JP2004141131A - ネギの栽培方法 - Google Patents

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JP2004141131A JP2002344648A JP2002344648A JP2004141131A JP 2004141131 A JP2004141131 A JP 2004141131A JP 2002344648 A JP2002344648 A JP 2002344648A JP 2002344648 A JP2002344648 A JP 2002344648A JP 2004141131 A JP2004141131 A JP 2004141131A
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seedlings
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Kunii Nakada
中田 邦位
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Nakata Giken KK
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Abstract

【課題】
【0001】従来の畝寄せ手法では苗をねかせて植えるため畝間隔を大きく取らなければならず、そのため、密集栽培が出来ず単位面積あたりの収量をあげられなかった。この発明は、この問題を解決し面積あたりの収量を飛躍的に上げ、また、袋型栽培や枠型栽培を可能にし、農業の軽作業化や工業化を可能にするものである。
【解決手段】
【0002】この発明は、ある程度腰のある帯状のもの、例えば薄い帯状の発泡スチロール板などに、ネギ苗を長手方向に対して直角に適当間隔に並べて固定し、これを使ってネギ苗を立てた状態で植付け、この植え列にそって土止めを施すことにより、畝間隔を詰め、蜜集栽培を可能にするものである。
【選択図】 図4

Description

【0001】この発明は、苗植え時当初から立植することにより密集栽培を可能にするネギの栽培方法に関する。
【発明の属する技術分野】
【0002】この発明は、ネギの栽培技術の分野に属する。
【従来の技術】
【0003】従来、ネギの栽培においては、苗植え当初は寝かせた状態で植えておき、成長するにつれて畝寄せして白茎部を長く成長させる栽培法方を取っている。
【発明が解決しようとする課題】
【0004】従来の畝寄せ手法では苗をねかせて植えるため畝間隔を大きく取らなければならず、そのため、密集栽培が出来ず単位面積あたりの収量をあげられなかった。この発明は、この問題を解決し面積あたりの収量を飛躍的に上げ、また、栽培チューブ型栽培や枠型栽培を可能にし、農業の軽作業化や工業化を可能にするものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】この発明は、ある程度腰のある帯状のもの、例えば薄い帯状の発泡スチロール板などに、ネギ苗を長手方向に対して直角に適当間隔に並べて固定し、これを使ってネギ苗を立てた状態で植付け、この植え列にそって土止めを施すことにより、畝間隔を詰め、蜜集栽培を可能にするものである。
【実施例 1】
【0006】つぎに、この発明の一実施例を図面について説明する。
【0007】図1、図2において、(1)は帯状板で、この帯状の板(1)の長手方向に対してほぼ直角にネギ苗(2)を所要間隔で並べ、これらが動かないように粘着テープ(3)で固定する。
【0008】上記帯状板(1)は、巾約5〜10cm、厚さ1cm程度の、発泡スチロールでよく、また、上記例では粘着テープ(2)を使用したが、糸や紐でとめてもよい。
【0009】このように、帯状板(1)に止めたネギ苗(2)を使って栽培する方法を図3、について説明する。
【0010】(4)は、プラスティックフイルムからなり直径40cm、深さ60cmほどの栽培チューブで、この栽培チューブ(4)の最下部に、特許第3272182号明細書記載の炭化焼成物(以下、連続多孔質黒色セラミック粒という)(5)を深さ10cmほど敷き詰め、その上に、帯状板(1)に止めしたネギ苗(2)を円形に配置し用土(6)をかぶせる。
【0011】栽培チューブ(4)の上部の余りは、ちょうちん状(7)に縮めておく。
【0012】必要に応じて肥料等をやり、苗(2)の成長に伴って、縮めた(7)栽培チューブ(4)を上に伸ばし、順次土たし(畝寄せに相当する)を行う。この際、栽培チューブ(4)そのものが土止めの役をなすので足した土は流れない。
【実施例 2】
【0015】つぎに、他の実施例を図4について説明する。
【0016】上記、実施例1では、苗(2)の内側に用土(6)を入れたが、用土を入れないで厚さ1cm、巾10cmほどの発泡スチロール板(8)を丸めて置くことにより苗(2)を倒さないように成育させ、成長に伴ってこれ(8)を引き上げる。
【実施例 3】
【0017】次に、さらに、他の実施例を図5ついて説明する。
【0018】畑の畝(9)の両側に沿って、土止め板(10)を配設し、その外側の要所に杭(11)を立てて土止め板(10)を支える。
【0019】この土止め板(10)間に、連続多孔質黒色セラミック粒(5)を深さ10cmほど敷き詰め、帯状板(1)に止めたネギ苗(2)を直線状に10cm間隔で複数列に配置し、その間に用土(6)を入れ、苗(2)が倒れないようして栽培する。その後苗(2)の生長に伴って、土止め板(10)を継ぎ足して用土も入れ足す(畝寄せに相当する)ものである。
【実施例 4】つぎに、さらに、他の実施例を図6について説明する。
【0020】この実施例は、発泡スチロール製の上下開放の枠(12)を使った栽培例で、枠(12)の中に、連続多孔質黒色セラミック粒(5)を深さ15cmほど敷き詰め、その上に、実施例3の畝型栽培のように苗(2)を複数列配置しその間に用土(6)をいれて栽培し、成長に伴って枠(12)を上に継ぎ足す。
【発明の作用説明】
【0021】この発明は、ネギ苗(2)を、当初より立て植えする栽培法方を提供するもので、弾性帯状板(1)にネギ苗(2)を所要の間隔をおいて並べて止め、これを、土壌に立植えするとともに、その周囲または側位に盛り土用の土止め材(4)、(10)(12)を付設し、ネギの生長過程で土止め材を上伸させるものである。
【発明の効果】
【0022】この発明は、上述のように、ネギ苗(2)を、当初より立て植えする栽培法方を提供するもので、弾性帯状板(1)にネギ苗(2)を所要の間隔をおいて並べて止め、これを、土壌に立植えするとともに、その周囲または側位に盛り土用の土止め材(4)、(10)、(12)を付設し、ネギの生長過程で土止め材を上伸、または、引き上げさせるようにしたので、畝式栽培でも1畝に複数列という蜜植栽培を可能になり、面積あたりの収量を飛躍的に上げることができ、また、栽培チューブ型栽培や枠型栽培を可能にし農業の軽作業化や工業化を可能にするものである。
【0023】また、栽培チューブ(4)や枠(12)を使った栽培も可能にし、軽作業化や工業化を可能にするものであり、営農者の高齢化対策や農業の工業化に取る農産物の安定供給を実現するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】は、立て植えようネギ苗の固定状況を説明する一部切り欠き正面図、
【図2】は、図1のA−A断面図、
【図3】は、栽培チューブ型栽培の説明用一部切欠き斜視図、
【図4】は、他の、栽培チューブ型栽培の説明用一部切欠き斜視図、
【図5】は、畝型栽培の説明用一部一部切欠き斜視図、
【図6】は、枠型栽培の説明用一部一部切欠き斜視図である。
【符号の説明】
(1)・・・ 弾性帯状板、(2)・・・ネギ苗、(4)(10)(12)・・・土止め材、

