JPS5860918A - 根深葱の栽培法及びその栽培用定植具 - Google Patents

根深葱の栽培法及びその栽培用定植具

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JPS5860918A
JPS5860918A JP56156124A JP15612481A JPS5860918A JP S5860918 A JPS5860918 A JP S5860918A JP 56156124 A JP56156124 A JP 56156124A JP 15612481 A JP15612481 A JP 15612481A JP S5860918 A JPS5860918 A JP S5860918A
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planting
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政田 敏雄
寛 政田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は根深葱の栽培法に関する。
周知の様に根深葱は葉の下半部が葉鞘部で、葉の数葉が
同心円状に重なって軟白菫を形成し、その長いことが要
求される。
軟白菫は苗の当時からあるがその長さは短く、その上端
から葉が分岐している。一般に根深葱は定植の際に浅植
にすると病虫害、湿害を受けることが少くてよく生育し
、且つ増収になる。
そして、定植後、成る程度成長して本来の菫の内部に新
しい葉鞘部が伸長し、葉の分岐点が上昇する都度、2〜
5回土寄せを行って軟白菫部の長さを得る。このため従
来は定植地に深さ15〜25゛個程度の溝を作シ、溝の
底に苗を浅植えで定植し、生長につれて溝を土で少し宛
埋めな−3− がら土寄せを行い、場合によっては溝の傍を掘った土で
溝の上面よシも高く土寄せし、収穫している。従って、
定植の際の溝掘シ、その後、生育中の数回に及ぶ土寄せ
作業が必要で、定植から収穫までの長い生育期間に多大
の労力と手数を必要とする。
そこで本発明は従来要した労力、手数を激−減して長さ
が充分に′長く、シかも長さが略々揃った軟白型を有す
る根深葱を栽培することを目的として、発明者等が永年
の研究によシ開発したの−であって、以下、図面を参照
しながら説明する。
本発明ではねぎ苗を定植する際に、定植地にイυようと
する軟白型の長さに略々見合った筒体lを、上端/′を
略々地表面に位置させて縦に埋め、紐体lで囲まれた内
部を排土する。
筒体/は竹筒、金属筒、厚紙筒、合成樹脂等いかなる材
料製であってもよい。そして、竹、金属、合成樹脂製の
場合は反榎して使用でき、るので、それなりに利点もあ
るが、後述の様に定植すると土中で次第に腐植し、成る
期間だけその一″−14開昭58− eoalg (2
)形態を維持するが、その後は強度を失い崩壊して土化
する例えば厚紙製、ピートモスなどを加圧成形した植”
物繊維製のものであれば別の意味での利点がsb、ピー
トモスの場合は土化して堆肥となると共に、肥効成分の
添加も行えるの−でよシ好ましい。勿論、厚紙製にし肥
効成分を添加してもよい。
筒体/の断面形状は円筒形に限定されず、任意の多角形
でよいと共に、地中に、設置した場合に回シからの土圧
に耐えることができれば茶間が一つながっていても、或
いは図示の如く一側に沿い割れて全周がつながっていな
くてもよい。
そして内径は葱苗の回りに空間を保つために約3〜4c
m前後、長さは収穫しようとする葱の軟白型の長さに見
合う約15〜35an程度とする−が、具体的には栽培
する葱の品種によって定める。
筒体1円からの排土は、筒体を地面に打込み、或いは押
込んで設置してから内部の土を外に掘シ出すとか、或い
は筒体が入る深さの孔を摺鉢−S − 状に掘って孔内に筐体を立て、孔壁と筒体外周間に土を
詰めるとか、ゴルフ場でピンを立てるための孔をグリー
ンに掘取る削孔器と同原理で筒体の外径、長さに略々適
合した孔を掘取る削孔器を用い、これで形成した孔内に
略々ピッタリと筒体を収容するとかして行うこ2とがで
きる。
しかし最も簡易には第2図に示す補助具コ、つまシ筒体
の外径よシ大きな鍔3と、その下面中心から延び、筒体
