JPH0249515A - 軟白ねぎの栽培方法およびそれに用いる器具 - Google Patents
軟白ねぎの栽培方法およびそれに用いる器具Info
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- JPH0249515A JPH0249515A JP63299204A JP29920488A JPH0249515A JP H0249515 A JPH0249515 A JP H0249515A JP 63299204 A JP63299204 A JP 63299204A JP 29920488 A JP29920488 A JP 29920488A JP H0249515 A JPH0249515 A JP H0249515A
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Landscapes
- Cultivation Of Plants (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
「産業上の利用分野]
本発明は軟白ねぎの栽培方法およびそれに用いる器具に
関する。
関する。
[従来の技術]
軟白ねぎは一般に長ねぎ、白ねぎなどとも呼ばれており
、緑色の葉と白色の茎とを有している。茎は成育中には
光を必要とし緑色を呈しているが、成育後に光を遮断し
て、茎を白くさせる。この軟白ねぎは緑色の葉と白色の
茎との区別が明確であるほど高い商品価値を有するため
、緑色と白色との明確な対比を維持しつつ、成育・栽培
時間短縮や単位面積あたり栽培本数の増加の研究がされ
ている。
、緑色の葉と白色の茎とを有している。茎は成育中には
光を必要とし緑色を呈しているが、成育後に光を遮断し
て、茎を白くさせる。この軟白ねぎは緑色の葉と白色の
茎との区別が明確であるほど高い商品価値を有するため
、緑色と白色との明確な対比を維持しつつ、成育・栽培
時間短縮や単位面積あたり栽培本数の増加の研究がされ
ている。
従来の軟白ねぎの栽培方法としては地中で茎部を栽培す
る方法が知られている。しかしながら、かかる方法では
収穫時に土を掘るための大きな労力を必要とし、作業性
がわるいという問題がある。
る方法が知られている。しかしながら、かかる方法では
収穫時に土を掘るための大きな労力を必要とし、作業性
がわるいという問題がある。
また、地上部で茎を栽培し、茎の周囲に土盛りをし、茎
の成育にあわせて土盛りの高さを高くする方法もある。
の成育にあわせて土盛りの高さを高くする方法もある。
しかしながらかかる方法では土盛りの部分が場所を占め
るために畝の間隔かたとえば80〜90 cmとなって
単位面積あたりの栽培本数が減少し、一方では土盛り頂
部での光の遮断が不充分で軟白ねぎの緑色部と白色部と
の区別が明確でなくなるという問題がある。
るために畝の間隔かたとえば80〜90 cmとなって
単位面積あたりの栽培本数が減少し、一方では土盛り頂
部での光の遮断が不充分で軟白ねぎの緑色部と白色部と
の区別が明確でなくなるという問題がある。
さらにフレームとビニル製シートとを組合せたものまた
はプラスチック段ボールなどを用いて畝の中間に畝に平
行にトンネルを形成し、該トンネルの外側すなわち軟白
ねぎの周囲に籾殻などの遮光性充填物を入れる方法も提
案されている。かかる方法では畝と畝との間隔を30〜
40cm程度までせまくして単位面積あたりの栽培本数
を増加させることができるが、籾殻などの充填は畝から
離れた位置からひしゃくなどを用いて行なわれるため作
業性がわるく、また充填が不均一になりやすいという問
題があり、また籾殻などを多量に使用するため軟白ねぎ
の収穫後の籾殻などの回収が困難であり土への混入によ
り土の汚れをまねくという問題もある。
はプラスチック段ボールなどを用いて畝の中間に畝に平
行にトンネルを形成し、該トンネルの外側すなわち軟白
ねぎの周囲に籾殻などの遮光性充填物を入れる方法も提
案されている。かかる方法では畝と畝との間隔を30〜
40cm程度までせまくして単位面積あたりの栽培本数
を増加させることができるが、籾殻などの充填は畝から
離れた位置からひしゃくなどを用いて行なわれるため作
業性がわるく、また充填が不均一になりやすいという問
題があり、また籾殻などを多量に使用するため軟白ねぎ
の収穫後の籾殻などの回収が困難であり土への混入によ
り土の汚れをまねくという問題もある。
これらの方法のほか、成育後の茎に遮光フィルムをねぎ
の左右にタレ暮秋に設置して遮光する方法も行なわれて
いるが、遮光が不充分で不鮮明な軟白ねぎになったり軟
白期間がたとえば1ケ月以上に長くなるという問題があ
る。
の左右にタレ暮秋に設置して遮光する方法も行なわれて
いるが、遮光が不充分で不鮮明な軟白ねぎになったり軟
白期間がたとえば1ケ月以上に長くなるという問題があ
る。
軟白期間が長くなると、出荷が遅れて有利な販売時期を
逸したり、ねぎがやせて固くなり品質が低下し商品価値
が下がるという問題を生ずる。
逸したり、ねぎがやせて固くなり品質が低下し商品価値
が下がるという問題を生ずる。
[発明が解決しようとする課題]
本発明は、従来の軟白ねぎの栽培技術における前記問題
点に鑑みてなされたものであり、緑色部分と白色部分と
の区分が明確な軟白ねぎを容易に栽培でき、単位面積あ
たりの栽培本数が多く、軟白期間が短かく、遮光用充填
物を使用するばあいにもその均一な充填が容易で、充填
物の投入量も少なく、軟白ねぎの収穫後には容易に遮光
用充填物を回収でき土の汚れを最小限にすることを可能
にし、さらに軟白ねぎの曲がりや倒れの発生を減少しう
る軟白ねぎの栽培方法およびそれに用いる器具を提供す
ることを目的とする。
点に鑑みてなされたものであり、緑色部分と白色部分と
の区分が明確な軟白ねぎを容易に栽培でき、単位面積あ
たりの栽培本数が多く、軟白期間が短かく、遮光用充填
物を使用するばあいにもその均一な充填が容易で、充填
物の投入量も少なく、軟白ねぎの収穫後には容易に遮光
用充填物を回収でき土の汚れを最小限にすることを可能
にし、さらに軟白ねぎの曲がりや倒れの発生を減少しう
る軟白ねぎの栽培方法およびそれに用いる器具を提供す
ることを目的とする。
[課題を解決するための手段]
本発明は遮光材を用いて、遮光白化されるべき部分に達
する光を遮光する軟白ねぎの栽培方法であって、前記遮
光白化されるべき部分の上端部周面に遮光材の一部を当
接せしめて上方からの光の遮光をより良好に行なう軟白
ねぎの栽培方法およびそれに用いる器具に関する。
する光を遮光する軟白ねぎの栽培方法であって、前記遮
光白化されるべき部分の上端部周面に遮光材の一部を当
接せしめて上方からの光の遮光をより良好に行なう軟白
ねぎの栽培方法およびそれに用いる器具に関する。
また、本発明は軟白ねぎの周囲に遮光壁を設け、該遮光
壁で囲まれた軟白ねぎの茎の周囲空間に遮光用充填物を
充填する軟白ねぎの栽培方法に関する。
壁で囲まれた軟白ねぎの茎の周囲空間に遮光用充填物を
充填する軟白ねぎの栽培方法に関する。
さらに、本発明は軟白ねぎの周囲に高さを変更できる遮
光壁を設け、茎の成育にあわせて遮光壁の高さを高くす
ることを特徴とする軟白ねぎの栽培方法およびそれに用
いる器具に関する。
光壁を設け、茎の成育にあわせて遮光壁の高さを高くす
ることを特徴とする軟白ねぎの栽培方法およびそれに用
いる器具に関する。
[作 用]
本発明の方法によれば、遮光材の一部が軟白ねぎの遮光
白化されるべき部分の上端部周面に遮光材が当接せしめ
られるので、前記上端部の遮光がほぼ完全に達成される
とともに上方からの光の侵入がほぼなくなり、緑色部分
と白色部分との区分が明確になり、かつ軟白期間が短縮
される。
白化されるべき部分の上端部周面に遮光材が当接せしめ
られるので、前記上端部の遮光がほぼ完全に達成される
とともに上方からの光の侵入がほぼなくなり、緑色部分
と白色部分との区分が明確になり、かつ軟白期間が短縮
される。
また、軟白ねぎの周囲に遮光材が設けられるため、土盛
りを必要とせず、したがって畝の間隔をたとえば30c
m程度までせまくすることができるため、単位面積あた
りの栽培本数が増加する。さらに、必要に応じて畝と畝
との中間に通路が確保できるために別途遮光用充填物補
給用などの通路を設ける必要がなく、地面が有効に利用
され栽培本数が増加する。
りを必要とせず、したがって畝の間隔をたとえば30c
m程度までせまくすることができるため、単位面積あた
りの栽培本数が増加する。さらに、必要に応じて畝と畝
との中間に通路が確保できるために別途遮光用充填物補
給用などの通路を設ける必要がなく、地面が有効に利用
され栽培本数が増加する。
また、遮光材を軟白ねぎの茎の上部に当接させるばあい
に、列状の多数の軟白ねぎをまとめて遮光する遮光材を
用いることにより、列の乱れが矯正され、それによって
個々の軟白ねぎの曲がりや倒れが矯正される。
に、列状の多数の軟白ねぎをまとめて遮光する遮光材を
用いることにより、列の乱れが矯正され、それによって
個々の軟白ねぎの曲がりや倒れが矯正される。
また、軟白ねぎの成育にあわせて遮光壁の高さを高くす
るばあいには、軟白ねぎの成育を妨げることなく効率的
