JPS6310973B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6310973B2 JPS6310973B2 JP55079269A JP7926980A JPS6310973B2 JP S6310973 B2 JPS6310973 B2 JP S6310973B2 JP 55079269 A JP55079269 A JP 55079269A JP 7926980 A JP7926980 A JP 7926980A JP S6310973 B2 JPS6310973 B2 JP S6310973B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- soil
- seedling
- seedlings
- pine
- seed rice
- Prior art date
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- Expired
Links
- 239000002689 soil Substances 0.000 claims description 52
- 241000209094 Oryza Species 0.000 claims description 25
- 235000007164 Oryza sativa Nutrition 0.000 claims description 25
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- 235000011613 Pinus brutia Nutrition 0.000 claims description 25
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- 235000009566 rice Nutrition 0.000 claims description 25
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 7
- 238000007790 scraping Methods 0.000 description 10
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Landscapes
- Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はマツト苗の育苗方法に関するものであ
る。
る。
一般にマツト苗の育苗は、深さ約30mmの育苗箱
内に床土を入れ、この床土の上に種籾を播種した
後覆土して行なうようにしている。しかし、従来
のマツト苗の育苗法によると、床土を十分な厚さ
に敷き、その上に種籾を播種するようにするの
で、種籾の位置が苗マツトのほぼ上部に位置する
ことになり、場合によつては発芽時の籾の浮上り
現象によつて苗マツトの上に露出するなどしてい
た。そのため、育苗後の茎が苗マツトに十分保持
されていないために苗の安定性が悪く、バラケ苗
を発生したり、植付姿勢を悪くするなどの原因と
なつていた。また、茎の不十分な保持は、掻取時
の衝撃により苗がブロツクから外れて浮苗が発生
する原因にもなつていた。
内に床土を入れ、この床土の上に種籾を播種した
後覆土して行なうようにしている。しかし、従来
のマツト苗の育苗法によると、床土を十分な厚さ
に敷き、その上に種籾を播種するようにするの
で、種籾の位置が苗マツトのほぼ上部に位置する
ことになり、場合によつては発芽時の籾の浮上り
現象によつて苗マツトの上に露出するなどしてい
た。そのため、育苗後の茎が苗マツトに十分保持
されていないために苗の安定性が悪く、バラケ苗
を発生したり、植付姿勢を悪くするなどの原因と
なつていた。また、茎の不十分な保持は、掻取時
の衝撃により苗がブロツクから外れて浮苗が発生
する原因にもなつていた。
また、育苗中においても苗マツトから種籾が露
出していると、これが乾燥して生育不良になつた
り、さらにこれを防止するため、出芽後に露出し
た種籾に覆土を追加すると苗マツトの厚さが大と
なり、潅水しても表面の水が育苗箱より外に流れ
落ちて潅水に手間がかかることになつたり、ある
いは掻取の際の掻取抵抗が大となる等の問題があ
つた。
出していると、これが乾燥して生育不良になつた
り、さらにこれを防止するため、出芽後に露出し
た種籾に覆土を追加すると苗マツトの厚さが大と
なり、潅水しても表面の水が育苗箱より外に流れ
落ちて潅水に手間がかかることになつたり、ある
いは掻取の際の掻取抵抗が大となる等の問題があ
つた。
本発明の目的は上述のような従来技術における
問題を解消し、苗の茎を保持する力が大となり掻
取時の苗の乱れや浮苗の発生することがなく、ま
た育苗中においても種籾の露出によつて生育不良
となつたりすることのないようなマツト苗の育苗
方法を提供せんとすることにある。
問題を解消し、苗の茎を保持する力が大となり掻
取時の苗の乱れや浮苗の発生することがなく、ま
た育苗中においても種籾の露出によつて生育不良
となつたりすることのないようなマツト苗の育苗
方法を提供せんとすることにある。
上記目的を達成する本発明のマツト苗の育苗方
法は、深さ約30mmの育苗箱内に厚さが育苗箱の深
さの1/2以下となる床土を入れ、この床土の上に
種籾を播種した後予備覆土して出芽させ、しかる
後前記種籾が苗マツトの厚さの略1/2より下方に
位置する深さに本覆土し、この種籾上方の覆土部
分にも根絡みさせることを特徴とするものであ
る。
法は、深さ約30mmの育苗箱内に厚さが育苗箱の深
