JPS60207517A - 軟白野菜栽培用茎葉部被覆材，および軟白野菜栽培方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はイ、キ、セロリ、アスパラガス等の軟白野菜を
栽培する際の茎葉部軟白化に用いる被覆相、および該被
覆材を用いた栽培方法に関するＯ 従来技術 軟白野菜は、茎葉部の通風・照光を断って、該部分の組
織を軟らかにしたものである。

従来、野菜の成長を追って何回かにわたる干寄せ作業が
行われている。第１図は根深ネギの場合の土寄せの状況
を示す断面図の一例である。

根深ネギ１は元肥・聞出２、覆土・堆肥３、ワラ・草４
からなる畑に定植され、成長に従って、茎葉部に土寄せ
が４回にわたって行われている（＋、ＩＩ、Ｉ、■）。

土寄せ作業は根深ネギの品質をきめる上に最も重要な手
入れである。土寄せの時期と同様、土はよく砕いて均一
にし、同じ程度の深さと密度で土寄せすることが大切で
ある。従って重労働であり、経験を必要とし、かつ作業
の日程にしばられることになる。

発明の目的 本発明の目的は、上述した従来技術の問題点を解消する
ことである。

発明の構成 本発明は軟白野菜栽培用茎葉部被覆月として、破砕パル
プを用いたものである。又、栽培法は苗の少くとも両側
に支切壁を設け、その内側に」１記破砕パルプを充填す
るものである。

実Ｍｌｉ例 本発明の破砕パルプは、木材、わら、さとうきび等から
なるパルプ、故紙パルプ等で解繊機で処理され、綿状に
なっている。撥水剤としてパラフィン、脂肪酸等を絶乾
パルプ量の、−例として０．５〜１％添加したものは、
雨水又は潅水の水をはじき、水が野菜の根元へよく達し
、かつパルプ自体吸水し難いので、長期間にわたって草
葉部の破砕パルプの被覆高さが保持される。

又、肥料成分としてのチッソ分、リンサン分、カリ分等
を適量含浸させることによシ、肥料がゆっくりと野菜に
供給される。

本発明の破砕パルプは、野菜が収穫された後は土中に混
入され、耕され、腐敗し、次回の栽培の有機分となる。

上記撥水剤は少量のため土中の水分中ではパルプ腐敗の
妨げとはならない。

本発明の軟白野菜栽培方法の一例を第２図に示す。畠１
１に植えられた根深ネギ１の少くとも両側に仕切壁１２
を設け、風送されてきた破砕パルプ１３をダクト１４か
ら仕切壁１２で囲われた内側に吹き込む。第１図と同様
根深ネギ１の成長に従ってその茎葉部を被覆するように
積み重ねていく。仕切壁１２は破砕パルプが風などで散
逸することを防ぐ。又、茎葉部を適当な密度で被覆する
ことに役立つ。根深ネギ１は周囲の破砕パルプでその直
立が保たれるが、場合によっては仕切壁を使ってとめる
ことも出来る。

発明の効果 本発明の効果は次の通りである。

（１）従来の土寄せ作業が、省力化され、機械化される
。破砕パルプは綿状で風送に適する。

（２）茎葉部をソフトに均一な密度で包むため、軟白野
菜の品質の向上に役立つ。

（３）破）砕パルプは綿状で被覆高さが下らない。

特に撥水剤を加えた時、顕著である。

（４）　本発明の破砕パルプは保温性がよいので、軟白
野菜の成長に役立てることが出来る。

（５）本発明の破砕パルプは有機分として土壌改良に役
立つ。

４．４、図面の簡単な説明 第１図は従来の土寄せの状況を示す正面断面図、第２図
は本発明の軟白野菜栽培方法の一例の正面断面図である
。

１　イ艮へ！ネギ、１．１１．１１１、■・第１〜４回
の土寄せ、１２　仕切壁、１３　破砕パルプ、１４・ホ
ース。

特許出願人　本州製紙株式会社 東立産業株式会社 牙　１　図 牙２１図 手　続　補　正　書（方式） 昭和５９年７月（２？日 持８′１庁長官　殿 １、　事件の表示 昭和５９年特許願第６０９５０号 ６、補正をする者 事件との関係　特許出願人 住　所　東京都中央区銀座五丁目１２番８号４、　補正
命令の日＋１ 昭和５９年６月６日 ５、補正の対象　、−一一一−−

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １　破砕パルプからなることを特徴とする軟白野菜栽培
   用茎葉部被覆拐。 ２　破砕パルプが綿状である特許請求の範囲第１項記載
   の軟白野菜栽培用茎葉部被覆材。 ３　破砕パルプが撥水剤を含有する特許請求の範囲第１
   項記・敗の軟白野菜栽培用茎葉部被覆利。 ４　苗の少くとも両側に支切壁を設け、苗の茎葉部を被
   覆するように上記支切壁内側に破砕パルプを充填するこ
   とを特徴とする軟白野菜栽培方法。