に茎を白くすることができ、栽培時間が短縮される。
るばあいには、軟白ねぎの成育を妨げることなく効率的
に茎を白くすることができ、栽培時間が短縮される。
さらに、遮光壁で囲まれる空間はせまく限定されている
ので、遮光用充填物を用いるばあいいにも少量ですみ、
また前述のとおり畝と畝との中間部には通路が確保され
うるので、遮光用充填物の充填作業および回収作業が容
易に行なえる。
ので、遮光用充填物を用いるばあいいにも少量ですみ、
また前述のとおり畝と畝との中間部には通路が確保され
うるので、遮光用充填物の充填作業および回収作業が容
易に行なえる。
[実施例]
つぎに図面を参照して本発明の方法およびそれに用いる
器具をさらに詳述する。
器具をさらに詳述する。
第1図は本発明の軟白ねぎの栽培方法に用いる器具の一
例を示す斜視図である。
例を示す斜視図である。
軟白ねぎ(図示されていない)の列は略長方形の側部遮
光壁(1)によって略平行に囲まれる。
光壁(1)によって略平行に囲まれる。
また必要に応じて前記側部遮光壁(1)に加え、略長方
形の端部遮光壁を設けてもよい。
形の端部遮光壁を設けてもよい。
側部遮光壁(1)の上部の軟白ねぎに対向する面には、
鍔部(8)が形成されており、該鍔部(8)によって当
接遮光材(9)が支持されている。
鍔部(8)が形成されており、該鍔部(8)によって当
接遮光材(9)が支持されている。
軟白ねぎの列の両側に立てられた側部遮光壁(1)は支
柱(3a)によって挟まれ、支柱(3a)の下部が地中
に挿入されることによって固定される。
柱(3a)によって挟まれ、支柱(3a)の下部が地中
に挿入されることによって固定される。
さらに、上部補助部材(6)によって側部遮光壁(1)
どうしが開かないように挟んでもよい。
どうしが開かないように挟んでもよい。
前記側部遮光壁(1)の材料としては、光を遮断できる
ものであればとくに制限はなく、発泡スチレン系樹脂板
、ベニヤ板、木材、亜鉛鉄板、段ボール板、プラスチッ
ク板、プラスチック段ボールなども用いることができる
。これらのうちでは、経済的であり、保温性にすぐれ、
加工や組立てが容易であるなどの点でスチレン樹脂発泡
成形品が好ましい。なお、軟白ねぎの成育には約15〜
22℃の温度が好適であるので、前記スチレン樹脂発泡
成形品の遮光壁で囲まれた空間の保温効果が大きいこと
が好ましいのである。
ものであればとくに制限はなく、発泡スチレン系樹脂板
、ベニヤ板、木材、亜鉛鉄板、段ボール板、プラスチッ
ク板、プラスチック段ボールなども用いることができる
。これらのうちでは、経済的であり、保温性にすぐれ、
加工や組立てが容易であるなどの点でスチレン樹脂発泡
成形品が好ましい。なお、軟白ねぎの成育には約15〜
22℃の温度が好適であるので、前記スチレン樹脂発泡
成形品の遮光壁で囲まれた空間の保温効果が大きいこと
が好ましいのである。
なお、遮光壁に発泡ポリスチレン樹脂を用いるばあいに
は、顔料、染料などを混入させたり、塗料を表面に塗布
したりすることによって着色したものを用いることによ
り、より遮光性が高められるので好ましい。
は、顔料、染料などを混入させたり、塗料を表面に塗布
したりすることによって着色したものを用いることによ
り、より遮光性が高められるので好ましい。
前記側部遮光壁(1)の高さは、成育後の軟白ねぎの茎
の長さとほぼ対応させればよ<40〜45c+nの値が
選ばれることが多い。
の長さとほぼ対応させればよ<40〜45c+nの値が
選ばれることが多い。
前記当接遮光材(9)は上方からの光が茎にあたらない
ように遮断するものであり、これに用いる材料としては
、光を遮ることができ、茎の表面に沿うように弾力性を
有する材料であればよく、そのような材料としてはエチ
レン樹脂発泡体、軟質発泡ウレタン、スポンジなどがあ
げられるがコストや通気性、弾力性の点で軟質発泡ポリ
ウレタン板が好ましい。
ように遮断するものであり、これに用いる材料としては
、光を遮ることができ、茎の表面に沿うように弾力性を
有する材料であればよく、そのような材料としてはエチ
レン樹脂発泡体、軟質発泡ウレタン、スポンジなどがあ
げられるがコストや通気性、弾力性の点で軟質発泡ポリ
ウレタン板が好ましい。
前記弾力性を有する当接遮光材(9)は、たとえば第5
図に示されるような、列を形成する個々のねぎに連結し
て巻きつけられたロープ状の当接遮光材(9a)であっ
てもよい。列状のねぎの間隔は幅30mmであり、ねぎ
の直径は15〜25mm程度であるので、直径5〜15
i+m程度のローブ状のものを用いれば、はぼ完全な遮
光が行なえる。
図に示されるような、列を形成する個々のねぎに連結し
て巻きつけられたロープ状の当接遮光材(9a)であっ
てもよい。列状のねぎの間隔は幅30mmであり、ねぎ
の直径は15〜25mm程度であるので、直径5〜15
i+m程度のローブ状のものを用いれば、はぼ完全な遮
光が行なえる。
また、第6図に示すように、鍔部(8)のうえに、ウレ
タン樹脂などの発泡性樹脂などを現場発泡して当接遮光
材(9b)としてもよい。
タン樹脂などの発泡性樹脂などを現場発泡して当接遮光
材(9b)としてもよい。
かかる遮光材を用いることにより、軟白ねぎの遮光白化
されるべき部分の上端部周面には、弾力性のある当接遮
光材(9)が当接し、前記上端部周面に達する光がほぼ
完全に遮光されるとともに、上方から下方に向かう光が
遮光され、緑色部と白色部との区分が明確で軟白長の長
い軟白ねぎがえられる。
されるべき部分の上端部周面には、弾力性のある当接遮
光材(9)が当接し、前記上端部周面に達する光がほぼ
完全に遮光されるとともに、上方から下方に向かう光が
遮光され、緑色部と白色部との区分が明確で軟白長の長
い軟白ねぎがえられる。
また、列状に並んだ多数の軟白ねぎは前記遮光材によっ
て列の乱れが矯正され、それによって個々の軟白ねぎの
曲がりや倒れが矯正される。
て列の乱れが矯正され、それによって個々の軟白ねぎの
曲がりや倒れが矯正される。
なお必要に応じ、遮光壁で囲まれた部分に籾殻などの遮
光用充填物を入れてもよい。
光用充填物を入れてもよい。
第2図は本発明の軟白ねぎの栽培方法に用いる器具の別
な一例を示す斜視図である。軟白ねぎ(図示されていな
い)の列には、遮光白化されるべき部分の上端部の高さ
に、前述のごとき当接遮光材(9)が当接せしめられ、
鍔部(8)を有する」二端遮光部(1d)によって保持
されており、当接遮光材(9)を保持している上端遮光
部(1d)は上部補助部材(6)によって挾むように軟
白ねぎに取付けられている。第3図に示されるように、
上端遮光部(1d)の外面には凹部(2)が形成されて
おり、該凹部(至)と嵌合する凸部(5)を有する押さ
え部材(IC)が遮光フィルム(1e)を挟んで上端遮
光部(1d)に取付けられており、これによって遮光フ
ィルム(1e)が上端遮光部(1d)に吊設される。
な一例を示す斜視図である。軟白ねぎ(図示されていな
い)の列には、遮光白化されるべき部分の上端部の高さ
に、前述のごとき当接遮光材(9)が当接せしめられ、
鍔部(8)を有する」二端遮光部(1d)によって保持
されており、当接遮光材(9)を保持している上端遮光
部(1d)は上部補助部材(6)によって挾むように軟
白ねぎに取付けられている。第3図に示されるように、
上端遮光部(1d)の外面には凹部(2)が形成されて
おり、該凹部(至)と嵌合する凸部(5)を有する押さ
え部材(IC)が遮光フィルム(1e)を挟んで上端遮
光部(1d)に取付けられており、これによって遮光フ
ィルム(1e)が上端遮光部(1d)に吊設される。
前記上端遮光部(1d)および押さえ部材(1c)の材
料としては、前述の側部遮光壁(1)と同様の材料を用
いつる。
料としては、前述の側部遮光壁(1)と同様の材料を用
いつる。
なお、本明細書中において、遮光フィルムとは、遮光性
を有するフィルムのみならず、遮光性を有するシート、
紙、織物、不織布などをも含む意味で用られている。
を有するフィルムのみならず、遮光性を有するシート、
紙、織物、不織布などをも含む意味で用られている。
前記遮光フィルム(1e)の幅(高さ)は、吊設された
状態で地面に達する幅で充分である。なお、軟白ねぎの
列が近接して複数列並行しているばあいにおいて、列間
の通路が不要であるばあいには、1つの列の上端遮光部
(1d)に吊設された遮光フィルム(1e)の下端を隣
接する列の上端遮光部(1d)にわたしてもよい。これ
によって隣接する2列の対向する遮光フィルム(le)
の片方を省略できる。また、軟量に使用する遮光フィル
ム(1e)を省略するために、幅寸法の短い遮光フィル
ムを用意して各列の上端遮光部(1d)間を架は渡して
遮光することもできる。したがって、適当な数の列をひ
とまとめにして最外列の外側にのみ地面に届く遮光フィ
ルム(le)を使用し、内側の対向する遮光フィルムは
単に上端遮光部(1d)間のみを遮光することも適宜実
施しつる。
状態で地面に達する幅で充分である。なお、軟白ねぎの
列が近接して複数列並行しているばあいにおいて、列間
の通路が不要であるばあいには、1つの列の上端遮光部
(1d)に吊設された遮光フィルム(1e)の下端を隣