さの1/2以下となる床土を入れ、この床土の上に
種籾を播種した後予備覆土して出芽させ、しかる
後前記種籾が苗マツトの厚さの略1/2より下方に
位置する深さに本覆土し、この種籾上方の覆土部
分にも根絡みさせることを特徴とするものであ
る。
以下、図を参照することにより本発明を説明す
る。
る。
第1図A〜Fは本発明のマツト苗の育苗法の工
程を時間を追つて順次示した説明図である。
程を時間を追つて順次示した説明図である。
先ず、第1図Aに示すように育苗箱1の中に床
土3を入れ、ゲージ2によつて表面を均平になら
す。ゲージ2の長さlは育苗箱1の深さLの1/2
以上、好ましくは1/2〜2/3となるものを使い、床
土3の厚さが育苗箱1の深さの1/2以下、好まし
くは1/2〜1/3となるようにする。育苗箱1の深さ
Lは一般に30mmであるので、床土3の厚さは10〜
15mmとすることになる。
土3を入れ、ゲージ2によつて表面を均平になら
す。ゲージ2の長さlは育苗箱1の深さLの1/2
以上、好ましくは1/2〜2/3となるものを使い、床
土3の厚さが育苗箱1の深さの1/2以下、好まし
くは1/2〜1/3となるようにする。育苗箱1の深さ
Lは一般に30mmであるので、床土3の厚さは10〜
15mmとすることになる。
床土3の上面を均平にならし終つたら、潅水を
行なつた後第1図Bに示すように種籾4を床土3
の上面に均一に播種する。播種の終了後は第1図
Cに示すように種籾4の上面に予備覆土5を種籾
4がかくれる程度に薄くかける。
行なつた後第1図Bに示すように種籾4を床土3
の上面に均一に播種する。播種の終了後は第1図
Cに示すように種籾4の上面に予備覆土5を種籾
4がかくれる程度に薄くかける。
予備覆土が終つた育苗箱1は、育苗器などの出
芽装置において適切な温度を与えながら種籾4を
出芽させる。第1図Dに示すように芽6の長さが
10〜15mm程度に伸びた時期に出芽装置から育苗箱
1を取出し、潅水を行なつた後第1図Eに示すよ
うに、種籾4が苗マツト8の全厚さの1/2より下
方に位置する深さに本覆土7をかける。この場
合、本覆土7の厚みは育苗箱1の上縁よりもやや
下までの位置とし、上縁と同一高さになるまでは
敷かないようにするのが望ましい。これは育苗管
理中に潅水する場合、水が苗マツト8の上面にし
ばらく留まるようにすることができるからであ
る。
芽装置において適切な温度を与えながら種籾4を
出芽させる。第1図Dに示すように芽6の長さが
10〜15mm程度に伸びた時期に出芽装置から育苗箱
1を取出し、潅水を行なつた後第1図Eに示すよ
うに、種籾4が苗マツト8の全厚さの1/2より下
方に位置する深さに本覆土7をかける。この場
合、本覆土7の厚みは育苗箱1の上縁よりもやや
下までの位置とし、上縁と同一高さになるまでは
敷かないようにするのが望ましい。これは育苗管
理中に潅水する場合、水が苗マツト8の上面にし
ばらく留まるようにすることができるからであ
る。
以後、緑化、硬化等の適切な育苗管理を従来と
同様に行なうことにより、第1図Fのような健苗
を得ることができる。このように、床土3は育苗
箱深さの1/2以下とすることにより、この床土3
上に播種した種籾4が苗マツト8の厚さの略1/2
より下方に位置する深さに本覆土することができ
る。この苗マツト8の厚さの略1/2を占める種籾
4上方の覆土部分を利用して育苗されたマツト苗
10は、その根9が種籾4下方のみならず種籾4
上方の覆土部分にも伸びて根絡み状態となるの
で、この種籾4上方の覆土部分に伸びた根絡み状
態の根9が苗10の茎を本覆土7とともに確実に
保持し、苗の姿勢を安定させることになる。
同様に行なうことにより、第1図Fのような健苗
を得ることができる。このように、床土3は育苗
箱深さの1/2以下とすることにより、この床土3
上に播種した種籾4が苗マツト8の厚さの略1/2
より下方に位置する深さに本覆土することができ
る。この苗マツト8の厚さの略1/2を占める種籾
4上方の覆土部分を利用して育苗されたマツト苗
10は、その根9が種籾4下方のみならず種籾4
上方の覆土部分にも伸びて根絡み状態となるの
で、この種籾4上方の覆土部分に伸びた根絡み状
態の根9が苗10の茎を本覆土7とともに確実に
保持し、苗の姿勢を安定させることになる。
なお、予備覆土5、本覆土7は床土3と同様な
土を使えばよく、肥料などは予め全体土量で適量
となるよう配合しておくようにする。
土を使えばよく、肥料などは予め全体土量で適量
となるよう配合しておくようにする。
上述のようにして育苗したマツト苗は、田植機
に搭載し、第2図のようにプランタアーム20の
先端にセツトされたビーク21およびフオーク2
2によつて1株毎の苗ブロツク23に掻取つて植
付けを行なう。このような掻取りに際し、マツト
苗は茎が覆土7および根9によつて強く保持され
ているので、苗の乱れを発生することがなく、極
めて良好な植付姿勢に植付けることができる。ま
た、掻取時の衝撃で苗ブロツク23から苗が外
れ、浮苗が発生するということもない。また、種
籾4はマツトの下方にあるため掻取時に苗から放
れることが少なく、粘着のよいものとすることが
できる。
に搭載し、第2図のようにプランタアーム20の
先端にセツトされたビーク21およびフオーク2
2によつて1株毎の苗ブロツク23に掻取つて植
付けを行なう。このような掻取りに際し、マツト
苗は茎が覆土7および根9によつて強く保持され
ているので、苗の乱れを発生することがなく、極
めて良好な植付姿勢に植付けることができる。ま
た、掻取時の衝撃で苗ブロツク23から苗が外
れ、浮苗が発生するということもない。また、種