Claims (5)

  1. 弾性帯状板にネギ苗を所要の間隔をおいて並べて止め、これを、土壌に立植えするとともに、その周囲または側位に盛り土用の土止め材を付設し、ネギの生長過程で土止め材を上伸させ、または、引き上げることを特徴とするネギの栽培方法。
  2. プラスティック板を弾性帯状板として用いることを特徴とする、第1項記載のネギの栽培方法。
  3. 発泡スチロール板を弾性帯状板として用いることを特徴とする、第1項記載のネギの栽培方法。
  4. 弾性帯状板にネギ苗を所要の間隔をおいて並べて止め、これを、プラスティックフィルムチューブ内の土壌に丸めて配設することにより、プラスティックフィルムチューブ内でネギを栽培することを特徴とする、第1項記載のネギの栽培方法。
  5. 発泡スチロール枠の内壁にネギ苗を所定の間隔に並べて止め、枠内に用土を入れて栽培することを特徴とする、第1項記載のネギの栽培方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006296205A (ja) * 2005-04-15 2006-11-02 Hideyoshi Yamaguchi 野菜の栽培方法
CN102422772A (zh) * 2011-11-29 2012-04-25 四川农业大学 一种小麦-玉米套作种植方法
JP2013066384A (ja) * 2011-09-20 2013-04-18 Seiichi Shito 軟白ねぎの栽培方法
CN103907454A (zh) * 2013-01-05 2014-07-09 赵百华 一种蒜黄温室生产技术

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