接する列の上端遮光部(1d)にわたしてもよい。これ
によって隣接する2列の対向する遮光フィルム(le)
の片方を省略できる。また、軟量に使用する遮光フィル
ム(1e)を省略するために、幅寸法の短い遮光フィル
ムを用意して各列の上端遮光部(1d)間を架は渡して
遮光することもできる。したがって、適当な数の列をひ
とまとめにして最外列の外側にのみ地面に届く遮光フィ
ルム(le)を使用し、内側の対向する遮光フィルムは
単に上端遮光部(1d)間のみを遮光することも適宜実
施しつる。
前記遮光フィルムの横方向の長さとしては、とくに限定
はなく、用いる上端遮光部(1d)の長さにあった寸法
のものを、あらかじめ上端遮光部(1d)に取付けてお
いてから、軟白ねぎを挟むように上端遮光部(1d)を
軟白ねぎに取付けてもよく、あらかじめ上端遮光部(1
d)を前述のごとく軟白ねぎに取付けてから、長尺の遮
光フィルムを上端遮光部(ld)に取付けてもよい。
はなく、用いる上端遮光部(1d)の長さにあった寸法
のものを、あらかじめ上端遮光部(1d)に取付けてお
いてから、軟白ねぎを挟むように上端遮光部(1d)を
軟白ねぎに取付けてもよく、あらかじめ上端遮光部(1
d)を前述のごとく軟白ねぎに取付けてから、長尺の遮
光フィルムを上端遮光部(ld)に取付けてもよい。
このような構成の遮光材を用いることにより、遮光材の
コストが低下し、遮光材の運搬作業および取付作業が容
易になるとともに、軟白期間中に軟白ねぎの寸法が変化
しても、当接遮光材(9)と軟白ねぎとの相対位置は変
化せず、緑色部と白色部との区分が明確になり、軟白長
が長くなる。また列状に並んだ軟白ねぎは当接する遮光
材によって列の乱れが矯正され、それによって個々の軟
白ねぎの曲がりや倒れが矯正される。
コストが低下し、遮光材の運搬作業および取付作業が容
易になるとともに、軟白期間中に軟白ねぎの寸法が変化
しても、当接遮光材(9)と軟白ねぎとの相対位置は変
化せず、緑色部と白色部との区分が明確になり、軟白長
が長くなる。また列状に並んだ軟白ねぎは当接する遮光
材によって列の乱れが矯正され、それによって個々の軟
白ねぎの曲がりや倒れが矯正される。
第4図は本発明の軟白ねぎの栽培方法に用いる器具のさ
らに別な例を示す斜視図である。
らに別な例を示す斜視図である。
第4図に示されている器具は、第2図に示されている器
具と同様に、当接遮光材(9)と、鍔部(8)を有する
上端遮光部(ld)と、該上端遮光部(1d)に押さえ
部材(IC)によって吊設された遮光フィルム(1e)
とからなっており、上部補助部材(6)によって軟白ね
ぎの列に取付けられているが、前記1端遮光部(1d)
には溝のが形成されており、溝のを通ってねぎの列方向
に張設されたピアノ線などの支持部材(至)によって遮
光材が支持されている。
具と同様に、当接遮光材(9)と、鍔部(8)を有する
上端遮光部(ld)と、該上端遮光部(1d)に押さえ
部材(IC)によって吊設された遮光フィルム(1e)
とからなっており、上部補助部材(6)によって軟白ね
ぎの列に取付けられているが、前記1端遮光部(1d)
には溝のが形成されており、溝のを通ってねぎの列方向
に張設されたピアノ線などの支持部材(至)によって遮
光材が支持されている。
前記支持部材(至)としては、張設されたピアノ線など
のほか、地面から立てられた支柱や支持金具などであっ
てもよい。
のほか、地面から立てられた支柱や支持金具などであっ
てもよい。
このような構成の遮光材を用いることによって、遮光材
コストが低下し、遮光材の運搬作業および取付作業が容
易になり、さらに、緑色部と白色部との区分が明確で軟
白長の長い軟白ねぎがえられるとともに、列状に並んだ
軟白ねぎは当接する遮光材によって列の乱れが矯正され
、それによって個々の軟白ねぎの曲がりや倒れが矯正さ
れる。
コストが低下し、遮光材の運搬作業および取付作業が容
易になり、さらに、緑色部と白色部との区分が明確で軟
白長の長い軟白ねぎがえられるとともに、列状に並んだ
軟白ねぎは当接する遮光材によって列の乱れが矯正され
、それによって個々の軟白ねぎの曲がりや倒れが矯正さ
れる。
第7図は本発明の軟白ねぎの栽培方法に用いる器具のさ
らに別な一例を示す断面図である。
らに別な一例を示す断面図である。
軟白ねぎ0Φの茎部の上部には当接遮光材(9C)が上
部補助部材(6)によって挟むように取付けられており
、前記当接遮光材(9C)には遮光フィルム(le)が
吊設されている。前記遮光材(9C)としては、軟白ね
ぎ圓の茎上部の周面に追随する柔軟性および弾力性を有
する発泡ウレタン樹脂などであってもよく、または、た
とえば円弧状の切欠が形成され前記周面に当接しやすい
ような当接面の形状を有するいかなる遮光性材料であっ
てもよい。
部補助部材(6)によって挟むように取付けられており
、前記当接遮光材(9C)には遮光フィルム(le)が
吊設されている。前記遮光材(9C)としては、軟白ね
ぎ圓の茎上部の周面に追随する柔軟性および弾力性を有
する発泡ウレタン樹脂などであってもよく、または、た
とえば円弧状の切欠が形成され前記周面に当接しやすい
ような当接面の形状を有するいかなる遮光性材料であっ
てもよい。
このような構成の器具を用いることにより、器具コスト
が削減され、器具の取付けや取外しも容易になる。
が削減され、器具の取付けや取外しも容易になる。
第8図は本発明の軟白ねぎの栽培方法に用いる器具のさ
らに別な一例を示す斜視図である。
らに別な一例を示す斜視図である。
軟白ねぎ(図示されていない)の茎上部周面には遮光フ
ィルム(1e)の上端が当接せしめられており、軟白ね
ぎおよび遮光フィルム(le)は両側から挟持部材(3
0)によって挟まれ上部補助部材(6)によって固定さ
れている。
ィルム(1e)の上端が当接せしめられており、軟白ね
ぎおよび遮光フィルム(le)は両側から挟持部材(3
0)によって挟まれ上部補助部材(6)によって固定さ
れている。
第8図においては、遮光フィルム(le)と軟白ねぎと
の当接をより充分にするために、それぞれに半円状の切
欠が形成された発泡スチレン樹脂などからなる1対の挟
持部材(30)が用いられているが、第9図には別な挟
持部材が示されている。
の当接をより充分にするために、それぞれに半円状の切
欠が形成された発泡スチレン樹脂などからなる1対の挟
持部材(30)が用いられているが、第9図には別な挟
持部材が示されている。
第9図に示される器具においては、軟白ねぎ(図示され
ていない)の茎上部周面に上端が当接せしめられる遮光
フィルム(1e)を両側から挾む挟持部材として、軟白
ねぎの周面形状に追随しうる柔軟性および弾力性を有す
る発泡ウレタン樹脂などの内側挟持部材(aob)と、
該内側挟持部材(30b)を保持する外側挟持部材(3
0a)とからなる挟持部材が用いられ、上部補助部材(
6)によって軟白ねぎに固定されている。
ていない)の茎上部周面に上端が当接せしめられる遮光
フィルム(1e)を両側から挾む挟持部材として、軟白
ねぎの周面形状に追随しうる柔軟性および弾力性を有す
る発泡ウレタン樹脂などの内側挟持部材(aob)と、
該内側挟持部材(30b)を保持する外側挟持部材(3
0a)とからなる挟持部材が用いられ、上部補助部材(
6)によって軟白ねぎに固定されている。
前記挟持部材としては、前述のもののほか、発泡ウレタ
ン樹脂などの柔軟性の高い材料のみからなるものや、そ
の他いかなる材料からなるものをも用いることができる
。
ン樹脂などの柔軟性の高い材料のみからなるものや、そ
の他いかなる材料からなるものをも用いることができる
。
これらのうちでは、前述の発泡スチレン樹脂などのよう
に軽量で適度な剛性を有する材料を、少なくとも外側挟
持部材として用いたものが、数句けが容易である点およ
び軟白ねぎの曲がり矯正効果が高い点で好ましい。
に軽量で適度な剛性を有する材料を、少なくとも外側挟
持部材として用いたものが、数句けが容易である点およ
び軟白ねぎの曲がり矯正効果が高い点で好ましい。
なお、適当な数の列をひとまとめにして、最外列の外側
にのみ地面に届く遮光フィルムを使用し、内側の対向す
る遮光フィルムは単に隣接する列のねぎの茎上部間を架
は渡すようにしてもよいことは、前述のばあいと同様で
ある。
にのみ地面に届く遮光フィルムを使用し、内側の対向す
る遮光フィルムは単に隣接する列のねぎの茎上部間を架
は渡すようにしてもよいことは、前述のばあいと同様で
ある。
第10図は本発明の軟白ねぎの栽培方法に用いる器具の
さらに別な一例を示す断面図である。
さらに別な一例を示す断面図である。
軟白ねぎ0用の周囲には側部遮光壁(1)および図示さ
れていない端部遮光壁が立てられ、内側に精穀などの遮
光用充填物00)が入れられている。側部遮光壁(1)
および端部遮光壁は、たとえば第11図に示されている
ごとき支持部材(3)、端部補助部材(5)、上部補助
部材(6)などを用いて立てられている。
れていない端部遮光壁が立てられ、内側に精穀などの遮
光用充填物00)が入れられている。側部遮光壁(1)
および端部遮光壁は、たとえば第11図に示されている
ごとき支持部材(3)、端部補助部材(5)、上部補助
部材(6)などを用いて立てられている。