籾4はマツトの下方にあるため掻取時に苗から放
れることが少なく、粘着のよいものとすることが
できる。
上述したように、本発明のマツト苗の育苗方法
は、深さ約30mmの育苗箱内に厚さが育苗箱の深さ
の1/2以下となる床土を入れ、この床土の上に種
籾を播種した後予備覆土して出芽させ、しかる後
前記種籾が苗マツトの厚さの略1/2より下方に位
置する深さに本覆土し、種籾上方の覆土部分にも
根絡みさせるので、育苗されたマツト苗の茎は、
苗マツト厚さの略1/2を占める深い覆土およびこ
の種籾上方の覆土部分に伸びる根の根絡み状態に
より保持されて姿勢が安定する。このため、掻取
時に苗が乱れたり、あるいは苗が苗ブロツクから
外れて発生する浮苗を確実に防止できる。
は、深さ約30mmの育苗箱内に厚さが育苗箱の深さ
の1/2以下となる床土を入れ、この床土の上に種
籾を播種した後予備覆土して出芽させ、しかる後
前記種籾が苗マツトの厚さの略1/2より下方に位
置する深さに本覆土し、種籾上方の覆土部分にも
根絡みさせるので、育苗されたマツト苗の茎は、
苗マツト厚さの略1/2を占める深い覆土およびこ
の種籾上方の覆土部分に伸びる根の根絡み状態に
より保持されて姿勢が安定する。このため、掻取
時に苗が乱れたり、あるいは苗が苗ブロツクから
外れて発生する浮苗を確実に防止できる。
したがつて、従来の出芽後に薄い覆土から露出
した種籾を覆うため覆土を追加した場合のよう
に、マツト苗の厚さが高くなり、潅水しても表面
の水が育苗箱より外に流れ落ちて潅水に手間がか
かつたり、あるいは掻取りの際に掻取抵抗が大に
なるという欠点を解消できる。
した種籾を覆うため覆土を追加した場合のよう
に、マツト苗の厚さが高くなり、潅水しても表面
の水が育苗箱より外に流れ落ちて潅水に手間がか
かつたり、あるいは掻取りの際に掻取抵抗が大に
なるという欠点を解消できる。
第1図A〜Fは本発明の方法を実施する工程を
順次示す説明図、第2図は植付時の説明図であ
る。 1……育苗箱、3……床土、4……種籾、5…
…予備覆土、7……本覆土、8……苗マツト、9
……根。
順次示す説明図、第2図は植付時の説明図であ
る。 1……育苗箱、3……床土、4……種籾、5…
…予備覆土、7……本覆土、8……苗マツト、9
……根。
Claims (1)
- 1 深さ約30mmの育苗箱内に厚さが育苗箱の深さ
の1/2以下となる床土を入れ、この床土の上に種
籾を播種した後予備覆土して出芽させ、しかる後
前記種籾が苗マツトの厚さの略1/2より下方に位
置する深さに本覆土し、この種籾上方の覆土部分
にも根絡みさせることを特徴とするマツト苗の育
苗方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7926980A JPS575622A (en) | 1980-06-12 | 1980-06-12 | Growing of mat seedling |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7926980A JPS575622A (en) | 1980-06-12 | 1980-06-12 | Growing of mat seedling |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS575622A JPS575622A (en) | 1982-01-12 |
JPS6310973B2 true JPS6310973B2 (ja) | 1988-03-10 |
Family
ID=13685138
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7926980A Granted JPS575622A (en) | 1980-06-12 | 1980-06-12 | Growing of mat seedling |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS575622A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0593657U (ja) * | 1992-05-20 | 1993-12-21 | 新日本製鐵株式会社 | 鋼片溶削装置 |
JP5272366B2 (ja) * | 2007-09-28 | 2013-08-28 | 井関農機株式会社 | 育苗方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS523844A (en) * | 1975-06-27 | 1977-01-12 | Mitsubishi Chem Ind | Treating method of oleagenous vegetable seeds |
-
1980
- 1980-06-12 JP JP7926980A patent/JPS575622A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS523844A (en) * | 1975-06-27 | 1977-01-12 | Mitsubishi Chem Ind | Treating method of oleagenous vegetable seeds |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS575622A (en) | 1982-01-12 |
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