よシも少し長く、外径は筒体lの内径よシも少し小さい
嵌合棒ダを備え、鍔の上面には嵌合棒ダと一体か、或い
は別体の操作部Sを有する補助具を使用し、嵌合棒ダに
下から筒体lを1ト搬=ヲ嵌め、嵌合棒の先端を定植地
点に合わせ、鍔で筒体を押しながら嵌合棒と筒体を地中
に押込み(第3図)、それから補助−共を矢印の様に上
に引いて嵌&棒を筒体から抜き、筒体を地面に残し、筒
体の設置と、排土を一挙に行うことである。尚、鍔3は
筒体の上端全周に当接する必!はなく、上端全周に部分
的に当接するだけでもよい。
6− そして、筒体中に葱苗ルと少量の土や籾殻を入れ、必要
ならば細い棒を筒体中に挿入して土を軽く突くととKよ
って苗の根を主で抑え定植する。筒体中に入れる葱苗は
本来の軟白型7の下端から葉先までの長さ、っまシ高さ
が筒体よシーも長いこと、最適には高さは筒体の1.5
倍以上であることが受光量不足で枯死するのを防ぐ意味
でのぞましい。
こうして定植したら本来の軟白型7上に上向きに葉鞘部
Sが延び、葉鞘部tと葉身の境界部9−が筒体lの略々
上端に来るまで成長するのを待ち、軟白型とその上に延
びた葉鞘部ざの回シの空間10を土iiに置き換えるた
めに筒体lの内部に土を詰めたシ、筒体を抜き土を詰め
るか或いは回シの±を押して空間をなくする。勿論、強
−いて空間lOK土を詰めたシ、回シから土を押して空
間を無くさないでも、筒体lを抜くと空間IOの回シの
土は自然に崩れて空間を埋めるので、たソ筒体を抜くだ
けで・も″よい。又、厚紙製、ピートモス製の場合は筒
体の壁厚を適切に定め、−−ク一 定植後こ\まで成長する間は土中にあって腐植が進行し
ても大体、筒体の形態を維持して苗の回りに空間10を
保ち、その後は崩壊して培養土化する様にすれば、vJ
合によっては空間10を土l/で埋めるための抜取りや
、土詰めの作業も省略できる。
そして、その後は完全に成長するのを待って収穫するの
であるが、必要ならば収穫までに小回数土寄せしてもよ
い。
要するに本発明は浸種えで定植した苗の葉鞘部が成る程
度成長するのを待っては土寄せをしていた従来の栽培法
の手数がか\る点を定植し、葉鞘と葉身の境界部9が筒
体lの上端に達するまでは筒体で定植時の浸種状態を維
持するので酸素の補給が充分に行われ、良好に生育させ
ると同時に、本来の軟白部と、その上に上向きに成長す
る葉鞘部をなるべく陽光にあてない様にし、その後、筒
体が囲っていた空間を土に置換して軟白化することによ
シ筒体の長さに略々等しい軟白部(本来の軟白部+その
上に成長した新しい葉鞘部)を有する根深葱を収穫する
様にしたのであシ、軟白部の長さに不揃いがない高品質
の根深葱を生産することができる。
尚、定植後、成長するにつれて本来の軟白部7の下端に
ある根も延びるので、筒体lの下端には根が筒体の外か
ら四方に延びることができるる様に切欠き7Nを形成し
て置くとよい。この切欠き1tは筒体lの両端に設けて
置けば、どちらの端部を下端にして筒体を地中に設置し
ても苗は根を筒体の外に張ることができるので、一方の
端部にしか切欠きを設けない場合に切欠きかない他方の
端部を下端にして地中に筒体を設置すると言うミスが生
じないので好都合である。
又、筒体をピートモス製とした場合は苗はピートモスの
壁を通して外に張ることができるので、この場合は必ず
しも切欠きを設ける必要はない。
以下、本発明の一実施例を示す。
筒体は内径3.83の塩化ビニールの長尺円筒パイプ材
′!に30cIIMに切断して作った。葱苗は3月28
日播種した発芽後48日のもので、根元から葉先ま一!
− での高さが約4551のも′のを使用して5月15日に
定植を行った。
尚、品種は光条である。
定植地に成育までに必要な肥料の全量をすき込み、それ
から幅50c111前後、高さ40crR前後の畝/2
を作り、畝を黒色のフィルム、シートなどのマルチング
#13で覆って雑草が生育するのと、肥料の流出を防止
する。
それから第2図の補助器コを使用し、マルチング材/3
の上から前述の様にして筒体lを畝中に設置し、筒体内
に葱苗と−摘み程度の土を入れ、定植を終った。
定植後約80日 の8月3日に葉鞘と葉身の境界部が筒
体の上端から上に少し出たので筒体を引抜い友。これに
よシ本来の軟白部とその上に延びた新しい葉鞘部は自然