このような構成を採用するばあいには、遮光壁で囲まれ
る空間がせまく限定されているので遮光用充填物が少量
ですみ、畝と畝とのあいだに通路が確保されるので、遮
光用充填物の充填作業や回収作業が容易になり、したが
って、充填された遮光用充填物上面を、所望の高さに平
坦に形成することが容易になり、軟白ねぎの茎上部の緑
色部と白色部との区分が明確になる。
る空間がせまく限定されているので遮光用充填物が少量
ですみ、畝と畝とのあいだに通路が確保されるので、遮
光用充填物の充填作業や回収作業が容易になり、したが
って、充填された遮光用充填物上面を、所望の高さに平
坦に形成することが容易になり、軟白ねぎの茎上部の緑
色部と白色部との区分が明確になる。
さらに遮光用充填物の充填時に軟白ねぎの列の乱れを矯
正することができ、矯正された状態が遮光用充填物によ
って維持されるので、軟白ねぎの発生割合を低下せしめ
ることもできる。
正することができ、矯正された状態が遮光用充填物によ
って維持されるので、軟白ねぎの発生割合を低下せしめ
ることもできる。
第11図は本発明の軟白ねぎの栽培方法に用いる器具の
さらに別な一例を示す斜視図である。
さらに別な一例を示す斜視図である。
軟白ねぎ(図示されていない)の列は略長方形の側部遮
光壁(1)によって略平行に囲まれる。また必要に応じ
て前記側部遮光壁(1)に加え、略長方形の端部遮光壁
(2)によって囲むこともできる。
光壁(1)によって略平行に囲まれる。また必要に応じ
て前記側部遮光壁(1)に加え、略長方形の端部遮光壁
(2)によって囲むこともできる。
側部遮光壁(1)は、略長方形の側部遮光壁下段(1a
)と略長方形の側部遮光壁上段(1b)とからなってお
り、これらは長辺どうしが粘着テープなどで折曲げ可能
に互いに接続されている。
)と略長方形の側部遮光壁上段(1b)とからなってお
り、これらは長辺どうしが粘着テープなどで折曲げ可能
に互いに接続されている。
側部遮光壁(1)を地面に立てる際には、あらがしめ支
持部材(3)を地面上に配置し該支持部材(3)にはめ
込むようにして側部遮光壁(1)を設置する。
持部材(3)を地面上に配置し該支持部材(3)にはめ
込むようにして側部遮光壁(1)を設置する。
(4)は側部遮光壁(1)の位置決めのために必要に応
じて用いられる側部補助部材であり、下部が地中に挿入
されて使用される。
じて用いられる側部補助部材であり、下部が地中に挿入
されて使用される。
端部遮光壁(2)は端部補助部材(5)によって支持さ
れて設置される。端部補助部材(5)は下部が地中に挿
入されて使用される。
れて設置される。端部補助部材(5)は下部が地中に挿
入されて使用される。
(6)は対向する1対の側部遮光壁上段(1b)どうし
が開かないように両側からはさむ上部補助部材である。
が開かないように両側からはさむ上部補助部材である。
前記側部遮光壁(1)および端部遮光壁(2)の材料と
しては、第1図の側部遮光壁(1)と同様の材料を用い
ることができる。
しては、第1図の側部遮光壁(1)と同様の材料を用い
ることができる。
なお、遮光壁に発泡ポリスチレン樹脂を用いるばあいに
は、顔料、染料などを混入させたり、塗料を表面に塗布
したりすることによって着色したものを用いることによ
り、より遮光性が高められることも前述のとおりである
。
は、顔料、染料などを混入させたり、塗料を表面に塗布
したりすることによって着色したものを用いることによ
り、より遮光性が高められることも前述のとおりである
。
このように、第11図においては側部遮光壁(1)は折
曲げ自在な構造を有しており、軟白ねぎの高さが低いと
きには、側部遮光壁(1)は折曲げられて低くされ、軟
白ねぎがある程度成育すると側部遮光壁(1)は立てら
れて高くされ、これによって、茎への光を遮りつつ成育
に必要な採光が確保される。
曲げ自在な構造を有しており、軟白ねぎの高さが低いと
きには、側部遮光壁(1)は折曲げられて低くされ、軟
白ねぎがある程度成育すると側部遮光壁(1)は立てら
れて高くされ、これによって、茎への光を遮りつつ成育
に必要な採光が確保される。
前記側部遮光壁(1)の高さは、側部遮光壁上段(1b
)を倒したり立てたりすることによって変更可能である
が、その最高高さおよび端部遮光壁(2)の高さとして
は、成育後の軟白ねぎの茎の長さとほぼ対応させればよ
<40〜45cmの値が選ばれることが多い。
)を倒したり立てたりすることによって変更可能である
が、その最高高さおよび端部遮光壁(2)の高さとして
は、成育後の軟白ねぎの茎の長さとほぼ対応させればよ
<40〜45cmの値が選ばれることが多い。
なお、本発明の方法に用いる側部遮光壁としては、前述
のごとき折曲げ自在な構造を有しているもののほか、後
述するように第19図および第20図に示されるごとき
継ぎ足し自在な構造を有しているものを使用することも
できる。そのばあいには、好ましくは、軟白ねぎの苗の
植付は前にあらかじめ遮光壁を立設させるベースが設置
され、軟白ねぎの栽培育成に応じて2段または数段の遮
光壁が継ぎ足されて、遮光壁の高さが高くされる。
のごとき折曲げ自在な構造を有しているもののほか、後
述するように第19図および第20図に示されるごとき
継ぎ足し自在な構造を有しているものを使用することも
できる。そのばあいには、好ましくは、軟白ねぎの苗の
植付は前にあらかじめ遮光壁を立設させるベースが設置
され、軟白ねぎの栽培育成に応じて2段または数段の遮
光壁が継ぎ足されて、遮光壁の高さが高くされる。
側部遮光壁および必要に応じて使用される端部遮光壁で
囲まれる空間の短辺の幅、すなわち畝を横切る方向の幅
は、3〜15cmが好ましい。
囲まれる空間の短辺の幅、すなわち畝を横切る方向の幅
は、3〜15cmが好ましい。
前記幅が3(7)より小さいばあいには、軟白ねぎの茎
部や葉部を傷つけたり成育を妨げることとなり、前記幅
が15cmより大きいばあいには、畝のあいだに通路を
確保しつつ畝の間隔を30〜40〔程度までせまくする
ことが困難になるので、前記幅に設定するのが好ましい
。
部や葉部を傷つけたり成育を妨げることとなり、前記幅
が15cmより大きいばあいには、畝のあいだに通路を
確保しつつ畝の間隔を30〜40〔程度までせまくする
ことが困難になるので、前記幅に設定するのが好ましい
。
このようにして構成される遮光壁を用いることにより、
畝を30〜40(2)の間隔で配列することができ、さ
らに狭めることも可能であって、各畝のあいだには通路
が確保されるために、別途通路を設ける必要がなく、単
位面積あたりの栽培本数が増加する。すなわち、従来の
畝の中間に畝に平行なトンネルを形成する方法において
はたとえば3〜4畝あたり1本の充填物補給用などの通
路が設けられるが、本発明の方法によれば前述のように
別途通路を設ける必要がないので、たとえば前記従来の
方法では9畝しか栽培できない面積に11畝栽培でき、
そのばあい栽培本数は前記従来の方法に比べて約120
%まで増加する。
畝を30〜40(2)の間隔で配列することができ、さ
らに狭めることも可能であって、各畝のあいだには通路
が確保されるために、別途通路を設ける必要がなく、単
位面積あたりの栽培本数が増加する。すなわち、従来の
畝の中間に畝に平行なトンネルを形成する方法において
はたとえば3〜4畝あたり1本の充填物補給用などの通
路が設けられるが、本発明の方法によれば前述のように
別途通路を設ける必要がないので、たとえば前記従来の
方法では9畝しか栽培できない面積に11畝栽培でき、
そのばあい栽培本数は前記従来の方法に比べて約120
%まで増加する。
また、本発明の方法によれば、各畝のあいだに通路が確
保されるために、作物のそばまで近寄って栽培に必要な
作業が行なえるという利点もある。
保されるために、作物のそばまで近寄って栽培に必要な
作業が行なえるという利点もある。
さらに、軟白ねぎの栽培にはかん水の供給が必要であり
、かん水用チューブは畝のあいだに通常配置されるが、
本発明の方法によれば畝のあいだに配置されたかん水用
チューブが露出するために、かん水の供給状態などを目
視で容易に監視することもできる。
、かん水用チューブは畝のあいだに通常配置されるが、
本発明の方法によれば畝のあいだに配置されたかん水用
チューブが露出するために、かん水の供給状態などを目
視で容易に監視することもできる。
第12図は折曲げられた側部遮光壁の一例を示す断面図
である。
である。
第12図において、支持部材(3)を利用して設置され
た1対の側部遮光壁下段(1a)の上端には、中間部補
助部材(7)が組立て形状保持のために取付けられ、さ
らに、一対の側部遮光壁下段(la)それぞれに側部遮
光壁上段(1b)が接続されて接続部において外側に折
曲げられている。1対の側部遮光壁下段(1a〉のあい
だの空間には遮光用充填物(至)が入れられている。
た1対の側部遮光壁下段(1a)の上端には、中間部補
助部材(7)が組立て形状保持のために取付けられ、さ
らに、一対の側部遮光壁下段(la)それぞれに側部遮
光壁上段(1b)が接続されて接続部において外側に折
曲げられている。1対の側部遮光壁下段(1a〉のあい
