっては1個所の塗布部2にしか付着しな
い場合もありうるが、大多数のものが2個所で付着する
ように、塗布部2相互間の間隔が定められる。また、籾
4は表面の凹凸が多いため付着面積が少なく、付着し難
い傾向がある。このため、塗布部2の形状を第5図に示
すように点のまわりを円で囲んだ形状にすると、接着剤
の量を左程増やすことなく、付着力を高めることができ
る。
第6図の(a)図から(d)図は、接着剤塗布部2のそ
の他の形状を示すと共に、その塗布部2のまわりに育苗
ポットや育苗プラグの区画壁の形状に添った線で区画表
示5をシート本体1の表裏両面に施した場合を示す。
この考案のは種用シートは以上のごときものであり、こ
れを用いては種を行なう場合は、離型シート3を剥離し
て接着剤の塗布部2を露出させ、その面を上にしてシー
ト本体1を適当な容器中に敷き、その上に所要の種子を
ふりかけ、軽く上から押圧する。その後、シート本体1
を引き上げて軽くはたくと、接着剤の塗布部2に種子が
付着し、余分の種子はふり落されて容器へ戻る。
種子が塗布部2に正確に付着しているか否かの確認は、
塗布部2の接着剤の色が目に付くか否かで判断する。即
ち、接着剤の色が見える部分があると、種子が付着して
いない部分があることを知ることができるので、その部
分に種子を付着させる。接着剤の色が見えない場合は、
予定どおりの数の種子が付着していると判断することが
できる。
上記のようにしてシート本体1上には種を完了すると、
これを育苗箱内に敷き、かん水あるいは覆土を施し、発
芽生育させる。育苗ポットや育苗プラグを使用する場合
は、シート本体1を裏返し、区画表示5をポットやプラ
グの区画壁に一致させ、位置決めを行なう。
上記のシート本体1及び接着剤はかん水により溶解する
ため、種子は育苗箱内の床面に移り、その位置で発芽す
る。
〔考案の効果〕
以上のように、この考案はシート本体に斑点状に塗布さ
れた接着剤が着色されているため、種子が付着していな
い部分を容易に発見することができる。従って、その部
分を手直しすることにより、所定の密度で所定の数の種
子を正確には種することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例の一部を示す斜視図、第2図は同上の断
面図、第3図の(a)図から(d)図はは種態様を示す
平面図、第4図及び第5図は籾のは種状態を示す平面
図、第6図の(a)図から(d)図は塗布部分の形状の
拡大平面図である。 1……シート本体、2……接着剤塗布部、3……離型シ
ート、4……籾、5……区画表示。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】溶解分散性又は水溶性のシート本体の表面
    に接着剤の斑点状塗布部を形成し、その上に離型シート
    を添着したは種用シートにおいて、上記の塗布部の接着
    剤をシート本体の表面の色及びは種されるべき種子の色
    と異なった色に着色したことを特徴とするは種用シー
    ト。
  2. 【請求項2】接着剤塗布部のまわりに、育苗器の区画壁
    の形状を表示したことを特徴とする請求項(1)に記載
    のは種用シート。
JP9796190U 1990-09-17 1990-09-17 は種用シート Expired - Lifetime JPH0726885Y2 (ja)

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JPH0455209U JPH0455209U (ja) 1992-05-12
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JP2002305914A (ja) * 2001-04-12 2002-10-22 Masato Harada 播種シート

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