に崩れた回りの土で埋められた。
その後、そのま\育て\土に埋った葉鞘部を完白に軟白
にし、10月上旬から翌年3月までに軟白部の長さが3
03に揃った高品質の自照を10− 収穫することができた。
尚、定植の際に必要肥料の全量をすき込み、又、マルチ
ング材を敷いて置いた\め収穫まで除草作業などの栽培
管理は一切行わないで済んだ。
又、定植は高畝とすることで排水条件が良くなる。この
様に本発明によれば筒体で軟白部を自動的に管理して均
一な一定長さの軟白部を有する根深葱を手数をかけずに
生産できるのであって、根深葱栽培の省力化と、高品質
な製品が得られると言う優れた特長を兼備し、根深葱栽
培農家の福音となる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図は筒体の斜
面図、第2図は補助具の一例の斜視図、第5図は筒体を
補助具により地中に設置している状態の説明図、第4図
は定植状態の説明図、第5図は定植後、成長し葉柄が筒
体の上端に出たので筒体を抜いた状態の説明図であシ、
図中1.lは筒体、6は根深葱の苗、9は葉鞘と葉身の
境界部、IOは筒体lによシ保った苗とその回シの土の
間の空時を示す。 特許出願人  政  1) 敏  離 開 出願人  政  1)   寛 同 代理人   福  1) 信  行間 代理人  
 福  1) 武  通量 代理人   福  1) 
賢  三第2図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)地中に、上端を略々地表面に位置させて縦に筒体
    を設置すると共に筒体中を排土し、この筒体中に根深葱
    の苗を入れて定植を行い、苗が成長して葉鞘と葉身の境
    界部が筒体の略々上端部に達するまで筒体によって苗と
    回シの±の間に空間を保ち、その後この空間を土に置換
    えることを特徴とする根深葱の栽培法。 (2、特許請求の範囲(すめ栽培法において、苗と回り
    の土の空間を土に置き換えるために葉鞘と葉身の境界部
    が筒体の略々上端部に達したら筒体を地中から抜取るこ
    とを特徴とする根深葱の栽培法。 (3)地中に差込まれ、根深葱の苗を葉を上端から突出
    させて内部で生育させる筒体と、この筒体と略々同長で
    筒体の内周K[合する嵌合−コー 棒並びに嵌合棒の上端に張出して設けられ、筒体の上端
    を受止める鍔を少くとも備え、筒体を嵌合棒に置台して
    定植地の土中に筒体を押込むと同時に筒体中の土を排除
    する補助具とからなる根深葱の栽培用定植具。
JP56156124A 1981-10-02 1981-10-02 根深葱の栽培法及びその栽培用定植具 Expired JPS60962B2 (ja)

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JPS60962B2 JPS60962B2 (ja) 1985-01-11

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60207517A (ja) * 1984-03-30 1985-10-19 本州製紙株式会社 軟白野菜栽培用茎葉部被覆材,および軟白野菜栽培方法
JP2016082936A (ja) * 2014-10-28 2016-05-19 株式会社大門 ネギの栽培用具及び方法
CN107926576A (zh) * 2017-12-23 2018-04-20 安徽睿知信信息科技有限公司 一种春播大葱栽培技术

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60207517A (ja) * 1984-03-30 1985-10-19 本州製紙株式会社 軟白野菜栽培用茎葉部被覆材,および軟白野菜栽培方法
JP2016082936A (ja) * 2014-10-28 2016-05-19 株式会社大門 ネギの栽培用具及び方法
CN107926576A (zh) * 2017-12-23 2018-04-20 安徽睿知信信息科技有限公司 一种春播大葱栽培技术

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