だの空間には遮光用充填物(至)が入れられている。
前記遮光用充填物00)としては、通気性を有し光を遮
断できるものであればとくに限定なく、カーボンや黒色
顔料で着色されたスチレン樹脂発泡ビーズ、オガ屑、ワ
ラや紙などの裁断品または従来より使用されている籾殻
などを用いることができる。
断できるものであればとくに限定なく、カーボンや黒色
顔料で着色されたスチレン樹脂発泡ビーズ、オガ屑、ワ
ラや紙などの裁断品または従来より使用されている籾殻
などを用いることができる。
このように遮光用充填物を用いるばあいでも、本発明の
方法によれば充填範囲が軟白ねぎの近傍の遮光壁で囲ま
れた部分に限られるため、遮光用充填物の量は少なくて
すむ。
方法によれば充填範囲が軟白ねぎの近傍の遮光壁で囲ま
れた部分に限られるため、遮光用充填物の量は少なくて
すむ。
また、各畝のあいだに通路が確保されているために、充
填作業を容易に行なうことができる。
填作業を容易に行なうことができる。
すなわち、従来の方法においては離れた位置からひしゃ
くなどで充填を行なうため充填高さを均一にするのが困
難であるが、本発明の方法によれば近くの位置から充填
が行なえるので容易に充填高さを均一にでき、そのため
に軟白ねぎの緑色部と白色部との区分が明確になって商
品価値が向上する。
くなどで充填を行なうため充填高さを均一にするのが困
難であるが、本発明の方法によれば近くの位置から充填
が行なえるので容易に充填高さを均一にでき、そのため
に軟白ねぎの緑色部と白色部との区分が明確になって商
品価値が向上する。
さらに、軟白ねぎの収穫後に遮光用充填物を回収するば
あいにも、本発明の方法によれば遮光用充填物が限られ
た範囲内に少量用いられているのみであるため、回収作
業が容易で、携帯用回収器なども使用でき、未回収のも
のが土に混入して土の汚れをまねくおそれも少ない。
あいにも、本発明の方法によれば遮光用充填物が限られ
た範囲内に少量用いられているのみであるため、回収作
業が容易で、携帯用回収器なども使用でき、未回収のも
のが土に混入して土の汚れをまねくおそれも少ない。
第12図においては、軟白ねぎ0Φの茎への光は側部遮
光壁下段(1a)および遮光用充填物(財)によって遮
断される。
光壁下段(1a)および遮光用充填物(財)によって遮
断される。
第12図では折曲げられている側部遮光壁上段(1b)
は、軟白ねぎがある程度成育すると立てられ、遮光壁の
高さが高くされる。
は、軟白ねぎがある程度成育すると立てられ、遮光壁の
高さが高くされる。
第13図は第12図の側部遮光壁が立てられた状態を示
す断面図である。
す断面図である。
一対の側部遮光壁上段(1b)はそれぞれ一対の側部遮
光壁下段(1a)の上に立てられ、その上端は上部補助
部材(6)によって開かないようにはさまれている。遮
光壁の内側には遮光用充填物(財)が用いられている。
光壁下段(1a)の上に立てられ、その上端は上部補助
部材(6)によって開かないようにはさまれている。遮
光壁の内側には遮光用充填物(財)が用いられている。
茎の上部には遮光リング旧)が設けられ、遮光用充填物
(財)の上部表面近傍から入り込んでくる光が茎に達す
ることがより充分に防がれる。
(財)の上部表面近傍から入り込んでくる光が茎に達す
ることがより充分に防がれる。
第16図は遮光リングの一例を示す斜視図である。第1
6図に示すごとく遮光リング01)は渦巻状の形状を有
しており、たとえば黒色顔料またはカーボンで着色され
た弾力性を有するエチレン系樹脂発泡成形品や軟質プラ
スチックなどからなっている。第17図は遮光リングの
別の一例を示す斜視図である。第17図に示される斜光
リング02)も渦巻状の形状を有しており、前記遮光リ
ング01)と同様の材料などからなっている。
6図に示すごとく遮光リング01)は渦巻状の形状を有
しており、たとえば黒色顔料またはカーボンで着色され
た弾力性を有するエチレン系樹脂発泡成形品や軟質プラ
スチックなどからなっている。第17図は遮光リングの
別の一例を示す斜視図である。第17図に示される斜光
リング02)も渦巻状の形状を有しており、前記遮光リ
ング01)と同様の材料などからなっている。
このような遮光リングを用いることにより、軟白ねぎの
太さにかかわらず容易に遮光リングを茎に密着させて取
付けることができ、それによって緑色部と白色部との区
分がより明確になり軟白ねぎの商品価値が向上する。
太さにかかわらず容易に遮光リングを茎に密着させて取
付けることができ、それによって緑色部と白色部との区
分がより明確になり軟白ねぎの商品価値が向上する。
軟白ねぎOΦの葉と茎の境界部近傍の遮光リングCI+
)の上方には遮光マスク03)が取付けられている。遮
光マスク031は、第18図に示されるように、プラス
チック製フィルムなどの透明材料中の少なくとも一部分
に特定図柄が不透明に印刷されたものであり、軟白ねぎ
0Φの茎の直径よりやや小さい直径で湾曲しており、弾
力性を有している。この遮光マスク(131は、軟白ね
ぎの太さにかかわらず容易に茎に取付けることができる
。遮光マスク03]の不透明に印刷された部分では光が
遮断されてその部分の茎は白くなり、透明な部分では光
が透過して茎は緑色のまま残るので、遮光マスクUを取
付けることにより、緑色と白色とで絵や字などの特定図
柄、たとえば産地名やブランド名を茎の表面に形成する
ことができ、軟白ねぎの商品価値を向上させることがで
きる。
)の上方には遮光マスク03)が取付けられている。遮
光マスク031は、第18図に示されるように、プラス
チック製フィルムなどの透明材料中の少なくとも一部分
に特定図柄が不透明に印刷されたものであり、軟白ねぎ
0Φの茎の直径よりやや小さい直径で湾曲しており、弾
力性を有している。この遮光マスク(131は、軟白ね
ぎの太さにかかわらず容易に茎に取付けることができる
。遮光マスク03]の不透明に印刷された部分では光が
遮断されてその部分の茎は白くなり、透明な部分では光
が透過して茎は緑色のまま残るので、遮光マスクUを取
付けることにより、緑色と白色とで絵や字などの特定図
柄、たとえば産地名やブランド名を茎の表面に形成する
ことができ、軟白ねぎの商品価値を向上させることがで
きる。
さらに第13図では、反射板のがひとつの遮光壁と隣接
する畝の遮光壁とに支えられる形で敷設されている。反
射板圏としては軽量で光を反射するものであればいかな
るものをも使用することができ、アルミ蒸着フィルムや
光輝面を有する鏡や金属板なども使用できるが、コスト
の点でスチレン樹脂からなる板状材の表面にアルミニウ
ム箔を貼付けたものなどが好適に用いられる。
する畝の遮光壁とに支えられる形で敷設されている。反
射板圏としては軽量で光を反射するものであればいかな
るものをも使用することができ、アルミ蒸着フィルムや
光輝面を有する鏡や金属板なども使用できるが、コスト
の点でスチレン樹脂からなる板状材の表面にアルミニウ
ム箔を貼付けたものなどが好適に用いられる。
この反射板は緑色部への光を増加させて緑色を濃くする
ために用いられる。これによって緑色部と白色部の対比
がより明確になり軟白ねぎの商品価値が向上し、とくに
前記遮光マスクOaともに用いられると図柄が明確にな
るため効果的である。
ために用いられる。これによって緑色部と白色部の対比
がより明確になり軟白ねぎの商品価値が向上し、とくに
前記遮光マスクOaともに用いられると図柄が明確にな
るため効果的である。
第14図は折曲げられた側部遮光壁の別の一例を示す断
面図である。
面図である。
第14図において、支持部材(3)を利用して設置され
た1対の側部遮光壁下段(la)の上端には、中間部補
助部材(′7)が組立て形状保持のために取付けられ、
さらに、1対の側部遮光壁下段(1a)それぞれに側部
遮光壁上段(ib)が接続されて接続部において外側に
折曲げられている。側部遮光壁下段(1a)には2対の
鍔部(8)が設けられており、鍔部(8)のあいだには
−層の当接遮光材(9)が脱着自在に取付けられている
。さらに、側部遮光壁上段(1b)の上端付近にも1対
の鍔部(8)が設けられており、鍔部(8)のあいだに
2層の当接遮光材(9)が脱着自在に取付けられている
。
た1対の側部遮光壁下段(la)の上端には、中間部補
助部材(′7)が組立て形状保持のために取付けられ、
さらに、1対の側部遮光壁下段(1a)それぞれに側部
遮光壁上段(ib)が接続されて接続部において外側に
折曲げられている。側部遮光壁下段(1a)には2対の
鍔部(8)が設けられており、鍔部(8)のあいだには
−層の当接遮光材(9)が脱着自在に取付けられている
。さらに、側部遮光壁上段(1b)の上端付近にも1対
の鍔部(8)が設けられており、鍔部(8)のあいだに
2層の当接遮光材(9)が脱着自在に取付けられている
。
前記当接遮光材(9)は上方からの光が茎にあたらない
ように遮断するものであり、これに用いる材料としては
、光を遮ることができ、茎の表面に沿うように弾力性を
有する材料であればよく、そのような材料としてはエチ
レン樹脂発泡体、軟質発泡ウレタン、スポンジなどがあ
げられるがコストや通気性、弾力性の点で軟質発泡ポリ
ウレタン板が好ましい。
ように遮断するものであり、これに用いる材料としては
、光を遮ることができ、茎の表面に沿うように弾力性を
有する材料であればよく、そのような材料としてはエチ
レン樹脂発泡体、軟質発泡ウレタン、スポンジなどがあ
げられるがコストや通気性、弾力性の点で軟質発泡ポリ
ウレタン板が好ましい。
第14図では、側部遮光壁下段(1a)の上部と中央部
とに当接遮光材(9)が取付けられているが、これらは
成育中の茎の高さに応じて使用される。
とに当接遮光材(9)が取付けられているが、これらは
成育中の茎の高さに応じて使用される。
したがって第14図に示されるように上部の当接遮光材
(9)が使用されているときは中央部の当接遮光材(9
)は取外されてもよい。逆に茎が低くて中央部の当接遮
光材(9)が使用されるばあいには、上部の当接遮光材
(9)は取外される。
(9)が使用されているときは中央部の当接遮光材(9
)は取外されてもよい。逆に茎が低くて中央部の当接遮
光材(9)が使用されるばあいには、上部の当接遮光材
(9)は取外される。
第14図では折曲げられている側部遮光壁上段(lb)
は、軟白ねぎの成育にあわせて立てられ、遮光壁の高さ
が高くされる。
は、軟白ねぎの成育にあわせて立てられ、遮光壁の高さ
が高くされる。
第15図は第14図の側部遮光壁が立てられた状態を示
す断面図である。
す断面図である。
1対の側部遮光壁」二段(1b)はそれぞれ1対の側部
遮光壁下段(1a)の上に立てられ、その上端は上部補
助部材(6)によって開かないようにはされている。ま
た側部遮光壁下段(la)の中央部および上部ならびに
側部遮光壁上段(1b)の上端付近にはそれぞれ1対の
鍔部(8)が設けられており、鍔部(8)のあいだには
当接遮光材(9)が着脱自在に取付けられている。なお
側部遮光壁上段(1b)の上端付近に取付けられた当接
遮光材(9)が2層になっているのは遮光・効果をより
充分に達成させるためであるが1層でもなんら支障はな
い。
遮光壁下段(1a)の上に立てられ、その上端は上部補
助部材(6)によって開かないようにはされている。ま
た側部遮光壁下段(la)の中央部および上部ならびに
側部遮光壁上段(1b)の上端付近にはそれぞれ1対の
鍔部(8)が設けられており、鍔部(8)のあいだには
当接遮光材(9)が着脱自在に取付けられている。なお
側部遮光壁上段(1b)の上端付近に取付けられた当接
遮光材(9)が2層になっているのは遮光・効果をより
充分に達成させるためであるが1層でもなんら支障はな
い。
なお、側部遮光壁上段(lb)が立てられて使用される
ばあいには、側部遮光壁下段(la)の当接遮光材(9
)は取外されてもよい。
ばあいには、側部遮光壁下段(la)の当接遮光材(9
)は取外されてもよい。
第19図は側部遮光壁下段の別の一例を示す断面図であ
る。
る。
第19図においては、あらかじめ地面に設置されたベー
スnのうえに、側部遮光壁下段(21a)が立設され、
その上部は中間部補助部材のによって開かないようには
さまれている。側部遮光壁下段(21a)の内部の軟白
ねぎ04)の周囲には遮光用充填物(ト)が入れられて
いる。
スnのうえに、側部遮光壁下段(21a)が立設され、
その上部は中間部補助部材のによって開かないようには
さまれている。側部遮光壁下段(21a)の内部の軟白
ねぎ04)の周囲には遮光用充填物(ト)が入れられて
いる。
側部遮光壁下段(21a)の下部端面には凸部が形成さ
れ、ベースnの上部端面に設けられた凹部と互いに嵌合
している。これら端面形状としては、互いに嵌合できる
ものであればいかなる形状をも採用しうる。
れ、ベースnの上部端面に設けられた凹部と互いに嵌合
している。これら端面形状としては、互いに嵌合できる
ものであればいかなる形状をも採用しうる。
第21図はベースの一例を示す斜視図である。
第21図において、ベースいはたとえば遮光壁と同様の
材料から作製されており、一部が地中に挿入される固定
部材□□□によって地面に設置される。
材料から作製されており、一部が地中に挿入される固定
部材□□□によって地面に設置される。
第22a図は第21図のベースの端面図、第22b図は
第21図のベースの固定部材が配置された部分の断面図
、第22c図は第21図のベースの中央部分の断面図で
あり、いずれもベースnが固定部材四を用いて地面に設
置された状態における図である。
第21図のベースの固定部材が配置された部分の断面図
、第22c図は第21図のベースの中央部分の断面図で
あり、いずれもベースnが固定部材四を用いて地面に設
置された状態における図である。
第20図は継ぎ足された側部遮光壁の一例を示す断面図
である。
である。
地面に設置されたベースnのうえに側部遮光壁下段(2
1a)が立設され、さらにそのうえに側部遮光壁上段(
21b)が軟白ねぎ04)の成育に応じて継ぎ足され、
上部補助部材Q4によって開かないように上部をはさま
れている。遮光壁(21の内部には遮光用充填物00)
が入れられ、軟白ねぎの茎の上部には前述した遮光リン
グ01)が取付けられている。また、側部遮光壁上段(
21b)の下部端面には、側部遮光壁下段(21a)の
上部端面に設けられた凹部と嵌合する凸部が形成されて
いる。
1a)が立設され、さらにそのうえに側部遮光壁上段(
21b)が軟白ねぎ04)の成育に応じて継ぎ足され、
上部補助部材Q4によって開かないように上部をはさま
れている。遮光壁(21の内部には遮光用充填物00)
が入れられ、軟白ねぎの茎の上部には前述した遮光リン
グ01)が取付けられている。また、側部遮光壁上段(
21b)の下部端面には、側部遮光壁下段(21a)の
上部端面に設けられた凹部と嵌合する凸部が形成されて
いる。
この′ような継ぎ足し自在な構造の遮光壁(2℃を用い
たばあいは、従来方法に比べてもちろんのこと、さらに
折り畳み方法に比しても植苗時から収穫時の全ての期間
にわたって、軟量の通路空間が完全に確保でき作業の支
障を全くおこさないためより好ましい。
たばあいは、従来方法に比べてもちろんのこと、さらに
折り畳み方法に比しても植苗時から収穫時の全ての期間
にわたって、軟量の通路空間が完全に確保でき作業の支
障を全くおこさないためより好ましい。
なお、側部遮光壁下段(21a)および側部遮光壁上段
(21b)には、第14図および第15図に示されるご
とき鍔部が設けられて、前述の当接遮光材とともに用い
られてもよい。そのばあい、鍔部および当接遮光材は第
15図に示される例と同様に配置され、それによって軟
白ねぎは充分に遮光される。
(21b)には、第14図および第15図に示されるご
とき鍔部が設けられて、前述の当接遮光材とともに用い
られてもよい。そのばあい、鍔部および当接遮光材は第
15図に示される例と同様に配置され、それによって軟
白ねぎは充分に遮光される。
このように、継ぎ足し自在な遮光壁も、前述の折曲げ自
在な遮光壁と同様、軟白ねぎの栽培・成育に応じて高さ
が高くされ、また必要に応じて遮光用充填物や遮光材と
ともに用いられて、単位面積あたりの栽培本数が多く作
業性の良い軟白ねぎの栽培が達成される。
在な遮光壁と同様、軟白ねぎの栽培・成育に応じて高さ
が高くされ、また必要に応じて遮光用充填物や遮光材と
ともに用いられて、単位面積あたりの栽培本数が多く作
業性の良い軟白ねぎの栽培が達成される。
第11〜15図および第20図に図示された実施例にお
いては簡単のために側部遮光壁が上下2段からなる例の
みが示されているが、側部遮光壁は3段以上であっても
よく、そのばあいにも前記実施例と同様の構成が採用し
うる。
いては簡単のために側部遮光壁が上下2段からなる例の
みが示されているが、側部遮光壁は3段以上であっても
よく、そのばあいにも前記実施例と同様の構成が採用し
うる。
つぎに本発明の軟白方法を実験例に基づいて説明する。
実施例1
播種後約90日たった苗を定植し、定植後約100日た
った段階(7月1日)で第1図に示される遮光材を設置
し約15日後に収穫した。栽植密度は列間隔が30cm
、列内の隣接するねぎの間隔か3.5cmであり、1本
植えてあった。
った段階(7月1日)で第1図に示される遮光材を設置
し約15日後に収穫した。栽植密度は列間隔が30cm
、列内の隣接するねぎの間隔か3.5cmであり、1本
植えてあった。
実施例2
遮光材として、第10図に示される遮光壁および遮光用
充填物(籾殻)を用いたほかは実施例1と同様にして軟
白ねぎを収穫した。
充填物(籾殻)を用いたほかは実施例1と同様にして軟
白ねぎを収穫した。
比較例1
軟白ねぎの両側に遮光フィルムを立設するだけで当接遮
光材を用いたり軟白ねぎ周面にフィルムを当接させたり
しない従来の軟白方法を用い、収穫時期を軟白開始後3
0日としたほかは実施例1と同様にして軟白ねぎを収穫
した。
光材を用いたり軟白ねぎ周面にフィルムを当接させたり
しない従来の軟白方法を用い、収穫時期を軟白開始後3
0日としたほかは実施例1と同様にして軟白ねぎを収穫
した。
前記それぞれのばあいにおいて収穫された軟白ねぎの直
径、軟白長、個体型、収量、曲りねぎ発生割合、不鮮明
長を第1表に示す。なお、第1表中、曲がりねぎとは、
両端部を結ぶ直線に対して中間部が2cm以上変位して
いるものをいい、不鮮明長とは、緑色部と白色部との環
境部で淡緑色を呈している部分の長さをいう。また、個
体型は全長が75cn+になるように葉部を切りそろえ
たのちのものを示し、収量は10アールあたりの収量で
あって前記と同様に葉部を切りそろえたのちのものを示
す。
径、軟白長、個体型、収量、曲りねぎ発生割合、不鮮明
長を第1表に示す。なお、第1表中、曲がりねぎとは、
両端部を結ぶ直線に対して中間部が2cm以上変位して
いるものをいい、不鮮明長とは、緑色部と白色部との環
境部で淡緑色を呈している部分の長さをいう。また、個
体型は全長が75cn+になるように葉部を切りそろえ
たのちのものを示し、収量は10アールあたりの収量で
あって前記と同様に葉部を切りそろえたのちのものを示
す。
[以下余白]
第
1表
第1表より、当接遮光材および側部遮光壁を用いた実施
例1では、平均軟白長および収量が従来法である比較例
1のものに対してはるかにすぐれていることがわかる。
例1では、平均軟白長および収量が従来法である比較例
1のものに対してはるかにすぐれていることがわかる。
さらに実施例1では曲がりねぎの発生割合が小さく、不
鮮明長(いわゆるボケ長)も短かいことがわかる。また
遮光壁と遮光用充填物を用いた実施例2でも比較例1の
ものに比較すると、平均軟白長および収量がかなりすぐ
れており、曲がりやボケの発生も少ないことがわかる。
鮮明長(いわゆるボケ長)も短かいことがわかる。また
遮光壁と遮光用充填物を用いた実施例2でも比較例1の
ものに比較すると、平均軟白長および収量がかなりすぐ
れており、曲がりやボケの発生も少ないことがわかる。
なお、肉質のやわらかさは実施例1がもっともすぐれて
いた。
いた。
[発明の効果]
本発明の方法によれば、遮光材が軟白ねぎの茎部上端周
面に当接せしめられるため、軟白長の長い軟白ねぎが短
期間の軟白によってえられ、収量も増加し、さらに、緑
色部分と白色部分との区分が明確になり、加えて曲がり
の発生も減少する。
面に当接せしめられるため、軟白長の長い軟白ねぎが短
期間の軟白によってえられ、収量も増加し、さらに、緑
色部分と白色部分との区分が明確になり、加えて曲がり
の発生も減少する。
また、高さ調節可能な側部遮光壁を用いたばあいには、
軟白ねぎの周囲に茎への光を遮りつつ成育に必要な採光
が確保される遮光壁が設けられるために、効率的に茎を
白くすることができ栽培時間が短縮される。また、遮光
壁により、8畝のあいだに通路が確保され軟白ねぎに近
寄りやすくなって栽培のための作業が容易になるととも
に、8畝のあいだに配置されるかん水用チューブが露出
するので監視が容易になり、別途通路を設ける必要がな
くなって単位面積あたりの栽培本数が増加する。
軟白ねぎの周囲に茎への光を遮りつつ成育に必要な採光
が確保される遮光壁が設けられるために、効率的に茎を
白くすることができ栽培時間が短縮される。また、遮光
壁により、8畝のあいだに通路が確保され軟白ねぎに近
寄りやすくなって栽培のための作業が容易になるととも
に、8畝のあいだに配置されるかん水用チューブが露出
するので監視が容易になり、別途通路を設ける必要がな
くなって単位面積あたりの栽培本数が増加する。
さらに、遮光壁で囲まれる空間は限定されているので、
遮光用充填物を用いるばあいにも少量ですみ、前述のと
おり近寄って作業できるために充填作業および収穫後の
回収作業が容易になり、充填高さを均一にしつるので緑
色部と白色部の区分が明瞭になり軟白ねぎの商品価値が
上昇し、未回収の遮光用充填物の土への混入によって土
の汚れをまねくおそれも減少する。
遮光用充填物を用いるばあいにも少量ですみ、前述のと
おり近寄って作業できるために充填作業および収穫後の
回収作業が容易になり、充填高さを均一にしつるので緑
色部と白色部の区分が明瞭になり軟白ねぎの商品価値が
上昇し、未回収の遮光用充填物の土への混入によって土
の汚れをまねくおそれも減少する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の方法に用いる器具の一例を示す斜視図
、第2図は本発明の方法に用いる器具の別な一例を示す
斜視図、第3図は上端遮光部の一例を示す断面図、第4
図は本発明の方法に用いる器具のさらに別な一例を示す
斜視図、第5図は当接遮光材の別な一例を示す平面図、
第6図は当接遮光材のさらに別な一例を示す断面図、第
7図は本発明の方法に用いる器具のさらに別な一例を示
す断面図、第8図は本発明の方法に用いる器具のさらに
別な一例を示す斜視図、第9図は本発明の方法に用いる
器具のさらに別な一例を示す斜視図、第1O図は本発明
の方法に用いる器具のさらに別な一例を示す断面図、第
11図は本発明の方法に用いる器具のさらに別な一例を
示す斜視図、第12図は折曲げられた側部遮光壁のさら
に別な一例を示す断面図、第13図は第12図の側部遮
光壁が立てられた状態を示す断面図、第14図は折曲げ
られた側部遮光壁の別の一例を示す断面図、第15図は
第14図の側部遮光壁が立てられた状態を示す断面図、
第16図は遮光リングの一例を示す斜視図、第17図は
遮光リングの別の一例を示す斜視図、第1Q図は遮光マ
スクの一例を示す斜視図、第19図は側部遮光壁下段の
別の一例を示す断面図、゛第20図は継ぎ足された側部
遮光壁下壁の一例を示す断面図、第21図はベースの一
例を示す斜視図、第22a図は第21図のベースの端面
図、第22b図は第21図のベースの固定部材が配置さ
れた部分の断面図、第22c図は第21図のベースの中
央部分の断面図である。 (図面の主要符号) (1)、(2v=側部遮光壁 (le) :遮光フィルム (2):端部遮光壁 (8)二鍔 部 (9)二当接遮光材 復:遮光用充填物 Ol)、02):遮光リング (13) 、遮光マスク n:ベース オ9M 710M 第11園 1:側部遮光壁 2:端部遮光壁 才12図 第13園 215図 9:当接遮光材 11:遮光リング
、第2図は本発明の方法に用いる器具の別な一例を示す
斜視図、第3図は上端遮光部の一例を示す断面図、第4
図は本発明の方法に用いる器具のさらに別な一例を示す
斜視図、第5図は当接遮光材の別な一例を示す平面図、
第6図は当接遮光材のさらに別な一例を示す断面図、第
7図は本発明の方法に用いる器具のさらに別な一例を示
す断面図、第8図は本発明の方法に用いる器具のさらに
別な一例を示す斜視図、第9図は本発明の方法に用いる
器具のさらに別な一例を示す斜視図、第1O図は本発明
の方法に用いる器具のさらに別な一例を示す断面図、第
11図は本発明の方法に用いる器具のさらに別な一例を
示す斜視図、第12図は折曲げられた側部遮光壁のさら
に別な一例を示す断面図、第13図は第12図の側部遮
光壁が立てられた状態を示す断面図、第14図は折曲げ
られた側部遮光壁の別の一例を示す断面図、第15図は
第14図の側部遮光壁が立てられた状態を示す断面図、
第16図は遮光リングの一例を示す斜視図、第17図は
遮光リングの別の一例を示す斜視図、第1Q図は遮光マ
スクの一例を示す斜視図、第19図は側部遮光壁下段の
別の一例を示す断面図、゛第20図は継ぎ足された側部
遮光壁下壁の一例を示す断面図、第21図はベースの一
例を示す斜視図、第22a図は第21図のベースの端面
図、第22b図は第21図のベースの固定部材が配置さ
れた部分の断面図、第22c図は第21図のベースの中
央部分の断面図である。 (図面の主要符号) (1)、(2v=側部遮光壁 (le) :遮光フィルム (2):端部遮光壁 (8)二鍔 部 (9)二当接遮光材 復:遮光用充填物 Ol)、02):遮光リング (13) 、遮光マスク n:ベース オ9M 710M 第11園 1:側部遮光壁 2:端部遮光壁 才12図 第13園 215図 9:当接遮光材 11:遮光リング
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 遮光材を用いて、遮光白化されるべき部分に達する
光を遮光する軟白ねぎの栽培方法であって、前記遮光白
化されるべき部分の上端部周面に遮光材の一部を当接せ
しめて上方からの光の遮光を行なう軟白ねぎの栽培方法
。 2 前記遮光材が、軟白ねぎの遮光白化されるべき部分
の上端部周面に当接する当接遮光材と、該当接遮光材の
下方を遮光する遮光材とからなる請求項1記載の方法。 3 前記下方を遮光する遮光材が、遮光性を有するフィ
ルムおよび(または)板材である請求項2記載の方法。 4 前記遮光材として、軟白ねぎの遮光白化されるべき
部分の上端部周面に当接する当接遮光材と、該当接遮光
材を保持する上端遮光部と、該上端遮光部に吊設された
遮光フィルムとからなる遮光材を用い、該当接遮光材を
介して該上端遮光部で軟白ねぎを挟持する請求項1記載
の方法。 5 前記遮光材として、軟白ねぎの遮光白化さるべき部
分の上端部周面に当接する当接遮光材と、該当接遮光材
に吊設された遮光フィルムとからなる遮光材を用い、該
当接遮光材を軟白ねぎに挟むことにより支持する請求項
1記載の方法。 6 前記遮光材が遮光フィルムからなり、該遮光フィル
ムの一部が遮光白化されるべき部分の上端部周面に当接
するように該遮光フィルムを挟持部材によって軟白ねぎ
に取付ける請求項1記載の方法。 7 軟白ねぎの周囲に遮光壁を設け、該遮光壁で囲まれ
た軟白ねぎの茎の周囲空間に遮光用充填物を充填する軟
白ねぎの栽培方法。 8 軟白ねぎの周囲に高さを変更できる遮光壁を設け茎
の成長にあわせて遮光壁の高さを高くすることを特徴と
する軟白ねぎの栽培方法。 9 前記遮光壁で囲まれた軟白ねぎの茎の周囲空間に遮
光用、充填物を充填する請求項8記載の方法。 10 前記遮光壁の内面に弾力性を有する当接遮光材を
取付け、遮光壁の上方から入る光の遮光を行なう請求項
8記載の方法。 11 前記遮光壁が軟白ねぎの畝ごとに設けられ、遮光
壁で囲まれた空間の短辺の幅が3〜15cmである請求
項8、9または10記載の方法。 12 軟白ねぎの茎の上端での遮光効果を増すために遮
光部位と露光部位との境界部に遮光リングを取付ける請
求項8、9または10記載の方法。 13 軟白ねぎの茎の上部において所望の図柄部分のみ
を白くするために透明材料の少なくとも一部に特定図柄
が不透明に印刷されてなる遮光マスクを取付ける請求項
8、9または10記載の方法。 14 軟白ねぎの緑色部分の緑化を促進するために反射
板を遮光部位と露光部位との境界部付近の高さに設置す
る請求項8、9または10記載の方法。 15 前記遮光壁が発泡スチレン系樹脂からなる請求項
7、8、9、10、11、12、13または14記載の
方法。 16 前記遮光壁が着色された発泡スチレン系樹脂から
なる請求項15記載の方法。 17 着色されたエチレン樹脂発泡成形品製の渦巻き状
の形状を有する遮光リングを使用する請求項12記載の
方法。 18 板またはフィルム表面にアルミニウム箔が接着ま
たは蒸着された反射板を使用する請求項14記載の方法
。 19 軟白ねぎの苗の植付け前にあらかじめ遮光壁を立
設させるベースを設置しておき軟白ねぎの栽培育成に応
じ2段または数段の遮光壁を継ぎ足し、遮光用充填物を
軟白ねぎの周囲に充填し遮光する軟白ねぎの栽培方法。 20 軟白ねぎの苗の植付け前にあらかじめ遮光壁を立
設させるベースを設置しておき軟白ねぎの栽培育成に応
じ2段または数段の遮光壁を継ぎ足し、遮光壁内面に遮
光材を取付けて遮光する軟白ねぎの栽培方法。 21 軟白ねぎの遮光白化されるべき部分の上端部周面
に当接される当接遮光材と、該当接遮光材と接続され下
方を遮光する遮光性を有するフィルムおよび(または)
板材とからなる請求項2記載の方法に用いる器具。 22 軟白ねぎの遮光白化されるべき部分の上端部周面
に当接される弾力性を有する当接遮光材と、該当接遮光
材を保持する上端遮光部と、該上端遮光部に吊設された
遮光フィルムとからなる請求項4記載の方法に用いる器
具。 23 軟白ねぎの遮光白化されるべき部分の上端部周面
に当接される当接遮光材と該当接遮光材に吊設された遮
光フィルムとからなる請求項5記載の方法に用いる器具
。 24 遮光フィルムと、該遮光フィルムの一部を軟白ね
ぎに当接せしめる挟持部材とからなる請求項6記載の方
法に用いる器具。 25 略長方形板状の遮光壁と遮光用充填物とからなる
請求項7記載の方法に用いる器具。 28 長辺の部分において折曲げ可能に互いに接続され
た少なくとも上下2段の発泡合成樹脂製の略長方形板に
よって構成される側部遮光壁からなる請求項8記載の方
法に用いる器具。 27 長辺の部分において折曲げ可能に互いに接続され
た少なくとも上下2段の発泡合成樹脂製の略長方形板に
よって構成される側部遮光壁と、発泡合成樹脂製の略長
方形板状の端部遮光壁とからなる請求項8記載の方法に
用いる器具。 28 長辺の部分において互いに嵌合しうる構造を有す
る少なくとも上下2段の発泡合成樹脂製の略長方形板に
よって構成される側部遮光壁からなる請求項19または
20記載の方法に用いる器具。 29 長辺の部分において互いに嵌合しうる構造を有す
る少なくとも上下2段の発泡合成樹脂製の略長方形板に
よって構成される側部遮光壁と、発泡合成樹脂製の略長
方形板状の端部遮光壁とからなる請求項19または20
記載の方法に用いる器具。 30 前記遮光壁が発泡スチレン系樹脂からなる請求項
25、26、27、28または29記載の器具。 31 前記遮光壁が着色された発泡スチレン系樹脂から
なる請求項30記載の器具。 32 長辺の部分において折曲げ可能に互いに接続され
た少なくとも上下2段の略長方形板によって構成される
側部遮光壁と、略長方形板状の端部遮光壁と、発泡スチ
レン系樹脂製の遮光用充填物とからなる請求項9記載の
方法に用いる器具。 33 長辺の部分において折曲げ可能に互いに接続され
た少なくとも上下2段の略長方形板によって構成される
側部遮光壁と、弾力性を有する当接遮光材とからなり、
側部遮光壁の組立て後に内側になる面に当接遮光材を取
付けるための鍔部が形成されてなる請求項10記載の方
法に用いる器具。 34 長辺の部分において互いに嵌合しうる構造を有す
る少なくとも上下2段の略長方形板によって構成される
側部遮光壁と、該側部遮断壁と嵌合しうるベースと、略
長方形板状の端部遮光壁と、発泡スチレン系樹脂製の遮
光用充填物とからなる請求項19記載の方法に用いる器
具。 35 長辺の部分において互いに嵌合しうる構造を有す
る少なくとも上下2段の略長方形板によって構成される
側部遮光壁と、該側部遮断壁と嵌合しうるベースと、弾
力性を有する遮光材とからなり、側部遮光壁の組立て後
に内側になる面に遮光材を取付けるための鍔部が形成さ
れてなる請求項20記載の方法に用いる器具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63299204A JPH072061B2 (ja) | 1988-05-23 | 1988-11-25 | 軟白ねぎの栽培方法およびそれに用いる器具 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63-126694 | 1988-05-23 | ||
JP12669488 | 1988-05-23 | ||
JP63299204A JPH072061B2 (ja) | 1988-05-23 | 1988-11-25 | 軟白ねぎの栽培方法およびそれに用いる器具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0249515A true JPH0249515A (ja) | 1990-02-19 |
JPH072061B2 JPH072061B2 (ja) | 1995-01-18 |
Family
ID=26462838
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63299204A Expired - Fee Related JPH072061B2 (ja) | 1988-05-23 | 1988-11-25 | 軟白ねぎの栽培方法およびそれに用いる器具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH072061B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20020006324A (ko) * | 2000-07-12 | 2002-01-19 | 이영범 | 대파 재배 방법 |
JP2013066384A (ja) * | 2011-09-20 | 2013-04-18 | Seiichi Shito | 軟白ねぎの栽培方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60207517A (ja) * | 1984-03-30 | 1985-10-19 | 本州製紙株式会社 | 軟白野菜栽培用茎葉部被覆材,および軟白野菜栽培方法 |
JPS61104053U (ja) * | 1984-12-14 | 1986-07-02 |
-
1988
- 1988-11-25 JP JP63299204A patent/JPH072061B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS60207517A (ja) * | 1984-03-30 | 1985-10-19 | 本州製紙株式会社 | 軟白野菜栽培用茎葉部被覆材,および軟白野菜栽培方法 |
JPS61104053U (ja) * | 1984-12-14 | 1986-07-02 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR20020006324A (ko) * | 2000-07-12 | 2002-01-19 | 이영범 | 대파 재배 방법 |
JP2013066384A (ja) * | 2011-09-20 | 2013-04-18 | Seiichi Shito | 軟白ねぎの栽培方法 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH072061B2 (ja) | 1995-01-18 |
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